〔フクシマ・東京新聞〕 取手市が除染基本方針 空間放射線量を毎時0.23マイクロシーベルト以下に
取手市は二十七日、来年一月中旬にも取りまとめる放射性物質除染実施計画の基本方針を発表した。
除染対象や優先順位などを示したもので、汚染状況調査重点地域指定の県内二十市町村で実施計画の基本方針の発表は初めて。
基本方針によると、二〇一四年八月までに追加被ばく線量を年間一ミリシーベルト、空間放射線量を毎時〇・二三マイクロシーベルト以下にすることを目標とし、日常生活で子どもたちが利用する施設を重点に策定中の放射線量マップに基づく優先順位に従って除染する。
除染方法は、土壌が表土削り取りや入れ替え、側溝の堆積土砂は収集・撤去、公園遊具は洗浄・ふき取りなどとし、除染後の汚染土壌は処分地が決まるまで公園内などに仮置きするとしている。
敷地内に仮置きする民有地については、汚染土を入れる土のう袋を支給。
計画は市放射能対策委員会が推進し、除染作業の実施状況や除染前後の放射線量測定結果はホームページで公表する。
計画は国、県、東電の対応により随時見直すとしている。 (坂入基之記者)
Posted by 大沼安史 at 12:04 午後 | Permalink

















