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2011-06-23

〔フクシマ・NEWS〕 ロバート・ケリーIAEA元特別査察官(米国人原子力エンジニア) 「天野IAEA」を厳しく批判 「IAEA独自の放射能雲拡散予測を発表していれば、日本の避難民を助けることができた!」

 IAEAのイラク特別査察官を務めた米国の原子力エンジニアのロバート・ケリー氏は17日、「ブルームバーグ」通信の電話インタビューに応じ、「天野IAEA」を以下のように厳しく批判した。 ⇒ http://news.businessweek.com/article.asp?documentKey=1376-LN2BLU1A1I4H01-51O4KU6OVMMLHQ96S0QGJE0R5O&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 記事の該当箇所、次の通り。

 ① 「天野は情報共有が遅いといって日本の政府当局を避難しているが、IAEAがより透明性を発揮していれば、(フクシマの)原発事故で脅威にさらされている(日本の)人々の役に立っていただろう」とケリーは語った。「放射性物質がどこに降り積もるか気象予報マップを(天野IAEAが)発表していたら、日本の人々を助けることができたはずだ」

  While Amano blamed Japanese authorities for being slow to share information, more transparency by the UN agency itself would have benefited people threatened by the accident, Kelley said. Releasing weather maps forecasting where radioactive elements would be deposited could have helped the Japanese public, he said.

 ② 「(IAEAのような)技術に関する機関は予測的・解析的でなければならない」と、ケリーは語った。「フクシマは今回、IAEAが何より、加盟メンバーのための政治的な機関であることを曝け出した」
 
 “Technical organizations should be predictive and analytical,” said former IAEA Director and U.S. nuclear engineer Robert Kelley in a June 17 telephone call. “What Fukushima showed is that the IAEA is primarily a political organization beholden to its members.”

 大沼 ①はつまり、IAEAも日本政府のSPEEDⅠのような拡散解析モデルを持っており、「フクシマ」でも放射能雲の拡散予測を立てていた、との指摘だ。天野氏は「日本からの情報が遅い」とばかり言っていないで、独自の予測を発表して、「フクシマ」周辺の人々を助けることもできたのに、それをしなかった……痛烈な批判である。
 「フクシマ」の被曝難民は、日本政府ばかりか「天野IAEA」にも裏切られていた!

 ②は「天野IAEA」が結局、御用機関に過ぎなかった、との指摘である。日本の政府、マスコミ(一部)が「原子力村」の犬なら、「天野IAEA]も「国際原子力村」のポチだったわけだ。

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 |

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