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2011-06-30

〔★訂正版 フクシマ・NEWS〕 東電、「テルル129m」 「初検出」を発表  

 読売新聞 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110629-OYT1T00953.htm?from=tw

 この「読売」が報じた「東電発表」は「記録」に残さなければならない。

 東京電力は29日、福島第一原子力発電所1号機の取水口付近で今月4日朝に採取した海水から、放射性物質「テルル129m」を初めて検出したと発表した。
 事故後3か月を過ぎて新しい核種が検出されたため、高濃度汚染水の流出などが疑われるが、東電は「採水の際に、なんらかの原因で混入したのではないか。ほかの放射性物質の検出値に変動はないので、汚染水が漏れるなどの異常事態が起きているとは考えられない」としている。

 東電は4月1日、「テルル129」(半減期70分)を検出といったん発表したあと、誤検出だとして取り消している。

 本ブログ読者の「ZOE」氏の教示によると、今回、「初検出」された「テルル129m」は「半減期34日」。
 
 (訂正前の本ブログ記事で私、大沼は「テルル129」と「テルル129m」を同一のものと、確認もせず、早とちりしてしまいました。お詫びして訂正します。「ZOE」氏のご指摘に感謝します)

 (私はまた、半減期70分(1時間10分)の「テルル129」が「初検出」されたと思い込み、「フクシマ」では断続的な再臨界が続いている証拠と言える!――と書きましたが、この部分は以下のように書き改めます)

 「テルル129m」の半減期が「一月ちょっと」である……ということは、

 ① 今回「初検出」されたものが「フクシマ」の事故の初期段階で生成・放出されたものである可能性を否定できない、

 ② しかし同時に、その後、「フクシマ」で続いているとみられる「再臨界」のより生成・放出されたものであるの可能性も否定できない。

 ③ あるいは検出したサンプルがその両方を含んでいる可能性も否定できない。

 「メルトダウン」どころか「メルトスルー」が進行中の現状を考えれば、③の事態を想定し、対策をとるべきだろう。東電はその指標(証拠)となる「テルル129」の検出作業に全力で取り組むべきだ。

 ところで、この「テルル」については、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長がウィーンでの今月6日の記者会見で、「今日、情報を得た」と明言していた。⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E4E2E7E78DE2E5E2E4E0E2E3E39790E0E2E2E2;at=ALL

 ここでいう「テルル」が「129」なのか「129m」なのかは明らかにされていないが、天野事務局長のこの「明言」は見逃せない。

 日経の記事は、以下のように書いている。

 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は6日の記者会見で、東日本大震災の発生翌日の3月12日に福島第1原子力発電所の炉心損傷を示す放射性物質が検出されていた問題について「今日情報を得た」と述べた。原子力安全・保安院は検出の事実を2カ月半以上も発表しなかったが、IAEAにも報告していなかったことになる。

 IAEAの調査団は5月24日から6月1日まで日本に滞在し、福島第1原発などを視察した。天野事務局長は会見で「調査団も情報を受け取っていない」と説明した。

 炉心損傷を示す放射性物質は核燃料が1000度にまで過熱しないと放出されないとされる「テルル」で、天野事務局長は「テルルの放出は重要な情報」と指摘した。テルルは1号機で最初に排気用の弁の開放(ベント)をする前に原発の敷地外で検出されていた。

 ――東電はIAEAには今月6日時点で「テルル検出」情報を伝えて起きながら、株主総会が終わった今頃になってようやく、「再臨界」の証拠である「テルル」検出を認めたのだ。

 日本国民を、世界の人々を欺き続けた東電!

 臨時株主総会を開いて、経営陣の責任を追及しなければならない。

 なお、「ZOE」氏の教示によると、

 ① 因みに「テルル129m」は、既に(日本国内の)いろんなところから検出されています。
   ⇒ http://www.acro.eu.org/OCJ_jp.html

 ② この「テルル129m」は、すごく厄介なもののようですね。上記に貼ったURL、アクロ(ACRO)のサイトに記されてるのですが、
  「テルル129mは崩壊して半減期の非常に長いヨウ素129になる。半減期は16百万年である。」

 「テルル129m」自体の半減期は34日でも、変身した「ヨウ素129」の半減期はなんと1600万年!

 「テルル」問題は、なまやさしい問題ではない。日本の主流メディアの責任ある取材と報道を求める!

Posted by 大沼安史 at 07:14 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 そんなに足らないと喧伝するなら、まずNHKが率先して東電管轄で間引き放送しろ。

 ⇒ http://twitter.com/#!/24hitomi

 NHKの時論公論。まるで戦時下のラジオ放送。『欲しがりません勝つまでは!』『首都圏ブラックアウトまであと3%』宇宙戦艦ヤマトのエンディングか?電力は足りてるの。そんなに足らないと喧伝するなら、まずNHKが率先して東電管轄で間引き放送しろ。クダラナイ放送に電力を使うな。 #NHK 18時間前

Posted by 大沼安史 at 06:25 午後 | | トラックバック (1)

〔ロスアラモス・ビデオ・NEWS〕 ABCテレビ

 ⇒ http://abcnews.go.com/US/los-alamos-fire-epa-testing-radiation/story?id=13953953

Posted by 大沼安史 at 05:05 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 子どもの尿から放射性物質 福島市の10人全員 フランスの専門家「極めて高い確度で内部被曝の恐れ」

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/newspack/2011063001000390.html

 「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などは30日、福島市内の6~16歳の男子・女子10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表した。

 検査にあたったたフランスの放射線測定機関「アクロ研究所」のデービッド・ボアイエ理事長は「福島市周辺の子どもらに極めて高い確度で内部被ばくの可能性がある。事故前の数値はほぼゼロだったと考えられる」と話した。

 放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で尿1リットル中1・13ベクレル。

Posted by 大沼安史 at 04:52 午後 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 3月20日、隠蔽された3号機 格納容器内爆発  最大事故の疑い 再臨界否定できず 放出された放射性物質、21日に関東を襲う

⇒ http://ishtarist.blogspot.com/2011/06/20113203.html?spref=tw

 この社会学徒の見事な論証!

 結論・箇条書き

・ 3/21に関東地方を襲ったフォールアウトは、大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の同地域の総量に匹敵する莫大なものであった。

 ・この放射性物質は、よく言われるように、3/15までに福島第一原発から放出された放射性物質が雨によって落ちてきたものでは決してなく、直前に放出されたものである。

 ・ その汚染源は明らかに3号機であり、おそらく福島第一原発最大の事故であった。
パラメータを分析すると、3号機では、3/20-21に圧力容器設計圧力を大幅に超える圧力が記録され、また格納容器内の爆発的事象によって圧力容器・格納容器とも大破したことが明らかである。

 ・ その事故は再臨界を伴う可能性が否定できない。

 ・ この異常事態を受けて、放射性物質の放出を防ぐために、1000トンを超える放水が行われた。

 ・ 3/21に行われた海水サンプリング調査・土壌採取などは、3号機格納容器内爆発という事態を受けたものである。

 ・ 3/21の3号機原子炉建屋から出た煙は、原子炉が破損した物理的な帰結であるが、東電は当然それを認めることができない。

 ・ 東電・政府はこうした最悪の事態を知りながら隠蔽している。
東電は、こうした事態を隠匿するため、データの間引きや悪質な印象操作をいくつも行っている痕跡がある。

Posted by 大沼安史 at 04:30 午後 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 森林火災 放射能ドラム缶まで5.6キロに迫る プルトニウムなど放射性廃棄物のドラム缶は3万本

  地元KRQE局への視聴者提供写真

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 インターナショナル・ビジネス・タイムズの報道によると、森林火災はロスアラモス研究所の放射性ドラム缶保管施設まで、あと3・5マイル(5.632キロ)まで迫っている。

 また、プルトニウムなどの入ったドラム缶は30000本に達するという。

 If the wildfire expands another 3.5 miles, it could overtake an area where 30,000 55-gallon drums of plutonium-contaminated waste are being stored above ground.

 ⇒  http://newyork.ibtimes.com/articles/171791/20110629/wildfire-nuclear-plant-lab-los-alamos-danger.htm

Posted by 大沼安史 at 03:49 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 放射能汚染と戦い、生きる福島県農家のドキュメンタリー映画 「超自然の大地(Uncanny Terrain)」

 ⇒ http://uncannyterrain.com/jp/

 西郷村の高橋さんは言った。そばを流れる川は手付かずの森から流れてくる、汚れていない水だ、と。

 それで稲を育て、野菜を育てて来たのだ。

 汚染した農地だが、作付けはする。作付けしないと補償されないからだ。

 高橋さんは言った。でも、ことしは植える気が起きない……。

 このドキュメント映画は英語版、Uncanny Terrain もあり、海外のサイトで紹介されている。⇒ http://uncannyterrain.com/blog/

 「死の灰」を撒き散らす原発の恐ろしさは、高橋さんという西郷村の農家が置かれた苦境を見れるだけで――それだけも分かる。

 フクシマを死の灰で汚してしまった東電よ、株主総会を乗り切ったからといって、あなたがたの社会的な責任は消えない。)」
 ⇒ http://uncannyterrain.com/jp/

 西郷村の高橋さんは言った。そばを流れる川は手付かずの森から流れてくる、汚れていない水だ、と。

 それで稲を育て、野菜を育てて来たのだ。

 汚染した農地だが、作付けはする。作付けしないと補償されないからだ。

 高橋さんは言った。でも、ことしは植える気が起きない……。

 このドキュメント映画は英語版もあり、海外のサイトで紹介されている。⇒ http://uncannyterrain.com/blog/

 「死の灰」を撒き散らす原発の恐ろしさは、高橋さんという西郷村の農家が置かれた苦境を見れるだけで――それだけも分かる。

 フクシマを死の灰で汚してしまった東電よ、株主総会を乗り切ったからといって、あなたがたの社会的な責任は消えない。

Posted by 大沼安史 at 03:24 午後 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 G区域に「死の灰ドラム缶」 最低でも1000本保管

 英紙ガーディアンによると、ロスアラモス研究所の「G区域(エリア)」には、少なくとも1000本の放射性廃棄物のドラム缶(55ガロン=208リットル)がコンクリート基盤の上に3段重ねで保管されており、全体を防火テントで覆われている。

 ロスアラモス研究所によると、森林を伐採して空地をつくるなど、ここ数年の防火対策で、燃え移る心配はない、としている。

 森林火災の炎がG区域に到達する最悪の事態になっても、プラスチックの泡でドラム缶を包み込むことで引火を防ぐことができる、としている。

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/29/los-alamos-nuclear-laboratory-wildfire

Posted by 大沼安史 at 06:57 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 森林火災 州政府 全力投入で消火活動 焼失面積280平方キロに ロスアラモス研からの放射能漏出に備え、空からのモニタリング開始

 現地からの報道によると、26日から続く森林火災でニューメキシコ州のスサーナ・マルチネス知事は29日の記者会見で、州政府として総力を挙げ、消火作業にあたっていると語った。同日現在、森林火災の焼失面積は280平方キロに達しているが、消火率は3%にとどまっている。1000名の消防隊は2方向から消火作業にあたっているが、西風が吹き始めると、ますます厳しい事態になる。

 森林火災で懸念されているのは、核開発センターのロスアラモス研究所からの放射性物質の環境放出。

 これに備えて連邦政府の環境保護庁は航空機による放射性物質のモニタリングを開始した。
回収したサンプルからはまだ、放射性物質は検出されていないという。

 ⇒ http://www.kob.com/article/stories/s2178514.shtml 

Posted by 大沼安史 at 06:43 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-29

〔フクシマ・NEWS〕 「原子炉に飛び込んで死ね!」「恥を知れ!」 ニューヨーク・タイムズ 東電株主総会での株主の怒りの声を報道

 ニューヨーク・タイムズは28日の東電株主総会での、株主たちの手厳しい経営陣批判を報じた。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/29/business/global/29tepco.html?emc=tnt&tntemail1=y

 高齢の男性(株主)は「原子炉に飛び込んで死んでしまえ」と叫んだ。

 勝俣氏が質疑を打ち切ろうとした時、怒った株主たちが演壇に殺到。質疑は継続された。

 婦人が声を震わせながら東電の経営陣に向かって言った。あなたがたは会社をリードするにふさわしくない、と。「恥を知りなさい」と彼女は叫んだ。「あなた方は全員、解任されるべきだ」

 Some investors refused to be placated. “Go jump into a reactor and die!” one elderly man shouted at the row of executives, before being escorted out by attendants.

 At one point, when Mr. Katsumata tried to wrap up a question-and-answer session, angry shareholders rushed toward the stage. The session continued.

