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2011-06-21

〔フクシマ・ツイッター〕  丸山健二 「この国は破滅へと向かって突き進んでいるのかもしれない」

 小説家 丸山健二さん ⇒ http://twitter.com/#!/maruyamakenji

 この国は破滅へと向かって突き進んでいるのかもしれない。子孫たちは奇形の子として、欠陥の遺伝子を背負わされた子として、放射能だらけの島国に産声を上げ、子どもを作れないおとなになったかと思うと、その命も若くして癌に奪い取られてしまうのかもしれない。そんなおぞましい予感がしきりだ。

 あなたという存在をどこまでも蔑ろにし、とことんこけにしているのは、ひょっとするとあなた自身なのかもしれない。あなたの自由を封じてしまっているのは、いかなる場合においても追従の生き方を優先させ、ともあれ周囲と調子を合わせたがるあなたであって、ほかの誰かではないのかもしれない。

 属している国家や雇ってくれた企業にそれほどまでに恩義を感じなくてはならない根拠など、ひとつもありはしないのだ。国は税金を搾り取り、企業は搾取しただけのことであって、恩を感じてもらわなければならないのは、むしろあなたの側である。それにもかかわらず、何故にそこまで卑屈になるのか。

 隷従のなかでしか安住できない人間に成り下がってしまってはいないか。それは物心がついたときからすでにして始まっていたのではないか。自由をさかんに口にしながら、実際には自由をめざすことが苦痛なのではないか。そう、確かに自由は危険な道のりである。しかし、個人の自由こそが至宝なのだ。

Posted by 大沼安史 at 10:08 午前 |

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