〔フクシマ・東京新聞〕 「政府の言葉 信用できない」 収束宣言に(双葉町の)避難町民/「こんなときに宣言するなんて(被災者を)ばかにしている」(75歳の深井三郎さん)
「福島第一原発の原子炉は冷温停止状態」「事故そのものは収束した」と発表した、十六日の野田佳彦首相の会見。事故などを受け加須市の旧騎西高校に避難している福島県双葉町の町民からは、「政府の言葉は信用できない」などと怒りの声が上がった。
「まだ原子炉内には燃料が残っている。原子炉の安定と事故の収束は違う」。長年原発作業にかかわっていた深井三郎さん(75)は語気を荒らげた。将来の見通しが立たず、東京電力の賠償も進まない現状を挙げ、「こんなときに宣言するなんて(被災者を)ばかにしている」と話した。
無職田代清子さん(66)は「双葉に帰れるわけじゃない。首相は避難区域を見直すと言うが、原発が完全に止まってない状況で誰が帰るのか」と憤った。
同町のある男性(61)は「事故収束よりも、帰れない私たちはどうすればいいのかを説明してくれた方が助かる」と淡々と語った。
井戸川克隆町長は「(工程表の)ステップ2を達成し、事故現場の皆さんには地球の危機を救った大恩人として感謝したい。政府には、事故収束と同じく大きな(課題の)生活補償と社会復旧を、地元と十分協議してやっていただきたい」とのコメントを発表した。 (増田紗苗)
Posted by 大沼安史 at 10:23 午前 | Permalink
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 〔フクシマ・東京新聞〕 「政府の言葉 信用できない」 収束宣言に(双葉町の)避難町民/「こんなときに宣言するなんて(被災者を)ばかにしている」(75歳の深井三郎さん):

















