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2011-07-29

〔フクシマ・ノート〕 天野局長が「笑劇」の提案 日本の「テストレステスト」結果をIAEAが評価

 (参考 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201107280833.html

 天野事務局長が28日、海江田経産相に、日本が全原発を対象に行うストレステスト(耐性評価)でIAEAも結果を評価することを提案、国際的に相互評価すれば、評価の信頼性をさらに高められると訴えた――そうだ。

 この朝日の記事を読んで、笑ってしまった。(以下敬称略)

 日本政府が行なう「ストレステスト」なるものを、日本政府がIAEAに送り込んだ天野自身、どうやら信用していないことが、この日の天氏の「提案」で示唆されたわけだから。

 天野は、その指導力のなさに国際的な批判が集まる中、先にIAEAフクシマ閣僚会議で突如、「国際的な相互評価」を提案し、自分に対する「評価」を高めようとしたが、米国などから反対に遭い、あえなく挫折していた。

 そこで今回、日本政府にIAEAに結果の「国際的相互評価」をさせてくれと泣きついたわけだが、上記、朝日の記事にあるように、「提案しただけ」にとどまった。

 海江田は「やりましょう」とは言わなかったのだ。

 なぜ、言わなかったか?

 日本政府(経産省)が実施する「2段階」(テ)ストレステスト(?)は、原発再開を狙った、八百長テストである。
 テストをしない(テストレス)テスト――すなわち「テストレス・テスト」に過ぎない。

 そうやって、なんとか必死にごまかそうとしているときに、「国際的な相互評価」などやられたら、たまったものではない……経産省はこう考えたから、パシリの海江田に「うん」と言わせなかったわけだ。

 天野にしたら、現場視察して「復旧はかなり順調」と日本政府をヨイショとばかり持ち上げたのに、梯子を外された思いだろう。

 海江田と天野の会談のニュースビデオを見ていたら、2人の姿が八百長国技のイカサマ相撲取り同士に見えて来た。「原子力部屋」の「タヌキ山」と「ムジナ海」の「勇姿」に見えて来た……。
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Kub7WjKjBYA&feature=player_embedded

 独誌「シュピーゲル」は先に、「フクシマ」が起きたあと、日本政府の「原発は安全です」の決め科白は「笑劇」(ファルス)に変わったと書いていたが、まったくその通りである。

 天野里帰り巡業と、経産省のお先棒を担ぐ、海江田のフンドシ担ぎぶり……。「笑劇(ファルス)」の夏場所は暑くてうっとうしい。

Posted by 大沼安史 at 08:41 午前 |

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