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2011-07-29

〔フクシマ・NEWS〕 天野局長 「原子力の平和利用に正当性」

  IAEAの天野事務局長は27日、長野県松本市で始まった国連軍縮会議で基調講演し、原発や医療、環境など「原子力の平和利用」を挙げ、「核科学と技術のメリットを平和利用し、軍事目的には使わないという目標は正当性を持ち続けている」と述べた。
 中国新聞 ⇒ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201107270124.html

(大沼) 〔フクシマ・ノート〕 Atom against Peace

 原発(核発電)は「平常」運転時でも被曝、環境汚染を伴うものだ。核燃料の廃棄物は人間の平和な生活を半永久的に破壊するものだ。

 なおかつ、今回、「フクシマ」が起きて、「原子力の平和利用」が「原子力の戦争利用」に等しいものであることが、あらためて、疑いようもない形で確証されてしまった。

 「アトム・フォー・ピース」とは、だから「安全な原発」同様、「死」を「生」と言いくるめるに等しい、詐術であり虚偽である。

 「Atom for Peace」はアイゼンハワー大統領による国連演説(1953年)の「キャッチフレーズ」だが、もしその時点でアイゼンハワーがチェルノブイリやフクシマの惨状を知っていたなら、間違っても使わなかったコトバだろう。

 アイゼンハワー自身、大統領の退任演説で「軍産複合体」の核権力が「惨憺たる勃興」を遂げつつあることに警鐘を鳴らした人だ。

 そしてその、「核発電」まで利権を拡大し、「惨憺たる勃興」を遂げた核権力が、「フクシマ」を新たな被爆地と化した。

 そこには、何の「正当性」もない。「フクシマ」を破壊した「正当な理由」はどこにもない。

 「電気を生み出す原爆、すなわち「核発電(原発)」は、人間と環境の「平和」を破壊するもの……「平和」を破壊する、「平和」に反する(against)アトムである。

   ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:53 午前 |

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