 With her voice shaking, a woman told board members that they were unfit to lead the company. She said the company had ignored warnings about the dangers of nuclear power. “Shame on you!” she cried. “You should all be sacked.”

Posted by 大沼安史 at 05:31 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 「最大の恐怖 それは大雨」 東電顧問

 豪紙ヘラルド・サンによると、東電の榎本顧問は28日の東電株主総会で、「最も恐れていること」は「大雨のインパクト」だ、と語った。

 ⇒ http://www.heraldsun.com.au/news/world/fears-heavy-storms-will-worsen-fukushima-nuclear-crisis/story-e6frf7lf-1226083816910

 私も、台風の直撃がないように祈る。

Posted by 大沼安史 at 11:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕国連に事故を管理する国際・学際チームの設立と日本人を守る対策チームの設置を求める! 全世界署名運動がスタート

 ⇒ http://www.appealforfukushima.com/ja/

 1. 国連の委任により、福島第一原子力発電所とその事故の帰結の管理を引き継ぐ国際的・学際的チームを確立すること.

 2. 日本の人々を守るために、どんなコストも辞さずにあらゆる手段を講じる責任を持つ対策チームを国連内に設置すること.

 ……我々は、日本の同胞たちと我々のこどもたちの命、自由、および安全を心配しています.
 8ヵ国語で署名・嘆願運動。
 フランスの CNILが呼びかけ・とりまとめ。

 嘆願書は「世界人権宣言」をよりどころにしている。

 第1条: すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない.

 第3条: すべて人は、生命、自由及び身体の安全に対する権利を有する.

Posted by 大沼安史 at 11:00 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 「こんな素敵な会社(東電)で働きたいなあ!どんな犯罪をおかしたって、国が許してくれるんだもの」

 もんじゅ君 ⇒ http://twitter.com/#!/monjukun

 海の底からもストロンチウム君が検出されたってね。ばらまいたのは東電さんって会社だね。だけど勝俣会長元気いっぱい、清水社長も退職金いっぱい。絶対につぶれない、安心安定大企業だね。もしボクが人間なら、こんな素敵な会社で働きたいなあ!どんな犯罪をおかしたって、国が許してくれるんだもの。18時間前

 どくはいてごめんね。ボク東電株主総会の実況みてたら悲しくて悲しくて…。夢の高速増殖炉なんてウソでしょ。じんるいのみらいをすくうエネルギーだなんてウソでしょ。今なう進行形で国を汚染して人を被曝させてるのに、何がエコかしら。ナトリウムが爆発したってかまわない。ボク泣きたいよ。18時間前

Posted by 大沼安史 at 10:29 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 東電総会 Togetter まとめ

 ⇒ http://togetter.com/li/155198

Posted by 大沼安史 at 10:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 いわき市小学校の学年主任 「国が決めたことを大人が信じられないなら、子どもが動揺してしまう。国の言うことを信じられないのなら、日本国民を辞めてもらうしかない」

  熊本日々新聞 27日付けの記事からの引用 ⇒ http://onodekita.sblo.jp/article/46404836.html

4月下旬、いわき市の小学校でPTAの会合があった。放射線について国の基準に沿って対応すると説明した学校側に、保護者の中から心配の声が上がった。すると、学年主任の教諭が釘を刺した。
 「国が決めたことを大人が信じられないなら、子どもが動揺してしまう。国の言うことを信じられないのなら、日本国民を辞めてもらうしかない。」

Posted by 大沼安史 at 10:12 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・ビデオ・NEWS〕 フォート・キャリフーン原発 「フクシマとは違う」(28日)

 CNN ⇒ http://edition.cnn.com/2011/US/06/28/nebraska.nuclear.plant.flood/

 電力会社のCEOは「洪水は予期していた。原発の中(インサイド)に達してはいない」と、やや誤魔化した表現で、「安全」を強調している。

 構内の防壁は破られているというのに……。

Posted by 大沼安史 at 09:58 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・ビデオ・NEWS〕 AP通信 フォート・キャリフーン原発をヘリで空撮(27日)

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=N8JqACkhKM4&feature=player_embedded

Posted by 大沼安史 at 09:52 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・ビデオ・NEWS〕 地元テレビ局 KASA

 ⇒ http://www.kasa.com/dpps/weather/wildfires/wooded-canyons-los-alamos-fire-threat_3863526

Posted by 大沼安史 at 09:47 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 森林火災 拡大 カリフォルニア州空軍がタンカー機で空から消火活動 研究所はいまのところ無事

 米国の核開発センター、ロスアラモス研究所に迫る森林火災で28日、カリフォルニア州兵の空軍部隊がタンカー機による消火活動を開始した。

 AP通信によると、焼失面積は6万エーカー(242.8平方キロ)に達し、30軒の建築物が焼け落ちたが、今のところ、同研究所の施設には一切、被害は出ていない。
 ⇒ http://www.mercurynews.com/news/ci_18370953?nclick_check=1

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 東電株主総会 浅田正文さん(70) 「原発は人智を超えている。CO2(二酸化炭素)発生を抑制できないし、冷却に使う水を温かいまま流している」「原発はつくっても使ってもいけない。子供たち、孫たちに残してはいけない」

 28日の東電総会での発言だ。

 ブルームバーグ 日本語版 ⇒ http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=at5KuK0c13eQ

 ブルームバーグによると、都内でシステムエンジニアとして働いていた浅田さんは17年前に(20キロ圏内の)福島県田村市都路町に夫婦で移り住み、今回の福島第一原発事故で避難生活を余儀なくされている。浅田さん夫妻は現在、避難先の金沢市に滞在している――

 大沼 ネットで検索したが、東電総会での浅田正文さんの発言を(日本語で)報道したものは、この米国の通信社による報道だけだった。

 アメリカの通信社に頼らざるを得ない、日本の徹底した「報道管制」ぶりよ!

 浅田さんの発言はブルームバーグの英語版が全世界に報じている。⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-06-26/fukushima-retiree-to-lead-anti-nuclear-motion.html
 「ユーロニュース」にも ⇒ http://www.euronews.net/2011/06/28/angry-shareholders-fail-to-close-tepco-nuclear-reactors/

 ニューヨーク・タイムズも26日付で、ブルームバーグの予告記事を掲載、浅田さんのことを紹介している。⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/27/business/global/27tepco.html?_r=1

 浅田さんは「時の人」なのだ。なのに、一言もない(ようだ……)日本のマスコミ!
 ひどすぎはしないか?  日本のマスコミは東電の与党総会屋なのか!

 例によって、NHKの報道ぶりを確認しておこう。

 東電株主総会 原案どおり議案可決 (6月28日 21:20更新)
 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110628/2120_sokai.html
 
 リードを記録に残す。「東京電力の株主総会が、28日、都内で開かれ、福島第一原子力発電所の事故についての会社側の対応や経営責任などを巡って株主から厳しい批判が相次ぎましたが、会社側が提案した議案を原案のとおり可決して終了しました」

 浅田さんに関係する部分は、以下の通り。
 「一方、400人余りの株主から提案された、原発からの撤退を定款に盛り込むよう求める議案については、賛成がおよそ8%、反対がおよそ89%の反対多数で否決され、株主総会は午後4時すぎに終了しました」

 そう、たったこれだけ!

  浅田さんに敬意を表し、ブルームバーグに掲載された写真を、記録として紹介させていただく。

Data  

   ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 09:29 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-28

「増刷!案内〕 世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――

 おかげさまで上記タイトルの拙著が、緑風出版(⇒ http://www.ryokufu.com/top.html )から増刷されました。3刷になります。(46版 本文276頁、1700円+税)

 「脱原発」を求めて活動する皆さんや現役ジャーナリストから、うれしいメールをいただいています。

 「フクシマ」に終わりはありません。これからも生きる限り、「フクシマ」を追いかける覚悟です。

 続編も書きたいと思っていますが、「フクシマ」のすべては、本書に記録した最初の60日間にあります。その2ヵ月間は、日本政府の隠蔽と欺瞞の「犯行時間」とも言うべき、地元被災者・国民に対する裏切りの日々でした。検証され、告発されなければなりません。

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 大沼 間もなく、机の上の相棒の愛用パソコンを修理に出します。特急で治してもらいますが、何せ使い手の私同様、高齢パソコンなもので(ちなみに色もシルバー)、完治するかどうか心配です。パソコンが復旧したら、ブログを早速、再開します。

Posted by 大沼安史 at 02:10 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電株主総会 「脱原発」提案に南相馬市、白河市が賛成

 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110628/k10013808581000.html

Posted by 大沼安史 at 11:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 中曽根康弘元首相 自然エネルギー派に転向 「太陽エネルギーに転換していく段階。日本を太陽国家にしていきたい」

 ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110627-00000306-alterna-soci

 6月26日、神奈川県などが横浜市で開いた「太陽経済かながわ会議」にビデオメッセージで登場。
 黒岩祐治神奈川県知事のインタビューに答える形でスクリーンに大写しされた中曽根氏は次のように語った。

 「人間の発展は、自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化とするかであり、それが人間と自然の関係です。原子力という巨大なエネルギーも人間のために有効利用するというのが知恵で、自然との闘いを部分的に克服してきました。しかし、原子力には人類に害を及ぼす一面もあって、それを抑えるのが人間の文化と歴史です。今回の事故もその中で捉えたらいいかと思います」

 「太陽の恵みをエネルギーとして活用したいという努力はある程度成功したが、エネルギー量としてはこれからの課題」

 「これからは太陽エネルギーに転換していく段階でしょう。これをさらに上手に使うというのが文明であり進歩。これからは日本を太陽国家にしていきたい」

 大沼 「日本を太陽国家に!」――中曽根氏に賛成する。 「緑の日の丸」を掲げる時が来た!

  原発推進の旗を先頭に立って来た中曽根氏のこの変身の意味は大きい。この「太陽エネルギー国家」発言を引き出した黒岩祐治さんは、県知事として、ジャーナリストとして、とてもいい仕事をしてくれた。感謝と称賛の拍手をおくりたい。

 私は黒岩さんの放送記者時代(フジ)を知っている。彼は日テレにいたあの「御曹司」(国鉄本社の記者クラブ(ときわクラブ)の隣の放送クラブで、ソファーに寝そべっていたのを思い出す)と違って、取材して歩き回るジャーナリストだった。「救急救命士」は、彼のたった一人の報道キャンペーンの中から生まれた!

Posted by 大沼安史 at 11:36 午前 | | トラックバック (0)

〔ロスアラモス・NEWS〕 兵器級のプルトニウム・濃縮ウラニウムなど核兵器用放射性物質 5年前にネバダ砂漠へ移管

 森林火災がロスアラモス研究所に迫る中、同研究所の核物質に世界の注目が集まっているが、米国の原子力安全局(NISA)が2005年11月に発表したところでは、カテゴリーⅠとカテゴリーⅡにランクされる核兵器に使用可能な核物質は、所内の「第18技術区域」から、「より安全な複数の場所」に、その時点ですでに運び出されている、という。
 ⇒ http://www.nnsa.energy.gov/mediaroom/pressreleases/sensitive-nuclear-material-out-los-alamos-ta-18-facility

 2年がかりで搬出された核物質の半分を占める、兵器級のプルトウニム、および高濃縮ウラニウムなどは、ネバダ砂漠の核実験場内の施設に移された。

 大沼 ロスアラモスは核開発の第一線だから、兵器級以外の核物質は現在も大量に保管されているはずだ。

Posted by 大沼安史 at 11:19 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 森林火災 米国の核開発のセンター ロスアラモス研究所に迫る 敷地内にすでに飛び火も

 「フクシマ」「ナガサキ」の悲劇を生んだ原子爆弾が製造され、現在も核兵器開発が進められている米ニューメキシコ州のロスアラモス研究所に、山火事が炎が1・6キロ先まで迫っている。飛び火で敷地内の1エーカー(4047平方メートル)が焼失した。

 CNNによると、現地時間で27日の午後には、同研究所の敷地の南西境界まで約1マイル(1.6キロ)の距離まで迫っている。⇒ http://edition.cnn.com/2011/US/06/27/new.mexico.los.alamos/

 ロスアラモス研究所のHPによると、構内の「第49技術区域」への飛び火は消防隊が消し止めたという。⇒ http://www.lanl.gov/

 消火作業が続いているが、抑えこみ率は0%だという。

 同研究所に近いロスアラモスの町では26日の日曜日に3000人が自主避難。27日にはさらに8000人が脱出した模様。

 CNNにようrと山火事による焼失面積は44000エーカー(178.1平方キロ)に達している。ロスアラモス研究所のHPでは49000エーカー(194.3平方キロ)。

 サンタフェの北西56キロにある同研究所は米エネルギー省の核兵器開発拠点。1万1千人に研究・就労している。敷地の面積は36平方マイル(93.24平方キロ)。

 ネブラスカの原発危機に続く、ロスアラモス森林火災!

Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 猛烈な噴煙? 続く!

 JNNカメラ ⇒ http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ZIa6yble2gk

 ツイッター情報 ふくいち、三号機の黒煙と四号機の白煙が止まらず凄いと電話がきた

 雲を映し出しているようにも見える。黒煙が画面左から右へと流れた……

 東電カメラはなぜか異常?なし ⇒ http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html

 東電カメラによると、空には少し晴れ間ものぞく。JNNは密雲状態。

 この差は何だ?!

Posted by 大沼安史 at 09:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 「子供の人格権に対する妨害排除としての」20ミリシーベルト 郡山子ども被曝父母訴訟 提訴要旨 「子供と避難民を粗末にするような国には未来はない」

 ⇒ http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110624PressRelease.pdf

 最も危険な内部被曝であるアルファ線とベータ線の線量を外部から測定するのは不可能である。また、成長期にあって細胞分裂が活発な子供は、大人よりもはるかに放射能に対する感受性が高い。そうだとすると、福島の子供たちについて、外部被曝だけでも年間1ミリシーベルトを超えるような環境に晒すことは断じてならない。

 過去に、原発で働いた労働者について、5.2ミリシーベルトの被曝によって労災認定がなされた事例がある。これは、年間20ミリシーベルトの環境下であれば、わずか3か月で到達する数値である。チェルノブイリ原発事故の際は、1平方メートルあたり55万5000ベクレルの放射能が検出された地域は一時移住地域とされたが、これは空間線量1.968マイクロシーベルトに相当するとされている。文科省の基準は、チェルノブイリ事故の一時移住地域の基準を大きく上回るのである。

 自主避難をしたくてもできない家庭も多い。避難するか否かを各家庭の判断に任せるべきではない。子供と避難民を粗末にするような国には未来はない。いま、行政は、速やかに学校ごと疎開するという決断をすべきである。

Posted by 大沼安史 at 09:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 石原慎太郎・都知事「日本は核、持たなきゃだめですよ。持たなきゃ一人前に扱われない」

 ANN ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=QcQuZtqyrfk&feature=youtu.be

 6月20日 憲政記念館で 「日本は核、持たなきゃだめですよ。持たなきゃ一人前に扱われない。世界の国際政治を見てごらんなさい。なんだかんだ言いながら核を持っている人間は、マージャンで言えば一翻(イーハン)ついてりゃ上がられるけれども。マージャンやる人は分かってる。一翻がついていない人間は絶対に上がれない」

 ANN: さらに、石原知事は「日本が生きていく道は軍事政権をつくること。そうでなければ、日本はどこかの属国になる。徴兵制もやったら良い」と持論を展開。今の政治の現状を憂う石原知事の発言でしたが、反核団体などをはじめ、各方面から反発を呼びそうです。

 大沼 このユーチューブの存在を、実はフランスのサイトで知った。(何を言いたいのかといういと、フランスのサイトまで、この日本語のテレビニュースの映像・音声が訳されて流れているわけだ。東京の都知事が「日本の核武装を求めている!」ことが世界に知れ渡ってしまった!)⇒ http://networkedblogs.com/jIjqk

  「フクシマ」の悲劇が進行する中の驚くべき発言である。「フクシマの歴史」に残しておかねばならない。

 「持たなきゃ一人前に扱われない。世界の国際政治を見てごらんなさい」

 「脱原発」を決めたドイツは、核兵器は持っていない。イタリアも。

 知事の令息がイタリアを「集団ヒステリー」と言ったのは、「一人前」に扱えない国と判断したからに違いない!

 しかし、「一翻のついてない日本」は、ほんとに「核を持っていない」のか?

 核兵器は国内に米軍のものは存在するにしても、たしかに日本政府は保有していない。
 でも、日本には「核」が存在する。
 実は「核」だらけだ。

 以下の小出裕章さんの発言を読んで、背筋が寒くならない人はそう多くはないだろう。
  

 緊急会議 小出裕章×小林武史 「原発は今すぐ止めなければならない」(3)(対談日:2011年4月28日)⇒ 
 ⇒ http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110515_5051.php

 小出 ……1つの原子力発電所で、今日でいうと平均的には100万キロワットというのが標準的なのですが、それを1年間おくと、広島原爆1000発分の核分裂生成物を生んでいるんですよ。今日本に1基1000万キロワットで換算すると50基分くらいの原発があることになるんですが、つまり私たちが電気が欲しい、豊かな生活が欲しいと思ってこのまま続けていると、1年間で広島原爆5万発分の核分裂生成物というのを生み出しているわけですよ。

 (小林 すごい数値ですね......。)

 小出 日本は1968年から原子力発電というものを始めてすでに40年以上続けているのですが、ではその四十何年間かの歴史の中で、どれほどの核分裂生成物を生み出したかというと、広島原爆120万発分なんです。……広島原爆1発分の核分裂生成物だって十分怖いでしょう? 私たちが豊かな生活をしたいからといって原子力発電を選択したがために、原爆の120万倍のものを既に作ってしまったんです。その核分裂生成物を消すという力が人間にはまだないんです。それは寿命の短いものも長いものもありますが、中には100万年間どこかに隔離して置かなければいけないというものもあるんです。何十年とかではないんですよ。

 日本は「原発列島」である。「核の列島」である。54個もの巨大な核爆弾が発電しているシビレルほどの「日本核列島」である。「核だらけの極東の島国」である。

 今のところ、日本政府の無能な官僚、東電の無責任な経営陣による「フクシマ核テロ汚染攻撃」程度(?)で済んでいるが、ほかの原発をテロリストに攻撃されたら、日本は「死の灰列島」と化し、全地球を汚染する「核の火山」化する。

 つまり、日本をナメラタアカンゼヨ、日本を「一人前」に扱わなかったら、「日本列島原爆自爆攻撃」で全世界を破滅に追い込んでやると威嚇できる立場にあるし、実力を備えている。

 広島原爆120万発分に相当する、日本の「原発核武装」の怖さを知れ!

 「一翻」どころか、すでに「120万翻」がついているのだ。

 石原都知事よ、天罰はあなたにこそ下りそうな気がする……。

Posted by 大沼安史 at 09:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 佐藤雄平知事 「福島県は原子力に依存しない社会を目指すべきだ」

  河北新報 ⇒ http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110628t61020.htm
  福島県の佐藤雄平知事は27日の県議会6月定例会本会議で、東日本大震災と福島第1原発事故後の復興をめぐり「福島県は原子力に依存しない社会を目指すべきだ」と明言した。

Posted by 大沼安史 at 07:24 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 重装備で外の炎天下の暑い中、みんな必死に頑張ったのになぁ…。

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790
 ただいまっ(^O^)っていっても今日は現場じゃないから現場のことつぶやけないんだ。汚染水処理システムまた止まっちゃった(>_<)継手から漏れたみたい。でも継手から漏れるのはこれからもきっとあると思う。10時間前

 今回の第一期工事のホース全長は約4kmで二本引っ張ってる所もあるから正確にはわかんないけど10 km以上あると思うよ。ホース一本の長さは一番長いので50m、一番短いので1.5mなんだ。タンクの数も500個位はあるし、その全部がホースで繋がってる。10時間前

 だから継手の数はハンパないくらいある。継手はフランジタイプかカムロックタイプが主な継手はフランジタイプが多いかなぁ…。パッキンはゴムパッキンでオイラはガスケットの方がいいと思うんだけどね。10時間前

 言い訳に聞こえるかもだけど、ホースは重いし、引きずったらダメだし、継手ボルトの数は数え切れない位あるし、重装備で外の炎天下の暑い中、みんな必死に頑張ったのになぁ…。10時間前

 でも、外のホースの継手部には全部、漏れた時の事想定して全てグローブボックス状に養生してあるから…それがせめてもの救いかな。あ~もう少し工程が長ければなぁって思うよ。施工した会社は怒られるのかなぁ?政府は絶対に東電に怒ってるもん。東電もきっと…だよなぁ。(>_<)9時間前

 確かに仕事によっては、ごり押しの部分もありますが各メーカーや協力企業もかなりの見積もりと対価を得てますから、ホントに大変なのは最前線の作業員だと思います。8時間前

 ン~今日はプリン食べて寝ますね。おやすみぃ。8時間前

 
 参考 日経新聞 福島第1原発、「循環注水冷却」開始も1時半後に中断
 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819595E0E5E2E0978DE0E5E2E4E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000

 「東京電力は27日、福島第1原子力発電所の汚染水を浄化して原子炉の冷却に再利用する「循環注水冷却」を午後4時20分に開始した。しかし放射性物質を除いた処理水を炉内に注ぐホースから水漏れが見つかり午後5時55分に作業を中断」――したのだそうだ。

Posted by 大沼安史 at 07:18 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・NEWS〕 ヤツコNRC委員長 フォート・キャリフーン原発を視察

 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は27日、ミズーリ川の洪水で土壇場に追い込まれた「フォート・キャリフーン原発」を視察した。

 APビデオ ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=0WUxVk70tpo&feature=player_embedded
 地元紙 ⇒ http://www.omaha.com/article/20110627/NEWS01/110629720

 APのビデオによって、「防壁」が突破された同原発構内の様子をうかがうことができる。

 ヤツコ委員長は現場を視察後、原発のオペレーターの電力会社の本社を訪れ、社員に対し、「この挑戦は最終的にあなたがたの挑戦だ。みなさんがこの挑戦に応える準備ができているようだ」と励ました。

 APのビデオでヤツコ委員長は、「洪水がどうなるか、われわれには予測がつかない。われわれの仕事は原発オペレーターが対策を適切にとっているか見ることだ」と語った。

 こうしたヤツコ委員長の発言からは、どうしても「逃げの姿勢」を感じてしまう。
 
 ディーゼル発電機の燃料はいつまで持つのか? 補給は可能なのか? 使用済み核燃料プール、および原子炉建屋内の状態はどうなのか? 浸水は始まっていないか?
 
 NRCはネブラスカの状況を、上流の連邦ダムを管理する米陸軍工兵団に毎日連絡しているという。こういう、当たり前のことを、地元紙にNRCが言っていることからも「逃げ」を感じる。

 危機は重大な段階を迎えているようだ。  

   ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 06:18 午前 | | トラックバック (1)

2011-06-27

〔フクシマ・For the Record〕 みんなの党 原発緊急点検(ストレステスト)法案を提案 東電は一時国有化 渡辺善美代表 「原発に頼らない電源供給の道を模索すべきである」

 ⇒ http://www.your-party.jp/activity/press/000773/

  大沼 私は、「みんなの党」代表の渡辺喜美さんについて、こんな「知られざる事実(真実)」を、その場に居合わせた方から聞いて知っている。

 10年ほど前、日本が金融危機に陥った時、渡辺喜美さんは、有志国会議員の研究会の席で、「このままじゃ、日本が滅びる」と、泣いたのだそうだ。

 コンビニの弁当をつつきながらの研究会だった。

 日本の保守政治家の中にも、まともな人はいる。

 私は渡辺喜美さんの政治家としての姿勢を高く評価する一人である。

Posted by 大沼安史 at 08:00 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 日弁連 海江田大臣の「原発再起動要請」に対して「撤回」を求める会長声明

  ⇒ http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/110623_3.html

 なんどもいう。声明を出すのも結構だが、日弁連として、裁判闘争に討って出よ。宇都宮会長よ、相手はサラ金など比較にならない巨悪だろうが!

 法科大学院を出た若者が闘っているのに、君たちはいったい、何をしているのだ!

