〔フクシマ・毎日新聞〕 大飯原発:ストレステスト保安院妥当評価案 「福島の反省ない」 市民ら怒りあらわ /福井
おおい町の関西電力大飯原発3、4号機の安全評価(ストレステスト)を巡って18日、経済産業省原子力安全・保安院が「妥当」とする評価案を示したものの、意見聴取会が一時開けない状態になり、県や同町は情報収集に追われた。【柳楽未来、松野和生、安藤大介】
「意見聴取会が開かれていない」「大臣が緊急会見する」--。東京の情報が断片的に入るなか、おおい町役場では、報道対応の担当職員が午後5時半の終業後も引き続き待機し、電話などによる問い合わせに応じた。
意見聴取会の動向が不明ななか、担当職員はインターネットのニュースで何度も情報をチェック。コメントを求める報道陣に対して「正式に結果や内容が示されないと、判断のしようがない」と繰り返した。県原子力安全対策課の職員らも情報収集に追われた。
市民団体「森と暮らすどんぐり倶楽部(くらぶ)」代表で原発問題に取り組む松下照幸さん(63)は今回の混乱ぶりに「あれだけの被害を出した福島第1原発事故をいったいどうとらえているのか。命に関わる問題だ。再稼働に向けて拙速に『妥当』という結論を出した保安院の姿勢に、市民が怒っているということだ」と話す。
保安院の判断については「福島の事故を反省していると思えない。福島の知見を入れた新たな基準をつくるまで再稼働すべきではない」と批判した。
Posted by 大沼安史 at 05:28 午後 | Permalink

















