« 〔フクシマ・ビデオ〕 3号機設計者 上原春男さん 自由報道協会で記者会見 (11・17) | トップページ | 〔フクシマ・NEWS〕 宅配便汚染土 投棄場所は埼玉県吉川市の常磐道沿い 環境省大臣官房総務課長を更迭 »

2011-11-18

〔フクシマ・NEWSまとめ〕 政府・東電が新工程表 

 ◇ 毎日新聞 廃炉工程表を年内作成 政府・東電が改定 → http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111118mog00m040004000c.html

 政府と東京電力は17日、福島第1原発事故の収束に向けた工程表の改定版を発表し、1~4号機の廃炉処理を進めるための新たな工程表を年内に作成する方針などを盛り込んだ。また、1~3号機からの今月1~10日の放射性物質の放出量は最大毎時約0・6億ベクレルで、先月(毎時約1億ベクレル)より減少したと発表。年内に「冷温停止状態」の達成を目指す基本方針は維持する。

 細野豪志・原発事故担当相は会見で「原子炉のふたを開けるまでは内部の溶融燃料がどこにあるか分からないが、データ上は安定冷却できている。残り1カ月半、冷温停止達成に向けて全力を挙げる」と述べた。

 政府と東電によると、原子炉建屋からの放射性物質の放出量は、1、2号機でそれぞれ毎時0・1億ベクレル▽3号機で同0・4億ベクレル--で、建屋の損壊が激しい3号機からが最も多かった。

 全体では最大毎時約0・6億ベクレルで、事故時(3月15日、毎時約800兆ベクレル)に比べて1300万分の1に減った。原発敷地境界での最大被ばく線量は年0・1ミリシーベルトで、目標の年間1ミリシーベルトを下回ったとしている。

 放出量について、経済産業省原子力安全・保安院は10月までは「暫定値」としていたが、今回は3号機全域で実測できたため、「現時点での確定値」と結論付けた。……

 ◇ 朝日新聞 「冷温停止ほぼ達成」に疑問の声(朝日新聞) → http://www.asahi.com/national/update/1117/TKY201111170528.html

 ……ただ、「圧力容器の底部が100度以下」といった条件には疑問点が多い。冷温停止とはもともと、正常な状態の原発が安定する目安だからだ。福島第一原発では核燃料や制御棒が高温で溶け落ち、一部は格納容器に漏れている。

 保安院が10月に開いた会議でも、専門家から疑問の声が相次いだ。

 山口彰大阪大教授は、原子炉底部の「100度」にこだわりすぎるべきではないと疑問を投げかけた。溶け落ちた燃料の温度や場所はよくわかっていない。圧力容器底部に注目するのは、ほかに測る場所がなく、燃料に比較的近いとみられるからに過ぎない。

 九州大の工藤和彦特任教授は「現在の状態は『注水停止』とでも言うべきだ」と指摘。肝心の注水システムは、通常の冷却装置が壊れ、敷地内に約4キロのホースを引き回した仮設装置で何とか原子炉を冷やしているのが現状。放射性物質の放出も減ったとはいえ、格納容器や建屋の密閉機能は失われたままだ。

 ◇ NHK 東電 ステップ2の年内終了は可能 → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111117/t10014032481000.html

 ……17日、新たな内容を公表しました。それによりますと、1号機から3号機の原子炉は、温度計の誤差が最大で20度ほどあるものの、底の辺りの温度が、比較的高い2号機と3号機で、70度ほどで、誤差を含めて100度以下とみられ、冷却が着実に進んでいるとしています。

 ……細野原発事故担当大臣は、記者会見で、目標としている年内に原子炉の温度が安定して100度以下となり、放射性物質の放出を抑えるとする「冷温停止」の状態を実現し、「ステップ2」を終了できるという見通しを示しました。そのうえで細野大臣は「あらゆる事態に対応できるために、多重の対策が大事で、地震や津波のときでも原子炉を冷却ができるようにしたい。また『警戒区域』については、ステップ2の終了が大きな節目となるので、終了後の年内にも、その考え方を示したい」と述べました。

Posted by 大沼安史 at 11:08 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔フクシマ・NEWSまとめ〕 政府・東電が新工程表 :