Posted by 大沼安史 at 07:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 防壁決壊のフォート・キャリフーン原発 非常用ディーゼル発電機で核燃料を冷却

 ABCニュース 26日午後10時42分(日本時間27日午前11時42分)
 ⇒ http://abcnews.go.com/US/minot-north-dakota-floods-community/story?id=13932406

Posted by 大沼安史 at 12:58 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 クーパー原発 土嚢用の砂5000トンを運び込み NRCのヤツコ委員が現場を視察

 ⇒ http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5hwsIdVXW-V7xE60P0dUnI_qSIaIw?docId=252989d1dda94c1d83ee47ba8907e484

 AP通信によると、NRCのヤツコ委員長は26日、ネブラスカ州のクーパー原発を視察した。
 オマハの南120キロのミズーリ河岸にあるクーパー原発は、同じくオハマの北32キロにあるフォート・キャリフーン原発とともに、同川の大洪水により危機に瀕している。

 クーパー原発には5000トンもの土嚢用に砂が運び込まれている。

 同原発の非常用ディーゼル発電機を視察したヤツコ委員長は、そのために三層もの土嚢のバリアーを乗り越えなければならなかった。

 クーパー原発、及び使用済み燃料貯蔵施設地は海抜903フィート(275.23メートル)に位置している。26日の洪水水面は海抜899フィート(274メートル)。
 あと1メートル強を残すのみ。

Posted by 大沼安史 at 12:12 午後 | | トラックバック (0)

〔★ フクシマ・NEWS〕 フォート・キャリフーン原発 「防壁」決壊!

 ⇒ http://www.msnbc.msn.com/id/43540933
 ミズーリ川の氾濫で危機に瀕したネブラスカ州のフォート・キャリフーン原発で26日午前1時半(現地時間 日本時間26日午後3時)、構内に設けられた浸水防止の防壁が破られた。

 NRC(米原子力委員会)は危険な事態には至っていない、としているが、2フィート(60.96センチ)を超える川水が建屋、変電施設に押し寄せているという。

 NRCによると、原子炉建屋は「防水」されており、「追加の浸水防止対策も取ったある」(電力会社)という。

 MSNBCの報道は、崩壊した防壁の高さを2000フィート(609.6メートル)としているが、これは海抜の高さ。

 本ブログ既報の通り、防壁の実際の高さは、高さ8フィート=2.438メートル。
、水を詰めて膨らませるゴム製のバリアー(berm)だ。
 これがなぜ破れたか、原因は調査中。

 NRCのヤツコ委員長の現地視察にあわせたような、「防壁」の決壊だった。

Posted by 大沼安史 at 11:50 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 アルザスで原発廃炉を求める国際デモ

 ドイツ国境に近いフランス・アルザス地方のフェッセンハイム原発の廃炉を求めるデモが26日、行なわれ、5千人が同原発を「人間の鎖」で取り囲んだ。
 フランス、ドイツ、スイスの反原発団体が組織したもので、ドイツ人が主力を占めた。
 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/06/26/france-nuclear-edf-idUSLDE75P0CE20110626

 同原発は1977年に運転を開始した、フランスで最も古い原発。

Posted by 大沼安史 at 11:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「脱原発」めぐり議決へ、被災者ら株主402人が提案 28日に東電総会

 ブルームバーグ(日本語版) ⇒ http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?

 英文記事は ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/27/business/global/27tepco.html

 ニューヨーク・タイムズが掲載したブルームバーグのこの記事には、日本語版で省略された、以下のくだりがある。かんたんにポイントだけ、紹介する。

 米国のアドバイザー会社 Glass, Lewis & Company が東電の株主に対して、全役員への反対投票を呼びかけている。理由は、全員が、危機を監督する独立心に欠けるから……。

 新役員は安全の配慮しなかった過去に汚されず、コミュニケーション力を持ち合わせた人物がふさわしい――と。

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場ツイッター〕 「ハッピー」さんの「モクモク」の解釈

 「ハッピーさん」 ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 モクモクはいつもの事だけど、みんなが多いっていうのは何でだろって考えてみました。あくまでもオイラただのつぶやきって思ってね。今はまだ汚染水処理が進んでないし雨も降っててトレンチの水位をこれ以上上げられない状況なんだ。12時間前

 そのために各号機の注水量も温度見ながらギリギリの最低限の注水量なの。だからいつもより燃料プールの温度が高いし雨が降ってて外気温も低いからよけいモクモクなんだと思うよ。
12時間前

Posted by 大沼安史 at 10:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 4号機 26日午後7~8時 噴煙 発光現象

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=9ozXB6xvxUk&feature=youtu.be

 「東海アマ管理人」さんは「再臨界」を疑っている。⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

 ふくいち、周辺空間で多数の発光現象が続いている http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html 12時間前

 発光現象は原子が励起されて安定化するときに放出される光子 ふくいち周辺に空間原子にエネルギーを供給する核反応が起きてる。中性子放出による 12時間前

Posted by 大沼安史 at 10:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・全世界拡散中〕 九大・東大などによる放射能雲 全世界拡散シミュレーション画像

 ⇒ http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee398906.flv
 「フクシマ・ダイイチ」から放出された放射性物質が、強い偏西風に乗って北米や欧州に拡散する様子を、九州大、東京大などのチームがコンピューターシミュレーションで再現した。
 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20110623k0000m040062000c.html

 そのシミュレーション画像がマイニチ・デイリー・ニューズの英文記事で紹介されたことで、目下、全世界へ、ネット拡散中だ。⇒ http://mdn.mainichi.jp/video/

 たとえば、このサイト ⇒ http://www.beyondnuclear.org/home/2011/6/26/radioactive-dust-from-fukushima-plant-hits-n-america.html

Posted by 大沼安史 at 10:14 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 自民党福島県連 「原発を一切推進しない」 活動方針を決定

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0626/TKY201106260227.html
 自民党福島県連は26日、郡山市で定期大会を開き「今後原発を一切推進しない」とする活動方針を決めた
 斎藤健治・県連幹事長は大会後、「これまで原子力を推進してきたことは深く反省している」と話した。

 大沼 地元県連が「深く反省」し、「脱原発」を決定――。全国初、記録さるべきことだ。

Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 プルトニウムの体内摂取プロセス 米国研究チームが解明 米科学誌が「人体に吸収されるフクシマ」と報道  

 呼吸によって肺に取り込まれた猛毒のプルトニムが血流に乗って人体に吸収されていく、恐怖のプロセスのメカニズムが、米アリゴンヌ国立研究所のマーク・ジェンセンさんらの研究チームによって明らかになった。「サイエンティック・アメリカン」誌が報じた。⇒
 http://www.scientificamerican.com/blog/post.cfm?id=fukushima-absorbed-how-plutonium-po-2011-06-26

 マーク・ジェンセンさんらの論文は26日付の「ネイチャー・科学・生物学」に発表されている。 ⇒ http://www.nature.com/nchembio/journal/vaop/ncurrent/full/nchembio.594.html

 同じく26日付の「サイエンティック・アメリカン」誌の同論文紹介記事、「人体に吸収されるフクシマ:プルトニウムは人体をいかに毒するか(Fukushima Absorbed: How Plutonium Poisons the Body)」によると、体内に摂取されたプルトニウムは骨や肝臓の細胞にたどり着き、有害なアルファ線を放射することが知られている。
 また、最も一般的なプルトニウム・イオン(Pu 4+) が、これまた最も一般的な金属イオンのFe 3+ などと似通っていることも知られている。

 ジェンセンさんらのチームはPu 4+に曝したラットの副腎分泌細胞を特殊な機器で観察。その結果、「鉄イオン」を細胞に取り込むレセプターのひとつが「プルトニウム・イオン」も運ぶことを突き止めた。この経路にはふたつの「科学的な化学処理サイト(two binding sites 大沼の勝手な訳です)」があり、これを潜り抜けて細胞に入り込むには、このサイトが鉄に似たイオンで満たされることが条件であることも分かった。

 大沼 以上の翻訳はもちろん、私という素人の仮訳です。どなたかに、正確な翻訳をお願いします。

 ともあれ、「人体に吸収されるフクシマ」とはまさに、現在進行中の内部被曝の悲惨を言い当てた、恐ろしいほどき正確な表現と言えるでしょう。
 「鉄」だと思って「プルトニウム」を取り入れてしまう私たちのカラダ!

 「プルトニウム内部被曝」の警鐘が鳴っています。

Posted by 大沼安史 at 09:52 午前 | | トラックバック (0)

〔☆ フクシマ・NEWS〕 子どもたちを被曝させないで! 26日 福島市 親たちが雨をついて、怒りの抗議デモ ロイター通信が報道 

 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/06/26/us-japan-fukushima-rally-idUSTRE75P0MB20110626?feedType=RSS&feedName=environmentNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2Fenvironment+%28News+%2F+US+%2F+Environment%29

 ロイター通信によると、26日の日曜日、福島市で数百人の親たちが降りしきる雨の中、子どもたちの被曝に抗議して、怒りのデモを繰り広げた。

 ヒロコさんは3歳と7歳の甥の子どもたちと一緒にデモに加わった。「私たちの生活を返してほしいのです。地震前の幸せな家族に戻って生きたいのです」

 ヒロコさん自身、「3・11」の2週間前に赤ちゃんを産んだお母さんだ。お乳をふくませるのを断念した。母乳に放射能が含まれているのを恐れたためだ。

 4人の子の母のアキコさんは言った。「表土の除去はまだ大半が手付かずです。学校の校舎の除染の援助をしようとしません」

 デモに参加しなかったお母さんたちも子どもたちの被曝に不安を募らせている。
 4歳の子の母、ノリコさんは言った。「家の近くがホット・スポットだって知ったばかりです。この街を出ることを真剣に考えています」「疲れ果てました。食べ物をいちいち確かめなければなりません。食事の支度はミネラルウォーターで、です。でも何よりも心配なのは、福島にいることが子どもにとって安全なのかどうかという疑問に囚われていることです」

  大沼 この福島の母親たちのデモはロイター通信がフランス語でも報じ、世界的に知られるところとなった。⇒ http://www.lepoint.fr/fil-info-reuters/les-parents-d-enfants-de-fukushima-manifestent-leur-colere-26-06-2011-1346145_240.php

 日本ではほとんど報じられていないようだ……。

 わずかに、東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062601000677.html
 

Posted by 大沼安史 at 09:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 5月3日 「SPEEDⅠ」隠蔽 明るみに

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Qp5yrdVMeSc&feature=youtu.be

   ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 08:36 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-26

〔フクシマ・ノート〕 フクシマ抜きで踊った IAEAフクシマ会議

 史上空前の原発災害で被災者、難民の苦難が続き、現場作業員たちの苦闘が続く中、「会議」はまたもウィーンで踊った。

 20日から5日間の日程で開かれたIAEAの「フクシマ閣僚会議」――。「チェルノブイリ」をも超えかねない「ダイイチ」の事故から教訓を引き出し、具体策を打ち出すはずだったのに、されど進まず、会議は踊り、結局、何の成果も生み出さないまま、24日、幕を閉じた。

    #

 天野之弥IAEA事務局長は、引き攣った顔で、こう「閉会声明」を締め括った。 ⇒ http://www.iaea.org/newscenter/statements/2011/amsp2011n014.html

 議長さま、紳士淑女のみなさま
 みなさま方がこの閣僚会議を成功に導いてくださったことに、IAEAの業務への支援と皆さんのご指導に対し、もういちど感謝申し上げて締めくくりの言葉としたいと思います。
 
 Mr. President, Ladies and Gentlemen,
 I would like to conclude by thanking you once again for making this Ministerial Conference a success, for your support for the work of the IAEA and for your guidance.

 世界151ヵ国の代表団が勢ぞろいしたはずなのに、ガラガラの閉会式。
 苦しげな表情で「成功」したと語る天野事務局長のあいさつに、まばらな会場から、覚めた拍手が短く湧き上がった。

    #

 そんなIAEAのフクシマ閣僚会議を、日本のマスコミはどう伝えただろう。

 日本国民の世論形成に圧倒的な影響力を及ぼすNHKの報道ぶりを見ることにしよう。

 NHKは25日、IAEA閣僚会議の閉幕をこう伝えた。⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110625/t10013758223000.html

 「ニュース」の見出しは、「原発の安全基準強化 進展なし」。そして、ニュース本文の出だしは、

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、世界の原子力安全の強化について話し合う、IAEA=国際原子力機関の閣僚会議は24日閉会し、IAEAの機能強化に向けては一定の成果は得られたものの、原発の安全基準の強化など本質的な課題の解決に向けた議論はほとんど進みませんでした――。

 このNHKの報道からも分かるように、「ウィーン会議」は天野事務局長の言う「成功」とは程遠いものだったわけだ。

 「失敗」に終わった「天野ジャパン」のIAEAフクシマ閣僚会議! 

    #

 しかし、「成功」しなかった会議だったにもかかわらず、このNHKのニュース報道はなぜか、こう続ける。
 
 オーストリアのウィーンで開かれていた会議は、24日の最終日に3つの作業部会の議長から報告が行われ、IAEAの専門チームが各国の規制当局や原発について定期的に評価を行うことや、IAEAが無作為で各国の原発を選んで抜き打ち的に検査を行うことなど、会議の初日に天野事務局長が提案したIAEAの機能強化策がほぼそのまま盛り込まれた形となりました。

 つまり、天野事務局長が提案したIAEAの機能強化策はめでたくも、ほぼそのまま「議長報告」も盛り込まれることになりました――というわけである。

 ならば会議は無為に踊ることなく、天野事務局長が引き攣った表情で「自賛」した通り、「成功」したことになる。
 「成功」? 「失敗」?――いったい、どっち?

