〔フクシマ・NEWS〕 東海第2、明暗分けた独自防水壁 全電源喪失防いでいた
中国新聞 → http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201110240054.html
日本原子力発電が東海第2原発の津波対策として自主判断で進めていた防水壁建設工事により、重大事故が瀬戸際で回避されたことが23日分かった。経緯を調べた政府の東京電力福島第1原発事故の調査・検証委員会は、東海第2で工事が実施されていなければ「全電源喪失で福島第1と同様の事態になっていた」(調査委関係者)として日本原電が講じた津波対策を詳しく分析している。
日本原電は想定を5・7メートルに変更し、09年7月、非常用ディーゼル発電機を冷却する海水ポンプを津波から守る防水壁について、新たな壁を建設するなどして高さ4・9メートルから6・1メートルにする工事に着手した。
工事は昨年9月ほぼ完了。ただケーブル類を通す穴などを完全にふさぐ作業は今年5月ごろまで続く予定だった。
3月11日の津波は5・3~5・4メートルで、旧想定水位を超えたが、新想定より30~40センチ低かった。福島第1と同様に外部電源は喪失した。完成目前の防水壁は浸水し、3台の海水ポンプの1台が水没し使用不能になったが、残る2台のポンプで冷却して非常用ディーゼル発電機を動かし、原子炉の冷温停止に持ち込んだ。……
Posted by 大沼安史 at 08:30 午前 | Permalink

















