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2011-07-31

〔フクシマ・NEWS〕 ハワイの「CBIポリマー」社製の放射能「除染ジェル」 福島市の幼稚園で実証テスト スプレーして固化 剥がしてグルグル巻きにして回収

 AP通信によると、ハワイの「CBIポリマー」社が福島市の福島旭町キリスト教会付属幼稚園で、同社の除染ジェル(商品名「ディコンジェル」)を使った放射性物質の除染作業を進めている。⇒ http://www.canadianbusiness.com/article/37094--decontamination-spray-gel-tested-at-japan-school

 実証実験をかねた除染活動で、予備試験では90%の除染に成功しているという。

 同社は今週末の除染が成功すれば、福島などのホットスポットでの除染に役立ててもらいとしている。

 「ディコンジェル」は土壌やコクリートの上にスプレイする。ジェルが固化したら剥がし、カーペットにように、グルグル巻きして回収する。人手をあまり必要としない、使いやすさが特徴だ。

 バプティストの同教会はハワイと繋がりがあり、その縁で今回の除染につながった。同社は同幼稚園に25万ドルを寄付。無償で作業している。

 ジョージア大学の専門家が除染効果を確かめる。

 除染に成功すれば、同園の30人の園児は屋外で遊べるようになる。

 「ディコンジェル」は米国の原発の除染作業でも使われているものだ。

 日本国内にも同様の除染剤はあるはず。

 日本政府・東電は表土剥がしに加え、除染剤による除染の徹底を図るべきだ。

 「ディコンジェル」については ⇒  http://decongel.com/jp/product.html

Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 カナダでも福島の子どもたちを強制被曝から守る署名運動!

 ⇒ https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHVBc2h2OGxHMTYwRmZyWjJWOG5JVVE6MQ

 フランスに続いて、カナダでも!
 日本大使あての要請行動だ!

 福島の強制被曝問題は世界的な関心の広がりを見せている。「実害」が報じられたとき、日本政府は国際社会から総非難を浴びることになるだろう。時間の問題である。

Posted by 大沼安史 at 09:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東北電力も「プルサーマルだよ、全員集合?」 メール

 読売新聞 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110730-OYT1T00427.htm?from=tw

 東北電力は29日、昨年1月31日に宮城県女川町で開かれたプルサーマル計画に関する国の説明会に、社員や取引会社の社員に「メールなどで」出席を要請していたことを明らかにした。

Posted by 大沼安史 at 09:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・怒・ブログ〕 武田邦彦教授 次の原発事故までに「気象庁」を廃止すれば被曝は減る

 ⇒ http://takedanet.com/2011/07/post_01be.html

 抄録

 ……ところが、気象庁は福島原発付近の風向きを出さなかった。

 奇妙なことにNHKは事故から2週間ぐらいたって、「地震で風向風速計が壊れていたが、昨日から使えるようになった」として風向きの報道を始めたが、実は気象庁は風向きの予想をIAEA(国際原子力機関)には報告をしていたのだ!!!

 原発の事故でもっとも大切なのは風向きだから、IAEAは原発の事故が起こったら、その国の気象庁に直ちに報告を求める。だから、気象庁は風向きが大切であることをよく知っている。

 そして気象庁の職員が生活しているのは「日本国民の税金」だ!!

 それなのに、気象庁は日本国民を見殺しにして、IAEAに英語で報告し、一週間たって官邸から指示されると、「私たちは日本国民に報告する義務はないが、官邸から指示されたので、しかたなく公表する」という注釈までつけて英語のまま発表した。

 原発事故が起こったとき、政府は「健康に影響がない」と言った。ということは「たいしたことはない」ということだ。それなら気象庁の、テレビ局の気象予報も福島原発からの風を報じれば良いのに、凍り付いたように報道しなかった。

 そして、気象学会は学術団体なのに、こともあろうに「福島の気象を発表するな」と憲法に定めた学問の自由に反する規制をした。

 原発を動かすと事故が起こる可能性が高い。だから、それまでに新しい気象庁を作っておかなければならない。

 誇り高き日本人は、自国の事故にドイツの気象庁からデータを貰いたくないからだ。

Posted by 大沼安史 at 09:13 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 東電に80億円賠償要望 福島の幼稚園協会

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110727k0000m040087000c.html

Posted by 大沼安史 at 09:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 1号機 核燃マグマ 完全メルトスルー 

 東電は30日、1号機の原子炉格納容器内(気体)の放射性物質濃度の測定結果を発表した。原発からの放射性物質の放出量を正確に評価する作業の一環で、格納容器内は初めて。測定濃度は東電が当初想定したてものより約1千分の1と低かった。

 気体1立方センチメートルあたり、セシウム137が20ベクレル、セシウム134が17ベクレルで、5月上旬に扉を開放する前の原子炉建屋内の濃度とほぼ同じだった。

 扉を開放する前の建屋濃度と格納容器内濃度がほぼ同じ――ということは格納容器も、水素爆発でぶっこわれた建屋並みに「大破」し、「通気」している、ということではないか。

 産経新聞によると、格納容器内の濃度が低かったことについて、東電は以下の3つの可能性を示している。

 ① 核燃料がある圧力容器から漏れだしている放射性物質が減っている

 ② セシウムは水溶性のため、汚染水となっている

 ③ 水素爆発防止のために注入している窒素により外に押し出されている

 日経新聞は「汚染水として建屋に大量に流出した可能性」が考えられる、と報じている。

 ここで気になるのは産経のいう①の可能性だ。

 「核燃料がある圧力容器から漏れだしている放射性物質が減っている」……ということは、核燃料がすっかり圧力容器を貫通し、格納容器内にとどまるどころか、それさえも貫通して地下に潜り込んでいる、ということではないか?

 溶融核燃料が格納容器内にとどまっていれば、気体の放射性物質の濃度はそんなに低くないとはずだから、格納容器もすでに「底割れ」し、核燃料マグマは基部コンクリートを突き抜けて地下に潜り込んでしまった、と考えるべきではないのか!

 地下ダムの建設を急がなければならない!

 産経 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110730/dst11073013040013-n1.htm
 日経 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E1E2E2E3938DE1E2E2E5E0E2E3E39797EAE2E2E2;at=ALL
 朝日 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0730/TKY201107300362.html

Posted by 大沼安史 at 08:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕  国内原発への「攻撃」で最大1万8千人が急性死亡 1984年に外務省が被害予測 「反原発」恐れ公表せず

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/politics/update/0730/TKY201107300615.html?ref=rss

 (大沼) たった1機の原発で2万人近くが急性死亡! 原発とはまさに「内なる脅威」であるわけだ。

 それがいま54機も!

 この「核の脅威」の除去=「脱原発」こそ、いまや日本の国家安全保障の基本である。

 それにしても、外務省の機密体質よ! 「原発村」との「密約」で調査結果を握りつぶしていた!?……

   ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:28 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-30

〔フクシマ・ツイッター〕 親父のスピーチを通して、どうか学者にも社会のため、人のために真摯に仕事をしている人間がいると伝わればと思っています。

 「Akihiko Kodama」」さん ⇒ http://twitter.com/#!/a_kodama

 親父のスピーチを通して、どうか学者にも社会のため、人のために真摯に仕事をしている人間がいると伝わればと思っています。利権やポジションにとらわれた人間の多さに嫌気がさすこともあると思いますが、物事をよくするために行動することをどうかあきらめないでください。7月29日

 親父のスピーチを見ていただいた方に、一つだけお願いさせてください。父は影響力のある科学者ですが、同時に病気の妻を抱えた58歳のただの男です。一人ですべてを解決できるわけではありません。本当に状況が良くなるために、一人一人ができることがあると思います。7月29日

 父親である児玉・東大教授の国会での発言⇒ http://www.youtube.com/watch?v=DcDs4woeplI&sns=tw

Posted by 大沼安史 at 08:49 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 殺処分、この無残! 

 ⇒ http://ameblo.jp/gashi-kachiku-kyuusai/entry-10929974317.html

 行政による殺処分法は 死んだ家畜に石灰を撒き ブルーシートを被せる です。
 それが この状態。
 これがそれをやったと言えるのか?

 崩れ落ちた尾てい骨が朽ち果て腐敗した肉塊は黒く液状化し、激しい腐臭を漂わせ、白骨化した背骨が佇んでいる。

 行政は定められた処分法を一切することなくこれを放置。

 それをあとから言われないよう、お役所仕事お得意の 書類作成の手続き を酪農家に迫った。
サインをし、どう処分され、どう変わったのか見にいったら・・・。

 ここで酪農を営んでいた方はもうここに帰ってきたくないそうです。。
 もう、悲しくて 悲しくて 声をあげても届く気がしない。。。  だけど、この写真がなによりの証拠。
 行政は何もしてくれていない。
 このずさんな行政の対応をひとりでも多くの方に知ってもらいたい。
 その想いひとつでこの写真を撮りました。

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Posted by 大沼安史 at 08:26 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本海洋学会が文科省の海域モニタリングの不十分さを批判する提言 文科省:放射性セシウム汚染を「不検出」と発表 学会:魚など海洋生物の「生体組織に数百Bq/kgのセシウム137を含む可能性がある」と警告 ブルームバーグが全世界に拡散報道

 日本海洋学会は25日、日本政府(文科省)の海域モニタリングが不十分だとして、高感度な分析手法による海域調査の実施と速やかな情報公開を求める提言を発表した。⇒ http://www.kaiyo-gakkai.jp/main/2011/07/post-157.html

 文科省の行なっている「簡易法」という調査では、「数Bq/L(1リットルあたり数ベクレル)レベルでも不検出とされる」が、「仮に不検出として発表されている数Bq/Lのセシウム137が含まれる海水であっても,特定の種類の魚介類が十分長い時間生息すれば,生体組織に数百Bq/kg(1キログラムあたり数百ベクレル)のセシウム137を含む可能性がある」と警告。

 「魚介類の放射性セシウム(セシウム137およびセシウム134)についての暫定規制値が500Bq/kgであることを考慮すれば,数Bq/Lレベルの放射能で汚染された海水の拡がり方に関する情報は極めて重要なものといえる」と指摘し、簡易法ではなく一般に使われている高感度分析法を採用、「γ線スペクトロメトリーを用いて,バックグラウンドの影響に十分配慮した上で長時間の計数を実施することや,大量の海水から微量のセシウムを濃縮することにより,海水中の放射性セシウムを,mBq/L[リットルあたりミリベクレル(1000分の1Bq)]以下のレベルで測定する」ことを求めている。

 海洋学会の提言は「今般の福島第一原子力発電所の事故は,海洋へも深刻な影響を及ぼしている。このような事態に際して,海洋汚染の実態を調査し,結果を速やかに国内外に公開していく必要があることはいうまでもない。私たちは,こうした調査や情報公開は,政府以外の組織も含めた我が国の海洋関係者が負っている国際的責務であると認識している」としており、海洋汚染まで矮小化を図ろうとする日本政府(文科省)に苦言を呈したかたちだ。

 この「提言」についてはブルームバーグが26日に報道、世界中の関係者の知るところとなった。
 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-07-26/japanese-scientists-push-for-more-radiation-tests-to-assess-seafood-risks.html

 文科省はSPEEDⅠで放射能雲の拡散をわかっていながら隠蔽し、結果的に被曝や汚染を進行させた。それが、こんどは海で! 

 文科省の「海洋汚染隠し」に対し、国際的な非難がますます強まりそうだ。

Posted by 大沼安史 at 07:57 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 細野担当相 市立福島第4小学校で 、「ご心配をかけており、おわびする。子どもが元気に育つ環境をしっかりと確保することが政府の責任だ」

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/newspack/2011073001000225.html

 30日午前、同校を訪問。保護者に対して。

Posted by 大沼安史 at 06:59 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場ツイッター〕 毎日被曝しながら頑張ってる

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)みんな現場の雨の事心配してると思うけど、浜通りはなんか他の地域より少なくてとりあえず大丈夫ですよ。外の仕事はカッパ着るから相変わらず暑いけど…。汚染水処理システム二期工事もあと少しで完成しそうだよ。

 4号機のSFP循環冷却システムも最終試験があと少しで完成だよ。大変だったけど、やっと終わったって感じ…。1号機のSFP循環冷却システムは毎日被曝しながら頑張ってる。

 明日は休みでし(^O^)仕事忘れてお台場行きたいけど…フゥ彼女欲しいなぁ(;_;)一人じゃつまんないし…。何しよかなぁ。

Posted by 大沼安史 at 06:53 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・小出裕章さん〕 保安院 作業員被曝許容量 「生涯1シーベルト(1000ミリシーベルト)」を画策 「それを決めた人にその限度で働いて欲しいです」

 保安院が4月1日、厚労省との協議の中で文書を提出、作業員の被曝限度を「生涯1シーベルト(1000ミリシーベルト)」へ引き上げたいと要請していたことが明らかになった。⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011072800402

 これに対する小出裕章さんのコメント。

 7月28日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」。

 非公式まとめ ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/

 一生の間にそんなに被曝をするということは実際にはありえないことであって、この事故の収束のためにそこまで働けと言ってるのですね。

 ええ。普通の日本人の方は1年間に1ミリシーベルトが限度だと言っていたわけで、1000年分、被曝をしろと言っているわけですし、私のような人間でも1年間の20ミリシーベルトが限度だと言われてきました。えーそれを1シーベルトというのは、50年間、つまりもう、その労働をする限りずーっとその限度いっぱい働け、というようなことを言ってるのですから、私から見れば、到底ありえない被曝量です。

 チェルノブイリ原子力発電所の事故の時には、60万人から80万人といわれる軍人、あるいは退役軍人、労働者が駆りだされて大量の被曝をしたわけですけれども。日本というこの国でそれだけ大量の労働者を動員できるかと、考えると、出来ないだろうと私は思いますし、えーそうなると一人一人の被曝量を挙げていくしかない、というところに今追い込まれているのかなと思います。

Posted by 大沼安史 at 06:38 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「日本政府はフクシマの国民を殺している(Japanese government killing its own people in Fukushima pejorativeglut )」 ビデオ 全世界で視聴

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=rVuGwc9dlhQ&feature=youtu.be&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 3月19日の政府現地対策本部と福島の市民団体の交渉ビデオ(英語字幕)がユーチューブを通じ、全世界で視聴者を増やしている。

 上記版だけでも「14万人以上」が視聴。

 この映像は、「フクシマ見殺しビデオ」として、日本政府の統治の正統性を揺るがすものになって行くに違いない。

Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ドイツ気象庁 放射能拡散予報の継続 ネット投票

 ⇒ http://sentaku.org/science/1000032999/

Posted by 大沼安史 at 12:25 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本政府 国際的な「原発検閲」批判の高まりを受け 弁解 エネ庁スポークスウーマン 「検閲は一切しない。誤報を報告しているだけ」

 経産省・資源エネルギー庁のオガミ・チカコ・スポークスウーマンはAFP通信に対して、「われわれの政府は情報検閲を決して、一切行なわない。誤報の報告があるだけだ」と弁明した。(8時間前 配信)

 ⇒ http://sg.news.yahoo.com/japan-denies-censorship-over-nuclear-crisis-180957573.html

 このAFP電にあるように、日本政府の「原発情報の浄化」プロジェクトに対しては、ネットを中心に「言論弾圧だ」とする批判・非難が湧き上がっている。

 日本国内では事業を請け負った広告代理店がネットで割り出され、監視スタッフのバイト募集があれば応募して実態を暴露しようという呼びかけさえ出ている。

 このエネ庁のネット監視事業とは別に、現在、ネット上で、原発に批判的な人物のツイッターに攻撃が仕掛けられるなど、おそらくは諜報企業が関わっている言論弾圧が続いている。

 英国の「マードック帝国」並みの組織的な工作が展開されている可能性もある。

Posted by 大沼安史 at 12:19 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 「2号機の汚染水 ヒロシマ型原爆 4個分以上」 「フクシマの燃料棒 3年燃え尽きでヒロシマ原爆1万9710個分の放出熱量」 「事故当時の放出は20~29.6個分」――7月27日 厚生労働委 児玉龍彦・東大教授 参考人説明 スライド資料(全31枚 最初の3枚 説明文を書き起こし)

 ⇒ http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725343
 

 ■ スライド1 東京における放射線量の推移(マイクロシーンベルト/時)

 3月15日に微粒子の放射性物質の飛散があったがこれは一過性だったのに対し、3月21日の雨によって降下し土壌に付着したため汚染は、低下が遅く今日検出されている放射性物質の多くはこれに由来していると考えている。

 当時、我々が最も懸念したのは、100kmで5マイクロ、200kmで0.5マイクロという膨大な量である。これは広島原爆を遥かに超える放出の存在を示唆する。

 ■ スライド2 2号炉ピッチ水の海への流出

 4月5日の記者会見で東京電力は2号炉からのピット水が、ヨウ素131のみで540万ベクレル/ml(ミリリットル)に達することを報告した。これは、3000トンで広島原爆1個に相当する膨大な放射線量である。
 2号炉の汚染水は1万トン以上あったと推定され、広島原爆4個分以上があり、ピットからの流出は、毎分100l(リットル)とすると、1時間で6トン、1日で約1440トンとなり、3週間で原爆1個分流出となる。2号炉地下には数個の原爆分あり、燃料がメルトダウンしていることを確定的とした。

 原爆以上のレベルとなると、あるとこで濃縮され環境汚染、被曝、食品汚染がおこる。予想は難しく、測定して対応することが求められる。

 ■ スライド3 100kmで5μ、200kmで0.5μの意味。広島原爆の20-30倍の放射性物質の飛散

 福島原発放出の熱量からの概算

 広島原発は、63兆ジュールの熱
 福島原発は爆発した4つの炉で1日でこの18倍の熱(東電)。燃料棒が3年持つとして19710個に相当する。
 
 今回その0.15%が放出(原子力保安院)とすると、29.6個分の放出となる。

 福島原発放出量の放射線量からの概算

 チェルノブイリ    5.2-14 エクサベクレル
 福島           0.77 エクサベクレル

 チェルノブイリはウラン235で換算200kg相当、広島が1kg相当とみられ、その十分の一の福島は20個分のウラン235換算20kg相当の放出が 
  

Posted by 大沼安史 at 11:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 7月27日 厚生労働委員会 児玉龍彦・東大教授 参考人質疑 (書き起こし)

 ⇒ http://famasaki.com/japan/20110729105723/

 ・私が一番申し上げたいのはですね、住民が戻る気になるのは、行政なり何なりが一生懸命測定して、除染している地域です。ですから測定も除染もなければ、「安全だ」「不安だ」と言われても、信頼できるところがありません。ですから、「この数値が安全」「この数値がどう」ということではなしに、行政の仕組みが一生懸命測定をして、その測定に最新鋭の機械を投じて、除染に最新鋭の技術をもって、そのために全力でやってる自治体が、一番戻るのに安心だと思います。

 ・やっぱり高いところがあったら、「必ず刈り取っていきますよ」と、「測って一緒にやっていきますよ」と、「不安があったら相談に乗りますよ」と、「農産物があったら最新鋭の科学機器を集めて、最高の検査メーカーが来てやりますよ」というような体制がない限り、安心できないというのが当たり前ではないかと。ですから今もとめられているのは、最高の施策が福島県民に与えられるように、国会で是非考えていただきたいということであります。

 ・最初から申し上げている通り、広島原爆20個分の、天然にないセシウム137を撒き散らした東電と政府の施策を反省し、これを減らすため全力を挙げる以外に安心できる解決などありえないのです。そのことを抜きにして、どこが安全だという議論をいくらやっても、国民は絶対に信用しません。

 ・農産物を沢山やろうとする場合には、ライン化したところで多数のものをできる仕組みをやらなくてはなりませんから、イメージングの技術を基礎にして、半導体を集めたようなもののセンターを沢山つくって、流れ作業的に沢山やれるようにして、その中でハネるものをどんどんイメージで、こう画像上で、これが高いと出たらハネていくような仕組みを、これは既存の技術ですぐできますものですから、そういうものを全力を挙げてやっていただきたいと思っております。これを生産地にかなりのところ作る必要があると思っています。

 ・ですから私が申し上げたいのは、放射線総量の全体量をいかに減らすか、これは要するに数十兆円かかるものであり、世界最新鋭の測定技術と最新鋭の除染技術をただちに始めないと、国の政策としてまったくおかしなことになるんです。

Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 保安院「やらせ世論操作」問題 ウォールストリート・ジャーナルが全世界に拡散報道

 ⇒ http://online.wsj.com/article/BT-CO-20110729-713803.html

 海江田大臣は、こう言った。

 「経産省のトップとして、政府がある特定の意見のため(世論)操作を続けていたとすれば、非常に遺憾である」

 "As head of METI, I feel very sorry if there has been manipulation by the government for a certain opinion to be expressed," Kaieda said.

Posted by 大沼安史 at 10:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 経産省の「やらせ原子力院政」 廃棄処分の時

 経産省の「死の灰族」官僚にそそのかされ、玄海原発の「再稼働」を「やらせられた」海江田経産相が29日の衆院経済産業委員会で、自らの進退を問われ、涙を流し顔を手で覆う場面があった。

 「もうしばらくこらえてください。お願いします。頼みます」などと声を詰まらせ答弁した。

 ⇒ http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110730k0000m010111000c.html

 海江田大臣は今月7日、九州電力玄海原発の再稼働を巡る混乱で「いずれ時期がきたら責任を取る」と述べている。

 同じ29日、中部電力「浜岡原発」と四国電力の「伊方原発」のプルサーマル化計画にからみ、保安院の「やらせ質問」が発覚した。
 海江田大臣は第三者機関で調査することを約束した。
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011073002000056.html

 「やらせ」の当事者である保安院はどうしたかか?
 寺坂信昭「院長」は29日夜の緊急記者会見で、「事実なら国民の皆さまに大変申し訳ないと思う」と開き直った。
 ⇒ http://mainichi.jp/select/today/news/20110730k0000m040113000c.html
   http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011073002000037.html

 毎日新聞は寺坂院長が夜の緊急会見の開いたいきさつを、こう書いている。

 保安院は当初、海江田経産相が第三者委員会設置を説明したのを踏まえ、「それ以上の話はない」として、寺坂院長の会見を拒んだ。しかし、中部電力が「やらせ」を要請した保安院職員を特定しているため、報道陣から寺坂院長の説明を求める要望が相次いだ。一転して会見した理由を、寺坂院長は「批判を受け、改めて検討した」と釈明した……。

 いまや海江田大臣の任務は定まった。保安院の解体・独立と、保安院に「やらせ」を「やらせてきた」経産省のエネ庁、および原発を推進して来た経産省幹部の「公職追放」を断行する。

 海江田大臣の政治生命は、これによって維持されることだろう。

 「やらせ」も「原発事故」も、元をたどれば、大臣とか国会議員をパシリにも盾にも使い、「安全地帯」の「奥の院」から世論を操作し、原発利権をむさぼって来た経産省の「原子力院政」に起因する。

 とりあえず、保安院を廃棄処分にする。

 次に、経産省のエネ庁などに巣食う「原子力院政」の「死の灰官僚」を公職から追放する。

 海江田大臣は涙ぐんでる暇があったら、早急に経済産業民主化「工程表」の策定に着手すべきである。

 グズグズしていないで、経産省の若手改革派官僚を登用し、「死の灰のムジナども」の退治に向かえ!

 

  ☆

 「浜岡プルサーマルやらせ質問」については、以下の毎日の記事を参照。
 ⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110730ddm003040071000c.html

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-29

〔フクシマ・NEWS〕 NRC ヤツコ委員長の「90日で新安全指針」 暗礁に

 米原子力規制委員会のヤツコ委員長が今後90日間で新たな原発安全指針を策定する方針は、同委員長を含む5人の委員中、3人が時間をかけた検討を正式表明したことで暗礁に乗り上げた。

 28日、ヤツコ委員長の方針に「反対」の姿勢を表明したのは、共和党員のオステンドルフ委員。

 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/07/28/usa-nuclear-fukushima-idUSN1E76R0IJ20110728

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〔フクシマ・For the Record〕 枝野長官 28日午前の記者会見 「自主避難であるかどうかに関係なく、相当の因果関係があれば当然賠償の対象になる」

 ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-28_21163/

 ただ、枝野氏は自主避難者ごとに避難原因などが異なることを念頭に「自主避難者を一律にということは、なかなか難しい」とも述べた。

 賠償範囲を検討している文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会には「相当因果関係のある自主避難者の対応は、早く決めてほしい」とし、検討を急ぐよう求めた。(共同通信)

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〔フクシマ・NEWS〕 測定と除染を急げ 児玉龍彦東大教授に聞く

 朝日新聞・茨城版 ⇒ http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001107010005&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 福島県内での測定の経験では、平均で毎時0・5マイクロシーベルトの幼稚園で、雨どいや滑り台の下などは5~10倍になった。園内にミニホットスポットが存在する。

 幼いほど放射線の影響を強く受けるので、除染の優先順位が高いのは保育園と幼稚園だ。続いて小中高。子どもが接触する所の除染を急ぎ、各地域、各施設で安心できる空間をつくる。妊婦や病気の人にも放射線がかからないよう努める。室内を毎時0・1マイクロシーベルト以下にするのが目安だ。

 測定は園内をなめるように詳しく見ること。線量計を持って回れば高い場所は簡単にわかる。各地域で園や学校の先生方が担うほかないとすれば、講習などで学んでいく必要がある。お母さん方は、除染で数値が低くならなければ安心できない。3月15日に大量飛散した物質でも土壌の表層2~3センチにあり、5センチ削れば大半が取り除ける。

 福島で母乳からセシウムが1リットルあたり2~13ベクレル出た。チェルノブイリ原発事故で長期被曝が前がん状態を作り出したという研究報告と同レベルの濃度だ。行政の言う「ただちに健康に危険はない」という次元ではなく、異常な事態だ。食品の放射線量をチェックすることも極めて重要だ。

Posted by 大沼安史 at 10:50 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 「見えない毒蛇」に噛まれ「シシド先生」は高校教師を辞めた……

 ブルームバーグが、福島の高校教師、シシド・トシノリ先生が退職した話を書いている。いま、フクシマで教師である、とは何なのか? 生徒たちに何を教え、生徒たちと何を話し合うべきか、問題を提起する記事だ。⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-07-28/fukushima-teacher-muzzled-on-radiation-risks-for-school-children.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 シシド先生は福島西高校の国語の教師……だった。今週、辞職した。48歳。25年、教壇に立って来たベテラン。

 シシド先生は辞める前に、教師として何をしたか?

 ブルームバーグによると、シシド先生は2ヵ月前(つまり東電福島第一原発による被曝・汚染問題が浮上した頃)、生徒たちにマスクをし、長袖のシャツで防護するよう警告を発した。

 シシド先生のアドバイスはしかし、守られなかった。学校側がシシド先生に、生徒たちを驚かせてはならないと命じたからだ。

 福島西高校の副校長はブルームバーグの取材に、こう言った。

 シシドは授業時間中、被曝問題を話すのに多くの時間を使い、何人かの生徒や親たちから苦情が出ていた、と。

 シシド先生は言った。「被曝問題を教えることもできない状況から逃れたい」

 福島の高校教員を辞めたシシド先生は来月、札幌に行き、家族と新しい生活を始める。札幌に避難した福島県民3000人を支援するネットワークを立ち上げるつもりだ。

 いまフクシマの教室で、何よりも優先して、教え・学ばなければならないのは「被曝」の問題だろう。学科の授業でも、ホームルームでも、総合学習の時間でも、とにかく、何よりも先に、放射線の危険性を学び・教えなければならない。

 教師にとって一番大切なのは、生徒を守ることだ。被曝の危険を教えることだ。
 それを教えようとして、上司から「口封じ」がかかる学校! それって何なんだ?

 シシド先生の辞職を報じたブルームバーグの同じ記事に、福島を視察した英国の被曝問題専門家、クリス・バズビー博士のこんなコメントが紹介されていた。

 「誰もが、放射能という、見えない毒蛇にかまれている」

 見えない毒蛇、透明な毒蛇………それはフクシマの児童生徒に「20mSv」の被曝を強制しつつ、学習指導要領にもとづく「管理・統制教育」を強行している文科省を指す喩えでもあるだろう。

 フクシマの被曝強制問題を機に、「原発安全教育」の片棒をかついで来た文科省の「統制教育」も同時に解体しなければならない。

Posted by 大沼安史 at 10:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 フランスのテレビ番組「終わらない悪夢」を見て 青山貞一・東京都市大学大学院環境情報学研究科教授(環境総合研究所所長)

 ⇒ http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp121..html
 
 フランスのアレバの核燃料再処理工場で「処理」された、日本など各国から運び込まれた使用済み核燃料の高レベル放射性廃棄物は、シベリアの秘密都市、セヴェルスクに運び込まれていた……。

 青山教授による「書き起こし」。

Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 3号機爆発 自衛隊ジープ、吹き飛ばされる……「下半身不随になった隊員も」

 「DAYS」の7月号に、こんな報告が出ているそうだ。防衛省詰めの記者に確認をお願いする。
 
 3号機の爆発の際、東電は「絶対に爆発はしない。」と自衛隊側に公言したという。専門家が言うのだからと、自衛隊は装甲車ではなく、ジープで現場に入った。そしたら、起こるはずのない爆発で車が吹き飛ばされた。

 隊員の怪我は打撲程度と大手の新聞は軒並み報道した。ところが事実は異なる。下半身不随になった隊員もいる。そこで、自衛隊は怒って郡山駐屯地に戻り、東京電力に対する不信感が一気に高まったのである……。

 ⇒ http://grantgreen.jugem.jp/?eid=392

 大沼 防衛省詰めの記者に確認をお願いする。

Posted by 大沼安史 at 09:36 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 いわき市の4歳児が甲状腺被曝 3月29日に原子力安全委員会が確認

 ⇒ http://www.nsc.go.jp/ad/pdf/20110329_1.pdf
 甲状腺等価線量、35mSv!

  「はなゆー情報」 ⇒ http://alcyone.seesaa.net/article/217265945.html

Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 「フクシマは熱量計算でヒロシマ原爆の29.6個分に相当」「3か月経ってそのような事が全く行われていない事に、私は満身の怒りを表明します!」 東大の児玉龍彦教授 27日の衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」で日本政府の対応を痛烈批判 (ビデオ&発言全文書き起こし)

 児玉龍彦・東大先端科学技術研究センター教授(システム生物医学)が27日の衆議院厚生労働委員会の「放射線の健康への影響」参考人説明で、日本政府の対応を厳しく批判した。

 ユーチューブ・ビデオ ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=DcDs4woeplI&sns=tw

 全文書き出し ⇒ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-626.html 

 ☆ 抄録

 □ それでは東京電力と政府は一体今回の福島原発の総量がどれくらいであるか。はっきりした報告は全くされておりません。

 そこで私どもはアイソトープセンターのいろいろな知識を基に計算してみますと、ず、熱量からの計算では広島原爆の29,6個分に相当するものが漏出しております。ウラン換算では20個分の物が漏出していると換算されます。

 さらに恐るべきことにはこれまでの治験で原爆による放射線の残存量と原発から放出された者の放射線の残存量は一年に至って原爆が1000分の一程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の一程度にしかならない。

 つまり、今回の福島原発の問題はチェルノブイリと同様、原爆数10個分に相当する量と原爆汚染よりもずっと多量の残存物を放出したという事がまず考える前提になります。

 □ 農林省が通達を出したという3月19日には食料も水もガソリンも尽きようとして、南相馬市長が痛切な訴えをウエブに流したのは広く知られているところであります。

 そのような事態の中で通達1枚出しても誰も見る事が出来ないし誰も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるという事は全く農家は認識されていない。農家は飼料を外国から買って、何10万と負担を負って、さらに、牛にやる水は実際に自分たちと同じ地下水を与えるようにその日から変えています。

 そうすると、我々が見るのは、何をやらなければいけないかというと、まず、汚染地で徹底した測定が出来るようにするという事を保証しなくてはいけません。

 □ そして先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというものではなしに
今日ではもっと、イメージングベースの測定器というのが遥かに沢山、半導体で開発されています。

 何故政府はそれを全面的に応用してやろうとして全国に作るためにお金を使わないのか。3か月経ってそのような事が全く行われていない事に、私は満身の怒りを表明します。

 (大沼) 全文を書き起こしてくれた「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんに敬意を表します!

  児玉龍彦教授のホームページ ⇒ http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/profiles/008/index.html

Posted by 大沼安史 at 09:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 天野局長が「笑劇」の提案 日本の「テストレステスト」結果をIAEAが評価

 (参考 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201107280833.html

 天野事務局長が28日、海江田経産相に、日本が全原発を対象に行うストレステスト(耐性評価)でIAEAも結果を評価することを提案、国際的に相互評価すれば、評価の信頼性をさらに高められると訴えた――そうだ。

 この朝日の記事を読んで、笑ってしまった。(以下敬称略)

 日本政府が行なう「ストレステスト」なるものを、日本政府がIAEAに送り込んだ天野自身、どうやら信用していないことが、この日の天氏の「提案」で示唆されたわけだから。

 天野は、その指導力のなさに国際的な批判が集まる中、先にIAEAフクシマ閣僚会議で突如、「国際的な相互評価」を提案し、自分に対する「評価」を高めようとしたが、米国などから反対に遭い、あえなく挫折していた。

 そこで今回、日本政府にIAEAに結果の「国際的相互評価」をさせてくれと泣きついたわけだが、上記、朝日の記事にあるように、「提案しただけ」にとどまった。

 海江田は「やりましょう」とは言わなかったのだ。

 なぜ、言わなかったか?

 日本政府(経産省)が実施する「2段階」(テ)ストレステスト(?)は、原発再開を狙った、八百長テストである。
 テストをしない(テストレス)テスト――すなわち「テストレス・テスト」に過ぎない。

 そうやって、なんとか必死にごまかそうとしているときに、「国際的な相互評価」などやられたら、たまったものではない……経産省はこう考えたから、パシリの海江田に「うん」と言わせなかったわけだ。

 天野にしたら、現場視察して「復旧はかなり順調」と日本政府をヨイショとばかり持ち上げたのに、梯子を外された思いだろう。

 海江田と天野の会談のニュースビデオを見ていたら、2人の姿が八百長国技のイカサマ相撲取り同士に見えて来た。「原子力部屋」の「タヌキ山」と「ムジナ海」の「勇姿」に見えて来た……。
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Kub7WjKjBYA&feature=player_embedded

 独誌「シュピーゲル」は先に、「フクシマ」が起きたあと、日本政府の「原発は安全です」の決め科白は「笑劇」(ファルス)に変わったと書いていたが、まったくその通りである。

 天野里帰り巡業と、経産省のお先棒を担ぐ、海江田のフンドシ担ぎぶり……。「笑劇(ファルス)」の夏場所は暑くてうっとうしい。

Posted by 大沼安史 at 08:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 天野局長 「原子力の平和利用に正当性」

  IAEAの天野事務局長は27日、長野県松本市で始まった国連軍縮会議で基調講演し、原発や医療、環境など「原子力の平和利用」を挙げ、「核科学と技術のメリットを平和利用し、軍事目的には使わないという目標は正当性を持ち続けている」と述べた。
 中国新聞 ⇒ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201107270124.html

(大沼) 〔フクシマ・ノート〕 Atom against Peace

 原発(核発電)は「平常」運転時でも被曝、環境汚染を伴うものだ。核燃料の廃棄物は人間の平和な生活を半永久的に破壊するものだ。

 なおかつ、今回、「フクシマ」が起きて、「原子力の平和利用」が「原子力の戦争利用」に等しいものであることが、あらためて、疑いようもない形で確証されてしまった。

 「アトム・フォー・ピース」とは、だから「安全な原発」同様、「死」を「生」と言いくるめるに等しい、詐術であり虚偽である。

 「Atom for Peace」はアイゼンハワー大統領による国連演説(1953年)の「キャッチフレーズ」だが、もしその時点でアイゼンハワーがチェルノブイリやフクシマの惨状を知っていたなら、間違っても使わなかったコトバだろう。

 アイゼンハワー自身、大統領の退任演説で「軍産複合体」の核権力が「惨憺たる勃興」を遂げつつあることに警鐘を鳴らした人だ。

 そしてその、「核発電」まで利権を拡大し、「惨憺たる勃興」を遂げた核権力が、「フクシマ」を新たな被爆地と化した。

 そこには、何の「正当性」もない。「フクシマ」を破壊した「正当な理由」はどこにもない。

 「電気を生み出す原爆、すなわち「核発電(原発)」は、人間と環境の「平和」を破壊するもの……「平和」を破壊する、「平和」に反する(against)アトムである。

   ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:53 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-28

〔フクシマ・NEWS〕 在日米軍 7700人の内部被曝検査を実施

 星条旗紙によると、在日米軍は東電福島第一原発に近接する被災地で救援活動にあたった7700人に対して内部被曝調査を行なった。

 ⇒ http://www.stripes.com/news/pacific/earthquake-disaster-in-japan/u-s-wasn-t-fully-prepared-for-radiation-risks-following-japan-earthquake-top-general-says-1.150236

 その結果、98%の兵士に異常は見つからなかったが、残る2%、154人で体内の放射線レベルの増加がみられた。最大の測定値は25ミリレムだった。X線検査の2.5回分だという。

Posted by 大沼安史 at 03:56 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ドイツ 風力タービン 受注増 脱原発を追い風に

 ⇒ http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/g/a/2011/07/26/bloomberg1376-LP030H07SXKY01-58NN7EJ6GA8RI2CBPU1QP73KR2.DTL
 ブルームバーグによると、「脱原発」を追い風に風力発電タービンの受注が順調に増えている。

 ことし2011年の風力タービン設置は1800メガワットに達する見通しだ。昨年、2010年は1551メガワットだった・
 
 おかげで、ジーメスなどドイツのメーカーは潤っている。

 連邦政府は2010年までに、海上に1万メガワット分の風力タービンを設置する計画で、そのための助成制度を設けている。

 発注は南部のババリアなどで増えているという。

 (大沼) 東芝も日立も、「原発」は「廃炉」ビジネスを主力に切り替え、こういうところに技術力を発揮したらいい。

Posted by 大沼安史 at 03:39 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・告知〕明日(29日) 文科省行動~区域外避難者・「自主」避難者にも正当な賠償を!

 子どもを放射能から守る全国ネットワーク(子ども全国ネット) 発信ブログ ⇒ http://kodomozenkokunet.sblo.jp/article/46985299.html

 行動に参加してください!
ぜひみなさま、ご参加ください! 29日12:00に文科省旧館前にご参集ください。
プラカードなどで、「自主避難にも補償を!」とアピールしてください。

 紛争審査会を傍聴
 審議会は13:00~16:00に文科省旧館にて行われます。傍聴においても、プラカードなどで、意見をアピールしてください。
 審査会の傍聴は申込みが必要です。28日(木)14時までに、氏名、所属機関及び連絡先を文科省FAX:03-6734-4659、またはE-mail:genshi@mext.go.jp にてご登録下さい。

 当日は、さよなら原発全国署名の提出・保安院交渉が参議院議員会館B107であります。
行動後、そちらに合流することもできます。

Posted by 大沼安史 at 11:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 田中三彦氏(サイエンスライター) “想定外”のためなら何でもする 東電、「シミュレーション解析」 騙しのテクニック

 原子力資料情報室 ⇒ http://www.nanaoarchive.com/kodomonotabemono.pdf
            http://cnic.jp/files/445p1-5.pdf

 国と東電が、できることなら永遠に遠ざけておきたい話は、東電・福島第一原発1~3号機の重要な設備や機器が、“想定外”の大津波とは無関係に、「地震動」によって重大な損傷を負ったとすることだ。なぜなら、もし福島第一原発1~3号機のいずれか一つにおいてでも、たとえばなにがしかの重要な配管が地震動で破損し、その破損部から冷却材が格納容器に噴出するような「冷却材喪失事故」(LOCA)が起きていたことがわかれば、「原発中枢構造の耐震脆弱性」という、地震国日本の原発の安全性を根底から揺るがす深刻な問題が浮上するからだ。そしてそうなれば、津波対策と電源対策を既存の原発の運転再開・運転継続の条件としている現政府の基本方針が根本的な見直しをせまられるだろうし、中部電力・浜岡原発を動かすことは、事実上永久にできなくなるだろう。

 しかし、いつまでも事実を覆い隠すことはできまい。これまでに東電が公表してきた各種データから判断するかぎり、少なくとも1号機に関しては、地震発生時に原子炉系配管が冷却材喪失事故を起こした可能性がきわめて高い……

Posted by 大沼安史 at 11:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・アピール〕 福島に微量放射能測定システムを贈り、子どもたちに汚染されていない食べ物を食べてもらおう!

 ⇒ http://www.nanaoarchive.com/kodomonotabemono.pdf

Posted by 大沼安史 at 11:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 これから先の工事は政府が責任を持って人を集めるか国家公務員を注ぎ込むかしないと

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)昨日は疲れてバタンキューでした(>_<) 今日も暑くて力つきてヘトヘトでし(´⌒`) 3号機も作業員入ったみたいだね。かなり被曝したか短時間しか入れなくて調査出来なかったか…。明日ちゃんと結果公表するんだろうか? 15時間前

 1号機も作業してるけど毎日1人あたり2~3mSv位被曝してるみたい。作業員足りなくなるね。3号機は1号機の倍くらい線量あるし、いくら遮蔽しても1号機と同じで建屋全体が高いから、せいぜい作業時間が10分程度増えるくらいだと思うよ。

 それに3号機は多分プルトニウムが建屋内にいっぱいあるから管理もちゃんとしないとダメだと思う。ちゃんとプルトニウム管理するのかなぁ…?今のところそんな気配ないんだけど…。

 にもつぶやいたけど、これから建屋内の仕事が主体だから被曝は増える一方で作業員は減る一方。企業の作業員に100mSv被曝させる業者なんてないと思う。まして100mSv食ったら(被曝したらって意味の業界用語)5年間は原発に従事出来ないし補償もない。

 だって、たった2週間で年間線量被曝するけど作業員集めてって云っても誰も来ないでしょ?まして単価はどんどん下がって来てるし…。命けずってまでするような、おいしい仕事じゃないって作業員もわかってきてるし、業界でも噂になってるし…。

 業界のベテランの人でさえ行きたくないっていってるし…。色んな計画は進んでるけど人員確保はメーカーや下請け任せで東電や政府は一切関与しないのが実状。

 これから先の工事は政府が責任を持って人を集めるか国家公務員を注ぎ込むかしないと、企業間契約じゃホントにヤバい状況になると思うよ。

 ロボットが入って調査は出来ても作業は生身の作業員なんだよなぁ…。

 オイラはイケるとこまで限界まで頑張るでし(*^o^*)

 寝る時間が迫って来たでし。今日のおやスィ-(おやすみスィーツ)はコンビニで買ったホイップクリームオニ盛コーヒーゼリーでし(*^o^*)明日もエッチラ♪オッチラ階段登って頑張るでし。ゆっくり登ると被曝するし速く登るとヘトヘトでペースが難しいんだなぁ…でわでわ(-.-)zzZ 13時間前

 (大沼)あらゆる意味をこめて、「ハッピー」さん、ありうがとう!

Posted by 大沼安史 at 11:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東京弁護士会がエネ庁「ネット言論封殺」事業の適正化を求める会長声明

 ⇒ http://www.toben.or.jp/message/seimei/post-253.html

 竹野内明会長、7月26日。

 そもそも何をもって「正確」・「適切」というかは一義的に明らかといえないところ、政府の計画している上記事業は、政府自身が情報の「正確」・「適切」性を判断して情報コントロールをすることを意図するものであると解さざるを得ず、これは、本来自由であるべき情報の流通に対する政府による過度の干渉にならないか極めて強い懸念がある。

 まして、本年3月に発生した福島第1原子力発電所の事故において、事故後数日で第1ないし第3号機にメルトダウンが発生していながら、その事実を東京電力及び政府が認めたのは2か月以上も経った後である。また、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)で把握していた放射性物質の拡散予想につき、“社会的混乱”を理由にその公表を遅らせたのも政府自身である。

 原子力発電や放射線に関する政府のこのような情報隠しの実態を目の当たりにした現在、政府による情報の「正確」・「適切」性の判断をおしなべて信用することは到底できない。

 むしろ、原子力安全・保安院の会見に基づいて事故直後からメルトダウンの可能性を示唆していたのはインターネットメディアであり、また、放射線量の測定について公的機関の対応が遅れているのに対し、独自の測定結果の情報を提供してきたのもインターネットメディアである。
 これらのことを考えるとき、インターネット上に流通する情報を政府が監視することは、むしろ弊害の方が大きいと思わざるを得ない。

 (大沼)菅直人政権はエネ庁に中止するよう命じるべきだ。

Posted by 大沼安史 at 11:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・東京新聞社説〕 東電賠償案 株主責任はどうする

 7月27日 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011072702000046.html
  株式会社の原則に照らせば、破綻状態にある東電の処理は経営者と社員、次いで株主、金融機関が負担を分担しなければならない。ところが法案は当初から株式を100%減資せず、銀行の債権放棄も求めていなかった。

 わずかに「機構は…原子力事業者による関係者に対する協力の要請が適切かつ十分なものかどうか確認しなければならない」との条文が追加されたが、これでは形だけだ。実質的な意味はない。

 その結果、本来なら五兆円前後に上るとみられた株主や銀行の負担が、最終的には電気料金引き上げの形で国民の肩にのしかかる話になってしまった。

 それだけではない。新設する賠償機構に国が交付国債を発行して東電が必要に応じて現金化し、後で長期返済する仕組みだったが、修正案は加えて「機構に国が資金を交付できる」と改めた。つまり税金である。

 東電の地域独占を許したままでは発電会社の新規参入も進まず、再生可能エネルギー促進という菅政権のかけ声がむなしく響く。

(大沼) 大地に死の灰を降らせ、損害賠償を値切り、あげくに税金で肩代わりさせて自分らの生き残りを図る、日本の「ゾンビー国体」の醜悪な姿が、これで誰の目にも明らかになった!

Posted by 大沼安史 at 10:54 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 自民党 森雅子参院議員 「「我が党は(原発事故に)重大で深刻な責任がある。真摯に反省し、おわびしなければならない」(毎日新聞) 25日 衆院特別委 ウォールストリート・ジャーナルは森議員の発言を詳しく報道 「我が党は歴史を振り返り、何が間違っていたか真摯な検証し、国民に謝罪しなければなりません」

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110726ddm005010202000c.html

 日本のメディアで、森議員のこの国会での発言をネットで報じているのは、ネット検索の結果を見る限り、毎日新聞だけのようだ。

 その毎日新聞も、森議員の上記発言を紹介しているだけだが、ウォールストリート・ジャーナルは彼女の発言をより詳しく報じている。⇒ http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/07/27/fukushima-ldp-lawmaker-my-party-also-to-blame/?mod=google_news_blog

 ジャーナル紙が報じた森議員の発言(英語)と、その拙訳を以下に掲げる。

 
 “As the ruling party, it (the LDP) had for a number of years promoted the nuclear power policy. This kind of accident occurred as a result. Our party has major, grave responsibility.”
 支配政党として自民党は何年にもわたって原発政策を推進して来ました。その結果、こうした事故が起きたのです。我が党には重大かつ深刻な責任があります。

 “The accident seriously harmed those who work at the site and those affected in Fukushima and caused so much trouble to people around the country,” Ms. Mori continued without any notes. “Our party should trace back the history, reflect on it with sincerity, examine what went wrong and apologize to the people.”
 (福島第一原発の)事故は現場で働く人々と福島で被曝した人々に深刻な害を及ぼし、国じゅうの人々に多大な困難を与えています。(森議員はメモもなしに発言を続けた)我が党は歴史を振り返り、何が間違っていたか真摯な検証し、国民に謝罪しなければなりません。

 “I hate this phrase that ‘the primary responsibility falls on Tepco,’” Ms. Mori said in her comments. “People in Fukushima are saying that they are tired of hearing that.”
 (官僚が責任転嫁で口にしている)「第一の責任は東電にある」という言い草は嫌いです。福島の人々は聞き飽きています。

(大沼) こうした重要な発言を米紙の英語記事で読まねばならないわれわれ!

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〔フクシマ・NEWS〕 3号機 真上からの注水を検討

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110727ddm008040010000c.html

 1~3号機では、炉心を囲む構造物「シュラウド」の外側に冷却水を流して核燃料の温度を下げている。1、2号機は毎時4立方メートル弱の注水で一定の効果が出ているが、3号機では効率が悪く同9立方メートルを注水している。

 しかし、その分、汚染水が大量発生しやすい。そこで、東電は核燃料の真上から注水する緊急炉心冷却装置(ECCS)の配管などを使うことを検討。

(大沼) 「フクイチ」の「放射能・活火山」は「火口」が3つもある。活火山が3つ、連なっている。

 1~3号機とも、炉心を囲む構造物「シュラウド」の外側に冷却水を流して核燃料の温度を下げている――ということは、3つの「放射能火口」の外輪山の外側に水を流して、火口の核燃マグマを冷やしている、ということになる。

 外輪山の外側にも「噴火(爆発)」で火山弾や火山灰が降り積もっているから、そこを通した冷却水は当然、放射能の汚染されている。その汚染水の処理がままならないのが、目下の全般的な状況だ。

 それでも放射能火山・1号、2号については外輪山外側通水冷却が「一定の効果」を上げているが、MOX燃料がマグマ化した3号火山については「効率が悪い」。

 それで火口の上からプルトニウム・ウランのMOXマグマめがけて、放水しようというのが東電の狙いらしい。

 灼熱のマグマに水。焼け石に水になるのじゃないか、と心配だ。猛烈な放射能蒸気が火口から噴きあがる……。いや、水蒸気爆発が起きるかも……??? 心配だ。

Posted by 大沼安史 at 10:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 IAEA 天野局長 「原発は増え続ける」

 AFP通信によると、東電福島第一原発の事故現場周辺を25日に視察したIAEAの天野事務局長は翌26日、都内で「(世界の)原子炉の数は以前ほど急速ではないか、増え続けることは確かだ」と記者団に語った。

 "It is certain that the number of nuclear reactors will increase, even if not as quickly as before."
 ⇒ http://au.news.yahoo.com/thewest/a/-/world/9918354/atomic-power-to-grow-despite-fukushima-iaea-head/

(大沼)この一言で、IAEAという組織が「フクシマ」の悲劇をどれだけ軽視しているか――そのトップに天野氏という外交官を送り込んだ日本政府の、懲りない無責任ぶりが分かろうというものだ。

Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 現在の被曝線量では「人出不足」の恐れ 寺坂・保安院長 「別枠」扱いで上限値の大幅引き上げを要請 厚労省 拒否

 中日新聞 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072890090219.html

 (大沼)例によって、場当たりでしのごうとする保安院の、この作業員の人命軽視は許せない。
 東電の福島第一原発は事故前、「日本で最も危険な原発」だったが、事故後は世界で最も危険な、「放射能活火山」と化している。

 米国のように模擬炉を建設して新人作業員を訓練し、被曝を最小限に抑えるなど、人員確保に本腰を入れるべきだろう。

 人出不足が深刻なら、保安院は、公僕の、資源エネルギー庁の職員を現場に投入すべきだろう。彼らは「原発は安全」と、いまだに確信しているのだから、復旧作業に果敢に挑んでくれるはずだ。

Posted by 大沼安史 at 09:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原子力損害賠償支援機構法案の修正案 付則3条で東電支援で「株主その他利害関係者」への「協力要請」義務付け 「玉虫色」 東電抜本処理 政治課題に

  ブルームバーグ ⇒  http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=a_T2tMuoGY6o

 付則第3条で、施行前に生じた原子力災害に関して資金援助を申し込む原子力事業者は「経営の合理化および経営責任の明確化を徹底して行う」ほか、賠償の迅速かつ適切な実施のため、「株主その他の利害関係者に対し、必要な協力を求めなければならない」と明記した。

 しかし、修正案は株主などの利害関係者が協力要請に従う義務までは条文上は明示していない。

 一方、ロイター電は、与野党内には依然、「債務超過、あるいは破綻させないとは明記していない」(民主党議員)との声もくすぶっており、東電の行く末はなお見通せない状況だ――と指摘している。⇒ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22392720110727?feedType=RSS&feedName=topNews

 ロイターによると、民主党のある中堅議員は支援法案について「債務超過にさせないとも、破綻させないとも明記していない。東電の抜本処理をどうするのかは、今後の政治課題だ」と話している。

 修正案が成立すれば、原子力損害賠償支援機構が東電の資金繰りを支援できるほか、資本不足に陥っても公的資金注入によって債務超過も回避することができる。修正案はしかし、「債務超過にさせないとも、破綻させないとも明記していない。その点で点東電の抜本処理をどうするのかは、「今後の政治課題だ」(同議員)。
 今回の支援法案の決着は、あえて「玉虫色」を残し、将来へのフリーハンドを確保したともいえる。

   ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-27

〔フクシマ・NEWS〕1学期が終了 福島市の小中学生 310人 被曝を恐れ転校・脱出

 読売 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110726-OYT1T01246.htm?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

Posted by 大沼安史 at 05:42 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 新潟県知事 「安全評価」実施後も狩場2~4号機の運転再開認めず

 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011072702000034.html

 泉田知事は26日、海江田経産相との会談後、福島第一原発事故の検証が行われない限り、再稼働を認めないとの考えを示した。

 当然である。「安全評価」自体が欧州で行われているストレステストとは似ても似つかないもの。

 なにしろ、東電が実施して保安院が評価し原子力安全委員会が承認する、という、例によって例のごとしの、懲りもしないインチキ評価であるからだ。

Posted by 大沼安史 at 03:38 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 フクイチ現場で「情熱」を感じたと言ったIAEAの天野氏よ、自殺した被曝農民たちの「落胆」を知れ!

 IAEAの天野事務局長はフクイチの現場で作業員らの「情熱」を感じたと語ったが、フクイチ被災地のヒバクシャの間で「失意・落胆(ディプレッション)」が広がり、農民の自殺が相次いでいる――と、RT(ロシア・ツデー)が報じた。
 ⇒ http://www.scoop.it/t/tsunami-japon/p/324443310/video-suicide-le-japon-balaye-par-la-depression-de-fukushima-rt-eng?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 (大沼)この自殺の増加は、「原発自殺」とも言うべき悲劇である。天野氏は被曝被災地に立ち寄らず、東京へ引き揚げていた……。
 天野氏は原発を推進して来たIAEAの責任者として、まずもって、原発自殺犠牲者を弔問すべきだったろう。
 謝罪すべきだったろう。

Posted by 大沼安史 at 12:27 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 小出裕章さん 食品安全委「生涯100ミリシーベルト」に対する見解

 非公式まとめ ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/27/tanemaki-jul-2/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 7月26日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」で。

 (食品安全委員会が……一生涯で、上限、リミットを100ミリシーベルトとする、という評価報告書をまとめました。そこで伺いたいんですこれ一人の人間が一生涯にわたって100ミリシーベルトまでは被爆しても、逆に言うと安全なんだという意味だとだと思うんですが。そう読み取ってよろしいんですよね?)

 安全なんだと言ってるのとは違うと思います。……

 要するにそこまでは我慢をしなさいということだと思いますけれども。

 そんなことをそんなひとつの委員会が言う権限があるのでしょうか。日本人、というか日本に住んでる人というのは1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないというのが法律の定めなんでね。

 それは外部被ばくも、食品も含めての内部被曝も含めて、1年間に1ミリシーベルトと決めているわけです。まさか100歳まで生きるっていう人はあんまり多くないわけですから。

 まあどんなに生きても100ミリ、全部の被曝を合わせても100ミリになってはいけないというのが法律の定めであるにも関わらず、食品だけを通じて100ミリシーベルトまでいいと言ってるのですよね、この委員会が。

Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 「フクイチ」は日本国内で最悪 世界的にも最悪クラスの「危険な原発」だった! ロイター電が特報 東電の内部文書自身が評価 「今回の人災の背景にある根本原因」(米専門家)

 ロイター通信は26日のスペシャル・レポート、東電の福島第一原発(フクイチ)が2004年から2008年の5年間において、作業員の被曝対策の面で「国内最悪の原発」と、東電自身が内部文書で評価していたと報じた。 ⇒ http://uk.reuters.com/article/2011/07/26/us-fukushima-hazardous-idUKTRE76P73920110726?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 また海外の原発との比較では、フクイチは2003年から2005年において、インドのタラプール原発、米国・エリー湖岸のペリー原発に続き、世界で3番目に危険な原発だった、と東電地自身が評価していた。

 米国の同じ型の炉(GE社製、沸騰水炉)との比較では、フクイチの各炉は2001年において、米国平均の2.5倍もの被曝を作業員に強いていた。その差は2009年までに、1.7倍に縮まった。

 ロイター通信はさらに経産省のデータを検証した結果、「フクイチ」の非正規作業員らは過去10年間において、国内の他の原発の作業員の平均より73%も多く被曝していたことが分かったと報じた。
 これは東電正社員(作業員)の3倍。それを平均した「フクイチ」作業員の被曝量は、、米国の同型炉の平均被曝量を3分の1近く上回る。

 このため、「フクイチ」の各炉(各号機)は過去5年間において、それぞれ300人近くの作業員太を10~20ミリシーベルト、被曝させていた。それだけの被曝は、米国の同型炉では、各炉平均22人に過ぎなかった。

 この日米の差に関しロイター通信は、米国の電力会社は模擬炉を建設して作業員を訓練するなど対策にあたっていることを挙げている。

 こうした中で東電は2007年に、国内最悪のフクイチの作業員被曝を10年がかりで、2017年までに国内平均レベルまで引き下げる計画を立てていた。

 「フクイチ」の被曝安全対策が劣悪だったことに関し、米政府の科学アドバイザーを務めたこともあるナジム・メシュカティ南カリフォルニア大学教授は「今回の人災の根本的な原因は(東電の)非効率的な――お粗末の典型ともいえる――安全策の実施状況とその記録に見出だすことができる」と指摘している。

 これに関してロイター電は東電の内部文書のひとつに、東電の現場マネージャーが作業員の被曝対策より、経費削減を国際基準の最低のところまで下げようとしがちである、との記述があると指摘している。 

 (大沼)国内最悪、世界的にも最悪クラスだったフクイチの被曝対策!
 こうしたコスト優先の体質が、今回の大災害の伏線となっていたのだ。
 「人命」を大事にするという基本が守られていたら、作業員を国内最悪の被曝に曝すこともなかったはずだし、設備面での安全対策の強化――あるいは自主的な「廃炉」決断が採られていたはずだ。

Posted by 大沼安史 at 11:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 「私たちにも無用な被曝をせずに生活する権利があるでしょう? ないんですか?」ビデオ こんどはフランス語字幕バージョンで全世界に拡散

 「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」など市民団体が7月19日、福島市内で日本政府の現地対策本部と交渉を持った際の一部始終を記録したビデオの仏語字幕付きバージョンがで全世界に拡散中だ。

 ⇒ http://fukushima.over-blog.fr/article-les-pronucleaires-ont-ils-des-enfants-80282075.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 子どもたちまでも原子力推進の犠牲にする日本!

 英語字幕 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-8f17.html

Posted by 大沼安史 at 10:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 最も危険な「もんじゅ」以下、全原発を廃炉に 日本科学者会議福井支部 

 中日新聞 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110726/CK2011072602000133.html

Posted by 大沼安史 at 10:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS・ソース〕 東京プレスクラブ (原賠法修正案など)

 ⇒ http://tokyopressclub.com/tagged/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%90%8D%E5%AE%B3%E8%B3%A0%E5%84%9F%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%A9%9F%E6%A7%8B%E6%B3%95%E6%A1%88

Posted by 大沼安史 at 10:07 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ〕 フクイチの構内の様子が映し出されたIAEA 天野局長「フクイチ」視察ビデオ 2本

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=bA1jojWGt4k
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=cX_0VYScSms&feature=relmfu

 ウォールストリート・ジャーナル日本版の関連記事 ⇒ http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/07/26/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%82%8B%E5%A4%A9%E9%87%8E%EF%BD%89%EF%BD%81%EF%BD%85%EF%BD%81%E4%BA%8B%E5%8B%99%E5%B1%80%E9%95%B7%E3%81%AE%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC1%E5%8E%9F%E7%99%BA/

 「爆心」に近接した「フクイチ」の構内や、スクリーニングの現場を撮影した、貴重なビデオだ。 
 

   ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:13 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-26

〔フクシマ・ノート〕 「水蒸気爆発」の危険を認識し、「結婚をあきらめ」現場で復旧作業を続ける20代の若者の話

 英紙インディペンデント(26日付け)に、下請け作業員の「ワタナベ・アツシ」さん(仮名、20歳代)に対するインタビュー記事が載っていた。⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/a-young-man-sacrificing-his-future-to-shut-down-fukushima-2325952.html

 デイビッド・マクニール記者のインタビュー記事だ。

 契約社員ではなく正社員。保険にも入っている。月給18万円。4月からは「昼飯代」で1日1000円、プラスされるようになったそうだ。

 「ワタナベ」さんは、こう語った。
 「核燃料は溶けてしまっている。メルトスルーを起こしているかは分からない。8溶融した核燃料は)炉の底にある。それがメルトアウトし、水に接触したら、重大な危機になる。エンジニアたちはそれを抑え込もうと懸命に働いている」

 "The fuel has melted, but melted through or not – we don't know," Mr Watanabe says. "It's at the bottom of the reactor. If it melts out, and meets water, it would be a major crisis. The engineers are working very hard to get it under control."

 現場の人は、こういう認識を持って、日々、復旧作業にあたっているのだ。「水蒸気爆発」が起きるかも知れない、と思って。

 「ワタナベ」さんは「結婚はあきらめた」そうだ。「もしも彼女に仕事のこと打ち明けたら、私の将来の健康と、子どもに何が起きるかと心配するだろうから。どんな仕事をしているか、隠すことはできない」

 Whatever happens, Mr Watanabe has abandoned any hope of getting married. "I could never ask a woman to spend her life with me," he says. "If I told her about my work, of course she will worry about my future health or what might happen to our children. And I couldn't hide what I do."

 (一時、病院に入院して雲隠れした清水前社長について)「こういう現場で一度だけ作業したことないし、現場の問題を経験したことがないから、事故が起きたら本能的に逃げるしかなかったんだろうね」。「ワタナベ」さんは清水前社長に、軽蔑でなく同情しているのだそうだ。「ああいう人に厳しく当たると、自殺してしまうかも知れない」

 "[Mr Shimizu] had never worked onsite before or experienced any problems, so when trouble hit his instinct was to run away," Mr Watanabe says. He says he feels no contempt for the disgraced company boss, only sympathy. "If you pushed a guy like that too hard, he might commit suicide."

 こんな「ワタナベ」さんの答えに、マクニール記者は記事の結びでこう書いている。

 「理由はともかく、ワタナベ氏は東電の経営者たちと比べ、とてつもなく大きな謙遜と人間性への気遣い、ユーモアを示している。ふつうの会社の事務員とほとんど同じ給料で、彼と彼の同僚たちは、ふつうの生活への希望を犠牲にしているのだ。彼自身、首相にも県知事にも東電の社長に会ったこともない。子どもを持てないし、早死にするかも知れない。別世界に生きたら、ウォールストリートのトレーダーくらいお金をもらえるかも……そんな話をしたら、彼は笑った。
 「仕事を辞めたら、たぶんペンとタオルを買うと思うよ。こんな仕事をしてるんだから、それぐらい持ったっていいじゃないか」
 
 Whatever his reasons, Mr Watanabe displays infinitely more humility, concern for humanity and humour than the men who run his industry. For roughly the same take-home pay as a young office clerk, he and his workmates have sacrificed any hope of normal lives. He has never met the Prime Minister, the local prefecture Governor or even the boss of Tepco. He will never have children and may die young. In another world, he might be paid as much as a Wall Street trader, an idea that makes him laugh.

"I'll probably get a pen and a towel when I retire," he says. "That's the price of my job."

 同紙の東京特派員のマクニール記者は「共感のペン」の持ち主だ。だから、彼のインタビュー記事は、いつも私たちの胸に響く。

 国民栄誉賞は「なでしこ」だけでなく、フクイチの現場作業員一同に出すべきである。

Posted by 大沼安史 at 10:59 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 チェルノブイリ調査歴10年以上の米生物学者が警告 「とても重大な健康へのインパクト、非常にありうる」

 英紙インディペンデント(7月26日付け)によると、ウクライナのチェルノブイリ被爆地帯で10年以上、研究している米サウスカロライナ大学の生物学者、ティム・ムーソウ氏は先週、福島に調査に入った。
 ムーソウ氏はこう警告した。
 「今、私たちが言えることは、被曝の長期化で、長期間にわかるとても重大な健康へのインパクトが非常にありうる、ということです」

 Tim Mousseau, a University of South Carolina biological scientist who spent more than a decade researching inside the irradiated zone around the ruined Chernobyl plant in Ukraine, was there last week. "What we can say is that there are very likely to be very significant long-term health impacts from prolonged exposure," he says.

 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/a-young-man-sacrificing-his-future-to-shut-down-fukushima-2325952.html

Posted by 大沼安史 at 10:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 7月25日午前3時51分 M6.2 「フクイチ」 ライブカメラ映像

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=FUCiFJ0LV1A&feature=youtu.be&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 (大沼)仙台の私もこのとき、ベッドから飛び起きて、ラジオにかじりついた。とくに4号機の使用済み核燃料プールの崩壊が心配だったから。

 東電は異常なかった、と言っていたが、ほんとうだろうか?

 今残る建屋などはM9.1に耐え、爆発にも残った堅牢な(?)廃墟ビルである。だからM6.2程度には平気だったのかも知れない――。

 それよりもっと心配すべきは、メルトダウンしてコンクリートの基部まで落下し、さらに潜りで込んでいるのかも知れない核燃料溶融物が揺れでもって周辺を破壊するパワーをアップしたのじゃないだろうか?……

 配管の切断も心配だ。

Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米西海岸・サンタモニカで「桃」が汚染

 カリフォルニア州立大学バークリー校の原子力工学科のサイトによると、米西海岸、ロサンゼルス近郊のサンタモニカで7月8日、地元のマーケットで81cpm以上の放射能に汚染された桃が2個、見つかった。⇒ http://www.nuc.berkeley.edu/node/4973#comment-14487

 サンタモニカのバックグラウンド(自然)放射能は約39cpm。その約2倍にあたることから、カナダ西海岸部で観測された、「フクシマ」発と見られる高い放射線量との関連に注目が集まっている。

 (大沼) 北米西海岸の汚染はかなり広範囲に及んでいるようだ。
 現地の裁判所で、損害賠償の集団訴訟でも起こされたら、たいへんなことになる。そうなると、日本は米国などと原発賠償条約を結ぶことを「失念」していたから、日本で裁判を、と主張することができず、たいへんなことになる。

 無能で無責任な政府役人を持ったツケが回ってくる? 

Posted by 大沼安史 at 09:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 政府現地対策本部と交渉 「私たちにも無用な被曝をせずに生活する権利があるでしょう? ないんですか?」「(サンプルの)尿、持っていってください」「ここで逃げちゃ、だめ。われわれと人間として付き合ってくださいよ」 英語字幕ビデオで世界拡散

 「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」など市民団体が7月19日、福島市内で日本政府の現地対策本部と交渉を持った際の一部始終を記録したビデオが、英語字幕付きで全世界に拡散中だ。

 ⇒ http://www.infiniteunknown.net/2011/07/25/this-is-outrageous-japanese-government-killing-its-own-people-in-fukushima-video/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

       http://www.gizmodo.com.au/2011/07/japanese-nuclear-emergency-director-you-have-no-right-to-a-radiation-free-life/

   http://www.salem-news.com/articles/july252011/fukushima-radiation-tk.php

 福島県民もほかの日本国民と同じく、等しく、無用な被曝をせずに生活する権利があるでしょう? ないんですか?

 (政府現地対策本部の答え 「権利があるかどうか、私にはわかりません」)

 福島県民には人権がないんですか?

 (交渉を打ち切って引き上げる対策本部の人たちに)
 
 尿を持ってきたら検査すると言ったでしょ、尿、持ってってください。

 (エレベーターの前に、男性が立ちふさがり)

 だめ、だめ、ここで逃げちゃ、だめ。人間としてつきあってくださいよ、われわれと人間として付き合ってくださいよ。

 どこを見てるんですか、みなさん、霞が関が大事なんですか、それとも福島の人が大事なんですか?

Posted by 大沼安史 at 08:48 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 財務省 マスコミへの税務調査で復興増税世論づくり

 週刊ポスト8/5号の名物企画「覆面官僚座談会」で、経産ベテラン官僚が財務官僚に向けて衝撃的内容を大暴露。≪財務省が主要メディアに税務調査をかけまくって黙らせ、復興増税世論を作り上げた≫というものだ。これが本当なら大問題だ!

Posted by 大沼安史 at 08:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・アピール〕 「おめぇ、がんばっぺ。オレも一緒にがんばるから」と言える希望を

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=7AiOhzi8UxM
 富岡町に住んでいた女性が「ユーチューブ」でアピールを発している。

 インターネットをみているみなさん、立ち上がってください、助けてください。自らの命をかけ、いま原発の中で闘っている人たちを応援してください。日本の未来がかかっています。

 地震・津波・放射能の三重苦の中で、もうとても苦しみ、不安、我慢の限界です。すこしでもみんなが「おめぇ、がんばっぺ。オレも一緒にがんばるから」と言える希望が持てる言葉を発してください。

Posted by 大沼安史 at 08:12 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 郡山被曝集団疎開訴訟 オンライン署名を呼びかけ

 ⇒ http://311fukushima.net/?page_id=83

Posted by 大沼安史 at 07:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「東電OL殺人事件 警視庁が無罪を証明する官邸を隠ぺいか」

 寺澤有さん ⇒ http://www.incidents.jp/news/

Posted by 大沼安史 at 07:50 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 膝や肘の関節痛を訴える子供が増加(チェルノブイリと同じ病状)

 「はなゆー」 ⇒ http://alcyone.seesaa.net/article/216643660.html

Posted by 大沼安史 at 07:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「小国の水・土・空気を返せ」

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110726k0000m040075000c.html

 住居単位で「特定避難勧奨地点」に指定された福島県伊達市霊山町の上小国(おぐに)地区と下小国地区の住民約110人が25日、文科省や東電本店を訪れ、地点の見直しや早期の補償を迫った。

 東電本店前では、「小国の水・土・空気を返せ」などと書かれた横断幕を掲げ、「社長出てこい」と叫んだ。

 一方、朝日新聞は、本社前では5歳の女の子から80代のお年寄りが並び、「頑張れと言われても限界」などと書いた“むしろ旗”を掲げた――と報じた。 ⇒  http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201107250824.html

 なお、「特定避難勧奨地点」指定については、福島民友の以下の記事を参照。
 ⇒ http://www.minyu-net.com/osusume/daisinsai/kansyou.html

 「特定避難勧奨地点」?……ヤバイですよ、逃げたらいいですよ。警告しましたからね。あとは自己責任でやってください……そんなバカな!

Posted by 大沼安史 at 07:37 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 IAEA天野事務局長 フクイチ・グラウンド・ゼロ(爆心地)を視察 「作業、かなり順調」 現場作業員の証言とは、かなり真逆な「感想」

 未明、マグニチュード6.2の地震が襲った25日、IAEAの天野事務局長が、毒ガスマスクに完全防護服姿で、爆心地の「フクイチ」を視察した。

 もう少し強烈な余震が起きていたなら、4号機の使用済み核燃料プールの崩壊などで、視察どころではなかったろう。 

 TBSによると、視察後、天野事務局長は「今回、現場を見て、かなり順調に作業が進んでいるというのは(政府に)伝えるポイントだと思います」と語った。汚染水処理が効率的に稼働しているとの見方を示した上で、現場の作業員については「士気が非常に高く、熱意をもって取り組んでいるので見通しは明るいと思う」と前向きな見方を示した。
 ⇒ http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4785218.html

 実際に現場で復旧活動にあたる作業員の「実感」とは程遠い、とてもシュール(超現実主義)な発言だった。

 下段に引用した「ハッピー」氏の現場ツイッターが言うように、連続爆発を起こした「フクイチ」は惨憺たるありさま。作業は順調に進んでいない 

 「それより汚染水処理システム全体を見直した方がいいんじゃないかなぁ…?騙し騙し運転してもいつまで続くかわかんないよ (>_<) 安定循環冷却っていつになるのやら」

 「どの号機も同じだけどエレベーターが壊れて使えなくて遮蔽の鉛板や配管は全て階段で運んでるから一回運んだらヘトヘトだよ」

 このどこが「かなり順調」なのだ?

 そしてもうひとつ、天野事務局長よ、原発を推進して来たIAEAの長として、どうしてあなたは被爆地を慰問しないのか?

Posted by 大沼安史 at 07:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 それより汚染水処理システム全体を見直した方がいいんじゃないかなぁ…?騙し騙し運転してもいつまで続くかわかんないよ (>_<) 安定循環冷却っていつになるのやら。

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日も1日無事終わりました。1号機の燃料プール循環冷却システム工事も始まったけど線量が高いので大変みたい。4号機の方も終盤を迎えみんな頑張ってる。10時間前

 どの号機も同じだけどエレベーターが壊れて使えなくて遮蔽の鉛板や配管は全て階段で運んでるから一回運んだらヘトヘトだよ。爆発した号機のエレベーターは各階の扉は吹き飛んでてエレベーターはワイヤー切れて地下に落ちてるんだ。扉ないから落ちたら大変。

 手すりもないところあるし、瓦礫がいっぱいだし、建屋内は危険がいっぱいだよ。汚染水処理システム昨日も止まったね。今回は日立の淡水化システムで原因は調査中みたい。今は予備器に切り替えて運転してる。

 汚染水処理システム二期工事完成まではなんとかして動いてないと、また汚染水増えちゃう。昨日も止まった時は真水注水したから汚染水増えちゃたもんね。ちなみに真水は木戸ダムの水を使ってるよ。

 汚染水処理システムで使ってるカナフレックスのホースも配管に替えるみたいだけど、それより汚染水処理システム全体を見直した方がいいんじゃないかなぁ…?騙し騙し運転してもいつまで続くかわかんないよ(>_<)安定循環冷却っていつになるのやら。

 ん~賃金の問題は現場でも表面化してきてるよ。建設グループは特に出てて作業員が集まって来ないみたい。今からまだまだ建設グループの仕事いっぱいあるからどうにかしないと…。10時間前

 普通に企業間契約だと当然、管理費や経費ははねられるし、ピンどころかそれ以上はねられてるのが現状だもん。国が直轄で作業員の賃金見てあげないと続かないと思うよ。

Posted by 大沼安史 at 06:32 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-25

〔フクシマ・NEWS〕 「小出裕章・非公式まとめ」の管理人氏がワシントン・ポストの「日本では、『核』のベストセラーが新たな論争を映しだしている」を訳出・掲載

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/25/washingtonpost-jul-19/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 過去と比べて、ますます多くの人々が彼(小出さん)の声に耳を傾ける今、彼は序盤の一説にこう記した。「人々は核が危険なものだと気づき始めている。たぶん今が、この社会をはっきりと方向転換させようという決定を我々が下すときではないかと思う」。

Posted by 大沼安史 at 06:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 24日 金沢で3000人が「脱原発」集会・デモ

毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20110725ddlk17040261000c.html

 福島県飯舘村の村立草野小学校職員、愛澤卓見さんも参加。「震災直後は情報がなく、国が派遣した大学教授が『村で採れた野菜は、洗えば食べられる』と説明したことなどを機に、避難先から子どもらが村に戻り、被ばくした」と語った。

 

Posted by 大沼安史 at 06:26 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「立入禁止地域での追悼式で僧は防護服とマスクの着用を拒否した」 BBCが大熊町一時帰宅を同行ルポ 「御経を遮るようにガイガーカウンターが音を立てた」

 ⇒ http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-14270736

 写真はBBC電子版より

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 BBCのローランド・バーク記者は、こう書いた。

 立入禁止区域に境にある学校の体育館に集まった人々は、数ヵ月前までは、まさか防護服を着て自宅一時帰宅することになろうとは夢にも思わなかったことだろう。

 The people gathered in a school gym on the edge of the Fukushima exclusion zone could not have imagined, only months ago, that they would need a radiation suit to visit their own homes.

 ペットのキャリアーを持参した人たちもいた。もしも生きていたなら、連れ帰るためだ。

 Some had pet carriers, hoping to pick up animals they had to abandon - if they had survived.

 人々は(大熊町の)駐車場にしつらえられた祭壇の前に集まった。アイロンがけの真新しい白布がけられていた。供花も蝋燭も。

 仏教の僧侶が、御経を唱え、鐘を鳴らした。僧侶だけが防護服と着用していなかった。紫の僧衣の僧侶にとって、放射線から身を守るものはただひとつ――彼の信仰だった。御経の祈りをさえぎるように、ガイガーカウンターが音を立てた。
 The people gathered in front of an altar set up on trestle tables in a car park. Freshly ironed white table clothes had been brought, and flowers in bowls and candles.

 Only the Buddhist priest, chanting and ringing his bell chose not to wear a mask or radiation suit. He was in his purple kimono, his faith his only protection. His prayers competed with the clicking of geiger counters.

(大沼) 参考までに枝野官房長官の4月17日の視察時の「勇姿」を確認しておくことにしよう。

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 頭部を防護していない女性から、「完全防護服」で報告を聴く右側の人物が「ただちに影響ない男」の枝野氏だ。

Posted by 大沼安史 at 12:33 午後 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 「週刊現代」が英国研究所とエアフィルターを使って福島市の大気を検査 セシウムだけで事故後100日間に530マイクロシーベルトもの積算内部被爆量

 「はなゆー」情報 「週刊現代」 ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13228

 排気量700ccの小型車から、1300ccの中型車まで計4台。すべて福島県内のナンバーの車で、福島原発より30~50km離れた地域(主に福島市内)を、3月11日以降100~200km 走行している車のエアフィルターを、イギリスのAberystwyth (120年超の歴史を誇る、ウェールズの大学都市)にある放射性物質の分析を行う研究所に送り、「どんな放射性物質がフィルターに付着しているのか」「その放射性物質がどれくらい強い値を示しているのか」を調査してもらった。

 プルトニウム、ウランの検出結果については、追って詳細が出る。

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〔フクシマ(にも通じる)言葉〕 ノルウェーのストルテンベルグ首相 スピーチで生存者の女性の一言を引用 「ひとりの男性がこれだけの憎悪を表すことができたのです。私たちが共にどれだけ大きな愛をみせることができるか、考えてみてください」

 ⇒ http://tokuhain.arukikata.co.jp/oslo/2011/07/25.html

 (大沼)アキバの事件もそうだった。オウムの救済を装った憎悪も。
 「原発テロ」を元から断つには、憎悪をかきたてない共生の社会をつくるのが一番だ。これは「東海アマ管理人」さんもツイートしていたことだ。

Posted by 大沼安史 at 11:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 広野火力で働いている人を忘れないで欲しい

 「misako momose」さん ⇒ http://twitter.com/#!/m_momose 
 電気は足りてるって我が物顔でいう人は、福島第二から数キロのとこにある広野火力が動き出したってこと忘れないで欲しいの。福島人や福島の食べ物は放射能でお断りなのに、福島からの電気は使ってるんだよ。まだ近所の人は避難してるような距離の火発で電気を作るために働いてる人がいるってこと。7月17日

Posted by 大沼安史 at 11:42 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 台風の影響は色々あったみたい。大事にはなってないけど空タンクが浮いてズレたり…

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790 

 ただいまっ(^O^)今日は休み明けで寝不足~(;_;) やっぱり寝不足で現場はヤバい。身体がフワフワして力入らないよ。台風の影響は色々あったみたい。大事にはなってないけど空タンクが浮いてズレたり…。アレバの装置も配管詰まりでいよいよ交換するみたいだし…。15時間前

 配管も外したり切断したいんだろうけど、配管の表面線量当量率は50mSv/h以上みたい。アレバの工事で上手くいった実績あるのかなぁ…。サリーが現場で据付工事してるから早く完成してこっちに期待したいね。

 あと、質問のTホークは各号機の屋上から出てる放射能サンプリング採取してるみたいですよ。バランスよくなったのかな?そういえば金沢大のロボットは今修理してるみたいだよ。いつ壊れたんだろ?

Posted by 大沼安史 at 11:38 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 孫崎亨さん「脱原発世論調査2:日本に何か変革が起こっている。”脱原発”方針に70・3%の支持。この数字は大方のマスコミ、大方の御用学者、経産省、菅氏除くほとんどの有力議員、財界大物の原発推進キャンペーンの中で起こっている。権威を信奉してきた日本人が変わってきた。自ら考え始めた。自ら情報入手

 ⇒ http://twitter.com/#!/magosaki_ukeru 12時間前

Posted by 大沼安史 at 11:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 民主党の安住淳 再生エネ法の骨抜きに動く

 ⇒ http://www.asahi.com/politics/update/0724/TKY201107240385.html

 飯田哲也氏:民主・安住氏、再生エネ法修正に前向き 企業支援を示唆(朝日新聞7月24日)上乗せ価格に上限を設ける「再エネ潰し」に動いた政治家はしっかり覚えておこう  
 ⇒ http://twitter.com/#!/iidatetsunari

Posted by 大沼安史 at 11:31 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 今年の米の放射性セシウムの汚染具合は?

 ⇒ http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-300.html

Posted by 大沼安史 at 11:28 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 風下の国

  東京新聞の山本勇二・論説委員が「ベラルーシの苦しみは続く」という、短く、それだけに鋭い、「フクシマ」のこれからをごまかすことなく明示するコラムを書いていた。⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2011072502000063.html

 読んで、涙が流れた。

 ベラルーシの話だった。チェルノブイリの風下に位置した北隣の国の話だった。

 ベラルーシ科学アカデミーのマルコ博士が、東大主催のシンポジウムで、ベラルーシは国土の23%がセシウム137で汚染された、と語った。23%――とは、国土の4分の1に達する。

 そこで何が起きたか?

 同じシンポジウムで、ベラルーシに5年半住んで治療にあたった菅谷昭・現長野県松本市長(信州大学医学部元助教授)が、こう報告した。

 ――古びた機材しかない病院で、甲状腺がんになった子どもたちが首に大きな傷あとを残す切開手術を受ける現場に立ち会った。「原発事故を知らされずに子どもを外で遊ばせた」「汚染された森のキノコをずっと食べさせてしまった」と嘆き悲しむ親たちの話を何度も聞いた。……

 涙があふれたのは、コラムの結びを読んだときだ。山本勇二・論説委員はこう書いていた。

 「福島第一原発事故の後、子どもたちの健康を守るために何をすべきか。チェルノブイリは多くのことを教えてくれる」

       ☆

 福島県が18歳以下の全県民36万人を対象に甲状せん癌を早期発見するため、生涯調査を実施すると発表した。

 現在、0歳から18歳の、フクシマの赤ちゃん、子どもたち、青少年らが「20歳までは2年ごと、その後も5年ごとに生涯にわたり検査」を受ける。 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110725ddm001040065000c.html 

 いま18歳のフクシマの若者は2年後、新成人の年に、検査を受ける。0歳の赤ちゃんは新成人になるまで10回も受ける。

 フクシマの子は、フクシマの子どもたちは、フクシマの青少年は、いったいどんな気持ちで子ども時代を、青春を、人生を送ることになるのだろう。

 
 「甲状腺がんは早期手術で大部分が治癒するとされ、県は継続的な検査が必要と判断した。検査は無料」

 早期手術で大部分が治癒される……検査は無料……

 たわけが、何を言うか! 彼ら・彼女らの精神的苦痛はどうなるのだ! 手術代と治療費を本人に負担させるつもりか? 

      ☆

 風下の被爆者の甲状腺がん問題は、福島県内に限らない。

 放射能雲が流れ、「死の灰」が「黒い雨・黒い雪」で降り積もった、全ての汚染地域に共通する問題だ。

 本来、「絶対安全な夢のエネルギー」を推進して来た日本政府が、福島県内を含む全被爆地帯の被爆者に対して責任を取るべき問題だろう。

 ダイイチの事故でヨード剤さえ配らなかったことに頬っかぶりしている日本政府だが、甲状腺癌の問題は避けて通らない。

 これから起きるとわかっている「想定内」の問題だからだ。実際にチェルノブイリで起きたことだからだ。

 もちろん、ことは甲状腺がんに限らない。こんご、被曝によるさまざまな疾病が風下地域を中心に「発症」することになる。

 これほど深刻で悲惨な事態を引き起こした「原発村」の権力集団は、己の罪深さを知らねばならない。

      ☆

 現在、シカゴ大学の教授をしているジャポノロジストで、反核運動に携わっているノーマ・フィールドさんが、日本の映画監督、鎌仲ひとみさんにインタビューして書いた記事の前書きを読んでいて、こんな英単語と出会った。⇒ http://www.japanfocus.org/-Kamanaka-Hitomi/3524 

 downwinder downwinders 「風下のヒバクシャ」の意味だ。 

 ダウンウィンダー(ズ)、原子力災害で「風下」に立たされ、死の灰を浴びた犠牲者(たち)。

 甲状腺癌の手術を受けたベラルーシの子どもたちも、これから生涯にわたって甲状腺検査を受けるフクシマの子どもたちも、風下の子どもたちだ。

 フクイチの事故では放射能雲がうねるうように南下して千葉から東京都内を襲い、汚染は静岡方面にも達した。水を、土を、空気を汚し、内外部被曝で、私たちを――私たちの未来世代の危機にさらしている。

 風下の大地の産物は稲わらを含め各地に出回り、「基準内」の低被爆公害を全国に広げている。

 その意味で、いまや日本全国が「フクシマの風下」になっているのだ。

 日本政府や東電の「原発族」たちも、もう「風上」にはいられない。

      ☆

 「フクシマ」の放射能雲を運んだ「黒い風」は、この国の未来にも吹いて行く。

 フクシマの子どもたちが2年ごと、あるいは5年ごとに生涯にわたって刻むことになる「甲状腺検査の記録」は、時代の風下の未来史である。

 「フクシマ」はことほどさように、日本という国に対し、日本に生きる命に対し、破壊的な影響を及ぼしている(及ぼし続ける)のだ。

 空間的にも、時間的にも。未来を担う日本人の、歴史の可能性に対しても。

      ☆

 日本全国が少なくとも100年にわたって「風下の国」になり続けることが分かったからには、もはや覚悟を決めなければならない。

 「フクシマ」は、はるか太平洋を超えた北米西海岸にも「死の灰」を降らせている。「フクシマ」はいまや国内問題を超えた、地球環境全体の問題である。
 
 北半球全体の汚染は、以下の紹介する「ノルウェー研究所」の拡散動画をみれば分かる。
 ⇒ http://www.woweather.com/weather/news/fukushima?LANG=us&VAR=euradsfc

 汚染が南半球にも急激に拡大したのは、本ブログ既報の通りだ。
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-029b.html

 責任転嫁して逃げ出せる「風上」はもうどこにもない。

 政府も東電も――そして私たちもまた、「フクシマの風」と向き合うしかないのである。

      ☆

 政府と東電は、甲状腺検査を受けることが決まったフクシマの18歳以下に謝罪すべきである。

 その謝罪からこの国の、「風下」にあって、「風」と向き合い、復活を目指す闘いが始まる。

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 11:15 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-24

〔フクシマ・NEWS〕 田中龍作ジャーナル 23日夜 脱原発 新宿デモ 「東電を救済し国民に負担押し付ける“原賠法改悪”を許すな」 

 ⇒ http://tanakaryusaku.jp/

 防護服での参加者の姿も.。、手にこんなプラカードを持って。「新鮮な放射能 無料供給中 東電」

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〔フクシマ・NEWS〕 「原発に対する米国民の信頼は脆い」 ニューヨーク・タイムズが原発業界を諌(いさ)める社説

  ニューヨーク・タイムズは24日、「フクシマの後で()」と題する社説を掲げた。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/24/opinion/sunday/24sun1.html

 タイムズの社説は、「フクシマ」を教訓に米原子力規制委員会(NRC)の「ジャパン・タスクフォース」がまとめた勧告と、ヤツコ委員長の勧告を早期に承認し、新安全基準を示す方針を支持し、今後のNRCとしての検討が、勧告の承認の遅れの言い訳になってはならないと指摘。

 原発業界はスリーマイル島原発の後、米国民の原発に対する信頼はもろいものになっていることを学んでおくべきだったと述べ、いまだにそのことを理解する必要がある――と業界を諌めている。

 The industry should have learned after the accident at Three Mile Island that public confidence is fragile. Apparently it has yet to figure that out.

 この社説には「フクシマ」の事故との関連で、ひとつ注目しておくべき箇所がある。

 それは日本では東電と政府が蓋をして隠蔽し続けている「ベント・システム」に関する箇所だ。

 ……and require many more reactors to install “hardened vents” to reduce the risk of hydrogen explosions.

