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2011-11-25

〔フクシマ・警告〕 「大規模な水蒸気爆発(Massive Hydrovolcanic Explosion)」 あるいは「核爆弾型爆発(Nuclear Bomb-Type Explosion)」の恐れ ワシントン・ブログが指摘 (フクイチの破局的悲劇に第2幕はあるのか? 日本政府に説明責任)

 → http://www.washingtonsblog.com/2011/11/fukushima-china-syndrome-is-inevitable-huge-steam-explosions-massive-hydrovolcanic-explosion-or-a-nuclear-bomb-type-explosion-may-occur.html

 米国の定評あるブログ、「ワシントン・ブログ (Washington's Blog)」は22日、フクイチで、「巨大な蒸気爆発(Huge Steam Explosions)」「大規模な水蒸気爆発(Massive Hydrovolcanic Explosion)」 、もしくは「核爆弾型爆発(Nuclear Bomb-Type Explosion)」が起こりうる、と警告を発した。

 「チャイナ・シンドローム(メルトスルー)」が避けられない以上、新たな破局的な爆発は起こりうると言わざるを得ないという論旨。

 原発設計者、上原春男氏の佐賀大学元学長の17日の自由報道協会でに記者会見発言(→ http://news.livedoor.com/article/detail/6041353/)も引用している。

 ライブドア・ニュースによると――

 会見で、ジャーナリストの田中龍作氏が、「チャイナシンドローム(炉心で溶融した高温の核燃料が、圧力容器と格納容器を貫通し漏れ出て、さらに地下土壌に潜りこむこと)の過程に入っていると思うか?」と見解を求めると、上原氏は「今までの時間的な経過から、実はそうならざるを得ないと思っている」と答えた。

 また、上原氏は「もしも、地下水脈まで(核)燃料棒が到達しているとなると、かなり恐ろしいことがいくつか起きる」と警告した上で、地下水脈自体が放射能に汚染されることで、土壌汚染や海洋汚染など、深刻な放射能汚染が広範囲に及ぶ可能性を指摘。地下水脈が高温の核燃料で熱せられ続けた場合、大規模な水蒸気爆発が起きるのではないか、との懸念を示した。その上で、関係当局に対して「早く真実を教えてほしい」と訴えた。

 ワシントン・ブログが「大規模な水蒸気爆発」がある得ると指摘しているのは、上原氏のこの発言によるが、これを懸念しているのは、もちろん上原氏に限らない。

 ところで、「巨大な蒸気爆発」という表現で、水蒸気爆発の可能性を指摘しているのは、ワシントン・ブログによると、英国の核専門家のイアン・フェアリー氏(英政府の内部被曝リクス検証委員会の元科学委員長)。
 ヘレン・コルディコット女史との対談で、以下のように語っている。→ http://ifyoulovethisplanet.org/?p=5153

 もし(溶融核燃料が)地下に突き抜けると、そこには大量の水がある。それが水と接触すれば ただちに蒸気を発し、巨大な蒸気爆発が続くことになるだろう。
 And if it ever hits ground, well… there’s a lot of water sloshing around there, if molten fuel gets into that water it will immediately flash to steam and you will have huge steam explosions going on.

 フェアリー氏はまた、女史に対し、「核爆弾型の爆発の可能性を排除しない(I’m not ruling out a nuclear bomb-type explosion.)」とも言明している。

 東電と日本政府は、この重大な問題提起に答えなければならない。

 政府・東電はどんな事態を想定しているのか?

 その場合の避難対策はできているのか?

 日本の権力者は、ヒロシマの悲劇が起きたあと、それが原爆によるものだと知っていながら、動かず、みすみすナガサキの悲劇を招いた重大な前科がある。

 フクイチの悲劇の第二幕が想定されるなら、国民に情報を開示して説明責任を果たし、国民の命を守るのを最大の義務とする政府としして対策を示す必要がある。

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 |

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