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2011-07-24

〔フクシマ・NEWS〕 「原発に対する米国民の信頼は脆い」 ニューヨーク・タイムズが原発業界を諌(いさ)める社説

  ニューヨーク・タイムズは24日、「フクシマの後で()」と題する社説を掲げた。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/24/opinion/sunday/24sun1.html

 タイムズの社説は、「フクシマ」を教訓に米原子力規制委員会(NRC)の「ジャパン・タスクフォース」がまとめた勧告と、ヤツコ委員長の勧告を早期に承認し、新安全基準を示す方針を支持し、今後のNRCとしての検討が、勧告の承認の遅れの言い訳になってはならないと指摘。

 原発業界はスリーマイル島原発の後、米国民の原発に対する信頼はもろいものになっていることを学んでおくべきだったと述べ、いまだにそのことを理解する必要がある――と業界を諌めている。

 The industry should have learned after the accident at Three Mile Island that public confidence is fragile. Apparently it has yet to figure that out.

 この社説には「フクシマ」の事故との関連で、ひとつ注目しておくべき箇所がある。

 それは日本では東電と政府が蓋をして隠蔽し続けている「ベント・システム」に関する箇所だ。

 ……and require many more reactors to install “hardened vents” to reduce the risk of hydrogen explosions.

 水素爆発のリスクを低減するため、より多くの原子炉に「強化されたベント」を設備することが要求される……

 ニューヨーク・タイムズは、「フクシマ」で「ベント」が手動でも動かなかったことを報じているから、社説でもNRCジャパン・タスクフォースの「ベント強化」に関する提言を支持しているわけだ。

 東電と日本政府は「事故調」に真実を公表される前に、事実を認めるべきだろう。事実を認め、動かなかったベントの製造メーカーであるGEに対し、損害賠償を請求すべきだ。

 それによって日本国民の負担を軽減できるはずだから……。

 相手が「アメリカ」ということで、引き下がってはいけない。

Posted by 大沼安史 at 04:48 午後 |

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