 水素爆発のリスクを低減するため、より多くの原子炉に「強化されたベント」を設備することが要求される……

 ニューヨーク・タイムズは、「フクシマ」で「ベント」が手動でも動かなかったことを報じているから、社説でもNRCジャパン・タスクフォースの「ベント強化」に関する提言を支持しているわけだ。

 東電と日本政府は「事故調」に真実を公表される前に、事実を認めるべきだろう。事実を認め、動かなかったベントの製造メーカーであるGEに対し、損害賠償を請求すべきだ。

 それによって日本国民の負担を軽減できるはずだから……。

 相手が「アメリカ」ということで、引き下がってはいけない。

Posted by 大沼安史 at 04:48 午後 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・重要NEWS〕 経産省所管の独立行政法人 「原子力安全基盤機構」が「フクシマ」事故前、同じ型の原子炉(沸騰水・マークⅠ型)での「配管破断による溶融貫通」想定シミュレーション(アニメ動画)を制作 ◇ 核燃料 30分後に溶融開始 ⇒ 事故発生1時間後に溶融燃料が圧力容器下部へ到達⇒ 事故発生3時間後に圧力容器を貫通 ⇒ ペデスタル下部のコンクリート床面に落下 ⇒ ガスが発生し格納容器に充満し、建屋内に漏洩 ⇒ 環境に放出 この間の所要時間は「20数時間」 ビデオとナレーション全文・書き起こし

 次のサイト(⇒ http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/07/blog-post_22.html)の情報をもとに確認したところ、ユーチューブに7月22日、「独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像」のコメントでつきで、以下のビデオがアップされていた。

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=wwYk62WpV_s&feature=player_embedded

 「防災用事故シナリオ理解のための教材(BWRマークⅠ型)」と題する研修用のビデオ(4分59秒)。

 以下に、この視聴覚教材のナレーションを大沼が書き起こしたものを紹介するが、まずもって注目すべきはこのビデオが「フクシマ」と同型の炉でのシビア・アクシデントを――それも、今回の「フクシマ」の事故で地震により起きたとみられている「配管の破断」を想定していることである。

 次に注目すべきは、事故の展開の速さである。

 核燃料 30分後に溶融開始 ⇒ 事故発生1時間後に溶融燃料が圧力容器下部へ到達⇒ 事故発生3時間後に圧力容器を貫通 ⇒ ペデスタル下部のコンクリート床面に落下 ⇒ ガスが発生し格納容器に充満し、建屋内に漏洩 ⇒ 環境に放出 この間の所要時間は「20数時間」

 「フクシマ」でも、こうしたテンポ、あるいは勢いで事故が進んで行ったのだろう。

 冷却停止から、たった3時間で核燃料、圧力容器を貫通 !放射性ガスの環境放出まで「わずか20数時間」!

 原子炉防災専門官向けの研修ビデオとあって、(「防災」の域を超えた)圧力容器を貫通した溶融核燃料が基部のコンクリートをさらに突き抜ける「メルトスルー」や、「水素爆発」の事態までは描いていないが、これは「フクシマ」で実際に起きたか、起きかけていることである。

 日本政府は「原発は絶対安全」と言いながら、その陰で、メルトダウン事故まで(コンピューター)解析(モデル)により「想定」していのだ。

 (「原子力安全基盤機構」はいわゆる「安全コード」と言われる「コンピューター解析モデル」を持っていたのだ! 「フクシマ」の事故発生時からすでに、その「安全コード」を使って、事故の実相を把握していたものと見られる。この点については、拙著、『世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――』(緑風出版)の「第7章」を参照)

 想定していながら、対策を怠っていたのだ。

 研修ビデオの「結び」のコトバが笑わせる。「万一、こうした事態に至った場合でも住民の方々に安全・安心していただけるように……」

 シビア・アクシデントが起きたとき、周辺住民はどうして安全・安心していられよう。

 以下は、教材のナレーションの全文・書き起こし。

 ◇ 教材ビデオ 書き起こし(全文)

 いまからご覧いただく映像は沸騰水型原子炉の設計基準事故を超えるような、いわゆるシビア・アクシデントを想定し、視覚的に説明したものです。この例では20数時間に及ぶ事故の経過を、およそ5分の映像にまとめています。

 事故事例

 原子力圧力容器に繋がる大きな配管が破断し、大量の放射性物質が環境に放出される事故

 それではマークⅠ型圧力容器を例に、原子力圧力容器に繋がる大きな配管が破断し、大量の放射性物質が環境に放出されるようすをご覧いただきます。

 (画面に以下の表示 事故シーケンス
  事故発生後に制御棒が完全に挿入され、原子炉が停止した後、炉心を冷却するための全ての注水に失敗するケース

 これは事故発生後に、制御棒が完全に挿入されたことにより原子炉が停止し、その後、炉心を冷却するための全ての注水に失敗するケースです。

 配管破断事故が発生すると、冷却剤が流失し、原子炉圧力容器内の水位が低下します。

 制御棒は挿入されますが注水に失敗するため炉心が露出します。

 炉心が露出すると燃料の冷却ができないため残留熱により燃料温度が上昇します。そして最も温度の高くなる炉心中央部の燃料が溶融します(画面表示 事故発生から約30分後

 ⇒ 溶融した燃料はやがて圧力容器下部に到達します。解析により、事故発生からおよそ1時間で、この状態になると予測されます。

 ⇒ 圧力容器は厚さおよそ12から15セイチの鋼鉄製ですが、溶融した燃料は非常に高温であるため、ついには原子炉圧力容器を貫通します。解析により、事故発生からおよそ3時間でこの状態になると予測されます。

 ⇒ 貫通した溶融燃料は原子炉圧力容器を支えるペデスタルの中間床面に落下します。そしてコンクリートの床を侵食しながらガスを放出し、格納容器の温度および圧力を上昇させます。マークⅠ型格納容器では、その溶融燃料がコンクリートで形成されたペデスタルの中間床面を貫通し、さらにその下部にあるコンクリート床面上に落下します。

 ⇒ ペデスタル下部のコンクリート床面に落下した溶融燃料によりガスが発生します。このガスが格納容器に充満して、温度及び圧力が徐々に高くなります。そして圧力が格納容器の限界を越えたときに格納容器のフランジ部から原子炉建屋内に大量の漏洩が起こると想定し、防災策を講じます。

 ⇒ 漏洩したガスには希ガスやヨウ素などの放射性物質が含まれており、原子炉の建屋を経由して排気塔から環境に放出されます。今回は防災用事故シナリオ理解のために配管破断に起因する最悪の事例をご覧いただきました。

 ⇒ 万一、こうした事態に至った場合でも住民の方々に安全・安心していただけるように、日ごろから防災担当者への訓練を通して原子力災害時の対応能力の習熟に努めております。

Posted by 大沼安史 at 11:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 海江田経産相 「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」7月23日 テレビ東京の番組で 

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107230699.html

 

Posted by 大沼安史 at 10:12 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 浜岡原発を「廃炉」に 5000人が静岡市で集会

 しんぶん赤旗 ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-24/2011072401_01_1.html

 来賓として参加した三上元(はじめ)・湖西市長は……「世論が二つに分かれたときが、政治家の出番です。浜岡原発は直下型地震の襲う所にある。廃炉にしろと声を大にして叫びましょう」と力強く訴えました。

Posted by 大沼安史 at 10:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ようやく宮城県南ホットスポットに目

  宮城県北の稲わら汚染問題が明らかになったあと、政府が宮城県南、福島隣接ホットスポットに目を向け始めた。
 細野豪志原発相が7月23日、視察先の県南・丸森町で、被曝住民の健康調査について「福島県の内外で政策が変わることがないようにしたい」と述べ、「宮城県での実施も検討する方針を示した」。
 河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110724t11010.htm

 「宮城県での実施も検討する方針を示した」……実施も・検討する・方針を示す。何なんだ、これは!

 丸森町の「筆甫地区ではほかに、牧草から基準値を超える放射性セシウムが検出され、使用の自粛要請が続いている畜産農家の状況や、南相馬市から住民約30人が身を寄せている避難所も視察した。細野氏の宮城県入りは6月の就任後初めて」。

 3・11からもう4ヵ月以上、経っている。

  宮城県南の住民も、ちゃんと国税を払っているのに……。この国に「政府」はあるのか?

 

 
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:53 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-23

〔フクシマ・NEWS〕 「生涯被曝100ミリ基準」を導入 食品安全委事務局案

 朝日新聞 ⇒ 
 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107210634.html

 フクシマで5年後に「100ミリ」に達する子どもが続出した場合、厚生省はもう君は日本に生きていなくていいよ、死んだらいいとでも勧告するつもりだろうか?

 その場で暮らし続けたら「100ミリ」を超えるとわかった人には、もちろん「移住権」を認めるつもりでしょうね。

Posted by 大沼安史 at 12:25 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米国で「ゾンビー原発」に抗議する「ゾンビー・デモ」 「40年超え」運転申請の関電「ゾンビー美浜2号機」にも「ゾンビー・デモ」をかけよう

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 米テネシー州チャタヌーガのTVA電力本社前で20日、アラバマ州でのベラフォンテ原発建設工事再開申請に抗議する市民らが「ゾンビー」姿で「ゾンビー・デモ」を行なった。
 ユーチューブ ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=cp1N-YzotZM&feature=relmfu
 
 地元メディアの記事 ⇒ http://wdef.com/news/zombies_protest_tva_possibly_restarting_bellefonte_nuclear_reactor_construction/07/2011

 デモを呼びかけたサンディーさんは「あれは、ゾンビー原発だ。生きても死んでもいない。もう何年も放置されていた原発だ。生き返らせてはならない」と語ったそうだ。

 日本では関西電力が22日、来年7月で運転開始40年を迎える超老朽原発、美浜2号機の「継続運転許可」を保安院に申請した。
 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011072302000019.html?ref=rank

 東京新聞によると、日本全国「54基の商業炉のうち19基が30年を超え、原発の「高齢化」が進んでいる」そうだ。

 30年ゾンビ原発は即廃炉すべきである。 

Posted by 大沼安史 at 11:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原発重大危機の最中、女性と飲酒して宿直勤務についていた高橋千秋副大臣が米政府に、「脱原発に直ちに動かない」と言明 菅首相は「計画的・段階的に依存度を下げる」と言ったのに……

 「フクシマ」で重大な危機が進行していた3月13日夜、外務省での宿直勤務を控えながら同省関連団体の女性職員と都内の飲食店で飲酒していた高橋千秋外務副大臣が訪米、20日、ワシントンの国務省でナイズ国務副長官と会談していた……。

 「女性職員にセクハラ行為をしたとする週刊誌の報道は否定し」「「オフだったとは言え、公務前に飲酒したのは事実で、猛省している」とのコメントを出した高橋千秋副大臣のことだから謹慎しているものとばかり思っていたら、ワシントンへ出かけていた。

 おそらくは、管直人首相の「脱原発宣言」を説明しに。

 マイニチ・デイリー・ニューズに掲載されたワシントン発の共同通信・英文電によると、高橋千秋副大臣はナイズ副長官と会談後、記者団に対して、こう明らかにしたという。⇒ http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110721p2g00m0dm002000c.html

 フクシマ・ダイイチ事故を受け、基本的なエネルギー政策をすることに何の問題はないが、日本はいま直ちに、核エネルギーに依存しない社会に動いていくわけではない。
 
 Takahashi told Nides that there is no question for Japan to review its basic energy policy following the accident at the Fukushima Daiichi nuclear power plant, but that the country will not move to a society without dependence on nuclear energy right away.

 「いま直ちには動かない」とナイズ国務副長官に告げた?!

 これは菅首相が記者会見で言明したことと、違うのではないか?

 首相はこう言ったのだ。「私としてはこれからの日本の原子力政策として、原発に依存しない社会を目指すべきと考えるに至りました。つまり計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。これがこれから我が国が目指すべき方向だと、このように考えるに至りました」

 原発依存度をこれから計画的、段階的に下げる――菅直人首相はこう言ったのだ。
 つまり、いま直ちに、核エネルギーへの依存度と計画的、段階的に下げてゆく、と言ったのだ。

 それを、「日本はいま直ちに動かない」と言った高橋千秋副大臣! 
 これでナイズ副長官を口説けるとでも思って言ったのかも知れないが、言うなら言うで、「日本は直ちに……ならない(become)(が、計画的、段階的に原発に依存しない社会に変えてゆく)」と正しく伝えるべきではなかったか!

 日本が前日(3月12日)、1号機が爆発し、翌14日には3号機も爆発するという死活的なピンチにあるときに、宿直につくまでは「オフ」(?)だから、女性と酒を飲んでいたって問題ないと開き直った高橋副大臣!
 この程度の男が日本の外交の前面に立っている、この国の悲しさよ!

Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 『聞いてください』 長野・須坂市で原発廃絶を訴え続けた坂田静子さんの遺稿集 刊行

 共同通信の英文配信記事(ヒラノ・ケイジ記者)によると、長野県須坂市で1977年から個人ニュースレター「聞いてください」を発行し、「原発廃絶」を訴え続け、九八年に74歳でお亡くなりになった坂田静子さんの同名の遺稿集が、長野市の出版社、「オフィスエム」から出版された。
 ジャパンタイムズ掲載 ⇒ http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110723f1.html

 静子さんの二女で映画監督の雅子さんが「フクシマ」の原発災害で「聞いてください」のバックナンバーをあらためて読み返して、母親が感じていた原発の恐怖が現実のものになったことを知り、それが今回の出版につながった。

 広瀬隆さんと加藤登紀子さんが推薦文を書いている。四六版256頁・1365円
 
 版元による紹介は ⇒ http://o-emu.net/archives/8101.html

 ヒラノ記者の記事にも版元の「オフィスエム」の紹介記事にも、坂田静子さんがガリ版で出した手づくり新聞「聞いてください」の写真が載っている。
 静子さんの遺影も載っている。

 版元の紹介記事に、こうあった。

 長野県須坂市で薬局を営んでいた坂田静子さん(故人)。
 原子力発電とは無縁のふつうの主婦だった。

 しかし、1977年、イギリス人と結婚し、イギリスのガンジー島で暮らしていた長女から、放射能による重度の障害を持った子どもを出産することを知らされる。

 原発とは何か?
 放射能とは何か?

 坂田さんは駆り立てられるように、原発と放射能の勉強を始める……。

Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・重要資料〕 ECRR クリス・バズビー博士「福島の破局的事故の健康影響」 日本語全訳

 「平和哲学センター」 ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/07/japanese-translation-of-ecrr-chris.html

 英語原文は ⇒ http://www.bsrrw.org/wp-content/uploads/2011/04/fukusima-health-ECRR.pdf

 この論文の「結論と勧告」を抜粋。(太字強調は大沼)

1.ECRRリスクモデルにより福島事故の100キロ圏の住民300万人に対する健康影響を検討した。100キロ圏内に1年居住を続けることにより、今後10年間で10万人、50年間でおよそ20万人がガンを超過発病すると予測された。直ちに避難を行うことでこの数字は大きく減少するだろう。100キロ圏と200キロ圏の間に居住する700万人から、今後10年間で10万人、50年間で22万人が超過発ガンすると予測された。これらの予測値は、ECRRリスクモデルおよびチェルノブイリ事故後のスウェーデンでの発ガンリスクに関する疫学調査に基づいて算定されたものである。

2.ICRPモデルは、100キロ圏での超過発ガン数を2838人と予測している。したがって、福島事故によるガンの最終的な超過発生数が分かるときに、どちらのリスクモデルが適切かの答えがでるだろう。

3.日本の文部科学省が公表したガンマ線量の公式データは、一般的に承認された科学的手法を用いて、測定箇所の地表汚染レベルを逆算するために使用できる。その結果、IAEAは汚染レベルを明らかに低く見積もった報告を行っていることが分かった。

4.放射性同位体別の地表汚染レベルの測定を緊急に実施することが必要である

5.100キロ圏の北西部に居住する人々は直ちに避難し、その地域を立ち入り禁止とすべきである。

6.ICRPリスクモデルを廃棄し、すべての政治的決定をECRR www.euradcom.orgの勧告に基づいて行うことを求める。これは、2009年のレスボス宣言に署名した著明な放射線リスク専門家が出した結論である。

7.一般国民から意図的にデータを隠した者に対しては、調査のうえ法的処罰を与えるべきである。

8.メディアを通じて今回の事故の健康影響の過小評価をもたらす行為を行った者に対しても調査のうえ法的処罰を与えるべきである。

Posted by 大沼安史 at 08:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 小出裕章さん 「海に流れたトリチウムは水の形になり、海水蒸発で雲になり、雨になり、また落ちて来る」

 非公式まとめ ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/22/tanemaki-jul-21/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 7月21日、MBSS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」

 (いよいよ夏となりました。海の水温もどんどん上がり、入道雲の発生から雨という夏の自然サイクルが始まります。福島から海へ投棄された汚染水に含まれている放射性物質が雨となって再び陸に戻ってくる可能性というのはあるんでしょうか、という質問――に対して)

 「原理に言えばありますね。……ですから海へ流れていってるわけで。海から蒸発したものがまた陸に雨となって降ったりするわけで。例えばその流されている放射能の中には、トリチウムという名前の放射能もあります。それは、いわゆる水素なんです。放射能をもった水素なんですが。それも海へ流れ出てるはずで。環境に出ると水の形になります。H2Oという形ですね。そういう形になりますので、海水が蒸発して雲になればそれがまた雨になって落ちてくるという事ですので、もちろん循環して陸にもまた戻って来ます」

Posted by 大沼安史 at 08:10 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 政府事故調査・検証委員会(委員長=畑村洋太郎・東大名誉教授) 22日に吉田昌郎所長からヒアリング

 読売新聞 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110723-OYT1T00012.htm

 読売によると、ベントや原子炉への海水注入を巡る東電本店などとのやりとりや、当時の現場の状況について、事情を聞いたようだ。

 作動しなかったベント、海水注入の中断命令無視(吉田所長が無視して海水注入を続行していなかったら、それこそ大変なことになっていただろう)……。

 事故調のヒアリングは9月まで続くという。
 徹底して真相を解明していただきたい!

Posted by 大沼安史 at 07:54 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「放射能公害」と認識せよ! 泉田・新潟県知事 東電社長をきびしく批判

 新潟日報 ⇒ http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/25280.html

 (大沼)「フクシマ」は「事故」などという表現では済まない大惨事・大災害である。大公害なのだ。

 「放射能公害」――泉知事に指摘に賛成だが、大の字を付けるべきだろう。すなわち「放射能大公害」!

 

Posted by 大沼安史 at 07:42 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 エネ庁のネット監視事業(計上予算8300万円) 広告代理店が落札

 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011072390070642.html

 本年度は「ネット上の不正確情報の監視」として8300万円を計上。入札は15日に行われ、広告代理店が落札した。

 「福島第一原発の事故で原発への不安が大きくなり、ネット上で情報が乱れ飛んだことを受け、従来の新聞記事の監視を縮小し、一般市民がツイッターやブログなどを通じて発信する情報の監視に重点を置く。監視により「不正確または不適切な情報」が見つかった場合は、原子力の専門家などのアドバイスをもとに、同庁HPに、その情報を打ち消すような内容を掲載するとしている」

 (大沼) 国民が収めた税金で、国民の言論を監視する! 
 史上空前の原発災害を引き起こした責任もとらず、大事な税金を使って、国民の批判・非難を封じ込めようとする資源エネルギー庁!
 そんな金(8300万円も!)があるなら、どうしてお前たちはSPEEDⅠ情報を国民に伝えなかったのだ?
 「資源・エネルギー庁」は原子力安全・保安院とともに、いったん解散し、公僕機関として再生させなければならない。 

Posted by 大沼安史 at 07:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「セシウム牛肉」 全面拡大の様相 広がる「死の灰汚染」 

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110723ddm041040118000c.html

 岩手、宮城、秋田、栃木県産牛も!

 宮城県産の汚染稲わら北海道、島根、三重でも。

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20110723k0000m040115000c.html 
        http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110722k0000e040085000c.html

 (大沼) 稲わらを出荷した宮城県北部は、大崎平野のコメどころだ。それが死の灰で汚染されていた!
 稲わらが汚染されていたということは、水田も汚染されている、ということではないのか?
 これはコメどころとしては死活問題だ。

 日本政府と東電は実にとんでもないことをしてくれたものだ。農家の人たちの怒り、くやしさはいかばかりか?

 三重ではあの「松阪牛」として70頭ほどが出荷され、三重県内に出回ったそうだ。

 それにしても、日本政府(農水省その他)の無責任・無能ぶりにはあきれ果てる。SPEEDⅠで最初から分かっていたことなのに、お前たちはどうしてきちんと対応策をとらなかったのだ?

 解体・廃棄すべきは今や、腐りきった霞が関でもある。 

 
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:13 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-22

〔フクシマ・NEWS〕 3号機 使用済み燃料プール 電源復旧

 ブルームバーグは22日午後1時14分、東電のスポークスマンに電話で確認したとして、3号機の使用済み燃料プールの電源が復旧した、と報じた。
 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-07-22/tepco-restores-power-to-cooling-system-for-fukushima-fuel-pool.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 (大沼)冷却も再開したのだろう。よかった!

Posted by 大沼安史 at 07:16 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 東電は5月の解析結果報告(別紙資料)で「1号機のベント失敗」を認めていた! 

 毎日新聞が発行する英字紙、「マイニチ・デイリー・ニューズ」は22日、東電が5月23日に保安院に提出、翌24日に公表した事故の解析結果報告書の別添資料の中で、1号機の「ベント」に失敗したことを認めていた、と報じた。

 にもかかわらず東電はその後も「(弁は当時)開いたままになっていると思われる」などと会見で説明し続けている。

 Tokyo Electric Power Co. (TEPCO) acknowledged it failed to vent steam from the containment vessel of Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant's No. 1 reactor in analysis reports as early as May, while publicly maintaining that the venting valves remained open, the Mainichi has learned.

 ⇒ http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110722p2a00m0na001000c.html

 この英文記事は(日本語の)毎日新聞の記事(  ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110722k0000m040158000c.html )を整理・英訳したもの。

 邦文記事(電子版)の見出しは「福島第1原発:東電がベント不調を報告 会見では認めず」だが、英文記事のヘッドラインは「東電、5月の報告書で1号機のベント失敗を認めていた(TEPCO admitted failure to vent Fukushima No. 1 reactor in May report)」とより直截な表現となっている。

 毎日の邦文記事は、「改めて(東電の)説明責任が問われそうだ」と指摘しているが、まったくもってその通りである。

 1号機のベントが「失敗」(邦文記事によると、解析結果報告・別添資料の一覧表に、「格納容器ベント弁閉止」と記述)と認識していながら、「成功した」と主張し続けて来た東電。

 こんないい加減なことは到底、許されることではない。

 「フクイチ」1号機の「ベント」については、本ブログ既報のように、ニューヨーク・タイムズが5月18日付けの記事で、

 ・「ベント」システムは制御室から動かせる設計になっていた。しかし、運転員たちは「ベント」システムを動かせなかった。

 ・最もあり得る原因は、死活的なバルブを開ける電気が切れていたことだ。そこで「1号機」の運転員たちは手動でバルブを開けようとしたが、もうそのときには、放射線が高すぎる状態だった。

 ――と、「1号機のベント」に失敗したと報じている。

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-6c3d.html

Posted by 大沼安史 at 06:37 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 いわきの寅さん(露天商)たち お祭りなどイベント中止で東電に9200万円の損害賠償を請求 

 河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110722t63021.htm

 けっこう嘘だけ 死の灰だらけ 東電のムジナはクソだらけ 

Posted by 大沼安史 at 02:40 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 3号機 使用済み核燃料プールの冷却が送電ストップで停止 汚染水の浄化装置も停止 

 ⇒ http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00203886.html

 FNNは東京電力によると、222日午前7時すぎに、3・4号機などに電気を供給する設備で警報が作動し、外部電源が停止するトラブルが発生した――と報じた。

 これにより、3号機の使用済み燃料プールの冷却が中断されているほか、汚染水の浄化装置も停止した。

 一方、毎日新聞によると、「外部電源が機能を失ったのは22日午前7時10分。外部電源の回路を多重化する工事に伴い、21日夕から3、4号機などの電源回路をいったん停止。別の回路から電源を確保していたが、回路の遮断機が何らかの原因で作動したため、供給が止まった」。
 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110722k0000e040037000c.html

 (大沼) ステップ1も2もない、破局と隣り合わせた、事故続発のフクシマ核火山!

 
 なお、ブルームバーグによると、「共用使用済み核燃料プール」も冷却停止となったが、こちらは同日10時40分に冷却を再開したそうだ。
 ⇒ http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=a7N_fDE.2gMw

 

Posted by 大沼安史 at 02:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「地下水汚染の危機」 フランス語で全世界拡散中

 フライデー(7月8日号)に掲載された〔メルトアウト「核燃料」地下水直撃の恐怖!
メルトスルーを超える最悪の事態 東電はこの可能性を隠していないか〕( ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11152 )の記事が仏訳され、全世界に拡散中だ。

 ⇒ http://fukushima.over-blog.fr/article-fukushima-apres-le-melt-through-le-melt-out-le-corium-attaque-les-nappes-phreatiques-79905647.html

Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 汚染牛肉 海外輸出済み 可能性 否定できず 日本政府が認める ブルームバーグが報道

 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-07-20/japan-won-t-rule-out-possibility-radioactive-fukushima-beef-was-exported.html

 「汚染牛肉」問題が国際的な大問題に発展しそうな雲行きだ。

 ブルームバーグ通信(20日)の報道で、汚染された恐れのある牛肉がすでに海外に輸出された可能性を排除できないことが全世界に知れ渡ってしまったからだ。

 農水省のイマサキ・ユーイチは「確立は低い」「完全には可能性を否定できない」としながら、ブルームバーグの電話インタビューに、放射性セシウムに汚染された恐れのある牛肉が輸出された可能性を確認した。

 Japan’s government said it can’t rule out the possibility beef contaminated with radioactive material has been exported, as consumers and lawmakers accused authorities of negligence on food safety.

 “We cannot completely rule out the possibility” contaminated beef was also sold abroad, Yuichi Imasaki, the deputy director of the farm ministry’s meat and egg division said by phone today. “The chances are very low” because most countries have tightened rules on Japanese beef imports or banned them, he said.

Posted by 大沼安史 at 12:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 宮城県北部の栗原市は「ホットスポット」だった! 150キロ離れているのに、50キロしか離れていない福島県いわき市と同じ空間線量レベル

 NHKの国際放送 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/daily/english/21_06.html

 上記のNHK国際放送のニュースが全世界に拡散中だ。(たとえば、⇒ http://blog.alexanderhiggins.com/2011/07/21/iodine-radiation-detected-tokyo-residents-complain-sickness-children-death-pets-37491/ 
 あるいは ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=3Bt3IxOe8jk )

 栗原市はいわき市と同じ「水色表示」(0.2~0.5マイクロシーベルト/時)。

 NHKが報じた文科省の資料は、北は宮城県のみの表示だが、「水色」は岩手、秋田、あるいは山形でも出現している可能性がある。

 英文記事は ⇒

  Japan's science ministry says air above the ground about 150 kilometers from the Fukushima Daiichi nuclear plant is as radioactive as areas 50 kilometers from the source of radioactivity.

 The ministry on Wednesday released a map showing radiation levels at locations one meter above the ground in Miyagi Prefecture, north of Fukushima, based on the results of an aerial survey from June 22nd through 30th.

 Radioactivity levels are highlighted in different colors.

 Some parts of Kurihara City, about 150 kilometers north of the plant are light blue, indicating that the air there was 0.2 to 0.5 microsieverts per hour.

 That's similar to areas close to the crippled plant, such as Iwaki City in Fukushima Prefecture, about 50 kilometers from the radioactive source.

 Radioactive cesium far above the government standard was detected in rice straw for cattle feed collected by a supplier in Kurihara City. 7月21日午前7時31分放送

Posted by 大沼安史 at 12:13 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 南相馬市 大山弘一市議の全世界へSOS(英語字幕ビデオ)を「タイム」誌が応援・拡散報道

 ⇒ http://ecocentric.blogs.time.com/2011/07/21/is-this-mike-on-another-youtube-sos-from-fukushima/?xid=fblike&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

  本ブログの関連記事 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-14ab.html

Posted by 大沼安史 at 11:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ウォールストリート・ジャーナル日本版コラム なぜ赤旗ばかりがスクープ飛ばすのか ――「やらせメール」「ネット監視」など

 金井啓子のメディア・ウオッチ ⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_276209

 「ジャーナリズムが帯びている役割は、国民にとって大切な問題であるのに、なぜか知らされていない出来事を世の中に知らせるというのがひとつである。そして、もうひとつ非常に大切なのが、権力の監視という役割である」

 「大手紙の中には、赤旗の報道後に九州電力に問い合わせたものの、同社に否定されるとそのまま矛を収めてしまった記者もいたと聞く。その記者が他にどんな取材をしたのかは知る由もないが、なんとかもう少し粘れなかったのだろうか」

 「次こそは赤旗以外の社に、権力への遠慮をすることなく、また簡単に諦めることなく食い下がって、鮮やかなスクープを放って欲しいと期待している」

 (大沼) まともにジャーナリズムしてる主流マスコミは、2本か3本の指で数えられるだけだ。そのひとつが「赤旗」だ。

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 宮城県北部の死の灰 「3月15日を中心に雪と一緒に降り積もる」 東北大の田村裕和教授

 河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110721t15013.htm

 ……東北大の田村裕和教授(物理学)は、宮城県北部までセシウムが拡散したことについて「かなり遠くまで行った印象がある」と語った。
 田村教授は水素爆発があった3月12、14日の気象条件を指摘。大量に放出されたセシウムが空気中のちりに付いて浮遊し、広範囲に拡散。冬型の気圧配置により真冬並みの寒さとなった3月15日を中心に、雪と一緒に地上に落ちたとみている。
 田村教授は「(事故後の)空気の流れ方、雪の降り方によって(局地的に放射性物質が多い)ホットスポットができたようだ」と説明した……。

 バンクーバーの「平和哲学センター」の乗松聡子さんが、文科省の公開資料( ⇒ http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/20/1305819_0720.pdf )の存在を指摘し

 ・宮城の皆さんまだ見てなかったら注目。別紙1(空間線量)の分布でかなり汚染が北部に飛び火しているのがわかる。青森、山形を早く調べないととも思う。
 ・政府と県の宮城県汚染調査は、福島のときもそうだったが、平方メートルあたり10万ベクレル以下は全部同じ色で、何の情報にもなっていない。実際は数値が出ているはずなので、別紙2-4はまとめて情報隠蔽だ。宮城県の皆さん県に追及したらいいと思います――

 と注意を喚起している。  (乗松さんの努力に感謝!)

Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・重要資料〕 ベラルーシの放射線防護研究所 「農作物への放射能対策」日本語訳(全文)

 「平和哲学センター(カナダ・バンクーバー)」 ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/07/blog-post_22.html

 (拡散希望)ベラルーシの放射線防護研究所、「ベルラド研究所」による「農作物への放射能対策」の日本語版が発表されました。コーディネート・編集・翻訳を担当した大下雄二さんから提供された日本語版をここに掲載します。研究所所長のネステレンコ博士は、ロシア語の原文を英語に訳してくれたということで、この日本語版は英語版からの翻訳ということです。東北をはじめとする日本の農業関係者の方にぜひ紹介してください。ベルラド研究所は、「もし皆様が農作物等への放射能の取り込みを低減させる技術を直接詳しくお知りになりたいのならベルラド研究所では日本からの招待を受ける用意があります」と言っています――「平和哲学センター」の紹介文より。

 上記リンクで閲覧できる。

 たとえば「2.土地の抜本的改良」の書き出しはこうだ。

 飼料の汚染を本質的に抑える最も効果的なアクションは、土地の抜本的な改良(排水、灌漑、区域の低木伐採、初期の土の育成、石灰の導入および草混合物の種まき)である……

Posted by 大沼安史 at 11:24 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ドキュメンタリー映画〕 「チェルノブイリ・ハート」

 ⇒ http://lokulog.blog43.fc2.com/blog-entry-1328.html

 上記ブログで視聴できます。丁寧な解説・抄訳つき。

Posted by 大沼安史 at 11:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 河野太郎さん 「今、東京新聞がおもしろい」

 ⇒ http://www.taro.org/2011/07/post-1054.php

 特に特報面が凄い。僕のまわりで東京新聞に替えたという人が、国会議員を含めて結構いる。

Posted by 大沼安史 at 11:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 函館市議会 20日 大間原発凍結の意見書を可決 全会一致で!

 北海道新聞 ⇒ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/306630.html

 「大間原発は函館から最短で23キロにあり、このまま建設した場合、風評被害で基幹産業の水産や観光が甚大な影響を受けるほか、福島と同様の事故が起これば、函館は存亡を左右する危機にさらされる」

 (大沼) 津軽海峡は、その冬景色にも、死の灰は似合わない。

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 四国電力の伊方再開断念のニュースが面白い。再開断念はするが、節電要請はなしなんですよ。地元企業の自家発電を購入するそうな。四国電力って電力の4割を原発に依存していたんでしょう。要するに、何も問題起きないってことですよ。

 「世に倦む日日」さん ⇒ http://twitter.com/#!/yoniumuhibi

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/business/update/0707/OSK201107070194.html 

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 耐風速設計値は風速25mらしいから台風直撃したらカバー外れて飛んでっちゃうよ (>_<)

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)昨日は台風対策と緊急事態に備えて泊まりだったのでつぶやき出来なかったです。今日は朝早く(夜中)から現場状況のパトロールしてました。結構水たまりが出来てて、野鳥の森の汚染水処理エリアも床上浸水位の水たまりがあったよ。14時間前

 電気系は何とか無事で安心したよ。でも二期工事分のタンクや装置が水浸しなんでちょっと工程遅れそうな感じ。今日はとりあえず水中ポンプで水を吸い上げ、大変だったみたい。建屋内も水浸しでかなり水たまりあったなぁ。今日の所は大きな問題は見つからなかったよ。

 今回は台風直撃を避けたから良かったけど…、直撃なら大変かも。カバーリングや汚染水処理システムももっと雨風対策を考えないとなぁって思う。カバーリングなんて耐風速設計値は風速25mらしいから台風直撃したらカバー外れて飛んでっちゃうよ(>_<)

 1号機燃料プール循環冷却システムも来週から原子炉建屋内の遮蔽が始まるみたいだけど、相当な人数かけて遮蔽するんだろうなぁ。被曝線量をちゃんと公表するのかな…。ちゃんと公表しなきゃだよね。

 避難区域の解除なんだけど、そんなに安全で帰って大丈夫って云うならばまず国会議事堂や政府、議員会館、永田町が移転するべき。次に政治家が家を建て移住して住民税を沢山払えば少しは国民も納得するんじゃないのかなぁ? 13時間前

Posted by 大沼安史 at 10:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 森ゆうこ参議院議員 「粉ミルクの検査をしないのは、原乳を検査しているので大丈夫だからと説明する厚労省担当者に反論。お茶については、生茶葉、荒茶、製品について検査をしている。製品である粉ミルクも検査すべきだ。赤ちゃんが飲むものなのだからお茶よりも更に厳格にチェックすべきである」

 ⇒ https://twitter.com/#!/moriyukogiin
   https://twitter.com/#!/moriyukogiin/status/93682519475617792

 (大沼) 「死の灰・粉ミルク事件」が起きなければよいが……。
 福島産(あるいはそれ以外産)の汚染牛乳を使用したものが出回れば、「汚染牛肉」どころの騒ぎではなくなる。「砒素ミルク」どころの騒ぎでなくなる。

 厚生省は風評被害防止のためにも、早急に検査に乗り出さなければならない。

 「はなゆー」情報 ⇒ http://alcyone.seesaa.net/article/215877301.html 

Posted by 大沼安史 at 10:29 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・小出裕章さんの発言〕 どうすれば溶け落ちてしまった核燃料を取り出せるか? 東電と今の日本の政府というのは、今回の事故を起こした最大の責任者だし、最大の犯罪者なんですね

 非公式まとめ ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/21/tanemaki-jul-20/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 7月20日、MBS(毎日放送)ラジオ、「たね蒔きジャーナル」。

 廃炉というのは、核燃料を原子炉の中から取り出して初めて廃炉というのは出来るというのがこれまでの概念だったのですけれども。もう原子炉の中に炉心がないわけですし。どうすれば溶け落ちてしまった核燃料を取り出せるか、ということすらが全くわかりません。

 1979年にスリーマイル島というところで炉心が溶けたという事故があったのですが。その時は圧力容器そのものは壊れなかったのです。幸いにして。ですから原子炉の上の方から圧力容器の蓋を開けてみれば、溶けてはいたけれども、炉心はそこにあったのです。……ですから、取り出すこともできたんですけれども。

 東京電力と今の日本の政府というのは、今回の事故を起こした最大の責任者だし、最大の犯罪者なんですね。その2人がなんとか事故を小さく見せたいとして、今安定化であるとかロードマップを達成したとか言ってるわけですけれども。私から見ればちゃんちゃらおかしいし、そんなものを信用してはいけないと思います。

Posted by 大沼安史 at 10:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 放射能を消す微生物核転換

 「東海アマ管理人」氏 「常温核融合が世界を救う→ 放射能を消す微生物核転換についても知ってほしい」 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

 ⇒ http://blog.livedoor.jp/kenken_ac/archives/50983738.html

Posted by 大沼安史 at 10:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 4月までに1200人余が転校した福島県で夏休み中、新たに1000人を超える子どもたちが脱出・転校へ NHKが調査報道

 NHK ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110721/k10014354631000.html

Posted by 大沼安史 at 10:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 テストレス八百長テスト

 経産省の原子力安全・保安院が21日、原発ストレステストの実施内容の修正版を原子力安全委員会に報告、了承された。保安院は電力会社にテストの実施を求める。
 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY201107210694.html

 死の灰をまきちらし、水と空気と食べ物を――ひいては地球環境を放射能で汚染し続ける「フクシマ」原発大災害が目下、進行中にもかかわらず、その「フクシマ」を引き起こした張本人の「保安院」「原子力安全委」「電力会社」の「3共犯」が「ストレステスト」なるものを実施する……。

 それも「電力会社が調べ保安院が評価、安全委が確認する」形で。

 これは「テスト」ではない。

 受験生(電力会社)とつるんだ試験官(保安院)が、受験生に都合のいい「試験問題」(1次・2次試験)をつくって、あろうことか予め受験生に見せ、そのうえで回答をつくらせて「採点」し、あげくの果ては「監督官」(安全委)が現場で試験監督もしないで「合格」のめくらばんを押す……。
 これは「八百長テスト」だ。

 テストでないテスト……「裏口合格(?)」を前提としたテスト。英語風にいえばテストレス・テスト!

 テストをするならするで、日本政府はIAEAに報告した通り、試験官である保安院を独立機関に組織替えしてから行うべきだろう。

 おまけに政府の「フクシマ事故調」は現在、事故原因の調べを進めている段階で、結論はまだ出ていない。調べがついていないということは、「問題」が何なのか、何を「問題」にすべきか分かっていない段階にあるということである。「問題」が何なのか特定できないうちに、試験官である保安院はどうして試験問題をつくることができるのだろう?

 保安院の安全委に対するこの日の修正報告で、停止原発に対して実施する「1次評価」の内容に、「大地震と津波の複合事故対策」と「シビアアクシデント(過酷事故)対策」の2項目が追加された。
 つまり保安院は当初、こうした当たり前のことを「1次テスト」に盛り込んでいなかったわけだ。

 これひとつとってみても、保安院が試験官として失格であることが分かる。

 「国技」である大相撲の八百長なら土俵になかで済むことだが、「フクシマ」が示したように「原発」はたったひとつの原発の、たった1回の事故が、日本という国を滅ぼしかねない、とてつもなく凶暴な絶対悪である。瑞穂の国の水田を――「日の丸」の旗を、「死の灰」まじりの「黒い雨」で穢した絶対悪である。

 政府がどうしても「テスト」を実施して原発の運転を再開したいのであれば、自らを「テスト」の試練にかけることが先決だ。

 「原発問題」は、国民投票という、きびしい国民審査(テスト)の洗礼を受けなければならない。
 

  
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:34 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-21

〔フクシマ・NEWS〕 NRCの委員多数派がヤツコ委員長に反旗 「90日間で原発新安全指針策定」に「待った」

 ニューヨークタイムズによると、「ジャパン・タスクフォース」の勧告を受け、検討期間を90日間に区切って原発の新たな安全指針づくりを急ぐ米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長に対して、委員会多数派の3人の委員が「慎重」な検討を促し、委員会は「分裂」状態を呈している。

 ヤツコ委員長を含む5人の委員が「タスクフォース」からヒアリングを行ったのは19日のこと。3人の異論は翌20日に、NRCホームページにアップされるなどして早速、明らかになった。

 NRCの「急進的」な動きに対しては、米国の原発業界から批判が上がっており、連邦議会共和党も反対姿勢を強めている。

 これに対して、「反原発」のエドワード・マーキー下院議員(民主党・マサチューセッツ州選出)は、屋上屋を重ねる研究は要らない、とする声明を発表。事態は共和党・民主党が対立するかたちにもなって来た。

⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/21/science/earth/21nuke.html

Posted by 大沼安史 at 04:18 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 原発推進へ“指南書” 91年に旧科技庁が作成委託 世論対策も詳細に

 西日本新聞 ⇒ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/254309?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

Posted by 大沼安史 at 01:23 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 田中龍作ジャーナル 「国が安全だと認める所については留まって頂く」 経産省役人の冷酷

 ⇒ http://tanakaryusaku.jp/

 福島の住民たちが19日、福島市内で政府の現地対策本部と交渉を持った。(主催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク/フクロウの会/FoE Japan/御浜の会/グリーンピース・ジャパン)

 住民票を福島に置いたままで、一時的に学校ごと地域ごと避難する「サテライト避難」はできないものかと、ある父親が質問した。すると現地対策本部・住民支援班の佐藤暁室長(経産省出身)から耳を疑うような回答があった。「自己の判断に基づいて避難して頂くのは結構ですが、国が安全だと認める所については、強制することなく留まって頂くことを施策としてやっていく」。

Posted by 大沼安史 at 01:02 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 今夜は目の覚めるような情報をひとつ。長渕剛さんが"Try Again for Japan"の印税を寄付して、放射能に晒されている福島南相馬の子供達20名を一週間霧島に招待。何と嬉しい事に3日目には地熱発電所を見学させて、自然エネルギーの勉強を。俺も一緒に行くよ!だって。偉い!!

 湯川れい子さん 6時間前 ⇒ http://twitter.com/#!/yukawareiko

Posted by 大沼安史 at 07:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 泊3号機の営業運転を止めるためのアクション

 拡散希望 ⇒ http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/20110720

Posted by 大沼安史 at 07:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 クリス・バズビー博士 自由報道協会 記者会見 7月20日

 ⇒ http://www.ustream.tv/recorded/16118454

Posted by 大沼安史 at 07:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 工程表 「決まってないことばかりだからなぁ…」

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日は大雨で現場大変だったよ(>_<)風はあんまりないけど雨が…。4号機の建屋に入ってくるし、作業は進めなきゃだし…。前がよく見えない状態だったよ。明日も雨すごいのかなぁ?なんか今日はいつもより疲れたでし。7月19日

 あと少ししたら工程表の発表があるね。内容はある程度は予想出来るけど、決まってないことばかりだからなぁ…。まぁオイラ達はコツコツやるだけだけどね。

Posted by 大沼安史 at 06:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 稼働率53% 汚染水処理

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY201107200449.htm

 (大沼) 朝日によると、目標は「70%」だったそうだ。なのに、53%にとどまった。しかし、読売新聞では、稼働率の目標は当初、80%だった、としている。
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110720-OYT1T01029.htm?from=navr
 日経も目標を「80%」と書いている。どうして朝日は「70%」と書いたのだろう?…… 

 それはともかく、稼働率の目標を70%(あるいは80%)としていたことは、東電自体がシステムの信頼性を疑問視していたせいだろう。

 稼働率53%。それも前の週(6~12日)よりも20ポイントもの低下。

 1日おきに整備工場に入れなければならないポンコツ車状態だ。

 それでよくも「ステップ1」を達成し。「ステップ2」の移ると言えたものだ。

Posted by 大沼安史 at 06:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 工程表ステップ2へ 安定へ予断許さず

  毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110720ddm010040105000c.html
 
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 06:35 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-20

〔フクシマ・NEWS〕 牛肉汚染は「フクシマの黒い雨」のせい 元原子力安全委員会事務局の Saji 博士が見解示す

 日本の原子力安全委員会事務局に在籍したSaji(サジ)博士が米国の原発問題の専門家、アーニー・グンダーセン氏にメールを送り、牛肉汚染の原因は放射能雲が通過、とりわけ「黒い雨(Black Rain)」とみられる、との見方を示した。

 グンダーセン氏が7月19日付けの「フェアウィンズ」ビデオニュースで明らかにした。
 ⇒ http://www.fairewinds.com/updates (9分35秒~) 

  グンダーセン氏が番組の中で読み上げ、ビデオ字幕に書き出した、サジ博士の英文メールは以下の通り。

 I believe it is due to storing straw in the field as the time of plume passage during the first week of the accident, in paticular due to the “black rain.”

