〔フクシマ・東京新聞〕 群馬 牛農家14カ所規制値超え 家畜飼料 県調査
県は十六日、県内九十四カ所の牛農家で干し草や牧草を発酵させたサイレージなど家畜用飼料の放射性セシウムを調べたところ、十四カ所で食用牛の飼料の暫定規制値(一キログラム当たり三〇〇ベクレル)を超えたと発表した。
この十四カ所に飼料の利用自粛を要請。すべて自家用で流通していない。
飼料を食べた牛があった可能性はあるが、県は「原乳検査や全頭検査で原乳や牛肉の安全は確認できている」としている。
調査期間は昨年十一月十四日~今月十二日。暫定規制値を超えたのは中之条町大塚で九八〇ベクレル、渋川市赤城町栄で六八〇ベクレル、藤岡市藤岡で六〇〇ベクレル、前橋市富士見町赤城山で五三〇ベクレルなど。県畜産課は「干し草やサイレージを作る過程で混じった土壌に放射性セシウムが含まれていたのでは」とみている。
利用自粛は大字ごとに要請した。希望する農家には個別で再調査する。
県は昨年四月~七月に牧草の検査を実施し、三回続けて放射性物質が暫定規制値を下回った所から利用制限を解除。その後、文部科学省が九月に発表した航空機モニタリングで、県内の地表に放射性セシウムが沈着していることが判明していた。(伊藤弘喜記者)
Posted by 大沼安史 at 03:31 午後 | Permalink

















