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2011-11-25

〔木下黄太さん・ブログ〕 ストロンチウムが首都圏にあることも、政府は隠蔽しようとしていると僕は思います。酷いです。

 → http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/d743ccb33b73e390f4b7e991f3399e2e

 ストロンチウムの民間検査会社の検査に、国があやをつけています。Sr89の半減期は五十日ですから、半減期が少なくとも四回程度繰り返している状態です。

 検査した土壌によって、Sr89が検出されないことも、そんなにおかしくはありません。

 そもそもその検査が適正にされているのかどうかも、考えなければなりません。

 今回は、ストロンチウムの検査用の、大手メーカによるフィルタを文部科学省が使えないかのごとく言い出しているのに近い話で、このフィルタを使う検査を認めない宣伝だなというふうにみえます。

 他の検査方法では、ストロンチウムの単体の液体が比較として必要になると思います。こうした非密封線源は、使用許可が必要になり、事実上どういうふうに使うかを、国がチェックするということになります。

 つまり、現実の検査を、国が管理して行い、国以外の検査を認めさせないようにする動きです。

 先日書いたとおり、α線核種の検査についても、いろんな圧力が公的機関にかかっていることも考え併せると、政府が政府として、放射能被害を隠蔽しようとしていることを、あからさまにおこなおうとしていることに他ならないと僕は思います。

 通常、セシウムが一定量出ている場所に、ストロンチウムが出ているのは普通の話です。

 こうしたことも、隠蔽をおこなおうとする、今の日本政府は、さらに一段とレベルが下がったという認識です。要注意です。

   結局、政府の意向にしか従えない、研究機関、メディアも、その独立性が皆無ということを、一般の皆様方も、きちんと認めるべきです。

 国家がおかしなことをしているときに「おかしい」ということを言えない人々は、その職業の根幹的な原理に従えない人々です。研究者とか、ジャーナリストとかいう枠組みの中にない人間たちです。

 戦前のように、発言すれば、即座に死を覚悟しなければならない状況ならまだしも、そこまでの状況にないにもかかわらず、政府よりの主張を繰り返して、放射能被害について、本質的な発言を避ける、専門研究者やジャーナリスト、メディアの人間たちは、もはや職分を忘れた人間、否、サル同然です。

Posted by 大沼安史 at 10:07 午後 |

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