« 〔フクシマ・NEWS〕 「福島のお母さん&山本太郎さんとドイツの旅」 グリーンピースが報告開始! | トップページ | 〔フクシマ・NEWS〕 核燃料露出まで1・5メートル 福島4号機プールの水位低下  »

2011-12-02

〔フクシマ・毎日新聞〕 経産省と東電首脳 2002年に極秘協議 「六ケ所」から撤退で一致

 → http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111202k0000m020117000c.html

 核燃サイクルを巡り、東京電力と経済産業省の双方の首脳が02年、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理事業からの撤退について極秘で協議していたことが関係者の証言などで分かった。

 トラブルの続発や2兆円超に建設費が膨らんだことを受け、東電の荒木浩会長、南直哉社長、勝俣恒久副社長と経産省の広瀬勝貞事務次官(いずれも当時)らが撤退の方向で検討することで合意し、再協議することを決めた。

 しかし3カ月後、東京電力トラブル隠しが発覚し、荒木、南両氏が引責辞任したことから実現しなかったという。

 毎日新聞は出席者の氏名や協議の時期、目的などが書かれた経産省関係者のメモを入手し、協議の関係者からの証言も得た。首脳による協議が判明したのは初めて。

 核燃サイクルを巡っては高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉を含め継続の可否が検討される見通しでサイクルのもうひとつの柱である再処理事業でも東電、経産省のトップが9年も前から「撤退を検討すべきだ」と認識していたことは、内閣府の原子力委員会が来年夏をめどに進める原子力政策の見直し作業に影響しそうだ。

 ……

 六ケ所村再処理工場の建設費は事業申請時(89年)は7600億円。

 しかし使用済み核燃料貯蔵用プールからの漏水が相次ぐなどトラブルが続発し、2兆円を超えることが確実になっていた。

 本格操業すると将来の解体費用などとしてさらに1兆円以上必要になる。

 東電など複数の電力会社幹部から「こんなの(再処理事業を)やっても大丈夫なのか」と懸念の声が上がっていたため、経産省側が協議の場を設けたという。しかし02年8月、部品のひび割れなどを隠蔽(いんぺい)した東電トラブル隠しが発覚し荒木、南両氏が辞任、再協議は実現しなかった。

 ……

 ◇六ケ所村の再処理工場
 使用済み核燃料から再利用可能なウランとプルトニウムを取り出す工場。東京電力の連結対象会社「日本原燃」(青森県六ケ所村)が建設・運営している。極秘協議があった02年当時、工場に放射性物質は流れていなかったが、04年に劣化ウランを流すウラン試験、06年に使用済み核燃料を流すアクティブ試験に移行。高レベル廃液をガラスで固める工程でトラブルが発生し08年12月以降、試験は中断している。完成予定時期は18回延期され現在は来年10月。

Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔フクシマ・毎日新聞〕 経産省と東電首脳 2002年に極秘協議 「六ケ所」から撤退で一致: