〔フクシマ・怒・ブログ〕 武田邦彦教授 次の原発事故までに「気象庁」を廃止すれば被曝は減る
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抄録
……ところが、気象庁は福島原発付近の風向きを出さなかった。
奇妙なことにNHKは事故から2週間ぐらいたって、「地震で風向風速計が壊れていたが、昨日から使えるようになった」として風向きの報道を始めたが、実は気象庁は風向きの予想をIAEA(国際原子力機関)には報告をしていたのだ!!!
原発の事故でもっとも大切なのは風向きだから、IAEAは原発の事故が起こったら、その国の気象庁に直ちに報告を求める。だから、気象庁は風向きが大切であることをよく知っている。
そして気象庁の職員が生活しているのは「日本国民の税金」だ!!
それなのに、気象庁は日本国民を見殺しにして、IAEAに英語で報告し、一週間たって官邸から指示されると、「私たちは日本国民に報告する義務はないが、官邸から指示されたので、しかたなく公表する」という注釈までつけて英語のまま発表した。
原発事故が起こったとき、政府は「健康に影響がない」と言った。ということは「たいしたことはない」ということだ。それなら気象庁の、テレビ局の気象予報も福島原発からの風を報じれば良いのに、凍り付いたように報道しなかった。
そして、気象学会は学術団体なのに、こともあろうに「福島の気象を発表するな」と憲法に定めた学問の自由に反する規制をした。
原発を動かすと事故が起こる可能性が高い。だから、それまでに新しい気象庁を作っておかなければならない。
誇り高き日本人は、自国の事故にドイツの気象庁からデータを貰いたくないからだ。
Posted by 大沼安史 at 09:13 午前 | Permalink
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» お役人根性の気象庁に、吹けよ風、呼べよ嵐 トラックバック 日本語を考えるby takashi hayashi
「加工されない、生の情報が欲しい」(6月26日投稿)でも書いたことだが、気象庁の保身主義には呆れてしまう。なにか災害がありそうなとき、的確な予報を出すことが使命のはずであり、気象庁の存在理由であるはずだ。
予報は予報で100パーセントはありえない。
外れたときに、その責任を問われるのではないか。外れたときに誰が責任を取るのか。それを畏れるあまりに、やたらと注意報や警報をだしまくる。
機器も学問も日進月歩で進化しているのに、気象庁はそれを有効に使いこなしていないというのが実態ではないだろ... 続きを読む
受信: 2011/07/31 13:11:54