« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011-09-30

〔フクシマ・NEWS〕 飯舘村・浪江町 「プルトニウム汚染」を(よくやく)確認! SPEEDI隠し&20mSv「見殺し&強制被曝」の文科省

 時事通信 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110930-00000119-jij-soci

 ◇ 参考 「おしどり」さん → http://www.magazine9.jp/oshidori/110811/

 ……その論文の解析結果は恐ろしいものでした。
 要点だけ書きます。
 ネプツニウム239という物質が飯舘村で福島原発の正門と同程度検出された、というもの。ネプツニウム239、あまり聞いたことないでしょう? これはプルトニウム239の親核種となるのだそうです。 ……

 ウラン239→ネプツニウム239→プルトニウム239
 とβ崩壊していくのです。

Posted by 大沼安史 at 08:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電、「ゾンビー」としての未来に直面

  米ビジネス・ウイークは30日、「東電、損害賠償膨らむ中で、‘ゾンビー’としての未来に直面(Tepco Faces ‘Zombie' Future as Fukushima Damage Claims Mount)」との見出しで、東京発のブルームバーグ特電を報じた。
 → http://news.businessweek.com/article.asp?documentKey=1376-LS9L3X6KLVR601-53P2UE46D8M3EL5IMDNM24R8IL

 それによると、「バンカメ(Bank of America)」はすでに3月時点で、東電は11兆円もの賠償に迫られる、との試算を発表していたという。

 (大沼) 日本のマスコミよ、東電が巨額広告費を出せる力は先細っているのだから、もうそろそろ、「ポチ」ぶりは止めにしたまえ!

Posted by 大沼安史 at 07:30 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 沖合30~640キロの汚染 人体に「直ちに脅威とはならない」

 同じく前記、ニューヨーク・タイムズ(電子版)の記事によると、「フクシマ」による太平洋の放射能汚染は沖合20~400マイル(32~640キロ)の近海において、人体に直ちに脅威となるほどの汚染はみらないことが、同研のケン・ベセラー研究員の調査で明らかになった。

 The good news is that researchers found the entire region 20 to 400 miles offshore had radiation levels too low to be an immediate threat to humans.

 → http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-some-surprises-at-sea/

Posted by 大沼安史 at 07:17 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 汚染地下水 太平洋に流入

 同じく前記、ニューヨーク・タイムズ(電子版)の記事によると、「フクシマ」による太平洋の放射能汚染は(ウッズ・ホール海洋研が調査を行った)7月の終わりになっても、最大1万ベクレル/立方メートルと、減少に向かっていないことが、同研のケン・ベセラー研究員の調査で明らかになった。

 仮説としては、地下水が汚染され、太平洋をなお汚染していることが考えられるという。
 → http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-some-surprises-at-sea/

 But there was also an unpleasant surprise. “Rather than leveling off toward zero, it remained elevated in late July,’’ he said, up to about 10,000 becquerel per cubic meter. ‘‘That suggests the release problem has not been solved yet.”

 The working hypothesis is that contaminated sediments and groundwater near the coast are continuing to contaminate the seas, he said.

Posted by 大沼安史 at 07:12 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「海洋ホットスポット」 浮上!!

 同じく前記、ニューヨーク・タイムズ(電子版)の記事によると、太平洋における放射性セシウムの最高度の濃縮がフクシマの沿岸ではなく、より離れた海域で見つかったことが、「ウッズ・ホール海洋研究所」のケン・ベセラー研究員の調査で明らかになった。→ http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-some-surprises-at-sea/

 The study also found that the highest cesium values were not necessarily from the samples collected closest to Fukushima, he said, because eddies in the ocean currents keep the material from being diluted in some spots farther offshore.
 
 これは太平洋における「海のホットスポット」の存在を裏付けるものだ。

Posted by 大沼安史 at 07:05 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 史上空前の海洋汚染に!

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)が28日、報じたところによると、チェルノブリ事故による黒海の汚染が最大約1000ベクレル/立方メートルだったのに対し、「フクシマ」による太平洋沿岸の汚染は10万ベクレル/立方メートルに達していることが、米国の「ウッズ・ホール海洋研究所」のケン・ベセラー研究員の調査で明らかになった。→ http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-some-surprises-at-sea/

  Ken Buesseler, a scientist at the Woods Hole Oceanographic Institution, who in 1986 studied the effects of the Chernobyl disaster on the Black Sea, said the Fukushima disaster appeared to be by far the largest accidental release of radioactive material into the sea.

  Chernobyl-induced radiation in the Black Sea peaked in 1986 at about 1,000 becquerels per cubic meter, he said in an interview at his office in Woods Hole, Mass. By contrast, the radiation level off the coast near the Fukushima Daiichi plant peaked at more than 100,000 becquerels per cubic meter in early April.

 ベセラー研究員はタイムズ紙に対してこうも語った。
 「私たちは億ベクレルという数字も見ています。私たちは史上最大の放射能の海洋放出であると分かったわけです。しかし、私たちは実際、どれだけのものが放出されているか、依然として分かっていないのです」

 “When we saw the numbers — hundreds of millions of becquerels — we knew this was the largest delivery of radiation into the ocean ever seen,’’ he said. ‘‘We still don’t know how much was released.’’

Posted by 大沼安史 at 06:59 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 脱原発デモ  「逮捕」に柄谷行人氏ら抗議の共同声明を発表

 毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/science/news/20110930k0000m040106000c.html

 ……9月11日に東京・新宿であった脱原発のデモ行進で、公務執行妨害容疑などで参加者12人が警視庁に逮捕されたことを受け、評論家の柄谷行人さんらが29日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し「デモへの抑圧に抗議する」と訴えた。

 柄谷さんは、慶応大の小熊英二教授、一橋大の鵜飼哲教授らとともに「原発の全面的廃炉を要求する声が国民の中からわき起こっている。民衆の意思表示の手段であるデモの権利を擁護する」との共同声明を発表。

 作家の雨宮処凛さんは「20~30代の初めて参加した人が圧倒的に多く、今まで動かなかった層がどっと動いたことを警察は恐れたのではないか」と指摘。来週にも日弁連に12人の人権救済を求める方針を明らかにした。……

Posted by 大沼安史 at 01:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本「政府」の「ヨウ素剤服用不指示問題をWSJ紙が全世界拡散報道(英文)

 → http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204010604576596321581004368.html?KEYWORDS=Fukushima

 見出しは「日本政府の役人たちが地震後、放射能防護ピルの配布に失敗(Japan Officials Failed to Hand Out Radiation Pills in Quake's Aftermath .)」

 この邦訳記事は → http://jp.wsj.com/Japan/node_316375

 そこに、ウォールストリート・ジャーナル紙の調査結果が以下のように記されている。

 ……福島第1原発から30キロ余りの距離にある川内村の村役場の井出寿一総務課長は、「そんなものを飲まなければいけないなんて、殆んど誰も知らなかった。16日に役場に届いたときには、もうみんな避難した後だった」と語った。

 井出課長は、川内村の3000人の住民用の安定ヨウ素剤の入った箱はいまだに、住民が後にした村役場にあると話す。

 福島原発周辺の町にはこうした薬剤の備えがあり、双葉町と富岡町の2つの町は、政府の指示を待たずに住民にこうした薬剤を配布した。また、福島原発からやや離れたいわき市三春町も独自の判断で住民に錠剤を配布した。いわき市の住民は政府の指示を待つよう言い渡されたが、三春町の住民は渡された錠剤を服用し、その後、県から回収するよう注意を受けたという。

 以下は英文記事についた、ヨード剤地図。

 「赤丸・白抜き」は住民への分配・服用が行われた自治体を示す。
 「黒丸・赤抜き」は分配はされたが服用は行われなかった自治体。
 「黒丸」は住民への分配自体が行われなかった自治体。

Woah183_jpills_ns_20110928183311

Posted by 大沼安史 at 01:13 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 日本政府 「ヨウ素剤服用」 「不指示」問題 原子力安全委員会が「服用」を意見具申の‘証拠’の手書きメモをHPで開示

 → http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/bousin/bousin2011_03/shijian.pdf

 原子力災害対策本部長名の現地への指示文書の内容について、意見を求められた原子力安全委員会は、原案文書に手書きで、意見具申を書き込み、(首相官邸の)同本部あて返答した。

 「書き込み」は以下の通り。

 「除染、及び安定ヨウ素剤服用 なお、ヨウ素剤の服用について、小児に対しては防災マニュアルを参考の上、ヨードシロップを服用させること。また、40歳以上のヒトについては本人が希望する場合に限って安定ヨウ素剤を服用させること」

 この安全委の意見具申は政府の原子力災害対策本部によって‘無視’され、現地に指示されることはなかった。

 ◇ この問題に関しては、ウォールストリート・ジャーナル(日本版)が29日付けで、詳細に報じている。

 → http://jp.wsj.com/Japan/node_316375

 ……原発の安全性に関する国内の一部の専門家らは錠剤の即座の服用を勧めたが、政府は3月11日の事故から5日目まで錠剤の配布、服用を命じなかったことが今回の関係文書で明らかになった。 ……

Posted by 大沼安史 at 12:41 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 9・28 参院予算委 藤村官房長官 答弁 こどもたちの内部被曝 ホールボディーカウンター調査の「担当大臣は福島県」

 → http://www.youtube.com/watch?v=_lRB_3a-Dl8
 (44分過ぎ)

 自民党、森まさこ議員の質問に対して。

 この答弁は「訂正」して済ますことはできない。

 それにしても「担当」もハッキリしていない、ドジョウナノダ内閣のふざけた醜態ぶりよ。

 それから森まさこ議員に対しても一言。

 原発を推進し、「フクシマ」を引き起こしたのは、あなたの所属する自民党であることをお忘れなく!

Posted by 大沼安史 at 12:02 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・東京新聞〕 「東海第2」 廃炉を 取手市議会が意見書可決

 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110929/CK2011092902000061.html

 取手市議会は九月定例会最終日の二十八日、「東海第二原発の廃炉を求める意見書」を賛成多数で可決した。

Posted by 大沼安史 at 10:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 スイス:原発稼働、2034年までに停止へ 上院承認

 → http://mainichi.jp/select/today/news/20110929k0000e030010000c.html

 スイスの全州議会(上院)は28日、国内にある原発5基の稼働を2034年までに段階的に停止し、更新を禁止する政府方針を承認した。国民議会(下院)は6月に承認済みだが、条文が一部修正されたため、法案は国民議会での再可決を経て成立する。

 スイスでは北部ベツナウ、ライプシュタット、ゴスゲンと西部ミュールベルグに計5基の原発が稼働中で、原発が電力供給の4割を占める。政府は福島第1原発事故後、既存原発を更新しない方針を打ち出した。…………

Posted by 大沼安史 at 10:11 午前 | | トラックバック (0)

〔小出裕章さん・コメント〕「国と東京電力が汚染の全体像を示さないという作戦に打って出ている」
 非公式まとめ → http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/09/30/tanemaki-sep2-2/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed
 文字起こし → http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65766617.html

 ◇ 29日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」で。

 …… 今現在、国と東京電力が汚染の全体像を示さないという作戦に打って出ているのですね。

 えー、ある暫定基準値というものを決めて、それよりきめたもの……それより超えたものはとにかく市場に出さないから、安全だと。で、暫定基準値を下回ってるものは、そもそも安全なのだから、もう何の調査も必要ないし、そのまま出回らせてしまうという、そういう作戦にでているのであって。

 子供も大人ももう等しく同じ汚染度のものを、無作為に食べさせられてしまうとい状態になっている、わけです。私はそれは正しくないと思いますので、出来る限り汚染度をきっちり測定して汚染の少ないものから多いものまで、出来る限り正確に表示をまずさせるということが必要だと思います ……

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | | トラックバック (0)

〔「東海アマ管理人」氏・ツイッター警報〕 昨夜、千葉市内の友人からR-DAN警報が鳴ったと連絡。今朝も枕元で0.18と高い。普段は0.1程度。関東東北はセシウムが舞ってる可能性が強いので必ずマスクと帽子を被って出かけて。乳幼児妊婦は厳戒を! 3時間前

 → http://twitter.com/#!/tokaiama

Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 玄海プルサーマル 農家なりすまし発言 全文

 佐賀県庁 プルサーマル公開討論会議事録 → http://saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/gijiroku-7.html

 【会場参加者?】

 玄海町から来ました○○です。今日ですね、公開討論会があるということで、参加証をいただいて、どういったことを質問しようか、自分なりに考えて来ました。

 私も今回のプルサーマルの計画の発表以降、様々な講演会に参加したり、玄海町の行政放送を見たりしているんですけど、MOX燃料の採用に関して、はっきり言って現在のところまだ十分理解できていません。と言いますのは、先ほどの話の中にもあったように、現在使用されているウラン燃料ですか、それをMOX燃料に替えるということですけども、これは扱いによっては、先ほどのお話のように危険であることには変わりはないと思っているわけです。しかしながら、危ない、危ないと言われて、玄海の1号機が運転を開始して30年近く経ちますけども、私の家の方で作っている米とか野菜が放射能の影響で売れなくなったとか、そういうこともございませんし、私の友達も原発の方で働いていますけれど、それが放射能の影響で具合が悪くなったとか、そういう話も一向に聞いたことがありません。

 というのは、やはり、国とか県とか、実際に運転している九電が、危ないなら危ないなりに一生懸命放射線管理とか、監視をしているからだというふうに私は思っております。

 今、導入に難色を示されている方の分、私のイメージとしては、私が子供にテーブルに置いた包丁をこれ危ないから触っちゃダメだよと言っているようなイメージを受けるんですね。だから、それは親がちゃんと管理して台所になおせば何も子供がケガすることはないわけで、危ないことは判ります。

 それで通常の運転時に、要は私たちの生活にどういうふうに影響が出るのか。玄海町の作物が食えなくなるのか、そういったところをちょっとご質問したいと思うのですが。

Posted by 大沼安史 at 09:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 九州電力と佐賀県庁が「プルーサマル」 死の灰仕込み 必殺茶番劇   九電社員、「農家」になりすまして「発言」

  読売新聞 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110930-00000165-yom-soci

 2005年12月25日、プルサーマル問題で、佐賀県主催の公開討論会が開かれた。

 県と九電が事前に進行を打ち合わせ、九電社員が農家になりすまして発言した。

 「危ない、危ないと言われて、玄海1号機が運転を開始して30年近くたつが、私の家で作っている米とか野菜が放射能の影響で売れなくなったことはない」

 (大沼) ガンバレ! 読売社会部・地方部の記者諸君!

   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

   ☆ 「さよなら原発 1000万人」 ネット署名!
   → http://www.greenaction-japan.org/modules/japanese/index.php?id=29

Posted by 大沼安史 at 09:20 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-28

〔フクシマ・小出裕章さん・コメント〕 「国が黒塗り」……東電が初めて、ではなかった! 

 → http://hiroakikoide.wordpress.com/

 9月27日、毎日放送「たね蒔きジャーナル」で。
 
 (水野「衆議院の科学技術イノベーション推進特別委員会が東電に提出を求めました、えー、福島第一原子力発電所の事故の時の運転操作の手順書、これを提出するように求めたら、その大部分が黒塗りであったと」

 小出「はい(笑)」
  ……
 (水野「長年こうした電力会社の、文書なども見てらしたであろう、データでも見てらしたであろう、小出先生からご覧になると、これはどう見えるんですか?」)

 小出「えー、原子力に関してはいつものことです」
  ……

 小出「昔からです」

   「えー、国が黒塗りにしたこともあります」

   「はい。私は1973年から始まった四国電力の伊方原子力発電所の設置許可取り消し訴訟というのに関わったことがあります」

   「それは、あの、国を相手のまあ内閣総理大臣を相手の訴訟ですけれども。えーそれで国側にたびたび書類の堤出を、裁判所への提出を求めましたけれども。まずは拒否をされてしまうと。それで、出てくる時には、みんな黒塗りという
   「そういう事がずうっと続きました……」

   「分かりません。サイエンスのデーターですから、別に明らかにして、私は困らないと思ったのですが、企業機密だという理由で、国が裁判所への堤出を拒否しました。」

   (水野「へえー。裁判所は、何やってんだってなりますよね?」)

 小出「堤出命令を出したのですけれども。それでも従いませんでした。」

   「そうすると国側の証拠が結局無いわけですから、結局私たち住民側が勝訴するはずだったのですけれども。えー判決は国側の勝訴でした(苦笑)」

   「ええまあ、裁判等のはお互いに証拠を出しあって、証拠に基づいてどちらが妥当性があるかということを判断するというのが多分原則だと思いますけれども。えー私が関わった伊方の裁判においては国側が立証を放棄したのです。それでも国側が勝ちました。」

 (大沼) なんとも、すさまじい、原子力マフィア国家=日本!
      日の丸のを 核燃料の炭で、黒く塗りこめていた「死の灰テロリスト」たち!
      それにしても日本の裁判所って何なんだ!

      とんでも放置国家!

      いまこそ 緑の日の丸」を掲げよう! 

Posted by 大沼安史 at 11:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 広瀬隆さん 「首都圏の放射能と汚染食品の恐怖」:「内部被曝で特に重大な影響をおよぼすストロンチウムとプルトニウムが、ガス化して大量に放出」

 週刊朝日 9月23日号 → http://www.wa-dan.com/article/2011/09/post-163.php

 これまで多くの人は、カウンターで放射能の高さを測って自衛してきたが、これらの数値は、空間線量である。それはヨウ素やセシウムのような放射性物質が出す、遠方まで到達するガンマ線を測定した値である。しかし、お待ちなさい。汚染食品の問題は、体内被曝によって起こるのだ。

 茨城県つくば市の気象研究所では、物質が気体になる温度(沸点)4265℃のテクネチウムと、沸点4639℃のモリブデンが検出されているのである。

 したがって3月に福島の原子炉でメルトダウンした核燃料の温度は、2000℃をはるかに超えて、3000℃から4000℃にもなっていたと考えられる。沸点は、ヨウ素が184℃、セシウムが671℃、ストロンチウムが1382℃なので、これらの危険な放射性物質は、ほとんどすべてが気化する温度をはるかに超えていたのだ。プルトニウムでさえ、沸点はモリブデンより1400℃以上も低い3228℃である。そうなると、当然、内部被曝で特に重大な影響をおよぼすストロンチウムとプルトニウムが、ガス化して大量に放出されたと、私は考えている。

 これらストロンチウムが出すベータ線と、プルトニウムが出すアルファ線は、ガイガーカウンターでは、まったく検出できない。日本の各地の、土壌および食品の汚染を知る場合に最も重要な指標は、したがって空間線量より、どれほどの放射性物質が福島原発から放出され、それがどこに、どれほど降り積もったかという沈着量なのである。

(大沼) 広瀬さんのこの指摘(警告)は英訳され、世界に拡散中だ。→ http://enenews.com/fukushima-meltdowns-caused-plutonium-be-evaporated-spread-around-gas?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 Takashi: Plutonium evaporated and spread around as gas after Fukushima meltdowns

Posted by 大沼安史 at 10:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 配管水素充満問題 現場ツイッター報告 英訳され世界に拡散

 Fukushima Diary → http://fukushima-diary.com/2011/09/breaking-news-high-level-of-radiation-is-making-hydrogen-from-h2o/

It’s probably that high radiation is producing hydrogen out of H2O.

  どうも (燃料被覆管のジルカロイの反応ではなくて) 水蒸気が高線量を浴びると水素が発生するみたい。

Posted by 大沼安史 at 10:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 電気事故で運転停止の老朽原発 米パリサデス原発 ベントで放射性蒸気 環境に放出

 → http://michiganmessenger.com/52729/electrical-problems-trigger-radioactive-steam-release-at-palisades

 米ミシガン州ミシガン湖畔にあるパリサデス原発で25日、ブレーカーが落ちたことで運転が自動停止する事故が起きたが、その際、放射性の蒸気がベントで環境に放出されていたことが、現地からの報道でわかった。

 パリサデス原発では今月16日冷却水が漏れる事故があり、5日前の20日に運転が再開されたばかり、だった。
 → http://www.canadianbusiness.com/article/47439--another-shutdown-at-palisades-nuclear-power-plant

 同原発は、サウスヘイブンの8キロ南、グランラピッズの南西55マイル(88キロ)に位置する。

 加圧水型。798MGW。1971年運転開始の老朽原発。2031年までの運転延長が認められている。

 パリサデス原発 Wiki → http://en.wikipedia.org/wiki/Palisades_Nuclear_Generating_Station

4hizbsardqtshrdlqwhiuzl72ejkfbmt4t8

Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 中国の日本産食品の輸入 事実上の「不許可」続く

 日経新聞によると、中国は日本産の食品に対して、4月から東北地方など一部地域からの輸入を禁止。それらの地域以外の食品についても放射能検査済み証明書の効力を認めず、輸入を事実上許可していない。現在、輸入再開の動きは一部の水産物や見本市出展用などにとどまっている――という。
 → http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819890E0E5E2E09E8DE0E5E2EBE0E2E3E39E91E2E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4EA

Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・東京新聞・NEWS〕 事故調 透明性に疑問 聴取内容 1件も明かさず

 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011092802000023.html

 「オープンになっていることが、一番大事なところ」。東京電力福島第一原発の事故原因を究明する事故調査・検証委員会。委員長の畑村洋太郎東大名誉教授は当初こう話し、透明性を強調していたが、二十七日の会合は一転して非公開となった。……

 委員で作家の柳田邦男氏は「目標は真実の解明。委員の責任はメディアの十倍重く(非公開を)批判されても仕方ないという決意だ」と開き直った。……

Posted by 大沼安史 at 09:38 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 あんまりなノダ…首相 歳費返上に消極的

 日刊スポーツ → http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20110928-841713.html

 野田佳彦首相(54)は27日の衆院予算委員会で、前任者の菅直人前首相が行っていた首相歳費の返上に、現段階では消極的な姿勢を示した。また、東日本大震災の復旧、復興財源として、半年間で国会議員1人当たり300万円を削減してきた議員歳費減額特例法が今月で期限を迎えるが、継続も明言しなかった。増税路線まっしぐらの野田首相自らが身を切る覚悟を示さない中で、国民には臨時増税による負担増が迫っている。これはひどいノダ!

 野田首相の歳費返上問題は、みんなの党の江田憲司議員が取り上げた。今月16日、首相が就任後の日割り分だが、初の給与を手にしたと指摘し、「満額支給と聞いている。どういうことか」とただした。福島件第1原発事故を防げなかった責任が政府にもあるとして、菅前首相が6月から退任までの3カ月、議員歳費をのぞく首相歳費などを返上したこととの違いを明かすよう求めた。

 野田首相は、……首相歳費の返納には触れなかった。

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原子力委員会の有識者会議が再開 「政策大綱」改定へ 

 同委への国民からの意見 「98%が原発廃止求める」
 毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110927dde007010062000c.html

 この日は、原子力委が行った原子力政策に対する意見募集の結果が報告された。東日本大震災以降に寄せられた約1万件の意見のうち、98%が原発の廃止を求め、「推進もしくは現状維持」は1・5%だけだったという。

 ☆ 東京新聞(共同) → http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011092701000273.html

  国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は27日、今後の原子力開発の基本方針を示す「原子力政策大綱」の見直しを議論する策定会議を半年ぶりに開いた。東京電力福島第1原発事故後、原子力委に国民から寄せられた原発に関する意見のうち98%を「脱原発」が占めたと報告された。

 ★ NHKの「報道」には、上記の「脱原発」への国民の意見表明が見当たらない → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110927/t10015879971000.html

 国の原子力政策の基本方針となる「原子力政策大綱」について、原子力委員会が27日から見直し作業を再開しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故で、原発の新規建設が極めて困難になるなか、原発の利用計画の見直しにどこまで踏み込むかが今後の焦点になります。

 ……はじめに近藤駿介委員長が、福島第一原発の事故について陳謝したうえで、「原子力委員会としてどうすべきか悩んだが、使命を果たすために議論を再開することにした」と述べました。このあとの議論で、委員からは「原子力発電所の廃止を基本的なスタンスに位置づけ、代替エネルギーへの転換を進めていくべきだ」といった脱原発の意見や、「事故の原因究明が終わらないうちに、その教訓を盛り込まず長期的な政策を決めるのは拙速ではないか」などといった意見が出されました。

 ――「原発の利用計画の見直しにどこまで踏み込むかが今後の焦点」だと? 見直しにどこまで踏み込む?……
   原子力ムラの番犬よ、もう、あっち行け! 

 ☆ 福井新聞の報道は → http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/30689.html

 国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は27日、今後の原子力開発の基本方針を示す「原子力政策大綱」の見直しを議論する策定会議を半年ぶりに開いた。東京電力福島第1原発事故を受け「脱原発件に向け議論を最初からやり直すべきだ」「高速増殖炉開発の見直しが必要」と、原発推進政策の見直しを求める意見が多く出た。
 ……

 会議では、東電や政府が事故や住民避難、損害賠償の状況を説明。その後の議論で「中断前の会議では『原発にはいくつもの安全対策が講じられている』として推進の方向性が示されていた。事故を踏まえ議論は最初からやり直すべきだ」「(現大綱が掲げている)核燃料サイクルや高速増殖炉開発の見直しが必要では」との意見が出た。

 また「政府の事故調査・検証委員会の結果が出た後に議論を再開するべきだ」「新大綱を1年でまとめることは可能なのか。それが望ましいのか」と、会議の在り方に疑問を呈する声もあった。

 ◎ 首都圏は東京新聞、全国紙は毎日をとろう! NHKとの受信契約を解除しよう!

Posted by 大沼安史 at 09:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本政府と東電による「原発風評」で「土湯温泉」がピンチ 5軒が廃業

 河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110926t65005.htm

Posted by 大沼安史 at 09:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 宮城県の村井知事 「国から何もない」 県南の高濃度汚染を放置

 河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t11028.htm

 26日の宮城県議会。村井知事は「国からは連絡がなく、動向が不透明」と説明。「国の責任で健康調査を実施してもらいたいと要望しているが、県には今のところ何もない」と答弁した。

 村井知事が示した見解について、政府の復興対策本部は「県が必要だと判断すれば、すぐにも動くことができるのだが…」(郡和子宮城現地対策本部長)といぶかる。郡氏は取材に対し、「比較的線量が高いところでは国として内部被ばくのサンプル調査ができる」と強調。2200億円に上る予備費の一部が使えるとの認識を示した。

Posted by 大沼安史 at 08:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 奈良の小学3年生 瀧本駿君(8)が手作り新聞で、「お墓にひなんします」と書き遺して自殺した南相馬の93歳の農家のおばあさんのことを取り上げ 遺族「ばあちゃんの思いが届いた」

 → http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110927dde041040030000c.html

 南相馬市で6月、原発事故に苦しむ93歳の女性が「お墓にひなんします」と書き残して自ら命を絶ったことを、奈良県天理市の私立天理小3年、瀧本駿君(8)が、自由研究の手作り新聞で取り上げた。
 ……
 送られてきた手作り新聞のコピーを見て、南相馬市の女性の長男(72)は「よくできている」と感心。妻(71)は「ばあちゃんの思いが届いたね」とうなずいた。

 駿君は「未来の安心のために科学者になってがんばる」と言っている。

Posted by 大沼安史 at 08:48 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 安全庁の発足を待たずに原発再稼働の強行も 枝野幸男経産相が国会で答弁

 産経(ヤフー) → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000144-san-bus_all

 27日の衆院予算委で。

 社民党の阿部知子氏が「現体制では安全性を保てない」と安全庁発足後に再稼働を判断するよう求めたのに対し、枝野氏は「原子力安全・保安院は来年4月の組織改編を待たず、信頼される組織になるべく努力している。国民の信頼を早く得られれば、少なくとも(再稼働への)ハードルは越えられる」と述べた。

 野田佳彦首相は米紙のインタビューに対し、来年夏までの再稼働を目指す考えを示しているが、枝野氏はより早期の再稼働の可能性に踏み込んだ。

 (大沼) 東電に墨を塗られているような保安院を(そして何より、「フクシマ」を引き起こした保安院を)、どこの国民が信頼するというのか?! 

Posted by 大沼安史 at 08:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電 墨塗りしない運転手順書を保安院に提出

 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110927-00000130-jij-soci

 「黒塗りなどの処理はしていないという」

 (大沼) 東電をもうかなりの人が信じていない。削除、書き換えなどの工作が行われた、と確信している。

Posted by 大沼安史 at 08:26 午前 | | トラックバック (0)

〔東海アマ管理人氏のツイッター・コメント〕 チェルノブイリで重度汚染地域とされている立入禁止区域よりも激しい汚染の福島30キロ圏に住民、子供たちや妊婦を戻して居住させると民主党政府が決定!

 → http://twitter.com/#!/tokaiama

 毎日新聞(ヤフー)「緊急時避難準備区域 指定解除は30日に」
 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110927-00000074-mai-soci

Posted by 大沼安史 at 08:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「狭山茶」も! 4銘柄から規制を超える放射性セシウム

 毎日新聞(ヤフーNEWS) → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110927-00000111-mai-soci

 埼玉県産ブランド茶「狭山茶」について県は27日、放射性物質を検査した18銘柄のうち4銘柄で国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。狭山茶については、厚生労働省の抜き打ち検査などで暫定規制値を超えるセシウムが検出されたため、同県は今月から全約2600銘柄の出荷・販売を自粛し、順次検査している。全銘柄の検査に踏み切ってから、結果が公表されるのは今回が初めて。

 (大沼) 死の灰でお茶を濁す政府・東電!

