〔フクシマ・NEWS〕 宮城県北部の死の灰 「3月15日を中心に雪と一緒に降り積もる」 東北大の田村裕和教授
河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110721t15013.htm
……東北大の田村裕和教授(物理学)は、宮城県北部までセシウムが拡散したことについて「かなり遠くまで行った印象がある」と語った。
田村教授は水素爆発があった3月12、14日の気象条件を指摘。大量に放出されたセシウムが空気中のちりに付いて浮遊し、広範囲に拡散。冬型の気圧配置により真冬並みの寒さとなった3月15日を中心に、雪と一緒に地上に落ちたとみている。
田村教授は「(事故後の)空気の流れ方、雪の降り方によって(局地的に放射性物質が多い)ホットスポットができたようだ」と説明した……。
バンクーバーの「平和哲学センター」の乗松聡子さんが、文科省の公開資料( ⇒ http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/20/1305819_0720.pdf )の存在を指摘し
・宮城の皆さんまだ見てなかったら注目。別紙1(空間線量)の分布でかなり汚染が北部に飛び火しているのがわかる。青森、山形を早く調べないととも思う。
・政府と県の宮城県汚染調査は、福島のときもそうだったが、平方メートルあたり10万ベクレル以下は全部同じ色で、何の情報にもなっていない。実際は数値が出ているはずなので、別紙2-4はまとめて情報隠蔽だ。宮城県の皆さん県に追及したらいいと思います――
と注意を喚起している。 (乗松さんの努力に感謝!)
Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 | Permalink