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2011-08-02

〔☆ フクシマ・ベルリン発・解説〕 在独のジャーナリスト、梶村太一郎さん 「ドイツ気象局 放射能汚染予測中止について」

 ⇒ http://tkajimura.blogspot.com/

 われわれ日本人が最も頼りにしているドイツ気象局(DWD)の放射能予測が7月29日の更新で、いったん中止となった。

 梶村さんはこの気象局の放射能予測が事故後のドイツ国費留学生の日本脱出、一時帰国の判断根拠になったものだと指摘しています。

 政府機関が自国民のために放射能の拡散を予測し、公示し、自国民を守る……ドイツはその当たり前のことをしたわけですが、私たち日本人はそのドイツの恩恵に預かり、DWDを頼りに自分たちの身を守ろうとして来たわけです。

 フクシマについてドイツの政府は予測を公開しし、日本政府は予測を公開しなかった。日本政府がもし、技術的にできない、というなら、ドイツ政府に継続を依頼すればいい。

 梶村さんによると、ドイツには「外国との気象上の協力もする」という法律条項があるそうです。

 梶村さんは書いています。「本来は日本政府にこのような予報を続ける当然で基本的な義務がある」「要するにそれだけの政治判断ができる政治家がいるかいないかの問題なのです」

 それから、大事なことが、もうひとつ。

 梶村さんはドイツ気象局が「必要があれば再開する」としている点について、「再開の可能性、すなわち事態の悪化の可能性を認識しているからの注意書きです」と指摘しています。

 「ということは、再開されれば汚染拡散が深刻であると言うことです」

 いまは比較的安定しているので中断するが、フクシマの状況が悪化すれば、「日本滞在中のドイツ人の安全確保のため」直ちに再開する……。

 これがドイツ側の基本姿勢だそうです。

 以下は梶村さんが教えてくれたドイツ気象局の‘最後’の予測です。(日本時間8月4日午前9時まで)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

   ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 06:54 午前 |

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