« 〔フクシマ・NEWS〕 玄海原発 「運転再開認めず」で「日本はドイツより速く非核国家になるかもしれない」 古川・佐賀県知事 ニューヨーク・タイムズに語る | トップページ | 〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 まるで別世界 パラレル・ワールド »

2011-07-04

〔ロスアラモス・NEWS〕 恵みの雨 町の避難命令解除 火の手 先住民族の森を破壊 「私たちは何をしたのですか」と祈るブエブロ族

 ロスアラモスの町の住民に出ていた避難命令が解除された。夏の恵みの雨が森林火災の消火活動を助けた。
 3日の日曜日、封鎖が解除された道路を、自宅に向かう車の列が続いた。

 ロスアラモス研究所への延焼を防ぐ消火活動は、同研究所から10キロほど先の、ロスアラモス峡谷の森で続いている。消防隊は雨が火勢を弱めてくれたため、延焼を食い止めることに自信を深めている。

 北に向かった森林火災の火の手はサンタ・クララ峡谷に到達、サンタクララ・プエブロ族が自分たちの出生の地と考える森を炎で包んだ。森はすでに52平方キロ、焼け落ちている。

 2800人が暮らす小屋や集落、水源が破壊されると、先住民たちは心配している。

 族長のダシェノさんはAP通信にこう語った。

 「私たちは膝まずいて祈っています。私たちは創造主に、私たちの文化に作法で、私たちは何をしたのですかと言って許しを乞うています。母なる火が止まるように水を下さいと乞うています」

 ⇒ http://www.npr.org/2011/07/03/137595342/los-alamos-evacuation-order-lifted-12-000-return

 大沼 フクシマにも通じる、世界の縮図がここにある。核の炎、森を焼く炎、水を求める祈り 「私たちは何をしたのですか?……」 

Posted by 大沼安史 at 09:26 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 〔ロスアラモス・NEWS〕 恵みの雨 町の避難命令解除 火の手 先住民族の森を破壊 「私たちは何をしたのですか」と祈るブエブロ族: