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2011-10-21

〔フクシマ・NEWS〕 福島県議会が全原発「廃炉」請願採択、知事「真剣に受け止める」

 ☆ 河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111021t61003.htm

 福島県議会は9月定例会最終日の20日、東京電力福島第1原発1~6号機(大熊町、双葉町)、第2原発1~4号機(富岡町、楢葉町)の全10基の廃炉を求める請願を採択した。原発の廃炉を要請する請願採択は全国初とみられる。

 出席議員53人のうち5人が退席。最大会派の自民党(26人)、民主党や社民党などでつくる第2会派の県民連合(19人)など議長を除く出席議員47人全員が賛成した。
 請願は新日本婦人の会県本部(福島市)が提出した。県が復興ビジョンの基本理念に「脱原発」を盛り込んだのを受け、全原発の廃炉を求めた。
 第1原発1~4号機は廃炉が決まっている。同5、6号機と第2原発は自動停止中で、再稼働するかどうかは未定。
 退席したのは渡辺義信(自民・西白河)、渡部譲(県民連合・会津若松)、坂本栄司(同・双葉)、小沢隆(改進の会・河沼)、望木昌彦(無所属・福島)の各議員。
 請願には県も「原発に対する信頼が根底から崩れた今、県としては原子力に依存しない社会づくりを進める」と同調する意見を付していた。
 佐藤雄平知事は「第1、第2原発の再稼働はあり得ないと言ってきた。県議会の請願採択は重く、真剣に受け止めたい」と述べた。
 第2原発が立地する富岡町の遠藤勝也町長は「現状での運転再開は百パーセントあり得ず、原発に依存しないエネルギー政策が進められるのは当然」と語った。
 東京電力広報部は「県議会の採択は重く受け止める。第1原発5、6号機と第2原発の取り扱いは詳細な調査を進めて検討する」とコメントした。

 ◇ 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111020-OYT1T01080.htm?from=y10

 ……県議選(11月10日告示)を間近に控えており、同党(自民党)県議の間からは、「再び継続審議にすれば選挙に苦しむ。勝つためには賛成したほうが賢明だ」との声もあった。

 ◇ NHK → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111020/t10013402201000.html

 福島県議会は20日、福島県内にある東京電力の原子力発電所10基すべての廃炉を求める請願を賛成多数で採択しました。原発が立地する道や県の議会が、原発の廃炉を求める請願を採択するのは全国で初めてです。……

 ◇ 日経 → http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E2E2E09D8DE0E2E3E2E0E2E3E39797E0E2E2E2;at=ALL

 福島県議会は20日、東京電力福島第1、第2原子力発電所にある全10基の原発について、廃炉を求める請願を賛成多数で採択した。請願に法的な拘束力はないものの、政府は原発の運転再開について立地自治体の意向を踏まえて判断するとしている。県議会の「脱原発」の意思表示を受け、東日本大震災で運転を停止した福島第1、第2原発の再稼働は一層困難になった。

 ◇ 朝日 → http://www.asahi.com/national/update/1021/TKY201110200730.html

 ……請願は、共産党系の団体「新日本婦人の会福島県本部」が6月に提出。当初は「県内には様々な意見があり、さらに議論を続ける必要がある」などとして、自民などは継続審査とする方針だった。

 19日の企画環境委員会の採決では、民主、社民、共産の議員が採択に賛成。不採択とした自民、公明の議員と同数になり、委員長判断で不採択を決めた。

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 |

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