〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 まるで別世界 パラレル・ワールド
福島現地で活動する「グリーンピース」のメンバー、ヤン・ベナレクさんが、「ロシア・ツデー(RT)」(3日放映)のインタビューにこたえ、こんなふうに語っていた。
「まるで別世界に来たようだ('It was like visiting another universe' )。ある地域ではノーマルな生活があり、ノーマルな街がある。福島市の中心部はとても文明化され、すべてがノーマルに見える。しかし、放射能測定器を持って出かけ、あたり一面の測定を始めると、(基準より)30倍、50倍もの値が出る。公園や校庭など公共スペース、子どもたちの通学路が正常値の500倍から700倍もの値――。信じられない」
ノーマル(正常)な装いを取り繕う、放射能汚染の地、フクシマ。
RTのインタビューアーのシーン・トーマスさんが、これを別の言葉で表現していた。ここはまるで「パラレル・ワールド」だと。
Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | Permalink