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2011-08-21

〔フクシマ・NEWS〕 地元公務員も「被曝棄民」に 周辺自治体の職員 無防備で無防備な住民を避難誘導 日本政府 事前対策怠る 

  産業医科大環境疫学研究室と毎日新聞が実施したアンケート調査で、「フクシマ」の核溶融・連続爆発事故で、周辺自治体職員がほとんど無防備で住民避難誘導などの公務に当たっていたことが分かった。⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110821ddm041040088000c.html

 無防備な自治体職員が無防備な一般住民の避難誘導にあたっていたところへ、「死の灰」が降り注いでいたわけだ。SPEEDIの放射能雲拡散予測通りに!

 毎日新聞によると、3月12日早朝。10キロ圏内避難指示を受け、ある役場の男性職員が病人の避難誘導をしていた。午後3時36分、1号機で水素爆発が起きた。男性職員がその後、サーベイメーターを自分の頭にあてると大きく針が振れた。
 炊き出しや仮設トイレ作りなどで「自分たちの被ばくのことを考える間もなかった」。サーベイメーターが反応しなくなったのは約20日後に散髪した時。「遺体捜索への同行のため、避難対象域内に入ったが、身を守る手段は当初、薄いマスクぐらいだった」。域内に入る職員に被ばく線量計が行き渡るようになったのは、職員同行が必須の一時帰宅が始まった5月。さらに実質的に線量管理が始まったのは7月だった。

 また、飯舘村の職員は事故前に放射線の知識の研修を受けたことがなく、「何をもって安全なのか分からないまま、国などに言われるまま動いた」――という。

 毎日新聞はこの関連記事で、こうした無防備・無知識の現場自治体に対し、中央省庁で外部線量を「全く把握していなかった機関はな」く、30キロ圏内や計画的避難区域にに入った職員の健康診断も、実施した自治体はゼロだったのに、中央省庁などは全機関が何らかの形で実施していた――と告発している。
 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110821ddm001040137000c.html

 要するに「日本政府」は原発事故が起きたら、役場の人間を含めて、最初から「棄民」する気でいたわけだ。
 だから飯舘村の役場の職員にも、何も教えなかったのだ。
 防護服の備蓄もなかった。

   ☆ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:23 午前 |

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