〔フクシマ・NEWS〕 菅直人「脱原発宣言」 FT紙 前原誠司の「原発、10年、20年で完全段階撤退」言明にあらためて言及
世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズ(FT)は菅首相の「脱原発宣言」を報じる記事の中で、同紙が先に、前原誠司氏に対して行なった独占会見にふれ、菅首相の今回の「宣言」の政治的な意味を理解するヒントを提示している。⇒ http://www.ft.com/cms/s/0/4c78e036-ad44-11e0-a24e-00144feabdc0.html?ftcamp=rss#axzz1S1jzxcUo
「菅首相の有力後継候補」(同紙)である前原氏は3日付けの同紙会見記事で、原発から「10年、20年で完全段階撤退」「もんじゅは廃棄」を明言していた。
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-96d3.html
これに対して菅首相は「3・11」以降も、原子力をエネルギー政策の柱と言及しており、菅首相が今回「脱原発」に方向転換したことで両氏の「旗色」はほとんど同じものになってしまった。
こうなると、前原氏としては菅直人首相の「脱原発」を「支持」せざるを得ない……。
菅を追い落とし、首相になる切り札が、手元からスルリと落ちた……?
Posted by 大沼安史 at 07:55 午前 | Permalink
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» こんどは脱原発で首相延命措置。それで支持率を上げられるのか。 トラックバック ニュースを読まねば
13日、菅直人首相は記者会見で「脱原発」に方針を切り替えた、というより元々何も考えていないので、新たなネタとして飛びついたことを表明した。「原発に依存しない社会を目指す」と、国のエネルギー政策を根本的に見直すことを軽々と口にした。個人的には「脱原発」は支持したい。しかしこの男が口にすると、とたんにそれは単なる首相の座の延命措置でしかないのことが見え見えなので額面通りには受け取れない。一応、体裁を整えるために、原発推進から脱原発に宗旨替えした理由を述べた。「(原発は)これまでの..... 続きを読む
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