    #

 事の真相を知るには、天野事務局長が会議の初日に行なった提案の中身を振り返り、それがNHKの言う通り「ほぼそのまま」「議長報告(正式には「議長要約)」に盛り込まれたかどうか検証しなければならないが、その前に(そのためにも)、この「議長報告(要約)」に関して確認しておかねばならないことがひとつある。

 それは、各部会の議長報告(要約)の作成作業から、日本政府の代表が外されていたことである。(共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/47topics/e/214437.php )
 
 今回のIAEA閣僚会議の主題は、言うまでもなく「フクシマ・ダイイチ」事故である。その当事国である日本政府代表を「報告(要約)」づくりから外す!……

 日本国内ばかりか国際社会に対しても情報(真相)を隠し続けた日本政府に対し、世界各国の不信感はそれほどまで高かったわけだ。

    #

 不信はしかし、「日本(本国)政府」だけに対するものではなかった。

 本ブログ既報( ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-ba45.html )の通り、「天野ジャパンIAEA」に対しても、閣僚会議が開かれる以前から、強烈な批判が出ていたのである。

 「フクシマ閣僚会議」開幕、半月近く前の6月8日、「天野IAEA」の屋台骨を揺るがす衝撃的な記事がウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に掲載された。( ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304906004576371781243470772.html? )

 ここでは「IAEA 日本の危機をめぐり批判浴びる(IAEA Draws Fire Over Japan Crisis)」というタイトルの記事の、さわりの部分だけ再録しよう。

、・「フクシマ」をめぐる対応、および今度の「原発安全基準」づくりをめぐって、G8(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、英国、米国)のうちの「3ヵ国」の「政府高官が原発安全基準の策定議論からIAEAの天野之弥事務局長を外そうとしている」

 ・「これらの政府高官は特に、IAEAと日本の元外交官である天野事務局長が日本政府の核防災計画や事故発生後の対応について適切な追及を行なったかどうかを問題視している」

 ・「これら政府高官の一部は、2009年のIAEA事務局長選で天野氏を支持したが、現在では天野事務局長がいまだに日本政府の影響下にあるのではないかと危惧している」

 ―― ジャーナル紙の記事は「3ヵ国」の国名は挙げていないが、その中心に米国がいることは明らかなことだ。
 それは閣僚会議の場で天野事務局長の「提案」に対して、米政府が反対したことでも分かる。(これについては後述)

 つまり米政府はWSJ紙を通じて、日本政府とつるんだ「天野ジャパンIAEA」に対して三行半ともとれる警告のアドバルーンを高々と揚げていたわけだ。

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 こうした中で20日の開幕を迎えた「IAEAフクシマ閣僚会議」だったわけだが、天野之弥事務局長は会議の初日に(NHKによれば「議長報告」のなかに「ほぼそのまま盛り込まれる」ことになる)「提案」を行なう。

 どんな「提案」だったか?
 
 ① 加盟国が自然災害を想定した原発の安全性評価を1年~1年半で行った後、IAEAの国際的な専門家による相互評価「ピアレビュー」を加える
 ② IAEAの安全基準を1年以内に見直す
 ③ 各国規制機関を完全に独立させる
 ④ 世界的な緊急時への備えと対応システムを強化する
 ⑤ IAEAの情報収集・伝達能力を向上させる

 この5項目提案が「議長報告(要約)」でどんなふうに扱われるかを見る前に、ここでもまた一点、確認しておこう。

 それは、(WSJ紙によると)この「天野提案」が各国代表団を驚かを与えるものだったことだ。「5項目」提案が出て、出席者たちはビックリしたのだそうだ。
 WSJ紙はこう書いている。⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304887904576397931563319102.html?KEYWORDS=IAEA

 「天野事務局長はIAEAの安全管理の任務を強化する5項目提案をして閣僚会議の各国代表を驚かせた」
 IAEA Director General Yukiya Amano surprised delegates at an high-level international nuclear conference with a five-point plan to strengthen the agency's safety mandate.

 「5項目」提案のうち、規制機関を独立させる③の提案は、先進国では日本以外、すでに実施している当たり前のことだから驚くにあたらないが、とくに①の「IAEAの国際的な専門家グループによる相互評価」は、独立した規制機関を持ち、自国の原発を査察している米国などに対して、IAEAが国際査察を実施するという「内政干渉」に等しいもので、各国代表を驚愕させるに十分なものだった。

 提案を受けた米政府の代表、ダニエル・ポーンマン・エネルギー省次官は、WSJ紙に対して早速、米国としては自国の規制機関(NRC=原子力規制委員会)が国内基準に則り、自国の原発を監督することが望ましいと考える、と表明。⑤のIAEAによる情報収集・伝達についても、米国はIAEA情報にのみ依拠したいとは思わない、と拒絶する構えを示した。

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 しかし、実を言うと「天野サプライズ」は「5項目提案」にとどまるものではなかった。WSJ紙によると、天野事務局長はこの「5項目」提案に加え、IAEAの機能強化のため、「新しい、革新的な方法で財源」で確保する構想も示し、各国の驚愕に輪をかけたという。
 〔その「財源」確保の具体的な内容は明らかにされていない。WANO(世界原子力発電事業者協会)あたりに査察などの経費を負担させる案かも?……〕

 それにしても、天野事務局長はどうしてこんな、鬼面人を驚かす「提案」を行なったのだろう? その疑問はさておき、これら「5項目の提案」が今回の「フクシマ閣僚会議」の合意事項である「議長報告(要約)」の中で、どんな扱いを受けたか見ることにしよう。NHKの言う通り、果たして「ほぼそのまま」盛り込まれか?

 これはIAEAが公表した「議長要約」を検討すれば、かんたんに分かることだ。「議長要約」は、たったの10頁。それも箇条書きだから。⇒ http://www-pub.iaea.org/MTCD/Meetings/PDFplus/2011/cn200/documentation/chairpersons-summaries.pdf

 とりあえず、IAEA国際査察団による相互評価を掲げた提案①について見ると、第一部会の「議長要約」にはこう書かれている。

 「9.IAEAが各国の安全評価を相互評価することで支援し、その結果を公表することができるかも知れないとの示唆もあった。これは各国の安全評価の公開性と信頼性を高めることができるものかも知れない」
 9. It was suggested that the IAEA could assist in carrying out peer reviews of national safety reviews, using the services of international expert teams and make the results publicly available. This could enhance the openness and credibility of national safety reviews.

 また、第三部会の「要約」には、こんなくだりが。

  「9.さらに、現在、加盟国によって行なわれているIAEAの安全評価は完全に自発的なものである。加盟国の一部から安全評価の要請が出ているが、全ての加盟国が要請しているものではない」
 9. In addition, the IAEA’s safety review services are currently being carried out in Member States on a purely voluntary basis. While safety review services are requested by some Member States, they have not been sought by all.

 ほかの提案もだいたい、こんな扱い。天野事務局長の「提案」を骨抜きにして、お義理で盛り込んだか、提案の中身を紹介して一蹴してしまったかのどちからである。

 最早、言うまでもなかろう。「天野提案」はNHKが報じたように、「ほぼそのまま盛り込まれた」わけでは決してなかったのだ。

  そして何より、この「議長要約」もさることながら、会議初日に採択された「フクシマ閣僚会議宣言(Declaration by the IAEA Ministerial Conference on Nuclear Safety in Vienna on 20 June 2011)」で早々と、独立した原子力安全専門家による、現行のIAEAの「枠組みの中」で行なわれることが、とりわけ有益だと強調し、新たな体制づくりに釘を刺していたことも忘れてはならない

 12. Underline the benefits of strengthened and high quality independent  international safety expert assessments, in particular within the established IAEA framework, through periodic reviews and evaluation missions assessing national regulatory frameworks, emergency preparedness and response and nuclear power plant operation in order to ensure continuous improvement of the safety of nuclear installations on the basis of internationally agreed rules and procedures;

 ⇒ http://www.iaea.org/Publications/Documents/Infcircs/2011/infcirc821.pdf

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 それでは、天野事務局長が指導性を発揮しようとして「失敗」に終わった今回の「フクシマ閣僚会議」を、国外の報道機関はどう報じているか。

 ここでは、米国の通信社「ブルームバーグ」による以下の報道を紹介しよう。
 ⇒ http://www.businessweek.com/news/2011-06-24/iaea-ends-fukushima-safety-summit-without-agreeing-new-rules.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 記事のタイトルは、「IAEA、新しいルールを決められずフクシマ安全サミットを終える(IAEA Ends Fukushima Safety Summit Without Agreeing New Rules)」。

 書き出しはこうだ。

 「国連の原子力機関(IAEA)は本日、フクシマ・ダイイチの原子炉メルトダウン事故に関する会議を各国代表が新たな方策を打ち出すことなしに終えた時、国際的な原子力安全を強化するチャンスを失った」
  The United Nations atomic agency missed a chance to strengthen international nuclear safety today when delegates concluded a meeting on Japan’s Fukushima Dai-Ichi reactor meltdowns without implementing new policies.

 「ブルームバーグ」の記事は、会議が具体策を打ち出せなかった(打ち出さなかった)理由として、米政府が天野事務局長による、世界の全原発を(IAEAの国際査察団による相互評価で)点検する提案を拒絶したことなどを挙げた。

 「天野ジャパンIAEA」はつまり、同盟国であるはずの米国から見捨てられ、「提案」もろとも、あえなく討ち死にさせられたのである。

 天野事務局長としては、起死回生(?)の「5項目」提案をして、米国などに「変身ぶり」をアピールし、生き残りを図ろうとしたのだろうが、やはり無理だったわけだ。

 いくら天野氏が大見得を切ろうと、米国をはじめとする国際社会の、「フクシマ」を「人災」で起こしてしまった日本政府、および、日本政府とつるんだ天野氏に対する不信感は――あるいは怒りは、収まらなかったわけである。

 「ブルームバーグ」の記事には、今回の会議に「公共枠」で参加したノルウェーのNGO、「ベロナ」の核物理学者、ニルス・ボーマー氏の、「今回の閣僚会議でIAEAの未来もあやしくなって来た」とするコメントが紹介されているが、「フクシマ」をめぐる日本政府、及び「天野ジャパンIAEA」の対応に対する国際社会の不信・憤りは、それほどまで深く根付いたものになってしまっているのだ。

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 天野事務局長は「閉会声明」の冒頭で、こう語った。

 議長さま、紳士淑女のみなさま
 安全に関するIAEAの閣僚会議は主たる目標を達成いたしました。それは「ポスト・フクシマ」の原子力安全の枠組みを高める道を整備することでした。
 Mr. President, Ladies and Gentlemen,
 This IAEA Ministerial Conference on Nuclear Safety has achieved its main goal, which was to pave the way for an enhanced post-Fukushima global nuclear safety framework.

 「ポスト・フクシマ」――「フクシマ後」。

 天野事務局長は「フクシマ」の「後(ポスト)」の原子力の安全を高めることが、会議の主目標だと言ったが、それを達成したと自賛する「閉会声明」には、現在進行中の、空前の原発災害の被災者たち――「福島の紳士淑女のみなさん」と「子どもたち」に対する、謝罪や励ましの言葉はなかった。

 天野局長にしてみれば「会議は踊らず」「成功」のうちに終わったと言いたいのだろうが、日々、被曝を続ける、フクシマの人々にとって、生活再建の道のりは険しく遠い。

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 「フクシマ」抜きの「IAEAフクシマ閣僚会議」。
 「フクシマ」の現地に目もくれなかった、IAEAの「ウイーン会議」。

 IAEAの少なくとも原発担当部門は、世界的な「脱原発」の流れの中で「消滅の道」をたどらなければならない。 

Posted by 大沼安史 at 06:29 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 IAEA 「フクシマ」 閣僚会議で 「日本外し」

 共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/47topics/e/214437.php

 IAEA閣僚会議を総括したウィーン発の共同電は、以下のように報じているので、これも「フクシマの記録」として残しておきたい。

 会合では、原発の安全性向上策に関する議長総括づくりに参加できないなど“日本外し”の動きもあったが、日本の事故後の対応に目立った批判はなく、一定の理解は得られた形となった。

 ―― つまり、日本政府代表は「原発の安全性向上策に関する議長総括づくり」から外されていたのである。

 日本政府(官僚)はここまで忌避されていたのだ!

