〔ハマオカ・毎日新聞〕 中部電力:4報告書、152カ所データ誤記載 浜岡原発安全性評価など
中部電力は20日、国に提出した浜岡原発の耐震安全性評価(バックチェック)報告書と東京電力福島第1原発事故を受け策定した緊急安全対策報告書の計4報告書で、評価や設計に関わるデータに計152カ所の誤記載があったと発表した。中電は安全性に影響したり、設計変更が必要になることはないとしている。
記載ミスがあったのは、浜岡原発3号機と4号機のバックチェック報告書(07年)▽5号機の同中間報告書(09年)▽津波対策に関する緊急安全対策報告書(11年)。
誤りの原因は、数値のタイプミスや、参照すべき基準を古い解説書から抜き出したり、単位を取り違えて換算したことなど。
他の電力会社の報告に誤りがあったことを受け、国が各社に点検を要請していた。
中電から説明を受けた県危機管理部の長尾一郎部長代理ら県側は、「高校生でも分かる単位の間違い」「解析能力がおろそかになってないか。しっかりしてほしい」と厳しく指摘。石原茂雄・御前崎市長も中電の水谷良亮・浜岡原子力総合事務所長に「原子力に対する市民や国民の関心が高まっている中で、起きてはならないことだ」と不快感を示した。
同市長は記者団の質問に、「一度信頼を失うと回復に時間がかかる。(ミスをした当事者に)ペナルティーを科すくらいの厳しい姿勢が必要だ」と述べ、中電の対応に注文を付けた。【平林由梨、舟津進記者】
Posted by 大沼安史 at 04:29 午後 | Permalink

