  事故後、最初の1週間に放射能雲が追加した際、野外の貯蔵されていた稲わらによるものと――とりわけ「黒い雨」によるとものと、私は信じています。

 (大沼)「黒い雨」――あの「ヒロシマ」で降った放射能雨のことだ。井伏鱒二の小説になった、あおの「黒い雨」が稲わらを汚染し、牛肉汚染を引き越したという見方が、日本の原子力安全委員会事務局に在籍したことのある専門家(核物理学者)から示された。

 「黒い雨」――たしかにそうである。死の灰のまじった「黒い雨」が風に乗って、東北南部、関東地方を襲い、大地を汚染したのだ。

 「フクシマの黒い雨」!

 「Saji博士」とはどういう方なのだろう。
 原子力安全委員会のネット資料で調べたら、「佐治悦郎」という方がいらっしゃる。
 この方ではないか?

 グレンという愛称を持った方のようだ。

 問題の本質をつく適切な表現に感謝!

Posted by 大沼安史 at 08:42 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 カナダ西部で危険レベルの放射線量を観測

 カナダ西海岸から中部エドモントンにかけてのボランティアによる放射線測定で、最大毎時1.66マイクロシーベルトが観測された。
   ⇒ http://theintelhub.com/2011/07/19/dangerous-levels-of-radiation-recorded-in-canada-as-fukushima-radiation-dangers-continue/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 1.66を観測したのは、BC州ルイ湖地区で、7月16日のこと。

 上記サイトの最上部のビデオ(5分15秒~)。

 米カ両国は、なぜか「フクシマ」からの放射能雲による汚染状況の調査を現在、行っていない(米国は途中で打ち切った)。

 北米における「フクシマ」発の放射能汚染問題は間もなく一般の人々に知られ、大問題に発展するかも知れない。

 
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:39 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 南相馬市 大山弘一市議 世界へ英語字幕ビデオSOSを発信! 英語字幕ビデオ

 ⇒ http://www.infiniteunknown.net/2011/07/19/fukushima-minamisoma-city-council-member-sends-second-sos/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 土壌調査をやらずに「避難準備区域」解除や復興を語ることは、経済優先・人命軽視です。国の宝、子どもの将来について、まずは事実を明らかにして、首相・県知事・市長の3人の首長が文字通り首をかけ、責任をもって安全宣言を出して、全ての責任を国が負うと約束してからでないと、親として安心できません。

 いま拙速な対応(=解除)を場当たり的にしたのでは、子どもたちに申し訳が立たないと思います。

Posted by 大沼安史 at 11:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 南相馬市 大山弘一市議 SOSブログ

 ・ 「緊急時避難準備区域」解除(協議)って 除染もしてくれずに避難計画も無いまま――人命軽視です。

 ・ (F先生より、ブログへ)市も県も井戸水の調査や敷地内の除染も 自家野菜も検査も未だ行なっていだだけていません。

 ブログ ⇒ http://mak55.exblog.jp/13924163/

 大山弘一 ⇒ http://www.mak55.com/
    
 市議会で一般質問 ⇒  http://www2.city.minamisoma.lg.jp/dvl/movie/W_H23/201106160005001006001.asx

Posted by 大沼安史 at 11:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NRC委員 ジャパン・タスクフォースからヒアリング 「パッチワーク・ルールを超える必要性」を指摘

 ⇒ http://green.blogs.nytimes.com/2011/07/19/staff-tells-n-r-c-that-u-s-rules-need-overhaul-after-fukushima/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 米原子力規制委員会(NRC)は7月19日、同委を構成する5人の委員が「ジャパン・タスクフォース」から意見を聴くヒアリングを開いた。

 NRCのスタッフ6人で構成する「ジャパン・タスクフォース」は「フクシマ」の事故を分析し、米国内における安全策を強化を提言する報告書まとめ、同委に提出していた。

 このヒアリングについてニューヨーク・タイムズは、「Staff Tells N.R.C. That U.S. Rules Need Overhaul After Fukushima(スタッフたちはNRCに勧告した。米国の原発規制ルールはフクシマ後、オーバーホールが必要になった)」との見出しで報じた。

 NRCのヤツコ委員長は18日のナショナル・プレスクラブでのスピーチで、新たな安全指針を90日間内にまとめるを言明した。
 ジャパン・タスクフォースからの意見聴取は、いわばそのスタート台。

  タスクフォースのスタッフたちは、5人の委員に対して、NRCのルールはパッチワークなので、安全を向上する新たな仕組みねへとルールを再編・統合してゆかねばならないと語った。

 The Nuclear Regulatory Commission’s rules are a patchwork that needs to be reorganized and integrated into a new structure to improve safety, the agency’s staff told the five members of the commission on Tuesday at a meeting.

 タスクフォースのメンバー、ゲイリー・ホラハン氏は「フクシマから引き出した教訓は、(安全対策強化)結論をより全体的な視点で(ホーリスティック)下そうとすることで、自分たちがつくろうとす防護策をよりしっかり認識し、たぶん、それをより有効に使えることになる、ということです」と語った。

 The insight that we drew from that is that if you make these decisions in a more holistic way, and you are more cognizant of what kinds of protections you are trying to foster, perhaps you can do them in a more useful way.

 (大沼)
 
 米国は「9・11」後、原発テロに備え、バッテリーや発電機を追加設備するなど、日本以上に安全対策は整備されている……これがこれまでのNRCの認識だったが、「フクシマ」の事故から教訓を引き出したタスクフォースの指摘は手厳しいものになった。

 つぎはぎだらけのパッチワーク。全体的な視点の欠如――これは、日本の当局にこそ、言えることである。

 タスクフォースの報告書については ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-a108.html

 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-0bf4.html

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 3月13日朝 双葉町の記録

 ⇒ http://www.youtube.com/user/wataitakeharu#p/a/u/0/xuXhVTV4CD0

 広河隆一さんらが現地に入り、映像記録を残した。

 測定器の針が振り切れた。避難先から家の様子を見に帰ってきた男性にヨード剤を手渡すビデオジャーナリストたち。男性は「ヨード剤」とは何なのか、知らされていなかった。

   ◇

 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)http://www.jvja.net/ の会員5人(森住卓、豊田直巳、山本宗補、野田雅也、綿井健陽の各氏)と広河隆一さん(DAYS JAPAN編集長)。

 7人は前日12日に現地に向かった。
 以下のビデオ(13日早朝まで)には、車中、携帯テレビ・ラジオで流れる、枝野の「爆発的事象」会見などの「大本営発表」が録音・録画されており、これまた歴史的資料といえる。
 ⇒ http://www.youtube.com/user/wataitakeharu#p/a/u/1/-pEanEpwEiU

Posted by 大沼安史 at 08:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 犬が鼻血…死亡

 少し前に、ワンちゃんが鼻血を出し続けて死んでしまったという悲しみのツイを見かけました。ワンちゃんが臭いをかいで歩く植え込みや道端は特に線量が高かったはずだからと…飼い主さん、気をつけてあげてください。

 「世田谷に在住。二軒隣で、飼っていた大型犬9歳が、鼻血を30時間出し続けて死んでしまった。」こういう話が入ってきました。ペットの異変に関しても気づかれた方はいますか?

Posted by 大沼安史 at 08:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 底魚のヒラメからも検出 それも伊豆半島近海で

 女性セブン ⇒ http://www.news-postseven.com/archives/20110718_25894.html

Posted by 大沼安史 at 08:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 フクイチ・ドキュメンタリー映画 『あしたが消える―どうして原発?ー』 22年を経て公開 8月6日 渋谷ユーヨロスペース 

 チェルノブイリ事故後に撮影されらドキュメント映画映画『あしたが消える―どうして原発?ー』(1989年制作 千葉茂樹監督)が8月6日から、渋谷のユーロスペースで公開される。⇒ http://www.cinematoday.jp/page/N0033880

 この作品は、「福島第一原子力発電所の定期検査など指導的な立場で働いていた52歳の父を骨がんで失った仙台市の主婦が投稿した新聞記事をきっかけに、原子力発電所に疑問を抱いた平形則安が制作した55分間のドキュメンタリー映画。日本の原発で働く被曝労働者たちの切なる証言や、被曝の危険性を明らかにしようと奮闘する医師、実際に福島第一原子力発電所4号機の設計に携わった田中三彦氏の証言などを収録している」――そうだ。

Posted by 大沼安史 at 08:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 仙台市青葉区某小学校 

 「安保隆」さん ⇒ https://twitter.com/#!/AmboTakashi

 青葉区某小学校の敷地から2マイクロシーベルト/hの線量が計測された件につき、学校長および市教育委員会へ電話。原因はどうやらプール清掃時の砂を廃棄したこと。緊急措置として児童生徒を近づけないこと。さらに市教委立会の上、然るべき除染を行うことを要望。また同様の事案がないか調査を依頼。11時間前

 青葉区某小学校続報。会員のママさんの追求により、プール清掃時の砂を廃棄したことが判明。GJ!。学校長・市教委に対し、緊急措置として児童生徒を近づけないこと。さらに市教委立会の上、然るべき除染を行うことを要望。また同様の事案がないか調査を依頼。7時間前 

Posted by 大沼安史 at 07:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 7月19日 午後8~9時 3号機 白煙 側面で発光

  ⇒ http://www.youtube.com/user/fuku1live#p/u/2/nM0s5taJWSE

 
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:41 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-19

〔ロスアラモス・NEWS〕 大気中からプルトニウム、アメリシウム、セシウムを検出

 森林火災で危機に見舞われた米ニューメキシコ州のロスアラモス研究所の周辺の大気中から、プルトニムム239、アメリシウム241、セシウム137が検出されていたことが分かった。

 ⇒ http://www.examiner.com/human-rights-in-national/los-alamos-nuclear-air-plutonium-239-americium-241-cesium-137

   http://enenews.com/test-results-show-plutonium-239-americium-241-cesium-137-levels-air-around-los-alamos-chart

(大沼) 米国の中心的な核開発センターであるロスアラモス研究所。その通常稼働そのものが周辺を放射能汚染していることが確認された。

Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 クリス・バスビー博士 「膨大な量の使用済み核燃料が上空に噴き上げられた」

 欧州放射線リスク委員会(ECRR)のクリス・バスビー博士は来日を前にこのほど、「平和哲学センター」の乗松聡子氏のインタビューに応じ、「フクシマ」が「チェルノブイリ」を超える最悪の原発災害であり、「フクシマ」発のプルトニウム汚染は世界規模で拡大していると指摘した。

 このインタビューは、「週刊金曜日」インタビュー(7月8日号)に掲載されている。⇒
  
 ⇒ http://4.bp.blogspot.com/-xbgK23E9ayE/TiB03I93mQI/AAAAAAAARYQ/xnCGqa0OoKw/s1600/%25E9%2580%25B1%25E9%2596%2593%25E9%2587%2591%25E6%259B%259C%25E6%2597%25A5%25E3%2583%2590%25E3%2582%25BA%25E3%2583%2593%25E3%2583%25BC.jpg

 英語原文はこちら ⇒ http://www.japanfocus.org/-Chris-Busby/3563

 バズビー博士は英語原文で以下のように発言している。

 要点はこうだ。

 ①「フクシマ」の3号機は核爆発だと考えている。

 ②「フクイチ」の爆発で、膨大な量の使用済み核燃料が上空に噴き上げられたと考えている。    
    ①In fact we now know that Chernobyl was a nuclear explosion; but there were also hydrogen explosions. The Reactor 3 explosion at Fukushima, I believe, was a nuclear explosion. Not that it makes a lot of difference in terms of fallout.
 
   ②……I believe that in the explosions at Fukushima Daiichi, huge amounts of spent fuel were blown sky high.

  ①はバズビー博士がこれまでの明らかにしていた見方だが、②の「膨大な量の使用済み核燃料が上空に噴き上げられた」は、少なくとも、博士の直截な発言としては、私の場合、初耳・初見である。

 (参考 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-e8ad.html )

 この部分、「週刊金曜日」の訳(これは乗松氏の訳ではない)では「福島の爆発では、大量の放射性物質が高空に放出されました」とあるが、まったくその通りで間違いないものの、ここはやはり「使用済み核燃料が上空に噴き上げられた」との博士の言明に注目すべきだろう。

 なぜか、と言えば、「3号機」の「使用済み核燃料プール」から、そこにあるべき使用済み核燃料のほとんどが、どこかに「消えた」疑惑が指摘されているからだ。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-9b63.html

 これにバズビー博士の発言を重ね合わせると、新たに次の重大な疑惑が浮上する……

 3号機のプールの使用済み核燃は爆発で飛散したのではないか? 

 4号機のプールでも同じような起きたのではないか?

 1・2号機を含め、「使用済み核燃料プール」は、いったいどうなっているのだろう?

Posted by 大沼安史 at 11:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ホルヘ・ロレンソ選手も栃木モトGP出場を拒否

 ⇒ http://www.motorcycle-usa.com/791/10571/Motorcycle-Article/Stoner-and-Lorenzo-to-Boycott-Motegi.aspx

 ケイシー・ストーナー選手(豪)に続いて、スペインのホルヘ・ロレンソ選手も10月に栃木県ツインリンクもてぎで開催予定の2輪ロードレース世界選手権(MotoGP)に欠場することが明らかになった。
 
 レース会場周辺の放射能測定で「安全」という結果が出ても欠場する。

  参考 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-3549.html
 
(大沼) 被爆に安全基準などないことを、この2人のレーサーは知っているのだ。欠場は2人の選手のワガママではない。

 ストーナー選手は「ホンダ」、ロレンソ選手は「ヤハマ」だ。両メーカーは「東電」に損害賠償を請求したらいい。

 「原子力村」の「死の灰利権屋」どもは、オートバイ・レースにまで「死の灰」をぶっかけてくれた!

Posted by 大沼安史 at 10:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 登米の畜産農家に衝撃 「国は全頭検査実施を」

 河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110719t15008.htm

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米NRC 90日で明確な指針 5年で安全対策強化を実施

 米原子力委員会(NRC)は18日、ワシントンのナショナル・プレスクラブで講演し、「フクシマ」の原子力災害の教訓をもとに、NRCとして原発安全対策の変更に関する明確な指針(ディレクション)を今後、90日内にまとめ、新指針に伴う原発安全対策を5年以内に実施する考えを明らかにした。

 ロイター ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/07/18/usa-nuclear-jaczko-idUSN1E76H14820110718

 Gregory Jaczko, chairman of the Nuclear Regulatory Commission said on Monday he wants the NRC to provide clear direction on changes warranted by Japan's Fukushima Daiichi
within 90 days, and for the regulator and the industry to have changes implemented within five years. 

 この「3・11」後の緊急対策は、「9・11」後の原発テロ対策の倍のスピードでの実施となる。

 参考 ニューヨーク・タイムズ ⇒ http://green.blogs.nytimes.com/2011/07/18/n-r-c-chief-plans-quick-response-to-post-fukushima-study/?partner=rss&emc=rss

Posted by 大沼安史 at 09:25 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 なでしこジャパン 台風 4号機

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日は蒸し暑い1日でした。具合悪くなる人もいてやっぱ仕事がなかなか思うように進まないなぁ。台風きたらクレーン作業出来ないから作業中止だろうし、ましてや4号機は入れないよなぁ…。工程延びないかな(;_;)まぁ出来る事を毎日やるしかないんだけどね。12時間前

 なでしこジャパン凄かったなぁ(^O^)やっぱ諦めないって大事だよ。どんなに強い相手でも、どんなに大きなトラブルでも諦めないで信じて毎日進む事が大事なんだって感じたよ。くじけそうな毎日だけどオイラ達も頑張らなきゃ。

 それと、オイラ達ばかり注目されがちだけど、世の中には沢山いろんな形で復興に携わってる人達いるし、その人達に感謝しなきゃでし(^O^)もっと頑張らなきゃ日本!

 4号機は壁と天井がないから、台風だと入れないって事ですよ。

Posted by 大沼安史 at 08:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 クリス・バスビー博士 7月18日 松戸市講演会 書き起こし

 前半 ⇒ http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-70.html 
 後半 ⇒ http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-71.html
 つづき ⇒ http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-72.html
 質疑応答 ⇒ http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-73.html

 わたしの結論は、我々が自ら立ち上がって自らを救わねばならないということだ。政府は待っていても救ってくれない。

 わたしの助言は、福島健康被害調査団・財団を設立することだ。
 これは日本だけの問題ではない。世界の問題だ。
 世界の原子力産業が責任をとるべきなのだ。
 日本の東海岸を中心に、汚染を正確に計測する装置を設置し、
 大気中の核種分析をしなけれぎならない。
 ガンマカメラを使ってヘリで日本中を飛び、
 地表のセシウム汚染度をきっちり調べなければならない。

 そしてこれらの地図は公表しないければならない。
 人々がどこへ行くのは安全でどこに行くのが危険かわかるように。

 そして最後に、この事故の初期にあたって問題を過小化しようとした
 科学者や専門家を裁判で裁かなければならない。
 これらの多数の人々は実刑を受けるべきだ。

Posted by 大沼安史 at 08:42 午前 | | トラックバック (0)

〔ドイツ・NEWS〕 なでしこ 新たな反原発の旗の応援で世界選手権制覇

 梶村太一郎さん(ベルリン在住) ⇒ http://tkajimura.blogspot.com/2011/07/blog-post_8425.html

 ……いずれにせよ、ついに日本も本格的に女性の時代ですね。
 日本では脱原発運動もママさんたちが必死になって立ち上がっています。
 この新たな命を守る反原発の旗を掲げてサッカーチームと同じように大敵の原発を徹底的に叩きのめしてください。

(大沼)雑誌『世界』(岩波書店)の8月号に、梶村さんの「脱原発へ不可逆の転換に歩みだしたドイツ」というレポートが載っています。
 ドイツの「転換」の背景・理由を知ることができます。

Posted by 大沼安史 at 08:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 140~150キロ離れた宮城県の登米・栗原市稲わらが高濃度放射能汚染

読売新聞 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110718-OYT8T00774.htm

 新潟県長岡市の畜産農家が飼料として与えていた宮城県登米・栗原市出荷の稲わらから放射性のセシウムが検出された。

 読売新聞によると、「検出された放射性セシウムの値は、水分を含んだ状態にして換算すると、出荷済みの1戸が1キロ・グラムあたり2387ベクレル、もう一方の1戸が同4682ベクレル。農林水産省の牧草の暫定規制値(1キロ・グラムあたり300ベクレル)のそれぞれ約8・0倍と15・6倍にあたる」。

(大沼) 宮城のコメどころ、大崎平野が放射能に汚染されていた。「死の灰」は水田にも降り積もったことだろう。

Posted by 大沼安史 at 08:10 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 「お墓にひなんします。ごめんなさい」。死を決意した女性の言葉の重みに、私は打ちのめされた。南相馬市民、福島県民の苦痛と不安を代弁している彼女の声を、聞き逃してはならない。

 毎日新聞南相馬通信部 神保圭作さん 「記者の目:原発事故を苦に93歳自殺」⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20110719k0000m070107000c.html
 

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:58 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-18

〔フクシマ・NEWS] 脱原発のドイツ人 「なでしこジャパン」を応援

 「脱原発」を決めたドイツの人たちが、「なでしこジャパン」の奇跡の勝利に歓声を上げたそうだ。
 ⇒ http://www.supersport.com/football/fifa-womens-world-cup/news/110718/Germans_cheer_Japans_historic_win

 日本を応援してくれたドイツの人たち。

 なぜ?

 ビジネス教師が、こう解説したそうだ。
 「9・11のあと、私たちドイツ人はちょっぴりアメリカ人になったが、3・11のフクシマのあと、私たちはちょっぴり日本人になった」 

Posted by 大沼安史 at 04:23 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉] 佐藤栄佐久・前福島県知事「事故後、東電幹部や大臣たちが謝罪しているが、役人は表に出ていない。情報公開しないのはファシズムと同じ。民主主義に全く逆行している」

 7月17日、静岡市内で開かれた「『廃炉は浜岡から』反原発全国集会」での挨拶。

 佐藤前知事は、経産省の官僚たちが原発を推進している張本人だと強調し、説明責任を果たさない姿勢を批判した。

 中日新聞 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110718/CK2011071802000145.html

 (大沼)経産省の原発利権官僚を、3号機での「モップがけ除染作業」にあたらせよ!

Posted by 大沼安史 at 04:03 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS] 3号機 窒素ガス注入 効かず 格納容器は穴だらけ

 NHK国際放送が報じたところによると、3号機の格納容器に対する窒素ガスの注入がうまく行っていないようだ。

 14日夜からの注入量は200立法メートル。それほど注入しても容器内の圧力は上がらない。 
 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/daily/english/15_37.html 

 The operator of the Fukushima Daiichi nuclear power plant is checking for gas leaks in the No. 3 reactor, into which nitrogen is being injected to prevent a hydrogen explosion.

 Tokyo Electric Power Company has injected more than 200 cubic meters of nitrogen into the reactor's containment vessel since Thursday evening. But it says the interior air pressure has increased very little.

 (大沼)3号機の格納容器(もしかしたら圧力容器も含め)は爆発で穴だらけなのだろう。そこにいくら窒素ガスを注入しても、内圧が上がるはずもない。

 しかし、窒素ガスは水素爆発防止のため注入し続けなければならない。

 「ステップ1達成」が笑わせる!

Posted by 大沼安史 at 03:51 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS] SOSビデオ 英仏語字幕で全世界に発信

 「フクシマからのメッセージ」⇒ http://consciouslifenews.com/sos-fukushima/116867/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 米オレゴン州・サーレムのメディア ⇒ http://salem-news.com/articles/july162011/fukushima-sos-tk.php?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 母親は言った。「この状況はとても悲しくて、許しがたい。私たちの声を世界に伝えてください。世界に発信してください」

 父親 「チェルノブイリで移住の権利が与えられた1mSv年以上の土地に大人も含めてまだ150万人が閉じ込められています」
 
 参考 「つながろう全国のママ達! 子どもたちたのの未来のために」 ⇒ http://mscr2011.jugem.jp/?cid=11

Posted by 大沼安史 at 03:37 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS] 栃木で10月開催のモトGP ケイシー・ストーナー選手 参加を拒否 「被爆のリスクが大きすぎる」 

 オートバイの世界的なライダー、ケイシー・ストーナー選手(豪)は10月に栃木県ツインリンクもてぎで開催予定の2輪ロードレース世界選手権(MotoGP)への出場を拒否することを明らかにした。

 欠場の理由は、被爆のリスクがあまりに高いため。

  ⇒ http://fr.autoblog.com/2011/07/17/les-champions-du-motogp-ne-veulent-pas-aller-courir-le-gp-du-jap/

 ケイシー・ストーナー選手 日本語 Wiki ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC 

Posted by 大沼安史 at 03:19 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター] ひっきりなしにテレビに登場するコメンテーターは、結局、国民を騙す側に身を置く、大悪党の手先の小悪党にすぎない。そもそもスポンサーや国家の影響を避けては通れないかれらに本音など言えるわけがなく、ましてや正真正銘の正義を唱える資格などあるはずもないのだ。卑しさが表情に出ている。

 小説家 丸山健二さん 3時間前 ⇒ http://twitter.com/#!/maruyamakenji

Posted by 大沼安史 at 03:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター] 今日中3の女の子からもらった手紙「原発、東電のせいでこんなことになって、普通に生活も出来なくなって、友だちとわかれて引っ越しまですることになって本当に悔しい。でも、原発のせいで死ぬのは絶対に嫌だ。だから歯を食いしばって新しい場所で頑張る。」

「まっちゃ」さん 7月13日 ⇒ http://twitter.com/#!/cont_mama 

Posted by 大沼安史 at 02:50 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター] 「ステップ1」‘達成’の陰で……

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790
 オイラの風邪気味はまだちょっと喉痛いけど治ってきましたよ(^O^)身体はダルいけど…。1号機~3号機の格納容器冠水は断念って報道あるけど、そんなのずっと前にわかってたよ。19時間前  

 相変わらず1~3号機の原子炉建屋は線量高くて作業難航してるけど、とりあえず2,3号機は燃料プール冷却は出来てる。あとは1,4号機だけど4号機はなんとかなりそうな気配。問題は1号機。報道先行で工程発表されたけど、8月上旬には無理じゃないかなぁ?

 高線量対策とか施工方法とかまだまだはっきりしないみたいだし…。何より線量高くて、3号機の窒素注入みたいにカップラーとホース接続して完成じゃないからなぁ。3号機の作業でさえ被曝が15分で7~8mSvだったし…。

 ん~なんで8月上旬に循環冷却運転なんて東電は言ったのかなぁ?やっぱ工程ありきとしか思えない。第2ステップだって工程前倒し…?わからない?19日に工程発表されるけど、また聞いてないよ~って声が現場からあがるんだろな。

 原子炉冷却なんか何処から手をつけていいのかわかんないよ。地下には高線量の汚染水がいっぱいだし、汚染水抜けばもっと線量高くなるだろうし、スルーしてる箇所を塞いで地下を除染し、遮蔽し、それから冷却するための配管構築。

 やることや手順や目的は想像出来るけど、そこまでの過程や方法が見つからないよ(>_<)一人あたり500mSv位の年間線量被曝で一回の作業で20mSvの作業員がものすごい数いないと…。ロボットもなんか頼れる感じじゃないし、超法規的措置と超画期的発明が必要だね。

 あと被曝覚悟の命懸ける作業員が…。

 世の中は三連休楽しんでるのかなぁ?オイラも浴衣着てカランコロン下駄履いて、夏祭り行って焼トウモロコシ食べたいなぁ(*^o^*)

  ★

 細野豪志原発事故担当相は17日のNHK番組で「(原子炉の)安定的冷却を達成し、水素爆発の危険性をなくすというステップ1は達成できたと考えている」との見解を示した。

  ☆

 (大沼)1-3号機が「穴あき」で冠水断念できない状況が続いているのに(メルトスルーなどという恐ろしい状況が続いているのに)、「ステップ1」を達成したとは笑わせる!

Posted by 大沼安史 at 02:38 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター] 必要なスペースに有効なパス。なでしこのパスワークをスマートグリッドサッカーと呼ぼう。

 コラムニスト・小田嶋隆さん 7時間前 ⇒ http://twitter.com/#!/tako_ashi

Posted by 大沼安史 at 02:22 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS] 古賀茂明さん(現役キャリア)にパワハラする経産省幹部は全員、「フクイチ」の現場で雑巾がけだ!

 7月16日の「みのもんたのサタデーずばッと」 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=KigRQPdZri4&feature=youtu.be

Posted by 大沼安史 at 02:18 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 大地を秤にかけた罪

 

  日本政府によって矮小化されていた「フクシマ」の事故の、ほんとうの深刻さがまたも浮き彫りになった。
 こんどは「汚染牛肉」問題で。

 1キロあたり610ベクレルの死の灰の汚染牛肉。

 日本の緑茶なら「国内問題」として封じ込めることも(あるいは)できようが、「ビーフ」となれば、そうもいかない。

 ステーキ。カルビ。ハンバーガー。

 Beef Scare ―「牛肉恐怖」。そんな表現さえ、世界を飛び交っている。

    #

 日本政府(保安院)が「フクシマ」からの放射性物質の放出量を77万テラ・ベクレルだった、と修正(?)発表したのは、6月6日のことだった。

 4月に、今回の事故を国際原子力事故評価尺度(INES)で史上最悪のレベル7と暫定評価した時は、37万テラベクレル。それが一気に2倍以上に膨らんだ。

 77万テラ・ベクレル。それでも「チェルノブイリ」の「520万テラ・ベクレル」と比べ、「約7分の1」の放出量に過ぎない。と。

 「チェルノブイリ」の「7分の1」……ほんとうだろうか?

    #

 本ブログ既報の通り、「フクシマ」が「チェルノブイリ」の「7分の1」どころか、「チェルノブイリ」を軽く超え、過去に世界で起きた原発事故のすべてを合わせた以上の核燃料損傷が起きた疑いが、権威ある米国の科学者団体、「憂慮する科学者たち」の原発問題ディクレターのデイビッド・ライマン博士から提起された。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-79d9.html

 ロクバウム博士は6月15日、マサチューセッツ州での公開シンポジウムで、こう指摘した。

 「フクシマでは、過去に起きた全ての原子炉事故を合わせた以上の核燃料が損傷したとみられる」
 
 “It appears that more fuel has been damaged at Fukushima than in all previous reactor accidents combined.” 

    #

 「過去に起きた全ての原子炉事故」を合わせたものを上回る「フクシマ」!

 この「過去に起きた全ての原子炉事故」の具体的な中身についてロクバウム博士は公開シンポで、「チェルノブイリ、スリーマイル、フェルミ(炉の事故。エリー湖岸。すでに閉鎖)、サン・ローラン(セント・ローレント原発。フランス。ウラニウム溶融事故)とか、すべての事故炉を合わせた以上のものをフクシマは達成」と補足説明したが、これはロクバウム博士が作成した以下のスライドを見ると、一目瞭然である。(この点は中垣たか子氏からご教示いただいた)

 http://www.ucsusa.org/assets/documents/nuclear_power/Fukushima-Tragedy.pdf (この最後、39枚目のスライド)

 http://www.fairewinds.com/content/how-did-general-electric-ge-mark-1-bwr-reactors-end-creating-such-world-wide-tragedy (こちらは28枚目)

    #

 スライドは秤のイラストで、左側に

 1957年 Winsdcale
  1961年 SL-1 Sodium Reactor Experimento
  1966年 Fermi1
  1979年 Three Mine Island
  1986年 チェルノブイリ

 が乗り、

 右側に「フクシマ」が乗っている。

 右側に――に、「フクシマ」の側に大きく傾いた秤。

 スライドについた説明文に、こうあった。

 The amount of fuel damaged in the Unit 1-3 reactor cores and the Unit 1-4 spent fuel pools at Fukushima Dai-ichi may be greater than the amount of fuek damaged in ALL past reactor accidents combined.

    #

 この2つのスライドが作成されたのは4月のことだ。

 ロクバウム博士は、この時点では may be greater than (大きいかも知れない)という表現だったが、6月15日時点では It appears(見える)と踏み込んでいる。

 「フクシマ」は、そう「見える」。これは断定に近い、恐るべき宣託である。

 「フクシマ」はチェルノブイリの「7分の1」(ただし「放出量」)どころか、それだけで(核燃料の損傷量としては)、「チェノブイリ」を含む過去の原子炉事故の一切合財を超えている……

 「フクシマ」とはこれほどまでに重大な事故なのだ。
 政府発表とマスコミの大本営報道で私たちの意識に刷り込まれた「フクシマ」は、これほどまでに矮小化されたものなのだ。

    #

 政府が発表し、私たちが聞かされている「77万テラ・ベクレル」にしても、その天文学的な抽象的な数字を、具体的な尺度に置き換えてみれば、そのとんでもない深刻さが分かる。

 これは御用学者や政府閣僚・官僚、東電幹部らを刑事告発した広瀬隆さんが(7月)15日の記者会見で強調したことだが、⇒(21分過ぎから) http://www.ustream.tv/recorded/16005458

 ・「77万テラ・ベクレル」を「1キュリー=370億ベクレル換算」して、福島県の面積(13781平方キロ)で割って得られる「1平方キロあたり1510キュリー」は、チェルノブイリの最も危険な立入禁止地帯の基準である「同=40キュリー」の35倍もの大変な数値。

 ・かりに「フクシマ」からの放射性物質の9割が海または福島県外に流れたとしても(福島県内の汚染はなお「同=151キュリー」だから)、チェルノブイリの最危険地帯の3.5倍もの汚染をしている計算

 ――だ。

 これは途方もない「死の灰」汚染といわねばならない。

 遠く離れた場所の稲わらに「死の灰」は降り積もり、それを食べた肉牛が「汚染」されるのも当然のことだ。

    #

 しかし、「瑞穂の国」の私たちとして、心配なのは、「ビーフ」より「銀シャリ」だ。
 
 実りの秋はたぶん、汚染新米が見つかる「放射能米」恐怖の季節になるだろう。

 政府の「安全です」を信じ、田植えをしたコメどころの産米が「死の灰」にまみれていることが分かる……

 考えたくもないことが起きる。

 ほかにももっと考えたくないことが起きる。
 
    #  

 「フクシマ」の真相はなお明らかにさるべきことだが、「フクシマ」のほんとうの恐ろしさが現れるのはこれからである。

 この国のけがれなき大地を――人の命を秤にかけ、原子力村の利益を優先して来た「フクシマ」の甚大なるツケが、いよいよ回って来る。

 過去の原発事故の一切合財よりも重い巨大な「フクシマ」のツケが、この国にのしかかる。

 「フクシマ」を引き越した人々の罪は、「過去の原発事故の一切合財」の罪よりも大きい。

 それはおそらく、人類史上、最大・最悪の罪の部類に含まれることになろう。

Posted by 大沼安史 at 11:30 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 週刊しんぶん京都民報 「若狭湾原発14基の危険」特集

 ⇒ http://www.kyoto-minpo.net/shimen/index20110717.html
 (頁をめくることができます)

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:03 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-17

〔フクシマ・資料〕 広瀬隆 明石昇二郎さん 告発状 陳述書

 ルポルタージュ研究所 「東電用」告発状 ⇒ http://www.rupoken.jp/indictment/Indictment(toden).pdf
            「学者用」告発状 ⇒ http://www.rupoken.jp/indictment/Indictment(scholar).pdf

   広瀬隆氏 陳述書 ⇒ http://www.rupoken.jp/indictment/statement(toden)hirose.pdf
              http://www.rupoken.jp/indictment/statement(Scholar)hirose.pdf

   明石昇二郎 陳述書⇒ http://www.rupoken.jp/indictment/statement(toden)akashi.pdf
              http://www.rupoken.jp/indictment/statement(Scholar)akashi.pdf

Posted by 大沼安史 at 03:47 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 広瀬隆さん 「私は彼らを悪党と呼ぶ」「重大な人道的犯罪だ」 明石昇二郎さんと刑事告発記者会見

 ⇒ http://www.ustream.tv/recorded/16005458

 山下俊一、高木文科相ら業務上過失致傷罪
 班目、保安院長ら業務上過失致死傷罪

Posted by 大沼安史 at 03:22 午後 | | トラックバック (0)

〔北海道新聞・書評〕 「世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――」

 
 桂敬一さん ⇒ http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/

Posted by 大沼安史 at 11:36 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-16

〔フクシマ・NEWS〕 福島市に「市民放射能測定所」 17日に開所

 自由報道協会 ⇒ http://fpaj.jp/news/archives/4735?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 行政の計測は甘い。もっと困るのはデータを当事者(本人)に見せなかったりすることだ。市民放射能測定所は住民のこうした不安に応えるために有志が設立した。

 同測定所はゲルマニウム半導体測定器(水・土・尿のベクレル数を測定)、ベクレルモニター(食品を測定)などを備えて、住民が持ち込んだ検体の放射能汚染を計測する。そして測定結果を当事者(本人)に細大もらさず知らせる。

Posted by 大沼安史 at 09:48 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 健闘! 「相双連合」 ニューヨーク・タイムズが報道

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/15/sports/baseball/soso-rengo-eliminated.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 8-1。
 短い記事だけど、ニューヨーク・タイムズに出たよ!

Posted by 大沼安史 at 09:27 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電最高幹部、山下教授ら張本人32名を刑事告発 田中龍作ジャーナル

 広瀬隆さん、明石昇二郎さん 15日に会見して公表
  ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2011/07/0002656
    http://tanakaryusaku.jp/2011/07/0002663 

 田中氏によると、告発状による罪状は次のようなものだ――

●東電(勝俣会長ら)は、いったん原発事故が起きれば多数の一般住民を被曝の危険に晒すことを知りながら、そうした事態を避けるための措置を怠った。さらには「原発安全神話」をふり撒き、危険性を指摘する学者、ジャーナリスト、市民に攻撃を仕掛けた。

●原子力安全保安院(寺坂院長)は、同院所管のワーキンググループ委員から原発を襲う津波の危険性を指摘されていながら、その対策を東電に講じさせなかった。

●原子力安全委員会(斑目委員長ら)は、事故防止のために万全な措置を講じるよう東電や安全保安院に指示しなければならないにも関わらず、この任務を放棄した。
 「浜岡原発運転差し止め裁判」の際、斑目委員長は「再循環系が複数同時に破断し、同時に緊急炉心冷却系が破断することも考えるべきではないか?」と問われ、「地震が起こった時に破断することまで考える必要はない」と答えている。(裁判で問われていたことが福島第一原発で実際に起きてしまった。これが任務放棄として告発されているのである)

●福島県放射線健康リスクアドバイザーの山下教授は、放射線専門家として子供らの安全を図る義務があり、速やかに子供らを避難させなければならないにもかかわらず、ずっと放置していた。一般市民、児童、生徒、学生らの避難と放射性物質による被曝からの防御対策をサボタージュした。

 フリー記者の上杉隆氏が「(危険性を)知っていながらウソを報道し続けてきたマスコミをどうして(被告発人に)入れなかったのか?」と突っ込んだ。

 「それが心残りです」、広瀬氏は天を仰ぎ軽く溜息をついた。確かにマスコミ(記者クラブ)は東電や原子力安全保安院と同じくらい罪深い

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:14 午後 | | トラックバック (0)

2011-07-15

〔書評〕 「世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――」 北海道新聞(桂敬一さん) 図書新聞(米田綱路さん)

 拙著の「世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――」(緑風出版、276頁、1700円+税)を、私の古巣の「北海道新聞」(7月3日付朝刊)と、書評紙の「図書新聞」(7月9日付)が取り上げてくれた。

 北海道新聞はジャーナリズム研究の第一人者である桂敬一さん、図書新聞はこれまた私の尊敬する米田綱路さん(大仏次郎賞受賞者)。こうした方々が評者になってくれただけで、著書たる私はもう舞い上がってしまう……。

 桂敬一さんの書評についた見出しは「産業力学と日本の敗北」。

 「情報格差の裏にこのような国際的な原発産業支配をめぐる力学が存在する」――私がほんとうに言いたかったことをよくぞ指摘してくださったと思う。

 書評家の米田綱路さんは、例によって徹底した読み込みで、私の本の全体像を再構成してくれた。「世界のメディアをとおして国内外の報道格差と日本の情報統制を暴く」
 そして「対抗メディアとして独立した報道を実践してみせた労作」だとも書いてくださった。

 おかげで、腰と肩の痛みが消え――ついで腎臓の機能まで回復した……ように思えるほど嬉しい。

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Posted by 大沼安史 at 01:43 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ニューヨーク・タイムズ 14日付の紙面に菅直人「脱原発依存」明言を報道 枝野の「遠い将来の希望」工作も後の祭り 菅政権の国際マニフェストに!

 ニューヨーク・タイムズは14日(現地時間)付けの紙面(A6)に、菅直人首相の「脱原発」発言を紹介する記事を掲げた。⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/14/world/asia/14japan.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 日本の首相の菅直人は言った。日本は原発への依存を減らし、最終的に依存を全廃しなけれなならない。

 Prime Minister Naoto Kan said Wednesday that Japan should reduce and eventually eliminate its dependence on nuclear energy in what would be a radical shift in the country’s energy policy, saying that the Fukushima accident had demonstrated the dangers of the technology.

 首相が記者会見で言い切ったことだから、ニューヨーク・タイムズは印刷して報じる価値ありとして、そのまま報道に踏み切ったのだろう。

 枝野長官が「遠い将来の希望」と「解釈」して、懸命に「なかった話」にしようとしたが、手遅れに終わった。

 ニューヨーク・タイムズが報じたことで、「脱原発依存」は菅政権による国際マニフェストとなった。

Posted by 大沼安史 at 11:29 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 大間原発 たった一人の抵抗 小笠原厚子さんの闘い 全世界に報道

 津軽海峡に面した青森県の下北半島の突端、大間町で建設中の大間原発の用地買収を拒み、たった一軒で闘い続けている女性がいる。

 小笠原厚子さん(56歳)だ。お母さんの代から用地買収を迫られ、拒否し続けている。

 自宅のログハウスのすぐそばに、大間原発のフェンスが続く。フェンスで包囲された空間。

 そんな小笠原さんの「たった一人の抵抗」を、ブルームバーグ通信がビデオとともに全世界に報じた。

 ビデオ ⇒ http://www.bloomberg.com/video/71640978/
 記事(ジャパンタイムズ掲載) ⇒ http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110715f1.html

 小笠原さんのログハウスの屋根には、太陽光パネルが設置されているそうだ。

 大間原発はMOX燃料を燃やす計画だ。

 小笠原さんの抵抗を支援し、大間原発を廃炉に追い込まねばならない。

Posted by 大沼安史 at 11:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島の母子 沖縄に脱出へ ウォールストリート・ジャーナルが報道

 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304584404576439021228765788.html

 家族3人が沖縄で2年間暮らす経費は200万円だそうだ。

 沖縄県は20キロ圏外の人々も積極的に受けいれているそうだ。

 沖縄の窓口になっている人の名が、Yasushi Oohamaさん。ぼくと1字違い(haとnu)……
なんか縁がありそう……???。

Posted by 大沼安史 at 10:30 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 カク・ミチオ教授があらためて警告 「信用ならない日本の政府」「北日本の大部分です」

 「現代ビジネス」⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11957?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 世界的な有名な日系アメリカ人理論物理学学者が、いよいよ日本のメディアに登場し、警告を発した。

  まず何よりも日本政府の威信は地に落ちました。多くの人々が日本政府や東京電力のもたらす情報を信用していません。

 その通りです。北日本の大部分です。福島第一が制御不能になれば、潜在的にはチェルノブイリより事故の規模が大きいのです。いいですか、忘れてはいけませんよ。いったん作業員全員が退避するようなことになれば、あとはもうフリーフォール(止めようのない急降下)です。

 事実、われわれのコンピュータプログラムの事故再現によれば、炉心の損傷は激甚で、さらに圧力容器に穴が開いていることも警告していた。それでもなお、日本政府が延々と言い続けたのは、「格納容器は破損していない」「スリーマイル島事故のような事態にはならない」ということでした。それが現在は格納容器の損傷を認めている。この事態は重大です。水位が下がれば容器の底にある溶けたウラニウムが再び暴走し始め、大事故につながりかねない。ですからわれわれは日本政府を信用できないのです。

 繰り返しますが、福島第一が安全であると主張することは、指先でビルの屋上の外壁にぶら下がり『見ろ、すべて安定している。誰も死んではいない。すべてOKだ』と言っているようなものです」

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 エネ庁が「検索エンジン」で「やらせ工作」 「九電やらせメール」顔負けの情報統制

 (はなゆー情報 ⇒ http://alcyone.seesaa.net/article/214902107.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed )
 資源エネルギーシ庁が平成22年度に「原子力施設立地推進調整事業」(即応型情報提供事業)の名の下、ネットの「検索エンジン」を工作し、「原子力」「放射線」「処分場」といったキーワードで検索すると、同庁のホームページの「原子力AtoZ」が上位にランクされるよう策動していたことが、同庁の同事業入札公示仕様書で分かった。⇒ http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1007/100726a/3.pdf

 (ちなみに大沼が「原子力」で、ヤフー、グーグル検索したところでは、「原子力AtoZ」は上位に出てこない。エネ庁の事業を落札したところが、「やらせ工作」に失敗したようだ……)

 なお「原子力AtoZ」がヤフー・グーグル検索上位にどれだけふさわしいものか調べようと、アクセスしたら、「現在改定中」とのことだった。
 ⇒ http://www.enecho.meti.go.jp/genshi-az/

 ところで、この「仕様書」には、以下のような、とんでもない記述がある。

 ③ また、情報分析の過程において国から発信する情報に不足があるためと考えられる場合又は明らかに誤りと思われる情報がある場合や国から指示するものについて、原子力関係の大学教授等の有識者からのアドバイスも受けた上でその訂正情報案を作成し、当庁の指示によりそれを当庁HP等に掲載する。
 なお、訂正情報案については、当庁からの指示に基づき、不正確又は不適切な報道を行った当該メディアの他、関係メディアに対して訂正情報を送付する。
【対象となる情報媒体例】
・原子力関係のインターネットHP
・全国紙
・地方紙:原子力発電施設及び原子力関連施設の既設地域並びに新規・増設予定地域、
プルサーマル計画の実施が見込まれる地域の地方紙など
【留意事項】
・受託者は、不正確又は不適切と思われる情報、追加発信すべき情報案又は訂正情報案については当庁と十分調整すること。
・追加発信すべき情報案又は訂正情報案は、原則して報道や提供されてから4営業日以内に作成し、当庁に提出するとともに、提案するHPに掲載する。

 こういうこともエネ庁では国民の目の届かないところでやっているのだ。

 この記述で気になるのは、「なお、訂正情報案については、当庁からの指示に基づき、不正確又は不適切な報道を行った当該メディアの他、関係メディアに対して訂正情報を送付する」と書かれている部分だ。

 エネ庁が「不適切」と判断した「情報」について、この事業の受託者がエネ庁になりかわって、「情報の発信源」に向かって、「訂正情報」を「送付」している!

