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2011-07-05

〔フクシマ・NEWS〕 前原誠司氏 「脱原発」を国際公約 原発 「10年、20年で完全段階撤退」 「もんじゅは廃棄」 フィナンシャル・タイムズのインタビューに明言

 英紙フィナンシャル・タイムズは3日、日本の次の首相の座を狙う前原誠司氏に対するインタビュー記事を掲げた。
 ⇒ http://www.ft.com/cms/s/0/caa106b6-a581-11e0-83b2-00144feabdc0.html#axzz1RBksVjj7

 「日本の首相候補 原発に決別(Japan PM contender says ditch nuclear)」と題する記事の中で、

 前原氏は日本が段階的に原子力から完全撤退を目指すべきだ(Japan should aim to phase out nuclear power completely.)と語り、「10年、あるいは20年(over 10 or 20 years)」で原発依存を低減してゆく必要があると言明した。

 さらに前原氏は高速増殖炉「もんじゅ」について、「私の意見では廃棄しなければならない(In my opinion we should abandon it)」と断言した。

 フィナルシャル・タイムズは国際的な権威ある経済紙。
 前原氏の今回の「言明」は、日本国民に対する「脱原発マニフェスト」であると同時に、国際的な公約でもあるわけだ。

Posted by 大沼安史 at 10:23 午前 |

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