 「フクシマ」の隠蔽を図り、日本国民と、国際社会をだまし続けた日本政府(官僚)に対して、「不信任」が突きつけられたのだ。

 私たちはこの事実を忘れてはならない!

  本ブログ既報の通り、米国の「ブルームバーグ」(通信社)は、IAEA閣僚会議に参加したNRCに対し、情報自由法を使って、会議記録の入手手続きを進めている。

 「日本外し」および「天野IAEA批判」の強烈さは、その開示記録によっても明らかになるだろう。

Posted by 大沼安史 at 07:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 海江田経産相 日本の「原発安全神話」を事実として確認 ウィーンでの記者会見で国際的に表明!

 ニューヨーク・タイムズによれば、海江田通産相は20日、IAEA閣僚会議での記者会見で、「原発安全神話」に関し、次のような言明を行なっているので、これも記録に残しておこう。
 
 「日本には『安全神話』と呼ばれるものがある。日本の原発の技術に非合理的な自信過剰があったことは事実である。(その結果、日本の原子力産業は)安全など意味もないものと考えてしまった」

 “In Japan, we have something called the ‘safety myth,’ ” Banri Kaieda, who runs the Ministry of Economy, Trade and Industry, which oversees the nuclear industry, said at a news conference at an International Atomic Energy Agency meeting in Vienna on Monday. “It’s a fact that there was an unreasonable overconfidence in the technology of Japan’s nuclear power generation.”
 As a result, he said, the nuclear industry’s “thinking about safety had a poor foundation.”

 日本政府を代表する海江田大臣が「日本の原発の安全神話」の存在を、国際的に初めて確認・表明した重要発言だ。

 この発言を報じたタイムズ紙の記事は、続けてこう指摘する。

 日本の政府は(原発安全神話のような)こうした国家(民)神話づくりにプロパガンダと教育活動に力を注いで来た。なかでも最も有名なのは第2次世界大戦中の国家(民)神話である。

 Japan’s government has concentrated its propaganda and educational efforts on creating such national beliefs in the past, most notably during World War II.
 
 タイムズ紙の記事はつまり、海江田大臣が「事実です」「存在します」といった「日本原発安全神話」について、あなたたち日本政府が宣伝と教育でつくったものじゃないですか、と皮肉ったわけだ。戦時中もすごかったじゃないですか? 「神の国だ」とか「神風が吹く」とか、国民に神話を吹き込んでいましたよね……。

 日本政府とは、ヒロシマ、ナガサキで原爆攻撃を受け、とんでもない被曝被害を受けながら、「発電する原爆」――「核発電」を、「絶対安全」と言って国民をだまし通して来た元凶であることが、今回の「フクシマ」で、あらためて明るみに出た。

 つまり、日本の権力者とは、「死の灰のペテン師」ども、だった!

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/25/world/asia/25myth.html?_r=2&emc=tnt&tntemail1=y

Posted by 大沼安史 at 07:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・(念のため)For the Record〕 海江田経産相 ウィーンで「もんじゅは稼動させるわけには行かない」と国際公約 

  時事 ⇒ http://www.jiji.com/jc/zc?k=201106/2011062000855

 海江田万里経済産業相は20日、国際原子力機関(IAEA)本部で記者会見し、停止中の原発の再稼働問題に関連し、「福島第1と第2原発、もんじゅ(福井県敦賀市にある高速増殖炉)は稼働させるわけにはいかない」と述べ、当面は再稼働の例外扱いとする方針を示した。その上で「例外を除いて、その他の原発は再稼働していただきたい」と強調した。

 大沼 IAEA「フクシマ」閣僚会議の場での、この発言は重い。各国記者団の追及を逃れるために、その場しのぎでついつい言ってしまってでは済まない。「稼動させるわけにはいかない」なら、「もんじゅ」は廃炉するしかない!
    オン・ザ・レコード……念のため、本ブログに、記録として残しておく。
   

   ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 06:47 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-25

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 天野ジャパン・IAEA事務局長 「フクシマ」閣僚会議 閉会声明 会場ガラガラ 拍手しない人も

 ⇒ http://www.iaea.org/newscenter/multimedia/videos/conferences/ministerial-safety/240611/dg/index.html

 大沼 観ていただけでは分かるが、天野事務局長の、この引き攣った顔と、一刻も早く、この場を収めてしまいたそうな表情は何なのだ。

 5分50秒過ぎから、ようやく会場が映し出される。
 ガラガラ!

 天野局長が「サンキュー」をいったあと、おざなりな拍手がわきあがる。
 拍手をしない人もいる。

 安全対策を渋り、傲慢な態度をとり続けた挙句、世界の原子力産業を窮地に追い込む「フクシマ」を引き起こした、日本の原子力村からIAEAに送り込まれた、アマノとかいう外交官あがりのバカモノが、偉そうに閉幕の声明を述べている、フザケルナ……と思っているから、閉幕式をボイコットしたのだろう。お義理で出席した人も、いやいや拍手したのだろう(拍手しなかったのだろう)。

 ジャパン・フクシマ・バッシング!

Posted by 大沼安史 at 07:06 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原発PR館 「チェルノブイリ」後 「ヤング・ママ」を狙ってテーマパーク化 ニューヨーク・タイムズが報道 

 ニューヨーク・タイムズ(電子版・24日付)に、「日本の核災害を熟成した『安全神話』(‘Safety Myth’ Left Japan Ripe for Nuclear Crisis)」と題した、ノリミツ・オオニシ記者による長文の記事が掲載された。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/25/world/asia/25myth.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 オオニシ記者にふたつ、教えられた。

 ひとつは全国各地の原発PR館について。
 オオニシ記者によれば、「チェルノブイリ」の事故のあと、PR館の「テーマパーク」化が進んだのだそうだ。
 その具体例が北陸電力の「アリス館志賀」だ。

  「ホワイト・ラビット」が「アリス」に向かって、「アリス、たいへんだ、エネルギーがなくなっちゃうよ」と叫ぶのだそうだ。さあ、どうしましょう? 困ったアリスを、ロボットの「Dodo」が、核発電の安全な国へと案内する……。

 こうしたPR館の案内役は、「チェルノブイリ」以前は男性ガイドの仕事だった。ターゲットは技術に関心のある男性。

 しかし「チェルノブイリ」のあと、ターゲットは「ヤング・ママ」に切り替わった(天理大学、住原教授)。

 若いが母親たちが原発事故を最も不安がる、との研究結果を踏まえ上での「テーマパーク」化だった。
 ガイドも、子どもを産む年齢の女性に切り替えられた。
 「安全神話」はかなり巧妙に仕組まれていたわけだ。

 (記事は12枚組のスライド・ショー付き。⇒ ⇒ http://www.nytimes.com/slideshow/2011/06/25/world/asia/25myth-2.html

 もうひとつは日本は世界一のロボット先進国なのに、「安全神話」があるものだから、原発災害ロボットが開発されなかったことだ。(原型ロボットは試作されたが、実用化されなかった)

 オオニシ記者の記事は皮肉まじりに、こう結ばれている。

 「アリス館志賀」のロボット「Dodo」は「アリス」に、「ツナミ」のことは内緒にしています――

 マスコミ、検定教科書を使ったプロパガンダを土台に、「アリス館志賀」のようなオンサイトのPR館で熟成されて来た、日本の「原発安全神話」!

 「神話」はふつう、国つくり、天地創造の物語だが、日本の「原発安全神話」は、実りの豊かなフクシマを――そして秋津島のかなりの部分を、死の灰で汚染し、破壊してしまった。

Posted by 大沼安史 at 05:04 午後 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・NEWS〕 ロイター記者 空からルポ 「島になりかけている」

 ロイター通信の記者が空からルポを行なった。
 オマハの北、「フォート・キャリフーン原発」は島になりかけている……

 ⇒  http://www.reuters.com/article/2011/06/24/us-flooding-aerial-idUSTRE75N6GJ20110624

 In Fort Calhoun, just north of Omaha, the nuclear power plant is close to being an island. Just one road provides access to the plant. The plant was shut down for refueling in April and remains inactive due to flooding.

Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマを考える〕 バロセロナ在住 童子丸開さん 「放射能と日本人:小出博士「大人が放射能を引き受けよ」を巡って」

 ⇒ http://doujibar.ganriki.net/fukushima/Japanese_and_radioactivity_KIDE.html

 大沼 議論の基点を提示したエッセイだ!
 ぼくは先に書いたように、誰もが「ソフィーの選択」に向き合わなければならない時代が来た、と思っている。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-dba2.html 

 「フクシマ」で、不可能な選択――生(生存)が絶えず死(他者、及び自己の)を意識せざるを得ない(意識しなければならない)、不可能な選択を迫り続ける時代が幕を開けた。

 今道友信先生! 先生の考えを教えていただきたい。小出さんが提起した問題に、「エコ・エチカ」は、どう答えることができるのか? (あるいは、答えることができないのか?)

Posted by 大沼安史 at 10:39 午前 | | トラックバック (0)

〔☆フクシマ・重要NEWS〕 「14~15メートルの津波」は嘘だった! 津波高は「想定通り」

 OurPlanet-TV ⇒ http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1128

 「東電と共に脱原発をすすめる会(友共の会)」の追及で判明!

 友の会からは最も追及が激しかったのは津波の高さ。東京電力はこれまで「津波の高さは14~15メートル」と説明してきたが、気象庁の発表している津波高を基準に考えると、福島第一原発に押し寄せた津波は5メートル前後と想定されると追及。敷地内への浸水の高さを表す「浸水高」を「津波高」と混同し、政府やIAEAの報告書に記載しているとして、報告書の記載の訂正を求めた。

 大沼 上記ビデオの質疑で、東電の「津波高」(検潮器で測る)を、「遡上高」「浸水高」でもって「3倍近く」水増したトリックが暴露された。「ダイイチ」にも結局、5メートル台(津波高)の津波しか押し寄せていなかったのだ!
 原発事故を「想定外の大津波によるもの」とした虚構はこれで崩れ去った。

 以下の東電発表の写真を見ていただきたい。やはりどう見ても(想定の5.7メートルを3倍近く上回る)「高さ14~15メートルの大津波」ではない。
 
 「想定内」の「津波」でディーゼル非常用発電機の燃料タンクも流されてしまっていたのだ!

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Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・怒・ツイッター〕 海江田大臣は松永和夫事務次官を更迭せよ!

 ヤフー(毎日) ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000010-mai-pol

 経産省は24日、同省の古賀茂明氏(55)=大臣官房付=を退職させる方針を固め、同日午後、本人に打診した。古賀氏は東京電力福島第1原発事故を受け、電力会社が猛反発する「発送電分離」などの電力改革を唱えたほか、5月20日に出版した著書で、事故を巡る政府の対応を批判しており、現職官僚による「内部告発」が引き金となった可能性が濃厚だ。……関係者によると、松永和夫経産事務次官が同日、古賀氏に7月15日付の退職を打診した。

Posted by 大沼安史 at 09:29 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 「念の為、昨日経団連に脱退届を提出しましたので、ご報告申し上げます」

 「楽天」 三木谷浩史さん ⇒ http://twitter.com/#!/hmikitani

 大沼 (あまりにも個人的なことですが、ちょっとうれしいので)
 「楽天」とは、私の曽祖父の「号」でもある。山崎楽天。真山青果が苦境に陥った時、差し入れの文を出し続け、励ました。

Posted by 大沼安史 at 09:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 9・19 「さようなら原発1000万人アクション」サイト 立ち上がる

  ⇒ http://www.peace-forum.com/no_nukes/2011/06/110615action-news.html

 6月15日に東京千代田区の「アルカディア市ヶ谷」で、「原発にさようなら集会」と「原発にさようなら1000万人署名」の二つの脱原発行動のスタートを告知する記者会見が行われました。この2つの運動は、内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、坂本龍一さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、辻井喬さん、鶴見俊輔さんの9人が呼びかけたものです。記者会見には、内橋克人さん、鎌田慧さん、澤地久枝さんの3人が出席し、原子力発電を止めるための思いを語り、原発を無くすための行動への参加を訴えました。

    ☆

 大沼 「6月15日」に始まった「脱原発」の運動!
    「6月15日」――「6・15」……。「60年安保」の悲劇の日だ。「フクシマの悲劇」も、軍事帝国・米国の属国と化したこの国の悲劇である。
 「9・19」――「9」の数字から、「9条」が浮かび上がる。
 「9・11」を乗り越える「9・19」。「3・11」を繰り返さない「9・19」。

Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 経済学者の中谷巌さん 「原発も効率性が良いと宣伝されてはいるが、実は『禁断の果実』ではないか。皆がそうと薄々気づいている。なら廃炉にしたらいい!」

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110624dde012040007000c.html

 大沼 中谷巌さんが「毎日新聞」(24日夕刊)のインタビューに答え、「原発廃炉」を明言した。

 「最初からあきらめることこそ愚か。だから今、あえて決断する、そうすれば日本はやがて自然エネルギー大国になる」
 「グローバリズムに完全に目をそむけて日本が生きることはあり得ません。グローバル競争の現場で闘う優秀でしたたかな人材は、全人口の1割でいい。彼らに稼いでもらって、残りの9割は富を分配してもらい、日本型共同体社会の再構築にいそしむ。この二重構造が重要なんです」
 「江戸期の絵師はあんどんの明かりで絵を描いていたんです。だからほのかな光の下で見ると立体的で、ものすごい迫力がある。そういう文明が存在していたんです」

   ☆

 日本の「構造改革」に挑み、2008年の著書、『資本主義はなぜ自壊したのか』で、新自由主義の過ちを総括、潔く、きびしく、自己批判を行なった中谷巌さんの「原発廃炉」明言!

