〔フクシマ・レクチャー〕 高濃度放射性地下水 数年から数百年かけて太平洋を汚染 原発30キロ以遠は盆地のいわき、郡山市などに
週刊現代 6月22日 ⇒
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9032?page=3
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「週刊現代」によると、産業技術総合研究所地下水研究グループの丸井敦尚氏がこう指摘しているそうだ。
「私たちの解析では、堆積層で地下水に混じった汚染水が海にすべて流れるのに5~10年かかります。粘土層に浸み込んだ水については数百年」
記事はこう続く。
4月上旬、東電が低濃度汚染水1万t余りを海に放出したとき、国際世論も含めて大騒ぎになったのは記憶に新しい。ところが今後、量こそ同程度だが、比べものにならないほど高濃度の汚染水が、数年から数百年かけて確実に海に放出されていくのだ。
また、汚染水が地下水になるには、まったく別のルートもある。大気中に拡散した放射性物質が地表に落ち、雨水と共に地中に浸み込んで地下水に混じる、というものだ。そして地下水の流れに乗って内陸部で濃縮、あるいは拡散してゆく。
丸井氏。「福島県の地下水環境を調べたところ、大まかに言って、原発から30km前後より遠くの場所では、地下水が原発の反対方向へ流れていきます。特に、盆地にあるいわき市や郡山市などに地下水が集まってゆく。そうなると中長期的な汚染が心配ですから、この両市の周辺では、汚染されにくい深い井戸を整備し、水供給システムを強化する必要があります」
これを受け、「週刊現代」の記事は「ここでも地下水の移動速度は遅く、いわきや郡山では数十年、数百年後に汚染水がやってくることを心配しなければならない。原発事故とは、その直後だけでなく、数世紀後まで延々と人類を苦しめ続ける大災厄なのだ」と指摘している。
空も土も海も地下水も死の灰でよごす原発事故の恐ろしさよ!
Posted by 大沼安史 at 11:21 午前 | Permalink

















