〔フクシマ・NEWS〕 小出裕章さん 食品安全委「生涯100ミリシーベルト」に対する見解
7月26日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」で。
(食品安全委員会が……一生涯で、上限、リミットを100ミリシーベルトとする、という評価報告書をまとめました。そこで伺いたいんですこれ一人の人間が一生涯にわたって100ミリシーベルトまでは被爆しても、逆に言うと安全なんだという意味だとだと思うんですが。そう読み取ってよろしいんですよね?)
安全なんだと言ってるのとは違うと思います。……
要するにそこまでは我慢をしなさいということだと思いますけれども。
そんなことをそんなひとつの委員会が言う権限があるのでしょうか。日本人、というか日本に住んでる人というのは1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないというのが法律の定めなんでね。
それは外部被ばくも、食品も含めての内部被曝も含めて、1年間に1ミリシーベルトと決めているわけです。まさか100歳まで生きるっていう人はあんまり多くないわけですから。
まあどんなに生きても100ミリ、全部の被曝を合わせても100ミリになってはいけないというのが法律の定めであるにも関わらず、食品だけを通じて100ミリシーベルトまでいいと言ってるのですよね、この委員会が。
Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 | Permalink