〔フクシマ・田中龍作ジャーナル〕 「住民は東電に騙されるんじゃないか、と思ってる」 原子力損害賠償紛争審査会(上)
東電福島第一原発事故をめぐる損害賠償の枠組みを決める「原子力紛争審査会」の15回目の会合が20日、開かれた。
東電の廣瀬直己常務取締役が賠償の現状を説明した。「仮払いについては1,335億円の振込が済んでいる」「仮払いは中間指針に沿って網羅的に行っている」「被害に遭った方は漏れなく請求できるように書類を用意した」…誇らしげで淀みない。史上最悪の原発事故を引き起こした電力会社とは、まるで無関係の人物のような口調だ。
廣瀬常務はやたらと「中間指針に沿って」を強調した。それもそのはずだ。中間指針は、賠償金額が格段に膨らむ自主避難者への賠償を含んでいないのである。
廣瀬常務の説明どおりだったら、被災住民からの夥しい苦情は何なのだろうか。……
Posted by 大沼安史 at 01:28 午後 | Permalink

















