〔フクシマ・NEWS〕「クーパー原発」は「フクシマ型」の老朽原発、4月に作業員が被曝事故
「フォート・キャリフーン」「クーパー」両原発を危機に追い込んでいるミズーリ川の氾濫は20日夜からまた雨が降り、増水が進んでいるようだ。
20日時点で一時水位が下がったと報じられていたが、また危機がぶりかえしたかたちだ。
⇒ http://nebraska.watchdog.org/13793/nppd-nuke-plant-could-shut-down-in-three-seconds-critics-still-worry/
ところで、「クーパー原発」(写真)は、運転歴37年の老朽原発で、米国の市民・科学者団体「ビヨンド・ニュークリア」が運転許可の停止を求めている、全米20の「フクシマ型(GE沸騰水型)原発のひとつだそうだ。
4月3日には作業員が被曝する事故があり、NRC(米原子力規制委員会)が調査に乗り出していた。⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1110/ML111020025.pdf
「ビヨンド・ニュークリア」は、「クーパー原発」の「プール」の使用済み核燃料は、「フクシマ」の4号機を上回るものと見ている。
「ビヨンド・ニュークリア」によると、米国の原発の「プール」は非常用電源が求められておらず、この点も大きな不安材料だ。
NRC……does not require US reactors' high-level radioactive waste storage pools to be connected to emergency back up power supplies.
⇒ http://www.beyondnuclear.org/home/2011/6/21/fukushimas-evil-twin-the-cooper-atomic-reactor-in-nebraska-a.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
★ ドイツ気象局の放射能雲拡散予報 (日本時間は9時間プラス)
⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 | Permalink