Posted by 大沼安史 at 08:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 4号機プールにフロート なんでも東電 だめなら協力業者 避難区域解除、「まだ早い」

 がんばれ!「ハッピー」さん → http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日も1号ガス処理工事の原子炉建屋は作業中止、タービン建屋の方はやってるよ。明日は水素単体の測定するみたい。明後日から再開かなぁ…。今日は4号機燃料プールのカバー工事の発表があったね。8月頃から計画してたんだけど、今日初めてプールにフロート浮かべたよ。12時間前

 工事の内容は4号機のオペフロ(最上階)の爆発後に残ってる瓦礫や鉄骨や壁や装置を解体するんだ。その作業中に燃料プールに物が落ちないようにプール全体にフロートを浮かべてカバーするんだ。燃料プールにはまだ1500本近くの燃料があるからね。

 フロートは桟橋やヨットハーバーや海上公園なんかで使われてるやつなんだけど、それを連結して更に鉄板と特殊シートで覆う作業が始まったんだ。思ったよりスムースに進んだみたい。

 燃料プールカバーの目的はもう一つあって、今でもうっすらとモクモクしてるんだけどこれから冬になって外気が下がるともっとモクモクしちゃううんだよね。そのモクモクを封じ込めるのがもう一つの目的。東電は発表してないけど…。

 大まかな流れはカバーが終わるといよいよ解体、解体終わったら1号機みたいな建屋全体のカバーリングしてから燃料プールの燃料取り出しって流れかな。その間にも色々やらなくちゃならない事いっぱいあるけどね。

 ところでいつも東電発表や報道みると、「東電が実験したところ…、東電が試験したところ…、東電が初めて確認したところ…」っていい物に関しては東電がって言ってるけど、ほとんどは機器メーカーや建築メーカーや協力業者なんだよなぁ…。

 ところがトラブルになると「協力業者の作業員が…、○○メーカーが…」って発表になるんだよな。東電がやってる工事の大半は委託業務でプランニングから施工までが業者なんだ。

 そのプランニング過程で非常に厳しいコメントやコストや差し戻しを言ってくるのが東電なわけ。まぁ最終的に決定するのは東電だから東電と言えば東電かもだけど…。プランニングする方は期限も短期間だし大変なんだよね。

 もっと困るのは、この工事は○○でやって下さいって言われること。それがほとんど高線量下作業で断りたいけど、断れない(>_<)今、各メーカーや建築メーカーは第二ステップ以降の収束プランニングや提案書を作って、工事受注に向けて調整してるんじゃないかな。

 日はちょっと直接工事じゃないことつぶやいてしまったでし。つまらなかったかも…。まぁオイラの一人つぶやきだし…まっいっか。

 何かあった時の対処は考えてるょ(^O^)でも危ない時は逃げるでし!

 他に何人いたかわかんないけど、オイラ達のグループは18人いたでし。燃料の破片の件はわかんないです。東電が言ってるのかなぁ?

 放射性物質を拡散させないためにカバーリングは必要だと思うよ。カバーリングの中は空調システムや浄化システムもあるから大丈夫だと思うんだけど。

 少しずつ進んでますがまだまだ序の口でし。オイラは解除はまだ早いと思うよ。12時間前

Posted by 大沼安史 at 08:12 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「セシウム検出新米も流通させろ!」 農水省から驚愕のマル秘指令!!

 女性自身 → http://jisin.jp/news/2510/2925/

 ……だから全農でも自主的に調査を行い、ND米(放射性物質を機械で検出しなかった米)しか流通させない方針です」とJA全農福島米穀部の担当者は語る。福島県産の米の信頼を取り戻すために、彼らは懸命の努力を続けていた。

 しかし、この全農福島の努力に対して“待った”をかけたのが農林水産省だという。「農水省は、国の方針に対しての“反逆”を許さないんです。東京・大手町の全農本部を通して、『(500ベクレルを下回った米を故意に流通させないのは)好ましくない』という農水省の官僚からの声がこちらにも届いています」(前出・JA全農福島担当者)……
 

   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

   ☆ 「さよなら原発 1000万人」 ネット署名!
   → http://www.greenaction-japan.org/modules/japanese/index.php?id=29

Posted by 大沼安史 at 08:11 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-27

〔フクシマ・NEWS〕 クリス・バズビー博士 「フクシマの子どもたちのためのクリストファー・バズビー財団(CBFCF)」を設立  

 クリス・バズビー博士はこのほど、カナダのグローバル・リサーチTV(同研究所)のビデオを通じて、スウェーデンのストックホルムからメッセージを発し、日本などの有志とともに「フクシマの子どもたちのためのクリストファー・バズビー財団(ChristopherBusby Foundation for the Children of Fukushima )」を組織し、独自の放射能測定活動と子どもたちを被曝から守る具体的な活動を開始していることを明らかにした。
 → http://www.youtube.com/user/GlobalResearchTV

 この中でバズビー博士は、政府や政府機関から、曲球のようなごまかししか返って来ないテニスのラリーのようなやりとりを超え、自分たちで独自の放射能測定活動を行い、内部被曝をブロックするタブレットの服用など、具体的に子どもたちを守る活動に入る必要性を訴えた。

 設立されたCBFCFのホームページは、→ http://www.cbfcf.org/

 HPの「設立趣意書」には、こう記されている。

 今回、この考えに賛同してくださった世界の有識者の方々と共にNPO CBFCFを設立する事を決定い たしました。福島の子供達を救済するために、CBFCFは、国境や言葉の違いを超え、世界の子どもの NPOの各団体や市民、専門家などと幅広いネットワークを形成し『現在の福島の子供達を救済するた めには何が必要か?』を考え、同時に、子どもに関わる諸機関とも連携しながら、「子どもに必要な*放 射性物質の計測状況*に関する情報収集と発信」、および「内部被爆・放射能汚染状況下での子育て の新システムと子供達の成長を支え合う基盤整備」を進めていきます。

 なお「財団」は、「バズビー博士支援 基金」(→  http://busby.harmonicslife.net/ )という「団体(?)」が、「バズビー博士の承諾を得ずにバズビー博士の名前・写真を使用して、募金や 寄付活動等を行なっている」として、注意を呼び掛けている。

Posted by 大沼安史 at 05:29 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 作業員の告白 : 「いまだ1万ミリシーベルト検出! 作業拒否が続出」6ヵ月経った今も混乱が! 劣悪な宿泊環境、素人投入で増す負担、タダ働きの人も 「謎の指さし作業員」の言うとおりだ!

 フライデー(24日付) → http://gendai.ismedia.jp/articles/-/20537

 ……「彼(謎の指さし作業員)がネット上に書き込んだことは、真実です。私も3月の事故以来、断続的にフクイチで働いていますが、いまだに1日1万5000円の約束だった日当が払われていません。元請け(親会社)の所長に『なんでカネを払ってくれないんですか』と詰め寄ると、こう言い放ったんです。『お前は下請けだろう、そんなことを言う資格はない』と。東電の社員にも掛け合いましたが『指導を徹底しますので・・・・・・』と答えるばかりで、元請けを厳しく注意しようともしません。私は、あと1ヵ月ほど待って入金がなければ元請けを訴える覚悟です」

 「東電はいい事ばかり発表しています。現場では進んでいる作業より、遅れている作業のほうが多いんです。一番の障害は、凄まじい放射線量の危険地域です。8月1日に1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒近くで、毎時1万ミリシーベルト(一度に浴びると確実に死に至る線量)という信じられないような高い線量が検出されました。そこからは、いまだ超高水準の線量が出続けています。以来100ミリシーベルト以上の場所が次々に見つかり、『立ち入り禁止』と書かれたコーンがあちこちに置かれ、付近では作業ができません。こうした数値の恐ろしさを知っているベテラン作業員の中には『死地に行くようなもんだ』と、フクイチの仕事を拒否する人が続出。代わりに素人が増え、現場が混乱する要因にもなっているんです」

 ☆ 参考 「謎の指さし作業員」が「2ちゃん」で劣悪な作業実態を暴露 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110909-00000002-jct-soci

Posted by 大沼安史 at 12:32 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・小出裕章・講演〕 「放射能で汚れた世界で私たち自身が生きるしかない、そういう時代に入った。そういう世界に変わったんだと、みなさんにも是非、認識していただきたい」(9・13 大阪)

 ユーチューブ → http://www.youtube.com/watch?v=qYFMv8CfVDU&feature=share

Posted by 大沼安史 at 12:18 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 飯舘村の土壌で栽培したコシヒカリ 基準の5倍以上 キロ2600ベクレル

 富山新聞 → http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110927105.htm

 田崎和江金大名誉教授が栽培実験。
 「今月中旬に稲を刈り取り、北陸環境科学研究所(福井市)で各部分のセシウム137を分析し、1キロ当たりの線量を割り出した。その結果、籾米(もみごめ)からは、最も高い2600ベクレルが検出された。わらは2200ベクレル、根は1500ベクレルで、土壌の線量は5万ベクレルだった」

 田崎名誉教授:「可食部の放射線量が最も高くなり、私自身も衝撃を受けた。土壌の除染を急ぐ必要があるとあらためて感じる」

 27日には福島県南相馬市で農家に能登の珪藻土(けいそうど)を使った除染方法などを指導する。

Posted by 大沼安史 at 12:08 午後 | | トラックバック (0)

〔梶村太一郎さんのベルリン報告〕 「南ドイツ新聞」痛烈論評 野田国連演説

 → http://tkajimura.blogspot.com/

 24日付:「転換ではない転換(Eine Wende, die keine ist)」 クリストフ・ナイドハルト特派員

 ……日本のエリートにはイデオロギーはなく、話し相手によってさまざまな意見も容認する。彼らのたったひとつの目的は、権力とステータスの保持である。このためには誰が何を考えているかは重要ではなく、彼が誰と結びついているかが重要なのだ。これに加えて大事なのは部外者がこのオルガルフィー(寡占制度)を分裂させないことである。野田がいまやっていることはこのエリートをなだめようとしているのである。彼はこれを「安定をつくる」と称している。菅や鉢呂のような口先だけではない立場を表明する人たちはまさにこのじゃまをすることになるのである。……

 梶村さん ; 第12回(7月15日)で紹介した同紙の「永田町のノミのサーカス」の続きですね。今回はさらに具体的に、原発ロビーに金で買われている政治家だけでなくそれとぐるになっているメディアもまともに突っ込んで批判しています。日本の戦後政治体制の非民主性を鋭く突いているといえるでしょう。

Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「原発名言」 ツイッターに注目! 史上空前の大災害にふさわしい超ド級の「歴史的な金言」が勢ぞろい!

 → http://twitter.com/#!/genpatsumeigen

 知れば知るほどエネルギー源として原子力に勝るものは今のところ無いと考えるようになりました。 : 草野仁(タレント)

 プルトニウムで死者が一人でも出ましたか?飲んでも大丈夫ですよ : 大橋弘忠(東京大学工学系研究科教授)

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島県庁 環境放射能測定(定時降下物)の測定結果を訂正(上方修正) なんとひと桁(数十倍)アップ!

 → http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/09/1060_110926.pdf  
 

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 被曝帰郷勧告 

 米国の通信社、ブルームバーグの電子版に27日、Fukushima Desolation Worst Since Nagasaki as Population Flees From Fallout(「フクシマ」の荒廃 ナガサキ後、最悪 人口 放射性降下物を逃れる)と題する長文のレポートが掲載された。→ http://www.bloomberg.com/news/2011-09-26/fukushima-desolation-worst-since-nagasaki-as-population-flees.html

 こんな書き出しの記事だ。

 壊れたフクシマ原発の周囲に設けられた立ち入り禁止区域。その境界を示す警察の検問所の向こうに、人の背丈以上もある雑草に侵略された水田が広がっていた。無人の道路沿いの標識を野生の蔓が締め上げている。
 飯舘村の避難区域にマイカーを取りに帰ったのは、80歳になるハラダ・タカコさんだ。自宅の母屋の畜舎は空。100頭の乳牛は政府の命令で殺処分されていた。3月11日の原発災害で放出された放射能は、周辺一帯に充満した。16万人が脱出した。20年あるいはそれ以上、人の住めない場所を残して。
 Beyond the police roadblocks that mark the no-go zone around Japan’s wrecked Fukushima nuclear plant, six-foot tall weeds invade rice paddies and vines gone wild strangle road signs along empty streets.
 Takako Harada, 80, returned to an evacuated area of Iitate village to retrieve her car. Beside her house is an empty cattle pen, the 100 cows slaughtered on government order after radiation from the March 11 atomic disaster saturated the area, forcing 160,000 people to move away and leaving some places uninhabitable for two decades or more.

     #

 ブルームバーグの記事は、さらにこう続く。

 東電の原発がメルトダウンしてから6ヵ月、放射性被爆地は今や、1945年のヒロシマ・ナガサキ原爆爆撃の被曝地よりも大きい。
 What’s emerging in Japan six months since the nuclear meltdown at the Tokyo Electric Power Co. plant is a radioactive zone bigger than that left by the 1945 atomic bombings at Hiroshima and Nagasaki.

 被曝面積は、ヒロシマ・ナガサキよりも、フクシマの方が大きい……これは日本人の私たちがちゃんと記憶に残すべき事実だ(私――大沼は、このブルームバーグの記事を読んで、ああ、そうだったんだ、と初めて気付かされた)。

 ヒロシマでは、爆心から1キロ圏内はほとんど無人化したが、正式な避難区域の設定はなかった。翌年1946年の夏、食糧不足でヒロシマの一部人口が部分的な疎開を強いられただけだった――という。

 フクシマの被曝面積は福島県内にとどまらず、北日本、首都圏(関東)、東海などに及んでいる。ブルームバーグはフクシマをナガサキ後、最悪としているが、その最悪の度合は、こと被曝面積に関して言えば、ヒロシマ、ナガサキのいずれもをも凌駕しているわけだ。

     #

 チェルブイルでは30キロ圏が立ち入り禁止区域となった。25年経ったいまでも、人が住めない場所とされている。政府の「制限」にかかわらず、300人が帰還している――とブルームバーグは書いている。

 ここから、私たちが直視すべき恐ろしい現実(真実)が浮かび上がる。

 フクシマの場合は、政府の「制限」ではなく承認で、30キロ圏内被曝地への帰還が進められようとしているのだ。

 旧・ソ連と現・日本の、この違い、コントラスト!

 ブルームバーグの記事に、現在、チェルノブイリで被曝調査を続けているティモシー・ムソー米サウスカロライナ大学教授(生物学)からのメールでのコメントが引かれていた。

 科学者らしい、客観的な言い回しの、短く、それだけに怖い、コメントだった。

 「福島県から報告されているレベルの被曝を浴びた何人か人にとって、今に結果で出るでしょう」
 “There will be consequences for some of the people who are exposed to levels that are being reported from the Fukushima prefecture,” Mousseau said by e-mail from Chernobyl, where he is studying radiation effects.

     #

 原発難民の「帰心」につけ込み、除染も徹底的に行なわないで、もう帰っていいですよ、と猫なで声で迫る、変装した悪魔のような日本「政府」!

 国破れても山河はあるのに、その山河を死の灰にまみれさせたフクシマ……。その汚染の地に「帰れ」と迫る国!

 ブルームバーグの記事は「福島」をラッキー・アイランドだと言っていたが、山のあなたのふるさとにいまや「幸い」はない。あるのは死の灰の汚染地だ。

 そこへ「帰れ」という「政府」!

 これはもう「被曝帰郷」の勧告をしているようなものではないか!

     #

 チェルノブイリ、スリーマイル島、そしてフクシマ……。
 ニューヨーク州立大学ストーニー・ブルック校の精神科医、エヴェリン・ブロメット教授は、こう指摘している。

 「いずれのケースでも役人の声明の矛盾、科学的にもなんだか疑わしい『専門家』たちのコメントが地域の人々の困惑させ、ストレスを増大させたのです」
 「嘘がつかれ、矛盾したことが語られました。だから人々は最終的に、誰も信じなくなったのです」
 “Contradiction in some official statements, and the appearance of non-scientifically based ‘expert’ voices, confused and added stress to the local populations in each case,” said Evelyn Bromet, distinguished professor in the department of psychiatry at Stony Brook State University of New York.
 “Lies got told, contradictions got told. In the end it’s easier to believe nobody,” Bromet said in an interview, citing mental health studies she did on people in the areas.

     #

 いままさに、嘘と矛盾の、「避難準備区域の解除」が行なわれようとしている。

Posted by 大沼安史 at 09:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・汚染・NEWS〕 酒類の放射性物質検査実施へ 国税庁、10月から

 朝日新聞 → http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY201109260526.html

 150キロ県内の地域(福島、宮城、山形、新潟、栃木、茨城の6県の一部)の全ての酒蔵、その他の地域は無作為に選んだ約2~4割の酒蔵が対象。

 食品衛生法で定めた飲料水の暫定基準値(1キロあたり放射性セシウム200ベクレルなど)以下かどうかを調べる――そうだ。

 (大沼)
 
 そのうち、金粉の代わりにプルトニウムが混じった「夢エネ清酒」――「MOX大吟醸」なんてのが出回るのだろうな?
 アルコール濃度の下に、ミリシーベルト表示がされていたり……

 「プルトニウム、飲んでも大丈夫」って言ってた東大のあの先生なんかに、御歳暮でどうだろう?

Posted by 大沼安史 at 08:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・被曝・NEWS〕 「新たな水素爆発の危険」(仏ルモンド紙)が確認されたのに、日本「政府」 「緊急時避難準備区域」 29日にも解除

 毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110927k0000m040055000c.html

 政府は26日、東京電力福島第1原発の半径20~30キロの「緊急時避難準備区域」を早ければ29日にも解除する方針を固め、松下忠洋副経済産業相を福島県に派遣して地元に方針を伝えた。避難区域の解除は原発事故後初めて。

 松下忠洋副経済産業相は、こう言った。For the Record !――いつの日か、書かれるであろう「フクシマ残酷物語」のために、その史料として、ここに書きうつす。

 「(地元の理解は)頂けた。3月11日以前の状況へ戻せという住民の要望はしっかり受け止める。住民の帰還へ向けた動きが今始まった」

 南相馬市の桜井勝延市長はこう釘を刺したそうだ。

 「解除と補償がリンクしない点を政府声明として発表してほしい」

Posted by 大沼安史 at 08:07 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・アピール〕 「放射性固定資産税」を新設し、東電に課税せよ!

 畏友、ジャック天野より、以下のアピールがあったので紹介したい。

    ☆

 「フクイチ」から大放出され、いまなお環境(大地、空、海)に大量漏洩が続く、プルトニウム、セシウムなどの放射性物質は、「夢のエネリルギー」を生み出す、安全かつ貴重、そして超高価な「財産」のはず。

 「フクイチ」の大事な「固定資産」の一部が周辺自治体に「移転」したと考えられる。

 被曝地の自治体は、そんな「放射性固定資産」に断然、課税すべし。

 単位はミリシーベルト。

 住民ひとりあたり、1ミリシーベルト(年間)あたり、たとえば100万円課税する。20ミリシーベルトなら2000万円になる。

 それを財源に、住民避難・疎開、除染を行なえばいい。

 (注) なお、ジャック天野氏は、「フクイチ」の高・中・低レベル廃棄物について、原発を推進して来た高級官僚、電力会社役員を対象に、自分の墓所で「永代供養」し、ともに永遠の眠りに就くことを義務付ける、愛称「死の灰MOX墓地最終処分特例法」の制定を求めている!

Posted by 大沼安史 at 07:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原発の固定資産税 減免せず

 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110926-OYT1T00410.htm

 第一原発5、6号機がある双葉町……同1~4号機がある大熊町、福島第二原発がある楢葉、富岡町の4町。楢葉町によると、4町で東電への課税対応を検討した結果、「原因者を減免するのはおかしい」と結論づけた。4町の昨年度の課税額は計約50億円。

Posted by 大沼安史 at 07:36 午前 | | トラックバック (0)

〔木下黄太さん・ブログ・NEWS〕習志野市の保育園 園児多数 体重減少 宇都宮の幼稚園 髄膜炎拡大

〔木下黄太さん・ブログ・NEWS〕習志野市の保育園 園児多数 体重減少 宇都宮の幼稚園 髄膜炎拡大
 → http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/fca35801f88217dc40ac4d42f0e664d3

  ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

  ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

  ☆ 「さよなら原発 1000万人」 ネット署名!
   → http://www.greenaction-japan.org/modules/japanese/index.php?id=29

Posted by 大沼安史 at 06:16 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-26

〔フクシマ・ツイッター・NEWS〕 小学生が回文で痛烈批判 → ほあんいん ぜんいん あほ ←

 平野透さん:デザイナー → http://twitter.com/#!/TOHRU_HIRANO

 【 原子力安全 保安院 】の(ほあんいん)「 ☛ ほあんいん ぜんいん あほ ☚ 」 初めから読んでも、後ろから読んでも同じ。4月に小学生から教えてもらった。子供の感性は流石である。

 

Posted by 大沼安史 at 11:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 「水蒸気が高線量を浴びると水素が発生するみたい」「避難準備区域解除……もう少し待てないのかなぁ…。せめてカバーリングが出来るまで」

 「ハッピー」さん → http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日も無事帰って来ましたっ。1号機の原子炉建屋は今日も作業中止でし。先週、可燃性ガス測定器で4%Maxって言ったけどまさかの100%越え(*_*)今ある測定器は可燃性ガスを計るものだから水素単体はわからないけど東電はほとんどが水素だろうだって言ってる。2時間前

 配管切んなくて良かった~。あり得ない事だけど、最初の工程には測定なんて項目なくて前日に決まったから、ヤバかったよ。水素単体の測定器は今1Fにはなくて、28日に準備出来る予定なんだ。28か29日に測定出来ると思う。結果は明らかだけどね。

 その後は窒素置換して窒素パージしながら切断する計画を検討してる。空気中の酸素濃度は18%位だから空気に触れても爆発だから凄く怖いんだけど…。窒素も大量に使うから酸欠事故も心配だし…。

 水素が配管内に溜まってるのは事故当初のものが抜けてないやつや、新たな水素が溜まって…と両方の理由があるみたい。新たな水素は色々な情報によると、どうも燃料被覆管のジルカロイの反応ではなくて水蒸気が高線量を浴びると水素が発生するみたい。

 どこにどれだけ溜まってるかわかんないから大変だよ。原子炉建屋だけじゃなくてタービン建屋の配管だって危ないし…。凄い配管の量だよ。対象配管だけアイソレ(仕切る)出来ればいいんだけど、仕切れる(アイソレ)バルブも壊れてるし、健全でも気体を止めるには難しいし…。

 東電は1号機爆発の時も絶対爆発は無いって言ってオイラ達は2号機の中の作業、自衛隊や消防はヤード作業してた時にドドドッカーンてきたからなぁ。自衛隊は東電信じないって撤退しちゃうし…。あれがなきゃもっと自衛隊手伝ったかもなのに。

 そんな今の現状で28日に避難準備区域が解除される。もう少し待てないのかなぁ…。せめてカバーリングが出来るまで。最近ニュースも詳しく伝えないから危険性がわからないのかなぁ。汚染水処理だってサリーが止まったりまだまだ安心出来ないし…。2時間前

Posted by 大沼安史 at 10:50 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 配管水素 東電「爆発の恐れなし」 ルモンド紙「新たな水素爆発の危険」

 東電の見解は時事通信 → http://news.livedoor.com/article/detail/5885744/

 ルモンド 24日付 Risque d'une nouvelle explosion d'hydrogène au réacteur 1 de Fukushima
→ http://www.lemonde.fr/planete/article/2011/09/24/risque-d-une-nouvelle-explosion-d-hydrogene-au-reacteur-1-de-fukushima_1577212_3244.html

 ルモンドの記事は「水素1%」をもとにした記事だが、本ブログ既報の通り、現場の作業員、「ハッピー」さんのツイッター報告によると、4%MAXの測定機でも計測不能な高濃度に達している……。

  なお、このルモンドの記事には、「フクシマ」の放射性セシウム放出量が「ヒロシマ原爆」168.5発分に相当することも記されている、

 またも新たな爆発=大放出……さらなる地球汚染が進行するのか?

 世界は「フクシマ」の行方を再び注目している――。

Posted by 大沼安史 at 08:58 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島市渡利地区 放射能汚染レベル調査結果報告書 「渡利地区における除染の限界」

 神戸大学の山内知也教授(大学院海事科学研究科)が20日、国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会の要請で実施した福島市渡利地区における除染の調査結果を発表した。

 「除染」のモデル地区でさえ高い線量が計測されており、「文字通りの『除染』は全く出来ていない」ことが明らかになった。

 「除染」には大きな限界があり、安易な期待は住民をかえってさらなる被曝に導くことになる。

 → http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/110921_2.pdf

  概要:
 2011年9月14日、福島市渡利地区において空間線量の計測を実施した。「除染」が行われたということであったが、6月の調査において最も高い線量を記録した側溝内堆積物には手が付けられておらず、地表面における空間線量は当時の2倍に上昇していた。「除染」のモデル地区としてある通学路がその対象になったが(「除染モデル事業実施区域」)、その報告によると平均して7割程度(約68%)にしか下がっておらず、空間線量も1〜2 μSv/hに高止まりしている。今回の調査においてもその通学路の周辺において20 μSv/hを超える非常に高い線量が地表面で計測された。コンクリートやそれに類する屋根の汚染は高圧水洗浄によっても除去できておらず、住宅室内における高い線量の原因になっている。除染の対象にはされなかった地域の水路や空き地、神社、個人宅地内の庭で高い線量が計測され、最も高い線量は地表で20 μSv/hを記録した。本来の意味での除染はできていない。

  まとめ:

福島市渡利地区の空間線量を計測した。

・6月の調査で見つかった 40,000 Bq/kg を超える汚染土壌が堆積していた道路の側溝はそのまま放置されていた。堆積した土壌表面の線量は6月の 7.7 μSv/h か> ら 22 μSv/h に、11μSv/h から 23 μSv/h に上昇していた。降雨と乾燥とによる天然の濃縮作用が継続している。

・住宅の内部で天井に近いところで、あるいは 1 階よりも 2 階のほうが空間線量の高いケースが認められたが、これらはコンクリート瓦等の屋根材料の表面に放射性セシウムが強く付着し、高圧水洗浄等では取れなくなっていることに起因することが判明した。学童保育が行われているような建物でもこのような屋根の汚染が認められた。

・渡利小学校通学路除染モデル事業が8月24日に実施されたが、報告された測定結果によれば、各地点空間線量は平均して「除染」前の 68%にしか下がっていない。除染作業の実態は側溝に溜まった泥を除去したということであって、コンクリートやアスファルトの汚染はそのままである。道路に面した住宅のコンクリートブロック塀や土壌の汚染もそのままである。一般に、除染は広い範囲で実施しなければその効果は見込めない。今回の計測において通学路の直ぐ側の地表で 20 μSv/h に及ぶ土壌の汚染があった。除染というからには天然のバックグラウンド・レベルである 0.05μSv/h に達するかどうかでその効果が評価されるべきである。「除染」の限界が示されたと見るべきである。

・薬師町内の計測を行ったところ、国が詳細調査を行った地域から外された地点で高い汚染が認められた。ある住宅の庭では 1 m 高さで 2.7 μSv/h、50 cm 高さで 4.8 μSv/h、地表で20 μSv/h の汚染が認められた。これは南相馬市の子ども・妊婦の指定基準(50 cm 高さで2.0μSv/h)をゆうに超えている。

 ・渡利地区では、地表1 cm高さでの線量が異常に高い値を示す箇所が随所に見られる。この地区全体の土壌汚染に起因すると思われる。土壌汚染の程度については、特定避難勧奨地点の検討項目になっていないが、チェルノブイリの教訓に学び、空気の汚染にも直接関係する土壌汚染の程度について、避難勧奨の判断に反映させるべきである。

 ・文字通りの「除染」は全く出来ていない。Cs-134 の半減期は2年、Cs-137 のそれは30年である。したがって、この汚染は容易 には消えず、人の人生の長さに相当する。そのような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない。

 〔バロセロナ在住 童子丸開さんのコメント〕

 これは大変な事実です。福島市渡利地区は今まで除染作業が非常に熱心に行われてきた場所なのですが、ほとんど下がっていないばかりか上がっている場所すらある、要するに「右のものを左に移した」に過ぎないことが明らかになったデータです。小出先生がおっしゃるように、除染は基本的に無理でほとんど意味が無く、せいぜいが「やるに越したことはない」という程度のものだということがよく分かります。

 汚染された土などをどこに保管すればよいのかという問題に加えて、作業自体がほとんど無駄な努力に終わっている、さらに、ここにはありませんが「フレッシュな放射能」が常に加わり続けている問題も含め、原発事故というものの底知れない恐ろしさがひしひしと伝わってきます。

Posted by 大沼安史 at 03:42 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 豪ABC放送 楢葉町にとどまるカゴ・サカモトさんを取材して報道

 → http://www.abc.net.au/am/content/2011/s3325431.htm

 26日の朝の番組「AM」で報道。
 マーク・ウィラシー記者が現地に入った。
 楢葉町――人口8000人のこの町に、いま残っているのは、4人。

 山羊、ニワトリ、ウサギ、そして21匹の犬を飼っているカゴ・サカモトさん。動物たちを置いて逃げるわけにはいかないのだという。

 人影のない町の中心部。蔦にからまれた放置された車。

 野田首相も一度、楢葉の死の町に佇むがいい。世界最高の安全な原発を目指す前に。

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 アリューシャン原住民の被曝を懸念

 → http://enformable.com/2011/09/march-17th-2011-we-have-tribes-in-the-aleutian-islands-worried-about-radiation-fall-out-and-effects-from-fukushima/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=march-17th-2011-we-have-tribes-in-the-aleutian-islands-worried-about-radiation-fall-out-and-effects-from-fukushima&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

Posted by 大沼安史 at 11:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 1号炉 配管の水素 溶融燃料棒からの放射で水が分解し発生した可能性も

 アサヒ・ジャパン・ウオッチ → http://ajw.asahi.com/article/0311disaster/fukushima/AJ2011092411943

 朝日新聞の英文記事の中の以下の部分が注目され、ネットで拡散している。→ http://enenews.com/asahi-explosive-hydrogen-may-be-coming-from-melted-fuel-rods-and-accumulating-near-the-top-of-the-containment-vessel-without-being-driven-out?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 いまなお、損傷した原子炉は、溶融核燃料棒からの放射による水の分解で少量の水素を発生し続けているかも知れない。

 Even now, the damaged reactors may be generating small amounts of hydrogen as water decomposes through irradiation from the melted fuel rods.

 この「いまなお」という部分が恐ろしい……

Posted by 大沼安史 at 11:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 「東海アマ管理人」氏が「脱原発つぶし」 攻撃用「偽装ツイッター・アカウント」の大量存在を暴露!

 → http://twitter.com/#!/tokaiama

 ・このアカウントもカネをもらって反原発を潰して回る電通あたりの広告関係者が書いたものに思える→ 「脱原発」というのは「原発に変わるエネルギー」等を提示しての事だと思う。大江氏などはそう言う定義はほとんどしてないよね →プロフィが洗練されすぎ、交流皆無 5時間前

 ・今朝も数十の嫌がらせ(オレがデマを拡散してるという)ツイートが届いた。精査すると共通点は、あまりに文章がうますぎる。若者風に装っているが広告媒体を手がけている者の臭いは消せない。他人との生々しい交流軌跡が皆無。数名が数百の実在風アカウントを捏造し世論操作を行ってる実態がリアルに 9月25日

 さらに、こんな情報も「東海アマ」氏のもとに寄せられている。

 アマさん、こんばんは、情報です! 発見しました!  ぷ 留 斗 に 産む の文字が 入っているつぶやきは、監視されていて、 RT できないですよー!!

