〔東京新聞〕 「早くみんなで住める所へ」 旧騎西高など 双葉町 最後の町民懇談会
福島県双葉町の町議会が二十五日、福島第一原発事故で役場機能ごと避難する加須市の旧騎西高校で町民懇談会を開いた。十七日から福島県内の仮設住宅などで実施してきた十二回の懇談会は全て終了し、佐々木清一議長は「多くの意見を聞くことができたのはよかった。国や県にも町民の声を届けたい」と語った。
この日は午前と午後に各一回開かれ、全町議八人が参加。同校のほか、東京都や横浜市から駆け付けた町民約百人が東京電力への賠償問題や町の復興計画について、質問や要望を行った。
同校に避難する無職谷充さん(70)は「いち早く、みんなで住める所に移りたい」と発言。「私たちの思いは国になかなか届かないが、黙っていては変わらないと思った」と胸の内を語った。
福島県内での懇談会では「町の情報が少ない」「双葉町を実感できない」という声が相次いだ。佐々木議長は「避難場所で考え方が違い、いろんな問題が山積していると感じた」と話した。
町議会は各懇談会で出た意見をまとめ、井戸川克隆町長に提出する方針。 (増田紗苗記者)
Posted by 大沼安史 at 07:46 午後 | Permalink

