 「フクシマ」がらみのツイッターなどに「反論情報」が「殺到」しているのはこのためかもしれない。

 これは「九電のやらせメール」事件以上に重要な問題である。

Posted by 大沼安史 at 09:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 エネ庁が「原発言論の自由」を踏みにじるネット監視事業の入札を実施

 (フリージャーナリスト、岩上安身さんの情報)
 資源エネルギー庁がホームページで「平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)」の入札を公示している。⇒ http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/110624b.htm

 「仕様書」によると、「狙い」はこうだ。

 ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確
な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報
を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害
を防止する。
 仕様書 ⇒ http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/3.pdf

 常時モニタリングするなら、切実な放射線量の方にしてもらいたい。内部被曝のモニタリングはどうするんだ?

 今、ブデオで世界に大拡散中の「山下俊一氏」の「発言」は「正確情報」だとでもいうつもりか?

 国会議員は原子力村の小役人どもの、言論の自由に対する姑息な策動を許してはならない。
 
 日弁連にも立ち上がってもらいたい。

Posted by 大沼安史 at 09:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 山下俊一トンデモ発言 スペイン語版も登場 ユーチューブで世界拡散

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=6pZQbEIGkxA

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 九電やらせメールの例文は、原発推進派のコメンテーターが話す内容と同じ。 なんでだろう?ナンデダロウ?

 フリージャーナリスト 田中龍作氏 1時間前 ⇒ http://twitter.com/#!/tanakaryusaku

 「牛肉、稲わらから基準超えのセシウムが検出された」と新聞・テレビは今になって騒ぐ。 政府の「ただちに影響ない」、御用学者の「心配ない」を垂れ流してきたことは顧みず。
1時間前

 4月頃だったか、筆者は東電原子力部門の最高責任者である武藤副社長に「未必の故意による殺人ではないか」と追及した。 広瀬隆さんは告発状の中に「未必の故意」を盛り込んでいるようだ。10時間前

 (大沼) ツイッターのつぶやきで示された、田中龍作さんの取材の切れ味と切り口!

 その成果は、読者が支える草の根メディア、「田中龍作ジャーナル」で読むことができる。⇒ http://tanakaryusaku.jp/

Posted by 大沼安史 at 09:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 着々と進む「チェルノブイリ被害実態レポート」翻訳プロジェクト 重要な訳出箇所を専用ブログで順次公開!

 ⇒ http://chernobyl25.blogspot.com/

 ヤブロコフ氏らがニューヨーク科学アカデミーから出版した「チェルノブイリ――人と環境に対する破局の結末」の邦訳作業が順調に進んでいるそうだ。

 20人ほどの翻訳者が専門家の協力を受け、作業を進めている。

 翻訳作業を進めながら、重要な訳出箇所を順次、ネットで公開している。

 翻訳情報はツイッターで拡散・共有されている。

 たとえば:メモ「子どもの体内に蓄積されるセシウム137が、体重1キログラムあたり50ベクレルに達すると、生命維持に必須の諸器官(循環器系、神経系、内分泌系、免疫系)、ならびに、腎臓、肝臓、眼、その他の臓器に病理的変化があらわれることが明らかになっている

 「フクシマ」で進む被曝に待ったをかけようと、がんばっている翻訳プロジェクトの皆さんに敬意を表する
 

 原著(英文)⇒ http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf

Posted by 大沼安史 at 08:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 山口二郎・北大教授 「菅首相の脱原発路線に、経産官僚も、電力業界さらには経済界はあわてている。与謝野馨氏の総理批判など、その典型である。こういう時は、誰がいちばん悪いのか、誰がよりましなのかを見極めることが必要だ。前にも書いたけれど、大義名分がある間は、権力にしがみつけ、菅首相。」

 ⇒ http://twitter.com/#!/260yamaguchi 14時間前

Posted by 大沼安史 at 08:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 新世界遺産の平泉に続き日光周辺も

 山下由佳(ペンネーム安音)さん ⇒ http://twitter.com/#!/costarica0012

 日光の顔、東照宮正門は高台にあるからか、0.36と数値が下がったが、1以上がまだまだ続く。・那須野が原公園正面駐車場 1.38 ・那須塩原市立関谷小学校正門前 1.57 ・那須塩原市立金沢小学校正門前 1.25 とても小学生が通える汚染度ではない。0.4環境で失明のリスクあり 20時間前

Posted by 大沼安史 at 08:25 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 エネ庁が新聞・ネットをメディア監視 税金つかって「不適切情報」を収集

 「しんぶん赤旗」⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-14/2011071401_01_1.html

 (事業を受託した財団法人)エネルギー総合工学研究所の担当者によると、記事を収集する対象は、「朝日」や「読売」など全国紙や「日刊工業」など専門紙、福井や青森、福島など原発立地県の地方紙など約30紙です。間違った記事があった場合、資源エネルギー庁に報告し、訂正情報も作成していました。

 ……同研究所の担当者は「インターネットで原発推進に反対する学者や技術者のブログを中心に、どのようなデータや議論が掲載されているのか見ていた」と述べます。

 資源エネルギー庁の担当者は「原子力は誤解されていることが多い。効果的な情報提供をするための事業だ」と述べていますが、まさに税金を使ったメディア・国民監視です。

 (大沼)この「研究所」は経産省の審議官らが理事に名を連ねる「死の灰・原子力村」の一員だ。国民の税金を使ってスパイのような真似をしていたとは……!

Posted by 大沼安史 at 08:16 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NRCジャパン・タスクフォース勧告に「米、原発推進を確認 NRC調査委、電源喪失対策などは強化」と見出しをつけて報じる日経新聞

 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E6E2E1818DE3E6E2E5E0E2E3E39494E3E2E2E2;at=ALL

  (大沼) 「フクシマ」であんなことになったんだから、この程度、してもらわなくちゃなりませよ、という記事が、どうして「米、原発推進を確認」ってことになるんだろう?

 「保安院」のことを経産省筋は「狂っている」と言っていたそうだが、日経もそうだ。

 日経の記者諸君、日本の「エコ」を「ノミー(管理)」できない「死の灰破壊」に追いやった「フクシマ」の真実を語れ!

Posted by 大沼安史 at 07:58 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-14

〔☆ フクシマ・NEWS〕 NRCジャパン・タスクフォースが11項目の原発安全強化策を勧告  炉心・プール 最低でも72時間冷却 交流電源なしで8時間対応 プールに独自の電力システム 日本の「2段階安全評価」の審査基準にも

 米原子力規制委員会(NRC)の「ジャパン・タスクフォース」の報告書が13日に発表された。⇒ http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-127.pdf

 「ジャパン・タスクフォース」は「フクシマ」の破局的な原発事故を教訓として、米国として米国内の原発安全対策をどう強化すべきか、「フクシマ」の事故を分析しながら、対応策を検討していた。

 同タスクフォースはこの報告書で、NRCに対し以下の11項目の勧告をまとめたが、これはいずれも「フクシマ」にような悲劇を(米国内において)繰り返さないための必須の要件である。

 これら11項目の勧告は、「フクシマ」から米国が学んだ教訓ではあるが、日本政府が進めようとしている「2段階安全評価」の審査基準(の少なくとも参考)になりうるものだ。

 NRCのジャパン・タスクフォースは、日米連携の中、東京に急派され、日本政府・東電とともに事故対策にあたったNRCの原子炉チームの一次情報を検討の材料に使ったはず。

 ということは、この「勧告」は基本的に、日本の原発の安全対策の審査に使えるものだということである。
 
 むしろ、ジャパン・タスクフォースによる、この11項目の勧告を無視した「2段階安全審査」はありえない――というべきであろう。

 さて、11項目の勧告の中身で注目すべきは、ロサンゼルス・タイムズも指摘しているように(⇒ http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-na-nuclear-safety-20110713,0,1708669.story )、②の「全電源喪失時」における「炉心及び使用済み核燃料プールを最低でも72時間、冷却し続ける設備、手続き、訓練」、及び、「最低でも発電所内外の交流電源が8時間、喪失しても対応できるルール」の確立である。

 また、④の「使用済み核燃料プール」への安全対策の強化も見逃せない点だ。「必要時に使用済み核燃料プールに対して冷却水を追加供給できる追加設備と免震システムの設置を命じる。また、使用済み核燃料プールの設備とポンブを常時運転できる電力システムを最低、ひとつ設備することを命じる」

 「フクシマ」の4号機では、使用済み核燃料のプールの隣に位置する別のプールの水が同プールに偶然「注水」され、最悪の事態を回避できたとされるが、奇跡のような幸運に頼らず、万全の防護態勢をとるようタスクフォースは求めている。

 これもまた、日本の原発の「安全審査」の「お手本」となりうそうな勧告ではある。

   もうひとつ、注目しなければならないのは、⑤の「ベント」の強化の問題だ。
 なぜ、ジャパン・タスクフォースがこれを盛り込んだかといえば、「フクシマ」では1~3号機で「ベント」が手動でも効かなかった疑いがあるからだ。

 GEの「ベント」を使っている日本国内原発は、この問題だけでも「凍結」を迫られよう。

 米国の規制当局は、ここまで「フクシマ」から教訓を学んでいるのだ。そして米国の「憂慮する科学者たち」といった権威ある批判グループから、これでもまだ足りないという厳しい指摘が出ているのが、米国の実情である。

 日本の当局が安易な審査でお茶を濁すことができるような事態ではない。 

 ◇ NRCジャパン・タスクフォース報告書 勧告 
 
 ① 原子力発電所に対して、運転中の各原子炉ごとに、構造・システム・コンポーネンツの、設計ベースにおける地震・洪水防護対策を必ず再評価・更新し、10年ごとにその設計ベース(の有効性)を再確認することを命じる。
 Requiring plants to reevaluate and upgrade as necessary their design-basis seismic and flooding protection of structures, systems and components for each operating reactor and reconfirm that design basis every 10 years;

 ② 既存・新規原子炉の、設計ベース及び設計ベースを超えた、洪水、ハリケーン、地震、竜巻、津波といった自然現象による電源喪失に対する発電所の対応能力を、炉心及び使用済み核燃料プールを最低でも72時間、冷却し続ける設備、手続き、訓練を確立し、炉心とプールの冷却および冷却剤システムと格納容器の密封への中断することのない必要な支援を続けるため、現場に発電所外から資源を供給する態勢を事前に計画・用意しながら、最低でも発電所内外の交流電源が8時間、喪失しても対応できるルールを課すことで強化する。
 Strengthening Station Black Out (SBO) mitigation capability for existing and new reactors for design-basis and beyond-design-basis natural events – such as floods, hurricanes,earthquakes, tornadoes or tsunamis – with a rule to set minimum coping time without offsite or onsite AC power at 8 hours; establishing equipment, procedures and training to keep the core and spent fuel pool cool at least 72 hours; and preplanning and pre-staging offsite resources to be delivered to the site to support uninterrupted core and pool cooling and coolant system and containment integrity as needed;

 ③ 長引く全電源喪失と複数の原子炉の非常事態に対応する非常事態計画づくりを命じる。
 Requiring that facility emergency plans address prolonged station blackouts and events involving multiple reactors;

 ④ 必要時に使用済み核燃料プールに対して冷却水を追加供給できる追加設備と免震システムの設置を命じる。また、使用済み核燃料プールの設備とポンブを常時運転できる電力システムを最低、ひとつ設備することを命じる。タスクフォースは、(フクシマの)使用済み核燃料プールでの一連の事態の経過とその状態を完全に理解するにはなお時間がかかると指摘している。(タスクフォースは)報告はこれまで得られたデータによる、使用済み核燃料プールの設備及び、(福島第一)発電所による冷却と冷却水供給管理に対する、二つの最も適切な判断にものである。
 Requiring additional instrumentation and seismically protected systems to provide
additional cooling water to spent fuel pools if necessary; and requiring at least one system of electrical power to operate spent fuel pool instrumentation and pumps at all times. The Task Force noted it will take some time for a full understanding of the sequence of events and condition of the spent fuel pools. The report said based on information available to date the two most cogent insights related to the availability of pool instrumentation and the plant's capability for cooling and water inventory management;

 ⑤ マークⅠ型およびマークⅡ型の沸騰水型原子炉(BWR)用の、より信頼性のある強化した「ベント」の設計を命じる。
 Requiring reliable hardened vent designs in boiling water reactors (BWRs) with Mark I and Mark II containments;

 ⑥ 緊急時の運転手続き、重大事故を管理するガイドライン、全般的な損傷緩和ガイドラインといった現場における非常時の対応能力を高め、統合する。
 Strengthening and integrating onsite emergency response capabilities such as emergency operating procedures, severe accident management guidelines and extensive damage mitigation guidelines;

 ⑦ フクシマの事故でより多くを学ぶなかで、長期的な原発安全策の見直しの一部として、格納容器あるいはその他の建築物の中での、水素コントロールと緩和に関する知見を特定する。 
 Identifying, as part of the longer term review, insights about hydrogen control and mitigation inside containment or in other buildings as more is learned about the Fukushima accident;

 ⑧ 長期的な安全対策の見直しの一部として、地震によって引き起こされた火災や洪水を防ぎ緩和する、考えられる対応強化策を評価する。 
 Evaluating, as part of the longer term review, potential enhancements to prevent or mitigate seismically induced fires or floods;

 ⑨ 長期的な安全対策の見直しの一部として、発電所の全電源喪失や複数炉の事故に関連する非常時の追加的準備課題を追求する。
 Pursuing, as part of the longer term review, additional emergency preparedness topics related to SBO and multiunit events;

 ⑩ 長期的な安全対策の見直しの一部として、決定に下し方、放射線の測定、公衆教育に関する非常時準備課題を追求する。
 Pursuing, as part of the longer term review, emergency preparedness topics on decision making, radiation monitoring and public education;

 ⑪ 原発の安全管理パフォーマンスに対する規制当局の監督――連日ベースで原発をモニターしているNRCの「原子炉監督プロセス」――を、懐の深い防御要件によりいっそうの注意を向けることで強化する。
 Strengthened regulatory oversight of plant safety performance – the NRC’s Reactor Oversight Process by which plants are monitored on a daily basis – by focusing more attention on defense-in-depth requirements.

 ――なお、報告書の全文は ⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1118/ML111861807.pdf

Posted by 大沼安史 at 09:11 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 枝野長官 菅直人首相の「脱原発宣言」「遠い将来の希望」

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110714dde001010040000c.html
 官邸ビデオ ⇒ http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg5091.html

 枝野幸男官房長官は14日午前の記者会見で、菅直人首相が「将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」と表明したことについて「総理は脱原発依存とは言っていない」「遠い将来の希望について総理が思いを語った」と述べた。
 
 
 (大沼)  「いま直ちにナイナイ男」の枝野には、政治家、とくに首相の記者会見での「発言」は常に、「現下(任期中)の問題」に関する発言であることを理解する能力がないらしい。

 脱原発依存とは言っていない?

 菅直人はこう言ったのだ。

 そういった中で、私としてはこれからの日本の原子力政策として、原発に依存しない社会を目指すべきと考えるに至りました。つまり計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。これがこれから我が国が目指すべき方向だと、このように考えるに至りました。

 
 記者会見での正式発言を覆すのであれば、菅直人本人が出て来て釈明しなければならない。

Posted by 大沼安史 at 05:58 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 大爆発を起こしたMOX燃料炉の3号機 窒素封入 今夜、開始 放射性物質を放出へ

 日経新聞 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819595E3E6E2E29C8DE3E6E2E5E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000

 日経によると、「窒素封入は作業員の屋外作業がない夜に実施する。封入によって格納容器内の放射性物質が容器外に一部出る。その量は環境に影響のないレベルだが、作業員の被曝(ひばく)を避けるため夜間に実施する」――のだそうだ。

 この記事の文章をよく読むと、昼間にやると、窒素封入によって格納容器内の放射性物質が容器外に一部出ると、屋外作業の作業員が被曝する。だから夜にやる――ということだが、3号機は大爆発を爆轟を3度も起こした、プルトニウム燃焼炉だ。

 その量が環境に影響のないレベルのはずがない。影響がなければ、昼間の屋外作業中にも、やれるはずだ。

 風向き予報は今夜は南。

 首都圏を守るために、今夜を選んだのだろう。

 周辺・風下住民・自治体には事前説明があったのだろうか?

Posted by 大沼安史 at 01:04 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電広報部が英文でプレゼンテーション 「東電原発スキャンダル(The TEPCO Nuclear Power Scandal)の教訓」 ただし、フクイチ事故の前

 ⇒ http://www.tepco.co.jp/en/news/presen/pdf-1/040325-p-e.pdf

 福島第一原発の事故の6年以上も前に、「東電原発スキャンダル(The TEPCO Nuclear Power Scandal)からの教訓に学ぶ」と題した英文のプレゼンテーション資料(パワーポイン?)を、東電広報部のマネジャー、クロダ・ヒロユキ氏名で作成していたことが、ネットで明るみに出た。現在、全世界に拡散中だ。

 東電広報部が自ら「醜聞(スキャンダル)」と呼んだ「非行(misconducts)」とは2000年7月から2002年6月までの間に浮上、発覚した、記録の書き換え、査察記録の不適当な扱いなどを指している。

 同じような問題を防ぐための教訓としてプレゼンは、クオリティー・アシュアレンス・システム(品質確保システム?)の改善などを挙げている。

 プレゼンにはまた、以下のような、東電「地元民の声を聞き、地元の活動に参画」という図解も含まれている。(「フクイチ」の事故では、地元民の避難「活動」に東電はまったく「参画」しなかったし、汚染度の除去など除染活動にも「参画」してないけど、「教訓」忘れたのかな?……)

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 こうした「教訓」が生かされず、今回の「フクイチ」メルトダウン災害を引き起こしてしまった東電。

 記録の書き換えなどで「スキャンダル」なら、今回の事故は「超ど級ハイパー・スキャンダル」もいいところ!

 広報部で作成するであろう新たなプレゼンを拝見したいものだ。

Posted by 大沼安史 at 12:43 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 スーパーホットスポット 次々発見 世界遺産の中尊寺も汚染

 週刊現代 ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11933?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 週刊現代はジャーナリズムの責任を果たそうとしている。事実を確認し、広く伝える……これがジャーナリズムの鉄則だ。
 
 平泉もさることながら、柏市で新たなスーパーホットスポットを発見、という記事には驚かされた。

 「つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅。東京大学や千葉大学のキャンパスが近い、新興住宅地兼文教地区だ。駅前ロータリーのアスファルト地上1mが0.51。地表面が0.75。十分に高いが、線量計が激しくアラーム音を発したのは、近くの側溝を計測した時だ。1.09、1.32と数値が上がっていき、最高で1.68、10回計測した平均値も1.47と、軽々と1を超えてしまった。画面には真っ赤な「DANGEROUS(危険)」の文字が躍る」

 4ページ(⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11933?page=4 )に収録されている「放射能拡散マップ」は、放射能雲がどんなふうに襲いかかったか、よく分かる。
 これは必見だ!

 日本の新聞各紙は政府と電力会社にシッポを振るのを止め、独自の放射線汚染調査を実施して国民を守れ!

Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「被曝」に「県境」なし 宮城県南も汚染 7・7 角田市の集会で実態報告

 ⇒ http://ameblo.jp/ayao-234/entry-10951999290.html

 事例1:側溝の土を測定したら、12uSv/h位あった。
  ・市に連絡したら、口外しないでくれと言われた。
  ・市からは、一般ごみに出してくれと言われた

 事例2:仙台から持参したガイガーで、角田市民センターから角田小学校間の通学路を計測しました。通学路の側溝よりで、5uSv/h、軒下で、 最大7uSv/h と、とてつもなく高い数値が計測されました。 また、校庭の道路側は、0.5~0.6uSv/h位で、放射線管理区域なみの数値です。そんな中、学校の校庭を見ると、児童が体育の授業をしている真っ最中でした。
 心が痛みます。

Posted by 大沼安史 at 11:50 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 関電・大飯3・4号機、四国の伊方3号機、九電の玄海3・4号機にBIT(ホウ酸注入タンク)が設置されていない!

 河野太郎氏 ⇒ http://www.taro.org/2011/07/post-1050.php

Posted by 大沼安史 at 11:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 内部被曝問題を追及する「芸人おしどり」さん、ガンバレ!

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=wFPLKYg-QPI

 「飯館が踏みにじられているっていうことは、もうそんな、関東とか東京の人とか、踏みにじられるに決まっている」

 内部被曝問題を矮小化する日本政府・福島県当局。

 内部被曝は福島だけの問題ではない。

Posted by 大沼安史 at 11:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 菅直人 首相官邸ブログ(12日付け)ですでに「脱原発」を明言

 ⇒ http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/07/20110712.html

 従来のエネルギー計画を白紙から見直し、中長期的に再生可能エネルギー導入と省エネルギーを促進し、原発への依存から脱却してゆく―――この明確な“決意”を、1日1日の中でどこまで“形”に置き換えていけるか。今日も全力で取り組みます。

 問題の本筋である原子力規制行政の《形》の見直しも、既に検討作業に入っています。

Posted by 大沼安史 at 11:07 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 柏市の道路わきの土壌からチェルノブイリ強制避難地域レベルの放射性セシウムを検出

 「はなゆー」「東海アマ管理人」経由情報

 ⇒ http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/289.html
   http://twitpic.com/5peybm
   http://fromkashiwa.wordpress.com/2011/07/13/test-result-of-radioactive-dirt-from-kashiwa/

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NRC タスクフォース 業界寄りの「1988年ルール」 廃棄を勧告

 ウォールストリート・ジャーナル(13日付)は米NRCのタスクフォースがまとめた原発の安全対策の強化策のより詳しい内容を紹介するともに、それが米国の原発業界の怒りを買っていると報じた。
 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304223804576444340671508676.html?mod=googlenews_wsj

 それによると、NRCタスクフォースの主な改善勧告は12項目に達するが、中でも業界から反発が出ているのは、「1988年ルール」の廃棄勧告だ。

 この「1988年ルール」とは、「コスト保護ルール」といわれるもので、原発の安全対策にかかるコストよりも、それによって一般公衆が受ける健康上の利益が上回るという「証明」がなければ、電力会社はその安全策の実施を免れるという、電力会社寄りのルールだ。

 このルールは、比較計算の基準として、1人の人間の命を約300万ドルと算定しているが、NRC以外の連邦政府機関の損益計算では、500万ドルから900万ドルとされており、そんな「人命軽視」からも、これまで問題視されて来た。

 もちろん「1988年ルール」には例外規定が設けられ、NRCは電力会社に損益計算抜きに「十分な保護対策」をとるよう命じることができる、とされている。

 タスクフォースはこの例外規定(「十分な保護」規定)を例外ではなく、全般化するよう勧告しているわけだ。

 (大沼) だから原発業界の反発を買っているわけだが、日本政府の「原子力安全・保安院」はいちどだって、電事連の「怒り」を買ったことはないはず。

 NRCのタスクフォース勧告に対して、それでもまだ不十分と脱原発を求める人々から批判が出ているが、日本の保安院と比べたら、まだまだ立派――立派過ぎだ。

 日本の規制当局のどうしようもない腐敗・腐乱ぶりが分かろうというものだ。 

Posted by 大沼安史 at 09:35 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 3号機ガレキ撤去 1日1~2時間の作業 作業員全員 「来年1月までの冷温停止は無理」

 「フクシマ」で被曝作業に従事する作業員たちの前線基地いなっているいわき市の湯本温泉に、英紙ガーディアンの記者が入り、聞き取り取材を行なった。⇒ http://www.guardian.co.uk/environment/2011/jul/13/fukushima-nuclear-gypsies-engineers-labourers

 ・北海道の建設会社の社員、ササキ・トシユキさんは、重機を運転し3号機周辺のガレキの撤去作業に従事している。月給35万円。「湯本」の同僚の中では最高給取りだ。
 3号機に鋼鉄製の覆いを取り付ける700トンクレーンの作業スペースを確保するための撤去作業だが、1日の実働時間は(被曝の危険があるので)1~2時間。
 
(大沼 ササキさんの運転する重機は、東電が以前、発表していたように、遠隔操作の重機だろうか? 3号機周辺は核燃料の破片が散乱しているといわれている危険地帯。心配だ)
 
 ・アリヨシ・ルネさん(47歳)はトラック・ドライバー。日給は1万2000円。最初の1ヵ月で5ミリシーベルトを浴びた。東電は来年1月までに安定させる工程表を示しているが、「暑いから休憩しなくちゃならないので、1月までは無理だな」とルネさん。
 (これはルネさんだけでなく、ガーディアン紙記者がインタビューした作業員全員の見方だった)

 ・現場での昼食はたいてい、カレーライス、ミネラル・ウォーター、ゼリー状のビタミン・サプル、お菓子。
 (それでも前より比べ、良くなったようだ)

 ニューヨーク・タイムズも以前、「湯本温泉」ルポを行なっている。⇒ 
 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-c423.html

Posted by 大沼安史 at 09:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NRC タスクフォースの勧告をもとに、半年間の安全基準 見直し作業へ

 米原子力規制委員会(NRC)は「フクシマ」事故を教訓に原発安全対策の強化策を打ち出したタスクフォースからのヒアリングを19日に行い、同タスクフォースからの勧告を踏まえ、こんご半年(6ヵ月)かけて、原発業界や公衆の参加を得ながら、原発安全基準の見直しを進める見通しだ。 

 The NRC's commissioners will discuss the recommendations at a public hearing with the task force on July 19. That is expected to kick off a broader six-month review during which the NRC will likely invite industry and public participation.

 ロイター電が13日に報じた。⇒ http://www.reuters.com/article/2011/07/13/us-usa-nuclear-idUSTRE76C4BO20110713

 タスクフォースの報告内容については、本ブログで既報の通り、地震・洪水対策と使用済み核燃料プールの冷却の確保策が柱になっている。
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-cb98.html 

 ロイター電はこのタスクフォースに対し、米国内の原発専門家のアーニー・グンダーセン氏から、「ちょっとした対処療法に過ぎない。金のかかる改善策を回避するものだ」と批判が出ていることを紹介しているが、業界筋からはそれでも今後10年間にわたり、原発1機あたり900万ドルから1000万ドル(7~8億円)の追加支出を迫られるとの見方が出ている。

 (大沼)安全対策に米国より、もっと金をかけずに運転再開を狙う、日本の「死の灰・電力族」よ!

Posted by 大沼安史 at 08:24 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 菅直人「脱原発宣言」 FT紙 前原誠司の「原発、10年、20年で完全段階撤退」言明にあらためて言及

 世界的な経済紙、フィナンシャル・タイムズ(FT)は菅首相の「脱原発宣言」を報じる記事の中で、同紙が先に、前原誠司氏に対して行なった独占会見にふれ、菅首相の今回の「宣言」の政治的な意味を理解するヒントを提示している。⇒ http://www.ft.com/cms/s/0/4c78e036-ad44-11e0-a24e-00144feabdc0.html?ftcamp=rss#axzz1S1jzxcUo

 「菅首相の有力後継候補」(同紙)である前原氏は3日付けの同紙会見記事で、原発から「10年、20年で完全段階撤退」「もんじゅは廃棄」を明言していた。 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-96d3.html

 これに対して菅首相は「3・11」以降も、原子力をエネルギー政策の柱と言及しており、菅首相が今回「脱原発」に方向転換したことで両氏の「旗色」はほとんど同じものになってしまった。

 こうなると、前原氏としては菅直人首相の「脱原発」を「支持」せざるを得ない……。
 菅を追い落とし、首相になる切り札が、手元からスルリと落ちた……?

Posted by 大沼安史 at 07:55 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 菅直人「脱原発」宣言 ブルームバーグ 「日高原発」をつぶした漁民の声を紹介

 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-07-13/kan-takes-on-japan-s-nuclear-village-in-renewable-energy-drive.html

 ブルームバーグは菅直人首相の「脱原発宣言」を伝える記事に冒頭に、和歌山県でかつて「日高原発」反対運動を行なった、漁業者のハツイ・トシノブ氏(62歳)が「3・11」後に語ったコメントを掲げた。

 「(日高)原発に反対した私たちは自分たちがしたことに、ようやく誇りが持てるようになった」
 「(福島第一原発の)事故が起きてから、原発建てなくてよかったと、感謝の電話をもうらうようになった」

 “Those of us who opposed the plant can finally be proud of what we did,” said Hatsui, a 62-year-old fisherman, recalling the anger among nuclear supporters in Hidaka, south of Osaka, who missed out on an economic windfall when the town rejected the plant in the 1970s. “Since the accident, people called to express their relief that it wasn’t built.”

 ハツイ氏のコメントは菅首相の発言に直接、言及していないが、「日高原発と闘い抜いた」ハツイさんらは自分たちのして来たことに、あらためて誇りを感じているではなかろうか?

Posted by 大沼安史 at 07:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 菅直人「脱原発」宣言 「工程評(時刻表)」提示せず ウォールストリート・ジャーナル報道

 ⇒ http://online.wsj.com/article/BT-CO-20110713-704862.html

 ウォールストリート・ジャーナルの報道は、菅直人が段階的な脱原発の「タイムテーブル」を挙げなかったのを、ポイントのひとつとして指摘している。

  Kan does not give details or timetable ……

Posted by 大沼安史 at 07:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「原発に依存しない社会を目指すべき」 菅直人 記者会見

  菅直人首相 2011年7月13日 記者会見 ⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201107/13kaiken.html

 ……最終的な廃炉といった形までたどり着くには5年10年、あるいはさらに長い期間を要するわけでありまして、そういったこの原子力事故のリスクの大きさということを考えたときに、これまで考えていた安全確保という考え方だけではもはや律することができない。そうした技術であるということを痛感をいたしました。

 そういった中で、私としてはこれからの日本の原子力政策として、原発に依存しない社会を目指すべきと考えるに至りました。つまり計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。これがこれから我が国が目指すべき方向だと、このように考えるに至りました。

  国民の皆さん、そして企業に関わっておられる皆さんの理解と協力があれば、例えばこの夏においてもピーク時の節電、あるいは自家発電の活用などによって十分対応できると考えております。

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 06:59 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-13

〔フクシマ・NEWS〕 菅直人首相 ついに「脱原発」宣言 BBCも速報

 ⇒ http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-14137186

 英国BBC放送は13日、菅直人首相の「脱原発」宣言を速報した。
 「日本の首相、菅直人、脱原発の未来を求める(Japan PM Naoto Kan urges nuclear-free future)」

 読売新聞

 菅首相は13日午後6時から、首相官邸で記者会見し、今後の日本の原子力政策について、「原発に依存しない社会を目指すべきだ。計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。これが我が国が目指す方向だ」と述べた。

 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110713-OYT1T00887.htm

Posted by 大沼安史 at 08:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場ツイッター〕 マスコミを利用して人の命も考えずにシナリオ通りの流れにもって行くようにしてしまう。これが東電と政府のやり方なんだなぁって感じる

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790
 
 確かに4号機は今月末目標で今工事を進めているはずだけど、「1号機は来月上旬にも運転…。」ってニュースにビックリ???またニュースが先かぁって…。いつもオイラたち現場はニュースで工程期限を知るんだ。42分前

 それに1号機はまだまともに現場調査はしてないって聞いてるし、線量が高くてとても作業出来る環境じゃない。具体的な除染も遮蔽の計画もないのに工程だけが先に決まってニュースで流れている。

 ニュースを聞いた国民は「そうか、8月上旬には1~4号機安定するんだ。」って思い込む。既成事実が出来上がってしまうとメーカーも作業員も断る事は許されずにプレッシャーと工程期限に押し潰されて、被曝も人員も無理やり増やすしかない状況が生まれてしまう。

 マスコミを利用して人の命も考えずにシナリオ通りの流れにもって行くようにしてしまう。これが東電と政府のやり方なんだなぁって感じるのはオイラだけなんだろうか?

Posted by 大沼安史 at 07:43 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 田中龍作ジャーナル 「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」発足

 ⇒ http://tanakaryusaku.jp/

 マスコミ各社が珍しく取材に訪れた。…… 「100mSvまでだったら浴びても大丈夫」「それ位の線量であれば食べても心配ない」などとする御用学者のコメントが連日テレビで流されたからだ。彼女らのマスコミ不信は大きい。

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 小沢征爾さん 「原子力を使わないでも生活できる国になること」「それが日本の力を示す一番のチャンス。若い世代がどうやってそのことを分かるかが、これから数ヵ月の問題だと思う」

 スポニチ ⇒ http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/07/11/kiji/K20110711001191250.html

 世界文化賞の受賞が決まった指揮者の小澤征爾氏が、主催の日本美術協会を通じて東日本大震災についてメッセージを寄せ、「原子力を使わない国に」などと訴えた。

 (大沼) 世界の小沢さんの言う通りだ。原発のない日本の力を――若い世代の決起を、信じている! 

Posted by 大沼安史 at 11:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 古賀茂明さん、経産省から十五日に辞めろと言われているが、辞めないことに決めた、と。

 河野太郎さん ⇒ http://twitter.com/#!/konotarogomame

 (大沼) 松永次官を更迭し、古賀氏を経産事務次官に起用せよ!

Posted by 大沼安史 at 11:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東京新聞がスクープ暴露 「18年前、全電源喪失検討 安全委 幻の報告書」

 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011071390070408.html

 福島第一原発事故の要因になった長時間の全交流電源喪失(SBO)について、原子力安全委員会のワーキンググループ(WG)が一九九三年、炉心損傷を招く可能性があると認めながら、「考慮する必要はない」とした国の安全設計審査指針を追認する報告書を出していたことが分かった。安全委は報告書を公表せず、その後の安全対策にも生かしていなかった。

 (大沼) 全交流電源喪失(SBO)が炉心損傷を招く恐れがあると認めたなら、早速「考慮する必要がある」とするのが、原子力安全委員会の務めだそうが……

 このロクデナシの死の灰族(SOB)めが! 

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・NEWS〕 クーパー原発 「非常事態」を解除

 ミズーリ川の洪水で危機に陥っていたクーパー原発が「非常事態」を脱した。
 洪水が引き、川の水位が通常より91センチ以上低くなったことから、6月19日以降の「非常事態通告」を解除した。

 ⇒ http://journalstar.com/news/local/article_75ef1986-c94b-59c1-a8db-cdd682f33438.html

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NRCタスクフォース 「地震・洪水対策」「使用済み核燃料プール」対策強化を勧告する報告書まとめる

 「フクシマ」を受けて米国内原発の事故防止対策の強化策を検討していたNRC(原子力規制員会)のタスク・フォースは、電力会社に「地震と洪水の危険」に対する再評価を命じ、必要と判断された場合、「新たに判明した危険から守る」新たな構造・システムを改めるよう命じることを求める報告書をまとめた。

 タスク・フォースはまた、「使用済み核燃料プール」について、ポータブル・ポンプや給水トラックなどを含む、プールへの放水設備の設置を電力会社に命令するよう勧告している。

 ウォールストリート・ジャーナル紙が発表を前に、報告書(90頁)を閲覧して報じた。
 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304584404576442551499164400.html
 
 A task force made up of experts at the Nuclear Regulatory Commission recommends that the NRC order nuclear-plant operators to reevaluate the "seismic and flooding hazards" at their sites against current federal regulations and if necessary update their structures and systems "to protect against the updated hazards."

 The document also suggests that the NRC order plant owners to have equipment capable of spraying water into spent fuel pools, including an easily accessible connection to supply the water, such as a portable pump or water truck.

 (大沼) 日本と比べ地震が少ない米国でも「フクシマ」から教訓を学び、「地震・洪水」対策を強化しようとしている。

 日本政府、原子力安全・保安院は「2段階の安全評価」などという「骨抜きストレスレス・カンニングテスト」を実施する前に、今回の「フクシマ」が突きつけた「新たな危険(the updated hazards)」を、事故原因究明作業のなかで確定し、その「新たな危険」を回避する安全基準を設けた上で、個々の原発について原発運転再開の是非を判断すべきだろう。

 それができないなら、保安院はいらない。原子炉に飛び込んで消えてしまってくれ!

 いっそ、NRCのタスクフォースに日本国内の原発を評価してもらったほうが、まだ、まともな結果が出るだろう。

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 「相双連合」のクリーンナップ

 原発災害の被曝地域にある双葉翔陽(大熊町)、富岡(富岡町)、相馬農業(南相馬市)の3つの高校の野球部員でつくる「相双連合」を、ニューヨーク・タイムズが取り上げ、報じた。⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/13/sports/baseball/in-fukushima-japan-a-baseball-story-of-coming-together-and-carrying-on.html?pagewanted=2&_r=1

    #

 ショートを守り、クリーンナップを打つ「コーヘイ」君のことを、お母さんの「トモコ」さんが、こう話していた。

 コーヘイ君は、原発から10キロしか離れていない富岡高校の野球部員だった。チームメートは転校したり、野球をやめてしまったり。

 「野球、どうするの?」とトモコさんが言うたび、コーヘイ君は言い返した。

 「もう野球はやらない。チームがないんだから希望はない」

  “I won’t play baseball. There’s no hope because there is no team.”

 そんなコーヘイ君の野球への情熱を「相双連合」が呼び覚ました。「相双」で富岡高校出身はコーヘイ君ただひとりだ……。

    #

 取材したタイムズ紙のケン・ベルソン記者は、「彼らは心温まる物語を求める日本の希望の象徴になった(They have become an emblem of hope in a country looking for heartwarming stories.)」と書いていたが、「希望の象徴」とは――まったくもって、その通りである。

 確かにそうだ。新しいチームをつくって、プレーを再開したコーヘイ君ら「相双」の高校生たちこそ、この国が未来に託す希望の象徴ではないか。

    #

 タイムズ紙によれば、夏の甲子園・福島大会の期間中、球場の5地点で放射能を測定し、毎時3.8マイクロシーベルトを超えたら順延することになっているそうだ。

 雨が降り始めたらすぐに測定する。ダイアモンドにシートを敷く作業はゴム手袋でする……。

 これはもう神聖なプレーであるべき野球に対する冒涜である。

 日本政府と東電の「死の灰族」は、高校生たちが球春を奪い、いま、ホットスポットと化したグラウンドで、プレーを強いている。

    #

 福島の高校野球まで被曝させた「東京電力福島第一原子力発電所」。
 その被爆地から立ち上がり、プレーボールを再開した、「相双」の球児たち。

    #

 タイムズ紙のベンソン記者は(おそらく意識的に)「クリーンナップ(cleanup)」という言葉を、記事の中でさりげなく2度、使っていた。

 「クリーンナップ」……「一掃」

 野球で育つこの国の未来世代のためにも、原発は一層しなければならない。

 (参考) 時事電「合同チーム『思いは一つ』=夏の高校野球大会開会式へ-警戒区域などの福島3校」 ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011071200061

Posted by 大沼安史 at 10:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「ポスト3・11」の大気中の‘基礎線量’を測定 米ワシントン州 上空 90メートルをヘリで

 米西海岸北部、ワシントン州で11日、空中の‘基礎’放射線量の測定活動が開始された。
 ワシントン州の保健省が、連邦エネルギー省と実施するもので、エネルギー省のヘリを飛ばし、28日まで、放射性セシウム、ヨウ素から出るガンマ線を測定する。

 地元紙によると、2009年から実施が決まっていた測定作業だが、「フクシマ」からの放射性物質がすでに到達したワシントン州だけに、今回の‘基礎線量’の測定には、自然放射線量の測定以上の狙いが込められているとみられる。

 「フクシマ」の次の「大放出」に向けて、いまのうちに「ポスト3・11」の基礎線量を把握しておこうという意図が感じられる。

 測定結果は一般にも公開される。

 ヘリは上空91.44メートル(300フィート)の低空で飛ぶ。

  ⇒ http://www.seattlepi.com/local/sound/article/Helicopter-to-gather-radiation-readings-in-1462961.php

 (大沼) イチローも肩身が狭いだろうな……?!

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「子ども全国ネット」 キックオフ

 「子どもを放射能から守る全国ネットワーク」が12日、東京で開かれたキックオフ集会でスタートした。101団体が参加しての出発。
 ⇒ http://kodomozenkoku.com/

 「子どもの被曝」という日本が直面する最も深刻な問題に取り組む。

Posted by 大沼安史 at 03:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 30キロ圏外避難者 政府に支援要請

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110713k0000m040127000c.html

 12日、東京・永田町の参院議員会館で開かれた集会で。
 弁護士や司法書士でつくる「東京災害支援ネット」などが主催。約100人が参加。

 (大沼)政府は何してるんだ!

Posted by 大沼安史 at 03:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 原発被災民 炎天下の都心で「故郷を返せ」デモ

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110713k0000m040070000c.html
 
 大熊町、浪江町などの避難民約300人が12日、事故の早期収束と生活の保障を求め、東京都内でデモ行進した。

 「早く家に帰りたい」「故郷を返せ」などと書かれた段ボールを掲げ、国会議事堂前でシュプレヒコール。高齢者の姿も多く、最高気温が32度を超えた真夏の東京で「放射能から子供を守れ」と訴えた。

 日比谷公園で開かれた決起集会。与野党の国会議員が壇上に上がると「政治家は仕事をしろ」と、怒りの声も上がった。

Posted by 大沼安史 at 03:17 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-12

〔★★★ フクシマ・NEWS〕 「フクシマ」 チェルノブイリ・スリーマイルなど過去の原発事故全てを合わせた以上の核燃料を損傷 「憂慮する科学者たち」のロクバウム博士が言明

 6月15日 米マサチューセッツ州ダクスベリーで、、同市危機管理局・原子力諮問委員会主催の公開討論会、「フクシマがここでも起こるか?」が開かれた。
 ⇒ http://vimeo.com/25887054

 このなかで、米国の指導的な核科学者のデイビッド・ロクバウム氏は、「フクシマでは、過去に起きた全ての原子炉事故を合わせた以上の核燃料が損傷したとみられる」との重大な見解を明らかにした。(ビデオの7分12秒から)

 “It appears that more fuel has been damaged at Fukushima than in all previous reactor accidents combined.”

 極めて重大な発言だったことから、会場から直ちに確認の質問が飛んだ。

 これに対してロクバウム博士は、あらためて発言を、ゆっくり繰り返し、「チェルノブイリ、スリーマイル、フェルミ(炉の事故。エリー湖岸。すでに閉鎖)、サン・ローラン(セント・ローレント原発。フランス。ウラニウム溶融事故)とか、すべての事故炉を合わせた以上のものをフクシマは達成」と付け加えた。

 ⇒ http://www.infiniteunknown.net/2011/07/11/nuclear-expert-david-lockbaum-it-appears-that-more-nuclear-fuel-has-been-damaged-at-fukushima-than-in-all-previous-reactor-accidents-combined/

 ロクバウム博士はマサチューセッツ州ケンブリッジに本部を置く「憂慮する科学者たち」の代表で、連邦議会その他で証言を行なっている人物。

 その博士の口から出た「過去の原子炉事故を合わせた以上の核燃料損傷」発言は重大だ。

 「フクシマ」は日本政府・東電が隠しているだけで、実は空前の、とんでもない事故――ということになる。

Posted by 大沼安史 at 07:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島第1原発 : 食事被ばく量 25%増 厚労省試算

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110712k0000e040070000c.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 (大沼) 「最大被曝国家」の道をひた走る日本!

Posted by 大沼安史 at 06:29 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 小出裕章さん 「3月11日で世界は変わった」「もう全て汚れている。その中で生きなければならない」「いまやるべきは子どもを被曝から守ることです」

 7月11日 報道ステーション「原発 わたしはこう思う」 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=44Jc-fPlBOQ&feature=youtu.be

 私は3月11日に世界は変わったというぐらいに思います。日本中というか世界中がすでに福島の原子力発電所から噴き出して来た放射能で汚れてしまっているわけで、食べ物にしても水にしても、もう全て汚れている、ということですね。その中で生きなければならない。

 いま完璧に放射能から逃れることはできないのですけれど、今できること、そしてやるべきこととは子どもを被曝から守ることです。

 明るい未来はもう今は描くことはできないと思います。せめて少しでも全体の悲劇を減らすというための方策を、具体的な方策を考えることが必要なのです。

 (大沼) 菅直人よ、君の役目は「最小被曝社会」をつくることだ!