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 佐藤幸子さん NYでのレセプションに向かう野田首相に向かって 「野田首相、福島の子どもたちを守れないで、原発の安全を世界中に言うのは卑怯だ!」

 ビデオ 3分50秒 → http://www.youtube.com/watch?v=wdHuSWwnQag&feature=share 

Posted by 大沼安史 at 10:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・山本宗補の雑記帳〕 反骨の報道写真家・福島菊次郎さん(90歳)のこと 

 → http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/90-3906.html

 ……先日19日の「さようなら原発」集会・デモの写真の中で、菊次郎さんが集会場で撮影している写真をtwitterに載せたら、アクセスが15000人ほどにのびたが、誰でも存在感を感じる人だとわかるだろう。その菊次郎さんを17日と18日の二日間、原発事故による放射能汚染の影響が深刻な福島県内各地を案内したので、写真で紹介したい。

Posted by 大沼安史 at 10:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 岩井俊二監督 ドキュメンタリー 「friends after 3.11」制作中

 ドキュメンタリーの編集大詰め。鎌仲さんの「ミツバチ」の素材をお借りした。叫ぶ島の人たちの姿につい一緒に悔しくなって涙が出そうになる。徹夜して朝帰り。朝ニュース観る。上関の選挙、推進派の候補が勝ってる・・・・。2時間前

 → http://twitter.com/#!/sindyeye

   公式HP → http://iwaiff.com/

Posted by 大沼安史 at 10:30 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 テレビ朝日「サンデーフロントライン」 「反骨」の3人が語る 小出さん 古賀さん 児玉さん

 
 小出裕章さん・非公式まとめ → http://hiroakikoide.wordpress.com/

 

Posted by 大沼安史 at 10:25 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「浜岡原発、永久停止を」 牧之原市長、今日、表明

 静岡新聞 → http://www.at-s.com/news/detail/100063839.html

 東日本大震災の東京電力福島第1原発事故を受けて、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)に隣接する牧之原市の西原茂樹市長は、26日の市議会最終本会議で今後の市の原発への対応を表明する。議員発議で提案された「浜岡原発の永久停止を求める決議」案が同日可決される見通しで、西原市長は市議会の議決を尊重した上で、市としても浜岡原発の永久停止に賛同する方針。

Posted by 大沼安史 at 09:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 3・11当日 「フクイチ」の「オフサイトセンター」 地震で非常用ディーゼル発電機の配電盤が故障 半日にわたりモニターなどの機能停止

 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110926-OYT1T00052.htm

 (大沼) 読売の社会部、地方部の記者諸君、ガンバレ!

Posted by 大沼安史 at 09:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・東京新聞社説〕 上関町長選 原発マネーと別れよう

 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011092602000039.html

 ……過去八回の町長選はすべて、推進派が勝ってきた。今回も推進派と呼ばれる現職が、反対派を退けて三選を果たしたかたちだが、これまでとは背景が大きく変わり、推進派の九連勝とは言い難い。

 福島第一原発の事故を受け、野田佳彦首相も「新規原発建設は困難」と表明した。山口県知事は周辺市町にも配慮して、来年十月に期限が切れる海面の埋め立て免許を更新しない方針だ。原発ができないと、交付金や固定資産税など「原発マネー」も入らない。

 現職も選挙前から「交付税が入らない場合のまちづくりを同時に考えなければならない」と、脱・原発マネーに含みを持たせ、推進、反対の立場を超えた地域ビジョン検討会の設置を決めていた。

  …………

 祝島では、太陽光パネルで電力の自給をめざす「自然エネルギー100%プロジェクト」が始まった。推進派と呼ばれる町長が後押しすれば、融和は進む。

 地域に溝を掘ったのは、安心安全と財源をてんびんにかけ、住民の心を揺らし続けた原発推進の国策だ。祝島の自然を生かした持続可能な地域おこしに、法外な原発交付金を付け替えるなど、政府も責任を負うべきだ。

Posted by 大沼安史 at 09:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「推進派」町長3選 「原発抜き」町づくりへ

毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110926ddm041010087000c.html

 中国電力が上関原発を計画する山口県上関町の町長選が25日投開票され、原発推進派の現職、柏原重海氏(62)=無所属=が反対派で新人の前町議、山戸貞夫氏(61)=同=を破り、3選を果たした。福島第1原発の事故後、原発新設計画のある自治体としては初の首長選挙。野田佳彦首相は新規原発建設に否定的なため、柏原氏は原発なき後の町づくりも見据えた選挙戦を展開して圧勝した。……

 ……また、原発推進の姿勢は変えないものの、国策変更もにらみ「原発を想定しない町づくりを、選挙後に発足させる検討会で話し合う」と有権者にアピールしてきた。当選後、柏原氏は「国のエネルギー政策の扱いは不透明。我々が30年国を信じ、国に疑いを持たず、原発を推進してきたことをしっかり受け止めてほしい」と原発なき後の支援を改めて国に求めた。

 敗れた山戸氏は、地元・祝島の事務所で「これまで原発反対を言えなかった町民が、はっきり反対の声を上げてくれるようになった」と明るい声で敗戦の弁を述べた。

 「解説」は、こう指摘している。

 ……原発推進、反対を超えて町内をまとめ、原発がなくても安心して暮らせる町の将来像を描くため、選挙後には地域ビジョン検討会(仮称)が発足する。上関町はどんな未来を描くのか。全国の原発立地自治体の今後にも一石を投じそうだ。

 ☆ 首都圏は東京新聞、全国紙は毎日新聞にしよう!

  「
  ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

 
 

Posted by 大沼安史 at 09:39 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-25

〔祝☆ フクシマ・NEWS〕 「フェアウインズ」が日本語サイト(ページ)を開設 !

 → http://www.fairewinds.com/ja/updates

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 文科省 学校給食の放射性物質検査(機器代)に「半額程度」を「補助」

 NHK → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110925/t10015821321000.html

 (大沼) 「全額負担」の誤まり、では…………?

Posted by 大沼安史 at 10:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・毎日新聞〕 「東電への天下り50人以上」 官僚と電力会社 腐敗の構図
 ◇ 電力会社・崩れる牙城 その1 → http://mainichi.jp/select/biz/news/20110925ddm001020078000c.html

    東京電力に「嘱託」などの肩書で在籍する天下り中央官僚が47人(8月末)に上ることが24日、毎日新聞の調べで分かった。次官OB向けの「顧問」ポストも加えれば50人を超え、出身は所管の経済産業省から国土交通、外務、財務各省、警察庁、海上保安庁と多岐にわたる。

 ◇ その2 → http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110925ddm003020197000c.html

    東電など電力会社が会員となっている経済産業省所管のエネルギー関連公益法人に再就職した官僚OBは少なくとも121人にのぼる。

    01年の中央省庁再編以降、電力会社からの天上がりは少なくとも99人に上り、内閣官房や文部科学省、内閣府などの中枢部門に配属され、原子力委員会など電力会社の利害に直接かかわる業務も行ってきた。

Posted by 大沼安史 at 10:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・愛媛新聞社説〕 原発輸出の継続 ちょっと待った野田首相(25日付)

 → http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201109255866.html

 事故を契機に、世界のエネルギー戦略はダイナミックに再構築されようとしている。欧州では原発からの脱却を目指す機運が高まっており、エネルギー供給をめぐる動向はなお流動化しよう。
 そういう時期に、事故の当事国である日本の首相が、検証も安全性の確保も途上のまま「輸出」を口にした。あまりに拙速な方針を、国際社会はどう受け止めようか。

 地元の都合を置き去りに進められてきた大型公共事業の手法をほうふつとさせる。自国の産業発展を優先するあまり、途上国の環境や国民の命を犠牲にするような事態は避けねばならない。

 原発信仰も安全神話も、事故が払拭(ふっしょく)した。冷静に原発の未来を見据えるなら、輸出の議論はずっと後回しだ。

Posted by 大沼安史 at 10:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・注目!〕 原発関連・個人ブログの最新記事を紹介 (21サイト)

 → http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65765518.html

Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 水素 ジルコニウムが溶けているのじゃ? 前にも言ったけど原子炉内部の状況わかんないのに工程前倒しってあり得ない

 「ハッピー」さん → http://twitter.com/#!/Happy20790

 オイラもよくわかんないけど、今でも水素があるって事はやっぱ燃料被覆管のジルコニウムが溶けて化学反応してるって事だよなぁ?前にも言ったけど原子炉内部の状況わかんないのに工程前倒しってあり得ない。9月23日

 他にも調べれば色々難題出てくるはずだから、まずは原子炉建屋内部の遮蔽と除染、それから調査して結果を踏まえて工法、工程を考えなきゃダメだよ。わからない事だらけなのに工程ばっか出来上がって発表するなんておかしいよ。

Posted by 大沼安史 at 10:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 こんなに高い日本の家庭用電気料金

 英エコノミスト誌(17日付け)が「日本のエネルギー 明るいアイデアが必要 電力独占体がコストを引き上げ、革新を窒息させている(Energy in Japan Bright ideas needed Japan’s power monopolies raise costs and stifle innovation)」と題する記事を掲げた。

 (ツイッター情報 kazuotakahashi Kazuo Takahashi ikeda_kayokoがリツイート:ロンドンの『エコノミスト』2011年9月17日号が、日本の電気料金が異常に高いと指摘している。家庭用電気料金はアメリカの約2倍、韓国の3倍である。競争のない企業が昨年260億円の宣伝費を使った不思議さにも言及している。9月22日 )

 記事にこんな一目瞭然の表がついていた。

20110917_wbc596

 役人の天下り報酬も、マスコミのCM猿轡代も、幹部の5億円退職金も、こみこみだから、こうなる! 

  ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 10:05 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-24

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 「可燃性ガスが出るだけで難題なんだ。切断も溶接も火気作業だから爆発する可能性があるからね」

 「ハッピー」さん → http://twitter.com/#!/Happy20790

 測定器は可燃性ガスを計測するものでその内水素単体が何%あるかわかんないけど、可燃性ガスが出るだけで難題なんだ。切断も溶接も火気作業だから爆発する可能性があるからね。第2ステップの追加工事で来月末までには終わらせるはずの工程だけど…どうなるか。21時間前

 2号機3号機も近々測定しなきゃね。ベントするわけにはいかないし、当面は窒素で置換して濃度を下げるのかなぁ…?工事をするための工事がまた追加だよ。オイラ達も流石に爆発は怖いもんなぁ… 21時間前

Posted by 大沼安史 at 07:40 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 1号機配管 「ほとんどが水素」 東電「着火源がないので直ちに爆発ほリクスは高いとは言えない」=水素爆発の恐れ

 時事(ヤフー)→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000053-jij-soci

 東電によると、23日午後に配管の出口部分の気体を複数回測定したところ、いずれも「水素を含む可燃性ガスが100%以上」との数字が出た。

 (大沼) 1号機が危機的事態を迎えているようだ。

 配管が水素充満していることは、格納容器が同じ状態にあるということだ。

 1号機の炉はいずれ水素爆発を起こす。プールも爆発するだろう。

 核爆発になるかも知れない。2.3号機も連鎖するかも知れない。

 日本政府は再爆発の恐れについて見解を示さなければならない!

 風向きに注意! SPEEDI予測はどうなっているのだ?

  ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:37 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 <原賠審委員>2人が電力系研究所で役職 毎月20万円報酬 野村豊弘・学習院大教授、大塚直・早稲田大大学院教授 両大学の学生諸君! 団体交渉を申し入れ、追及せよ! 君たちの未来が――人生がかかっている問題だぞ!

  毎日新聞(ヤフー) → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110923-00000074-mai-soci

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の委員2人が、電力会社側に運営を依存する研究機関「日本エネルギー法研究所」(東京都港区)の役職に就き、毎月20万円程度の報酬を得ていたことが分かった。
 
 審査会は原発事故を受けて4月に発足し、現在は法律や放射線医療の専門家ら9人が委員を務めている。同省によると、9人のうち野村豊弘・学習院大教授は4月から同研究所の理事・所長に就き、月額20万円程度の固定給を得ている。大塚直・早稲田大大学院教授も同研究所の研究部長として同額程度の固定給を受けていたが6月末に辞任し、4~6月分の報酬を返納した。他に委員1人が同研究所の役職に就いていたが、委員就任に当たって役職を辞めていた。

 (大沼) 早稲田の大塚という男は4~6月分の報酬を返納したそうだ。立派だ。しかし、3月以前の、全報酬を返済して、すっかり身ぎれいになってから原賠委員を引き受けるべきではなったか!

 それにしても野村という学習院の教授はなんなんだ! 大塚氏のように、ちゃんとケジメをつけたまえ!

 こんな者どもを委員に任命した文科省の大臣と官僚たちは、罷免しなけれがならない!

Posted by 大沼安史 at 07:30 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 ついに「死の灰・新米」発覚!

 毎日新聞(ヤフー) → http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/radioactive_material_in_food/?1316844519

 二本松市小浜地区の「ひとめぼれ」から500ベクレルという結果が出たのは15日のことだった。「検査方法がおかしくはないか」。県農林水産部の幹部は担当者に疑問をぶつけ、再検査を指示した。だが、19日に出た再検査の結果は490ベクレル。県は23日夜になって、最初に出た500ベクレルを検査結果として公表した。

 (大沼) 二本松は智恵子の出身地。智恵子の実家は酒蔵だった。これでは新酒の仕込みもできないではないか!

 見つかったセシウム新米は、国連で「最高の安全基準で」原発推進などとほざいた、野田(首相?)に食わせよう!

 経産省の死の灰キャリアどもに食ってもらおう! 東電の役員たちにも食べてもらおう。
 

Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 1号機 原子炉放射線量 19日・21日 激増 「計器不良」……とされるが……??

 → http://atmc.jp/plant/rad/

 1号機に「異変」が起きているのだろうか?

Chart

Posted by 大沼安史 at 11:57 午前 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・現場・ツイッター情報〕 1号機配管の水素 「4%Max」超える……水素爆発の恐れ 強まる

 「ハッピー」さん → http://twitter.com/#!/Happy20790

 1号機のCCS配管から水素が検出されたって報道発表があったね。この前つぶやいたけど、いま1号機ではPCV内のガス処理システム工事をやってるんだ。13時間前

 一昨日に原子炉建屋内の配管敷設場所の遮蔽工事が終わって、昨日はつなぎ込む既設配管を切断する日だったんだけどその前に配管内の水素測定したら濃度1%まで計れる測定器の数値がMaxだったんだ。だから原子炉建屋内の作業が中止になって切断出来なかった。

 そして今日は4%まで計れる測定器を準備して測定したら4%Maxだったから、またまた作業中止で発表になったんだ。オイラは化学の事詳しくないからわからなかったけど、水素が4%を越えると爆発する可能性があるみたいなんだ。13時間前

Posted by 大沼安史 at 11:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 東海村の村上達也村長 「寒気がした。背筋がぞうっとした。東海第二(原発)が、あと40センチで水中ポンプの発電機が水没するというのを聞いたとき。全電源喪失。われわれ(東海村)も、(福島第二に近い)双葉町、大熊町、富岡町、浪江町などと同じ壊滅状態になっていたのです。(東海第二原発は)東京との距離が福島第一原発の220キロとは半分の110キロ。(もし福島第一原発と同様の事故が東海第二で起きていたら)これで日本は成り立つのかと思った。」

 秋場龍一さんのブログ → http://akiba1.blogspot.com/2011/09/9.html?spref=tw

Posted by 大沼安史 at 11:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・アピール〕 中手聖一さん 一刻も早く「選択的避難区域」(移住の権利ゾーン)の設定を!

 → http://www.youtube.com/watch?v=zsKDtJsffls&NR=1

Posted by 大沼安史 at 11:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 Fukusihma の最大の教訓……それは「政府と原子力業界は信用できないこと」

 

 

 → http://www.sanclementetimes.com/view/full_story/15636586/article-Guest-Column--Lessons-Learned-from-Fukushima--abridged-?instance=guest_opinion

 サン・オノフレ原発を抱え、フクイチと同じタイプの震災事故が懸念されている南カリフォルニアの地方紙、サンクレメンテ・タイムズに、地元在住の大学名誉教授、ロジャー・ジョンソン氏の寄稿が掲載された。

 Perhaps the biggest lesson from Fukushima is that the government and the nuclear industry cannot be trusted.

 日本政府、および東電は、こんなふうに見られているのだ。国民として恥ずかしい!

 以下はジョンソン氏の結びの言葉。

 そう、フクシマは目覚ましコールなのである。そして私たちは強力な原発ロビーと闘わなければならない。手遅れにならないうちに、「フクシマの知恵」がサンクレメンテに広がることを願おうではないか。

 Yes, Fukushima has been a wake-up call, and now we must struggle to fight the powerful nuclear lobby. Let's hope that wisdom from Fukushima will spread to San Clemente before it is too late.

 ジョンソンさんらサンクレメンテの人々は、国連でのあの日本の首相の醜態を見て、何と思ったことだろう……?

Posted by 大沼安史 at 10:50 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 広瀬隆さんの英訳著書 Fukushima Meltdown 電子書籍で緊急出版 全世界に拡散

 アマゾン → http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B005OD75J2/counterpunchmaga

 ダグラス・ラミスさん訳。

 その第2章「東電とメディアが隠していること」の抜粋が、米誌カウンターパンチに掲載された。
 → http://www.counterpunch.org/2011/09/21/what-tepco-and-the-media-are-hiding/

Posted by 大沼安史 at 10:30 午前 | | トラックバック (0)

〔☆☆☆ フクシマ・NEWS〕 「被曝の恐怖に生きる人々に最大限の安全を結果として示し、信頼の確立を」 国連の潘基文事務総長 「原子力安全及び核セキュリティーに関する国連ハイレベル会合」閉会の辞で表明

 → http://www.un.org/News/Press/docs/2011/sgsm13831.doc.htm
 国連は22日、潘基文事務総長 「原子力安全及び核セキュリティーに関する国連ハイレベル会合」閉会の辞で、以下のように表明した、と発表した。

 「被曝の恐怖の中で生きている人たちにとって、信頼は確立されなければならない。そのためには、最大限の安全を達成したとの具体的な結果を示す必要がある」
 
 For People Living in Fear of Effects of Radiation, Secretary-General Says Trust Must Be Ensured, Requiring Demonstrated Results in Achieving Maximum Safety

 これは福島など被爆地で苦しみながら生きる原発被災者たちの安全を求める権利を――被爆者としての権利を認め、疎開など住民保護に本格的に取り組もうとしない日本政府を叱責するものである。

 前掲の毎日新聞の記事に関する潘基文事務総長の英語による総括部分は以下の通り。

 Let me provide a brief summary:  First, we must ensure public confidence and trust.  This is a major concern I heard throughout my visit to Fukushima — people living in fear of the effects of radiation.  Meeting this goal requires full transparency and openness in all aspects of nuclear energy.  It will also take demonstrated results in achieving maximum safety.
 
 In this regard, the General Assembly should provide the United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation with the necessary capacity and resources to accomplish its task — including its planned assessment of the levels of exposure and radiation risks related to the Fukushima accident. 

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 国連の潘基文事務総長 国連独自に「フクイチ」による住民被曝、放射能危険調査実施を表明 国際社会に広がる「日本政府」への不信

毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/today/news/20110924k0000m030049000c.html

 ニューヨークの国連本部で開かれた「原子力安全及び核セキュリティーに関する国連ハイレベル会合」は22日、潘基文(バン・キムン)事務総長が総括文書を発表し、閉幕した。総括文書で事務総長は国連機関が東京電力福島第1原発事故の影響評価を実施する意向を表明、実現に向けた協力を国連総会に求めた。原発周辺の住民の被ばくレベルや放射線の危険性を調査するという。

 事務総長は会合で、自ら福島の現場を訪れた体験に言及し、 「人々は放射線の影響を恐れて暮らしている。あらゆる面で原子力の透明性が求められている」 と指摘、「日本国民、政府との団結」を表明した。

 その上で、今回の事故が原発の国際的な安全基準や対応システムに懸念を生じさせたとして、信頼回復に安全性の向上と最大限の透明性の確保が必要だと訴えた。…………

 (大沼) 野田首相のトンデモ演説に対して、「国際社会」は早速、潘基文事務総長の「国連独自調査」の実施表明でもって応えた。
 これは日本政府の住民強制被曝問題を国連として――国際社会として見て見ぬふりはできないとする意思表示であり、日本政府に住民保護を求める事実上の勧告である。

 (首都圏は東京新聞、全国紙は毎日新聞をとろう! ゴミ新聞はやめよう! NHKの受信契約は解除しよう!)

Posted by 大沼安史 at 09:36 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 野田「原発ドジョウ救い」国連演説が終わったとたん、東電が電撃発表! 「1号機配管から高濃度水素検出」 NHK「水素爆発の可能性、低い」――つまり「可能性はある」と報道

 毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110924ddm008040097000c.html

 「東京電力は23日、水素爆発を起こした福島第1原発1号機の原子炉格納容器につながる配管から、高濃度の水素を検出したと発表した。事故時、過熱した核燃料の被覆管と水が反応して水素が発生、爆発後も配管内にたまっていたとみられる」

 毎日のこの記事には、どれくらい「高濃度」なのか書かれていない。
 
 TBSによると、「測定できる限界の1%を超える濃度を計測した」という。2%か5%か、それをさらに上回る濃度なのか分からないわけだ。

 TBSはさらに、水素が全体の4%、酸素が5%超で「水素爆発」が起きる危険性があると指摘している。

 → http://www.youtube.com/watch?v=e3-qpFtgnNk&feature=player_embedded#!

 それにしても、この配管内になぜ高濃度の水素がたまっているのか?

 これについて、NHKは、東京大学大学院の岡本孝司教授は「水素爆発を引き起こした水素が今も残っていたか、原子炉などの水が放射線によって分解され発生したか、両方の可能性が考えられ、格納容器を通じて配管にたまったとみられる。1号機の格納容器には、今も窒素を注入し続けているため酸素濃度が低く、水素爆発が起こる条件には達しないとみられるが、局所的に水素濃度が高い場所はほかにもあるだろう。今後、水素濃度を慎重に確認しながら作業に当たる必要がある」と話しています――と報じている。
 → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/t10015807331000.html

 「水素爆発を引き起こした水素が今も残っていたか、原子炉などの水が放射線によって分解され発生したか、両方の可能性が考えられ」る……
 そのどちらかが原因だとすれば、水素爆発した(してしまった)水素は残っているはずがないから(?)、「原子炉などの水が放射線によって分解され発生」しているのだろう。

 そうなると、溶融したジルコニウム被覆に続き、新たな水素発生源(メカニズム)が生まれたことになる。

 原子炉内の汚染水、あるいは大量流入している地下水が核燃マグマからの放射線で分解、水素を放出している…………???

 大丈夫だろうか?

 そんな不安を打ち消すように、上記、NHKの電子版記事は、こんなふうに報じている。

 「東京電力は現在、1号機で格納容器の水素の濃度を下げる窒素を送り込む作業が続けられているため、格納容器につながる配管に外部から酸素が入り、実際に水素爆発が起きる可能性は低いとみています。また、この対応で事故の収束に向けた作業が遅れることはないとしていますが、同じように放射性物質の浄化を検討している2号機と3号機についても、配管などの水素の濃度を調べることにしています」

 ああ、よかった、ほっと一安心――といいたいところだが、よく読むと、実はそうではないらしいことが分かる。

 「実際に水素爆発が起きる可能性は低いとみています」――可能性は「ない」のではなく「低い」だけなのだ。

 野田の「原発ドジョウ救い」国連演説が終わった頃合いを見計らっての「水素爆発の危険あり」発表報道!

 見事なほど呼吸の合った(示し合せた?)、グッドタイミング電撃発表だった!
 

Posted by 大沼安史 at 09:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・読売新聞社説〕 首相国連演説 「安全な原発」活用を公約した

 → http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110923-OYT1T00710.htm?from=y10

 野田首相が原発事故の早期収束と、原子力の安全利用を国際公約として表明した。事故から得られた教訓を生かし、世界の原発の安全性向上に貢献することが日本の責務だ。(「世界のゴミウリ」と誰かが言っていたけれど……?)

 具体的な展望のない、菅前首相の「脱原発路線」と一線を画した。(メルケル首相も「具体的な展望のない」人なの……?)

Posted by 大沼安史 at 08:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・東京新聞社説〕 「首相国連演説 脱原発は国内向けか」

 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011092402000060.html

 福島第一原発の現状を見れば、脱原発と自然エネルギー開発の重要さを訴えるべきではなかったか。

 首相は所信表明演説で「中長期的には原発への依存度を可能な限り引き下げる」と明言したが、国連演説ではそのような表現はなかった。「再生可能エネルギーの開発、利用の拡大を主導する」と述べたが、詳細には触れず、来夏をめどにエネルギー戦略を示すと述べるにとどまった。

 だが福島第一の事故による深刻な放射性物質の汚染を考えれば、首相は国連の場で脱原発依存にどう取り組むかをもっと明確に示すべきだった。太陽光、風力、地熱など具体例を挙げて、再生可能エネルギー開発に全力を挙げる姿勢を見せれば、共感する国も多かったのではないか。

 国内向けには原発依存度の低下を約束しながら、国外では原子力ビジネスを続けるというのは整合性がとれるのか。国民への説明が求められる。

Posted by 大沼安史 at 08:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 国連会合 「国際社会 原子力利用推進 事実上、合意」と「朝日新聞」が強引に総括

 → http://www.asahi.com/international/update/0923/TKY201109230266.html

 この「朝日」の電子版の記事には驚いた。

 まず、見出しを見て、悪い冗談かと思った。
 「フクシマの教訓共有し原発推進 国連原子力会合が閉幕」……

 収束も覚束ない、現在進行中(そして未来進行形)の空前の原子力災害なのに、(軽く)「フクシマの教訓」を「共有」――などと、どんな神経があったら書けるのだろう?

 おまけに、「教訓共有し原発推進」とは、開いた口がふさがらない。教訓に学んだら、原発停止としかならないはずだ。

 記事のリードがまた凄まじい。

 「ニューヨークの国連本部で開かれていた原子力安全に関するハイレベル会合は22日午後、福島第一原発事故の教訓を踏まえた世界最高水準の安全対策を共有することを確認して閉幕した。国際社会は今後も原子力利用を推進していくことで事実上、合意した」

 「福島第一原発事故の教訓を踏まえた世界最高水準の安全対策を共有することを確認し」ただって?

 「国際社会は今後も原子力利用を推進していくことで事実上、合意した」?

 この「国際社会」にはドイツやイタリア、スイスなどは入っていない、とでもいうのか?

 「核電力の提灯持ち」 「金魚」ならぬ「ドジョウ」の糞になりさがった「朝日」!

 あざとく、あくどくなった「朝日」! 恥を知りたまえ!

 

   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:38 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-23

〔梶村太一郎さんのベルリン報告〕 野田首相国連演説は「汚い核兵器/原発」による無差別テロの容認宣言である

 → http://tkajimura.blogspot.com/2011/09/blog-post_23.html
 ……この演説は、野田首相が、いまだにいつ何時、最悪の事態を招くかもしれない「集中治療室の患者」でありつづけている日本の実情を無視し、原発事故の本質が、人類だけでなく生きとし生くるものを永遠に脅かす「汚い核兵器」による無差別テロであることを実証しているにもかかわらず、これを正当化はせずとも容認する原発中毒の患者であり、原発推進原理主義者であることを、国際舞台で宣言したものであることだけは断定できます。

 このような首相の政府は無責任にも国民を平気で地獄に道連れにします。かつての大日本帝国陸海軍と全く変わっていないドジョウ首相の本音がでました。
 恐ろしいことです。

(大沼)夕方、ラーメン屋さんでテレビを見ていたら、ファーストレディーのデビューがどうの、とたわけたことを抜かしていた。

 野田という男は、自分がどんなことをほざいているか、わからないらしい……。

 梶村さんの言うとおりである。恐ろしいことだ……。

Posted by 大沼安史 at 09:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「原発推進やめろ」福島の団体がNYでデモ

 日刊スポーツ → http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20110923-839340.html
 ……原子力安全首脳会合が開かれたニューヨークの国連本部前で22日、福島県の市民団体メンバーらがデモ集会を開き「国連よ、原子力利用を推進するのはやめろ」「原子力による惨事はもう見たくない」と訴えた。「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」や米市民団体の呼び掛けで、約30人が参加した。……

 (大沼)国民の税金を使って専用機で乗り込んだ野田「首相」御一行さまより、この福島の人たちの方がよほど「日本代表」である!

Posted by 大沼安史 at 11:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 IAEA年次総会 「行動計画」を採択

 ◇ NHK(電子版) → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/t10015799151000.html
  IAEA=国際原子力機関の年次総会は、世界の原発の安全を確保するための具体的な方策、「行動計画」を承認しました。しかし、IAEAが行う安全評価についての考え方では原発推進国と脱原発の国との間で立場の違いが浮き彫りとなりました。(各国の「考え方の違い」……??)
 ……しかし、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて脱原発を決めたドイツなどからはIAEAによる安全評価の義務化を加盟各国に求めた一方、……(「ドイツなどからは」ではなく「ドイツなどが」でしょ!)

 ◇ 読売新聞(同)→ http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110922-OYT1T01122.htm
 ……行動計画は原発の信頼回復が狙いで、原発を持つ加盟国が3年以内に最低1回、IAEA調査団を自主的に受け入れることなどが柱となっている。履行に向けた態勢づくりが今後の焦点で、進展状況は来年9月のIAEA定例理事会と年次総会に報告される。(ドイツなどの批判には一言もふれず)

 ◇ 朝日(時事電) → http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201109220165.html
 ……行動計画は、すべての原発保有国に原発の安全性や規制当局の枠組みを検証する調査団の受け入れを呼び掛けているほか、原発事故に備えた緊急対応チームの設立を訴えている。
 しかし、自主性を重視し、強制力を弱めた内容になっており、規制強化を求める欧州諸国から実効性を懸念する声が上がった。 (実効性が懸念される「行動計画」!)

