〔フクシマ・NEWS〕 大爆発を起こしたMOX燃料炉の3号機 窒素封入 今夜、開始 放射性物質を放出へ
日経によると、「窒素封入は作業員の屋外作業がない夜に実施する。封入によって格納容器内の放射性物質が容器外に一部出る。その量は環境に影響のないレベルだが、作業員の被曝(ひばく)を避けるため夜間に実施する」――のだそうだ。
この記事の文章をよく読むと、昼間にやると、窒素封入によって格納容器内の放射性物質が容器外に一部出ると、屋外作業の作業員が被曝する。だから夜にやる――ということだが、3号機は大爆発を爆轟を3度も起こした、プルトニウム燃焼炉だ。
その量が環境に影響のないレベルのはずがない。影響がなければ、昼間の屋外作業中にも、やれるはずだ。
風向き予報は今夜は南。
首都圏を守るために、今夜を選んだのだろう。
周辺・風下住民・自治体には事前説明があったのだろうか?
Posted by 大沼安史 at 01:04 午後 | Permalink