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2011-07-06

〔フクシマ・NEWS〕 「ダイイチ」上空にOLR(赤外線長波放射)のホットスポット 3月21日に最高の異常値 浜岡方面にも、弱い飛び地スポットが出現 国際研究チームが衛星観測

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 日本、ロシアなどの国際研究チームの、NOAA(米国海洋大気局)のAVHRR衛星(超高度解像度輻射計搭載衛星)を使った観測で、3月14日以降、「フクシマ・ダイイチ原発(FDNPP)」の上空で、異常なOLR(赤外線長波放射)のホットスポットが出現していたことがわかった。OLRホットスポットは3月21日に最高の異常値を示している。

 ⇒ http://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/1107/1107.0930.pdf

 千葉大学の服部克巳教授らの国際研究チームが「フクシマ」の大気の最上空部で突然、OLR(赤外線長波放射)の急激な放射(emmited radiation)を観測したのは、3月14日のこと。研究チームはこれを「FDNPP」からの放射性ガスの大気放出によるものと解釈した。

 3月14日から始まる強い放射は、12日の一過性のOLRに続くもので、最大14放射発散度と、通常の7倍にも達した。

 このOLRの異常は、大地震の前に観測される大気圏境界部のイオン化と同じ発生メカニズムで起きたものかも知れない――している。

 論文(8頁)の赤線グラフでも分かるように、ダイイチ上空のOLRは14日に急上昇し、16日から再び上昇を開始し、3月21日にピークを迎えている(19日から上昇を再開)。(その後は、なだらかに減少)

 (ここからは、大沼の素人考えだが)ということはつまり、OLRのカーブが示すように「フクシマ」からの最大の放射性物質放出は、実は19日から20日にかけてあった――ということになりはしないか?

 またコーネルのチームによる、6~7頁記載の連日の観測結果が示すように、OLRのホットスポットが「ダイイチ」の真上に現れるのは3月20日なってからだが、浜岡方面に飛び火で、弱いアブノーマル・スポットが現れ続けていたことも(素人ながら)気になる。

 大沼 ど素人の「解釈」記事。「東海アマ管理人」さん、助けて! 

     千葉大の服部先生、勝手な解釈ですいません。科学ジャーナリズムに拡散希望!

Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 |

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