〔フクシマ・東京新聞〕 粉ミルクからセシウム 混入情報2週間放置
明治(東京)の粉ミルクから放射性セシウムが検出された問題で、十一月中旬にセシウム混入の情報が三件同社に寄せられていたのに、約二週間にわたり放置し、詳しい検査に乗り出さなかったことが九日、分かった。
明治は十二月になって、市民団体の通報と共同通信の取材をきっかけに製品の詳細検査を始め、粉ミルクの明治ステップ(八百五十グラム缶)から一キログラム当たり最大三〇・八ベクレルのセシウムが検出された。
明治は「一件は匿名で、二件は『インターネットに検出情報が載っている』という連絡だった。
実際にネットを見ようとしたが情報は削除されていて確認できず、それ以上は調査の必要がないと判断した。今後はより感度を高めて対応したい」(広報部)としている。
関係者によると、食品に含まれる放射性物質を独自に調べている福島県二本松市の市民団体が十月下旬、明治ステップを測定し、一キログラム当たり二〇ベクレルのセシウムを検出した。検出の事実と、缶に記載されていた賞味期限などの情報は、匿名の人物から十一月十四日、明治のお客さま相談センターに電話で寄せられた。
情報は交流サイト「フェイスブック」などを通じて広まったとみられ、同日、相談センターには「ネットで見た」と、ほかに消費者二人から通報があった。
電話をかけてきた消費者に、相談センターは「月に一度検査しているので大丈夫だ」と説明したという。
Posted by 大沼安史 at 01:32 午後 | Permalink

