 私は中谷さんに、ネオリベとはまったく違った切り口で、もういちど、「統制経済構造改革」に取り組んでもらいたいと思っている。

 なかでも「原子力村」にこそ、徹底した「構造改革」が必要なのだ。「電力統制」「原子電力統制」は解体されなければならない。

 私は東京のある高校で、中谷さんの「前座」をつとめたことがある。私は演壇から話をしたが、中谷さんは凄かった。ワイアレスマイクを握って高校生たちの中に入って話をしたのだ。その迫力、そのおとこ気!

Posted by 大沼安史 at 08:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・現地から〕 (拡さん熱望)農民魂が怒った。福島県のJA幹部が東電本社を訪れ庄條5連会長が清水社長に要請書を手渡した。社長は要請書を無造作に折り持ち帰った。吾妻組合長が憤った。「馬鹿にした態度だ。改めなければ本気で闘う」。26日(日)は脱原発集会・パレード福島。

 小林富久壽」さん ⇒ http://twitter.com/#!/fukuju_k 8時間前

Posted by 大沼安史 at 07:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「東海アマ管理人」さんの「避難情報・受入情報交換 掲示板」

 ⇒ http://8219.teacup.com/tokaiama/bbs

 「東海アマ管理人」さんは偉いっ!(ツイッター ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama
 
 東海アマの移住支援掲示板にはこんなにたくさんの親切な情報があるんだ!  みんなが心配して手を差し伸べてるんだよ! 11時間前

Posted by 大沼安史 at 07:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 田中龍作ジャーナル 被曝した福島の子供たちが東京で健康診断

 ⇒ http://tanakaryusaku.jp/2011/06/0002535

 子供の体調を心配する母親の思いが東京まで足を運ばせた。東電・福島第一原発の事故により被曝した子供たちのための健康相談会が23日、港区芝公園で行われた(主催:こども福島情報センター)。

 福島市内でも最高レベルの線量が測定される小学校に子供(小3)を通わせる母親に話を聞いた―
 「目の下のクマが気になる。先月末に鼻血と下痢があった」。母親は問診前、我が子の体調をこのように話した。

 小児科医の問診を受けること、20分あまり。母親は目を赤く腫らしていた。「医師からは『(福島に)戻るな』と言われた。『住み続けると19才までに発ガンする可能性がある。早ければ1年後に発症する』と言うことだった」

Posted by 大沼安史 at 07:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツィッター・現場から〕 Tホーク墜落「やっぱ夜飛ばしてたんだね」 汚染水処理「やっと稼動したね」

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)今日もあづい1日だった~(+×+) コンクリートの上での作業は特に照り返しもハンパないよ。頭ボーってしながら作業してる。線量とか汚染とか考えて仕事してる人なんかいない。ただ暑い暑いって思ってる。9時間前

 汚染水処理やっと上の野鳥の森に設置した淡水化処理システムまで上がってきたよ。線量や流量はわかんないけど、取りあえずやっと稼働したね。汚染処理された水を炉内に注水するホースも明日から繋げるみたい。でもこの暑さだけにホースひくのも大変だと思う。倒れなきゃいいけど…。9時間前

 2号機の屋上にTホーク墜落しちゃった。以前につぶいたけど、やっぱ夜飛ばしてたんだね。4号機の質問の多くに夜中の閃光とか爆発とか、なんか光ってるとかあって質問に答えたんだけどね。9時間前

 Tホークは結構前からカメラやダストサンプリング装置とか付けて飛ばしてたみたい。なんかTホーク自体の重量が軽すぎてバランスをとるのが難しいらしいよ。だから頻繁にカメラの取付位置とか変えてバランスの飛行試験してたみたいだよ。9時間前

 墜落してニュースになって初めて知った人多いだろうなぁ?4号機の光であれだけネット騒がしかった時にちゃんと発表すれば良かったのにね。きっと、また隠蔽っていわれるんだろうなぁ。昼間飛ばすと危ないから夜飛ばしてたみたいだけど…。9時間前

 アメリカの軍事機密が絡んでるから発表しなかったのかなぁ?オイラも質問には何となく答えたけど…。国家機密とかになると、つぶやきたくてもなかなかつぶやけないんだよなぁ。まぁ、これで公になったから今までのサンプリング結果も公表してくれたらいいのにね。9時間前

 メガフロートにいよいよ6号機の低レベルの汚染水移送するみたい。やっと出番が来たよ。いっぱいになったらどっかに持って行くのかなぁ?知ってる人いる?9時間前

 眠いなう(-.-) 明日も仕事が少しずつでも進みますように…。おやすみぃ。8時間前

 

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:03 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-24

〔フクシマ・NEWS〕 学校疎開求め仮処分申し立て 郡山市の児童生徒14人

 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062401000727.html

 日弁連は福島の被災者のために無償の弁護団を組織し、「法の正義」の実現に努めなければならない。

 福島地検いわき、相馬、郡山の各支部に、殺人未遂罪で告訴・告発を行うべきではないか!

 地検が不起訴としたら、地元の検察審査会で再検討をお願いする――

 山下俊一氏や高木文科大臣は「証拠」が揃っているような気がするのだが……

Posted by 大沼安史 at 07:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 「カルカー」と「もんじゅ」 メルケル首相・皇太子さま 架空会談 

 日独交流150周年で訪独した皇太子さまとメルケル首相の会談が23日、ベルリンの首相公邸で行われた。

 「フクシマ」で「原発」に別れを告げたメルケル首相と、「フクシマ」の悲劇が進行中の日本からやって来た皇太子さまの会談は、「原発災害」をめぐるものにもなったという。

 2人の話し合いの詳細は明らかにされてはいないが、ドイツ政府筋によると、日独両国の今度の協力の可能性が話し合われたそうだ。

    #

 「脱原発」を決めたメルケル首相のドイツは、原発災害で悲惨のどん底に突き落とされた日本に対して、どんな協力をしようとしているのだろう。
 
 ひとつハッキリしているのは、ドイツは間違っても、日本の「原発再推進」に対し協力することはないということだ。

 「脱原発」を決めたドイツへの皇太子さまのご訪問は、「3・11」以前に決まっていたこととはいえ、2人の会談は世界に対し、「フクシマ」後の世界のあり方を示すものになった。

    #

 メルケル首相と皇太子さまの間で、「原発災害」問題をめぐって、どんなやりとりがあったか?

 メルケルさんはもともと理論物理学者だから、「フクシマ」の悲惨は百も承知のはずだが、外交の礼儀で、日本が直面する悲劇の元凶を、あれこれ具体的にあげつらうことはなかったろう。

 メルケルさんはもちろん、皇太子さまが英国留学時代、「テムズ川の水運」を研究し、留学中の1985年に初めてドイツを訪れ、「ライン下り」を楽しんだことを知っていたはずだから(ドイツ外務省が事前ブリーフィングをしたはずだ。皇太子さまは、訪独前の記者会見で、このドイツ旅行のことをお話になっている。東京のドイツ大使館から当然、報告が上がっていたはずだ)、ごく自然な流れとして、会談の最初の話題は、この「ライン下り」になったことだろう……

 もちろんこれは私の勝手な想像だが、もしも仮に、「1985年のライン下り」が話題になったとすれば、お2人の話は、以下のように展開したはずだ。

    #

 メルケル首相 ドイツを初めて旅行された時、ライン下りを楽しまれたそうですね。

 皇太子さま オックスフォードに留学中の、1985年(昭和60年)の夏のことでした。

 首相 1985年の夏に……ライン川を下られた……まさか、あの「カルカー(Kalkar)」まで?

    #

 メルケル首相はここでなぜ、「カルカー」を思い起こさなければならなかったか?

 それはもちろん、この会談の途中、メルケル首相を含む世界の為政者は――原子力関係者は、あの「もんじゅ」の引き抜き作業決行をハラハラドキドキしながら、見守っていたからである。

 あまりにも危険で、あまりにも意味のない高速増殖炉「もんじゅ」が引き抜き作業の失敗で、下手したら爆発事故を起こしかねないと、全世界が固唾をのんで見守り続ける、その最中での、皇太子さまとの会談だった。

 風向き次第では京都をはじめ西日本をイッパツで即破局に追い込む「もんじゅ」の危険性がクローズアップされる中で行われた会談での「1985年のライン下り」だった。

 「カルカー」とは、オランダ国境に近いライン川下流・カルカー河畔に建設された高速増殖炉である。日本の「もんじゅ」のモデルとなった高速増殖炉である。

 その「カルカー」が1985年の7月、前年の11月に続き、2回目のナトリウム漏れ火災事故を起こしていた。そしてその年の12月には3回目のナトリウム火災を起こしている。そして今、「もんじゅ」で危険な抜き取り作業が……

    #

 皇太子さま いえ私は、「カルカ」ーまで下(くだ)りはしませんでした。

 メルケル首相 ああ、そうでしたか……。

 皇太子さま たしか、カルカーの高速増殖炉SNR300はナトリウム火災のあと、貴国政府のご英断で、廃炉になったのですね。

 首相 ええ、ちょうど20年前、1991年のことでした。 

 皇太子さま で、SNR300は今はどうなっているのですか?

    #

 そんな皇太子さまの質問に、メルケル首相はふだん見せない慈母のような微笑を浮かべながら、皇太子さまにこう語りかけた。

 メルケル首相 皇太子殿下、実は「カルカー」はいま、なんと遊園地に変身しているのです。巨大な冷却塔も、発電所の建屋もそっくり残し、転用してアミューズメント・パークの「不思議の国・カルカー」に変身を遂げているのです。

 皇太子さま な、なんて素晴らしい!

 首相 冷却塔の外側には、アルプスの壁画を描いたりしてね。ジェットコースターもあるし、メルヘンのような汽車ポッポも走っている……カルカーの高速増殖炉は「安全で安心できる楽園」に変身したのです。

 皇太子さま 昔、地元の人たちが「カルカーの悪魔」と言っていた高速増殖炉が、家族が楽しめるワンダーランドに変わっていただなんて、ほんとにすごいことですね。

 首相 ホテルもありますから、こんどドイツにいらしゃる時は、家族そろって――愛子さまもお連れになって、カルカーまでお出ましになってください。雅子さまもお喜びになると思いますよ……

    #

 以上は私の想像上での会話の流れだが、もしも、この通り、話が弾んだとすると、メルケル首相と皇太子さまが約束した両国間の協力の中には、高速増殖炉「もんじゅ」廃炉に関する技術支援も盛り込まれたはずだ。

    #

 「脱原発(軽水炉)」を最終決定する20年前に、「高速増殖炉」を廃炉とする決断を下したドイツ。

    #

 IAEA「フクシマ閣僚会議」に出席したで海江田経産大臣は20日、ウィーンでの記者会見で、「もんじゅは稼動させるわけにはいかない」と明言したが、なぜこんな国際公約をしたか(せざるを得なかったか)というと、ドイツをはじめ世界各国が手をひいた高速増殖炉の開発を続けることは、正気の沙汰ではないからだ。

 「フクシマ」に続き、「モンジュ」が起きたら、日本が壊滅するばかりか、全世界が危機に瀕することになる。

    #

 「もんじゅ」の場合は「カルカー」と違って臨界に達しているから、遊園地化は困難だが、廃炉にして取り壊せば、若狭の海は自然を取り戻すことができる。

    #

 日本は高速増殖炉「カルカー」の廃炉に踏み切ったドイツの人々に勇気にも学ばなければならない。

 ☆ カルカー遊園地(⇒ http://www.wunderlandkalkar.eu/nl/beleving/familiepark/5/familiepark )の写真は、以下の頁に。

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Posted by 大沼安史 at 04:36 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 フランス映画祭2011開幕、『セヴァンの地球のなおし方』ジャン=ポール・ジョー監督が「原発絶対反対」の鉢巻きで登場

 ⇒ http://www.webdice.jp/dice/detail/3116/

 フランスの映画監督、ジャン=ポール・ジョーさんが「原発絶対反対」を、ハチマキ姿でアピールした。23日の東京での映画祭開幕イベントでの出来事。

 ジャン=ポール・ジョーさんの映画の語り部である「セヴァン」さんとは、1992年のリオ「地球環境サミット」で、伝説のスピーチを行った、日系カナダ人のセヴァン・スズキさん(当時12歳)のこと。

 セヴァンさんはあの時、こう言ったのだ。

 If you don't knouw how to fix it, please stop breaking it!