 ◇ 毎日(電子版) → http://mainichi.jp/select/world/news/20110923k0000m030127000c.html
 ……同時に採択された原子力安全決議は、加盟国に最重要の優先事項として行動計画を履行するよう求める一方、福島原発事故に関する日本政府の「包括的で完全に透明な評価」の重要性を改めて表明した。(さすが「毎日」、ポイントを押さえている! 日本政府・東電に対する不信はこれほどまでに根深い……)

 ◇ 日経(電子版) → http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819694E0E0E2E3E28DE0E0E2EBE0E2E3E39797E3E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000
 【ウィーン=藤田剛】……決議は日本への同情と連帯を表し、今後も事故収束に向けて支援を続ける方針を示した。一方、「国際社会が事故の教訓を得て行動するため、原因究明を含めた包括的で透明な検証が重要」と明記し、日本やIAEA事務局にさらなる調査を要求した。日本代表は決議の採択後、総会で「日本は事故で得た経験を国際社会と共有する」と改めて強調した。……(この藤田さんという特派員はなかなか骨のある方だ。それにしても、日本に対する国際社会の疑いは根深い……)

 ◇ 共同(電子版) → http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092201000882.html
 ……だが脱原発を決めたドイツなどは原発推進国に配慮して内容が骨抜きにされたと早くも不満を表明。……ドイツや、同様に脱原発100+ 件を選んだスイスなどは、先週行われたIAEA理事会でも「内容が弱い」と公然と不満を表明、将来の改正を求めていた。(本ブログ既報の通り、カナダはわざわざ非難声明を出したほど……)

 ◇ ロイター(電子版) → http://www.reuters.com/article/2011/09/22/us-nuclear-safety-iaea-idUSTRE78L54P20110922
 ……ドイツ、カナダ、フランス、スイス、シンガポール、カナダ、デンマークなどのグループは、IAEA最終案にはより厳しい方策が含まれていないとして失望を表明した。

 ……One group of nations -- including Germany, France, Switzerland, Singapore, Canada and Denmark -- voiced disappointment about the final version of the IAEA's safety action plan for not including stricter measures.

 (これに対して)天野事務局長は22日、声明を発表し、行動計画は「完全に、強力に実行しなければならない……緊急を要する感覚を失ってはならない。公衆の期待感は非常に高い」と語った。(日本政府が天野局長を支え、自ら強制的な国際査察・即時・全面受け入れを表明したなら、天野局長の顔も立ったろうに……。本国政府がうらめしいと、これほど思ったことはほかになかったろう……)

Posted by 大沼安史 at 10:59 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 野田「首相」の 「原子力ムラ」を ドジョウ救い 国連演説

 人類史上空前の惨事となった「フクシマ」を話し合う国連の首脳レベル会合は、惨憺たる結果に終わった。

 事故当事者であり加害者である日本政府の野田新首相が、「年内収束」の空手形を切り、原発の「安全」を世界最高水準に高めるのが「フクシマ」の教訓だと言い放ち、挙句の果てに、福島は「人類の未来を切り開いた場所」として想起されるだろう、などと大法螺を吹いてみせたからだ。

 「人類の未来を切り開く場所」???――大地を、水を空気を「死の灰」で汚染され、被曝を強いられ、生活の場を根こそぎ奪われた「フクシマ」原発被災地の被曝難民のみなさんは、この野田首相の発言をどんな思いで受けとめることだろう。

     #

 この「国連フクシマ原子力サミット」は、国連の潘基文事務総長が主導して開かれたものだ。原発推進をなお強行しようとするIAEAの年次総会にぶつける日程で敢えて開催したことは、「天野ジャパンIAEA」と示し合せ、事故の矮小化で乗り切りを図ろうとした日本政府(そしてIAEA)に対する不信感を示すものとして、海外メディアにより報じられていたことである。→ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-ba45.html

 潘事務総長は8月上旬、来日した際、当時の菅首相に「原子力サミット」への「出席」を求めたが、首相は明言しなかった。ようやく野田新首相の「出席」が決まったからも、潘事務総長は日本のプレスに対して、「野田首相にはフクシマ原発事故に取り組む中で得た経験、学んだ教訓を分かち与えていただきたい。それはとても価値あることになるでしょう」(*1)と期待感を表明し、国際社会に事故当事国としての「説明責任」を果たすよう釘をさしていた。→ http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110916p2g00m0dm010000c.html

 潘事務総長の期待は……やはり、裏切られた。

     #

 その失望の度合は、「首脳級レベル会合」を報じる国連ニュース・センターのプレス発表(→ http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=39684&Cr=nuclear&Cr1= )を見てもわかる。

 本来なら、主役であるはずの野田首相の発言(演説)は国連のプレス発表で大きく報じられべきものだが、「会合に出た国家元首の1人」として、①日本は「欠陥」を特定し、「教訓」を学んだ’②国内外の原発を全面的に査察することがわれわれの前にある緊急課題だ、と述べた――――と、そっけなく短く記されているだけだった。(*2)

     #

 これは残念ながら当然のことである。野田演説の英文フルテキストのどこを見ても地球汚染を進行させていることについての国際社会への謝罪もなければ、「教訓」となるべき事実の開示もない。

 「高さ15メートルのツナミの想像を超えた破壊力」(ただし巧妙にも、それが「フクイチ」を襲ったとは言っていない!)を前面に押し出し、「ベント」に手間がかかって貴重な時間が奪われた――と、まるで「ツナミ」と「ベント」が悪いとでも言いたげな口ぶり。

 国連のプレス発表に書かれた、「欠陥を特定し、教訓を学んだ」というくだりも、野田演説の英文テキストでは、we have identified ''faults'' as well as ''lessons learned'' from them. と、「欠陥」「教訓」が括弧づきになっていて(曖昧化されていて)、「説明責任」を果たす気など、どこにも感じられない空疎な演説だった。

 「年内収束の国際公約」(前述の「朝日新聞」の表現)にしても、演説では、それに向けて「前倒しで、あらゆる努力を続けている(We are now making every effort to achieve the state of cold shutdown of the reactors roughly within 2011, ahead of schedule.
 )」と言っただけのこと。こんな「外交手形」を真に受ける愚か者は、そんなに多くはないはずだ。 

     #

 しかし、なにより凄かったのは、野田首相の演説の結びの言葉である。あきれて物も言えないほど凄かった……(だから国連のプレス発表も引用しなかったのだろう)。

 野田首相は何と言ったか? 共同通信によると、野田首相はこう(高らかに)宣言した。

 人類が英知によって原発事故の突きつけた挑戦を克服し、福島が「人々の強い意志と勇気によって人類の未来を切り開いた場所」として思い起こされる日が訪れると確信する。

 この部分、英文テキストではどうなっているか、というと…………もっと凄い。恥ずかしくなるほどに。

  I am confident that the human race will be able to utilize its wisdom to overcome the challenge thrust before us by this nuclear accident. I am confident that, for Fukushima, the day will come when it is remembered as ''the place where, through people's strong will and courage, a new era was opened for the future of humankind.''

 「私は、この原子力事故が私たちの前に突き出し挑戦を、人類が知恵を動員して克服できるであろうことを確信しています。私はフクシマが、『人々の強い意志と勇気によって、人類の未来のために新しい時代が開かれた場所』として思い出される日が来ることを、私は確信しています」

     #
 
 「人類の未来のために新しい時代が開かれた場所」……これはしかし、一面の真実を衝いた言葉だ。

 プルトニウム汚染が「人類の未来」に向かって、こんど何十年も、何百年も、何千年も、何万年も続く「新しい時代」が「フクイチ」の事故によって「開かれた」ことは間違いない。

 しかし「フクシマ」を「人類の未来のために新しい時代が開かれた場所」と、一体、誰が、何(百・千・万)年先に、核の墓場において思い出すことができる、というのか?

 「フクシマ」は、これまでの土地の歴史の積み重ねが奪われ、現在と未来が失われてしまった原発被曝被災地である。そこに生きる「人々の強い意志と勇気」あるいは「人類の知恵」から生まれる「新しい時代」への一歩は、少なくとも「原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」ことでない。

     #

 それにしても一体、野田という男は、何者であろう?
 3・11後、人々が被曝に耐え、強い意志と勇気をもって生き続けている国の――あるいは9・19に6万人が集会で「脱原発」を訴える国の――さらには、国民の8割近くが「脱原発」を求める「唯一の被曝国」の「首相」なのだろうか?

 「原子力ムラ」の「ドジョウ救い」大法螺演説を国連まで出ていって恥ずかしげもなく吹いたこの野田という男を、脱原発を決めたドイツ人、「反原発」を国民投票で決めたイタリア人をはじめとする世界の人々は、「人類の未来のために新しい時代を閉じた男」と、軽蔑とともに(しばらくの間は)思い起こすことになるだろう。

     #

 この野田という男に比べれば、「首脳級レベル会合」に参加したヒラリー米国務長官は政治家として、まだしもまともな演説をしている。

 ヒラリーは、(皮肉を効かせて)こう演説で言ったそうだ。→ http://english.cri.cn/6966/2011/09/23/1461s659619.htm

 「米国はここから180マイルしか離れていないスリーマイル島で炉心溶融に直面しました。そして世界はつい最近、チェルノビリの25執念を迎えたわけです。私たちは誰一人として、(原発事故から)逃れません。そして事故のたびに、IAEAと原子力規制機関は何が原因かを突き止めようとし、再発をふ防ごうと努めて来たのです」
 「しかし、いまやあらゆる原発国家にとって、深刻な多重事故および公衆の安全を優先すべきシナリオに備えることは絶対命令(it's imperative)です」(*3)

     #

 国連ニュース・センターのプレス発表によると、潘事務総長は「会合」の場で、こうも発言したという。

 “Clearly, there is a compelling need for greater transparency and open accountability. We must rebuild public trust,” said Mr. Ban.

 「明らかに、いまやより大きな透明性と開かれた責任の引き受ける必要性が強く迫られています。私たちは(国際社会の)人々の信頼を再建しなければなりません」

 これがどこの国の誰に向けられた発言か…………いまや明らかなことである。
 

   ###

(*1)"I expect that Prime Minister Noda will share his experience, lessons learned, in the course of addressing this Fukushima nuclear accident, which will also be very valuable," the U.N. chief said at a press conference ahead of the meeting, which will take place Sept. 22.

(*2)Among the heads of State addressing the meeting was Japanese Prime Minister Yoshihiko Noda, who said that while a full-scale process to discover the cause of the Fukushima accident will continue for some time, the country has identified ‘faults’ and ‘lessons learned.’
“Full-fledged inspections to be conducted based upon these on the safety of nuclear power stations both within Japan and abroad should be a most urgent task ahead of us,” he said.

(*3)U.S. Secretary of State Hilary Clinton called the Fukushima- Daiichi accident "a stark reminder that nuclear power requires comprehensive security precautions."
 She reminded diplomats that "The United States faced a core meltdown just 180 miles from here at Three Mile Island. The world recently marked the 25th anniversary of the Chernobyl disaster. None of us is immune. And on each of these occasions, the IAEA and nuclear regulatory bodies have moved to determine what went wrong and to try to prevent it from happening again."
 "But it's imperative that every nuclear country be prepared for scenarios that include multiple severe hazards and prioritizes public safety," Clinton said.

Posted by 大沼安史 at 09:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕野田首相 国連演説 英文テキスト 全文

 → http://www.panorientnews.com/en/news.php?k=1223

 太字強調は大沼:

 Speech of Japanese PM Noda at the U.N. Nuclear Safety Meeting

Friday, September 23, 2011

Tokyo- Sept. 22, 2011 (PanOrient News)

The following is the full text of a speech that Japanese Prime Minister Yoshihiko Noda delivered Thursday at a high-level U.N. meeting on nuclear safety and security.

Mr. Secretary General of the United Nations,

Mr. President of the United Nations General Assembly,

Excellencies,

Ladies and gentlemen,

1. The accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station of the Tokyo Electric Power Co. has raised the profound issue of how humankind should deal with nuclear energy. I commend the insight of the secretary general for his leadership in convening this meeting, taking the opportunity of the U.N. General Assembly, for which representatives of states around the world assemble.

2. Since struck by a massive earthquake and tsunami, the people of Japan have been receiving very heart-warming encouragement and support from all over the world. On behalf of all the Japanese people, I should like to take this opportunity to express our sincere gratitude to you all.

3. Science and technology have aided the progress of the human race and brought prosperity to every corner of the world. For over half a century, since it made use of the most advanced high technology to take its first stride toward the civil use of nuclear energy in 1957, Japan has researched and applied the means to use nuclear power safely, and fostered and developed its nuclear industry so diligently that the whole nation suffered a serious blow from the recent accident.

4. For the last half a year, since the accident occurred, Japan has been struggling with all its strength by concerted efforts throughout the nation to bring the accident under stable control at the earliest possible time. As the person in overall charge of those efforts, I visited the site of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station of the Tokyo Electric Power Co. immediately upon taking office as prime minister this month, and observed the reactor buildings up close. This very fact demonstrates the steady progress in our efforts to bring the accident under stable control.

5. Through the dedicated efforts of the people involved, we are steadily moving closer to stable control of the accident. The most recent estimates indicate that the amount of radioactive material being discharged is now being held down to a level of one-four millionth of that at the early stage of the accident. We are now making every effort to achieve the state of cold shutdown of the reactors roughly within 2011, ahead of schedule. Improvements in the situation are being sustained by the dedicated efforts of over 2,000 workers who persevere steadfastly in their work even as they expose themselves to the dangers of radiation and heat stroke. We would be remiss to forget that fact.

6. The unimaginable destructive force of the enormous tsunami, which reached a height of 15 meters, has left traces that can still be found even now in the tsunami-stricken areas. At a minimum, there is little doubt that we had overestimated our preparations for tsunami. It is clear that electrical power supplies for emergency use and pumps should not have been situated in locations that could be submerged by tsunami. Our preparations for a severe accident that would result in damage to the reactor core were insufficient. Making a vent took more time than expected, causing loss of precious time. While a full-scale process to discover the cause of the accident will continue for some time, we have identified ''faults'' as well as ''lessons learned'' from them. Full-fledged inspections to be conducted based upon these on the safety of nuclear power stations both within Japan and abroad should be a most urgent task ahead of us.

7. Japan will disclose to the international community all the information related to this accident, in both a swift and accurate manner. We have already presented two reports to the IAEA on the course of events. The Investigation Committee on the Accident at the Fukushima Nuclear Power Station of Tokyo Electric Power Co. is conducting a comprehensive investigation of the accident from a neutral and objective standpoint and will release its final report next year. Japan will hold an international conference to be co-hosted by the IAEA next year, through which we will share with the international community the results of our comprehensive inspections and our charted courses of action towards the safe use of nuclear energy.

8. Japan will send out to the whole world the lessons learned through this accident. It has already made proposals to the international community, such as the strengthening of cooperation and coordination among regulatory authorities of nations, the reinforcement of the international assistance mechanism in the event of nuclear accidents, and a review of the IAEA Safety Standards. The international community has responded to this. The leaders of the Group of Eight in Deauville, and the ministers of a larger number of states in Paris, declared their determination to raise the safety of nuclear power to the highest level in the world, and today an Action Plan on Nuclear Safety was endorsed by the IAEA General Conference. These are all very welcome developments.

9. Japan is determined to raise the safety of nuclear power generation to the highest level in the world. In addition to the emergency measures already taken, we plan to establish ''The Nuclear Safety and Security Agency'' around April of next year, by separating off the Nuclear and Industrial Safety Agency from the Ministry of Economy, Trade and Industry, to accomplish the independence of nuclear regulation from promotion, for the purpose of centralizing the regulatory system and ensuring a thorough safety culture. We will also fundamentally reinforce nuclear safety regulations themselves.

10. Japan stands ready to respond to the interest of countries seeking to use nuclear power generation. For several years, emerging nations and many other countries around the world have earnestly explored ways of using nuclear energy amid the need for energy security and in response to global warming. Japan has been supporting their efforts, including their improvements of nuclear safety. Japan remains steadfast in responding positively to their interest in our undertakings.

11. In parallel, Japan will also take the lead to increase development and use of renewable energies. Japan will redouble efforts to increase development and use of renewable energies by mobilizing the advanced technologies in the possession of both the public and private sectors. Japan will also present practical strategies and plans around the summer of 2012 concerning the composition of energy sources over the medium and long terms.

12. Japan will also participate actively in efforts to ensure nuclear security. Preparedness for terrorist attacks on nuclear power facilities and exchanging security information among relevant authorities of countries should be important tasks. I will take part in the Nuclear Security Summit next year, and will join actively in international undertakings in this field. Japan will for its part reinforce its measures to protect its nuclear materials and facilities.

13. Energy is the ''lifeblood'' of the economy and is a foundation of daily human life. In a broader context, it impacts the peace and prosperity of the entire human race. It is the cornerstone of the well-being of not just our own generation but of future generations as well. We can ill afford to continue wavering over our next actions. We must mobilize science and technology to the maximum extent possible to decide urgently on our next steps, rationally grounded.

14. I am confident that the human race will be able to utilize its wisdom to overcome the challenge thrust before us by this nuclear accident. I am confident that, for Fukushima, the day will come when it is remembered as ''the place where, through people's strong will and courage, a new era was opened for the future of humankind.'' And indeed, I am confident that today's meeting will serve as a signpost for the next actions we should take together in order to raise the safety of nuclear power to the highest level. I should like to close my remarks by pledging that Japan, as the country in which this accident occurred, will dedicate itself to shouldering its responsibilities and taking action.

Thank you very much.

Posted by 大沼安史 at 06:48 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 野田首相 国連演説 「年内収束」国際公約に

 朝日新聞 → http://www.asahi.com/politics/update/0922/TKY201109220660.html

 ……首相は東京電力福島第一原発事故について「原子炉の冷温停止状態について、予定を早めて年内をめどに達成すべく全力を挙げている」と説明。来年1月中旬をめどとしてきた事故収束の達成時期を年内に前倒しする考えを表明した。
 首相は演説で「事故は着実に収束に向かっている」と強調。首相が明言したことで事実上、年内収束は国際公約となった。……

Posted by 大沼安史 at 06:38 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 野田首相 国連「原子力首脳級会合」演説要旨

 毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110923ddm005010129000c.html

  なお、前記の読売新聞の報道によると、野田首相は首相は演説で、「収束に向けた取り組みは着実に進展している。当初に比べれば放射性物質の放出量は400万分の1に抑えられている」と述べ、国際社会の理解を求めた。

 〔For the Record〕

  野田首相:原子力安全会合演説(要旨)
 野田佳彦首相が国連の「原子力安全会合」で行った演説要旨は次の通り。

 ◆福島第1原発事故

 巨大地震と津波に被災した日本国民は、世界中から心温まる励ましと支援をいただいた。全国民を代表し、深く感謝する。わが国は半世紀以上にわたって原子力の安全な活用の方途を研究・応用し、原子力産業を育成・発展させてきた。それだけに今回の事故は日本国民に深い衝撃を与えた。

 関係者のひたむきな努力により、事故は着実に収束に向かっている。原子炉の冷温停止状態は予定を早めて年内を目途に達成すべく全力を挙げている。津波への備えに過信があったことは疑いがない。炉心損傷に至る過酷事故を想定した準備も不十分で、ベントの作業に手間取り、貴重な時間を失った。何よりも急がれるのは、教訓に基づいて内外で原発安全性の総点検を進めることだ。

 ◆事故情報の開示

 事故の全てを迅速かつ正確に国際社会に開示する。事故調査・検証委員会が来年には最終報告を示す。国際原子力機関(IAEA)と共催の国際会議を来年、わが国で開催し、原子力の安全利用への取り組みの方向性を国際社会と共有する。

 ◆エネルギー政策

 原子力発電の安全性を世界最高水準に高める。原子力利用を模索する国々の関心に応える。新興諸国をはじめ世界の多くの国々が原子力の利用を真剣に模索し、わが国は原子力安全の向上を含めた支援をしてきた。今後とも、これらの国々の高い関心に応えていく。

 再生可能エネルギーの開発・利用の拡大も主導。中長期的なエネルギー構成の在り方は来夏を目途に具体的な戦略と計画を示す。

 ◆核セキュリティー

 核セキュリティー確保に積極的に参画。来年の核セキュリティー・サミットに参加し、国際社会の共同作業に積極的に参画するとともに核物質や原子力施設に対する防護の取り組みを強化する。

 ◆結び

 人類が英知によって原発事故の突きつけた挑戦を克服し、福島が「人々の強い意志と勇気によって人類の未来を切り開いた場所」として思い起こされる日が訪れると確信する。日本は事故の当事国として全力で責務を担い、行動する。 【共同】

   …………

 〔時事通信〕 → http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011092200990

 ……エネルギーは経済の「血液」であり、日常生活の基盤だ。子々孫々の幸福の礎石だ。次なる行動について長く迷い続ける余裕はない。科学技術を最大限動員し、早急に次なる行動を定めなければならない。
 私は確信する。人類がその英知によって、事故の突きつけた挑戦を必ずや克服することを。福島が「人類の未来を切り開いた場所」として思い起こされる日が訪れることを。会議が、原子力安全を最高水準に高めるため、われわれが共に次なる行動をとる一里塚となることを。事故の当事国として全力でその責務を担い、行動することを誓う。(2011/09/22-22:06)

Posted by 大沼安史 at 06:29 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 野田首相 国連「原子力首脳級会合」で「脱原発依存」に言及せず

 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110922-OYT1T01271.htm

 野田首相は22日午前(日本時間22日夜)、国連の原子力安全に関する首脳級会合で演説……必要な原発は今後も活用する意向を表明した。

 菅前首相が掲げた「脱原発依存」には言及せず、所信表明演説で述べた「原発への依存度を可能な限り引き下げる」という表現も使わなかった。……

   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 06:20 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-22

〔☆ フクシマ・NEWS〕 「さよなら原発 1000万人」 ネット署名!

 → http://www.greenaction-japan.org/modules/japanese/index.php?id=29

 9・19の集会の呼びかけ人スピーチで、鎌田慧さんが「死にもの狂いで」1000万人署名を達成しようとよびかけてらっしゃいました!

 これはある種の国民投票のような気がします。

 わたし(大沼)も「1票」、投じました!

 

Posted by 大沼安史 at 07:43 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 台風15号 「フイクチを破壊せず」 英紙報道

 英紙ガーディアンが台風15号(ロク台風)について、フクシマ原発を破壊せず(Typhoon Roke spares Fukushima nuclear plant)と報じた。
 日本国内だけでなく、世界が心配した「フクイチ」に対する台風の直撃だった。
 http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/22/typhoon-roke-fukushima-nuclear-plant?newsfeed=true

 東電の発表によると、汚染水の水位は24センチ上がっただけ。「水位上昇は想定の範囲内。約1メートルの余裕があり、あふれ出すような状況ではない」としている。
 産経 → http://sankei.jp.msn.com/region/news/110922/fks11092213520001-n1.htm

 事態が発表の通りであるなら、まずは一安心だ。

 現場で不眠不休の活動をなさった、作業員をはじめとする皆さんに敬意を表する。

Posted by 大沼安史 at 07:35 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS・田中龍作ジャーナル〕 経産省前ハンスト完結 「原発はおカネが降ってくるけど、町づくりの産業は育たない」

 → http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002936

Posted by 大沼安史 at 07:26 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS・東京新聞〕 土壌汚染 福島市・郡山市の深刻度 矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授に聞く

 福島第一原発事故で放射能に汚染された福島市や郡山市の土壌濃度は、チェルノブイリ原発事故で健康被害が続出した地区に匹敵する-。内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授(67)は、先月30日に文部科学省が発表した詳細な土壌汚染マップを基に両事故の汚染度を比較した。その結果、「子どもら住民の健康被害が予想される」として、学校疎開を含めた被ばく軽減対策を最優先に取り組むよう訴えている。 (小倉貞俊)

 続きを読む → http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011092202000038.html

Posted by 大沼安史 at 07:23 午後 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・For the Record〕 9・19 集会 呼びかけ人のオープニング・スピーチ ビデオ&文字起こし

 岩上安身公式サイト → http://iwakamiyasumi.com/archives/12572

Posted by 大沼安史 at 06:30 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日米外相会談 ヒラリーに、夫のビル(前大統領)との記念写真を名刺代わりに差し出した玄葉光一郎という男の(無)神経!

 → http://www.dailymail.co.uk/news/article-2039769/Hillary-Clinton-looks-horrified-Japanese-minister-hands-photo-Bill.html

 英紙デイリー・メールが、19日午後(現地時間)、ニューヨークで行われた日米外相会談の席で、日本の玄葉光一郎外相が土産代わりに、ヒラリーの夫であるビル・クリントン(アーカンソー知事時代)と一緒に写したセピア色の古い記念写真を手渡したエピソードを紹介している。

 メール紙(電子版)の記事についた写真は、ごらんのように、手渡されたヒラリーが、ギョっした顔をした瞬間を激写している。

Article00dfd3da60000057857_634x467

 いくら名刺代わりのごあいさつとはいえ、たしかに考えさせるプレゼントの中身だ。

 折も折、欧米ではIMFのストロース=カーンの「反省発言」が話題になっており、それに合わせてビル・クリントンの例のセックス・スキャンダルが蒸し返されている……というのに!!!
 → http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2828870/7796863

 そんなときに、この写真。

Article00dfd43ef00000578560_634x470

 だんなのこと、忘れていませんよね、ほおっておくから、あんな、へんなことが起きるんです。夫婦なかよく、お願いしますよ――とでも言いたげなこの写真のプレゼント!

 たぶん、玄葉氏は、自分はあなたのだんな様のビルのように、いずれトップに立つ成長株の政治家ですよ、とアピールしたかったのだろうが、ヒラリーはだんなの影響力で国務長官になったのではない、と自認している人。

 そんな彼女に向かって、「ビル・カード」を切ったのは、賢いこととは言えない。

 会談でヒラリーはすぐにショックから立ち直り、にこやかな笑顔を返す役者ぶりを発揮していたが、かたや日本の新しい外務大臣は、いったい自分が何をしでかしたかも知らずに、ご覧のように、満面の笑み!

Article00dfd550c00000578210_634x424

 「地元」の「フクシマ」の原子力災害は収束のめどもつかないというのに、このビックラ・売り込み・パフォーマンス!

 福島県民は泣いている……?!
 

Posted by 大沼安史 at 12:55 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・22 正午 仙台上空を黒雲が通過

 窓を開けてみると、ポッサポッサ(? こういう感じです!?)の変な雨だ。それでいて、丘の斜面下にある民家のトタン屋根はヌレヌレで、ピカピカに光っている。

 最近、視力が急激に落ちた。うっすら鈍痛もする。知人は「放射能のせい」という。

 先日、横文字(ドイツ語)を誤読して、ブログに書き、気づいてビックリ。a と e を間違えて読んでいた!

 年のせい? いや、むしろ語学力?

 左膝の関節も痛む。これは……放射能だ!

Posted by 大沼安史 at 12:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 南カリフォルニアは「フクイチの教訓」に学ぶ

 「第2のフクシマ」は「サン・オノフレ原発」か?――こんな見出しの記事が米カリフォルニア州南部の地元紙、サンクレメンテ・タイムズに掲載された。
 → http://www.sanclementetimes.com/view/full_story/15620342/article-San-Onofre-Nuclear-Generating-Station-the-next-Fukushima--?instance=guest_opinion
 穏やかでないタイトルなので、記事(21日付け)を読んだ。

 それによると、9月27日と10月11日の両日、NRCと電力会社、そして周辺地域の都市や海兵隊基地などの代表8人で構成される関係司法機関計画委(IPC)の3者が、サンクレメンテのコミュニティー・センターで、それぞれ「サン・オノフレ原発」に適用すべき「フクシマから学んだ教訓」をプレゼンする。そのプレゼンを市議会の議員やサンクレメンテの市民が聞いて、質疑を行う――そうだ。

 「サン・オノフレ原発」は「フクイチ」と同じ太平洋岸で、津波に襲われやすい場所。しかも、カリフォルニアは米国最大の地震地帯。それで、こうした集会が持たれるのだろうが、「フクイチ」大災害を起こした日本ではみられない、素早く、真剣な取り組みではある。

 集会を告知するサンクレメンテ・タイムズの記事をみて、脱帽したのは、参加を予定している一般市民に向け、「サン・オノフレ原発」に関する「10の要注意事項」を列挙していることだ。

 ――この原発が業界の基準の10倍以上の安全違反を行っていることを知っていますか?
 ――M7.0までの耐震設計だが、この原発がM7より10倍以上も強力なM8の地震を引き起こし得る断層の上にあることを知っていますか?

 など。

 いち早く、「フクシマの事故」に学ぼうする南カリフォリニアの人たち。そういう社会的なプロセスの中で、ジャーナリズムの責務を果たそうとする地元の新聞。

 日本では……どうだったろう?

 北海道の「泊」の「営業運転再開」のとき、こうした「フクイチの教訓」に学ぶ市民集会は開かれたろうか?
 住民・市民向けに電力会社や保安院は公開の席で、「泊」に適用すべき「フクイチの教訓」をプレゼンしただろうか?
 地元紙は、「泊原発」の問題点をサンクレメンテ・タイムズのように詳しく報じたか?

