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2011-11-02

〔フクシマ・NEWS〕 グンダーセン氏がビデオ・レポートで警告 日本の子どものシューズの靴ひもから高濃度放射能検出 福島・東京のカーフィルター とくに福島 ホット・パーティクルで信じられないくらいの汚染 

 フェアウインズ・ビデオ → http://fairewinds.com/content/scientist-marco-kaltofen-presents-data-confirming-hot-particles

  マルコ・カルトフェン氏 〔放射線化学とモニタリングの専門家 マサチューセッツ州の WorcesterのWorcester Polytechnic Institute大学( http://www.wpi.edu/ ) の教授〕の調査(研究)結果をもとに警告!

 カルトフェン教授の発表は → http://apha.confex.com/apha/139am/webprogram/Paper254015.html

 ◇ 10月31日付のグンダーセン氏の報告の公式訳(全文)は以下の通り。

 こんにちは、フェアウィンズのアーニー・ガンダ-センです。今日は2011年10月31日です。今回のビデオは、今まで皆さんにお伝えしたいとずっと思っていた科学的データを含んでいます。

 今日、首都ワシントンの朝8時半に、科学者のマルコ・カルトフェン教授が、全米公衆衛生協会の会員の医師たちに報告をされました。その報告書をフェアウィンズのサイトに載せました。この動画の横にあります。

 その原稿を要約しますと、世界中の市民の皆さん、医師、科学者、ブロガ-、農業従事者が、カルトフェン教授にサンプルを送り、同教授がフクシマの放射能を分析したものです。

 カルトフェン教授が見つけたものの中には、たとえば日本と米国の車に装着してあるエアフィルターの付着物です。米国の車のエアフィルターには、放射性物質はほとんど発見されませんが、東京の車のエアフィルターにはかなりの量が見つかっています。福島県の車に至っては、信じられないくらいの放射性物質がありました。

 ここが重要だと私が思っているのは、原子力産業はきっとなんでも放射性なのだから心配する必要はないというだろうからです。シアトルのデータを見ると、総てが放射性というわけではありません。

 それでも、日本の人たちが、原発事故の過程で、夥しい数の放射性粒子を肺や消化器に取り込んでいるのが示されています。

 もう一つ、日本に在住のフェアウィンズの視聴者の方々から、子供たちの靴を送ってもらいました。カルトフェン教授のデータは、子供の靴ひものセシウム汚染はとんでもなく高く、80ベクレルも検出された事を明確に示しています。

 これは一体何を意味するのかというと、子供たちが靴ひもを結ぶとき、手に放射性物質が付着し、消化管から吸引されてしまうという事です。

 地面に放射性物質があれば、遊び場の土埃から子供たちの肺に吸い込まれてしまいます。エアフィルターと子供の靴ひもの二つの事柄は、十年後、二十年後に癌に変異するような重篤な健康被害が、日本で起こるであろう事を明示しています。

 カルトフェン教授は、日本だけに注目したわけではありません。彼は観測所をアメリカでも立ち上げました。この4月、アメリカの観測所3箇所うち2箇所で、大気中にホットパーティクルを観測しました。それ以降は、ホットパーティクルはありませんでした。

 しかし、4月、明らかに事故が最悪だったとき、ホットパーティクルは風に乗って太平洋を渡り、少なくともシアトルとボストンで堆積したのです。また、太平洋に面する山脈であるカスケードの地面が、放射能により汚染されている事を示すデータもあります。

 ですから、私たちには二つ問題があると思います。

 日本では、個人の健康問題です。何を意味するかと言うと、東京・東日本、特に福島県で、癌が統計的に意味をなす程の増加を起こして行くのに十分量の放射性物質を、個々の人々が吸引した事です。

 アメリカでは、話が違ってきます。それは公共の健康問題で、個人的な問題ではありません。何を意味するかと言うと、私たちは、誰がフクシマの影響で癌になったかを決して特定できないであろうという事です。

 しかし、放射能は間違いなくアメリカ大陸まで来ており、ロッキー山脈が壁になりほとんどの放射性物質が土壌に堆積した特に西海岸で、癌が増加するであろうことは確かです。

 この報告書は全米公衆衛生協会に提出されました。そして、ここで公共の健康問題です。私たちは、逃げることも隠れることもできません。放射性物質は西海岸全体に降り飛散し、そして、他の米国全土にも拡散したのです。

 日本では、別の問題があります。

 日本人は、放射能汚染が発見されたら必死で追跡する必要があります。汚染は、エアフィルターや子供の靴により明らかです。いま現在、日本の土壌と大気中の放射線量を減らすためには、ホットスポットをやみくもに追う努力でなく、国家の連携した努力が必要となります。

 この報告書が示す最後の案件は、計画的避難区域を10マイル(16km)とするのが間違いであるという事です。明らかに、被害は東京まで広がっています。私たちは緊急時避難計画と退避について、原子力規制委員会NRCがアメリカで採用している10マイル(16km)、そしてフクシマ事故で日本が採用した12マイル(20km)の距離を超える区域に、見直す必要があります。

 フクシマ原発事故が最頂点であった時、原子力規制委員会NRCが【米国人はフクシマ原発から50マイル(80km)圏外への避難が必要です。】と表明したことを皆さんは思い出されるでしょう。ええ、もし、これが在日米国人に必要であるならば、同じ基準が米国に住む米国人にも必要なはずです。

 カルトフェン教授の報告書にあるデータは、市民の皆さん、農業従事者、科学者、ブロガ-から寄せられたものです。個人の方々の尽力であり、政府のものではありません。もし、私たちが今回の情報を得るため政府に頼っていたとしたら、決して得ることは出来なかったと思います。
つまり、私たちが協力を認め合い、インターネットを通じ、すべての情報を科学者たちの利用の為に提供出来た事、公開の手段で合理的な判定に至ることが出来たことは、私たちすべてにとっては、価値ある業績なのです。

 この11月、私たちは、科学的な分析及び学識的なビデオを続ける為に、皆さんの支援をお願いしたく存じます。
 
 フェアウインズのサイトには、緑色のDONATE(寄付)ボタンがあり、もし皆さんが寄付によるご支援をお考え頂けたら、大変ありがたく存じます。

 どうもありがとうございました。また情報を提供したく存じます。

Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 |

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