Posted by 大沼安史 at 06:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 セシウム含む灰30トンが秋田県に…流山から列車で搬入

 スポニチ ⇒ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/07/12/kiji/K20110712001195770.html

 秋田県などによると、焼却灰は9日、流山市から委託を受けている大館市の民間廃棄物処理場に向けて搬出された。
 焼却灰は貨物列車でJR大館駅に搬入。県は駅周辺の空間放射線量を測定し、今後の対応を検討する。

 (大沼) 米どころの秋田を汚染させてはいけない。「着払い」で東電本店に送り返したらいい!

Posted by 大沼安史 at 05:53 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 タートルネックで喉を隠したマリアさんの話

 1986年4月。「チェルノブイリ」が爆発し、放射能雲がヨーロッパに広がったとき、マリアさんは5歳の少女だった。

 当時を思い出して、マリアさんは言った。「爆発があったが、危険はないと言われた」。

 マリアさんも、配られたヨード剤を飲んだ。屋内退避せよ、と言われたので、2週間、家に閉じこもった。

 そんなマリアさんの住む町で、甲状腺の疾患が爆発的に増え出したのは、1990年代の初めのことだった。町の甲状腺専門医によると、甲状腺癌もさることながら、甲状腺の肥大、甲状腺の異状が急増した。

 マリアさんの母親は医者ではないが、科学者だ。「チェルノブイリが甲状腺疾患を増やしたと、この国の平均的市民は考えている」と言う。

 彼女(マリアさんの母親)自身、事故から10年後に甲状腺の手術を受けている。彼女の母親(マリアさんの祖母)は2回、甲状腺手術を受け、その大の仲良しもまた甲状腺手術を受けた。
 彼女(マリアさんの母)の高校時代の親友も最近、甲状腺腫を摘出――。

 結局、マリアさん一家で甲状腺に異状がないのは、父親ひとりだ。

 5年前、遂にマリアさんの番が来た。甲状腺が腫れ、気管を圧迫するようになった。マリアさんはそのころ、祖国を離れ、ニューヨークで暮らしていた。ニューヨークの医師に診てもらうと、声帯を失うかも知れない、と言われた。そこで、祖国のわが町に戻って、手術を受け、成功した。

 ところで、25年前、当時5歳のマリアさんが被曝したのは、どこの国の、何と言う町か?
どこのなんと言う町に戻って手術を受けたか?

 ウクライナでもなければベラルーシでもなく、もちろんロシアでもなく……ポーランドのオルシュチンという町だ。

 ポーランドの北東部。チェルノブイリから、実に400マイル(640キロ)以上離れたオルシュニンでの被曝だった

 それもヨード剤を飲んで、防護した上での被曝……。

 手術を受けにふるさとの町に帰省したマリアさんは高校時代の仲良し仲間を訪ねた。「手術、受けに帰ってきた」というと、旧友たちは笑って、自分たちの喉の手術痕を見せてくれたという。

 マリアさんの話をニューヨーク・タイムズのジョー・ノセラさん(コラムニスト)の記事で読んで、原発災害による被曝の恐ろしさをあらためて知った。⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/12/opinion/12nocera.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 640キロも離れた場所にいたのに、ヨード剤を飲んでいたのに……

 ジョー・ノセラさんはマリアさんのことを、自分のフィアンセを通じて知った。夏でもタートルネックで喉の傷を隠している人だった。

 「フクシマ」の事故後、ヨード剤の配布もしなかった日本政府。
 原発の作業員並みの被曝基準を子どもたちに課しておいて平然としている日本政府。

 歴史の悲劇はまたも繰り返されるのだろうか?

 5年後、10年後の「フクシマ」にも、タートルネックで喉を隠した被曝者が現れない保障はどこにもない。

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・要確認・NEWS〕 東電 社員食堂・社員寮のために福島産農産物を「積極購入」

 東電は11日に公表した英文プレス資料で、社員食堂・社員寮のために、3月28日以来、福島産農産物を「積極購入」していると言明した。

 ⇒ http://www.tepco.co.jp/en/nu/fukushima-np/images/handouts_110711_06-e.pdf

 We actively purchase farm products from Fukushima Prefecture for our company's cafeterias and domitories.(Purchased since March 28)

 「積極購入」しているそうだが、「積極調理」しているとは書かれていない。
 「東京」のジャーナリスト諸君、東電本店の社員食堂で、実態を取材せよ!

 勝俣会長以下、フクシマの食材に連日、舌鼓を打っているに違いないはずだから、その模様も取材してほしい。

 もちろん経産省の職員食堂も、内閣府の食堂も、文科省の食堂も、「積極摂食」に努めているはずだから、卸先の伝票を確かめ、そのフクシマ支援の熱い思いを伝えてくれ!

Posted by 大沼安史 at 12:21 午後 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 待望の雨季入り 到来 裸の山 洪水の恐れ

 ロイター電 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/07/11/us-monsoons-wildfire-new-mexico-idUSTRE76A7DH20110711

 森林火災が荒れ狂っていたニューメキシコ州で11日、待望の雨季が始まった。これで火の勢いは弱まりそうだが、山が焼けてハダカになったことから、洪水が懸念されているという。

 6月26日から始まった森林火災で、これまでに14万7642エーカー(597.5平方キロメートル)が焼失している。11日現在、火の手の50%の鎮圧に成功している状態。

 (飛び火で構内が燃え上がった)核開発センターのロスアラモス研究所は放射性物質の飛散はないと主張しているそうだ。

Posted by 大沼安史 at 12:05 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本政府 「日本型」の安全評価(?)を実施 イラン英語衛星放送

 イランの国際英語放送 「プレステレビ」は、日本政府が「日本型」核安全査察を行なうと報じた。⇒ http://www.presstv.com/detail/188674.html

 それによると、「日本型」と言ったのは民主党の岡田幹事長だそうだ。

  イランの衛星放送に、こんなことを言われて(全世界に放送されて)、なんか、恥ずかしくなるなあ……

 「日本型("Japanese-style" nuclear safety inspections)」だって?

 (大沼) ゴマカシ、隠蔽、テキトー、延命、利権、無責任、ウソのゴタマゼがメルトダウン(?)すると、「日本型」なる「政策」が「糞出」される!

Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米国の鳥類学者 渡り鳥被曝調査を提唱

 ⇒ http://chronicle.augusta.com/latest-news/2011-07-11/birds-may-show-japan-nuclear-disasters-global-effects

 米国の「サバンナバレー・エコロジー研究所」(ジョージア大学付属)の鳥類学者、I・レア・ブリスビン氏が、「フクシマ」で被曝した渡り鳥調査の実施を呼びかけている。

 「チェルノブイリ」では北米や南欧、地中海方面で、被曝した渡り鳥たちが確認されているという。

 ブリスビン氏は今月下旬、フロリダで開かれる米国鳥類学会で、この問題を考えるワークショップを開きたい考えだ。

 (大沼)  仙台の拙宅(部屋)に近いスーパーの軒下で、ツバメの一家が暮らしている。親鳥は「フクシマ」の放射能雲を突っ切って、ことしも軒下に巣をつくった。

 子ツバメたちも成長し、近くの広瀬川に「食事」に出かけている。

 渡り鳥の被曝もそうだが、留鳥の被曝状況も気になる。

 カラスなどの「留鳥」を調べれば、その土地の死の灰汚染状況をかなり正確に把握できるのではないか!

 ブリスビン氏によると、放射線エコロジーという学問分野があるそうだ。

 日本の放射線エコロジストにもがんばってほしい。

Posted by 大沼安史 at 11:38 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 37メートルもの崖上だった「フクイチ」用地を 25メートルも削り取って原発を建てていた東電 ウォールストリート・ジャーナル紙が報道

 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303982504576425312941820794.html#

 ウォールストリート・ジャーナルが12日に報じたところによると、「フクシマ・ダイイチ」の用地はもともと37メートルの高さにあり、ちょっとした景勝の地だったが、東電は1967年に、これを25メートルも削り取っていたことが、当時の政府当局への提出資料で分かった。

 この東電の44年前の決断が、「運命の決断」だったと、同紙は指摘している。
 
 When Tokyo Electric Power Co. broke ground on the now defunct Fukushima Daiichi nuclear-power station 44 years ago, the utility made a fateful construction decision that raised the plant's vulnerability to the tsunami that ultimately crippled its reactors.
 In 1967, Tepco chopped 25 meters off the 35-meter natural seawall where the reactors were to be located, according to documents filed at the time with Japanese authorities.

 同紙によると、東電が現場で用地買収を開始したのは、1960年代のこと。用地の大部分は、旧帝国陸軍飛行場の跡地だった。35メートルの崖は、用地の海岸線の中でもひときわ目立った場所だった。

 海岸の崖をなぜ削ったか?

 資材の海からの搬入、海水の給水を容易なものとし、(表土を削り取って)原発を岩盤の上に置くための措置。

 当たり前のこととして行われたという。

Posted by 大沼安史 at 11:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 AFPも 括弧つき ‘ストレステスト’ と報道

 ⇒ http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5g5kTCh_jTQXufn0e7U4LxDlHBa8w?docId=CNG.bd10cf61cddde29382a1b8858bdea472.a21

 Japan said on Monday that its nuclear reactor "stress tests" will be carried out in two stages, prioritising dozens that are now idled, but gave no timeline for when the assessments will start.

 (大沼) 国際社会の人々は思うだろう、日本にまともは「政府」はあるのか?――と。

 IAEAの天野事務局長は思うだろう。「フクシマ閣僚会議」に提案したストレステストはこんなものじゃなかった! またオレの顔をつぶしてくれるのか?――と。

Posted by 大沼安史 at 10:42 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ECRR クリス・バズビー博士 日本講演スケジュール 「ふくしま集団疎開裁判」を支援

 ⇒ http://fukusima-sokai.blogspot.com/2011/07/ecrr1721_11.html

Posted by 大沼安史 at 10:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 広瀬隆さん・明石昇二郎さんが東電の社・会長、山下俊一氏らを刑事告発

 15日に記者会見 ⇒ http://fpaj.jp/?p=1344

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 福島大学が原子力機構と連携協定 ★(拡散希望 )福島大学・役員会は福島県の復興支援を促進するためと称して日本原子力研究開発機構との連携協定締結を決定。すでに全学評議会で報告了承され20日に調印予定。

Posted by 大沼安史 at 09:59 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 世界平和アピール七人委員会 「原発のない世界」を求めてアピール

 ⇒ http://worldpeace7.jp/

 池田香代子さん:「脱原発」に向け、お尻をスパンク!(笑)

Posted by 大沼安史 at 09:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 菅首相が「発・送電分離」を言いだしたらしい。「脱原発」「自然エネルギー買電」「地域分散発電」の推進には欠かせない基本だ。今まで思いつきの断片ばかりだったが、漸く辻褄が合ってきた。電力事業者+経産省への最終宣戦布告だ。刺し違えるつもりで本当にやり遂げる力が残ってるなら話は別だ・・。

 「水野誠一」さん ⇒ http://twitter.com/#!/SeiichiMizuno 8時間前

Posted by 大沼安史 at 09:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・警告〕 崖下原発 生命線は切り通しの急な1本道 地震時の崩落で通行止めの恐れ 事故原発、孤立へ 村尾キャスターが指摘

 ⇒ http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/162.html

Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 「見覚えないのない青タンがいきなり顕れ」「私も腕に赤い点々が多数」「子ども二人とも、先々週から鼻血。それも大量に」

 「東海アマ管理人」氏(⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama )のところに、カラダの異常を訴える情報が多数、寄せられている。

 ・内出血ではありませんが、6月上旬千葉県習志野市で庭の草むしりをやった(マスクし忘れた)その後、今まで味わったことのないような感じの酷い頭痛(しかも鎮痛剤効かず)が一週間続き、起き上がれなくなり寝込みました。

 ・こちら柏ですが、腕でなく、左足首上に5cm大の見覚えないのない青タンがいきなり顕れ、やっと消えてきましたが、まだ全部消えません(約3週間たちます)。夫は、マスクをして会社に、私も必ずどんなに暑くてもマスクをしてますが、夫はへんな咳がずっと治りません。

 ・気のせいだと思いますが、私も腕に赤い点々が多数でました。しばらくして消えましたが、原因不明。また、子ども二人とも、先々週から鼻血。それも大量に。普段は見たこと無かったので驚きました。横浜より

 ・実はうちの家族にも一ヶ月くらい前に腕にうっすらと痣(3cm)ができて心配していたんです・・・。しかも二カ所も(T_T)ちなみに横浜です。

 ・こちら千葉市花見川区です。草むしりあとだったかな、両腕の内側に数カ所ほど、ぶつけた覚えのない内出血班様のアザっぽいものが数日出ていました。隣の敷地が草だらけなのですが、蚊の数が圧倒的に少ないというか、ほとんどいません。

Posted by 大沼安史 at 09:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 こんなもの、「ストレステスト」ではない! 「2段階安全評価」を言い出した「死の灰族」の陰謀

 ウォールストリート・ジャーナル日本版 「日本政府、2段階の安全評価を実施―原発再稼働で」 ⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_271489

 さすがウォールストリート・ジャーナルではある。ポイントをつかんで報じている。

 リード(前文)を見てみよう。

 日本政府は11日、国内にある原子力発電所の再稼働について統一見解をまとめ、2段階の安全評価を打ち出す方針を明らかにした。菅直人首相が先週、現在運転を中止している原発の再稼働を認める前に「ストレステスト(耐性評価)」を指示したのを受けて生じた混乱を収拾する狙いがある。

 菅直人首相が「ストレステスト(耐性評価)」を指示したのを受けて生じた混乱を収拾する「2段階の安全評価」だ――という指摘だ。

 テロや航空機の墜落まで想定する「ストレステスト」ではなく、「2段階の安全評価」!

 つまり、政府が行なうのは、いつもの「安全評価」であって「ストレステスト」ではない。

 WSJの記事はその「2段階安全評価」を、こう報じている。

 新たな指針の下で、原子力安全委員会は保安院と共同で耐性評価プログラムを作成し、電力会社がそれを実施する。保安院はその後、結果を評価し、原発の再稼働に関する最終決定は首相と原子力担当大臣が下すとされている。

 第1段階の評価では、津波や地震といった自然災害に対する原発の安全性マージン(余裕)がどの程度か測定する。また競争促進のため、安全性のレベルについて電力会社をランク付けする。

 枝野長官は、第2段階の評価は、福島第1原発後に欧州連合(EU)当局が提案したストレステストと似た内容になるだろうと述べた。――

 またも原発推進の保安院が(原子力安全委員会と共同)で「安全評価」するのだ。それも評価の実施主体は電力会社。こんなバカなことはあるか。

 第1段階では「安全性マージン」がその程度か測定する……??? 「絶対安全」の「ダイイチ(福島第一)」が史上空前の放射能災害を起こした原因調査も終わらないうちに、よくも言えたものだ。

 そして枝野のこの言い草。「第2段階の評価は、福島第1原発後に欧州連合(EU)当局が提案したストレステストと似た内容になるだろう」

 似たようなものになるだろう?――まるで他人事のような、この物言い。「いま直ちに」が耳の奥で被曝のようにこだまする。

 2段階を言うなら、第2段階で何をどう実施するか決めてから発表するのが筋だろうが。

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 牛の餌(わら)からセシウム数万ベクレル 屋外管理で内部被ばくか――だと……

 朝日新聞 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071101000338.html

 朝日の記事にこうある。

 国は3月、屋外で保管していた飼料を家畜に与えないよう通達していた。

 まるで国には責任がないとでも言うような書き方だ。

 国は3月、屋外で保管していた飼料を家畜に与えないよう通達していた――?

 ならば、こうなる。

 国は3月、屋外で栽培して食料を人間に与えないよう通達していた……?

 そうだったろうか?

 それにしても「餌のわら」が死の灰に汚染されていたとして、それだけが原因なのか?
 「井戸水」は調べたのか? 

Posted by 大沼安史 at 08:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 固定資産税の被曝減免? 全額免除だろうが! 減収分は全額、東電に負担させよ! 「区域」外の「死の灰汚染地域」にも適用を拡大すべきだ!

 報道によると、片山総務相は11日、原発事故の被災地を対象にして固定資産税などの減免措置をとる考えを正式に伝えた。政府は今国会に、こうした考えを盛り込んだ地方税法改正案を提出する。

 減免の対象は、警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域の中で市町村長が指定する区域。被曝で使えない土地や家屋について、今年度分の固定資産税と都市計画税を免除する。自動車関係税では、自動車に永久抹消登録などがされた場合は、地震が発生した3月11日にさかのぼって免除する。

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110712ddm002040079000c.html
 読売新聞 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110711-OYT1T00378.htm?from=navr

 (大沼) 読売新聞には「地方税の優遇措置」と書かれていた。「優遇」だと! 

 「固定」資産税は、その土地に住むことを前提に、毎年支払っている税だ。その土地で将来にわたって生き続けることを前提に納めてきた税だ。政府のいう「原発は安全」を信じて納めてきた税だ。一生をそこに生きようと。

 その「固定」資産が国と東電のせいで「死の灰」によごされて、もう住めない!

 だから国は、これまでの納税分も返すべきだ。減収を恐れるなら、その分を、東電に請求して「徴税」すればよい。

 住宅ローンもそうだ。過去に遡って東電に代払いを命じたらいい。

 それと、「警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域」だけが「死の灰汚染区域」ではない。「区域外」の土地・家屋も「資産被曝」している。

 減免措置は、死の灰の降灰地域全域で行なうべきである。
 

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:22 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-11

〔フクシマ・For the Record〕 経産省内部からも批判 「保安院は狂っている。この組織はもう終わった」

  東奥日報 ⇒ http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110710091716.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

 夏場に予想される電力需給逼迫(ひっぱく)を受けて、経済産業省資源エネルギー庁と同省原子力安全・保安院が、定期検査で停止中の全国の原発の再稼働に向けて足並みをそろえている。保安院が、規制官庁としての任務を自ら放棄したかのようだ。東京電力・福島第1原発事故では、エネ庁と保安院との“なれ合い”による安全規制の不備が事故の要因の一つとして指摘されたばかり。県内の首長からもエネ庁と保安院の早期分離を求める声が上がっているほか、経産省幹部からは「狂っている。原発再起動のために動いているこの組織(保安院)はもう終わった」との内部批判が出ている。

 6月29日、(青森県)県議会原子力・エネルギー対策特別委員会。保安院の担当課長とエネ庁の担当課長が説明役として机を並べていた。

 推進のエネ庁と規制側の保安院が経産省内に同居する弊害がここでも露呈した格好だ。

 経産省のある幹部は「(組織が独立している)米国のNRC(原子力規制委員会)に対し、エネルギー省長官が原発再稼働への協力をお願いすることはあり得ない。保安院の任務は、原子力施設の安全性を確保することなのに…」とぶぜんとした表情。

 (大沼) 茶葉まで汚染した原子力村の小役人どもの、この茶番よ!

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ

  ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 05:18 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 南相馬原町区の出荷和牛 全11頭からセシウム

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0710/news1.html

 (大沼) やはり「井戸水」だ! 「ダイイチ」の汚染水が地下水を汚している可能性がある!

Posted by 大沼安史 at 11:00 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・NEWS〕 フォート・キャリフーン原発 バリアーを新設しポンプで排水

 ⇒ http://www.therepublic.com/view/story/50f41892dc5b4c12a6dd962b9de5c916/NE--Missouri-River-Flooding-Fort-Calhoun/
 ミズーリ川の洪水で危機に立つフォート・キャリフーン原発に、高さ8フィート(2.43メートル)のバリアーが新設された。

 半月前、作業員の不注意で破裂したバリアーと似たものというから、中に水が注入されたゴム製のバリアーだ。

 新しいバリアーの設置が終わったあと、ポンプによる排水作業が開始され、10日の日曜日だけで、構内にたまってた水の半分の排水が終わったそうだ。

 まずは、一安心!

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 原発の高濃度廃液で「井戸水」が放射能汚染?  

 南相馬産の牛肉から、高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、出荷元の肥育農家のご主人が読売新聞に対して、こう語っそうだ。⇒ http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110710-OYT1T00276.htm

 「消費者にも近隣にも、みんなに迷惑をかけてしまった。コメもダメ、野菜もダメ。今度は牛もダメって一体どうすればいいんだ。ここにいる牛、みんなダメなんか」

 男性の妻も涙を浮かべて謝罪の言葉を繰り返したそうだ。

     #

 放射能に汚染されないよう、万全を期して育てあげた牛たちだった。

 牛に与えていた餌には、昨年10月に収穫し乾燥させた稲わらのほか、輸入した乾燥わら、配合飼料などを利用。屋根付きの牛舎は、牛が雨にぬれにくく、体表を調べた出荷前のスクリーニング検査では、どの牛からも放射性物質は検出されなかった。

 しかし、食肉場の検査で「内部被曝」していたことが分かった。

     #

 牛たちはなぜ、どこでどう被曝していたか?
 
 男性は首をひねった。牛に飲ませている地下8~10メートルの井戸水が問題なのか。でも、「この辺の住民はみんな飲んでいる。どうすればいいんだ」。

     #

 この肥育農家の話を、ブロッガーのルーカス・ハワイトフィールド・ヒクソンさんがブログ(英文)で取り上げていた。
 ⇒ http://news.lucaswhitefieldhixson.com/2011/07/fukushima-radiation-local-residents.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
 
 それを読んで、目からウロコだったのは、ヒクソンさんが。地域の人々の飲料水にもなっている「井戸水」の問題の重大さを指摘していたことだ。(ブログで赤文字強調している!)

     #

 このヒクソンさん指摘を考えているいうちに、とんでもない「恐れ」に気付き、不安になった。

 仮に「井戸水」が汚染されているとしたら、どういうことが考えられるか?

 井戸水の汚染源はどこか?

 その「井戸水」の地下水は実は、「ダイイチ」によって汚染されているのではないか?

     #

 井戸水は地域の人々が飲み、家畜も飲んでいる。

 「井戸水」調査を早急に実施しなければならない。

Posted by 大沼安史 at 10:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・論文〕 ガバン・マコーマック(Gavan McCormack )氏 2007年論文 「プルトニウム超大国 日本(Japan as a Plutonium Superpower)」 全訳 (田中泉氏訳)

 カナダ・バンクーバー 「平和哲学センター」 ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/07/gavan-mccormack-japan-as-plutonium.html

 ……核の脅威についてはもっと広い視野に立って考えるべきだと思われる。日本は核の被害を受けた唯一の国であると同時に、世界でもっとも核に力を入れている、いや核に執着しているに近い国でもあるのだ。米国の腕に抱かれて保護され、特権を享受してきた日本は、核(燃料)サイクルを持つプルトニウム超大国へと進化をとげた。

 (大沼) 世界唯一の「被爆国」が世界有数の「プルトニウム保有・原発国家」になった、この空前の悲劇よ!

Posted by 大沼安史 at 09:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 山下俊一氏 トンデモ講演ビデオ こんどはフランス語字幕つきで全世界拡散

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Eb3MATsY6ss

 「金吾」さん ⇒ http://twitter.com/#!/kingo999
 山下のトンデモ発言のフランス語版ができました。ドイツ語、スペイン語、イタリア語と続ける予定です。

 (大沼)「金吾」さん、マゲネデ ケッパッテケサイ!

Posted by 大沼安史 at 09:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・対話〕 大江健三郎さん(作家)と大石又七さん(第五福竜丸乗組員)との「核」をめぐる対話 「過去」の教訓生かされず

 ヒロシマ平和メディアセンター ⇒ http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20110704172809740_ja

 大石さん ……私たちが少年だったころ戦争を指導した人たちは、責任があるのに取らなかったですね。新憲法ができても大きな顔をした。福島の問題でも、原発を導入し推進した政治家は責任を取らない。私は我慢ならないんです。

 大江さん ……一人の人間は数多くの人を殺すようなことをしてはいけない。それは根本的な倫理だと思います。自分がよく訳が分からない、分からない危険があると分かっているときに、人間がその道を選択してはならない……

Posted by 大沼安史 at 09:28 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 テルル132など放射性物質 3月17~19日にシアトルに到達 19~20日にヨウ素131で最大検出

 米西海岸、シアトルにあるワシントン大学の研究チームが論文抄録。
 ⇒ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21719167

 On 17-18 March 2011, we registered the first arrival of the airborne fission products (131)I, (132)I, (132)Te, (134)Cs, and (137)Cs in Seattle, WA, USA, by identifying their characteristic gamma rays using a germanium detector. We measured the evolution of the activities over a period of 23 days at the end of which the activities had mostly fallen below our detection limit. The highest detected activity from radionuclides attached to particulate matter amounted to 4.4 ± 1.3 mBq m(-3) of (131)I on 19-20 March.

 「Dr.ちゃしば」氏(⇒ http://twitter.com/#!/dr_chasiba)の情報

 「Dr.ちゃしば」氏の「論文集」に注目! ⇒ http://www.geocities.jp/nekoone2000v/pages/FukusimaDaiichi.html

Posted by 大沼安史 at 09:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 原子力発電を考える石巻市民の会 動画・写真・資料集

 ⇒ http://shiminnokai.info/cat58/post-21.html

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 2chより6/22俺の妹が福島の産婦人科で働いてるんだけど正直ガチでやばいらしい・・映画に出てくる様な奇形じゃなくてストレスで死産流産が多発してるんで先週初めて指のない赤ちゃんが産れて皆青ざめてた これからどんどん奇形児が産まれてくると思うって妹は落ち込んでた

 「東海アマ管理人」氏がツイッターで紹介 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

Posted by 大沼安史 at 08:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「ノーニュークス・アジアフォーラム2011」日本で開催! 福島原発震災の真実を世界に伝える

 ⇒ http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/110a..htm

Posted by 大沼安史 at 08:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・連帯〕 サーファーと語り合う小出裕章さん

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/10/makikuroudo-may-24/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 福島から昆虫激減の報告が続く。千葉からも同じ。蚊が少ないナメクジもいない。自然はコラボと循環のシンフォニーだ。すべての環が協調してすべての命を支えている。放射能が命の環をズタズタにした。最初微生物小動物が死滅、やがて大型動物、人間が死滅し始める

 「東海アマ管理人」氏 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama 1時間前

Posted by 大沼安史 at 08:19 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-10

〔フクシマ・お知らせ〕恥ずかしながら、小生(大沼) 本日の東京新聞に登場しました。特報面のインタビュー記事、「世界が報じたフクシマとは」です。

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 〔再掲・増刷!案内〕 世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――

 おかげさまで上記タイトルの拙著が、緑風出版(⇒ http://www.ryokufu.com/top.html )が増刷されました。3刷になります。(46版 本文276頁、1700円+税)

 章立ては 「沈黙の春」、または悲劇のプロローグ/第1章 放射能雲/第2章 飯舘村/第3章 NRC秘密報告/第4章 爆弾発言/第5章 「料理されちゃうからね」/第6章 再臨界/第7章 「安全コード」/第8章 アトミック・アンヌ/第9章 死の灰・コトバ・桜/第10章 ウィキリークス/第11章 原子力村/第12章 サムライ/第13章 カク・ミチオ教授の警告/第14章 ミステリー/第15章 校庭に原発が来た!/終わりのないエピローグ

 「脱原発」を求めて活動する皆さんや現役ジャーナリストから、うれしいメールをいただいています。

 「フクシマ」に終わりはありません。これからも生きて活動する限り、「フクシマ」を追いかける覚悟です。

 続編も書きたいと思っていますが、「フクシマ」のすべては、最初の60日間にあります。その2ヵ月間は、日本政府の隠蔽と欺瞞の「犯行時間」とも言うべき、地元被災者・国民に対する裏切りの日々でした。検証され、告発されなければなりません。

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 九電子会社の社員による「玄海やらせメール」内部告発 全世界拡散!

 ⇒ http://fukushimanewsresearch.wordpress.com/2011/07/09/japan-worker-exposed-deception-whistleblower-informed-jcp-of-kyushu-electrics-plans/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 (大沼)この内部告発者は「やらせメール」は社員倫理に違反し、会社のためによくない、と考えたそうだ。
 企業の社会的な責任・倫理を問う「社員」が出て来た!

Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 “I will evacuate to the grave. I am sorry.” 93歳の農家のおばあさんの遺書 全世界に拡散

 ⇒ http://fukushimanewsresearch.wordpress.com/2011/07/09/japan-elderly-fukushima-woman-kills-self-to-evacuate-to-grave/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

  http://www.scoop.it/t/tsunami-japon/p/279928671/eng-un-femme-agee-se-suicide-pour-evacuer-vers-la-tombe-the-mainichi-daily-news?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110709p2a00m0na013000c.html

20110709p2a00m0na012000p_size5

  写真はデイリー・マイニチより。

 “If we have to evacuate again, elderly people (like me) will become a drag.”
  “My heart is in my mouth everyday due to news of the nuclear power plant.”
  “Doing things like this (killing myself), I am disgracing my children and grandchildren and relatives, but it cannot be helped in this day and age.”

  (大沼) 海江田も、保安院長も、弔問に出かけるべきだ。 

Posted by 大沼安史 at 09:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・SONG〕 Tony Barkerさん Skilled Veterans Song

 ⇒ http://bouhatsusoshi.jp/archives/621

 テキサスのミュージシャンによる老人行動隊への賛歌!

 歌詞も掲載されています。

 They call themselves The Skilled Veterans.
 Uniquely suited to do what must be done.
 They will walk into the fire
 To save their young.
 They will save our young.

 トニー・バーカーさん 公式サイト ⇒ http://www.tonybarkermusic.com/index.html

Posted by 大沼安史 at 08:31 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ストレステストは2段階(で骨抜き) 再稼働、第1テストで(ご都合)判断

 東京新聞(共同)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011070901000908.html

 IAEA閣僚会議で合意した「ストレステスト」は「フクシマ」から教訓を引き出し、それをもとに新たな安全基準を設けて、それに原発が耐えられるどうか、テストすることだ。

 今回の事故原因を究明し、問題点を整理するのが先決である。

 それに、保安院を名実ともに「独立」させてからやらないと(「フクシマ」を引き起こした「死の灰」戦犯どもを追放してからやらないと)、またインチキ査察を繰り返すことになる。

  「2段階」とか「第1テスト」とか小賢しいことを考えおって!

Posted by 大沼安史 at 08:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 第1原発の吉田昌郎所長 本店の原子力設備管理部長だった2009年 耐震安全性報告書の誤り 伝えず

  共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070901000755.html

Posted by 大沼安史 at 07:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 原子力発電は「安全」をすべてに優先させています

  「天野祐吉のあんころじい」⇒ http://amano.blog.so-net.ne.jp/

 嘘から生まれた「安全神話」の、証拠アンソロジー。

Posted by 大沼安史 at 07:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 「悲しいかな、人が倒れなきゃわかんないんだよなぁ」「今の福島の原発は事故であり工事じゃないよなぁ?」

 「ハッピーさん」⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 次の工程発表は政府と東電が別々でなく、政府主体で発表するみたい。初めからそうすればいいのにって思ってた。オイラ一つ疑問というか不思議だなぁって思うことがあるんだ。それは、今の福島の原発は事故であり工事じゃないよなぁ?

 普通に考えて事故っていったら国(国家公務)だと思うんだ。石油コンビナートの事故や科学プラントの事故だと国が主体で消防や自衛隊が収束するよなぁ。確かに初めは消防や自衛隊がいたけど、今はいない。

 何で事業者が作業員が主体で事故対応してんだろって時々思うんだけど…。消防や自衛隊の人の方が体力あるし統率力もあると思うんだけど。これから先、作業員も足りなくなるだろうし、助けに来てくれないのかなぁ? 10時間前

      □

 工程は相変わらず厳しいけど最近は現場の方も少しずつだけど無理ってはっきり言うようになってきました。悲しいかな、人が倒れなきゃわかんないんだよなぁ。3号機もロボットが上手く機能しないのでやっぱ最後は人海戦術みたいです。

 被爆量が心配です。あまり多く被爆すると長期間の作業が出来なくなるからなぁ。まだまだやらなきゃならない事いっぱいあるから、1Fサイトに詳しい人がいなくなるのは今後の作業に必ず支障があるはずなんだ。

 線量大事に使いたいけど…、現場はなかなか難しいんだ。詳しい人がいないと、図面見せても初めて入る人は多分その場所にもたどり着けないし、ましてや対象の配管なんか見つける事出来ないと思うよ。7月8日

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:44 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-09

〔フクシマ・遺言〕 「私はお墓にひなんします ごめんなさい」 南相馬市の農家の93歳のおばあさんが自殺

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110709k0000m040149000c.html

 6月22日、庭で首を吊っていた。

 同市原町区の静かな水田地帯で代々続く田畑を守り、震災時は長男(72)と妻(71)、孫2人の5人で暮らしていた。長男によると、以前から足が弱って手押し車を押していたが、家事は何でもこなし、日記もつけていた。

 取材の最後、長男夫婦が記者に言った。「おばあちゃんが自ら命を絶った意味を、しっかりと伝えてください」

 ◇女性が家族に宛てた遺書の全文
(原文のまま。人名は伏せています)

 このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました 私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまといになるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい

 (大沼) 東電の勝俣会長は焼香に行くべきだ。

Posted by 大沼安史 at 11:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真〕 浪江 わが町 「我が家」 トシヤ・ワタナベ氏

 ⇒ http://www.flickr.com/photos/toshiya-w/

 40年前父がこの家を建て、家族4人が一緒に暮らせたのは9年間。兄の上京後私が上京するまで3人での暮らしが4年。その後両親2人で12年。父が死んでから母の1人暮らしが15年。母が1人で暮らした時間が一番長い事になる。
「子供の事を考えて家を建ててもすぐに大人になって家を出て行くよ。」一昨年家を建てた自分に母が言った言葉が思い浮かんだ。
「家」って何だろう。

Posted by 大沼安史 at 11:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・論説〕 ジョー・ジャムブラン氏 「放射能:フクシマの子どもたちの未来」(全訳:松元保昭=「パレスチナ連帯・札幌」代表)

 ⇒ http://doujibar.ganriki.net/fukushima/Radiation-The_Future_Children_of_Fukushima.html

 カナダ・オタワのグローバル・リサーチ研の記事を全訳!
 原文 ⇒ http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=24611

 松元氏によるコメント。

 この記事中では、すでに日本でもかなり知られてきた体内被曝の恐ろしさのほかに、原子力(少数国による核支配)推進の舞台であるIAEA(国際原子力機関)が、どのようにWHOと医師たちを押さえつけがんじがらめに縛り付けているのかが、具体例を通して描かれています。彼らは内部被爆を含む低線量被爆の実態を徹底して覆い隠そうとしてきました。

 そのようなIAEAの態度は、単に原子力(核力)発電所事故の被害の甚大さを隠蔽するだけではなく、劣化ウランを用いた兵器によって大量殺戮を平然と行う米国・英国の軍事政策をも、「人類に対する犯罪」から守っているわけです。

 俗に言われてきた「原子力の平和利用」こそが、全人類に対する核攻撃に他ならない実態が浮かび上がってくるでしょう。

Posted by 大沼安史 at 11:25 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 南相馬 緊急避難準備区域の牛肉から2300Bq/kgのセシウム検出

 ⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ial6-att/2r9852000001iasz.pdf

Posted by 大沼安史 at 11:13 午前 | | トラックバック (0)

〔玄海・資料〕 「佐賀県玄海原子力発電所におけるプルサーマル事故被害予測」 

 ⇒ http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/GotoYoko.pdf

Posted by 大沼安史 at 11:07 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 山下俊一氏 福島医科大学大学の副学長に

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/life/edu/university/archive/news/2011/07/20110708ddp041100031000c.html

Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 もちろん「原発推進」があってもいい。だが連日連夜、公共放送のキャスターが「原発必要論」を説くのはいかがなものか。「原発反対論」は芥子粒ほどにも取り上げない。 受信料を払っているのは国民なのだが。

 「田中龍作」氏 ⇒ http://twitter.com/#!/tanakaryusaku 1時間前

Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米統治下の沖縄 高等弁務官事務所発行の「守礼の光」創刊号で「原発特集」 年間3ドルの電気代」など、夢物語のような明るい未来を強調 米軍の核兵器との「同居」を強いられていた沖縄の住民から、原子力への恐れや反発を取り除く戦略 

 沖縄タイムス ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-09_20309/

  「原子力利用で世界の平和と安定を」―。米軍の核兵器との「同居」を強いられていた沖縄の住民から、原子力への恐れや反発を取り除こうというナッシュ・リポート(1957年12月)が示した戦略は、住民への「原発神話」をふりまくことで、浸透を図った。59年1月から高等弁務官府が発刊した「守礼の光」は、創刊号で原発特集を組んで以降、原子力食品工場など米国の研究事例の紹介から「年間3ドルの電気代」など、夢物語のような明るい未来を強調していた。

Posted by 大沼安史 at 10:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米統治下の沖縄へ 「原発」導入を計画 沖縄タイムス

 ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-09_20287/

 米国統治下の1957年、米側が経済的な利益をアピールして米軍駐留を安定させるため、沖縄に民間用原子力発電を導入することを検討していたことが8日までに分かった。米軍が、県内で核ミサイル基地の建設計画を進める中、原発の民間利用が日本本土や沖縄で広がる反核感情への「有効な阻止策になる」との考えに基づき、当時のナッシュ大統領特別補佐官が、アイゼンハワー大統領に進言した。同補佐官が、大統領に海外駐留米軍の戦力や課題を極秘に報告した「ナッシュ・リポート」(57年12月)で明らかになった。

 (大沼) 「核兵器」の悪魔性の隠蔽を図る工作としての「核発電=原子力の平和利用」!

Posted by 大沼安史 at 10:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 「地割れ」進行か!

 「東海アマ管理人」氏 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

 ふくいち構内で地割れが進行との情報あり。スルーして地面深く潜った核燃マグマが地盤全体に大きな影響を与えているのでは? ふくいち映像を拡大して観察した人より 15時間前

Posted by 大沼安史 at 10:37 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米エネルギー省 西海岸、ワシントン州上空で放射能測定

 米エネルギー省は11日、米西海岸、ワシントン州のキング、ピアス郡上空に放射線遠隔測定装置を積んだヘリを飛ばし、ガンマ線を発する大気中の放射性物質(セシウム、ヨウ素)の検知活動を始める。

 28日まで続ける。

 ワシントン州保健省のウェブサイトによると、「フクシマ」とは関係はないとしている。 ⇒ http://www.doh.wa.gov/ehp/rp/rep/aerial.htm

Posted by 大沼安史 at 10:34 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 米国 各原発に「模擬制御室」 非常時の対応をシミュレーション訓練 「日本もこれやっとけばよかったのに……」

 米国の公共ラジオ局、「NPR」が報じたところによると、米国の各原発には、ほんものと同じ「模擬コントロール」があり、それでもって非常時に対応する訓練が行なわれている。

 これに対して日本は、共用のシミュレーターで訓練しているだけ。

 このため、米国の原子力産業当局者らは、もし日本が米国式の訓練を運転員に施していたら、「フクシマ」のような多重メルトダウンが起きても、よりよい対応が出来ていただろうと指摘している。

 Some nuclear industry officials say if Japan had U.S.-style training for its operators, they might have fared better during the multiple meltdowns at the Fukushima Dai-ichi nuclear power plant. In Japan, workers train on generic simulators. Here, every nuclear power plant has an exact mockup of its control room so plant operators can practice more realistic disaster scenarios.

 ⇒ http://www.npr.org/2011/07/06/137633351/at-u-s-nuclear-reactors-crews-train-for-the-worst

Posted by 大沼安史 at 10:19 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電 伊達市に謝罪 仁志田市長 子どもの安全学習・除染廃棄物……「対策費は必ず原因者に負担してもらう」

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0709/news10.html

 皷(つづみ)紀男副社長ら社員5人が(8日)訪れた。仁志田市長は皷副社長に要望書を提出し、(1)原発事故の迅速な収束(2)市が行う除染、健康管理対策費の全額負担(3)農、商、工業の風評被害への賠償の仮払い(4)子どもの安全な学習環境確保の経費負担(5)市の除染活動で出る全廃棄物の引き取り―などを求めた。

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 社民党の福島瑞穂党首 「脱原発」を次期衆院選の争点にすべきだとの考えを強調 : みんなの党の渡辺喜美代表も「国家百年の大計がかかわる問題だ。脱原発で信を問うのは間違いではない」と指摘

 7月8日の記者会見で。日経新聞(共同) ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2EAE2E1998DE2EAE2E5E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

Posted by 大沼安史 at 09:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電 津波の高さを下方修正、「最大13.1メートル」だって!?……福島第2原発との「違い」 理屈付けにも腐心 

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110709ddm008040026000c.html

 東電は6日、「第1原発では、津波のピークの到達時間が集中したため高さが最大13・1メートルに上り、第2原発より浸水被害が拡大したと分析した」。

 大沼 「14~15メートル」が、こんどは「最大13.1メートル」に。

 近くにある「福島第2原発」と違って「津波のピークの到達時間が集中した」ため高さが13.1メートルにもなった、という。

 なぜ、津波の高さを下げ、「ダイニ」との違いを強調する「新説」を打ち出したか?

 それはひとつに、下記の本ブログ記事(⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-4728.html )に紹介した、ウォールストリート・ジャーナル紙の調査報道で、「ダイイチ」の各号機(6号機を除く)の「設計配置」が旧式で、浸水に弱いものだった(「ダイニ」はより強いものだった)ことを隠蔽するためだろう。

 また、津波の高さ(波高)は5メートル台(これはダイニも同じ)だとする有力な批判が出ていることも、「新説」の背景にある。

 津波の高さの問題は、想定外のツナミ原因説で逃げ切りを図ろうとする東電にとって、最後の頼みの綱だから、「新説」発表などという、なりふり構わなぬ挙に出ているわけだ。

Posted by 大沼安史 at 09:42 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 田中宇さん 「日本も脱原発に向かう」

 ⇒ http://tanakanews.com/110708nuclear.htm

 大沼 僕は、田中宇(さかい)さんの、持てる(制限)時間をフルに使って、可能なかぎり資料にあたり、事態の本質に迫ろうとする姿勢に畏敬の念を抱くひとりだ。

 田中さんのこの論説は、時代の転換点となった「2011年6月」を記録する、労&力作だと思う。

 
 
  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:12 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-08

〔フクシマ・NEWS・訂正版〕 福井県で線量アップ 「もんじゅ」に注目

 ⇒ http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/posirase/1107/o110708.pdf

 本ブログをアップ後、「ZOE」さんより、以下のグラフと「雨による変化」との指摘があった。

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  「よって今回特に異常があったとは思えません。ただ、これ以上の振れ幅を観測しないか、今後も注意深く監視していかねばならないですね」と。

 雨が降ると線量が上がる! 福井に限らず、どこもかしこも線量があがる。

 福井の「原発銀座」も(から)解体しなければならない。

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Posted by 大沼安史 at 07:06 午後 | | トラックバック (0)

〔ドイツ・NEWS〕 「原子力に代わるエネルギーを」 長崎平和宣言文案固まる

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/special/10005/SEB201107070030.html

 「脱原発」との表現は直接使わないものの、原子力に代わる自然エネルギー開発の必要性を訴え、原発に依存しない方向性を明確に打ち出す内容で落ち着いた。

Posted by 大沼安史 at 12:40 午後 | | トラックバック (0)

〔ドイツ・重要ソース〕 在ベルリン ジャーナリスト・梶村太一郎さんの反核覚え書き

 ドイツの脱原発がよくわかる、すばらしいブログです ⇒ http://tkajimura.blogspot.com/

Posted by 大沼安史 at 12:26 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・重要NEWSソース〕 日本全国原発最新情報

 ⇒ http://genpatsu.net/

Posted by 大沼安史 at 12:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 在日フランス人向け IRSN(放射線防護原子力安全研究所)作成文書6月8日付 全訳

 福島原子力発電所事故6報 2011年6月8日
 ⇒ http://genpatsu.wordpress.com/2011/07/06/irsn-bulletin-6/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 ■生鮮物の産地不明、放射線情報がない場合、可能な限り、それら葉物、キノコ、魚の長期摂取を避けること。

 ■産地不明、放射線情報がない場合、事故後に採取された茶葉を避けること。

 ■産地不明、放射線情報がない場合、福島県、宮城県で採れた牛乳を長期にわたって子どもに与えないこと。

Posted by 大沼安史 at 12:04 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 脱原発ポスター 山下俊一氏が登場

 ⇒ http://p.twipple.jp/BVwxZ

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Posted by 大沼安史 at 11:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ニューヨーク・タイムズ 九電社長 辞任を示唆

 ニューヨーク・タイムズによると、九州電力の真部利応社長は同紙に対して、「やらせメール」問題の責任をとり「辞任」を示唆した。

 The president of a nuclear plant operator said on Thursday that he may resign as a result of a scandal over faked e-mails that has added a bizarre new twist to a decision whether to allow Japan’s idled reactors to restart in the wake of the Fukushima disaster.

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/07/08/world/asia/08japan.html

Posted by 大沼安史 at 11:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・論説〕 毎日新聞 社説 : 原発耐性試験 欧州以上に徹底せよ

  ⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110708k0000m070125000c.html

 福島の事故を踏まえた原発のストレステストは、すでに欧州連合(EU)が6月から実施している。地震や洪水、竜巻、豪雨といった自然災害に加え、航空機墜落やテロ攻撃なども評価対象としている。

 日本では主に津波・地震を対象とするが、過酷事故は何が要因で起きるかわからない。事故の当事者である日本のテストがEUより手薄というのもおかしい。中途半端なテストに終わらせず、欧州以上に徹底した試験を実施してほしい。

 ……
 
 EUのテストでは電力会社の報告を国が点検し、これをEUの専門家チームが相互審査する。日本では、原発推進の経済産業省と規制当局である保安院の一体化が懸念され、電力会社の報告を保安院がチェックするだけでは信頼性が保てない。

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 11:40 午前 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 日本原子力学会の政府・東電批判「声明」 全世界に拡散中 「情報開示の遅れ・不十分さ」が「一般住民の被爆を拡大させた可能性」 いち早く海外へ報告 国内では情報を封印

 日本政府・東電の「情報開示の遅れと不十分さ」が「一般住民の被ばく被害の拡大を招いた可能性がある」などと厳しく批判した「日本原子力学会」の4日付の「声明」が、ジャパン・タイムズによる詳しい報道で、全世界に拡散中だ。

 ジョパン・タイムズが指摘するように、日本原子力学会は日本の「原発エスタブリッシュメント」と近いとみなされていた学界団体。それが日本政府、関係機関、東電の対応に対する批判を公表した意味は大きい。 

 国内ではごくかんたんに報じられただけだったが、「声明」の付属文書には「不適切な事例」が具体的に書き込まれており、住民の被曝問題さえ無視した日本政府・東電の情報隠しの姿勢に、国内はもとより国際社会からも批判が強まりそうだ。
 ⇒ http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ed20110708a1.html

 日本原子力学会が4日、「原子力安全」調査専門委員会名でプレス・リリースし、ホームページで公表した「情報開示姿勢の改善要請に関する声明」は、政府(機関)・東電の「情報開示の遅れ、不十分さ」を「実例」つきで取り上げ、「強く遺憾の意を表明し、早急な改善を求め」たものだが、具体的には次の2点を挙げている。

 ひとつは、それによる「住民被曝」問題。

 「声明」は「事故の状況や、放射性物質による環境汚染の状況について、開示するべき情報を保持していたにも関わらず適切に開示してこなかった結果、一般住民の被ばく被害の拡大を招いた可能性があるということは、情報に対する信頼性を揺るがす大きな問題である」と述べ、おかげで一般住民の被曝被害が拡大した可能性がある、と指摘している。

 「声明」は「放射性物質による環境汚染の状況について、開示するべき情報を保持していたにも関わらず適切に開示してこなかった」実例を付属文書に、こう記している。

 特に、現地対策本部及び福島県がOFC(原子力防災センター=オフサイトセンター)に残置したとするデータの中には、3月12日の時点で福島第一原子力発電所の炉心が損傷し、かつ原子炉の閉じ込め機能が完全でないという重大な事実を疑わせる、大気ダスト中のTe-132(テルル132),Y-91(イットリウム91) 等の測定値、また、3 月15 日の時点で北西方向での沈着による高い汚染を示す雑草中のI-131(ヨウ素131)、Cs-137(セシウム137)濃度等が含まれている。さらに、対IAEA 報告書では、官邸緊急参集チームは3月15日採取表土及び雑草の高濃度放射性ヨウ素及びセシウムを把握した旨の記述があるが、データをOFCに残置したとする説明と矛盾し、15日採取表土データは公表されていない。(カッコ内は大沼の補足)

 つまり、福島県を含め日本の当局と東電は、3月12日の時点で(当然ながら)リアルタイムで放射性物質の大気放出の事実をつかんでおり、住民被曝の恐れがあることを知りながら発表を怠っていたわけだ。また、IAEAに対する報告書には、3月15日に採取した表土及び雑草から高濃度放射性ヨウ素及びセシウムを把握した旨の記述があるが、その採取表土データも公表されなかった。

 2点目は、国内では情報を封印し、海外から報告があってようやく事実が公表される状態が続いたことに対する批判である。

 この点について「声明」はこう記している。

 「また、原子炉の状況や、サイト内外の放射線強度について、海外での報告を受けて、国内に発表される場面もあり、情報開示プロセスに問題があると言わざるを得ない。このような状況下において、専門家による事故の解明や収束に向けた提言作業に支障を生じさせた責任は重い」

 日本政府・関係機関・東電は日本原子力学会に対してさえも、情報を隠蔽し、海外で明らかになってから渋々、公表する、日本国民をないがしろにする態度をとっていたわけだ。

 「声明」の付属文書はその実例として、4号機の使用済み核燃料プールの「燃料配置」の問題を挙げる。

 付属文書の記述を見てみよう。

 福島第一原子力発電所4号機の使用済燃料貯蔵プールの燃料配置についてである。米国エネルギー省の5月26日付の公開資料には国内で公開されていない福島第一原子力発電所4号機の使用済燃料貯蔵プールの詳細な燃料配置図が掲載され、米国エネルギー省の解析結果が示されており、東京電力から提供されたデータに基づいての解析であることが明記されている。4号機の使用済燃料貯蔵プールの詳細な燃料配置情報は国内ではこれまで開示されてこなかったものであり、4号機の建屋損壊の原因推定に役立つデータである。学術的ニーズがある場合には、国内からの情報提供要求に対しても的確に対応するよう要請する。

 4号機の核燃プールの危険性は、米政府が「80キロ避難圏」を設定した根拠のひとつになった(いまも、なっている)大問題である。

 その問題を検討する基礎情報である、本邦未公開の「核燃配置図」が米エネルギー省の公開文書にはちゃんと載っている!

 これはあまりにも人を(日本人を)舐めきった態度である。日本原子力学会が「遺憾」という言葉で怒りをぶつけるのも当然のことだろう。

 日本原子力学会は7日のプレスリリースで、「『事故調査・検討委員会』の調査における
個人の責任追及に偏らない調査を求める声明」を発表し、真相究明のためには関与した個人に
たいする責任追及」はするな、と釘を刺した。⇒ http://www.aesj.or.jp/info/pressrelease/pr20110707.pdf

 しかし、学会が上記の「声明」で指摘したのは、「ダイイチ」の事故原因に直接関わることではない。
 事故後の住民被曝にかかわる重大な隠蔽工作である。

 事故原因に直接かかわる問題なら、あるいは「免責」も認められようが、住民被曝を「拡大」させた責任は免れないだろう。

 それは、隠蔽を隠蔽する究極の隠蔽につながることだ。
 

 声明 ⇒ http://www.aesj.or.jp/info/pressrelease/pr20110704.pdf
 
 不適切な情報開示の例 ⇒http://www.aesj.or.jp/information/fnpp201103/chousacom/inaeg20110704.pdf

  朝日新聞 「原子力学会、国と東電に改善を要求 情報開示遅れ指摘」
 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY201107040499.html

 時事 「情報開示遅れ、不十分」=政府・東電に改善要請-原子力学会
 ⇒ http://www.jiji.com/jc/zc?k=201107/2011070400708

Posted by 大沼安史 at 11:31 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-07

〔フクシマ・NEWS〕 南相馬市小高区にいた市職員と消防団員 41人全員が内部被曝

 河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110706t61025.htm

 内部被曝! 放射性セシウムなどを検出! それも全員!

 一般住民は、子どもたちは、どうなのだ? 

Posted by 大沼安史 at 12:07 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 世界遺産「平泉」を「死の灰」から守れ! 岩手・一関と奥州市が放射能汚染

 ⇒ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110706_5

 土壌から放射性セシウム! 中尊寺の金色堂にも死の灰まじりの風がそよぐ?

 五月雨も降り残さずや光堂

Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 森林火災 先住民族の「聖なる山」に迫る

 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/07/06/us-wildfires-new-mexico-idUSTRE7656YF20110706

 チコマ山(Chicoma Mountain)が危ない。

Posted by 大沼安史 at 11:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 山下俊一・長崎大学教授のアンビリバボー 福島講演会 英語字幕・コメント付きのユーチューブで全世界拡散中

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=UOgaBUDFeb4&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfee

 「これからフクシマの名前は世界中に知れ渡ります。フクシマ、フクシマ、フクシマ。なんでもフクシマ。で、凄いですよ。ヒロシマ、ナガサキは負けた! フクシマの名前の方が世界に冠たる響きを持ちます」

 あの「くよくよする人に放射能は来る」発言も!

 拡散例 英語サイト⇒ http://nwotruth.com/video-fukushima-official-needs-to-resign-now-please-help/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 フランス語サイト ⇒ Dr. Yamashita - Si vous souriez vous ne craignez pas l'exposition aux radiations" ! 「山下博士 笑えば被曝なんて怖くない」

 http://www.scoop.it/t/tsunami-japon/p/271593258/video-dr-yamashita-si-vous-souriez-vous-ne-craignez-pas-l-exposition-aux-radiations-sievert311-eng-sous-titre?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

Posted by 大沼安史 at 11:36 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 海江田氏よ、ウィーンでの「ストレス・テスト」の誓いをお忘れか?

 菅直人首相が原発推進を死守しようとする「抵抗勢力」、「原子力村=電官利権複合体」の居直り策謀に、「ストレス・テスト」の実施でもって「待った」をかけた。

 夏の電力不足を演出、玄海原発の運転再開を突破口に、「わが世の春」の復活をもくろむ、経産省主導の「電気、足りなくなりますよ」恫喝キャンペーンの鼻をへし折った。

 はしごを外された、経産省の提灯持ち、海江田万里は「『もう頭に来た。今さら何を言っているんだ』と怒りをぶちまけた」という。(毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110707ddm003040098000c.html )

   #

 「今さら何を言っているんだ」という「ブチキレ非難」はしかし、海江田大臣に対してこそ、ふさわしい。

 なにしろ、既存原発に対する「ストレス・テスト」の実施は、海江田経産相自ら出席した、あのウィーンでの「IAEA・フクシマ閣僚会議」で、その必要性が指摘されていたこと。

 担当大臣として、閣僚会議に出席した人間として、知らぬ存ぜぬでは済まない。

 「聞いていない?」――
 だとすれば、経産省の役人があなたの耳に入れていないだけだ。大臣さえコケにする経産省の「死の灰発電官僚」のせいだ。

   #

 「IAEA・フクシマ閣僚会議」で、「ストレス・テスト」にどんな確認が行なわれていたか?

 会議を総括した「議長要約」を見ればわかる。

 そこには、こう英語正文で書かれてある。

 The Fukushima accident has highlighted the need for thorough and transparent national safety assessments (or ‘stress tests’) of nuclear power plants. Many licensees and national regulators are undertaking these assessments.

  「フクシマ」の事故は原子力発電所に対する各国の、徹底的かつ透明な安全評価(「ストレス・テスト」)の必要性を浮き彫りにした。(日本などを除く)多くの原発運転者や政府規制機関はこの評価(ストレス・テスト)を(すでに目下)実施中である。
 ⇒ http://www-pub.iaea.org/MTCD/Meetings/PDFplus/2011/cn200/documentation/chairpersons-summaries.pdf

   #

 この「議長総括」が打ち出されたのは、会議最終日の6月24日のこと。IAEAの「フクシマ閣僚会議」はつまり、「フクシマ」における破局的な悲劇の教訓として、「ストレス・テストの実施の必要性」を引き出し、それを全体の結論として共有し、会議の幕を閉じていたのだ。

 したがって「フクシマ」を引き起こした張本人の日本政府としては、既存原発に対する「徹底的かつ透明な安全評価(「ストレス・テスト)」に向かうのが当然の筋道だが、ここで実に驚くべきことが起きた。

 ウィーンの会議に出席した張本人の海江田経産相がなんとウィーンでの国際合意を率先して投げ打ち、玄海町の岸本町長と古川・佐賀県知事を訪ねて、「ストレス・テスト」抜きに「再稼働」を了承するよう要請したのである。

 それも会議閉幕から1週間も経たない6月29日の日に。

 海江田大臣の、そのなりふり構わぬ姿を見て、どれだけの人が「今さら何を言ってるんだ。もう頭に来た」と思ったことか……。

   #

 海江田大臣よ、あなたは菅首相の豹変ぶりに怒っておいでのようだが、IAEAのウィーン閣僚会議で「ストレス・テスト」の必要性が確認されたことを、首相に報告していたのか?

 海江田大臣よ、あなたは「原子力国体」の統制利権にくらいついて離れない経産省の原発推進官僚に、もうこれ以上、いいように使われはならない。

 あなたがぶち切れるべき相手は、ウィーンの「ストレス・テスト」宣言などなかったことにして、(あなたの政治生命も犠牲にして)延命を図ろうとする、「死の灰ゾンビー」どもである。

Posted by 大沼安史 at 11:25 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 「両親は震災後40日を過ぎて変わり果てた姿で発見された。豊かな日本でこんなにも長い間、(遺体が)野ざらしにされるとは考えもしなかった」

 富岡町で6日、行なわれた町民合同慰霊祭での、遺族代表 平山貴裕さん(48)さんの弔辞
 時事通信 ⇒ http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011070600627

  大沼 自衛隊のみささんは、慰霊祭に参列したという。「東電」の代表がいた、とは記事に書かれていない。

 長い間、野ざらし……。遺体は自衛隊さえも近づけない、とてつもない被曝をしていた……。

 

Posted by 大沼安史 at 09:54 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 京都大原子炉実験所小出裕章助教の言。「これまで水力、火力でまかなえる電力の合計以上になったことはほとんどない。わずかに足りなくなった量も企業などの自家発電で吸収できる範囲である」。それで15%の節電をし、なおかつ電力料金を36%上げるというのは「あきれて物がいえない」と。

 ツイッター 「平野浩」さん(7月6日) ⇒ http://twitter.com/#!/h_hirano

Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ブログ〕 「すでに人を殺した東電とこれから人を殺す農林水産省」

 ⇒ http://d.hatena.ne.jp/izime/20110704

 「汚泥肥料」問題を総まとめ、総批判!

Posted by 大沼安史 at 09:24 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 回転寿司に連れていってもらった。。1055円のお寿司たち。どこの魚かなんて分かるはずもなく。お客さんや店員さん、何も変わらない日常がまだまだあるんだなって。全部が電気でぐるぐるしてた。目が回った。なんだか力が入らなくなってがっくし落ちた。

 ツイッター 「キャメロンNatsumeディアス」さん(9時間前)
 ⇒ http://twitter.com/#!/nahchah

Posted by 大沼安史 at 09:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 菅原文太さん 「仮に原発をやめて30%の電力が減ってもいいじゃないか。原発を造り始める40年前までだって、別に餓死者が出たわけじゃないだろ。けつをふくのまで電気を使う生活なんて、おかしな話。俺たちが若かったころは、かまどでご飯をたいて、七輪で魚を焼いていた。そういう暮らしの方が、人間が乾かないで済むよな」

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110630ddm013040168000c.html

 

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:16 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-06

〔フクシマ・NEWS〕 常総市の小学校プール 放射能泥土 子どもたちがかき集め問題 英語記事化され全世界拡散!

 ⇒ http://ex-skf.blogspot.com/2011/07/17020-becquerelskg-cesium-in-dirt.html

Posted by 大沼安史 at 04:44 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「ダイイチ」上空にOLR(赤外線長波放射)のホットスポット 3月21日に最高の異常値 浜岡方面にも、弱い飛び地スポットが出現 国際研究チームが衛星観測

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 日本、ロシアなどの国際研究チームの、NOAA(米国海洋大気局)のAVHRR衛星(超高度解像度輻射計搭載衛星)を使った観測で、3月14日以降、「フクシマ・ダイイチ原発(FDNPP)」の上空で、異常なOLR(赤外線長波放射)のホットスポットが出現していたことがわかった。OLRホットスポットは3月21日に最高の異常値を示している。

 ⇒ http://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/1107/1107.0930.pdf

 千葉大学の服部克巳教授らの国際研究チームが「フクシマ」の大気の最上空部で突然、OLR(赤外線長波放射)の急激な放射(emmited radiation)を観測したのは、3月14日のこと。研究チームはこれを「FDNPP」からの放射性ガスの大気放出によるものと解釈した。

 3月14日から始まる強い放射は、12日の一過性のOLRに続くもので、最大14放射発散度と、通常の7倍にも達した。

 このOLRの異常は、大地震の前に観測される大気圏境界部のイオン化と同じ発生メカニズムで起きたものかも知れない――している。

 論文(8頁)の赤線グラフでも分かるように、ダイイチ上空のOLRは14日に急上昇し、16日から再び上昇を開始し、3月21日にピークを迎えている(19日から上昇を再開)。(その後は、なだらかに減少)

 (ここからは、大沼の素人考えだが)ということはつまり、OLRのカーブが示すように「フクシマ」からの最大の放射性物質放出は、実は19日から20日にかけてあった――ということになりはしないか?

 またコーネルのチームによる、6~7頁記載の連日の観測結果が示すように、OLRのホットスポットが「ダイイチ」の真上に現れるのは3月20日なってからだが、浜岡方面に飛び火で、弱いアブノーマル・スポットが現れ続けていたことも(素人ながら)気になる。

 大沼 ど素人の「解釈」記事。「東海アマ管理人」さん、助けて! 

     千葉大の服部先生、勝手な解釈ですいません。科学ジャーナリズムに拡散希望!

Posted by 大沼安史 at 04:21 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 子どもたちの45%が甲状腺被曝 原子炉に近い浪江町などの子どもたちはなぜか調査せず 小出裕章さんのコメント

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=OhMDQfCOZSE&feature=share

 大沼 これは日本政府のスキャンダルとして歴史に残ることだろう。

Posted by 大沼安史 at 02:32 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 経済同友会 “縮原発” 宣言 再生エネ法案に「賛同」

 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011070602000040.html

 経済同友会の長谷川閑史代表幹事は5日の会見で、菅直人首相が成立に意欲を見せる再生エネルギー特措法案への支持を表明した。同法案は太陽光、風力など自然エネルギーで発電した電力を電力会社に全量買い取りを義務付けるため、経済界では電気料金負担が重くなるとして反対論が根強かった。それだけに同友会の“転向”は経済界で驚きをもって受け止められそうだ。

Posted by 大沼安史 at 01:30 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 NHK放送文化研究所年報2008 「原子力50年・テレビは何を伝えてきたか アーカイブスを利用した内容分析」 メディア研究部 七沢潔氏

 ⇒ http://www.nhk.or.jp/bunken/resarch/title/year/2008/pdf/007.pdf

 七沢氏の「要約」より

 この50年,テレビは当初国が期待した「原子力の広報」の役割とは一線を画し,原子力をめぐり次々に起こる問題を視聴者に伝えてきた。だがほとんどの報道が原子力施設で事故やトラブルが起こった直後に集中し,平時に独自の視点で問題を掘り起こしたり,公表に頼らず独自取材を深める報道は少なかった。また原発ができる地元の人々の苦渋を見つめる番組や原発作業員の「被曝」に関するコンテンツは地方局で稀に作られるだけなど,大多数の利害・関心を優先する一方で,リスクを背負う少数者の存在を忘れがちなテレビ報道の性向も反映されている。

Posted by 大沼安史 at 01:17 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 みんなでつくる放射能汚染マップ 「SAFECAST」 放射能測定プロジェクトの産みの親は、米西海岸ポートランドの若者だった! 

 SAFECAST ⇒ http://www.safecast.org/ はもう、日本でけっこう有名なサイトだ。みんなで各地放射能を測定し、マップに反映して、みんなで安全を確保するプロジェクト・サイトだ。

Grid

 「VOA」によると、このプロジェクトを仲間と立ち上げたのは、米オレゴン州ポートランドに住む、メルセリノ・アルヴァレズさん。⇒ http://www.voanews.com/english/news/usa/Oregon-Advertising-Studio-Tracks-Fukushima-Radiation-125006999.html

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 「フクシマ」の事故発生後、日本かた放射能汚染の情報がなかなか入って来ないことに業を煮やしたアルヴァレズさん、日本の仲間らと自前をウェブサイトを立ち上げることを決意し、サイト・スケッチを描いてウェブ・クリエーターに送り、たった2日でサイトを立ち上げた。

 東京の慶応大学のオランダ人研究者、ピーター・フランケンさんも、SAFECASTの現地測定チームのひとり。

 「日本で発表されるデータは遅いか、一貫していないかのどちらか」と、自分たちで測定する意義を語っている。

  アルヴァレズさんたちは測定器を600台、日本に贈ったそうだ。
 
 大沼 こういう時代になったんだなあ~。日本政府がいくら隠蔽工作に走ろうと、無理な時代になったんだなあ~

Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 いわき市の道一本一本を測定報告 (SAFECAST) ウォーターマンさん ガイガー搭載のマイカーで 道路マップづくりに挑戦

 ⇒ http://safecast.jp/ja/2011/06/turn-by-turn-safecasting-in-iwaki/

 Safecast ボランティアのブレット・ウォーターマンさんは、「究極の」 bGeigie ミニを運転していわき市を周っています。ブレットさんは、この地域の放射線量について詳細な状況を把握するために、角を一つ一つ曲がり、道を一本一本入っていきます。これは始まりに過ぎず、大仕事ではありますが、将来的にはこれくらい詳細なデータをこれよりはるかに広い地域にわたり得られればと考えています。

Bgeigieiniwaki

Bgeigiecar
 

大沼 ブレットさん、ガンバレ!

Posted by 大沼安史 at 12:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 松戸 母の決断

 私は松戸が好きです。しかし数年後、子供に「危険だと知っていて、何故避難してくれなかったの?」と聞かれた時「生活の為だった」と答えられない自分がいるのです。夫を亡くし、次は子供まで…絶対に嫌です。子供の命を守る為、避難することを決断しました。

Posted by 大沼安史 at 11:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 6年生がかき集めたプールの泥土からセシウム 茨城・常総市立小学校、埋め立て許容基準の2倍 PTA有志の検査でわかる

 ヤフー(毎日新聞)⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110705-00000095-mailo-l08

 常総市の市立小学校が5月にプール清掃を教員と児童で行った際にかき集めた泥土から、1キロ当たり1万7020ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが分かった。環境省が放射性物質汚染がれきについて定めた埋め立て許容基準の2倍に当たり、この学校は泥土を隔離。――

 同校PTA関係者が敷地にあった泥土を6月11日にバケツ1杯分採取し、うち3キロの試料を専門検査会社に送付。同29日に届いた検査結果によると、セシウム134が7700ベクレル、セシウム137が9320ベクレルだった。
 環境省が先月公表した汚染がれき処理基準では、8000ベクレル以下については埋め立て処理を認めるが、これを超すと放射線遮へい措置が必要となる。文部科学省はプールなどの泥土もこれに準じるとしている。

 大沼 これも結局は文科省の責任だ。「命は放射能雲より軽し」とでも考えるのか?……

Posted by 大沼安史 at 11:50 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原発事故直後 文科省 浪江町の高線量把握 

 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011070690065906.html

 「文部科学省が福島第一原発事故直後の三月十七日以降、現在は計画的避難区域に指定されている福島県浪江町山間部の赤宇木(あこうぎ)地区で放射線モニタリング調査を実施し、当初は毎時一五〇マイクロシーベルト以上の高線量であることを把握しながら、一カ月間も具体的な地名を公表していなかったことが分かった。政府の隠ぺい体質が多くの被ばく者を生んだ可能性がある」

 大沼 NHKスペシャルが報じていた疑惑を、東京新聞が裏付けてくれた。
 これは責任を問われるべき犯罪行為である。

Posted by 大沼安史 at 11:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 東京に原発汚染土を!

 不思議でならないことがある。
 死の灰を撒きちらしたのは東電である。その死の灰で汚染された空気、水、作物、サカナ、土などの除染の責任は東電にある。

 どうして東電は除染しないのだろう? 無責任ではないか?

 汚染された水道水の放射性物質を除去する装置もある。

    #

 土砂は表土をはがして撤去すればいい。撤去した死の灰入りの土砂の保管も、東電の責任だ。

 フクシマの放射能汚染土放置問題を報じたロイター電に、こんな過去の事例が載っていた。

 英国政府は1963年にオーストラリア南部での核実験を終えると、なんと2立方キロメートルもの汚染土を撤去したという。

 また、核爆弾を搭載した米軍のB52爆撃機が1966年にスペイン南部に墜落したとき、米政府は1000立方メートルの土砂を撤去し、米国内に運んだそうだ。
 ⇒ http://af.reuters.com/article/worldNews/idAFTRE76408R20110705?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0&sp=true

 東電も汚染地帯にブルドーザーを出し、大々的な汚染土撤去作業を開始しなければならない。

    #
 汚染された土をどこに運ぶか? それは東電が決めることだ。

 原発推進の経産省や文科省、原発大賛成の石原都知事に相談したらいい。

 なんなら、あの警告と予言に満ちた警世の書、「東京に原発を!」を書いた広瀬隆さんにアドバイスしてもらおうか?

 広瀬隆さんなら、集英社文庫版の52~53頁の「候補地一覧地図」を広げて、新宿中央公園とか日比谷公園とか自衛隊市谷駐屯地とか、懇切丁寧に教えてくれるはずだ。

 僕なら、米軍の横田基地なんか、どうですか、と言うんだけど……。

    #

 文科省も同罪だ。東電と同責任だ。

 学校は文科省の管轄。

 文科省は現職の職員より天下りの元職員が多いところだから、そうした連中にも動員をかけ、校舎・校庭の除染・汚染土の除去作業をさせたらいい。

    #

 フクシマの大地を死の灰で汚した東電よ、原発安全洗脳教育を続けて来た文科省よ、土砂の撤去は君たちの務めだ。

 「頬かぶり」ついでにモッコ担ぎに出たらどうか?

 とりあえず、本店・本省の中庭に、フクシマの大地を殺した放射能土を運び込みなさい!

Posted by 大沼安史 at 11:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電の大株主 東京都の教育委員会が 都内の小中高校・養護学校の全児童生徒を洗脳教育 「“がんぱろう日本”節電アクション月間」を設定 「教材チラシ」を全学校を通じて全員配布

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 上の写真のような「教材」が、都内の全児童生徒に対し、配布されつつある。

 『目的は、小・中・高及び特別支援学校等の児童・生徒が「節電の必要性への理解」を深めるとともに、「節電への意識と意欲」を高め、「節電のための具体的な行動を実践することです。
 これらの取組で大切なことは、東京都の児童・生徒が、今回の大震災はもちろん、電力不足を国民の一人として、自らの問題ととらえ、理解し、自分たちに何ができるかということを考え、行動することです。
 そのため今回、小・中学校の児童・生徒には、チェックシートを活用した節電のための具体的な行動を求めています。』

 自家発電の買取などで、原発の再稼動なしでも電気は足りるとされているのに、東京都の教育委員会は、東電の広報課の広告代理店みたいなことを始めたのだろう。

 原発なしでも電気は足りてる……それはたとえば、目下、全世界拡散中のジャパン・タイムズの英文記事を読んでもわかることだ。⇒ http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110706f1.html

 なのに、都教委はどうして「チラシばら撒き作戦」を、都民の税金(印刷費その他)を使ってまで始めているのだろう?

 原発を運転してプルトニウムをつくらないと、石原都知事の叫ぶ「日本の核武装」に支障が出るとでも考え、「原発やっぱ大事だよね」キャンペーンを進めるつもりなのか?  東電の顧問になっている元・副知事氏のさしがねか?

 そんな「教材」をつくる金とヒマがあるなら、子どもたちの被曝を最低限にふせぐために「“死の灰を食べない・吸わない”被曝防止アクション月間」を設定し、「被曝手帳」をヨード剤とともに配るべきである。

 上記のジャパン・タイムズの記事を英語の授業の教材にしてもよいではないか!

Posted by 大沼安史 at 10:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 松本龍大臣の「書いた社は終わり」「B型だから」発言 全世界に拡散報道 グローバル紙の英紙インディペンデント、「血液型を理由にした世界初の政治家」と指摘

 英紙インディペンデントが日本の主流マスコミが書かなかった松本龍・復興大臣の「いまのはオフレコ。書いた社は終わりだ」の言論弾圧・恫喝発言を報じた。⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/exminister-blames-his-blood-group-for-outburst-after-fukushima-disaster-2307416.html

 インディペンデントはガーディアンとならぶ英国の高級紙で、世界的な影響力を持っている。

 Mr Matsumoto then jokingly warned watching journalists that if they reported the incident their companies would be "finished".

 さすがユーモアを解するジェントルマンの国の高級紙。「冗談っぽく警告」なんて、軽くいなしている。

 インディペンデント紙はまた、松本大臣が辞任の記者会見で、「B型」のなせるわざと言い訳したことに対しても驚きを表明した。

 政治家はふつう、ストレスとかオーバーワークや「個人的な問題」を引責辞任の言い訳にするが、松本大臣は血液型を理由とした世界初のケースなるだろう……。

 Politicians typically blame stress, overwork and "personal issues" for being forced to step down early, but Ryu Matsumoto may well be the first to cite his blood group.
 Japan's Minister for Reconstruction said yesterday that his type-B blood made him abrasive and outspoken,……
  
   ★

 福岡市出身の松本氏は4日、「九州の人間ですけん語気が荒い」などと釈明し、「(血液型が)B型で短絡的なところがある」とも語った。

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110705k0000e040064000c.html

Posted by 大沼安史 at 09:22 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 福島市の「チェルノブイリ避難区域超え汚染問題」を AFPが全世界に速報

 福島市の土壌がチェルノブイリの「避難義務・権利区域」を上回る放射能汚染をしている問題は、早速、AFPが速報し、全世界的な問題に発展しつつある。

 ⇒ http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5ivr747xKaxw9RGq5zMSDO-On_WRQ?docId=CNG.62875ee35cc28aa30725ee1bfd4cfbde.111
  
 大沼 「1986年」と「2011年」は違うことを日本政府は知らねばならない。旧ソ連よりも非人道的なことを続けている日本政府!
 国内マスコミの報道統制で蓋できるものではない。
 

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

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2011-07-05

〔フクシマ・NEWS〕 小出裕章さん 「田中正造はもっとも敬愛する人」

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/

☆ フクシマ・ノート 「愛敬して遠立すべし」

  田中正造が敬愛した仙台人、新井奥邃(おうすい)の言葉に、「愛敬して遠立すべし」というのがある。

 小出さんを敬愛する若い人たちにも、同じような思いの人が多いのではないか。

 小出さんを「愛敬」し、自分もひとりの人間として、この社会の運命にかかわる「原発問題」に向き合おうとしている。ネットで連帯しながら、自分もひとりの個人として、「原発問題」を考え、「遠立」し、この困難な問題を乗り越えようとしている。

 小出さんに自分をベタに重ね合わせているわけではない。香山リカ氏のいうように、原発問題に見境もなく、べったり「のめり込んでいる」わけでもない。「遠立」し、自分の問題として取り組んでいる。

 「原発は安全」と嘘を言い続けて来た「クソな社会」に「適応」するのではなく、この「クソな社会」を変えようとしているのだ。

 上京した田中正造は新井奥邃の巣鴨の謙和舎で心の平安を得て、谷中村へ闘いに帰って行った。空前の公害である鉱毒問題との最後の一戦を闘うために。

 フクシマの「原爆公害」は足尾の鉱毒にもまさる破滅的な死の灰を撒き散らし、東日本を汚染し続けている。今や、東日本全体が「谷中村」になってしまったのだ。

 田中正造を敬愛する小出さんは、福島の人々とともに闘っている人だ。その小出さんを、ニートだか引きこもりだか知らないが、「原発問題にのめり込んでいる」(香山リカ氏)若者たちが敬愛している。

 仮に彼らが「これまで一般社会に適応できなかった」若者だったとして、彼らに心を寄せる精神療法家がなすべきは、なによりも、彼らを「愛敬」し、彼らと「遠立する」ことだろう。

 「原発問題」に関心を持った若者たちの「のめり込み」を「病理」と考えてはならない。

 

Posted by 大沼安史 at 10:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 7日に「玄海原発運転再開を許すな!院内集会」

 ⇒ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/annai_20110707.pdf

 長期の全電源喪失を考慮する必要はないとする国の安全設計審査指針(「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」の指針27)は、福島第1原発事故をもって破綻しました。

 原子力安全委員会の斑目春樹委員長も、指針は「間違いだった」と認めています。九州電力の玄海原発は国のこの破綻した「安全設計審査指針」に基づいて審査・建設されています。現行の指針が無効になった以上、玄海2号と3号の設計上の安全性は保証されていません。

Posted by 大沼安史 at 09:50 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島市の土壌からチェルノブイリの「避難の権利」区域または「避難の義務区域」以上の放射線量を検出 山内・神戸大学教授 「子どもたちがこの土で遊ぶということは、高いレベルの放射性物質で遊んでいるということ」 市民団体 「妊婦や子どもたちの避難、一刻も早く必要」

  ⇒ http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/kyoudoupress_20110705.htm

 調査は神戸大学大学院の山内知也教授が市民団体の依頼で行なった。
 
 会見(5日)した山内教授は、「福島市で土壌汚染が広がっています。子どもたちがこの土で遊ぶということは、高いレベルの放射性物質で遊んでいるということです。早急な避難が必要です」と語った。

 市民6団体は声明を発表し、「現行の避難区域外においても線量の高い地域を避難区域に設定すること。とりわけ妊婦や子どもたちの避難が一刻も早く必要です。また、自らの判断で避難する住民に対し、補償や行政サポートを行うということを国として明言することが不可欠です」と訴えた。

Posted by 大沼安史 at 09:40 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 郡山 20ミリシーベルト訴訟 クリス・バスビー博士の声明

 ⇒ http://organic-newsclip.info/doc/110624_Chris_Busby.pdf

 ……結論として、ガンマ線の外部被曝線量が汚染された地面から1mのところで1μSv/hを越える地域に居住している子どもと大人は即時非汚染地域に退避すべきと考えます。このレベルを越える外部被曝線量が存在する地域に子どもたちが居住しつづけることは、深刻な健康被害を被り、以後10年間で死ぬ可能性もあるでしょう。地表から1mで1μSv/hを越えるレベルに妊娠中の女性が被曝する場合は、その胎児の生存能力と赤ちゃんの生存能力と健康に深刻な影響を与えるでしょう。――

Posted by 大沼安史 at 09:02 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 福島の子どもの 45%もが甲状腺被曝 ヨード剤の配給怠り この結果

 政府と福島県庁が3月下旬に実施した、0歳から15歳までの子ども1080人を対象にした調査で、約45%の子どもが甲状腺被被曝を受けていたことが明らかになった。

 東京新聞によると、3月26~30日に、甲状腺被ばくの可能性が高いと予想されたいわき市、川俣町、飯舘村で実施。

 その結果、最高値は毎時0・1マイクロシーベルト(1歳児の甲状腺被ばく量に換算すると年50ミリシーベルト相当)に上ったが、99%は毎時0・04四マイクロシーベルト以下。同様の換算で年20ミリシーベルトに相当することが分かった。
 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011070502000033.html

 原子力安全委の加藤審議官は4日の記者会見で(For the Record ⇒)「精密測定が必要な子供はいなかった」と述べた。

 大沼 45%も! なかには年間換算50ミリシーベルトの子も!
 フランスの「クリラッド」の指摘するように、ヨード剤を摂取させなかった日本政府の罪は大きい。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-a1e3.html

Posted by 大沼安史 at 08:47 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ツイッター妨害 監視対抗タグ 立ち上がる

 ⇒ http://twitter.com/#!/search?q=%23jyohokisei

 【拡散お願い!】東海アマさんのツイート、菅や民主党について書かれたもの、なぜかリツイートできません。明らかにブロックかかっています。こういう怪しい政府の操作や動きを拡散監視するタグ作りました。

Posted by 大沼安史 at 08:23 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「女性自身」 郡山市で「謎の体調不良」に苦しむ子供が急増中

 ⇒ http://jisin.jp/news/2499/2693/

Posted by 大沼安史 at 11:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 12日 東京で「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク(子ども全国ネット)」 キックオフ・ミーティング 

 ⇒ http://mimisuma.net/newsletter/20110712.html

  野呂美加さん(『チェルノブイリへのかけはし』代表)らが呼びかけ。

 当日は福島の親たちも参加。

 上記サイトに案内、及び メールでの参加申し込みフォーム。

Posted by 大沼安史 at 11:38 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 香山リカさん 「小出裕章氏が反原発のヒーローとなったもう一つの理由」

 ⇒ http://diamond.jp/articles/-/12955

 ……その一方で、ネットの世界を中心に、原発事故にのめり込んでいる人たちがいます。

 彼らの多くは、知的レベルが高く、情報収集に熱心で、いまの世の中の趨勢を注意深く見ている人たちです。

 特に、これまで一般社会にうまく適応できなかった、引きこもりやニートといった人たちがその中心層の多くを占めているように見えます。……

Posted by 大沼安史 at 11:28 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 「私をここに埋めてください」 上関原発 抗議行動 2009.11.8

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=2qQu7E_bBFk&feature=player_embedded

Posted by 大沼安史 at 11:19 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・問題提起〕 河野太郎さん 「原子力損害賠償紛争審査会という文科省傘下の、電力会社が起こした事故の損害賠償の範囲を決める審査会のメンバーに、電力会社丸抱えの研究所と関係ある学者が入っていますか?」

 ⇒ http://www.taro.org/2011/07/post-1043.php

Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 前原誠司氏 「脱原発」を国際公約 原発 「10年、20年で完全段階撤退」 「もんじゅは廃棄」 フィナンシャル・タイムズのインタビューに明言

 英紙フィナンシャル・タイムズは3日、日本の次の首相の座を狙う前原誠司氏に対するインタビュー記事を掲げた。
 ⇒ http://www.ft.com/cms/s/0/caa106b6-a581-11e0-83b2-00144feabdc0.html#axzz1RBksVjj7

 「日本の首相候補 原発に決別(Japan PM contender says ditch nuclear)」と題する記事の中で、

 前原氏は日本が段階的に原子力から完全撤退を目指すべきだ(Japan should aim to phase out nuclear power completely.)と語り、「10年、あるいは20年(over 10 or 20 years)」で原発依存を低減してゆく必要があると言明した。

 さらに前原氏は高速増殖炉「もんじゅ」について、「私の意見では廃棄しなければならない(In my opinion we should abandon it)」と断言した。

 フィナルシャル・タイムズは国際的な権威ある経済紙。
 前原氏の今回の「言明」は、日本国民に対する「脱原発マニフェスト」であると同時に、国際的な公約でもあるわけだ。

Posted by 大沼安史 at 10:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 「なぜドイツは原発を止められたのか」 ミランダ・シュラーズ・ベルリン自由大学教授

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/eco/forum2011/forumcolumn/TKY201107040118.html

 原発の是非を諮問する倫理委員会には、元環境相やドイツ研究振興協会の会長、カトリック司祭、財界人、消費者団体など17人の委員がいたが、原子力の研究者は1人もいなかった。どのようなエネルギー政策を求めるかは、社会、消費者が決めるべきとの考えからだ。

 原発容認派と反対派が半々くらいだったが、いつかは原発を廃止した方がいいという点で一致した。問題が起きた時のリスクが、ほかのどのエネルギーよりも大きく、国境を超えて世界に影響を与え、放射性廃棄物という問題も次世代に残してしまうからだ。原子力は倫理的ではないエネルギーだ、と委員会は判断した。

 大沼 高校時代、日本に留学していた彼女はミシガン大学卒のアメリカ人環境学者で、現在、ドイツで研究活動中。この「倫理委員会」のメンバーの一人。

 ドイツの新聞を見ていたら、メルケル政権はなんと、発表の前日、彼女たちに参加を打診して、一気に倫理委員会をスタートさせた、と出ていた。
 
 メルケルさんのその「政治家力」よ!

Posted by 大沼安史 at 09:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 広瀬隆さん 「電力会社が自家発電をフルに利用すれば電力不足が起こらない」、この事実を国民に知られると、産業界からも、一般消費者からも、「送電線を自家発電の民間企業に解放せよ!」という世論が生まれる……そのため、自家発電の電気を買い取らずに、「15%の節電」を要請するという行動に出てきたのである。

  たんぽぽ舎「地震と原発事故情報 その95」より
 ちきゅう座 ⇒ http://chikyuza.net/n/archives/10714?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 なぜ電力会社は、これら当たり前の事実を隠そうとするのか、という疑問から、ここで重大なことが明らかになった。
 それは、「電力会社が自家発電をフルに利用すれば電力不足が起こらない」、この事実を国民に知られると、産業界からも、一般消費者からも、「送電線を自家発電の民間企業に解放せよ!」という世論が生まれる。そして制度が改善されて、誰もが送電線を自由に使えるようになると、地域を独占してきた電力会社の収益源の牙城が崩れる。送電線の利権だけは、何としても電気事業連合会の総力をあげて死守する必要がある、と彼らは考えている。九つの電力会社にとって、福島原発事故を起こした今となっては、原発の確保より、送電線の確保のほうが、独占企業としての存立を脅かすもっと重大な生命線である。そのため、自家発電の電気を買い取らずに、「15%の節電」を要請するという行動に出てきたのである。

  大沼 自分たちの利権を守るためには、「日本の復興」の足を引っ張り、「日本の経済」を沈没させても構わないと思っている、この電力ゴロツキどもよ!

 日本のマスコミよ、君たちがこういう電力ゴロの恫喝に屈し、おもねり続ける先に待ち構えるのは、「電力マフィア独り勝ち大不況」――「電力亡国」であることを知れ!

 

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 「老木に花が」 米CBSテレビ 「原発暴走阻止・老人行動隊」を紹介

 米CBSは4日、 山田恭暉(やすてる)さんの呼びかけで始まった、高齢者ボランティアによる「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」を紹介した。⇒ http://www.cbsnews.com/stories/2011/07/04/earlyshow/main20076634.shtml

 CBSのニュースビデオを観て、山田恭暉さんが3年前、癌(リンパ肉腫)を患い、再発の危険を抱えている人だと知った。

 そして山田さんがなかなかの書家であることも知った。

 「枯木再生」

 CBSの女性特派員はその意味を、こう理解して英語で聞いた。

 A flower blooms again from the withered tree ? 風雨に耐えた木から再び花が咲く

  「老木から花が」――こういう意味でしょうか?

 山田さんは「その通り」だと答えた。

 山田さんたちは来週、いよいよ現場に下見に入る。
 
 関係する本ブログの記事
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/for-the-recor-1.html

Posted by 大沼安史 at 08:42 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 森林火災の危機をしのいだばかりなのに「巨大プルトニム爆弾」を開発するとは……

 インド出身の在米写真家で環境保護運動に携わるサブハンカー・バネルジー(Subhankar Banerjee)さんが、国立ロスアラモス研究所でで「巨大プルトニウム爆弾」を製造する計画があるとして警鐘を鳴らしている。
 ⇒ http://www.presstv.ir/usdetail/187572.html

 バネルジーさんは同研究所で研究活動に従事したこともある科学者。

 今回の森林火災で一時は破局の危機に見舞われたロスアラモスで、そんなとんでもない兵器を開発することを厳しく非難した。

 Wiki ⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Subhankar_Banerjee

Posted by 大沼安史 at 08:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「政府と東電の説明はますます疑わしいという心証を強くした」 毎日新聞 山田孝男・政治部専門編集委員

  ⇒ http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/tohonseiso/news/20110701org00m020023000c.html

 6月16日、テレビ朝日の情報番組に出演した小出は、放射性物質拡散の差し迫った危機として、福島原発直下の地下水の汚染を挙げた。「地面を深く掘って壁をつくり、地下水の海洋流出を食い止めなければならない」と訴えた。

 たまたまこの番組を見た筆者はさっそく取材を試みた。その結果、政府と東電の説明はますます疑わしいという心証を強くした。政府も東電も、小出の言う土中の「壁」をつくる必要は認めていた。それなのに経済的な理由から着工を遅らせ、計画の公表さえ控えているという確証を得たのである。

 原発の周りに地下30メートルの壁をめぐらせれば、費用は1000億円レベルになる。政府は東電に計画の発表を促したが、東電は拒んだ。既に新聞のコラムに書いたことだが、東電が政府に泣きを入れた文書の写しを筆者は入手した。

 要約すれば「市場から債務超過と評価されたくない。詳細の公表はご勘弁を」である。記者会見の想定質問と、万事「知らぬ存ぜぬ」で押し通す応答要領がついている。安全より株価重視という事故対策の実情を裏づける文書だ。――

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ

Posted by 大沼安史 at 07:25 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-04

〔フクシマ・SONG〕 佐賀県の古川康知事に捧ぐ Runrig An Dealachadh [The Parting]

 スコットランド・ケルトの「ランリグ」の歌。「岐路」 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=3INuqD_P5QM

 ゲール語。英訳詞は ⇒ http://www.lyricsmania.com/an_dealachadh_the_parting_lyrics_runrig.html

 今日の午後、友人と、佐賀県知事の古川康さんが玄海原発でどんな決断をするだろうか、と話し合った。

 古川さんは深く、真剣に苦しんでいる。このニューヨーク・タイムズに載った写真を見れば、わかる。
 ⇒ http://www.nytimes.com/imagepages/2011/07/03/world/03japan.html

 この歌の歌詞は、こんなだ。
 
  When there is a parting of the ways 別れ道に立つとき
  An understanding comes to man    理解は訪れる
  It’s brighter than the moon     月よりも明るく 
  Deeper than the ocean        海よりも深く

 古川さん、あなたは、「死の灰」で汚されない玄界灘の月を、佐賀の子どもたちに残すべきではないですか?