 ☆ 注 「サン・オノフレ原発」 Wiki  → http://en.wikipedia.org/wiki/San_Onofre_Nuclear_Generating_Station

 

Posted by 大沼安史 at 11:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米NRC 「フクイチ」同型炉の「ベント」認可を再検討 

 → http://tomsriver.patch.com/articles/thousands-petition-for-suspension-of-oyster-creek

 米原子力規制委員会(NRC)が、市民グループから出された、全米17の「フクイチ」と同型炉を持つ原発の即時運転停止を求める請願を受け、「オイスター・クリーク原発」などの見直しに入っている。

 市民団体の「ビヨンド・ニュークリア」によると、NRCの請願検証委員会が見直しを進めているのは、ニュージャージー州のオイスター・クリーク原発。

 問題となっているのは、1990年、同原発に設置された「ベント・システム」に対するNRCの認可。
 (なぜ、問題になっているか、というと、「フクイチ」では「ベント・システム」が手動でも作動しなかった疑いがもたれているからだ)

 「ビヨンド・ニュークリア」は、「GEのMARKⅠ型原子炉は小さすぎる。健全でない。アメリカのチェルノブイリ炉だ」と批判している。

 日本にも同型炉が10機あるはずだが……

Posted by 大沼安史 at 10:42 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 サンフランシスコ湾岸地区 雨水からテルルなど検出 米カリフォルニア大学バークリー校

 米カリフォリニア州立大学バークリー校の研究グループが、「フクシマ」の事故後、サンフランシスコの湾岸区域に降った雨の中から、「フクイチ」由来の放射性物質を検出、21日、学術誌の「PLoS One」に発表した。
 → http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0024330

 シスコ・ベイエリアのバークリー、オークランド、オルバニーで採取。

 UPI通信の記事によると、3月18日、放射性同位元素のテルル、セシウム、ヨウ素を初検出。同24日にピークに達したという。
 → http://www.upi.com/Science_News/2011/09/21/Study-Fukushima-radiation-reached-Calif/UPI-26961316651583/

 

Posted by 大沼安史 at 10:19 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・小出裕章さん・コメント〕 「1ミリシーベルトを超えて、20ミリシーベルトを超えない(緊急時避難準備区域)というのは、私のような放射線業務従事者という特殊な人間だけに許されてきた基準です。これから避難を解除するという地域は、子どもも含めて私のような放射線業務従事者になれというに等しいです」

 20日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」で。
 非公式まとめ → http://hiroakikoide.wordpress.com/
  文字起こし→  http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65764973.html

 「えー。私はこの番組で何度も、聞いていただいてきました、が。日本の普通の方々は1年間に1ミリシーベルト以上に被曝してはいけない、というのが法律なんですね。」

 「はい。えーその地域に、人々を住まわせるというのは法律を作ってきた国としては、どういう考えなのでしょうね。はい。国が率先して法律を破るということをやる、ということなのかなと私は思います」

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 放射性ヨウ素「土壌マップ」で一件落着させるわけにはいかない! 文科省の3月24日発表 SPEEDI「1歳児・甲状腺・ヨウ素131・内部被曝積算線量」マップの‘隠蔽’工作を許すな! 半年後の今頃になって「南にも大量拡散」?……とっくにわかっていたことではないか!

 文科省が21日、発表した放射性ヨウ素の土壌濃度マップで甲状腺癌を引き起こすヨウ素131が北西方向ばかりか南にも大量拡散していたことが明らかになった。

 これにより、これら高濃度汚染地域ではとりわけヨウ素131の影響を受けやすい乳幼児や子どもたちの内部被曝の問題がクローズアップされたわけだが、バンクーバー「平和哲学センター」の乗松聡子氏によると、文科省は3月24日時点でSPEEDIによる、1歳児を対象とした甲状腺内部被曝予測を出しており、その時すでに、今回、事故から半年以上立った時点でようやく出された土壌汚染調査の結果と同様に、「北西だけでなく南部地域にも(線量が)高い地域」が広がっていることが確認されていた。

 この3月24日までの「1歳児・甲状腺・ヨウ素131・積算線量」マップ( → http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/0312-0324_in.pdf )ですでに、一番外側の破線が示す、甲状腺蓄積100mSv以上、500mSV未満の汚染区域が、南はいわき市、広野町、北西方向では飯舘村、川俣町、南相馬市に広がっていることが確認されていた――この重大な意味を忘れてはならない、というのが乗松氏の指摘である。

 文科省は21日に土壌マップ濃度調査を「発表」したことで、(半減期8日の)ヨウ素131大放出問題にケリをつけたい思惑だろうが、そうはいかない。

 今回、乗松氏がツイッターを通じて、3月24日までの「1歳児・甲状腺・積算線量」マップの存在を明らかにしたことで、「SPEEDI隠蔽」問題を追及する関係者から、あらためて文科省に対する怒りの声が噴き出している。

 さて、乗松氏は「歳児・甲状腺・ヨウ素131・積算線量」マップに、もうひとつ、3月24日から4月24日までの一ヵ月間を予測したものがあることを突き止め、ツイッターを通じ、公開している。
 それがこれだ。 → http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/0312-0424_in.pdf

 この「24日後」の予測マップを「24日まで」のもとの比較すると、またも重大な事実が浮かび上がる。
 これはもちろん乗松氏の指摘だが、両者、ほとんど変わっていない。
 「ということは3月24日以前にヨウ素131の被ばくはほぼ「完了」していたわけで、24日以降逃げても24日に逃げても同じだったということになる」
 
 SPEEDIの「3月24日の発表」は、遅すぎたわけだ。もう甲状腺被曝が完了してしまっていたわけである。

 SREEDI隠しをした日本政府当局者の罪は大きい。

 
 乗松氏のツイッターは → http://twitter.com/#!/PeacePhilosophy

Posted by 大沼安史 at 09:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 半径100キロ圏 放射性ヨウ素131の土壌濃度マップ 南にも大量拡散

 毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/today/news/20110922k0000m040168000c.html

 文科省HP発表資料 → http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0921.pdf

 文科省は(9月)21日、東京電力福島第1原発から半径100キロ圏の土壌中の放射性ヨウ素131の濃度マップを公表した。放射性セシウム137は原発北西部で高濃度だったが、ヨウ素は北西部に加え南部でも高い地域があった。ヨウ素はセシウムより気化しやすく、風や雨の気象条件が影響したとみられるが、南にも大量拡散していたことになる。

 調査は6~7月8日、約2200カ所で実施。ヨウ素は半減期が8日と短いので、解析できた約400地点の数値を6月14日時点に換算してマップに示した。

20110922k0000m040166000p_size8 

Posted by 大沼安史 at 08:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「私たち若い世代は、原発の負の遺産をこれ以上背負いたくありません。 そして最も放射能の影響を受ける子どもたち、その子たちに繋がっていく命に、これ以上の負の遺産を残したくありません」 塩と水で10日間 経産省前で「将来を想うハンガーストライキ」をやりぬいた若者4人 声明文を残す!

 → http://hungerstrike.jimdo.com/
 <ハンストを行った4人> 岡本直也(20歳)山口県上関町祝島/ 米原幹太(21歳)千葉県/ 関口詩織(19歳)東京都/ 山本雅昭(22歳)東京都
 <ハンスト概要>
 期間:10日間(240時間)
 日時:9月11日17時~9月21日17時
 飲食:水と塩のみを摂取

 『声明文』 (請願書として21日に経済産業省に提出) 

 
 福島第一原子力発電所の事故で多くの方が故郷を追われ、また、暮らしそのものを奪われました。この原発事故が収束するまで、放射能が大気中と大地と海に垂れ流しにされます。   

 一度事故が起きてしまったら取り返しがつかなく、誰も責任が取れないことが明確になりました。   

 それだけではなく、原発は事故が起きなくても大量の温廃水などで自然環境を破壊し、何万年も管理しなくてはいけない大量の核のゴミを生みだします。

 私たち若い世代には、すでに日本の54基の原発が生んでしまった、半永久に消えることない核のゴミと福島原発から漏れ続けている放射能を残されてしまいました。   

 しかし震災後も、新規立地計画されている上関原発建設予定地では、休みなく原発建設のための環境調査工事を進めています。

 泊原発も国民になんの説明もなく営業運転を始めてしまいました。   

 私たち若い世代は、原発の負の遺産をこれ以上背負いたくありません。

 そして最も放射能の影響を受ける子どもたち、その子たちに繋がっていく命に、これ以上の負の遺産を残したくありません。   

 私たちは命の糧となる自然や、命そのものを大切にすることを政策に反映してもらうように請願し、ハンガーストライキを10日間行います。

 これは、これからこの地球で生きていく私たちの願いです。

Posted by 大沼安史 at 08:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・山本太郎さんの言葉〕 「告発なう?(笑)何があっても覚悟してるよ。それが闘うって事でしょ。僕の事は自分で決着つけるから心配しないで。皆は不条理を押し付けられている人々に引き続き手を差し伸べて下さい。そしていまだ甘い汁を吸い続ける権力への監視も!m(_ _)」(ツイッター)

9199

 シネマトゥデイ映画ニュース → http://www.cinematoday.jp/page/N0035567

 ……今月19日に行われた脱原発パレードにも参加し、東京・代々木公園で「いま、生き延びるためには原発を一斉停止するしかない」と語りかけた山本は、「本当のことはテレビ、新聞で流れない、そのために声を上げましたが、収入は今、十分の一です」と事務所を辞めたあとの現状を語りながら、「いま立ち上がる大人、本気の大人、そういう人たちがひとつになる必要があると思う」と訴えた

 

Posted by 大沼安史 at 07:54 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record・公式発言〕 民主党の前原誠司政調会長、21日、「日本の原発の安全性に対する信頼は揺らいでいない。輸出はしっかりやるべきだ」

 朝日新聞 → http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY201109210660.html

 「より安全性を高める機運は高まっている。事故の原因究明、再発防止策でしっかりと技術を高め、世界に広げる責務がある」

Posted by 大沼安史 at 07:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 浪江町の馬場町長 南相馬の桜井市長に続き、東北電力「小高原発」に対して「ノー!」

 河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110922t61017.htm

Posted by 大沼安史 at 07:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 国連の潘事務総長 「原発事故に国境なし」

 国連の潘基文事務総長は21日、国連総会冒頭の演説で、福島第1原発事故に言及し、「原子力事故に国境はない。将来の災害を阻止するため、強力な国際的安全基準が必要だ」と指摘した。
 → http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011092100440

 
   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:18 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-21

〔フクシマ・For the Record〕 「9・19」を報じる(報じない)20日付、日本の新聞各紙の紙面(写真で比較)

 → http://onodekita.sblo.jp/article/48045569.html

Posted by 大沼安史 at 05:37 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 3号機 圧力容器下の検出器、全滅 核燃損傷状況 推定すらできず

 ヤフー・産経 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110921-00000564-san-soci

Posted by 大沼安史 at 05:20 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ロスの日本食スーパーで売られた日本製の野菜ジュース バックグラウンドを53%上回る線量 

 → http://www.enviroreporter.com/2011/09/vegetable-juice-september-8-2011/

 9月8日 11:20 am SPOT CHECK JAPANESE VEGETABLE JUICE LIQUID IN TEST DISH bought in Southern California Japanese market = ~58 SUSTAINED CPM WHICH IS 53% HIGHER THAN PREVIOUS BACKGROUND AVERAGE

Posted by 大沼安史 at 04:57 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・For the Record〕 9・19 この子の目を見よ!

 スペインのメディアに、こんな写真が掲載された。
 → http://paper.li/fukushima_actu/1307925673

Tokyor647x280

 この男の子のりりしい眉。目! 私たちが何をかすべきか、すでに明らかである。

 

Posted by 大沼安史 at 04:42 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 双葉町 線量急上昇 20.96μSv/hへ 平常時0.071μSv/h

 → http://atmc.jp/realtime/

   ツイッター報告 → http://twitter.com/#!/ichimuann 

 絶対漏れてる‥RT @hanayuu 双葉町 0.07から21.48マイクロシーベルト急上昇  31分前

Posted by 大沼安史 at 04:18 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 小出裕章さん 「今までも日本の原子力は世界最高だと言ってたんです。日本の人たちは。それがこういう事故を起こしたわけで。それを最高水準に高めるといまさら言って……」

 9月19日、毎日放送 「たね蒔きジャーナル」で。

  → http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/09/20/tanemaki-sep19/#more-2194
 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65764765.html

 小出「……冷温停止というのはいわゆる原子力の場にいる人間の専門用語ですけど。原子炉が正常に運転していた状態で、制御棒を入れて原子炉の核分裂反応を止める。そして徐々に冷やしていって100度以下にするという状態を、私たちは冷温停止と呼んできました。しかしもう、今の場合には原子炉の炉心自身がメルトダウンをしてしまっている。圧力容器という鋼鉄の入れ物自身がもう底が抜けてしまっている、ふうに東京電力も政府も認めているわけですから。冷温停止なんていうテクニカルタームは、もうそもそも意味がありません」

 「えーと……ここ、これから1年あるいは2年、そういう単位で核燃料に手を触れることはできません。はい。ですから、それが地下に漏れ、沈み込んでいってるのだとすれば、それが地下水に接触して汚染を広げることを防ぐということが、多分せめ、せめて出来ることです」

 (そして国連総会で演説をされる予定なのですが。その内容は原発の安全性を最高水準に高めると)
 「今までも日本の原子力は世界最高だと言ってたんです。日本の人たちは。それがこういう事故を起こしたわけで。それを最高水準に高めるといまさら言って、皆さん納得できるんですかね。」

 「えー。原子炉が事故を起こすということは津波という原因もありますし、地震ももちろんありますし。そういう外部の事象ではなくて、原子力発電のプラントがそのもので持っている内部の事象ということで事故が起きるということももちろんあるわけです。今回はたまたま津波ということが大きな要因になったわけですけれども。それに全ての原因を押し付けてそれを回避できるようにすればもう原子炉は安全なんだと、彼らは言いたがるの、言いたがってるようなんですけども。そうではないのです。機械というのは本当にいろんなところで不具合が出るというものですから、その問題が、どうやって解決できるか、ということがもうずうっと原子炉の安全問題として重要問題としてなってきた、のです。それで私もそのこと、機械としての、安全性危険性というものが問題だということで議論をしてきたわけですけれども。今それを全部飛ばしてしまって津波だというところに議論をもってこうとしてるんですね。(ため息)。なんで、ここまで来て、まだ懲りないのかなあと私は思います。」

 「はい。私はあの、単なる、原子力の一介の専門家に過ぎません。私のできることはもちろん私はやりますけれども。でも本当に知れてることしかできません。え…今のラジオネーム、絵本の講師さんでしょうか。多分絵本を作られる方でしょうけれども。私は絵本を作るなんて力は、もちろんありませんので。そのかたは絵本を作ってくだされば私はうれしいし。今日、6万人集まった方々、1人1人が多分それぞれの個性を持って出来ることというのは、たくさんあるはずだと、思います。え…私は、う…、絵を描くこともできないし、歌をうたうこともできないし、曲を作ることもできないし、もう山ほど、できないことなんて私にはあるわけで。それぞれの方々は、みんなそれぞれできることがあるはずですから。それを持って、それぞれの方がやって下さる様になれば、きっと原子力はなくなると私は思います」

Posted by 大沼安史 at 12:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・アピール〕昨日「乖離」という人物のツイッターからウイルス感染ページらしきに誘導がありました(東海アマの田舎暮らしMEMO)空白ページですが、これはウイルス感染罪で懲役二年程度の実刑になります。ページをそのままダウンロードしツイッターもPrintScrmで画像にして保存し刑事告訴しましょう 2時間前

 「東海アマ管理人」氏 → http://twitter.com/#!/tokaiama

Posted by 大沼安史 at 11:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ジャーナリスト、成澤宗男さんがツイッターを開始

 → http://twitter.com/#!/March732BMW

 成澤宗男です。只今から、ツイッターを開始します。福島の子供たちの運命を自分の問題として受け止めているすべての皆さん。子供たちを避難させるため、あらゆる努力を傾けましょう。これ以上に緊急かつ重要な課題はないはずです。このままでは、チェルノブイリの大惨事が繰り返されます!

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 「地下水」 もう「雨」で言い訳できない

 「ハッピー」さん → http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日は寒かったでし。体動かしたら暖まったけど…。明日も寒いかなぁ…?台風が心配なんだけど明日も仕事やるしかないんだよなぁ。雨も相当降りそうだし、雨が強いと全面マスクって前が見えないんだよね。ガラコ塗って行こうかな。明日は台風と戦いだ!15時間前

 地下水が建屋の亀裂から入って来てるって発表があった。現場ではだいぶ前からそうじゃないかって話あったんだ。だって汚染水を処理しても、処理しても全然へらないんだもんなぁ…。

 先月は雨が降って建屋内に溜まり…なんてごまかしてたけど、もう計算上雨では言い訳出来ない量になったんだと思う。東電はある程度、亀裂の場所も把握してるんじゃないかなぁ…?15時間前

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 野田首相 オバマ大統領へのお土産 「緑茶アイスを持ってはいけない」 ウォールストリート・ジャーナルに言明

 → http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/09/21/noda-opens-up/

 ウォールストリート・ジャーナルによると、野田首相は20日、東京での同紙との会見の中で、渡米して初会見するオバマ大統領へのお土産について(オバマ大統領が子どもの頃、母親に連れられ、日本に来た際、食べた)「緑茶アイスを持ってはいけない(Well, I can’t bring him green-tea ice-cream)」と語った。

 お土産を何にするか、「よく考えてみなければ(I’ll have to give it a good think)」とも。

 財務省時代、米国のガイサー財務長官に日本酒を贈ったことをジャーナル紙の記者に指摘され、オバマには何を持っていくか、と問われてのこの発言――鉢呂大臣の「うつる失言?」よりも問題があるともいえる。

 緑茶アイス……日本茶と日本産の牛乳入り……は放射能が入っているから、とてもオバマに食べさせるわけにはいかない、とでも言いたかったのか?

 

Posted by 大沼安史 at 11:08 午前 | | トラックバック (0)

〔梶村太一郎氏のベルリン報告〕 「ついに日本人も反原発デモをスタート/ドイツでの報道」

 → http://tkajimura.blogspot.com/

 ……9月19日の東京での脱原発大デモについてドイツ語圏でも「ついに日本人も抗議デモを始めた」との印象で多くの良い写真を中心に伝え始めました。これが始まりであるとの期待がテノールです。
 いくつか挙げておきますが、以下のサイトの報道に通信社の写真に良いものがあります……

 (大沼・追加)
 「サヨナラ・原発(Sayonara, Atomkraft)」→ http://taz.de/!78497/

  以下の写真はTAZ紙電子版掲載

Atomdemo_0920

Posted by 大沼安史 at 10:50 午前 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 野田首相:「原発再稼働に全力」 再稼働なしに来夏の電力不足乗り切り「絶対不可能」と言明

 ウォールストリート・ジャーナルが21日に報じたところによると、野田首相は20日、訪米を前にした会見で、原発再稼働問題にふれ、「われわれは再稼働に最善を尽くさなければならない。もし電力不足が生じれば、日本経済全体を引き下げることになるからだ」と言明した。
 "We must bring them back up as best as we can, because if we have a power shortage, it will drag down Japan's overall economy," Mr. Noda said.

 この発言に対してジャーナル紙側は、この夏、原発が稼働しなくとも電力不足は起きなかった事実を挙げ、野田首相に来年の夏は原発再稼働をしないと乗り切れないということかと質したところ、首相は「(原発再稼働なしの来年夏の乗り切りは)絶対的に不可能なことだ」と断言した。
 Antinuclear critics have pointed out that Japan got by without major power shortages during the peak summer season this year, even with dozens of reactors taken offline. Asked whether this meant Japan might be able to cope next summer without restarting idled plants, Mr. Noda said: "That's absolutely impossible."

 ジャーナル紙はこの野田首相の、「少なくとも当面、原子力を守る決意(Mr. Noda's determination to preserve nuclear power, at least in the short run)」について、菅直人前首相とコントラストを描くものと指摘している。

 → http://online.wsj.com/article/SB10001424053111904194604576582240847767666.html?mod=googlenews_wsj

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 細野大臣のIAEA総会で 「年内冷温停止」を「国際公約」

 ワシントン・ポスト掲載のAP電 → http://www.washingtonpost.com/world/asia-pacific/japan-says-steps-to-reduce-danger-of-new-fukushima-radiation-to-be-completed-this-year/2011/09/19/gIQApFPHfK_story.html

A Japanese government minister says his country plans to bring water temperatures under control at the reactors of the tsunami-stricken Fukushima nuclear plant by the end of this year.

Goshi Hosono’s announcement confirmed plans from Japan giving a rough time frame for “Step 2” of the cleanup at the plant.

Posted by 大沼安史 at 10:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 農家のお母さんたち、ワシントンに乗り込み、「脱原発」をアピール(その2)

 → http://www.marketwatch.com/story/japanese-families-and-activists-call-for-proper-protection-and-evacuation-of-fukushima-children-and-a-global-end-to-nuclear-power-2011-09-20

 ワシントンで20日、行われた日本からの「脱原発」使節の会見の模様が、PRNewswireによって、より詳しく報じられていたので、紹介する。
 サトー・サチコさんは、こうも訴えたそうだ。
 「フクシマの地域社会に生きるわたしたちの心は、原発災害によって引き裂かれしまいました」
 「急に20倍も高い被曝に耐えろと言われた人たちのことを想像できますか?」
 「親は仕事をしないわけにはいかない。そうなると、子どもをどこかへやるしかしない。家族がバラバラになっているのです」

 サチコさんの息子さんのユウコウさん(17歳): 「僕が原子力から学んだこと、それは僕たちの生活を守ることより、原発を守ることの方が大事だと思われていることです」
 "What I learned about nuclear power," said Sato's son Yuuko, "is that protecting nuclear power plants is seemingly more important than protecting our lives."
 お嬢さんのミナさん(13歳):「原発さえなかった、こんなことにならなかったのに」

 アンザイ・ユキコさんも、訴えた。
 「3・11で私たちの生活は完全に変わりました。しかし、日本政府は真実を無視し、何事もなかったかのように農業を続けろ、というのです」

 イズミ・カオリさん:「これは日本だけの問題ではない。世界の問題です。フクシマ発の放射能は世界中に広がっています。第2のフクシマを起こすわけにはいきません」

 アイリーン・ミオコ・スミスさん:「フクシマの子どもたちにいま必要なのか、安全な食べ物であり、安全に生きれる場所である、安全に外で遊べる場所です」

Posted by 大沼安史 at 10:09 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 農家のお母さんら、ワシントンに乗り込み、「脱原発」をアピール

 CNN → http://edition.cnn.com/2011/09/20/politics/japan-us-anti-nuclear/

 福島の農家のお母さんたちを含む日本からの「脱原発」使節がワシントン入りし、連邦議会の議員スタッフやNRC(原子力規制委員会)の委員らに面会して、「フクイチ」の深刻な現実を訴えている。

 子連れで渡米したサトー・サチコ(写真)は、記者会見で訴えた。「人間が許容できる被曝量って、事故が起きたあと増えるものなのですか」

 そんなサチコさんの発言に、CNNはこうコメントしていた。「完璧な英語でないが(当たり前だろう!)、彼女の恐怖は明確に伝わって来た」と書いた。ガンバレ、サチコさん!

 有機農業を営んできたアンザイ・ユキコさんは、「みんなの健康と幸せを考えて作物を育ててきたのに……」と訴えた。

 使節団の一員であるイズミ・カオリさんは言った。「サトーさんたちの苦しみが意味を持つのは、私たちみんながその教訓に学ぶとき――それだけです。(チェルノブイリ、スリーマイル)これだけ続いたのに、私たちは学べないのでしょうか? わたしはそうは思いません」

110920103433sachikosatostorytop

Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 東電 建屋地下の「地割れ」「地下水流入」をようやく認める!

 毎日新聞によると、東電は「地下水処理のため、故障した地下水を吸い上げるポンプの復旧をステップ2の間に目指すことを工程表に追加明記した」。
 → http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110921ddm002040014000c.html

 地下水の流入をようやく、いまごろになって認めた。しかも、地下水の吸い上げポンプが故障していることも!

 しかし、それだけではない。
 毎日の記事に、「原子炉建屋やタービン建屋の 地下のひび割れ などから推定で1日当たり200~500立方メートルの地下水が流入していることが判明」とあるように、地下に地割れが起きていることがようやく確認された。

 この「地割れ」問題は、「東海アマ管理人」氏がいち早く警鐘を鳴らし、ジャーナリストの木下黄太氏が別途、政府筋から確認していたものだ。

 同じ毎日の記事はさらに、以下のように報じている。

  各号機の圧力容器底部の温度は20日現在、1号機82度、2号機111度、3号機88度。

  政府は「放射性物質の放出が管理・抑制されている」ことを、工程表のステップ2終了の条件にしているが、1、3号機が100度以下になっても放出は続いている。東電によると、第1原発からの放射性物質の放出量(9月1~15日)は毎時2億ベクレル、原発敷地境界での被ばく線量は推定で年最大約0・4ミリシーベルトで、8月の前回発表時と同レベルだった。――

 80度台に下がっても1、3号機では「放出」が続いている…………???

 これはいったいどういうことか?

 地割れした部分から、メルトスルー核燃マグマを「冷却」している「地下水」が「放射性蒸気」となって噴き出している――ということではないのか?

 汚染された地下水は当然、太平洋にも流れ込んでいることだろう。

 「フクイチ」はもはや、手に負えない状態になっているのではないか?

Posted by 大沼安史 at 09:05 午前 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 日本政府・東電 「年内冷温停止」 新工程表に盛り込めず 細野大臣 IAEA「国際公約演説」空し……

 「年内・前倒し・冷温停止」はIAEA年次総会で細野大臣が表明した「国際公約」だが、そんな大事なことが20日、政府・東電が発表した改定「工程表」に盛り込まれなかった。

 改定工程表を発表した内閣府の園田康博政務官は、「前倒し」について工程表に明記しなかったことについて、「大雨や余震のリスクもあり、努力目標」と弁解した。

 毎日新聞によると、「冷温停止」は「……健全な炉心(圧力容器)を100度以下にするもので、メルトダウン(炉心溶融)で燃料の一部が圧力容器から格納容器に溶け落ちた第1原発に適用することには専門家の異論もある」そう。
 → http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110921ddm002040014000c.html

 なんことはない、メルトスルーを起こした原子炉には本来、「冷温停止」などあり得ないわけだ。

 

Posted by 大沼安史 at 08:48 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 「膀胱や尿道の不調」 多発!

 はなゆー → http://alcyone.seesaa.net/article/226835993.html

Posted by 大沼安史 at 08:36 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 バズビー博士 子どもたちの心臓に深刻な影響(英日対訳つき)

 平和哲学センター → http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/09/chris-busby-series-concern-over-heart.html

 ……しかもそのレベルのセシウム137の電子飛跡で心筋細胞のわずか1%が死ぬと、心臓の心筋細胞全体の25%が失われるのです。

 その地域の子どもたちの心電図を速やかに取り、心臓伝導系に問題がないかをみるべきでしょう。どんな病院にもある設備ですから。……
 

Posted by 大沼安史 at 08:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「目の不調」 続出!

 はなゆー → http://alcyone.seesaa.net/article/226894629.html

Posted by 大沼安史 at 08:28 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 写真家の藤代冥砂さんのもとに届いた福島のお母さんからのメール まとめ

 → http://togetter.com/li/160559

 岩手産牛乳が、告知もなしに福島産の牛乳に変更される。野菜ももやし以外は福島産に……

 「扇風機」運び込みをめぐる「校長」とのやりとりは悲しい(大沼)

 
   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:26 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-20

〔フクシマ・NEWS〕 旧ベ平連の吉川勇一さんも9・19デモに参加

 → http://www.jca.apc.org/~yyoffice/

 小田実さんもきっと一緒に歩いたんだろうな!

Posted by 大沼安史 at 04:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 世界的な物理学者、ミチオ・カク教授が繰り返し言明 東電はあの無能な(アニメ・キャラの)ホーマー・シンプソン並み

 → http://www.youtube.com/watch?v=NmNc6yPkAfM&feature=player_detailpage

 カク教授 「……しかし、東京電力はあまりにも無能なので、原発を運転しているホーマー・シンプソンを想像してしまうのです」
      「こんなイメージにつきまとわれている。東電のマネジャーはホーマー・シンプソンのようなもの。それが原発を運転しているんだから」 

 
 なお、アニメ・キャラの「彼」は「スプリングフィールド原発」の「安全査察官」として働いている!6a00e5518fa10688340120a53d4725970b8
 
 ホーマー・シンプソンWiki 日本語 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%B3
                英語 → http://en.wikipedia.org/wiki/Homer_Simpson

Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 日本、対米「核戦争」を開戦!?

 米国の復員軍人向けネット・メディアに、サンフランシスコのコラムニスト、ボブ・ニコルズ氏による、「フクシマ:日本が開戦(Fukushima: Japan Goes to WAR)」なるコラムが掲載された。
 → http://current.com/1ahmekc

 日本が、「フクシマ」で6基(機)の長期稼働「巨大核兵器」を即時使用すべく準備を整えつつある……その最大の標的は米国。米国めがけて、いまにも放射性の毒ガスを発射しようとしている。放出源は米国GE社製の原子炉――そんな自虐的風刺をきかせた記事だ。

 Japan is readying six huge, long acting nuclear weapons for immediate use against the country’s economic and military foes.  Chief among those is the United States. The weapon is radioactive poison gas from the six destroyed American reactors and old reactor cores at Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.

 荒唐無稽――と笑ってすませたいところだが、そうは行かない。

 「フクイチ」はまだ6機そろい踏みの「巨大核兵器」化には至っていないが、1~3号機の炉心、4号機の核燃プールが溶融・爆発を起こしており、その放射性毒ガスは偏西風に乗って太平洋を渡り、すでに北米に到達している。

 こんご、水蒸気爆発を起爆剤とする全面核噴火的事態が生まれれば、ニコルズ氏のコラムのような「核戦争」的状況が生まれないとも限らない。

 しかし、当面、日本政府として注意しなければならないのは、これまでのような「情報隠し」を続けていくと、米国をはじめとする国際社会から手厳しい非難の大合唱がわきあがり、日本が孤立しかねないことである。

 米国のオバマ政権は4月、日本政府と秘密協定を結び、「フクシマ汚染」を「封印」することに合意してくれたようだが、いつまで、どこまで抑え込めるかわからないのが実情といえる。

 問題は、北米の民衆の対日センチメント。「全地球汚染」――とりわけ「北半球汚染」をし続けている「フクシマ」に対する苛立ちが、反感になって噴き出さないとも限らないことだ。

 以下に掲げる、ニコルズ氏のコラムについていたイラストを見ていただきたい。日本に対する反発のマグマはここまで高まっている……。

Fukushima

 いま、日本政府がなすべきは、「世界最高水準の安全技術でもって原発を再稼働します」などと言って、第2、第3のフクシマの可能性でもって国際社会を「威嚇」することではないだろう。

 「巨大核兵器」になりうる原発を全部止め、「フクイチ」の事故収束に全力を挙げて取り組み、成功してみせることだ。

 脱原発か、日本列島総核兵器化か――

 進むべき道はひとつしかない。

Posted by 大沼安史 at 03:49 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 大江健三郎さん 9・19スピーチで 国民投票で「反原発」を決めたイタリア人を「集団ヒステリー」と蔑んだ石原伸晃をイタリア人女性のコメントを引いて痛烈批判

 大江さんは自民党の「幹部」と表現しているが、「集団ヒステリー」をしたのは石原伸晃氏である。たしかに、女性のヒステリーみたいなものだ、といった軽蔑をこめたコメントだった。

 その「集団ヒステリー」コメントを聞いたイタリア人の女性(映画関係者)が大江さんにこう言ったそうだ。

 「日本の男たちこそ、生産性と経済力をなによりも優先する‘集団ヒステリー’になっているんじゃないですか。私は日本人の男について言っているのです。女性はどこの国であれ、なによりも命を大切にしています。日本が経済大国の地位を失い、長い貧国に陥ったとき、その困難を克服するのは日本の女性たちだと、私は日本映画から教えられました」

 After Italian voters rejected the resumption of operations at their nuclear power plants, a senior official in Japan's Liberal Democratic Party (LDP) attributed the referendum result to "mass hysteria," suggesting that the power of women was behind the results. An Italian woman in the film industry responded to the insult, saying: "Japanese men are likely moved to action by a 'mass hysteria' that puts productivity and economic power before all else. I'm only talking about men here, because no matter where you are, women never put anything before life. If Japan were to not only lose its status as an economic superpower but fall into long-term poverty, we all know from Japanese films that women will overcome such hardships!"

