〔フクシマ・東京新聞〕 「しっかり賠償請求を」 双葉町 東電対策の弁護団結成式
福島第一原発事故で受けた損害の完全な賠償を求めて、福島県双葉町は二十五日、加須市の騎西コミュニティセンターで「原発事故被害救済双葉町弁護団」の結成式を開いた。原発事故への対策弁護団を自治体がつくるのは、双葉町が初めて。
結成式には約百人の町民が参加。井戸川克隆町長と弁護団長を務める福島県の荒木貢弁護士、埼玉県の海老原夕美弁護士が調印書に署名した。井戸川町長は「東京電力が出してきた補償請求書には、町民の皆さんが怒りを覚えたと思う。弁護団を通じ自分が受けた損害をしっかり請求してほしい」と述べた。
弁護団は、質問に答えて記入する「やさしい原発事故損害賠償申出書」を使い、国の「原子力損害賠償紛争解決センター」に東電との和解仲介を申し立てる町民を支援。町は弁護士の着手金二万円のうち、一万円を負担する。
全国四十一都道府県に散らばった町民の相談に対応するため、弁護団は百人以上になる見通し。来年一~二月に計六回、「申出書」の記載方法の説明会を、役場機能がある避難所、加須市の旧騎西高校などで予定している。同市に避難する無職橋本善吾さん(74)は「東電の請求書は難解すぎて納得できない。弁護団に任せて請求したい」と語った。(増田紗苗記者)
Posted by 大沼安史 at 09:07 午前 | Permalink

















