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2011-07-22

〔★ フクシマ・NEWS〕 東電は5月の解析結果報告(別紙資料)で「1号機のベント失敗」を認めていた! 

 毎日新聞が発行する英字紙、「マイニチ・デイリー・ニューズ」は22日、東電が5月23日に保安院に提出、翌24日に公表した事故の解析結果報告書の別添資料の中で、1号機の「ベント」に失敗したことを認めていた、と報じた。

 にもかかわらず東電はその後も「(弁は当時)開いたままになっていると思われる」などと会見で説明し続けている。

 Tokyo Electric Power Co. (TEPCO) acknowledged it failed to vent steam from the containment vessel of Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant's No. 1 reactor in analysis reports as early as May, while publicly maintaining that the venting valves remained open, the Mainichi has learned.

 ⇒ http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110722p2a00m0na001000c.html

 この英文記事は(日本語の)毎日新聞の記事(  ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110722k0000m040158000c.html )を整理・英訳したもの。

 邦文記事(電子版)の見出しは「福島第1原発:東電がベント不調を報告 会見では認めず」だが、英文記事のヘッドラインは「東電、5月の報告書で1号機のベント失敗を認めていた(TEPCO admitted failure to vent Fukushima No. 1 reactor in May report)」とより直截な表現となっている。

 毎日の邦文記事は、「改めて(東電の)説明責任が問われそうだ」と指摘しているが、まったくもってその通りである。

 1号機のベントが「失敗」(邦文記事によると、解析結果報告・別添資料の一覧表に、「格納容器ベント弁閉止」と記述)と認識していながら、「成功した」と主張し続けて来た東電。

 こんないい加減なことは到底、許されることではない。

 「フクイチ」1号機の「ベント」については、本ブログ既報のように、ニューヨーク・タイムズが5月18日付けの記事で、

 ・「ベント」システムは制御室から動かせる設計になっていた。しかし、運転員たちは「ベント」システムを動かせなかった。

 ・最もあり得る原因は、死活的なバルブを開ける電気が切れていたことだ。そこで「1号機」の運転員たちは手動でバルブを開けようとしたが、もうそのときには、放射線が高すぎる状態だった。

 ――と、「1号機のベント」に失敗したと報じている。

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-6c3d.html

Posted by 大沼安史 at 06:37 午後 |

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