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2011-06-17

〔フクシマ・NEWS〕 欧州 大旱魃 河川水位低下でフランス政府 監視委員会を立ち上げ 原発冷却水の取水 困難な危機的事態も

  ニューヨーク・タイムズ(9日付け)によると、欧州の記録的な旱魃は深刻の度を増しており、フランスでは河川の水位が低下し、原発冷却水の取水が困難になる恐れも出ている。
  ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/10/world/europe/10iht-drought10.html?_r=2

 このためフランス政府は河川の水位をモニタリングする監視委員会を立ち上げ、対策に乗り出した。
 同国エネルギー省は旱魃は「ただちに」原発の安全にかかわるものではないと主張している。

 しかし、原発反対派は酷暑の2003年の夏を思い起こし、批判を強めている。その夏、フランスの国内の河川の水位低下で、フランス政府は原発数基の運転を停止する事態に追い込まれたそうだ。

 France has also set up a monitoring committee for its energy industry, as the authorities are concerned about the impact on electricity supplies and the control of river flows. France is home to more than 50 nuclear power plants, which generate most of its electricity and use river water to cool their systems.

 The Energy Ministry has insisted that the drought does not present a safety problem. But critics recall that during the hot summer in 2003, low river waters forced the government to turn off several nuclear plants.

 大沼 「異常気象」があらためて、「原発」の危険性をあらわにした。フランスの原発だけが危ないのではない。 ニューヨーク・タイムズの記事は、記録的な旱魃は英国を含む、ドイツをはじめとする欧州全体の危機だと指摘している。
 農業が壊滅的な事態を迎える恐れとともに、河川立地の原発が冷却水を十分、取水できなくなる重大な恐れが、いよいよ現実味をまして来た。

 運転を停止するだけで済めばよいが、冷温停止も出来ない極端な水不足となった場合、いったい、どうなってしまうのか?

Posted by 大沼安史 at 09:58 午前 |

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