« 〔フクシマ・NEWS〕 牛の餌(わら)からセシウム数万ベクレル 屋外管理で内部被ばくか――だと…… | トップページ | 〔フクシマ・ツイッター情報〕 「見覚えないのない青タンがいきなり顕れ」「私も腕に赤い点々が多数」「子ども二人とも、先々週から鼻血。それも大量に」 »

2011-07-12

〔フクシマ・ノート〕 こんなもの、「ストレステスト」ではない! 「2段階安全評価」を言い出した「死の灰族」の陰謀

 ウォールストリート・ジャーナル日本版 「日本政府、2段階の安全評価を実施―原発再稼働で」 ⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_271489

 さすがウォールストリート・ジャーナルではある。ポイントをつかんで報じている。

 リード(前文)を見てみよう。

 日本政府は11日、国内にある原子力発電所の再稼働について統一見解をまとめ、2段階の安全評価を打ち出す方針を明らかにした。菅直人首相が先週、現在運転を中止している原発の再稼働を認める前に「ストレステスト(耐性評価)」を指示したのを受けて生じた混乱を収拾する狙いがある。

 菅直人首相が「ストレステスト(耐性評価)」を指示したのを受けて生じた混乱を収拾する「2段階の安全評価」だ――という指摘だ。

 テロや航空機の墜落まで想定する「ストレステスト」ではなく、「2段階の安全評価」!

 つまり、政府が行なうのは、いつもの「安全評価」であって「ストレステスト」ではない。

 WSJの記事はその「2段階安全評価」を、こう報じている。

 新たな指針の下で、原子力安全委員会は保安院と共同で耐性評価プログラムを作成し、電力会社がそれを実施する。保安院はその後、結果を評価し、原発の再稼働に関する最終決定は首相と原子力担当大臣が下すとされている。

 第1段階の評価では、津波や地震といった自然災害に対する原発の安全性マージン(余裕)がどの程度か測定する。また競争促進のため、安全性のレベルについて電力会社をランク付けする。

 枝野長官は、第2段階の評価は、福島第1原発後に欧州連合(EU)当局が提案したストレステストと似た内容になるだろうと述べた。――

 またも原発推進の保安院が(原子力安全委員会と共同)で「安全評価」するのだ。それも評価の実施主体は電力会社。こんなバカなことはあるか。

 第1段階では「安全性マージン」がその程度か測定する……??? 「絶対安全」の「ダイイチ(福島第一)」が史上空前の放射能災害を起こした原因調査も終わらないうちに、よくも言えたものだ。

 そして枝野のこの言い草。「第2段階の評価は、福島第1原発後に欧州連合(EU)当局が提案したストレステストと似た内容になるだろう」

 似たようなものになるだろう?――まるで他人事のような、この物言い。「いま直ちに」が耳の奥で被曝のようにこだまする。

 2段階を言うなら、第2段階で何をどう実施するか決めてから発表するのが筋だろうが。

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔フクシマ・ノート〕 こんなもの、「ストレステスト」ではない! 「2段階安全評価」を言い出した「死の灰族」の陰謀: