« 〔フクシマ・NEWS〕 10万ベクレル以下焼却死の灰 周囲をコンクリート壁で覆った産業廃棄物用の「遮断型最終処分場」で埋め立てへ | トップページ | 〔フクシマ・NEWS〕 安定ヨウ素剤 「最低1回は飲むべきだった」 »

2011-08-28

〔フクシマ・新聞コラム〕 東奥日報「天地人」 「フクシマ エコサイド(Eco-cide)」

27日付 ⇒ http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2011/ten20110827.html?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

 米先住民が核開発と深く関わっていることを軍事関係の取材で知った。例えば、千回近い核実験が行われたネバダ州にはショショーニ族が住み、ナバホ族はウラン採掘による環境破壊に苦しめられてきた。放射能で立ち入り禁止となった聖地もある。

 万物に魂が宿ると信じる米先住民にとって、祈りの場を失うことは伝統の消滅に等しい。こうした人々の生活や文化を根こそぎ奪う文明の暴力を「エコサイド」と呼ぶ。米先住民の研究で知られる鎌田遵(じゅん)さんに教えられた。

 福島の原発事故で避難を余儀なくされた人々はまさにエコサイドの渦中にある。漁師は海から追われ、農家は大地から切り離され、会社員は職場を失った。流民と言ってもいい。ネバダの悲劇が繰り返されたのである。鎌田さんは流民の苦しみを米先住民に重ね合わせ告発する。

Posted by 大沼安史 at 09:35 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔フクシマ・新聞コラム〕 東奥日報「天地人」 「フクシマ エコサイド(Eco-cide)」: