〔梶村太一郎さん・ベルリン報告〕 ドイツ公共放送 フクシマの下請け労働者の実情を報道: シュピーゲル誌「正力松太郎のスパイ名はPodam」
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ドイツの公共放送第二テレビZDFがフクシマの原発下請け労働者の苛酷な状況を報道しました。10月4日の「フロンタール21」という批判的報道番組のなかで、フクシマ第一の3名の下請け労働者が匿名でインタヴューに応じ、東電が日当をひとりにつき10万円支出しているのに孫請けでは1万円足らずの賃金になり、非常に高い放射線量の現場で命懸けで働いていることを証言しています。
また「報道関係者に労働現場について話すことを禁止する」とある雇用契約書も放映しています。内部被曝の専門家である松井英介医師の証言もあります。
もうひとつシュピーゲル誌が別冊の歴史シリーズで「日本特集」を先週発刊しましたが、この中で 「悪い爆弾、良いアトム」と題して、日本のヒロシマからフクシマにいたる歴史をかなり詳しく描写しています。
面白いのは日本の最近の外交文書研究を引用して、戦犯であった読売新聞のオナーの正力松太郎がCIAの手先となり、彼のスパイ名がPodamであったことまで紹介しています。さらにその正力の手先としての中曽根康弘の「活躍ぶり」も詳しく述べ、いかにして政治家と専門家がぐるになった原子力村の宣伝により世論が「原発安全神話という人生の嘘」を信じ込んだかをまとめています。
こんなことまでシュピーゲル誌に書かれたら、読売の記者は恥ずかしくてヨーロッパだけでなく海外では仕事がしずらいことでしょうね。
戦犯がCIAの手先となり総理大臣にまでなった国ですから、不思議でもなんでもないのですが、恥ずかしいことです。
Posted by 大沼安史 at 04:57 午後 | Permalink

















