〔★ フクシマ・NEWS〕 3号機燃料プールに重大疑惑 3月20日に臨界爆発し 東京に向け放射能雲を大放出か?
これまでほとんど関心が向けられなかった「3号機」の「使用済み燃料プール」に重大な疑惑が浮上した。
「3号機」の「プール」については、東電が1度だけ映像を公表しているが、その映像を詳細に分析した米国人、イアン・ゴダード氏により、驚くべき事実が判明した。
「使用済み核燃料の束(Bundle)は、「プール」内に本来、整然と並んでいなければならないが、「3号機プール」の映像で確認した結果、水面に近いところに、たった1個の「束」だけが、ゴダード氏の点検で、(引き揚げ操作用の)「ハンドル」がついた状態で残存していることが明らかになった。
ゴダード氏はこの確認を、原発専門家、アーニー・グンダーセン氏が運営すえる「フェアウィンズ」に30日にメールで連絡。
グンダーセン氏が他の専門家とともに確かめたところ、「3号機」の「プール」には「1束」の「ハンドル」しか映っていないことが確認されたことから、1日付のビデオ・レポートで事実を公表した。⇒ http://www.fairewinds.com/updates
「プール」には「一束」しか残っていなかった……だったら他の「束」はどこに消えたのか?
朝日新聞によると、3号機の燃料プールには新しい燃料52体、使用済み核燃料514体が入っており、これまでは外からプールに注水して冷やしていたが、東電は2日、に新たに設置した冷却装置によって、プールの水温を約60度から約40度に下げることができたと発表している――という。
⇒ http://www.asahi.com/national/update/0702/TKY201107020374.html
つまり「3号機のプール」には、52+514=564体(束)の核燃料があったはず。
それが1束(体)しか、体をなしてない(残っていない)とすれば、どんなことが考えられるか?
公式発表によると「3号機」では「炉」で3月14日午前11時1分、「水素爆発」が起きたとされている(核爆発説が欧米の専門家から出ている)。
この「(水素?)爆発」とは別に、「3号機」からは3月20日段階で、放射性物質が大量に放出され、その放射能雲が東京を襲ったとの見方が出ている。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-d078.html
この3月20日の「3号機大放出」とは、炉ではなく「プール」で起きた「再臨界」によるものかも知れない!
「フェアウィンズ」のグンダーセンさんは視聴者から意見を求め、「3号機プール」の真実を追及する構えだが、これは日本のマスコミ、専門家の責務でもある。
Posted by 大沼安史 at 08:52 午後 | Permalink