  
 → http://mdn.mainichi.jp/perspectives/news/20110919p2a00m0na001000c.html

Posted by 大沼安史 at 11:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 大江健三郎さん 9・19 スピーチ全文(英訳)

 → http://mdn.mainichi.jp/perspectives/news/20110919p2a00m0na001000c.html

 こんなくだりがあった。

 うまれた仔馬を外で遊ばせることができない牧場主の話だ。「黒い雨」で牧草が汚染されているから……。

 After March 11, I stayed up until late every night watching television (a newly formed habit following the disaster). There was a television reporter who went to check in on a house with the lights on in an area that was otherwise dark due to evacuation orders. As it turned out, a horse was in labor and the owner was unable to leave its side. Several days later, the reporter visited the farm once again, and saw the mare and its foal indoors in the dark. Their owner's expression was gloomy. The foal had not been allowed outside to run around freely because radioactive material-contaminated rain had fallen on the grass.

 

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・19 豪ABCテレビ 動画と文字起こし

 → http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2925.html

Posted by 大沼安史 at 10:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕  9・19 「さようなら原発1000万人アクション」集会およびパレードについて、新聞TV各社の報道をまとめたトゥギャリ

〔フクシマ・NEWS〕  9・19 「さようなら原発1000万人アクション」集会およびパレードについて、新聞TV各社の報道をまとめたトゥギャリ
 → http://togetter.com/li/190045

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS・東京新聞〕 1~4号機 建屋地下 1日 数百トンの地下水流入か?! 収束作業に難題

 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011092002100008.html

 (大沼)メルトスルーの核燃マグマはこれで冷やされている……?ということ?

 シャワー放水に加え、地下水!

 「死の灰汚染水」の大気&太平洋放出は拡大する一方!?

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS・言葉〕 9・19 武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)「見えない放射能」と「すばやく張り巡らされた安全キャンペーン」の中、続く苦渋の選択!

  OurPlanet-TV 37分ごろ → http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1231
 
 ……福島県三春町から参加したハイロアクションの武藤類子さんは、現在の福島の状況について、「目には見えない放射能が降り注ぎ、私たちは被爆者となりました。すばやく張り巡らされた安全キャンペーンと不安のはざまで引き裂かれていく人と人のつながり。毎日毎日、いやおうなく迫られる決断。『逃げる、逃げない』『食べる、食べない』『子どもにマスクをさせる、させない』『洗濯物を外に干す、干さない』『何かに物申す、黙る』様々な苦渋な選択がありました」と語り、政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定など福島県の人々の起こすアクションに注目して欲しいと訴えた。

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・NEWS〕 9・19 自分の書いたスピーチ原稿を見る大江兼三郎さん 山本宗補さん撮影

 → http://twitpic.com/6nedo2

Posted by 大沼安史 at 10:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・NEWS〕 大江健三郎さんがタクシーから身を乗り出し「原発はいらない!」

 → http://instagr.am/p/NhYSI/

Posted by 大沼安史 at 09:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「反原発の絶叫」 独シュピーゲル誌も 「Tokio 9・19」を報道  組み写真(9枚)

 → http://www.spiegel.de/fotostrecke/fotostrecke-73026.html

 Demo in Tokio: Aufschrei gegen Atomkraft19.09.2011

 なお、シュピーゲルもルモンドも「6万人」と報じている!

 ☆ シュピーゲル誌が報じた写真の1枚(3枚目) 

Image262394galleryv9cwwh

  

Posted by 大沼安史 at 09:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「原発いらない!」 仏ルモンド紙 組み写真(6枚)で「9・19反原発・東京・大デモ」を報道

 
 → http://www.lemonde.fr/planete/portfolio/2011/09/19/fukushima-grande-manifestation-antinucleaire-a-tokyo-pour-dire-plus-jamais-ca_1574418_3244.html

 Fukushima : grande manifestation antinucléaire à Tokyo pour dire "Plus jamais ça !"

Posted by 大沼安史 at 09:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・19 ガーディアンが山本太郎さんの、「このままでは日本は核のゴミ捨て場にされてしまう」発言を報道!

 英紙ガーディアンは9・19集会報道で、俳優の山本太郎さんの発言を真っ先に取り上げた。

 「原発なしでも電気は足りてる。今、立ち上がらければ、日本は核のゴミ捨て場になってしまう」

 "We already have enough electricity, even without nuclear plants," Yamamoto said. "If we don't act, Japan will become a disposal site for nuclear waste."

 → http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/19/fukushima-protesters-japan-nuclear-power

 山本太郎さんの写真(山本宗補さん撮影)は → http://twitpic.com/6neexc

Posted by 大沼安史 at 09:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・19 「日本で近年、最大のデモ」 それを日本の警察、「2万人」と発表 英紙が報道

 英紙ガーディアンによると、9・19脱原発示威行動について、警察は「2万人」と発表したそうだ。これに対して、メディアは「6万人」にも達したと報じている、と。

 The demonstration was the biggest the country has seen in years. Police said 20,000 people had taken part, while media reports put the number as high as 60,000.

 その差、4万人! これって、東電への、「天下り」受け入れの「お礼」じゃないよね!

 → http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/19/fukushima-protesters-japan-nuclear-power

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・19 脱原発「6万人」示威行動 読売「3万」 フジ「2万5千超」 プラス 姑息なNHK報道

 
 東京新聞 「脱原発6万人集会」→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011092002000037.html?ref=rank

  …集会で、大江さんが「私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましょう」と呼び掛けると、会場からは地鳴りのような拍手が湧き起こった。 

 NHK → http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110919/t10015695281000.html

  …東京・新宿区で開かれた集会には主催者側の発表でおよそ6万人が集まり、呼びかけ人となったノーベル賞作家の大江健三郎さんや、経済評論家の内橋克人さんらが壇上に立ちました。このうち、大江さんは「原子力によるエネルギーは必ず、荒廃と犠牲を伴う。私たちはそれに抵抗する意志を持っていることを、政党の幹部や経団連に、デモで思い知らさねばならない」と呼びかけました。また、内橋さんは「技術が進歩すれば安全な原発が可能であるという『新たな神話』が台頭しつつある。こうした動きを私たちは警戒しなければいけない」などと訴えました。このあと、参加者は3つのルートに分かれて都内をデモ行進し、脱原発や、子どもを放射線から守ることを呼びかけるプラカードなどを手に、原発の廃止を呼びかけていました。

 (NHKに関するツイッターの声  *NHK,7時のニュースは東京の脱原発集会を完全無視.さっそく電話で抗議.3回目につながった.「今度はデモ隊はNHKに向かうことになるでしょう.」「はい,そのように伝えます.』 NHK:0570-066-066 

 *NHKはネット版ニュースでは見出しで「大江健三郎さんら脱原発訴える」と書き、記事内で主催者側発表として「6万人」を報道。しかし、19時台ニュースでは、テレビラジオともにデモを報道せず。ネット版でも、主要ニュースからもデモの記事は、はみ出してます。

 *姑息なNHKニュースウオッチ9:女性キャスターがまず「福一で前進が見られた」と言うとすぐに、デモの画像が。アレッ?と思って観ていると、大江氏のスピーチを少し。主催者発表で6万人、警察発表で2万7千人。全部で約1分。続いて「一方、福一では。。」 )

 TBSは「2万7000人」→ http://www.youtube.com/watch?v=Y6gCDG-BE2M
 フジ 「25000人超」→ http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00207837.html
 テレ朝 「3万人」 → http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210919015.html
 読売 「3万人以上」→ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110919-OYT1T00532.htm
  …全国から、脱原発や反核を掲げる民間活動団体(NGO)や労働組合などの市民3万人以上が集まった。

 日テレ 「6万人以上」 → http://news24.jp/articles/2011/09/20/07190946.html

 産経・日経 グーグル検索を回避? → http://news.google.co.jp/news/story?gl=jp&pz=1&cf=all&ned=jp&hl=ja&q=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%80%80%E5%8E%9F%E7%99%BA++%E3%83%87%E3%83%A2&ncl=d-TgW3RBb38sgdMImfVzOf24__zoM

  新聞報道に対するツイッターの声 *

 朝日、毎日、東京の3紙を購読している。昨日のデモに最も冷淡だったのは「朝日新聞」である。
*昨日はお疲れ様でした。こちら京都では、京都新聞が1面と社会面で写真入りで掲載。赤旗は当然。しかし朝日が写真もなく、何だか単なるエピソードのような社会面の囲み記事。
*昨日の「さよなら原発5万人集会」、東京新聞1面の空撮写真で、会場に入りきれないほどの人が集まったことがよく分かる。同紙は社会面トップでもこれを報じる。対照的なのは読売の2社面で写真なし、日経は2社面でなんとベタ扱い。

Posted by 大沼安史 at 08:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 9・19 脱原発 6万人!

 → http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=TjLRe2-71NA

Posted by 大沼安史 at 08:36 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-19

〔フクシマ・NEWS〕 河野太郎さん ブログ 「やつらが隠してきたもの」

 → http://www.taro.org/2011/09/post-1091.php

 …東京電力福島第一原発の事故は、孤立した事象ではありません。

 過去の原発事故の多くが隠蔽されてきました。臨界事故のような事故ですら、長期間隠蔽されてきました。

 そして、その結果、事故情報が共有されず、防げたはずの事故が起きてしまっています。多くの事故は、取るべき安全対策が取られなかった結果、起きてしまいました。

 まさに人災ともいうべき事故が並んでいます。それでも、原発は安全だという「安全神話」を、原子力村は強引に押し通してきたのです。これまでのいい加減な対応を見ていると、東京電力福島第一原発のような事故は、遅かれ早かれどこかで起こらざるを得なかったのではないでしょうか。

 これを繰り返さないためには、経営体質の抜本改革が必要です。再稼働するならば経営陣の総退陣と社外取締役のきちんとした選任が必要です。経産大臣に、それができるでしょうか。総理に、それを指示する勇気があるでしょうか。

 例えば、1978年11月2日に東京電力福島第一原子力発電所三号機で臨界事故が起きています。

 日本で起きた最初の臨界事故だったとされています。操作ミスで制御棒五本が抜け、午前3時から10時半までの7時間半臨界が続いたと思われます。

 しかし、この事故は発生から実に29年間も隠蔽され、1999年に起きた北陸電力の志賀原発一号機事故の調査に関連して東京電力から同様の事故が過去に起きていたことが経産省に報告され、事故発生から29年後の2007年3月22日になってようやく事実が公表されました。

事故を公表した保安院のリリースは、最小限の事実を淡々と述べています。

 「一.連絡の内容
 東京電力から本日、次のような連絡を受けました。

(一)東京電力において、一F三号機で昭和五三年一一月に、一F五号機で昭和五四年二月に、また一F二号機で昭和五五年九月に、定期検査期間中の原子炉において、制御棒引き抜き事象が発生していた。

(二)いずれの事象についても、詳細な調査を進めているが、一F三号機については、制御棒が五本引き抜かれており、臨界になっていた可能性が高いとしている。なお、一F三号機は、当時、原子炉圧力容器の耐圧試験を実施しており、蓋は閉じた状態であった。

(中略)

 二.当院の対応
 東京電力(株)からは、いずれの事象についても詳細な調査を進めていると聞いており、事実関係が明らかとなり次第、その内容を精査してまいります。」

 臨界事故のような大事故が29年間の隠蔽の末に公表されたにしては、ずいぶんと事務的ではありませんか。……

Posted by 大沼安史 at 12:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 若者たちが「脱原発」を訴え経産省前でハンガーストライキ、ツイッターで広がる賛同

 東洋経済 → http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/af0c94718fffacc08913387f60306662/

 写真は東洋経済・電子版から

 20110915009841384

 
 ……「将来を想うハンガーストライキ」と題した声明文では、「私たち若い世代には、すでに日本の54基の原発が生んでしまった、半永久に消えることのない核のゴミと福島原発から漏れ続けている放射能を残されてしまいました。(中略)私たち若い世代は、原発の負の遺産をこれ以上背負いたくありません。そして最も放射能の影響を受ける子どもたち、その子どもたちに繋がっていく命に、これ以上の負の遺産を残したくありません(原文ママ)」と、訴える……

Posted by 大沼安史 at 11:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 脱原発:1500人訴える 札幌で市民らデモ行進

 毎日新聞 → http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110919ddlk01040117000c.html

 

 脱原発を求める「さようなら原発1000万人アクションIN北海道」が18日、札幌市内で行われ、市民や労組員ら約1500人がデモ行進した。雨が降りしきる中だったが、参加者らは脱原発などのプラカードなどを掲げ、「福島原発事故を繰り返すな」「原発を止めよう」などと呼び掛けた。

 ……

 福島県伊達市から札幌市厚別区に家族で避難してきた主婦、宍戸隆子さん(39)も壇上に立ち、「福島からの自主避難者の中には、同郷の人から『非国民や裏切り者』と非難を浴びている人もいる。原発事故は土地や財産だけでなく、人とのつながりすら失わせた」と訴えた。

Posted by 大沼安史 at 11:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 強い放射能汚染直面 福島・双葉郡の農家

 河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110919t61025.htm

 「避難先で黄金色の田んぼを見ると切なくなってくる」。古里に帰る見通しが全く示されない中で、農家としてどう生きていけばいいのか、厳しい現実に向き合うことを強いられている。

 ……

 ……「容易ではない。10年、20年は帰れないだろう。でも負けていられない」
 線量が早く下がってくることを願いつつ、自主的な除染計画を仲間と練っている。「田んぼにヒマワリや菜種を植える。1年でも早く田植えができるようにしたい。耕し続ければ農地も荒れない」と訴える。
 猪狩さんを奮い立たせるのは古里への強い責任感。「原発事故は人災。ただ双葉郡は相当、原発の恩恵を受けてきた。当初の耐用年数を超えた原子炉の長期使用にも、黙って反対しないできた。東京電力や国を責めてばかりはいられない。俺たちがやるんだ」

 (大沼) 東電や日本政府の原発推進官僚たちは、この猪狩さんの言葉を、首を垂れて心に刻むべきだ。

 反省がすんだら、顔を上げて立ち上がれ! フクシマを、日本を救え!

 

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 菅直人前首相 首都圏3000万人避難」を想定 共同通信との会見で明かす

 → http://www.47news.jp/news/2011/09/post_20110918161102.html
   http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201109190060.html

 菅前首相インタビューの要旨は次の通り。(太字強調は大沼)

 【発生直後】

 3月11日午後2時46分、参院決算委員会に出ていたがすぐ官邸に戻った。地震・津波については、すぐ緊急災害対策本部を設置したが、東京電力福島第1原発については約1時間後に「全電源喪失」と報告を受けた。

 全電源が喪失して冷却機能が停止することがどういうことを意味するかについて、私なりに分かっていたので「これは本当に大変なことになった」と思った。冷却しなければメルトダウン(炉心溶融)に陥る。どうにかしなければということで、原子力緊急事態宣言の手続きと同時に、官邸危機管理センターに関係者を集め態勢をつくった。

 【電源車】

 いろいろなシミュレーションが事前にあったのに、ほとんど機能しなかった。地震と津波と原発事故が同時に起きることを全く想定していなかった。例えば、オフサイトセンターに関係者が集まって対策を進めるということだったが、東京から人が行こうにも、車も電車も走らない。

 官邸で掌握できることとして「対策として、まず何があるのか」と聞くと、東電からは「電源車を持っていけば冷却機能が回復し、何とかなる。政府も協力してくれ」との話があった。関係機関を通じていろいろ探して、ヘリコプターでの輸送も調べた。

 12日午前0時ごろ、電源車が着いたので「これで大丈夫だな」と思ったが、結局、電源はつながらなかった。「一体、どうなってるんだ」と思った。そういうことが次から次に繰り返された。

 【メルトダウン】

 当時は、少なくとも経済産業省原子力安全・保安院から、メルトダウンの可能性について体系的な説明はなかった。ただ、私もいろんな専門家にセカンドオピニオンを聞いていた。かなり早い段階から「これはもうメルトダウンしている」と言った人はいた。

 【ベントに至る経緯】

 官邸にいた東電担当者や保安院、原子力安全委員会も「格納容器の圧力が高くなったからベントすべきだ」という意見で全員一致していた。「じゃあやりましょう」ということで、東電担当者に「やってください」と伝えたら「分かりました」ということだった。

 しばらくして「どうなった?」と聞くと「まだやってません」と。「なぜやってないの?」と聞くと返事がない。こういう理由でできませんという返事が東電側からない。それで「もう一回言ってみて」と伝えると「また言いました」。その後「だいぶ進んだ?」「進んでません」「なぜできないのか?」ということが繰り返された。海江田万里経済産業相が午前1時半に指示を出したが、それでもできなかった。

 なぜやらないのか、官邸にいた東電関係者も十分な説明ができない。本当に本店から現場に意思が伝わっているのか確信が持てなかった。

 結局、いくら官邸に関係者を集めても、現場とコミュニケーションが取れていなかった。やはり、現地の責任ある人間とコミュニケーションが全然取れなかったら、作戦の打ちようがない。それが一番大きかった。

 【原発視察】

 震災と津波の現状を空から見たいというのもあったが、併せて第1原発に降り立って現場の関係者と話をしようと思った。単にベントができなかったから行ったのではない。「ベントをやります」と言っているのに、できない理由が分からない。コミュニケーションが届いているかどうかさえ分からない。現実に行ってみて、吉田昌郎所長に私が「ベントをやってくれ」と言ったら「はい、分かりました」と動きだした。私が行くまで東電本店から「やれ」という指示が正式に下りていたのかどうか分からない。

 【東電撤退】

 3月15日午前3時ごろ、海江田氏から「東電が第1原発から撤退したいと言ってる。どうしましょうか」という相談があった。あり得ないことだと思った。「一体どういう事なのか」と尋ねると、社長から話があったと言うので、社長を呼んだ。「どうなんだ」と聞いたら、はっきりしたことを言わない。「撤退したい」とも「するつもりはない」とも言わない。

 放置していたらグリップが効かなくなると思ったので、政府と東電の統合連絡本部をつくることを提案し、東電本店に置くことに決めた。午前5時ごろ、東電本店に行き「とにかく撤退なんてあり得ない。大変なのは分かっているが、何としても皆さんで頑張ってもらわないといけない」と強く言った。それから情報が極めてスムーズに流れ始めた。

 第1原発だけで六つの原子炉があるのを放置して遠巻きに見ていたら、チェルノブイリどころではなくなる。撤退すれば、事故を起こした原発を放置することになり、あり得なかった。100キロ、200キロ、300キロが全部高濃度の放射能にやられ、住めなくなれば、日本という国が本当に機能するかどうか。本当に瀬戸際だった。

 【最悪の想定】

 いくつかのところに最悪のシミュレーションを頼んでいた。いろんな段階でいろんな報告が来た。最悪のシミュレーションはちゃんとやっておかなきゃだめだ。最悪をちゃんと想定して、そうならないように。かなり早い段階からやっていた。(200キロ圏内の避難が必要との試算があったが)200キロといったら、もう東京圏が入る。250キロといえば、ほとんど首都圏全部だ。3千万人だ。避難というレベルを超えている。大混乱だ。日本が社会的に機能しない状況に陥る。国が国として成り立つかという瀬戸際だった。

 【SPEEDI】

 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステムの「SPEEDI」は、事前に考えていた利用想定が事故の現実にそぐわなかった。

 【最大の危機】

 一番危ないと思ったのは、最初の10日間ぐらいだ。東電撤退が一つの象徴だ。最初は水素爆発なんて起きないと言っていたが、実際に起きた。今になって検証すると、全部後追いだ。状況把握ができていなかった。事故がどんどん拡大していったのが最初の10日間。その途中、撤退ということが出てきた。

 【原子力安全神話】

 原発を「危険だ」という人がいたのだから神話ではない。つくられたものだ。安全性を高めるという努力ではなく、原発を「危険だ」という人の口をふさぐ努力を電力業界はしてきた。

 【浜岡原発停止】

 30年以内に巨大地震が起きる可能性は80%台と極めて高い。これだけの危険性を指摘しながらそのままにしておくのは論理矛盾だ。

 【脱原発】

 核(廃棄物)は無毒化できず封じ込めるしかないが、完成した技術とは思えない。事故のリスクを取れないならば、原発に依存しないやり方しかない。最悪の状況では国そのものが機能しなくなるかもしれない。そんなリスクをカバーできる安全性とは何か。その答えは原子力に依存しないことだ。

 経済産業省原子力安全・保安院の判断だけで原発再稼働を認めることを、国民が納得できるわけがない。そこで原子力安全委員会も関与させ、安全評価を導入した。玄海原発で経産省は再稼働の既成事実を急いでつくろうとしていたようだ。

 【福島県民に】

 福島の皆さんには、本当に申し訳ないと思っている。単に前首相ということを超えて、日本が進めてきた原子力政策を受け止めてもらった中で、これだけの事故が起き、これだけの(深刻な)ことになった。

 その中で、福島で実行したいことがある。大規模な自然エネルギー研究所を設けるとか、それに基づいた再生可能エネルギー発電や、再生可能エネルギー産業を現地で広げることなどだ。

 それらを2011年度第3次補正予算案含めて積極的に進めるべきだし、私の立場で、いろいろ提案している。徹底的にやりたい。これは(政治家としての)責任だ。

Posted by 大沼安史 at 11:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米本土でキセノン133を検出

 米環境メディア、「アース・タイムズ」が13日、報じたところによると、米西海岸、ワシントン州リッチモンドにあるエネルギー省所管の国立太平洋北西研究所(PNNL)とオースチンのテキサス大学の研究チームが、「フクシマ」の事故後、米国本土の大気中から、 radio-xenon (キセノン133)を検出していた。→ http://www.earthtimes.org/energy/us-researchers-detect-radioactivity-fukushima-us-air/1355/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
 詳細は以下の学術誌に発表されている。Journal of Environmental Radioactivity, Volume 102, Issue 7, July 2011, Pages 681-68)

 検出されたのは、0.4017マイクロシーベルト(毎時)。「無視してもいい微量」だそうだ。

 キセノン133は通常、ウラニウム235の崩壊に伴い原子炉内で発生する。「フクシマ」から漏れたものが米本土へ流れた。

Posted by 大沼安史 at 10:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 シーメンス 風の神の下へ

 フランスの保守系の有力紙、ル・フィガロは18日、独ジーメンス(シーメンス)社の「原発完全撤退」を、「核の歴史に新たな頁を開いた」と報じた。
 ジーメンスは風の神、アイオロスの下にあり、こんごさらに(風力発電など)再生可能な自然エネルギーを力を入れていく、と。
  Déjà en pointe dans l’éolien, il va miser davantage encore sur les énergies renouvelables.

 (大沼)世界はいま、大きく変わろうとしている…………

 → http://marches.lefigaro.fr/news/societes.html?&ID_NEWS=205317811

Posted by 大沼安史 at 10:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 アルジャジーラ 「‘史上最悪’のフクシマ(Japan's Fukushima 'worst in history' )」(17日付け)

 → http://www.youtube.com/watch?v=IBkrIgJUWLk&feature=player_embedded#!

 放射能の測定を続けているジャーナリストの木下黄太さんが首都圏の各地にホットスポットが存在する、と警告する。

 10歳の少女が関節痛や下痢、目の周りの痛みを訴える。夏休みに東京を離れたとき、状態はよくなったのに、と母親が訴える。

 「チェルノブイリへのかけはし」代表の野呂美加さんが、日本政府を「許せない」と手厳しく批判する………

 テレビのニュース画面で。

 日本のテレビ局ではなく、アルジャジーラの画面の中で!!!………

Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「水蒸気爆発の可能性」 小出裕章さんの警告 全世界に拡散

 京都大学原子炉実験所の小出裕章さんの警告が、ネットを通じ、全世界に拡散中だ。
 
 マイニチ・デイリー・ニューズ(毎日新聞英語版)に掲載された小出さんのインタビュー記事が、世界的に影響のある米国のブログ、「ワシントン・ブログ」で紹介され、それが世界拡散を加速させている。

 → http://mdn.mainichi.jp/perspectives/news/20110909p2a00m0na016000c.html
 → http://www.washingtonsblog.com/2011/09/massive-new-radiation-releases-possible-from-fukushima-especially-if-melted-core-materials-hit-water.html
 → http://www.sott.net/articles/show/235115-Massive-New-Radiation-Releases-Possible-from-Fukushima-Especially-If-Melted-Core-Materials-Hit-Water?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 小出さんの発言でとくに注目を集めているのは、以下の部分だ。

 Meanwhile, it is necessary to keep cooling the No. 2 and 3 reactors, which are believed to still contain some fuel, but the cooling system itself is unstable. If the fuel were to become overheated again and melt, coming into contact with water and trigger a steam explosion, more radioactive materials will be released.

 核燃の一部がまだ格納容器内にとどまっているとみられる2.3号機についての警告。
 もしも注水冷却がうまくいかず、再び加熱溶融し水と接触すれば水蒸気爆発が起き、さらに大量の放射性物質が環境に放出される……

 私(大沼)は臆病な人間で、フクシマに近い仙台に住んでいるものだから、この水蒸気爆発が1~4号機(さらには5、6号機)、あるいは共用の核燃プールを巻き込んだ「核噴火」につながるのでは――などと、ついつい思ってしまう。

Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 世界の人々の過半数、55%が「原発」に「ノー」

  ドイツの国際放送、ドイチェ・ヴェレが英文記事で報じたところによると、ロシア、中国、ブラジルなどを含む世界24ヵ国を対象とした国際世論調査で、平均55%の人々が「原発(原子力)」に反対していることがわかった。これは私たち人類が「フクシマ」によって「原子力」の惨禍を目の当たりにし、「原発」の「ノー」を突き付けたことを意味する。歴史的な世界世論調査結果といえる。

 → http://www.dw-world.de/dw/article/0,,15352996,00.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 ドイチェ・ヴェレ(ドイツの電波)が9日付で報じた、ISPSOSの調査は世界人口の60%をカバーする抽出調査で、18787人が参加した。

 結果は以下の通り。

06607989_100

 注目されるのは、中国の「原発反対」が日本と同じ、58%へと、フクシマ後、急増していることである。
 また、数字は示されていないが、韓国でも「原発反対」がフクシマ後、3倍増していることも見落とせない点だ。

  (大沼) アップロードして気づきました。9・19(9時19分)のUP!

 今日という日をーー9・19を「脱原発」への流れを決定づける日にしましょう!

 
   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:19 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-18

〔フクシマ・NEWS〕 ベルリン在住のジャーナリスト、梶村太一郎さんがブログで励ましのメッセージ

 → http://tkajimura.blogspot.com/

 梶村さんは小生(大沼)に対するネット「侵入」攻撃について、こう書いてくださいました。

 ……これ自体が日本の原発推進勢力の実態ですから、是非とも国会で追究すべきでしょう。この段階では、政府に質問し「そのようなことはない」との言質をとっておくべきです。後にそれが嘘であることがバレた時に責任が追究できるからです。これが民主主義の鉄則です。……

 私以外にも(私のようなものにまで来たわけですから…)ツイッターのアイコンが勝手に外されるなど、被害が出ているようです。

 なお、小生、赤面の至りですが、シーメンスの原発撤退の件、梶村さんが早々とブログで報じています。ぜひ、お読みになってください。

 前にも申し上げましたように、ドイツの脱原発情勢を知るには、梶村さんのブログが必見です!→ http://tkajimura.blogspot.com/
 

Posted by 大沼安史 at 10:59 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米国・五大湖地方のパリサイド原発で 冷却水喪失 緊急停止事故

 米ミシガン州コバートのミシガン湖畔にあるパリサデス原発(加圧水型、800メガワット、1機)が16日午前2時54分、緊急停止した。冷却水が失われたため。
 冷却水はバルブから漏れたという。
 この原発は老朽原発(運転開始:1971年12月)で、8月にも冷却システムで問題が発生、米原子力規制委員会が査察に入っていた。

 → http://en.wikipedia.org/wiki/Palisades_Nuclear_Generating_Station
   http://wkzo.com/news/articles/2011/sep/17/event-deemed-unusual-at-palisades-nuclear-plant/

220pxpalisades_nuclear_power_plant

Posted by 大沼安史 at 08:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 独ジーメンス社、原発事業から「完全撤退」 ペーター・レッシャーCEOがシュピーゲル誌に表明

 → http://www.spiegel.de/wirtschaft/unternehmen/0,1518,786885,00.html

 ドイツのジーメンス(シーメンス)社が原発ビジネスから「完全」撤退する。ペーター・レッシャー同社CEOが、シュピーゲル誌のインタビューに対して、「原発ビジネスの章は閉じられた」と語った。

 同CEOは、その決定がフクシマの原発惨事後における「脱原発を目指すドイツの利益社会と政治の明確なポジショニング」に対するジーメンスとしての答えである、と語った。

 Der Münchner Siemens-Konzern verabschiedet sich komplett aus dem Atomgeschäft. "Das Kapitel ist für uns abgeschlossen", bekräftigt Konzernchef Peter Löscher im Interview mit dem SPIEGEL. Die Entscheidung sei die Antwort seines Unternehmen "auf die klare Positionierung von Gesellschaft und Politik in Deutschland zum Ausstieg aus der Kernenergie" nach der Atomkatastrophe von Fukushima.

 ジーメンスは今後、通常の発電所用の蒸気タービンの生産は続行する。

 原発ビジネスからの完全撤退により、ロシアの「ロスアトム」社との合弁事業も解消。フランスのアレヴァ社との共同事業も、補償金を支払って終える。

 レッシャーCEOは、ドイツにおけるエネルギー転換を「世紀の事業」と位置づけ、こんご2020年までに「エコ電力投資」を35%拡大する、としている。

(大沼) このニュースを聞いて、米ウェスチングハウス社に肩入れしている東芝のことが心配になった。
 通産官僚に踊らされ、「原子力立国」だ、「原子力ルネサンス」だと浮かれていたツケがいよいよ回って来たかたちだ。

 場合によっては、原発推進で社内権力を勝ち得た現執行部の責任問題が浮上するかも知れない……。

Posted by 大沼安史 at 07:31 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 kea_popoki Fukushima さん 「ここで 生きて ここで 死ぬ だれが きめた ことなのか そんな 風が ふいてます ここで 生きて いけるのか それが いちばんの 問題 なのに」 14時間前

 → http://twitter.com/#!/kea_popoki

Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 いわきで桜が咲いた!

 福島民報 → http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9889220&newsMode=article

Posted by 大沼安史 at 10:54 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「フクイチ」のプルサーマル化に抵抗した「佐藤栄佐久・前福島県知事の冤罪事件のまとめ」

 → http://homepage3.nifty.com/jmaffili/nuclear/eisaku.htm

Posted by 大沼安史 at 10:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 9・11 フランス人フランクさん夫妻 不当逮捕と 在特会の「射殺しろ!」 警察官扇動シーン・ビデオ、英仏字幕付きで全世界拡散!

 英語版 → http://www.youtube.com/watch?v=2wfI8kli55c
 フランス語版 → http://www.youtube.com/watch?v=ouY_r-nmpVE&feature=related

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東京・八王子でプルトニウムより毒性の強いアメリシウム241を検出

 → http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yucasee-20110917-8945/1.htm

 ENENEWSによると、八王子市内の土を7月29日に採取し、8月31日にテストを行った。サンプルは50グラムで、1キログラムあたり換算で74ベクレル検出されたという。

 アメリシウム241とは、プルサーマルによって発生する可能性が高くなるといい、3月14日に爆発した東京電力福島第一原発3号機(プルサーマル発電)から、飛来したものではないかとも見られている。

Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東京の若者たちが座り込み 「将来を想うハンガーストライキ」

 → http://www.ustream.tv/channel/%E5%B0%86%E6%9D%A5%E3%82%92%E6%83%B3%E3%81%86%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AD-hunger-strike-for-the-future-in-tokyo

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・NEWS〕 これが東電の墨塗り運転教科書

 マイニチ・デイリー・ニューズがネットで公開 → http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110917p2a00m0na007000c.html

 20110917p2a00m0na004000p_size5

東電・墨塗りマニュアル事件については、以下のブログ参照。→
 http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/ce44d501e46bd78b50c71cd94af96ef8

 週刊ポストが吉岡律夫氏の次のような見方を紹介:「黒塗りの理由」「“杜撰な内容が明らかになるのを恐れたから”と考えられる」

 

Posted by 大沼安史 at 10:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「フクイチ」 来年1月から無保険・違法状態に

 UPI → http://www.upi.com/Business_News/2011/09/17/Damaged-nuke-plant-may-lose-insurance/UPI-59231316292856/

 (大沼)日本の保険会社が保険契約の更新を拒否しているのだそうだ。

 おかしなことだ。「フクイチ」は冷温停止状態にむかって順調のステップを踏んでいる…そう東電と日本政府が太鼓判をおしているのに……。

 それとも保険各社の調査部門は、「再爆発の恐れあり」とみなしているのだろうか?

 そうとしか考えられない。

Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・アピール〕 9・19 「さよなら原発集会」へ結集せよ!

 → http://sayonara-nukes.org/2011/09/110919_s-2/

Croppedtop1

  菅直人氏よ、鉢呂吉雄氏よ、明治公園に出でよ!

 中曽根康弘氏よ、日本を「太陽国家」にしたいのであれば、あなたも参加して、時代の風向きを身をもって示していただきたい!

Posted by 大沼安史 at 09:48 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 菅直人がインタビューで明言 3月15日、東電が「フクイチ」の放棄・撤退を伝えて来た!

 時事通信 → http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_307947

 菅直人・前首相はまた、3月12日に1号機で起きた水素爆発について、「格納容器内に窒素を充填しているから水素爆発は起きない」との説明を東電や原子力安全委員会から受けていたことを明らかにした。

 前首相はさらに、「安全神話」は「生まれた」のではなく「つくられた」と指摘した。

  (大沼)東電がフクイチを放棄して、現場から逃げ出そうとしていたことは、これまでも指摘されていたことだが、今回、菅直人・前首相の口から「言明」された意味は大きい。

 しかし、それ以上に重大なのは、当初、東電や原子力安全委が「格納容器内に窒素を充填しているから水素爆発は起きない」と気楽に構えていたことを、菅首相(当時)自身が今回、「明言」したことである。

 これは彼らが能天気だったことを意味するものではない。彼らは菅直人をだましていたのだ。危険を知っていながら――。

 「安全神話」を「つくった」のは、「彼ら」である。

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 他人の「心ない発言」にはかんたんに陳謝し、現地の訴えには「努力」するとだけしか答えず、かんたんに「約束」しない前原誠司とかいう民主党の政調会長よ!

 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110918t71002.htm

Posted by 大沼安史 at 09:25 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島・広野町 除染手付かず 見えぬ帰町時期

 

河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110918t65003.htm

 町民約5300人のうち戻っているのは約300人。その大半は高齢者という。……文部科学省などの調査では町内に1.0マイクロシーベルト以上の地点もある。……

 一方で町に帰るのを諦めた人も。いわき市の仮設住宅で生活する坂本奈々恵さん(24)は勤務先が休業となり、夫の望さん(22)も建設会社を解雇された。「2歳の子どもがいるし、帰っても働く場所がない。たとえ除染しても戻る気になれない」。いわき市に定住することを念頭に就職先を探す。
 「復興を担う若い世代が安心して帰れるよう早く除染を終え、雇用も確保したい」。山田町長は安全に生活できる環境が整うまでの「我慢」を町民に呼び掛ける。

 (大沼)経産省クラブの諸君! 休日を利用して、この河北の記者のように現地を自分の足で回ったらいい。
     君たちががんばらないで、どうする!

Posted by 大沼安史 at 09:19 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「死のまち」私も実感…又市・社民副党首

 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110918-OYT1T00153.htm

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「優しさない」と苦情殺到、東電原発賠償説明会 

 読売新聞 → http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110917-OYT1T00872.htm
 ……双葉町民向けに開催している賠償請求の説明会について、同町は17日、「多数の苦情が町に寄せられている」として、今後の説明会の開催を中止するよう、東電本社に対し文書で申し入れた。……

Posted by 大沼安史 at 09:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・田中龍作ジャーナルNEWS〕 痴漢冤罪:市民運動家はこうして逮捕された

 → 前編 http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002916
   後篇 http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002921

 (後篇より)

 ……7月末には不起訴が決まった。6月18日に釈放されて以来、警察、検察、裁判所からの呼び出しはなかった。身に覚えのない「チカン冤罪事件」の幕切れだ。

 「脱原発デモ」「PC監視法案反対の座り込み」「記者クラブ解体デモ」……リーダーの矢野さんは、体制側にとって目障りな存在だ。京王線の電車の中でチカン冤罪に嵌めようとしたのは公安警察なのか。それとも単なる示談金目当てのグループだったのか。

 拘留尋問にあたった山本検事の言葉が、今も矢野さんの頭に残っている。「どうして女性はあなたの手をつかんだと思いますか?最初からあなたを犯人に仕立てあげようとしたのか、(真犯人と)間違ってあなたの手を握った可能性もあります」。

 拙稿の前編でも述べたが、女性が声をあげると数秒もしないうちに男4人と女1人が矢野さんを取り囲んだ。痴漢冤罪に嵌めるのに不可欠な実行グループの連携プレーだ。

 警察に「認めたら帰してやるから」とそそのかされて、認めてしまったらお終いだ。会社員や公務員は表沙汰にしたくない一心で、つい認めてしまう。矢野さんは自営業者だったので、最後まで突っぱねることができた。

 チカン冤罪は、誰もが嵌められかねない。身に覚えがなかったら断固として否認を続けることである。

Posted by 大沼安史 at 08:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 欧州ストレステスト仕様書 (翻訳:プラント技術者の会)

 → http://cnic.jp/files/20110915stresstest/ENAREG_j.pdf

Posted by 大沼安史 at 08:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕プラント技術者の会 「STRESS TEST…今、何が行われようとしているか?」

 9月15日 院内学習会で発表 → http://cnic.jp/files/20110915stresstest/kawai_stresstest.pdf

Posted by 大沼安史 at 08:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原子力資料情報室が「ストレステスト」で政府に申し入れ 「これではとても安全が確保できるものではない」

 → http://www.cnic.jp/modules/news/

 2011.9.15
 NPO法人原子力資料情報室共同代表  山口幸夫/西尾漠/伴英幸

 安全を確保するためのストレステストに関する申し入れ

 電力各社は原子力安全・保安院の指示に基づき順次「東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故を踏まえた既設の発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価の実施」(以下、ストレステスト)を実施しています。政府はこれに基づいて定期検査終了後の原発の再稼働の可否を判断するとしています。

 福島原発事故はいまだ収束しておらず、事故の影響は非常に長く続くと考えられます。他の原発の安全は十二分にも確認されなければなりません。しかしながら、今回、原子力安全・保安院が実施を求めているストレステストの中身を検討しますと、これではとても安全が確保できるものではないと考えざるを得ません。

 その大きな理由は、地震動そのものが配管の破断を招いて冷却材喪失事故に至った高い可能性の視点(専門家の指摘 があります)、あるいは原発の老朽化による設備劣化の視点が抜け落ちているからです。加えて、内容の面からも問題があると私たちは考えています。

 それは、①事故発生のシナリオの検討においても地震以外について決定論的手法が採用されているのに対して、日本では確率論的手法が認められています、②日本では原発の安全性に関して網羅的な検証を求めていない、③過酷事故時の管理体制(放射線管理や被ばく管理を含む)の検証と改善策に関する報告を求めていない、④これらに対して「過度の保守性を考慮することなく現実的な考慮を行う」としている、そして何より、⑤「公開と透明性の原則」とこれに基づく住民合意を明記していない、などです。これらはヨーロッパで行われるストレステストとはずいぶんと異なる点で、換骨奪胎の感があります。

 しかも1次評価の後に運転を認めるといった、再稼働優先の対応となっています。これでは原発の安全は確保できず、第二のフクシマ事故が起こる恐れがぬぐえません。

 運転再開の判断に際しては、少なくとも2次評価までのストレステストをもって行ってください。かつ、原子力安全委員会の現行の安全審査指針が今回の事故によって破たんしたことが明らかになり、目下、同委員会で指針の見直しが進められていますが、この見直し指針に基づいて、これまで原子力安全・保安院によって進められてきた耐震バックチェックをもう一度やり直し、十二分に耐震安全性が確認されてから判断してください。さらに、これらの内容が十分に公開されて、住民の合意を得るように努めてください。

Posted by 大沼安史 at 08:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 2号機は地震でサプレッションチェンバーが破壊

 小出裕章さん → http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65764059.html

 9月15日(木)、TOKYO FM「TIME LINE」でのジャーナリスト、神保哲生氏との対談で。

 「例えば、2号機という原子炉で、ある時に、えー、サプレッションチェンバーというところで爆発が起きているのですが。それはどうして起きたかというと、まあ水素が酸素と結びついて爆発したのですね。しかし本来、サプレッションチェンバーの中には酸素は全くありませんので。そこで爆発が起きたということは、すでにサプレッションチェンバーの構造体が壊れていて、外部にある酸素と、ばく、内部にある水素がばく、結びついて爆発したということ、しか説明がつかないのです。」

 「津波でサプレッションチェンバーが壊れるということはありませんので。私はサプレッションチェンバーはすでに地震で壊れていたと思います」

Posted by 大沼安史 at 08:31 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 1号機 地震動で非常用復水器系の配管が破損

 美浜の会 → http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/1f1ic_hasonron_20110903.pdf

 1号機では3月11日14:46 の地震発生後、早くも17:50 に、原子炉建屋内の放射線レベルが上昇し、IC 関係の作業員が撤収せざるをえなくなっていることにまず注目しよう。同時刻に、「シューシュー音」も聞こえている(ホワイトボードの記録)。炉の冷却に不可欠なIC 作業員が指示で撤収したことは、そのIC 関係で放射能漏れが起こったと考えるべきであろう。
  さらに、18:18 までに開いているはずのIC 系MO-2A 弁が閉まっていたが、これは「非常用復水器の配管破断」信号によるものと推察されている(東電5月23日付報告1F-1-4 頁)。
  21:51 には、原子炉建屋は入域禁止となった(1000cps、10 秒で0.8mSv)。23 時には、原子炉建屋の外側でタービン建屋との境にある「松の廊下」の南と北でそれぞれ毎時0.5mSv、1.2mSv が検出されている。つまり、放射能が原子炉建屋からタービン建屋にあふれ出すまでに至ったのだ。

  ところが他方、東電の5月23日付報告書の解析では、放射能の放出はもっぱら原子炉圧力容器の破損によるものとしているが、その時刻は事故発生から約15 時間後(12日午前6時頃)となっている。しかしこの推論は、11日17:50 に早くも放射能が原子炉建屋に充満していたという事実と合わない。……

 
   ◎ スイス気象台 拡散予報 
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:23 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-17

〔フクシマ・NEWS〕 田中龍作氏 鉢呂氏への暴言「時事通信記者」を追及

 → http://www.youtube.com/watch?v=j_qQPQ4bsBk&feature=related

Posted by 大沼安史 at 07:59 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・NEWS〕 独誌 シュピーゲル 「これが私たちの仕事」 「脱原発」への変身

 → http://www.spiegel.de/fotostrecke/fotostrecke-72707.html
 
 勝手にキャプションをつけると……

 2枚目 「東京癌力」
 3枚目 「脱原発ええじゃないか」
 10枚目 「うそつき~!!」
 14枚目 「国会の沈黙!」

 1枚目 「脱原発の女神」ネコのコスチュームで登場(同誌電子版より)

 Image258984galleryv9leho

Posted by 大沼安史 at 05:22 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 《1~3号機のいずれかで、メルトダウンした核燃料が連鎖的に核分裂する『再臨界』が発生し、4月以降では最大量の放射性物質が施設外へ漏れ出した…時期は7月28日から31日頃と、8月19日から21日頃の2回》

 週刊プレイボーイ(9月12日) → http://wpb.shueisha.co.jp/2011/09/12/6900/

Posted by 大沼安史 at 04:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米原子力規制委員会(NRC) 「ユッカ・マウンテン」最終処分地閉鎖手続き、年度内続行を承認

 米NRCは9月9日、オバマ政権が掲げる、「ユッカ・マウンテン」高放射性廃棄物最終処分地閉鎖計画を今会計年度(9月30日まで)いっぱい進めることを承認する決定を下した。
 → http://www.ktvn.com/story/15427653/nrc-allows-closure-of-yucca-mountain

 米国の反核団体、「核を超えて」によると、NRCはこの閉鎖問題で委員4人による採決を行ない、賛否が2対2に分かれ、最終的な「廃棄」承認には至らなかった模様だ。

15427653_bg1

Posted by 大沼安史 at 12:05 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米国の海洋保全企業、ASR社が放射能汚染水の太平洋拡散状況を「ラグランジェ拡散モデル」で解析

 8月10日更新版 → http://www.asrltd.com/japan/
            http://www.asrltd.com/japan/plume.php

Fukushima_seawater_plume

 ASR社のブログ掲載の拡散図(7月15日現在) → http://blog.asrltd.com/

Screen20shot202011081120at201_50_51

 同 4月4日の拡散状況

Howtepcos3milliongallonsofradioacti

Posted by 大沼安史 at 11:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東京のドイツ大使館 10ポストが空席 外交官 被曝恐れ 赴任を敬遠

 → http://enformable.com/2011/09/fukushima-nuclear-disaster-causes-vacant-posts-at-german-embassy-as-diplomats-and-families-have-reservations-about-radiation-risks/?utm_source=feedburner&utm_medium=email&utm_campaign=Feed%3A+Enformable+%28Enformable%29

Posted by 大沼安史 at 11:16 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 モンゴル 核の国際ゴミ捨て場化にエルベグドルジ大統領が「待った!」 大統領令で海外機関との接触を禁止!

 日本が米国と手を組んで進めようとしている、モンゴルを「核の国際ゴミ捨て場」にする構想に対して、同国のエルベグドルジ大統領が「待った」をかけた。大統領で政府職員が外国政府や国際機関と接触することを禁止した。

 これを報じたウランバートル発の共同電(英文)が世界的に拡散中だ。これ以上、ごり押しを続けると、国際問題に発展しかねない雲行きである。
 → http://enformable.com/2011/09/message-to-japan-and-united-states-mongolian-president-bans-external-talks-on-nuclear-waste-storage-plans/?utm_source=feedburner&utm_medium=email&utm_campaign=Feed%3A+Enformable+%28Enformable%29

 日本語の共同電は以下のサイトで → http://sankei.jp.msn.com/world/news/110915/asi11091513490000-n1.htm

 ……同計画は日本の経済産業省や米エネルギー省、東芝などが水面下で推進。一連の動きが海外メディアで伝えられ、モンゴル国内で強い反発が出ていた。大統領令はこうした国内情勢に配慮した措置とみられる。

 (大沼)モンゴルは中国大陸を潤す大河の源、アジアの水がめだ。そこにプルトニウムなど高レベル放射性廃棄物を捨てる……いくら「最終処分」が至難の業とはいえ、やってはならない禁じ手である。

Posted by 大沼安史 at 11:10 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 カナダ西海岸 鮭など「基準」下回る

 カナダ食品検査庁は、8月22、23日の両日、カナダ西海岸で採取した鮭など魚類12のサンプルから、同国の食品安全基準を下回る放射能しか検出されなかった、と発表した。

 Twelve fish samples were tested on August 22 and 23 and all were below Health Canada action levels for radioactivity, the CFIA announced Friday.

 CBS放送はこれを「放射能検出されず」のタイトルで報じている。→ http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/story/2011/09/16/bc-no-radiation-west-coast-fish.html

 このCBSの報道ぶりから、カナダ政府が懸念を払拭しようと懸命になっている姿が読み取れる。

Posted by 大沼安史 at 10:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 団員80人が日本公演拒否=放射能心配-独名門歌劇場

 時事通信 → http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011091600827

Posted by 大沼安史 at 10:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電黒塗り報告書は“杜撰な内容”バレたら困るからと専門家

 週刊ポスト → http://www.news-postseven.com/archives/20110917_31387.html

 野田内閣発足当日の9月2日、菅政権が衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出した東京電力の「事故時運転操作手順書」は、「秘密情報」を理由に全12ページのほとんどが黒く塗り潰されていた。……

Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「黒塗り」手順書と、値上げで再稼働圧力 「トーデン(東京電力)」という神経

 東京新聞 特報 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011091702000054.html

 「トーデン(東京電力)」という会社に常識は通じない。福島原発事故を検証する国会の委員会に対し、黒塗りが大半の文書を提出した。節電感謝の会見に社長の姿はなかった。電気料金の値上げも検討中だ。それも「原発再稼働まで」らしい。値上げ分を払うのが嫌なら、再稼働を認めろと言わんばかりだ。住民をどん底に落とし、環境を破壊しても、この強気。どういう神経なのだろうか。

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕泣き寝入りを迫る?東電 日弁連が原発被災者に「ご注意ください!」チラシで警告

 → http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/special_theme/data/precautions.pdf

Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 煩瑣きわまる東電の損害「賠償?」手続きを日弁連が会長声明で批判

 → http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110916.html

 
 第1に、この請求書自体が、居住していた土地・建物等が、放射性物質の汚染によって居住できなくなり、そのため財産として価値が減少している場合の補償等、「中間指針」においても賠償の対象とすることとされている最も重大な損害について、請求できる書式となっていない。仮に今回の請求に対する賠償提示に合意した場合、これらの損害がどのように取り扱われるかも明確ではない。この問題については、最終的な判断が不可能でも、暫定的な対応は可能であり、最も重大な問題を先送りした上で、手続を進めること自体が大いに疑問である。少なくとも合意書には、この点の損害賠償が除外されていることを明記すべきである。

 第2に、請求書式は、分量としても約60ページ、さらに説明書類は約160ページに及ぶものであり、被害者にとっての書きやすさより、東京電力側の負担を軽減することを念頭に置いて作成されており、また、その記入に多大な時間、労力及び注意力を要する非常に煩雑な様式になっている。

Posted by 大沼安史 at 09:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 不当逮捕され、釈放されたフランス人男性のフランクさんと奥さんのユミさんに岩上安身さんがインタビュー ユミさんのおなかを、「団体の男」が前蹴り ユミさんを連行中の婦人警官2人、男を見逃す 目撃「動画」提供を呼びかけ

 → http://iwakamiyasumi.com/archives/12496

 新宿・伊勢丹前で、防護服姿でデモ隊に加わろうとした。そのとき、デモ隊の1人が警察に逮捕された。右翼のような団体が、「脱原発」は犯罪者だ、日本から出ていけ――と言っていた。それを奥さんが(日本語のわからない)フランクさんに通訳して教えた。そこでフランクさんが抗議しようと近づいた。私服の警官が1人が突進して来た。警官に押され、身を守ろうと押し返した。

 フランクさんはその時、右翼のような団体に対し、「彼らだけが世界に存在するのではなく、僕らも存在するのだ。こういう主張もあるんだ、言いたかった」そうだ。

 警察の調書に「暴言」を吐いたと書かれた。全面マスクしていたから声が出なかったのに。

 取り調べの警察官に、「こんなくだらないこと、していないで、嘘の報告を出した東電を調べなさい」と言った。警察官は答えた。「日本は法治国家で、警察はちゃんと仕事をしている。あなたのやったことは警察に対する妨害行為だ」と。

 「警察は嫌いじゃやないが、キスしたいほど好きではない」(岩上さん、取り調べの警官を「キスしたらたんへんなことになった」がまぜかえすと)「キスしたいほどの女性はいなかった」(岩上さん、この発言で「日本の婦人警官を敵に回したわけですね」。その後、フランクさん、「きれいな女の人は怖い」と訂正)

 移送の車内、運転が乱暴で、からだのあちこちを痛めた。こんどは「ロールスロイスに乗せてくれ」。

 ユミさんは婦人警官2人に両脇から抑えられ連行される途中、近づいてきた団体の男に、おなかを前蹴りされた。婦人警官にアピールしたが、「落ち着いて」というだけで、暴行した男を捕まえようともしなかった。

 ユミさんは前蹴りの現場を目撃・撮影した人からの連絡を求めている。

Posted by 大沼安史 at 09:36 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-16

〔フクシマ・For the Record・9月10日〕 鉢呂経産相辞任 「記者クラブ」に言葉狩りされて 「説明しろって言ってるんだよ!」 この傲慢な「記者」は誰だ?!

 田中龍作氏の報告 → http://news.livedoor.com/article/detail/5852621/

 鉢呂氏は「言葉狩り」の犠牲者でもあった。「死の街発言は記者クラブによる言葉狩りではないか?」と筆者は質問した。

 鉢呂氏は次のように答え無念さをにじませた。「(発言の)前日、地元14の市町村長さんたちと話した・・・(中略)人っ子一人通らない。街並みがあるのに。こんな街は日本にはないという意味が、ああいう言葉(死の街)になった」。鉢呂氏の表情は『俺の真意ではないんだ』と語っていた。……

 大臣を辞任に追い込んだ記者クラブの面々は鼻高々だ。記者会見室には哄笑が響く。得意絶頂のあまりヤクザ言葉で鉢呂氏に答を迫る記者もいた。社名も名乗らずに無礼千万な態度で質問するのである。同業者として恥ずかしい。

 筆者はその記者をドヤシ付けてやった。後で名刺交換し社名を聞こうと思っていたが、輩は記者会見が終わるとソソクサと記者室に逃げ帰った。大手メディアの記者であることだけは確かなようだ。……

 辞任会見 ユーチューブ → http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=FEf9sd56tqE

 田中龍作氏による、記者の暴言の記録。→ http://news.livedoor.com/article/detail/5866983/

 A記者「あなたねえ、国務大臣をお辞めになる理由くらいちゃんと説明しなさい」。

 鉢呂氏「私も記者さんとの非公式の懇談でございまして、一つ一つに定かな記憶がありませんので」。

 A記者「定かな記憶がないのに辞めるんですか?定かな記憶があるから辞めるんでしょ。きちんと説明しなさい。最後くらい」。

 鉢呂氏「私は国民の皆さん、福島県の皆さんに不信の念を抱かせた…」。

 A記者「何を言って不信を抱かせたか、説明しろって言ってんだよ」

 「死の街」「放射能…」発言で経産相の職を辞することになった鉢呂吉雄氏の辞任会見で、大手メディアのA記者はヤクザまがいの口調で迫った。社名も氏名も名乗らない。挙手さえしないままで、だ。

 あまりの酷さに同業のこちらまで恥ずかしくなった。脊髄反射するかのように考える間もなく筆者は言葉を発した。「そんなヤクザ言葉はやめなさいよ。敬意を持って質問して下さい。記者なんだから」。

 「うるせえな」、A記者は悪びれもしなかった。だが記者証はシャツの中に隠した。姑息という他ない。

Posted by 大沼安史 at 04:25 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・SONG〕 Fukushima

Magnetic North & Taiyo Na → http://www.youtube.com/watch?v=kgVEfCnqtmk&feature=player_embedded

 どんなに長い橋でも架けてやる
 どんなに遠い道でも行くよ
 君を愛するために

 …… これは「フクシマ・ゴスペル」だ! アジア系アメリカ人らによる、このソウルフルな言葉の刻印!

 Magnetic North はニューヨークを拠点に活動するDerek Kan、Theresa Vu から成るユニット。それにTaiyo Na が加わった、すばらしい「歌」だ。

Posted by 大沼安史 at 03:43 午後 | | トラックバック (0)

〔訂正版:フクシマ・NEWS〕 東電「フクイチ」 カメラの画面変造・隠蔽工作 グーグルアース画像との比較で判明 画面左に目隠しの「緑地帯」を急造成

 「GoogleEarthで、ふくいちカメラの信憑性を裁く」→ http://sophy.org/Fuku1/Fuku1GE2.htm

Posted by 大沼安史 at 11:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 放流放射能汚染水 太平洋を循環 セシウム波 日本の海岸に20~30年間 打ち寄せ 一部はインド洋、大西洋へ

 英紙テレグラフによると、気象庁と電事連中央研究所の科学者チームが今週、開かれた学会で、以下の発表を行なった。
 → http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/8764117/Radioactive-cesium-from-Fukushima-on-tour-of-Pacific-Ocean.html

 ・3500テラベクレルのセシウム137が3月11日から5月末までに、海の直接放流された。

 ・これに加え、蒸気となって放出されたセシウム137のうち、1万テラベクレルが海に降下した。(ということは1万3500テラベクレルもが太平洋へ)

 ・フクシマ沿岸に放出されたセシウム137は水深1300フィート(390メートル)の海流に運ばれ、南西方向に向かう。その後、日付変更線付近でフィリピン方向に向かい、その手前でこんどは日本海流に乗って北上を開始し、日本の海岸を20~30年間、洗い続ける。

 ・汚染水の一部はインド洋、大西洋にも流れ込む。

 (大沼) 名も知らぬ遠き島より、流れつく、セシウム椰子の実! でもそのセシウムは、日本の「原発ムラ」製!

Posted by 大沼安史 at 11:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 英返還廃棄物76本搬入 福島第1事故後初めて 六ケ所

 河北新報 → http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110916t23008.htm

 電気事業連合会と日本原燃は15日、英国から高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)76本が返還され、保管先の原燃の貯蔵管理センター(青森県六ケ所村)に運び入れたと発表した。返還は福島第1原発事故後初めてで、同国からの返還は昨年の28本に続いて2回目。
 原燃によると、76本は関西、四国、九州の電力3社が、英国に委託した原発の使用済み核燃料の再処理に伴う固化体。
 専用船は15日午前6時50分ごろ、六ケ所村のむつ小川原港に接岸。……

 〔大沼〕 私の友人のジャック天野は、ガラス固化体は日本の原発を推進して来られた方々の墓所において、個人の遺徳を偲び、その功績を半永久的につたえるためにも「永世保管」するのが望ましいのではないか!……と言っている。

Posted by 大沼安史 at 10:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 国連が報告書 事故の可能性の想定が「甘すぎた」

  毎日新聞 → http://mainichi.jp/select/world/news/20110915dde007040020000c.html

 事故に関する国連機関の初の包括的な報告書。潘基文(バンキムン)事務総長の指示で世界保健機関(WHO)など16の国連関係機関がまとめた。14日に発表。

 報告書は「事故の教訓は、どのような事故が起きうるかの想定が甘すぎたことだ」と指摘。「世界の全原発について事故の想定を見直すべきだ」とし、「原発事故の危険性は経験や最新技術で克服できないわけではない」と記した。

Posted by 大沼安史 at 10:10 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 アレバ社の核燃料2工場 2ヵ月間操業停止へ 日本からの需要減で

 AFPによると、フランスのアレバ社は、子会社のコミュレックス社のウラン核燃料精製工場、2工場(マルベシ、トリカスタン)の操業を2ヵ月間、停止する。日本からの需要が「フクシマ」後、減ったため。
 → http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5hTantVmc6yOJpsBcK95VrMC3VuQA?docId=CNG.845572e84348f2e5c01e7818573012ea.1251

 [大沼] 「フクシマ」は全世界の「脱核」ポテンシャルを秘めている。

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 原発ストレステスト新基準 「数年」かかる見通し 入倉委員長 全原発 「M9と15メートル大津波」に耐える必要性を強調 原発の運転再開に「耐震」の大きな壁 送電塔の地盤のもろさ 「海水タンク」損壊問題についても言及

  原発の耐震基準の見直しに着手している日本政府の専門委員会のトップが、ウォールストリート・ジャーナルに対して、原発のストレステストに適用する新耐震基準の策定は「数ヵ月ではなく数年がかかる」との見解を示した。
 → http://online.wsj.com/article/SB10001424053111904491704576571912720955464.html

 ジャーナル紙が15日付の電子版で報じたものだが、ストレステストの新基準の策定が大幅にずれ込む以上、既存原発の運転再開もまた大きく遅れる見通しが高まった(raising the prospect of further delays in the government's push to get idled reactors around Japan restarted)。

 委員会の委員長をつとめる地震学者の入倉孝次郎・京都大学名誉教授が同紙に明言した。

 入倉氏はまた、「新規の原発だけでなくすべての原発はマグチチュード9の大地震と15メートルの津波に耐えることができなければならない(All plants, not just new ones, must be able to withstand a 9.0 magnitude earthquake and a 15-meter tsunami)と、「新基準」の方向性を示した。

 入倉氏は昨年2010年12月に緩和された2006年の基準づくりに携わった人物。
 
 その間に経緯を、入倉氏は「われわれは、2006年基準が厳しすぎ、商業炉として経済的になりたたないとする原発のエンジニアからの、大きな圧力にさらされていた」と証言した。

 送電塔の地盤問題を指摘

 入倉氏はさらに、基準見直しの委員会活動の中で、これまでほとんど注目されてこなかった事故原因についても明らかにし、津波だけでなく地震による揺れが外部電源喪失につながったことを指摘した。
 (東北電力からの)送電線が「重要」な設備を位置づけされることがなかったことから、送電塔が原発設備並の強固な地盤の上に建てられることもなかった。

 In the interview, Mr. Irikura disclosed sources of damage that have gotten little or no attention. While it is widely known that the tsunami knocked out power to electricity generators needed to cool the reactors, he said that ground movement during the earthquake also caused outside power lines to fail, which prevented electricity from outside sources from reaching the plant in lieu of its own generators.

 The power lines running to and from the plant were never classified as "critical" equipment, so transmission towers were not built on as solid a foundation as the rest of the plant's facilities, resulting in the toppling of one key tower in an area untouched by the tsunami, he said.

 「海水タンク」の設置場所にも言及

 入倉氏はジャーナル紙とのインタビューの中で、「海水タンク」が海岸近くの屋外に設置されていなければ、今回の事故は回避、あるいはすくなくとも軽減されていたのではないか、との見方を示した。10キロ離れた「ダイニ」のような対策を講じておけばよかった、と。

  He also said that disaster might have been avoided—or at least mitigated—if the sea water tanks at Fukushima Daiichi had not been left exposed outside and close to the coast, noting that those at the neighboring Fukushima Daini plant just 10 kilometers away were safely ensconced inside sturdy buildings and unaffected by the tsunami.

 (「海水タンク」とは、あの津波でながされたタンク2基のことだろうか? 私が発電用の重油タンクと考えていたあの海際のタンクは海水タンクだったかも知れない。海水タンクが損壊をまぬかれれば、即時注水が可能だった、ということか!

 なお、「海水注入の遅れ」問題は、NHKが14日に以下のように報じている。→ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110915/t10015628021000.html

 日本原子力研究開発機構は、2号機の原子炉の状態をコンピューターで再現し、メルトダウンを防ぐ手立てはなかったか調べました。実際の2号機の対応では、14日に水の注入のため原子炉の圧力を下げたあと午後8時ごろに水を入れ始めたとされています。解析では、午後4時半以降に圧力を下げて水を入れた場合、温度はいったん下がりますが、すでに原子炉の水位が大幅に低下しているため温度が上昇に転じ、メルトダウンに至ります。しかし、圧力を下げる作業をもっと早く始めて午後4時ごろまでに水の注入を始めた場合、燃料の表面温度は被覆管が壊れる1200度に達する前に下がりはじめ、メルトダウンを防げた可能性があるという解析結果となっています。 )

 〔大沼〕  この入倉氏の発言で、日本の原発の「テストレス運転再開」がいかに無謀かつ無責任なものかハッキリした。

     日本はもう「脱原発」へ進むしかない!

     原発業界は「廃炉」で社会的な責任を果たし、そこにビジネスチャンスを見出していくしかない。

 

   ◎ スイス気象台 拡散予報
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-15

〔フクシマ・NEWS〕 日本政府 SPEEDIで2枚舌! IAEA追加報告書 国民向け(邦文) 「十分でないところがあった」 国際社会向け(英文)「適切に行われなかった」

 日本政府が二枚の舌を使い分けていた!
 IAEAに対する追加報告書での、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)に関する報告部分である。

 英文の公式報告書には「適切に行われなかった(were not properly conducted)」と明記されている。

 ところが、官邸HPに掲載された邦文の公式報告書では「十分でないところがあった。

 邦文を素直に解釈すると、「十分でないところがあったが、全体として適切に行われた」ともとれる。

 この欺瞞は許すべきではない。

 日本政府は英文公式報告書通り、適切に運用しなかった当局者の処罰、および、「苅野の悲劇」の被曝受難を強いられた浪江町の避難民らに対する謝罪、および補償を行わなければならない。
 

  ◇ 国民向け
今回の事故において、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)については、その活用や計算結果の公開のあり方等において十分でないところがあった。

  32頁 → http://www.kantei.go.jp//jp/topics/2011/pdf/houkokusyo_full_dai2.pdf

 ◇ 国際社会向け
 Accurate understanding and prediction of the effect of released radioactive materials In this accident, the use of the System for Prediction of Environmental Emergency Dose Information (SPEEDI) and disclosure of its calculation results, etc. were not properly conducted.

 34頁 → http://www.iaea.org/newscenter/focus/fukushima/japan-report2/japanreport0911.pdf

Posted by 大沼安史 at 02:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「おしどり」さん 最新レポート 

 → http://www.magazine9.jp/oshidori/110914/index.php

 鉢呂元大臣は大変でしたね、「死のまち」って言って干されちゃって。何であんな目くじらたてられたんでしょう? 「福島をチェルノブイリと一緒にするな」とか怒鳴る方のほうがよっぽど推進派だと思います。そして、肝心なことは、鉢呂元大臣は福島の方々から支持されてたということ。何度も福島に行かれていて、その方が大臣となり、一番福島に足を運んだ大臣だ、と言われていたのに。実際、福島の組合や団体で鉢呂元大臣を支持する、という応援声明を出そうとしてたところ、あれよあれよというまに辞任されちゃった、という声も聞きましたよ。

 …

 9月12日21時半から、経産省本館にて。初めに枝野大臣のスピーチがあったのですが、慎重に言葉を選びながら、みたいな感じ。でも、
「中長期的なエネルギー政策は見直す」
「原発をゼロにしても大丈夫な状況をまず作らなくては」
 などなど、そこはかとなく原発推進派では無い印象。
 けど、翌日のTVニュースでは枝野大臣のコメントは文章で「原発を再稼動する」などとまとめられていました。えー!? そんなことおっしゃってたっけ? TVなんだから、文章で表さず「原発を再稼動する」とおっしゃってる映像を流してよね、という、また1次情報と2次情報の乖離を見てしまいました。

Posted by 大沼安史 at 11:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・19 「さようなら原発」集会で会おう!

 → http://sayonara-nukes.org/2011/09/110919_s-2/

Croppedtop1

Posted by 大沼安史 at 10:54 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 長谷川幸洋氏「ニュースの深層」 鉢呂経産大臣は原発村を揺るがす「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった

 → http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475

 ―朝日の検証記事によれば「放射能をうつしてやる」発言の第一報はフジテレビだったとされている。フジの記者は懇談の場にいたか。

「フジテレビはいなかった。フジの記者は○○さん(実名)という女性なので、それは、あの場にいれば分かります」。

 フジは「放射能を分けてやるよ、などと話している姿が目撃されている」と伝聞情報として第一報を伝えている。鉢呂の話でも、フジの記者は現場にいなかったという。ここは大事なポイントである。

 ……

 「政府はエネルギー政策を大臣レベルの『エネルギー・環境会議』と経産省の『総合資源エネルギー調査会』の二段構えで検討する段取りになっていた。前者は法律に基づかないが、後者は法律(注・経産省設置法)に基づく会議だ。調査会は今年中に中間報告を出して、来年、正式に報告を出す方針だった」

「このうち総合資源エネルギー調査会は私が着任する前の6月段階で、すでに委員の顔ぶれが内定していた。全部で15人のうち3人が原発反対派で残りの12人が賛成派だ。私は事故を受けて、せめて賛成派と批判派が半数ずつでないと、国民の理解は得られないと思った。それであと9人から10人は反対派を加えて、反対派を合計12、3人にするつもりだった。委員に定数はないので、そうすれば賛成と反対が12人くらいずつで半々になる」

 ―それには役所が抵抗したでしょう。

 「役所は『分かりました』という返事だった。私が出した委員候補リストを基に人選を終えて、後は記者発表するばかりのところだった」

Posted by 大沼安史 at 10:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 4号機 核燃プール 爆発映像

 → http://ameblo.jp/youzandaisuki/entry-10853304023.html

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「天野IAEA]の「指針」に ドイツなどが強い不満を表明 カナダ政府が「臆病」と批判する異例の声明を発表

 AP通信によると、国際原子力機関(IAEA)の定例理事会(日米など35カ国)は13日、フクイチ事故を踏まえ、IAEA事務局がまとめた世界の原発の安全強化に向けた指針となる行動計画案を全会一致で採択したが、ドイツ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランドの各国から、外部査察を盛り込まなかったことや、IAEAとして原発の安全確保で強制力を発揮することを組み込まなかったことから、厳しい批判が出た。

 とくにカナダ政府は閉幕の会議でとくに声明を発表、「事務局の臆病な対策とみなされることなるだろう」と、アマノIAEAの姿勢を手厳しく批判した。

 → http://www.cbsnews.com/stories/2011/09/12/ap/business/main20104980.shtml

 A 35-nation meeting of the U.N. nuclear agency on Tuesday adopted a post-Fukushima nuclear safety plan — despite gripes by influential member nations that it to too timid for making compliance voluntary.

Germany and several other EU states — as well as Canada, Australia, Singapore and New Zealand — are unhappy with the plan because it does not obligate countries to allow outside monitoring of their civilian nuclear programs and gives the International Atomic Energy Agency no enforcement powers on safety.

Board member nations adopted the document by consensus, but not before Canada aired grievances shared by other critics in an unusually blunt statement.

"The draft Action Plan before Governors today will be seen as a timid response by the Agency," said Canada's statement to the closed meeting.

 これに対する、日本の共同通信の報道は?――

 → http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091301000905.html

 ……国際原子力機関(IAEA)の定例理事会(日米など35カ国)は13日、ウィーンの本部で2日目の協議を行い、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、IAEAがまとめた世界の原発の安全強化に向けた指針となる行動計画案を全会一致で採択した。

 これまでの議論の過程では、日本などが行動計画案の即時実施の必要性を強調する一方、ドイツなどがより厳格な安全策を求めるなど各国の立場には隔たりもあったが、受け入れで一致した。……

Posted by 大沼安史 at 10:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 BBCが富岡ゴースト・ゾーン ルポ

 → http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-14887765

Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 アレバ 「フクイチ」の使用済み核燃 受け入れを表明

 電気新聞の英語版によると、アレバ社のウルセルCEOは9月8日、都内で記者会見し、「フクイチ」の「使用済み燃料」を受け入れる用意があると言明した。
 → http://www.shimbun.denki.or.jp/en/news/20110913_02.html

 (大沼) 「共用燃料プール」の二次災害を防ぐためにも、ひきとるというのだから引き取ってもらったらいい。

  アレバはなぜ、こんなことを言うのか?

 最悪の事態を最小限に抑えようとしているからだ。

 「フクイチ」が全面噴火にいたりうることを、国際社会は心配している。だから、運びだせるものは運び出すよう、日本政府に迫っているわけだ。

 

Posted by 大沼安史 at 09:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米NRCと電力会社 地震専門家を確保へ

 ロイター電によると、米国の原子力規制委員会(NRC)および電力各社は、地震問題の専門家の確保に迫られている。

 The U.S. nuclear regulator and the power plants it oversees will be challenged to find enough seismic experts and staff to carry out changes to safety ordered in the wake of Japan's Fukushima nuclear disaster, top industry and regulatory officials said on Wednesday.
 
 → http://www.reuters.com/article/2011/09/14/usa-nuclear-fukushima-idUSS1E78D1N420110914

  (大沼)  「フクシマ」の惨事を受けての措置だそうだ。

 日本の保安院や電力各社に、どれだけ地震学者がいるのだろうか?

 東京新聞や毎日新聞の記者諸君、ぜひ調べてほしい!

Posted by 大沼安史 at 09:30 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本の原子力委 IAEA総会で 「フクイチ・夢のエネルギー」廃炉計画「発表」へ! 絵にも描けぬ核燃モチ?

 ロイター電によると、日本政府の原子力委員会は19日からウィーンで始まるIAEAの年次総会で、「フクイチ」の「廃炉」計画について加盟国に説明する。
 → http://online.wsj.com/article/SB10001424053111904060604576570283480045452.html

 「フクイチ」の廃炉は、「技術的な挑戦だらけで、完了まで10年以上かかる( is expected to be fraught with technical challenges and take more than a decade to complete)」と、同委は14日に語った。

 (大沼) 「技術的な挑戦だらけ」ということは、「メルトスルー処理技術」がまだできていないことを意味する。格納容器の密封を回復するのが最難関と、ロイター電は原子力委員会の「見解」を伝えているが、「メルトスルー」したものをどうやって回収するかも、不可能(現状)への挑戦である。

   ◎ スイス気象台 拡散予報
 → http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:18 午前 | | トラックバック (0)

2011-09-14

〔フクシマ・NEWS〕 キクイモの黄色い花 ブログ再開に寄せて

  仙台を流れる広瀬川の、牛越橋から澱橋にかけての川沿いが、私の散歩道だ。

 遊歩道はふたつ。堤防の上と、河原に近い河川敷の際。

 今朝、河原のそばの細道を上にあるいていたら、背の高い雑草が、菊のような黄色い花を咲かせていた。
 帰り道、こんどは堤防の上を歩いていると、脇の花壇で、おばあさんが世話をしていた。河原の黄色い花と同じような花を。

 聞いてみた。
 「キクイモ」――あれ、あの河原に咲いてる雑草だ、と教えてくれた。

 88歳になる知り合いのおじいさんに頼まれて世話しているのだそうだ。
 そのおじいさんは枯れ葉になったころを見計らい、根本になった芋を――キクイモを掘って、焚き火で焼き芋にして食べる。それが毎年の秋の楽しみ、なのだそうだ。

 「戦争に行って、そこで食べたそうだ」と、おばあさんは言った。「ことしは、ここで焼き芋できないな。腎臓で病院に入院しているから」

 キクイモが咲く河原の前に石碑が建っている。「新兵渕」。
 向かいの二師団の駐屯地から、新兵さんが崖をおりて、洗濯しに来ていた「新兵渕」。

 対岸にも咲いているか、と目を凝らしたが、なかった。

 どこかの戦地で、焼いて食べたキクイモの味。
 老兵であるおじいさんにとって、その味は格別なものに違いない。

 それはたぶん飢えをしのぎ、命を救ってくれたものだから。

 「3・11」から半年が過ぎた。
 広瀬の岸辺。
 キクイモの黄色い花が、秋を訪れを告げている。

  ★

 本日、「ネット侵入攻撃」でRAPEされたパソコンの「更新」がなり、ブログを再開しました。

 キクイモの地下茎(リゾーム)のように、ネットの一角で生き、やれるだけ、やります。発信します。

 よろしく!

Posted by 大沼安史 at 07:56 午後 | | トラックバック (0)

[フクシマ・NEWS] フランス人の男性、フランクさん 防護服で抗議行動 日本の警官隊が「右翼」の扇動に応え、逮捕!

 フランス人の男性、フランクさんが9月11日、奥さんの日本人女性、ユミさんと防護服姿で、都内で反原発デモをしていたところ、自称・右翼と思われる与太者の過激な扇動ーー「射殺しろ!」に応えた警官隊によって逮捕された。その一部始終がユーチューブで、世界拡散中だ。国際問題に発展する可能性もある!

 → http://japon.aujourdhuilemonde.com/fukushima-un-%C2%AB-heros-%C2%BB-francais-du-japon-envoye-au-tapis 

Posted by 大沼安史 at 07:48 午後 | | トラックバック (0)

[フクシマ・NEWS] 6ヵ月 …… 怒りと忍従のはざまで

 「9・11」付の仏紙、ルモンドに、日本のマスコミでは報じられていないことが出ていた。
 日曜日のその日、9月11日、散歩の人の姿もみえない東京・霞が関の官庁街で、1500人による反原発デモが行われたそうだ。
 原発推進官庁の経産省の周囲を警官隊が文字通り取り囲むものものしさ。
 「第2のフクシマが起きる」と書かれた横断幕。4日前からはハンストも始まっているそうだ。

 その日、新宿では原発を守れと極右が煽り、神戸では稀少な脱原発代議士、河野太郎氏の講演に3000人が耳を傾けた。

 こういうことをルモンドで知る、情けなさよ!
 → http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2011/09/12/fukushima-les-japonais-entre-colere-et-resignation_1570859_3216.html

 同紙は「公式には状況は改善されているとされるが、現実はより複雑のようだ」として、「フクイチ」で行われた応急工事が新たな地震に耐えられるものかどうか心配だと書き、急性白血病でなくなった作業員が原発での労働と無関係だとする東電の説明を、多くの人が疑っている、と指摘している。

 東電の姿勢も相変わらず疑問を招くものだし、日本政府の発表も遅すぎ、細切れ。

 経団連に支えられた野田首相は原発の未来に対して煮え切らない態度をとっている……。

 このルモンドの記事についた見出しは、「フクシマ:怒りと忍従のはざまに立つ日本人」である。

Posted by 大沼安史 at 07:34 午後 | | トラックバック (0)

[フクシマ・NEWS] ヘレン・コルディコット女史 福島残留者 癌、および白血病 重大な危機に直面

 オーストラリアの医師で世界的に著名な反核運動の指導者、ヘレン・コルディコット女史は、「ロシア・ツデー」とのインタビューの中で、福島に残っている人々が癌、および白血病の重大な危機に直面している、と警告した。

 → http://www.youtube.com/watch?v=A-2YemQK4s8&feature=player_embedded

http://janinebandcroft.blogspot.com/2011/09/six-months-after-fukushima-with-dr.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 

Posted by 大沼安史 at 07:31 午後 | | トラックバック (0)

[お知らせ] ネット「侵入」攻撃に注意

 私が受けた「ネット攻撃」の特徴をお知らせします。

 みなさんも注意なさってください。

 ① 発端はメールでした。そう思われます。反原発派を装った過激なメールで、開けてからパソコンの様子がおかしくなりました。

 ② メールソフトがブロックされる(開かない)

 ③ 「メモ帳」を開けて書き込みを開始したとたん、「改行」が無限に始まる

 ④ 書きかけの「ワード」原稿を開いて、続きを書きだしたとたん、書き終えた&書いていたもの全てに対して(遡行)「消去」が無限に始まる

 ⑤ 開いた「ワード」原稿と同じものが10も、20も画面に現れる

 ⑥ パソコンに保存しておいた「ワード」原稿をCDにコピーにしようとするとブロックされる

 ⑦ ブラウザーでネット検索をしようとするとブロックされる

 ⑧ 辞書ソフトを破壊される

  ――といった事態が生まれました。

 マウス、キーボード異常なし。ウイルス・ソフト異常を検出せず、の状態での異常事態です。

 知り合いの専門家によると、相当高度な技術レベルをもった方(あるいは集団)による「侵入」オペレーションではないか、とのことです。

 また、今回の「ネット攻撃」が「対面操作」による妨害ではないか、との印象ももっています。こちらが、CDRWにワード原稿のデータをコピーしようとしたのを、途中で察知したらしく、大慌てで妨害に入ったり、午前7時からの勤務開始らしく、その時間から、こちらが何かやりだすと、それに妨害をかけてくる……。まるで、いたちごっこ、トム&ジェリー状態が続きました。(私の感じでは、「相手」はお若い方ではないか、と思われます)

 画面を書き変える、といった「証拠」を残さないのも特徴と思われます。
 パソコンの勝手な「暴走」だと思わせたり……。
 
 こうしたパソコンに対する「ネット攻撃」とともに、私の電話の「盗聴」も行われた(行われている)との感触もっています。詳しくは申し上げませんが、ほぼ間違いのないことです。

 この問題は、同じようなことが他でも相当、起きており、組織的な犯行ではないか、と思われます。

 国会等で追及しなければなりません。

 

Posted by 大沼安史 at 07:20 午後 | | トラックバック (0)

2011-09-02

〔フクシマ・お知らせ〕 1昨日(1日)から徹底した「ネット攻撃」を受けています! 

〔フクシマ・お知らせ〕 1昨日(1日)から徹底した「ネット攻撃」を受けています! 

 大沼 ブログ掲載 困難な状態です メールもやられてしまいました! 

Posted by 大沼安史 at 02:36 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 原発テロ国家の犯罪報道を批判 上杉隆さん 宮崎哲哉さんのインタビューに応え 全面展開 「泊」の「営業運転再開」 まともに報じなかった道新

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=024wk_a0ayk&NR=1

 上杉さんが「道新」(北海道新聞)の翌日紙面(朝刊)「現物」を証拠として広げて見せてくれています。
 なんだか、悲しくなるなあ!
 

Posted by 大沼安史 at 02:32 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・NEWS〕 除染法が書き換えられていた!

 金子勝さん ⇒ http://twitter.com/#!/masaru_kaneko
 福島の除染法案が、なぜ自公民によって審議なしで強行して採決されたか。原案にはなかった重大な書き換えが行われていたのです。第56条に「「原子力安全委員会が省令基準を作る」という一項です。法律の条項は下記を開き「衆法」の下から4番目を見よ。 http://p.tl/0Fu7 7時間前
 この除染法は、環境大臣が全てを決定でき、被害者住民には何も決定権がなく、従わないと罰則がつく。国は避難区域と20ミリシーベルト以上の地域しか責任をもたず、費用の負担も曖昧。その基準をSpeedi隠しの斑目・原子力安全委が決め、来年4月からは保安院も合体し原子力ムラが決めるのです。
 しかも除染法は3年間見直しなし。原子力ムラが基準を決め、技術力を持つ民間企業や専門家を排除し、日本原子力開発機構等を動員して利権を独占。その間、低線量被曝は自治体任せ住民に任せで、賠償金額を少なくして東電を救済。問題が出れば、セシウム汚染牛問題と同じく朝日新聞に援護射撃を頼む…。
 原子力安全委員会のメンバーを見ると、班目氏、久木田氏、小山田氏、代谷氏らは原子炉のヒトです。久住氏が、放射線影響のヒトで関連分野ですが、なんと測定と除染の専門家が一人もいません。これで、どうして除染の基準や作業を決めていくのでしょうか?原子力ムラを守るためなら何でもする? 4時間前
   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 01:55 午後 | | トラックバック (1)

2011-09-01

〔フクシマ・NEWS〕 20キロ圏に「数百から千の被曝遺体」

 共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000278.html

 福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。

 27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。

 警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 この共同通信のポイントは、警察関係者が「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘している点にある。

 つまりそれは、可能性として「死亡前に被曝し、死亡した遺体もあるということだ」。

 急性障害で被曝死した人も多かったのではないか!

 「ポンという爆発的事象」「いま直ちに」発表をまともに信じて、「たいしたこと、ないんだ」と思い込み、逃げなかった(逃げることのできなかった)人たちが被曝死した!

 遺体の検視は警察の義務。二次被曝対策を講じて、しっかり検視してほしい。

Posted by 大沼安史 at 04:46 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 フクイチ活火山帯 核燃マグマ処分 現在の技術水準では不可能 東電の「工程」 「廃炉」に絶望感 

 「ドジョウ救い」を見事に決めた(?)NHKが1日、報じたところによりますと、東電は「事故収束後の廃炉に向けて、原子炉などにある溶けた燃料を9つの段階に分けて回収するとした作業工程を初めて示しました。原子炉の外に漏れ出した燃料の回収は海外でも例がないうえ、高い放射線量の対策も必要で、多くの課題が浮き彫りになりました」――のだそうだ。
 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110901/t10015283261000.html

 9段階の「廃炉」工程!……と聞くと、9つステップを踏めば「廃炉」に行きつく「エスカレーター」みたいなイメージが浮かんでしまう……。

 ところが――「最後に格納容器全体を水で満たし遠隔操作のロボットを使って燃料を取り出すなどとなっています。作業工程のうち原子炉の外に漏れ出した燃料の回収は、同じく燃料が溶けた1979年のアメリカ・スリーマイル島原発事故でも例がないうえ、高い放射線量の対策や高性能のロボットの開発など多くの課題が浮き彫りになっています。専門部会に出席した委員からは「国内外の知見を結集しないと必要な技術開発は難しい」「ほかの原発を使って作業の実証試験が必要だ」などの意見が相次ぎました」

 えっ?、「国内外の知見を結集しないと必要な技術開発は難しい」だと?

 廃炉のための「技術開発も難しい」しい――ということは、廃炉の実現は現段階では無理、というわけだ。

 つまり、階段を9つ、上がったところは、「お先真っ暗な」打つ手なしの世界!

 それって、たしかに「課題が浮き彫りになった」ことだよね! 「ドジョウ救い」さん!

 次に、NHKのようにごまかさない毎日新聞の報道。(太字強調は大沼)
 ⇒ http://mainichi.jp/select/today/news/20110901k0000m040124000c.html

 ・東電が31日示した福島第1原発事故の廃炉処理の作業計画は、米スリーマイル島原発事故処理を参考に、格納容器を水で満たした上で、溶融した核燃料を取り出すものだ。しかし、福島第1原発では格納容器の損傷が判明したため、格納容器を水で満たす「冠水(水棺)」を断念した経緯がある。高線量下での損傷部分の特定や止水作業、崩れた燃料の取り出しなど、実現の道のりは困難だ。

 ・東電から報告を受けたこの日の内閣府原子力委員会専門部会で、浅間一東大教授は「除染や原子炉内部の調査・補修など、さまざまな遠隔装置の導入が必要。日本は高度なロボット技術があるが、未知の領域が多く、英知を結集しなければ技術開発は難しい」と指摘。また、「高線量下の作業は、通常と比べはるかに時間がかかることを考慮すべきだ」(松村一弘日本原燃副社長)との意見もあった。

 ・岡本孝司東大教授(原子力工学)は「廃炉作業は、格納容器の漏えい部分を特定・閉塞(へいそく)し、容器を水で満たして放射線を遮蔽(しゃへい)することが必須。そのためには、原子炉建屋の汚染マップを作り、放射性物質を取り除く必要がある」と指摘する。東電は燃料取り出し時期は明らかにしていないが、岡本教授は「少なくとも10年はかかるだろう」と推測する。

 ―― 専門家もサジを投げているようだ……?!

 TBSの報道は視覚的でわかりやすい。(同)
 ⇒ http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4815441.html

 福島第一原発で起こった事故の中長期的な課題を検討する原子力安全委員会の専門部会で、東京電力は、溶けた燃料を原子炉から取り出す作業のイメージを初めて公表しました。

 東京電力が公表した計画では、まず原子炉建屋の中を十分に除染した上で格納容器下部などにある「漏れ」を止める工事を行います。次に格納容器が密閉されていることを確認したうえで水でひたし、圧力容器のふたをはずします。

 最終的にカメラや吸引装置などがついたロボットアームのようなものを使って溶けた燃料を取り出す計画となっていますが、東京電力は、「こうした作業のためには高度の技術開発が必要で、今後の現場調査によって適宜見直す必要がある」としています。

 読売新聞は?
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110831-OYT1T00925.htm?from=top

 ただ、実際に原子炉を水没させるには、高濃度に汚染された建屋を、作業員が入れる水準まで丁寧に除染した上で、冷却水の注水を続けながら、同時に漏水部を補修するという難しい作業が求められる。核燃料回収の開始に1979年の米スリーマイル島(TMI)原発事故では6年かかった。今回は底部にたまった燃料の取り扱いが厄介なため、最低約10年は必要との見方も出ている。

 ―― 核の活火山「フクイチ」の核燃マグマは、もう手の施しようのない事態に陥っている。
 「原発」とはかくも恐ろしものなのだ!

Posted by 大沼安史 at 07:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・梶村太一郎・ベルリン通信〕  「脱原発」のドイツは日本に寄り添う メルケル首相が野田新首相に祝辞

  ⇒ http://tkajimura.blogspot.com/2011/09/blog-post.html

 ベルリン在住のジャーナリト、梶村太一郎氏によると、「脱原発」に船出したドイツのメルケル首相は野田新首相に対して、「ドイツは日本のそばに寄り添う」として、首相に「脱原発」の進むドイツに来るよう促した。

 梶村氏は「井の中のドジョウ、野田宰相には、是非訪問していただき、メルケル首相から直々に脱原発の実現を学んでほしいものです」とコメントしている。

Posted by 大沼安史 at 06:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 やっぱ地下水が何処からか入って来てるのかなぁ…?

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)最近は打合せ、会議ばっかで精神的に疲れてるでし(>_<)昨日ちょこっと現場行ったんだけど、そしたらJヴィレから1Fに向かう途中の6国で大きな牛が車に跳ねられたのか道路の半分くらいふさいで倒れてた(;_;) 8時間前

 日は片付けられたみたいだけど昨日一時帰宅した人で見た人はびっくりしたんじゃないかなぁ…。20キロ圏内にまだ1000頭位いるみたいだって。でも、みんな殺処分されるんだ(;_;)酪農家の人達もすごくつらいよなぁ…。

 今週末にまた台風が来る(*_*)この前の時はそれてくれたけど、今回はどうなるやら…。この前は事務所に泊まり込みで朝方にパトロールしたら汚染水処理タンクがプカプカ浮いててびっくりしたもんなぁ。今回の泊まり込みはオイラじゃないけど月曜日の朝がどうなってるか怖いよ。

 トレンチだってそんなに余裕ないから大雨降って溢れてしまう心配あるし…。それにしても、汚染水処理した量は相当な量なのにオイラには減ったって感じがしないんだよね

 やっぱ地下水が何処からか入って来てるのかなぁ…?メンテナンスにも計画値より線量高いから作業員は予想以上に被曝してるし…。今は建屋からの移送ホースの表面線量は100mSv/h位あって、まだ人海戦術でも近づける内はいいけど…。これから先が心配でし。8時間前

Posted by 大沼安史 at 04:21 午前 | | トラックバック (1)