Posted by 大沼安史 at 09:50 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 敦賀1号機 「ベントなし」が発覚 ジャパン・タイムズ

 ⇒ http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110704a2.html

 日本原電の敦賀発電所の1号機に「ベント」システムが設備されていないことが、情報筋の話で明らかになった。ジャパン・タイムズが報じた。

 日本国内に30機ある沸騰水型原子炉のうち、「ベントなし」はこの敦賀1号機だけ。

 敦賀1号機は日本で最も老朽化した原発。日本原発は2002年に、2010年に運転を止めると発表しておきながら、2016年まで運転し続けている前言を翻している。

Posted by 大沼安史 at 08:52 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 1号機 またも再臨界? 

 ⇒ http://atmc.jp/plant/rad/?n=1

 「計器不良」とのことだが、この放射線量の「激増ぶり」は気になる……。

  時事電によると、「東京電力は4日、1号機原子炉への注水量が3日午後9時ごろから徐々に減少し、4日午前8時13分に最低値として設定した毎時3トンとなったため警報が鳴ったと発表した。ポンプは順調に動いており、注入配管に異物が詰まった可能性が考えられるという」。⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011070400355

 注水がうまく行かなくなっている……。

Posted by 大沼安史 at 08:41 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 コスモ石油千葉製油所LPG火災 劣化ウラン保管庫にも延焼

 千葉日報 ⇒ http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1309498977

 「劣化ウラン保管施設も延焼  コスモ石油のガスタンク火災で 千葉県議会」(2011年07月01日14時42分)

 千葉県議会は30日、総務防災と総合企画水道の2常任委員会が開かれた。総務防災では、東日本大震災で発生したコスモ石油千葉製油所(市原市)の液化石油ガス(LPG)タンク火災・爆発に伴い、隣接する劣化ウラン保管施設も延焼していたことが明らかになった。放射性物質の漏えいはなかったとしている。

 県消防課によると、同倉庫は「核燃料使用事業所」として国の許可を受け、ガス製造用の触媒として使われる劣化ウラン765キログラムが保管されており、放射性物質が0・3%含まれていた。

Posted by 大沼安史 at 08:31 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 フランスの「クリラッド」が帰国会見 日本政府「重大な責任回避」 賠償額がかさむのを恐れ住民避難を放棄 新たな放射性物質の大量放出に備えヨード剤配給計画も立てず

 ルモンドによると、福島及び周辺地域で放射線の測定にあたったフランスのNGO、クリラッド(CRIIRAD、独立放射線調査情報委員会)は6月29日、リヨンで帰国報告の記者会見を行い、「フクシマ核惨事」をめぐる日本政府の「重大な責任回避」を厳しく非難した。

 La Criirad (Commission de recherche et d'information indépendantes sur la radioactivité) a dénoncé, mercredi, à Lyon, au retour d'une mission sur place "les carences graves" des autorités japonaises dans la gestion de la catastrophe nucléaire de Fukushima le 11 mars.

 クリラッドのチームを率いて測定活動にあたった、核物理学の専門家であるブルーノ・シャレイロン測定室長は「チェルノブイリから25年も経ったのに、(日本政府は)なんて嘆かわしい対応をしていることか?」と語った。

 シャレイロン室長によると、「住民避難は十分(安全)な地域まで行なわれていない」ばかりか「被曝の3時間前に摂取しなければならない」(事故当時)ヨード剤を速やかに配給せず、今後の放射性物質の新たな放出に備えた配給計画さえ立てられておらず、結局のところ、住民に汚染された食品を食べさせている。

 「半径20キロ圏外でも、容認できない癌のリスクを引き起こす被曝が続いている。通常の20倍も癌になるリスクに耐え続けている」

 「あれほど工業化した国の政府当局が手を上げている」

 ――状態。

 シャレイロン室長は「避難させるか除染すべきだ」と日本政府に早急な対応を迫った。

 「クリラッド」のロラン・デスボルデ所長も会見で、日本政府が「事故に放射線の基準を引き上げていることに」懸念を表明。「日本政府はチェルノブイリよりも経済的な理由で」「賠償金額が跳ね上がるため」「汚染がひどい地域に住む人々」を避難させずにいる、と指摘した。

 Roland Desbordes, président de l'organisation, s'inquiète lui "qu'on relève les taux" des radiations admissibles après chaque accident : "Pour des raisons économiques, on fait au Japon ce qu'on a fait à Tchernobyl, on n'évacue pas" des populations "qui vivent dans des zones très contaminées" car leur indemnisation coûterait trop cher.

 ⇒ http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2011/06/29/la-criirad-denonce-des-carences-graves-dans-la-gestion-de-la-catastrophe-nucleaire-au-japon_1542705_3216.html

 大沼 賠償金がかさむから、住民を避難させず放置している……日本政治の責任放棄に、こんごますます、国際的な批判が集まりそうだ。

 クリラッドは国際的に信頼されている団体。
 そして、ルモンドの影響力は非常に大きい。 

Posted by 大沼安史 at 08:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 東京の水道水から放射性セシウム

  ブルームバーグによると、東京都新宿区の水道水から2日、キログラムあたり0.14ベクレルのセシウム137が検出された。4月22日にも検出されている。

 ⇒ http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/g/a/2011/07/03/bloomberg1376-LNS8HU1A1I4H01-0NUT9KC0HS2K9NJAM17MPAO2OS.DTL

   July 4 (Bloomberg) -- Radioactive cesium-137 was found in Tokyo's tap water for the first time since April as Japan grapples with the worst nuclear disaster in 25 years. The level was below the safety limit set by the government.

 Cesium-137 concentration registered at 0.14 becquerel per kilogram in the city's Shinjuku ward on July 2 and none was discovered yesterday, which compares with 0.21 becquerel on April 22, according to the Tokyo Metropolitan Institute of Public Health.

Posted by 大沼安史 at 04:13 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ここにひとりの市民科学者あり! 木村真三さん(43歳)

 「現代ビジネス」⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/10712?page=4
 
 3月122日、福島第一原発1号機で水素爆発が起きた。当時、木村氏は厚生労働省が管轄する独立行政法人・労働安全衛生総合研究所の研究員だった。
 放射線衛生学の研究者である木村氏はすぐに現地調査に向かおうとしていた。しかし、研究所から所員に一斉にメールが届く。勝手な調査行動を慎むよう指示する通達だった。
 すぐに辞表を書いた。一刻も早く現場に入るべきだという信念を貫くためだ。「こんな時こそ現場に入らないと放射線の研究者としての存在意義がなくなってしまう」、そんな思いを抑えられなかった――。

 大沼 「はだしの医者」という言葉がある。木村さんは被曝地帯を「自分の足で測って」いる人だ。偉い人だ。

 アカデミック腐乱忌偉どもよ、恥を知れ!

Posted by 大沼安史 at 01:07 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 西尾正道・北海道がんセンター院長の論文 英訳されて世界に拡散

 本ブログ( http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/07/post-efe0.html )でも紹介した、西尾正道・北海道がんセンター院長の論文(「福島原発事故における被ばく対策の問題 ― 現況を憂う」)が英訳されて世界に拡散中だ。

 「ジャパン・フォーカス」が英語に翻訳した。⇒ http://japanfocus.org/events/view/100

 この英訳記事で教えてもらった。「御用学者」を英語では“academic flunkies” (goyo gakusha) というのだそうだ。

 アカデミック・フランキー。

 flunky とは オベッカ使いとか、取り巻きのゴマスリを指す。「太鼓持ち」って語感かな……。

 いろいろ応用できそうだ。 メディア・フランキーとかTVフランキーとか新聞フランキーとか記者クラブ・フランキーとか評論家フランキーとか識者フランキーとか……

 この腐乱したものどもよ! 御用だ!

Posted by 大沼安史 at 12:51 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 地震が破局招く (津波以前に) 冷却水のパイプが破砕 酸素タンクが爆発 現場作業員らの証言で明るみに 「想定外の大津波の大嘘」 白日の下に 

 東京で警察回りをしたこともある日本通のジャーナリスト、ジェイク・アデルスタイン氏と、同じく東京在住のジャーナリスト、デイビッド・マクニール氏が、「3・11」当日の模様を、地震当時、現場にいた原発作業員(複数)らの証言などをもとに、調査報道で再現した。
 ⇒ http://www.theatlanticwire.com/global/2011/07/meltdown-what-really-happened-fukushima/39541/

 現場作業員らの証言で、「ダイイチ」の原発施設は、津波ではなく地震で、パイプが破砕、切断し、酸素タンクが爆発するなど、一気に破壊が進み、メルトダウンにつながったことが明らかになった。

 30代後半の作業員によると、
 ・ 地震(津波ではなく!)は2波、「ダイイチ」を襲った。激しかったのはその第1波。
 ・ 数分以内にパイプ(複数)が破裂するさまを目撃した。現場を避難する際も、数本のパイプが破砕しているのを目撃した。冷却水を送り込むパイプも破裂したと確信している。
 ・ 自分の目で見たわけではないが、酸素タンクのいくつが爆発したのは間違いない。

 もう一人の作業員の証言、
 ・ 地震の第2波のあと、大きな爆発音(単数)を聞いた。耳をつんざくような爆発音だっら。窓の外を見ると、1号機から白煙が上がっているのが見えた。「もうダメだ」と思った。
 ・ 15分後、第5事務所に行くと、監督がこう言って避難を命じた。「1号機のガスタンクのいくつかが爆発した。構造物もダメージを受けた。パイプが破裂した。メルトダウンがあり得る」

 3人目(27歳 記事では最初に紹介)の証言、
 ・ 私はパイプが折れるのを目撃した。ほかでも折れているに違いないと思った。地震がダメージを与えたことは疑いないことだ。
 ・パイプから漏れていた。何のためのパイプだったか分からない。調査すべきだ。
 ・1号機のタービン建屋の壁の一部が崩れ落ちた。(津波が来る前に!)

 大沼 「想定外の大津波の大嘘」が暴かれようとしている……。

   「ダイイチ」は地震のショックで津波が来る前に崩壊していたのだ!

Posted by 大沼安史 at 12:04 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 新聞解約もしくは東京新聞に変えればOK

 放射線測定「リアルタイム」@radiation5 さん⇒ http://twitter.com/#!/radiation5

  新聞解約しました! RT @1stimps: 「20年後の電気料金、原発撤退なら月2千円増」という読売新聞の発表に「なんだ読売の購読やめればいいのか」というひとがいてワロタ。 http://t.co/EWVrp3Y 11時間前

  電気代1000円上がっても新聞解約もしくは東京新聞に変えればok。新聞社にはこれが効くかも。11時間前

Posted by 大沼安史 at 11:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ブログ〕 池田香代子さん 地上波がいっせいに脱原発に舵を切った?

 ⇒ http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51801331.html

 大沼 さっき、曇り空を見上げながら、ぼーっとしていたら、なぜか急に、青山真治監督の「ユリイカ」を思い出した。

 あの少女が海に入り、立ち止まるシーン!

 そこへ、池田香代子さんのこのブログ!

 もしかしたら、日本の各地・各層で続いていた「ユリイカ!(わかった!」が、ついに民放にまで届いたってことかも知れないな!

 「フクシマ」は隠蔽も矮小化もできない。幕引きもできない。そんな小手先の世論工作ですむようなことではない。
 この先ずっと、オール・ジャパンを、極東アジアの空と大地と海を、地球環境全体を汚染し続ける、それはそれは恐ろしいものだということに、ダイハードな民放も、ようやく気付いたってことかな……?!

Posted by 大沼安史 at 11:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 村井氏(宮城県知事)も村井氏なら、松本龍氏(復興担当相)も松本龍氏だ!

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=VtUqWdbjnTk

  「今のはオフレコ」「書いたらその社は終わり」

 松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を
訪ね、両県知事と会談した……。

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 被曝・避難区域 小佐古氏の申し入れに 日本政府、速やかな対応を怠る 「報告書」で明るみに

 ウォールストリート・ジャーナルは、内閣官房参与をつとめていた放射線安全学の専門家、小佐古敏荘・東大教授は4月30日に辞任した際、提出した「福島第一原子力発電所事故に対する対策について(参与提言を中心に)報告書」と題する文書を入手し、内容の一部を報じた。⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_258611

 この文書は小佐古氏が官房参与だった6週間に行ったすべての申し入れをまとめた分厚いもので、同紙はこれを第三者から入手したという。

 それによると、小佐古氏は

 ・ 3月17日には、政府の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)で「合理的な最悪のケース」を使い、住民の被曝レベルを予想することを提言した。

 ・ 3月18日には、政府の原子力安全委員会に対し、SPEEDIによるシミュレーションに基づいて、当初の避難区域の妥当性を再考するように勧告した。

 「しかし、SPEEDIデータは3月23日まで一般には公開されず、避難区域は4月11日まで変更されなかった。政府を批判する向きは、そうした遅れによって、何千人もの福島県住民が高レベルの放射能にさらされた可能性があるとしている」

Posted by 大沼安史 at 10:28 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 小佐古氏 沈黙を破り 再度、日本政府の対応を痛烈批判 「除染コストを最小限に抑えるため過小評価」「米の収穫期により憂慮すべき問題が明らかに」

 ウォールストリート・ジャーナル日本版 ⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_258611

 菅内閣は海の汚染や魚への影響について迅速な分析ができておらず、汚染除去コストを最小限に抑えるために特定の放射能の危険性を過小評価していると述べた。

 今年後半、特に日本人の主食である米の収穫が始まった頃に、より広範な、憂慮すべき問題が明らかになるだろうとした。

 政府の意思決定メカニズムははっきりしない。どういう理屈で何を決めているのかはっきりしない。とても民主主義社会とは思えない。

 英文記事は ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304450604576419560689685524.html

Posted by 大沼安史 at 10:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 まるで別世界 パラレル・ワールド

 福島現地で活動する「グリーンピース」のメンバー、ヤン・ベナレクさんが、「ロシア・ツデー(RT)」(3日放映)のインタビューにこたえ、こんなふうに語っていた。

 「まるで別世界に来たようだ('It was like visiting another universe' )。ある地域ではノーマルな生活があり、ノーマルな街がある。福島市の中心部はとても文明化され、すべてがノーマルに見える。しかし、放射能測定器を持って出かけ、あたり一面の測定を始めると、(基準より)30倍、50倍もの値が出る。公園や校庭など公共スペース、子どもたちの通学路が正常値の500倍から700倍もの値――。信じられない」

 ノーマル(正常)な装いを取り繕う、放射能汚染の地、フクシマ。

 RTのインタビューアーのシーン・トーマスさんが、これを別の言葉で表現していた。ここはまるで「パラレル・ワールド」だと。

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=aY5cvod4Tiw 

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 恵みの雨 町の避難命令解除 火の手 先住民族の森を破壊 「私たちは何をしたのですか」と祈るブエブロ族

 ロスアラモスの町の住民に出ていた避難命令が解除された。夏の恵みの雨が森林火災の消火活動を助けた。
 3日の日曜日、封鎖が解除された道路を、自宅に向かう車の列が続いた。

 ロスアラモス研究所への延焼を防ぐ消火活動は、同研究所から10キロほど先の、ロスアラモス峡谷の森で続いている。消防隊は雨が火勢を弱めてくれたため、延焼を食い止めることに自信を深めている。

 北に向かった森林火災の火の手はサンタ・クララ峡谷に到達、サンタクララ・プエブロ族が自分たちの出生の地と考える森を炎で包んだ。森はすでに52平方キロ、焼け落ちている。

 2800人が暮らす小屋や集落、水源が破壊されると、先住民たちは心配している。

 族長のダシェノさんはAP通信にこう語った。

 「私たちは膝まずいて祈っています。私たちは創造主に、私たちの文化に作法で、私たちは何をしたのですかと言って許しを乞うています。母なる火が止まるように水を下さいと乞うています」

 ⇒ http://www.npr.org/2011/07/03/137595342/los-alamos-evacuation-order-lifted-12-000-return

 大沼 フクシマにも通じる、世界の縮図がここにある。核の炎、森を焼く炎、水を求める祈り 「私たちは何をしたのですか?……」 

Posted by 大沼安史 at 09:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 玄海原発 「運転再開認めず」で「日本はドイツより速く非核国家になるかもしれない」 古川・佐賀県知事 ニューヨーク・タイムズに語る

 ニューヨーク・タイムズ紙は6月29日 佐賀県の古川康知事にインタビューし、知事の答えを2日付の記事で紹介した。

 「重い責任が突然、私の上にのしかかった感じがする」

 「(玄海原発の)運転再開をしない、と決定することは、ドイツよりも速く(日本が)非核国家になることかも知れない」

 “I feel a great responsibility has been suddenly placed upon me,” Mr. Furukawa, 52, said in an interview. “Deciding not to restart the reactors could turn us into a non-nuclear country faster than Germany,” referring to that country’s decision to scrap nuclear power by 2022.

 http://www.nytimes.com/2011/07/03/world/asia/03japan.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 佐賀新聞によると、古川知事は自然エネルギーへの転換に前向きな菅直人首相と会見したうえで最終判断したい考え。

   佐賀新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110704ddm010040047000c.html

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:55 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-03

〔フクシマ・NEWS〕 ツイッターのフォローが勝手に外される現象が頻発

 「脱原発」で情報を受発信するツイッターに対する電子的な妨害工作が始まっている……かもしれない。

 たぶん、東京にはワシントンあたりから投入された、軍事レベルのテクニックを持った諜報企業のチームが展開し、東電・経産省のダメージコントロールとともに、対抗諜報に従事しているのだろう。

 なぜ、こんなことを書くか、というと、最近、グローバルな産業と化した諜報企業の実態を暴露した本を訳出したばかりだからだ(近日刊)。

 東京にはたとえば、ワシントン・「ベルトウェーの追い剥ぎ」なんていわれる軍事コンサルも店開きしている。

 税金と公共料金(電気代)が、日本民衆の言論弾圧に投入されている……?

Posted by 大沼安史 at 12:40 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・意見映像〕 双葉町病院の患者さんの大量死は原発の爆発いよって飛び散った放射性物質の被曝による急性放射性障害によるものじゃないんですか?

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=XWc_cT2kVvQ

 寝たき老人とはいえ231人中45名死亡 五人に一人は死亡 死亡率20%ってやはり異常な数字ですよ

 大沼 この真相追究ビデオに、「隔離されたガラス越し」に家族やペットと対面している少女の姿が出てくる。見ていて涙が出た……

Posted by 大沼安史 at 12:28 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 美浜など北陸の原発「事故が起きれば、名古屋の飲料水にも影響が出る。安全なのか確認したい」 名古屋市の河村たかし市長 1日 市議会本会議

 産経 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/region/news/110701/aic11070120180001-n1.htm

 本会議後、河村市長は記者団に「放射性物質が風で流され、東海地方の水がめである木曽川上流に降り注ぐ恐れがある」と理由を述べた上で、自ら電力会社や原発を訪れ、説明に納得できない場合は運転に反対する意向を示した。

Posted by 大沼安史 at 12:08 午後 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 研究所内で小規模森林火災 リスが変圧器に触れて発火

 ロイター通信によると、核兵器開発センターのロスアラモス国立研究所で1日、リスが変圧器に触れたことで小規模な森林火災が発生したが、1エーカー(4047平方メートル)を焼いただけで消し止めた。による非常事態宣言を解除した。

 森林火災の火の手は同研究所の方角ではなく、北に広がっている。このため同研究所は非常事態を解除し、研究再開の準備を始めた。

 森林火災の焼失面積は、30日現在、11万3734エーカー(430平方キロ)に達している。

 このロイター電によると、研究所の構内には、プルトニウムで汚染された衣類などを収めた約20000個のドラム缶が保管されており、森林火災の火の手は一時、その2マイル(3.2キロ)先まで接近していた。

 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/07/02/us-wildfires-newmexico-idUSTRE7611SL20110702

Posted by 大沼安史 at 11:41 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・NEWS〕 上流の堤防を爆破 農地の冠水をミズーリ川に戻す 最大の懸念材料はサウスダコタの「ガヴィン・ポイント・ダム」の決壊

 ネブラスカ州のフォート・キャリフーン、クーパー両原発を浸水の危機に追い込んでいるミズーリ川の上流、アイオワ州ポタワタミー郡で7月1日朝、農地の冠水にたまりかねた地元民が、冠水をミズリー川に戻すため、堤防を爆破した。

 これにより、ミズーリ川の水位は3~4インチ(7.6~10.2センチ)上昇した。

 堤防破壊は重機でもって始まり、爆破でもって終わった。民間が所有する農業用堤防のため、爆破しても違法ではないという。

 ミズーリ川でいま最も懸念されているのはしかし、こうした堤防の決壊ではなく、上流の連邦ダムの決壊だ。

 とくに心配なのは、6つの連邦ダムのうち最南端にある「ガヴィン・ポイント・ダム」(サウスダコタ州)という。

 同ダムの管理者は、ミズーリ川の増水は、すくなくともことしの秋まで続くことを覚悟しなければならないとしている(8月までと言われていたのが、秋まで、になった……) 

 ⇒  http://www.examiner.com/human-rights-in-national/unknown-bomber-explodes-levees-near-ft-calhoun

 http://www.wowt.com/news/headlines/124871614.html

 http://www.ketv.com/r/28421608/detail.html

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 11:24 午前 | | トラックバック (0)

2011-07-02

〔★ フクシマ・NEWS〕 3号機燃料プールに重大疑惑 3月20日に臨界爆発し 東京に向け放射能雲を大放出か?

 これまでほとんど関心が向けられなかった「3号機」の「使用済み燃料プール」に重大な疑惑が浮上した。

 「3号機」の「プール」については、東電が1度だけ映像を公表しているが、その映像を詳細に分析した米国人、イアン・ゴダード氏により、驚くべき事実が判明した。

 「使用済み核燃料の束(Bundle)は、「プール」内に本来、整然と並んでいなければならないが、「3号機プール」の映像で確認した結果、水面に近いところに、たった1個の「束」だけが、ゴダード氏の点検で、(引き揚げ操作用の)「ハンドル」がついた状態で残存していることが明らかになった。

 ゴダード氏はこの確認を、原発専門家、アーニー・グンダーセン氏が運営すえる「フェアウィンズ」に30日にメールで連絡。
 グンダーセン氏が他の専門家とともに確かめたところ、「3号機」の「プール」には「1束」の「ハンドル」しか映っていないことが確認されたことから、1日付のビデオ・レポートで事実を公表した。⇒ http://www.fairewinds.com/updates

 「プール」には「一束」しか残っていなかった……だったら他の「束」はどこに消えたのか?

 朝日新聞によると、3号機の燃料プールには新しい燃料52体、使用済み核燃料514体が入っており、これまでは外からプールに注水して冷やしていたが、東電は2日、に新たに設置した冷却装置によって、プールの水温を約60度から約40度に下げることができたと発表している――という。
 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0702/TKY201107020374.html

 つまり「3号機のプール」には、52+514=564体(束)の核燃料があったはず。

 それが1束(体)しか、体をなしてない(残っていない)とすれば、どんなことが考えられるか?

 公式発表によると「3号機」では「炉」で3月14日午前11時1分、「水素爆発」が起きたとされている(核爆発説が欧米の専門家から出ている)。

 この「(水素?)爆発」とは別に、「3号機」からは3月20日段階で、放射性物質が大量に放出され、その放射能雲が東京を襲ったとの見方が出ている。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-d078.html

 この3月20日の「3号機大放出」とは、炉ではなく「プール」で起きた「再臨界」によるものかも知れない!

 「フェアウィンズ」のグンダーセンさんは視聴者から意見を求め、「3号機プール」の真実を追及する構えだが、これは日本のマスコミ、専門家の責務でもある。

Posted by 大沼安史 at 08:52 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 AP通信 「運命の24時間」を詳報

 ⇒ http://news.yahoo.com/first-24-hours-shaped-japans-nuclear-crisis-060035933.html

 AP通信は2日、「フクシマ」の事故発生後の「24時間」を詳細に「再現」した調査報道レポート(APインパクト)を報じた。

 数十人に及ぶ関係者と、数百ページに及ぶ発表資料にもとづくレポートだという。
 主に「1号機」が破局に突き進む経過が報告されている。

   ★★★

 その日、3月11日、1・2号機を担当していたのは、訓練生を含む13人編成の「Aチーム」だった。「Aチーム」は、ひとつの制御室から、両機の監視を続けていた(3・4号機は9人のチームで制御)

 地震が始まって1分以内に、運転中の3機に炉心に制御棒が挿入された。

 最初の津波が来たのは、午後3時27分だった。13フィート(3.962メートル)の津波だった。海面から33フィート(10メートル)の高さの防波堤は、その第1波を容易にブロックすることができた。

 しかし、8分後(3時35分)の第2波は大きなもので、防波堤を越えて構内に押し寄せた。高さ10メートルの「貯水タンク(water tank )」を水没させ、駐車中の車をあちらこちらへ押し流した。50フィート(15メートル)もの津波だったようだ。(大沼 繰り返すが、この15メートルは波高ではなく、遡上高)

 第2波が来て2分後の3時37分、「1号機のディーゼル発電機」が止まった。(大沼 1号機のタービン建屋内のディーゼル発電機を指すものとみられる。AP電にはしかし、建屋の山側にあったディーゼル発電機についての言及はない)

 発電所の電源が失われた。

 4分後の3時41分、2号機の電源の失われた。その数分後、測定値の読み取りができない状態になった。

 真っ暗闇の中で作業員たちは「メーンの配電盤が水没し、メーンのケーブル(電線)が泥で引きずり落ちているのを確認」した。「1号機」のタービン建屋の地下は水没していた。
 In the dark, workers found a main power switchboard had been submerged and a main power line brought down by a mudslide. The basement of the Unit 1 turbine building was filled with water.

 炉心で何が起きているか、正確なところはわからなかった。
 3時50分の「Aチーム」の記録はこうだ。「(炉の)水位不明」。注水しないと、炉心の水は蒸発してしまう。燃料棒は溶けてしまう。

 2分後(3時52分)の「Aチーム」の2号機に関する記録はより深刻だ。「ECCS=非常用炉心冷却装置の注水、不能(ECCS injection not possible)」

 最後の頼みのECCSはダウンしていた。
 The emergency core cooling system, the last-ditch backup to keep the core from going dry, was down.

  ****

 午後9時ごろ、首相官邸の当局者たちは東電に対して「ベント」するよう要求し出した。東電は躊躇した。

 東電は知っていたのだ。放射性物質を「ベント」で放出することは、全国、全世界のの原発産業に対する疑惑を招くものだ、と。

 翌12日未明の午前3時5分、海江田経産相は東電の小森常務に「1号機の格納容器のベント実施計画」を公表するよう求めた。

 海江田経産相が最終的に東電に「ベント」を命令したのは、午前6時50分のことだった。

 現場は放射線量が高く、作業員の手動によるバルブ開け作業を阻んだ。リモートコントロールで開けようとしたが、またも失敗に終わった。停電が原因だったかも知れないが、(「ベント」の)設計上の欠陥もありうることだった。なにしろ、実際の事故場面で、一度も使われたことのないシステムだったのだから。
 Surging radiation forced workers to abort their attempt to open the valves manually. Then they tried to open them remotely and repeatedly failed, probably because of the power outage but possibly also a design flaw. The equipment had never been used in a real-world crisis.
 (大沼 AP電もまた、GE社製の「ベント」の欠陥の可能性を指摘している。東電はGE社に賠償を請求できるのではないか!)

 「1号機」はいまや時を刻む時限爆弾と化した。

  ****

 菅直人首相を乗せたヘリが現場に着陸したのは、午前7時11分のことだった。
 気の短い首相は東電の武藤副社長、吉田所長らに、なぜベントと海水注入が実施されていないか、その理由を怒鳴り声で問いただした。
 He yelled at TEPCO Vice President Sakae Muto and plant chief Masao Yoshida, his onsite escorts, demanding to know why the venting and seawater injection were not happening.

 午後2時半、現場の作業員から拍手が上がった。1号機の排気筒から蒸気が立ち上がり、格納容器内の圧力が下がった――「ベント」が機能していることを確認するものだった。しかし、それから30分も経たないうちに、淡水の冷却水が失われる事態を迎えた。(大沼 動かなかったはずの「ベント」のバルブはなぜ開いていたか?……)
 At 2:30 p.m., workers burst into applause. Vapor was rising from the Unit 1 stack and containment vessel pressures fell — confirmation that the venting was working. But within half an hour, they ran out of fresh water.

 海水を注入するしかなかった。しかし、海水を注入すれば原子炉はもう使えなくなる。東電の当局者はここでも躊躇した。

 午後3時36分、1号機で水素爆発が起きた。海水注入は最早避けられないものになった。

 2、3、4号機の爆発が続いた。
 日本の核の悪夢は、すでに始まっていた。
 

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:21 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 「静かなる殺人行為」「墓石行政、墓石対応」「がんばろう、日本!」と百万回叫ぶより、真実を一度話すことが重要なのである」―― 西尾正道・北海道がんセンター院長(放射線治療科)「福島原発事故における被ばく対策の問題 ― 現況を憂う」

 ⇒ http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/opinion/mric/201106/520397.html

 事実の隠蔽と会社存続に固執して画策する東京電力、文系技官が中心で正確な知識を持ち合わせていない行政、指導力と緊張感を欠如した政府首脳、政争の具に利用しようとする政治家達、今まで原発の安全神話を作り上げてきた御用学者や業界人、こうした原子力村の人々の姿を見れば、日本に明るい未来を感じることはできない。なんとも悲しい現実である。

 多くの報道機関からも取材を受けたが、社会部などの担当者の知識が乏しいため、5分で終わる電話取材でも30分となる。これでは詳細な情報や真実は国民には伝わらない。本当の使命は真実を伝えることなのだが、パニックになりかねないことは決して報道しないジャーナリストや報道機関。本当にこれでいいのだろうか。しかし現実の超深刻な原発事故の収拾には、多くの犠牲を払っても実現しなければならない

 また、白い独特の服装を防護服と称して着用させて、除染もしないで着のみ着のままで就寝させている光景は異常である。放射線に対する防護服などはない。安全神話の一つとして、ヨード剤を放射線防護剤と称して、あたかも放射線を防護できるような言葉を使用してきたが、防護服も同様な意味で名称詐欺である。着用すれば、塵状・ガス状の放射性物質が直接皮膚に接触しないだけであり、防護している訳ではない。防護服を着たまま寝るよりは、通常の衣服を厚めに着て皮膚面を覆うことが重要であり、毎日新しいものに着替えたほうがよほど被ばく線量は少なくなる。放射線防護の基本的なイロハも理解していない対応である。

 原発周辺の作業地域は中性子線もあるであろうし、プルトニウムからのアルファ線もストロンチウムからのベータ線も出ているであろう。線質の違いにより測定する計測器や測定方法が異なるため、煩雑で手間暇がかかるとしても内部被ばくの把握は最も重要なことである。インターネット上の作業員の証言では通常よりは2桁内部被ばく線量も多くなっているという。このような対応の改善が無ければ、まさに「静かなる殺人」行為が行われていると言わざるを得ない。

 また放射性医薬品を扱っている日本メジフィジックス社は事故直後にラディオガルダーゼ(一般名=ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)水和物)を緊急輸入し無償で提供した。この経口薬はセシウム-137の腸管からの吸収・再吸収を阻害し、糞中排泄を促進することにより体内汚染を軽減する薬剤である。作業員にはヨウ素剤とともにラディオガルダーゼの投与を行うべきである。このままでは、いつもながらの死亡者が出なければ問題としない墓石行政、墓石対応となる。

 菅首相の不信任政局のさなか、原口前総務大臣はモニタリングポストの数値が公表値より3桁多かったと発言しているが、事実とすれば国家的な犯罪である。情報が隠蔽されれば、政府外の有識者からの適切な助言は期待できず、対応はミスリードされる。

 「がんばろう、日本!」と百万回叫ぶより、真実を一度話すことが重要なのである。3月23日以前の国民が最も被ばくした12日間のデータを公開すべきである。後に政府・東電は高濃度放射能汚染の事実を一部隠蔽していたことを認めたが、X線フィルムが感光するくらいであるから、公表値以上の高い線量だったことは確かである。全く不誠実な対応であるが、その後も不十分な情報公開の状態が続いている。そして現在も炉心溶融した3基の原子炉から少なくなったとはいえ放射性物質の飛散は続いているが、収束の兆しは全く見えてこない。

 ……低線量でも被害が大きいことが隠蔽されている可能性も否定できない。ちなみに原発事故の翌日に米国は80Km圏内からの退避命令を出しており、低線量被ばくの被害の真実の姿を握っていて対応した可能性もある。

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 ドイツ高級誌 「シュピーゲル」も報道 東電株主総会 「原子炉に飛び込んで、死ね!("Springt in die Reaktoren und sterbt")」

 ⇒ http://www.spiegel.de/wirtschaft/unternehmen/0,1518,771080,00.html
 シュピーゲルによると、6月28日の東電総会では、執行部を非難する野次が繰り返し投げつけられたそうだ。

 事故を起こした責任者が居直ってみせた東電株主総会!

 外国メディアのこうした報道の陰には、日本の企業経営者には社会的責任というものはないのか……という驚きがあるような気がする。

Posted by 大沼安史 at 05:15 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「赤旗」が日本原子力文化振興財団作成の 「世論対策マニュアル」を全面暴露!

 ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-02/2011070203_01_1.html

 1991年に科学技術庁(当時)の委託を受けてまとめられた「原子力PA方策の考え方」(91年報告)――だそうだ。
 以下、その一部を「記録」として残す。

 ・停電は困るが、原子力はいやだ、という虫のいいことをいっているのが、大衆であることを忘れないように。

 ・繰り返し繰り返し広報が必要である。新聞記事も、読者は三日すれば忘れる。繰り返し書くことによって、刷り込み効果が出る。いいこと、大事なことほど繰り返す必要がある。

 ・いいスポークスマンは役所のプラスイメージになる。新聞記者が積極的に彼の意見を求め、記事の中に引用するようになる。そうすると、スポークスマンの考え方が新聞記者間に浸透するようになる。一種のマスコミ操作法だが、合法的世論操作だ

 ・教科書(例えば中学校の理科)に原子力のことがスペースは小さいが取り上げてある。この記述を注意深く読むと、原子力発電や放射線は危険であり、できることなら存在してもらいたくないといった感じが表れている。書き手が自信がなく腰の引けた状態で書いている。これではだめだ。厳しくチェックし、文部省の検定に反映させるべきである。さらに、その存在意義をもっと高く評価してもらえるように働きかけるべきだ。

 大沼 大方、どこかの広告・コンサル会社の小ざかしいバカモノが書いたものだろう。おかげで、東電、日本政府のアホどもまで「安全神話」をマに受け、挙句に史上空前のトンデモ地球汚染事故を起こしてしまった!

Posted by 大沼安史 at 03:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 作家 丸山健二さん「もう一度政治家どもや役人どもや経営者どもの顔をとっくりと見よ」

 ⇒ http://twitter.com/#!/maruyamakenji

 もう一度政治家どもや役人どもや経営者どもの顔をとっくりと見よ。果たしてこれが要職にふさわしい人相かどうかをじっくり確かめるがいい。無能なくせに私欲だけは人一倍長けており、保身のみしか念頭にない、姑息な人間とはこういう顔を持つ連中をさして言うのだ。あなたの目はまだ節穴なのか。7時間前
 
 牛や豚や鶏のように、肉にされる運命をおとなしく受け容れる手はない。我々は人間であって、家畜ではない。やられっぱなしで死んでゆくことはない。徒死を迎える前に、せめて自分が人間であったことを知らしめようではないか。神妙な顔の裏であざ笑っている輩に一矢を報いてやろうではないか。7月1日

 原発を推進させていい思いをするのは国民ではない。こんなことになってしまって悲惨な目にあわされるのは我々だけなのだ。必要以上どころか、べらぼうに高い電気料金でぼろ儲けしてきた輩は、築き上げた莫大な財力でもって、放射能の届かぬ安全な土地へいつでも好きなときに移り住むことができる。6月30日

 安全を殊更強調するのは、それがいかに危険であるかという何よりの証にほかならない。そして、この世に安全なものなどないのだからとする言い訳は、所詮、詭弁のたぐいでしかない。原発に対するただ一辺倒の反対は単純に過ぎ、この問題はもっと複雑なのだとする反論もまた、裏切り者の論理なのだ。

 東電と原子力保安委員会の広報係の開き直りの態度がすっかり板についてしまった。いかに危険で、いかにずっこけた内容であっても、ともかく淡々とした口調でもって発表しておけばそれでいいのだという居直りが固定化され、この国の未来を覆い隠した恐怖が一段と凄みを増してきている。ぞっとする。6月28日

Posted by 大沼安史 at 12:29 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 計画的避難区域 農家の妻 焼身自殺

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0702/news3.html

 計画的避難区域の川俣町山木屋。1日午前7時45分、夫(61歳)は妻(58歳)の焼死体を自宅近くの空き地で発見した……

Posted by 大沼安史 at 12:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record・写真〕 Vanishing point 浪江 わが町 トシヤ・ワタナベさん

 トシヤ・ワタナベさんの実家は原発から8キロのところにあった。6月12日に一時帰宅したときの写真だそうだ。 
⇒ http://www.flickr.com/photos/toshiya-w/
 http://www.flickr.com/photos/toshiya-w/sets/72157626918437567/

 この遠近法、このパ-スペクティブは、何なんだ! 

 この消尽点(バニッシング・ポイントvanishing point)よ!

Posted by 大沼安史 at 12:17 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record・言葉〕 小出裕章さん 「原子力に携わって来たひとりとして事故を防げなかった責任は私にもある。みなさんに対して、ほんとに申し訳なくありませんでした。ごめんなさい」

 毎日放送のドニュメント「その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今」 「非公式まとめ」(4分割の4で)⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/28/mbs-jun-26/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 4月25日、東京都内での講演会で、小出さんは講演の冒頭、こう言って頭を下げた。

 「原子力発電所というのは、今から聞いていただこうと思いますが、とてつもなく巨大な危険を抱えたものです。それを、電気を使う都会は引き受けることができずに、過疎地に押し付けて長い送電線で都会に電気を送るということをやっているものです。それに気がついたのは私が40年前のことでしたが、こんな事故が起きる前にと思って来たのですけれども、とうとう事故が起きてしまいました。今、福島の人たちを中心に、とてつもない悲劇が進行しているわけで、それを防げなかったということを、なんとも言葉では尽くせない無念さで、今も毎日を過ごしています。また、原子力という場に携わって来た人間のひとりとして今回の事故を防げなかった責任は私にもあると思います。みなさんに対して、ほんとに申し訳なくありませんでした。ごめんなさい」

 大沼 「フクシマ」は原発賛成・反対を問わず、すべての人間に、「生きる場における倫理」を求めている。

 物理学者出身のメルケルさんが、ドイツのアレバに対する捜査(グローバルな工作ファンド運用疑惑)を指揮しながら原発推進派を抑えこみ、そうしておいて「倫理委員会」を設け、「脱原発」に踏み切った、政治家としての凄みの背景には、純な少女(?)のような、凛とした「倫理」がある。フランスの原発推進派は彼女を「チュートン族的なパニックに陥った」などとあざ笑ったが、彼女の方向転換には「倫理」と「民族」という軸足がある。

 東京で苦闘するNさんたちよ――マスコミのみなさんよ、「エコ・エチカ」を唱える今道友信先生と、小出裕章さんの対談の実現を望みます。今道先生は週に一度、関西の大学に出講されているはず。

Posted by 大沼安史 at 11:59 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 河野太郎さんが実にまっとうな批判と提案 「東電救済で国民負担10兆円をおしつけるな」

 ⇒ http://www.taro.org/2011/07/post-1041.php

 (前略) つまり、政府案は、株主と金融機関という最初に責任を負うべき者の責任を追及しないので(だから当然に経営陣も居座る!)、そして、積立金にも手をつけないので、その10兆円分が国民負担になる。

 あきらかに公平性を欠く。さらに、巨額の負債を抱えた東電は、やる気のないままだらだらと存続し、電力改革の邪魔になる。

 全く信頼できない経営陣を守り、現場で汗を流している社員の未来を曇らせる。事業再生をすれば経営陣は引責するが、新企業として再スタートを切ることができるし、電力体制も改革することができる。

 国民に本来不必要な10兆円の負担を押しつける政府案ではなく、法的破綻処理による事業再生をすべきなのだ。

Posted by 大沼安史 at 11:29 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場ツイッター〕 「アレバの装置はイタリア製で図面もイタリア語とフランス語が混じって書いてある……質問しても構造や細かい所は国家機密か企業秘密かしらないが教えてくれないんだ。購入した東電でさえわかんない事多いみたい」

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 16時間前 汚染水処理システムの方はやっぱなかなか思うように行かないなぁ。やっぱり日本の製品を使って日本人がやるべきだったと思うよ。
 
 今日も昼間は動いてなかったよ。作業員のミスって報道だけどオイラは管理側のミスだって思うんだけど…。特に一期工事のアレバの装置は他の現場で使用してたのを解体して持って来たんだけど施工は日本人でやってるんだ。

 アレバの装置はイタリア製で図面もイタリア語とフランス語が混じって書いてあるからわかりづらいし(>_<)質問しても構造や細かい所は国家機密か企業秘密かしらないが教えてくれないんだ。購入した東電でさえわかんない事多いみたい。

 六ヶ所の再処理なんかも未だにまともに動いてないみたいだし、同じように内緒が多くて大変なんだって聞いたことあるし…。報道の背景にはそんな理由があるんだとオイラは思うんだけど。フランスの物はフランス人かイタリア人が来て据え付ければいいんだよ(-"-;)

 他の会社の作業員達と「全部俺たちのせいにして、やってられねぇよなっ」ってよく話してるよ。でもこんな報道続いたら本当に辞める人出るよ。15時間前

Posted by 大沼安史 at 11:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 「2010年のドイツにおける再生可能エネルギー資源の開発(英文)」(2011年 ドイツ環境自然保護・原子力安全省)

 ⇒ http://www.erneuerbare-energien.de/files/english/pdf/application/pdf/ee_in_deutschland_graf_tab_en.pdf

 ドイツ滞在中の「グリーンピース」気候変動・エネルギー担当、高田氏の報告(「自然エネルギーで原発よりも12倍の雇用効果あり」)。

 2004年、ドイツで自然エネルギー関係の雇用は16万人でした。
 2010年、自然エネルギー関連の雇用は、37万人に。
 わずか6年間で20万人の雇用が生まれたことになります。(Development of renewable energy sources in Germany 2010, ドイツ環境自然保護原子炉安全省, 2011年, 41ページ)
 一方、2010年に原発関連の雇用は3万人ほど。石炭火力発電関連の雇用も7万人ほどに限られています。
 つまり現在ドイツでは、原発よりも自然エネルギー雇用が12倍多く生まれています。自然エネルギー関連雇用は、2050年には100万人に達するとの見通しも。

Posted by 大沼安史 at 11:15 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 先住民族の暮らしの森を焼失 「母なる自然」の怒りに泣く ロスアラモス研究所は「老朽核爆弾」の延命研究再開の構え クレージーなアメリカの核の基地よ!

 AP通信(1日付)によると、ロスアラモスの山火事は出火以来、わずか6日間で419.6平方キロを焼失する、ニューメキシコ州史上最悪の大規模森林火災となった。

 これまでの記録は、2003年の「ドライ・レークス(乾いた湖)・火災」の380.4平方キロ。
 この8年前の森林火災の場合、それだけの面積を焼失するのに5ヵ月かかっており、今回のロスアラモス火災の勢いがどれだけ激しい