〔フクシマ・東京新聞〕 双葉町議会 中学生以上にアンケート町長、復興構想策定に向け
福島第一原発事故で、加須市の旧騎西高校に役場機能ごと避難している福島県双葉町の町議会十二月定例会は二十日、一般質問が行われた。井戸川克隆町長は町の復興構想の策定に向け、中学生以上の町民を対象にアンケートを実施することを明らかにした。町幹部は「町の将来を担う子どもたちの意見を反映させたい」と説明している。(増田紗苗記者)
町によると、町側が近く示す復興構想の素案に対する意見や、地元への帰還などに対する考えなど、五項目ほどの質問について思いを書いてもらう。今月中に全国に散らばる各世帯に配布し、来年一月末までに回収する予定という。
井戸川町長は「いつ帰還できるか不透明だが、復興に向けた道筋を示すことは重要」と答弁し、アンケート結果を踏まえて復興構想を策定し、それに基づいて復興計画を立てる考えを示した。
また、井戸川町長は町の除染について「双葉地方がどれくらい汚染されているのかが分からなければ、作業に人は出せない。被ばくした際の健康補償はどうするのか。まだ議論が十分でない」と、当面は除染を見送る方針をあらためて示した。
Posted by 大沼安史 at 11:52 午前 | Permalink

















