〔フクシマ・東京新聞〕 原発保険問題 東電1200億円供託で「違法」逃れる /内外の保険会社に見捨てられ……
→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012011302000195.html
◎ 国内外の保険会社から「事故再発必至」の烙印を押され、保険を拒否されたフクイチのこのありさま。
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福島第一原発にかけられている損害賠償保険の新たな引受先が見つからない問題で、中川正春文部科学相は十三日の閣議後会見で、東京電力から保険金と同額の千二百億円を供託するとの申請を受け、承認すると発表した。供託は保険に代わる異例の措置。東電は十五日の契約切れ直前で、福島第一が賠償への備えのない「違法状態」に陥る事態を回避できることになった。
原子力損害賠償法(原賠法)では、すべての原発は事故による損害賠償に備え、一原発当たり千二百億円の保険をかけることを義務付けている。
福島第一は発電能力を失っているが、圧力容器や格納容器など放射性物質を閉じ込める機能が大きく損傷。事故が起きるリスクは正常な原発より格段に高く、保険の必要性もむしろ高い。だが、保険を引き受けてきた損保各社でつくる「日本原子力保険プール」は、リスクが高すぎるとして契約更新を拒否。
東電は外資系損保とも交渉を進めたが、保険でカバーする事故範囲などで折り合わず交渉は難航。供託金の一部を現金以外の資産で賄う方法も探ったが、原賠法を所管する文科省が難色を示した。
このため、東電は保険金額と同額の千二百億円を供託することで原賠法の規定をクリアすることにした。同法でも認めている手法だが、前例はない。
また、避難者への賠償などに追われる東電にとっても、千二百億円の現金が手元からなくなるのは厳しい。保険なら年間の負担は数億円で、引き続き保険の引受先を探し、契約ができれば供託金を取り戻すことも模索する方針。
Posted by 大沼安史 at 02:15 午後 | Permalink

















