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2011-06-14

〔フクシマ・NEWS〕 グンダーセン氏 「ホット・パーティクル(飛散粒子)」問題を警告 空気フィルターによる4月の調査で、東京で「1人平均1日10個を呼吸で吸引」と判明 福島では、その30~40倍(1日300~400個)を体内に吸収

 米国の原発専門家、アーニー・グンダーセン氏は12日付、「フェアウィンズ」サイトからのビデオ・レポートで、「フクシマ」から放出された「ホット・パーティクル(飛散熱粒子=放射性粒子)」問題を取り上げ、呼吸による人体への影響について、あらためて警鐘を鳴らした。
  ⇒ http://fairewinds.com/content/hot-particles-japan-seattle-virtually-undetectable-when-inhaled-or-swallowed?

 グンダーセン氏は「東京の独立した科学者」による空気フィルターによる検出調査で、東京の平均的市民が4月いっぱい、1日あたり10個の「ホット・パーティクル」を呼吸を通じ体内に吸引し続けたことが確認された、と報じた。

 グンダーセン氏はまた、福島現地であれば、おそらくその30~40倍(つまり300~400個)を毎日、吸引していたのではないか、との見方を示した。

 氏によると、「ホット・パーティクル」は米国西海岸のシアトルでも、空気フィルターを使った調査で検出されており、それによると、シアトル市民は4月、1日あたり平均で5個、吸引していたことになるという。

 「ホット・パーティクル」は測定器が検知するガンマ線と違って検知そのものが難しい。いったん体内に入ると、骨や生殖腺などに入り込み、体内被曝でガンなどを引き起こす恐れがある。

 日本ではよくやく当局が重い腰をあげ、ホールボディーカウンターによる内部被曝検査を始めようとする段階だが、空気フィルターによる検出が可能であるわけだがら、早急に、内部被曝を引き起こす「ホット・パーティクル」調査を、福島はもちろん、南東北、北関東、東京・神奈川など周辺地域でも行うべきだ。

 グンダーセン氏がこのビデオ・レポートに先立ち、CNNテレビのインタビューでも、太平洋をはさんだシアトルでも東京の半分、「1日5個」に達していたことを紹介しており、「フクシマ」由来の「ホット・パーティクル」問題は、対岸の北米においても、一般住民の健康問題に発展しそうな雲行きである。

 CNN ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=7r-awf_hnfs&feature=player_embedded#at=44

 (グンダーセン氏はCNNに出演する前に、米国のブログ誌のインタビューに答え、シアトルで「1日10個」と発言していた。その後、氏はCNNで「5個」と「訂正」。このため、大沼はどちらが正しいか明確にするよう、グンダーセン氏に求めていた)

   グンダーセン氏は最後に、日本から、呼吸の際、「金属味」がするという事例が報告されていることについて、スリーマイル島事故でもチェルノブイリ事故でも報告された現象で、CTスキャナーでも同じようなことが起きている、と指摘した。

 大沼:追記  だから「放射性物質排出薬」を緊急輸入承認するんだ!

 畏友・小笠原信之のブログで、先日、こんなニュース(時事電)が紹介されていた。

 厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事分科会の部会が、体内に取り込まれたプルトニウムなどの放射性物質を排出させる薬「ジトリペンタートカル」と「アエントリペンタート」を承認しても問題はないとする見解をまとめた。1カ月程度で同分科会で正式決定される見通しで、プルトニウムの排出薬としては国内初の承認となる。いずれも日本メジフィジックス(東京)が輸入販売する。事故などで放射性物質を体内に取り込んだ場合に注射すると、薬に含有されているカルシウムや亜鉛と置き換える形で、放射性物質を尿の中に排出することができる。

 なぜ国内製薬資本を守る経産省薬事局――あ、いや厚労省が承認を急いでいるのか?

 グンダーセンさんの警告と重ね合わせると、その恐ろしい意味がわかる!

Posted by 大沼安史 at 08:25 午前 |

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