〔ネブラスカ・NEWS〕 上流の堤防を爆破 農地の冠水をミズーリ川に戻す 最大の懸念材料はサウスダコタの「ガヴィン・ポイント・ダム」の決壊
ネブラスカ州のフォート・キャリフーン、クーパー両原発を浸水の危機に追い込んでいるミズーリ川の上流、アイオワ州ポタワタミー郡で7月1日朝、農地の冠水にたまりかねた地元民が、冠水をミズリー川に戻すため、堤防を爆破した。
これにより、ミズーリ川の水位は3~4インチ(7.6~10.2センチ)上昇した。
堤防破壊は重機でもって始まり、爆破でもって終わった。民間が所有する農業用堤防のため、爆破しても違法ではないという。
ミズーリ川でいま最も懸念されているのはしかし、こうした堤防の決壊ではなく、上流の連邦ダムの決壊だ。
とくに心配なのは、6つの連邦ダムのうち最南端にある「ガヴィン・ポイント・ダム」(サウスダコタ州)という。
同ダムの管理者は、ミズーリ川の増水は、すくなくともことしの秋まで続くことを覚悟しなければならないとしている(8月までと言われていたのが、秋まで、になった……)
⇒ http://www.examiner.com/human-rights-in-national/unknown-bomber-explodes-levees-near-ft-calhoun
http://www.wowt.com/news/headlines/124871614.html
http://www.ketv.com/r/28421608/detail.html
★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
★ 「フクイチ」風向きマップ
⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/
Posted by 大沼安史 at 11:24 午前 | Permalink