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2011-07-15

〔フクシマ・NEWS〕 カク・ミチオ教授があらためて警告 「信用ならない日本の政府」「北日本の大部分です」

 「現代ビジネス」⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11957?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 世界的な有名な日系アメリカ人理論物理学学者が、いよいよ日本のメディアに登場し、警告を発した。

  まず何よりも日本政府の威信は地に落ちました。多くの人々が日本政府や東京電力のもたらす情報を信用していません。

 その通りです。北日本の大部分です。福島第一が制御不能になれば、潜在的にはチェルノブイリより事故の規模が大きいのです。いいですか、忘れてはいけませんよ。いったん作業員全員が退避するようなことになれば、あとはもうフリーフォール(止めようのない急降下)です。

 事実、われわれのコンピュータプログラムの事故再現によれば、炉心の損傷は激甚で、さらに圧力容器に穴が開いていることも警告していた。それでもなお、日本政府が延々と言い続けたのは、「格納容器は破損していない」「スリーマイル島事故のような事態にはならない」ということでした。それが現在は格納容器の損傷を認めている。この事態は重大です。水位が下がれば容器の底にある溶けたウラニウムが再び暴走し始め、大事故につながりかねない。ですからわれわれは日本政府を信用できないのです。

 繰り返しますが、福島第一が安全であると主張することは、指先でビルの屋上の外壁にぶら下がり『見ろ、すべて安定している。誰も死んではいない。すべてOKだ』と言っているようなものです」

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 |

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