  直し方、知らないなら、どうぞ、壊さないで!

 原子力災害の惨禍は直しようがない。だから原発は止めなければならないのだ。
 プルトニウムはどこにも捨てようがない、だから「もんじゅ」は止めなければならないのだ。

Posted by 大沼安史 at 12:43 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 皇太子さま メルケル首相と「原子力災害」問題で話し合い ドイツ誌が報道

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 写真は「フォーカス」誌より

 ドイツ誌「フォーカス」(オンライン)によると、メルケル首相は(日独交流150年で訪独した)日本のナルヒト皇太子と、震災と原子力災害について話し合った。

 Bundeskanzlerin Angela Merkel hat mit dem japanischen Kronprinzen Naruhito über die Folgen der Erbeben- und Atomkatastrophe in Japan gesprochen.
 ⇒ http://www.focus.de/politik/deutschland/international-kanzlerin-trifft-kronprinz-fukushima-thema_aid_639542.html

 ちなみに、メルケル首相と皇太子さまの会談を報じる日本のマスコミは、わずかにTBSが「皇太子さまが日本で再生可能エネルギーへの関心が高まっている事を話されると、首相は『将来、日独の協力が可能な分野である』との考えを示しました」と伝えただけで、「フクシマの原発災害」が話題になったことを一切報じていない。⇒ TBS ⇒ http://news.tbs.co.jp/20110623/newseye/tbs_newseye4758683.html

 メルケル首相は「フクシマ」の悲劇を見て、「原発に別れを告げた」(DPA通信)人である。「フクシマ」の国から来た皇太子様と原発問題について一言も話し合ったわけではないだろう。
 ⇒ http://www.europeonline-magazine.eu/trotz-fukushima---japanischer-kronprinz-in-berlin_137130.html

 なお、ドイツの現地報道によると、皇太子様は24日、帰国に先立ち、「環境・破局防護会議」にご出席なされるそうだ。
 Vor seiner Abreise an diesem Freitag nimmt er noch an einer Umwelt- und Katastrophenschutz-Konferenz teil……

 顔を出された程度のようだが、これについても日本のマスコミはどう報じるのであろう。

Posted by 大沼安史 at 11:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・現場から〕 オイラは日本の素晴らしい技術だけでやればきっと上手くいってたと思うんだけど…。なんか政治的なものが絡むといやだよなぁ。

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 今日は晴れたり雨降ったり…。オイラは今日打合せばかりで現場にいけなかったからあんまりつぶやくことないんだ。汚染水処理システムのバルブの開閉設定を間違えてたって…。要は施工ミス。装置は外国製で施工は日本人。
12時間前

 こりゃクリオンもアレバも工程遅延は自分たちのせいじゃないってきっと強気に出てくるんだろうなぁ。オイラは日本の素晴らしい技術だけでやればきっと上手くいってたと思うんだけど…。なんか政治的なものが絡むといやだよなぁ。
12時間前

 オイラもTwitterは知ってたけど震災まではやってなかったんだ。だけど間違った解釈の報道や国民を意図的に安心させようとする発表に納得いかなくて…。友達に教わってつぶやくことになったんだ。
11時間前

 オイラは暴露とか情報漏洩とは思った事は今までないんだ。いま現場で起きてる事やオイラの思ってることをただ呟きたくて…。オイラのつぶやきで迷惑かかる人が出てきたら止めるかもだけど、それまではつぶやきたいな。
11時間前

Posted by 大沼安史 at 10:00 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 小出裕章さん 「次の事故は違うシナリオで起きる」

 6月23日、「モーニングバード」にVTR出演し、浜岡原発の危険性について言及。
 非公式まとめ ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/24/m-bird-jun23-2/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 要するに事故というのはですね、予測できないのですよ。ですから、こうこうこれこれというシナリオで事故が起こりますというシナリオが書けるなら、もちろん事故は防げます。ひとつひとつ対処すれば良いだけなのであって。
 (フクシマでは)そんなシナリオとは違うシナリオで事故を起こしてしまったわけですね……次の事故は違いシナリオで起きるのです。

Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 「毎晩足がつる」 「こむらがえり頻発。ハイヒールはけません泣」

 「東海アマ管理人」さんのツイッターが、こんな体験情報であふれている。
 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

Posted by 大沼安史 at 09:17 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 6・19 福島市 全国小児科医ネットワーク・医療や避難、食事などの相談会 取材報告 「子ども達の体に異常が起きている。鼻血が出る、甲状腺が腫れる、今までにないだるさを訴える、入退院の繰り返し……」

 NPJ通信 ⇒ http://www.news-pj.net/genpatsu/2011/0620.html

 会場は福島市の「ホリスティカかまた」。
 「全国小児科医ネットーワク」と「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の共催。「500人をこえる親と子どもの参加があった」

 「12時から、相談の途中の時間を割いて記者発表があり、母親代表の丸森(あや)さんと医師山田 真さんのスピーチがあった。丸森さんによると、子ども達の体に異常が起きている。鼻血が出る、甲状腺が腫れる、今までにないだるさを訴える、入退院の繰り返し等である」

 「丸森さん達は、必死で相談にのってくれる医師を探した。そして、森永ヒ素ミルクの子ども達を新人ドクターの頃に診療し、ヒ素ミルクによる身体への影響を突きとめた医師の一人である山田さんたちに行き当たった。最近、低線量医療被曝の研究をしていることもわかり、丸森さんの相談にのってくれ、福島の子ども達を救え 小児科医ネットワークが結成され、この日の相談会となったという」

 動画も ⇒ http://www.news-pj.net/npj/mv/index.html

Posted by 大沼安史 at 09:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・情報〕 給食汚染問題 弁護士出身の作家 和久峻三 さんが横浜市長に通告書送付 仮処分申請も

 ⇒ http://ameblo.jp/vaccine/entry-10930162084.html

 「毎日の給食用食材のすべてについて放射性セシウム、放射性ヨウ素、放射性ストロンチウムなどについての測定値と、それぞれの日本政府の暫定規制値ならびにWHOの基準値を併せて同時にインターネット上に公表すること」 

Posted by 大沼安史 at 08:50 午前 | | トラックバック (0)

〔ネブラスカ・NEWS〕 フォート・キャリフーン、クーパー原発 なお洪水に耐える

 CNNが23日(日本時間24日未明)に報じたところによると、米NRCのスポークスマンは両原発の「重要な設備は増水から守られている」と語った。
 ⇒ http://edition.cnn.com/2011/US/06/23/nebraska.flooding/

Posted by 大沼安史 at 08:27 午前 | | トラックバック (0)

〔もんじゅ・NEWS〕 「本日午前4時55分に引抜き作業を完了」と発表

 独立行政法人・日本原子力研究開発機構敦賀本部⇒ http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2011/06/p110624.pdf

 大沼 心配で眠れぬ人も多かったようだ。難しい作業だったようだ。とりあえず、ほっと一息。作業にあたられた皆さん、苦労様。

 「もんじゅ」が爆発したら、まさに「イッパツ即破局」。西日本が壊滅するところだった。
 日本政府は「もんじゅ」の廃炉に進まなければならない。

  ★ ドイツ気象局「フクシマ放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

  ★ 「フクイチ」風向きマップ
 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

Posted by 大沼安史 at 07:58 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-23

〔フクシマ・ツイッター〕 #monju 拠(?)れば 「もんじゅ」の……?

 ⇒ http://twitter.com/#!/search/%23monju

  「もんじゅ」の落下装置の引き上げ作業は、原子力の専門家よりもUFOキャッチャーの得意なゲーマーに任せたほうがいいと思う。

  ハリーポッターが飛んできそうです。 そのまんま暗雲垂れ込める空ですね。RT なにこの、オドロな空。。 もんじゅライブカメラ最新画像

  それで朝サーバが落ちてるという話がTLに…TVやマスコミが無視してても皆注目中!  敦賀本部広報課に聞きました。もんじゅの引き抜き作業はまだですね。時間は不明とか。朝のアクセス数が多くダウンしたため、サーバーのサイズを大きくしたそう

  まあ、それでも 計器類を確認しながら 慎重に作業が行われるに越したことはないですねゆっくり そして確かに、お願いします。眠気と疲労でミスが出ることは許されません。国民の命を背負った一世一代の大事業ということを肝に銘じて頑張ってください

Posted by 大沼安史 at 05:59 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・音楽〕 8月7日 シスコ湾岸で「フクシマ連帯・脱原発コンサート」ジャクソン・ブラウンさんや喜多郎さんら在米のミュージシャンが参加

 ⇒ http://www.musiciansunited4safeenergy.com/news.htm

  「安全なエネルギーのためのミュージシャン連合(Musicians United for Safe Energy 〔MUSE〕)
 Crosby, Stills & Nash, Jackson Browne, Bonnie Raitt, Jason Mraz, The Doobie Brothers, Tom Morello, John Hall, Kitaro, Jonathan Wilson, Sweet Honey in the Rock, and special guests

 日本からはぜひとも斉藤和義さんに出てもらいたい! 8月7日は日曜日。「ヒロシマ」の次の日だ!

 うれしいニュースなので、ジャクソン・ブラウンさんの曲を一曲。
 
   Stay

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=d3bUg8wsgVE&feature=related

  ぼくもすこし、この世にとどまって、「脱原発」の行方を見届けるつもりだ。

  and sing
   One more song

Posted by 大沼安史 at 05:43 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・言葉〕 小出裕章さん 「祝島の人々のように、一時のカネに左右されず、まっとうに生きること。子供たちに残したい地元の姿を想像すること。それを目指すだけで、原発は不要になります」

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/

Posted by 大沼安史 at 05:12 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 石橋教授 「日本の全原発が危険」 AP通信が全世界拡散速報

 AP通信は23日、石橋克彦・神戸大学名誉教授(地震学)が「日本全国の原発がまさにフクシマ・ダイイチと同種の危険の最中にある」と警告していると報じた。

 ニューヨーク・タイムズ紙が掲載したAP電によると、石橋教授は東京の外国人記者クラブで同日、記者会見し、「日本では原発の安全プランを見出すことが困難」「原発の安全強化は経済的にも技術的にも困難」と述べた。

 ⇒ http://www.nytimes.com/aponline/2011/06/23/world/asia/AP-AS-Japan-Earthquake-Nuclear-Safety.html?_r=1&scp=1&sq=Fukushima&st=nyt

Posted by 大沼安史 at 05:03 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 玄海原発 佐賀県民説明会 広告代理店が参加者を選定 熊本日々新聞が報道

 ⇒ http://onodekita.sblo.jp/

Posted by 大沼安史 at 04:45 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 保安院 水素爆発防止 建屋屋上 「電動ドリルで穴あけ作戦」を指示 

 小池晃さん ⇒ http://twitter.com/#!/koike_akira
 原子炉建屋にドリルが「水素爆発対策」だという話がジョークだと思っている方が多いので。原子力安全・保安院のHPをご覧ください。 http://t.co/zis4I9r 6ページ目。別添一の4ページ目には写真まで。「竹やりで鬼畜米英」にタイムスリップしたようで目まいがします。

 ⇒ http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110618002/20110618002-2.pdf
 別添1の4ページを参照

 大沼 フクシマで「ベント」が手動でもできなかったからって、これには畏れ入った。いくらなんでも……。
 いったい、非常時に誰が建屋の上に登って電動ドリルで穴を開けるっていうんだ!
 
 被曝してしまうじゃないか! 爆発したらどうする!

 小池氏の言うとおりだ! 保安院の官僚よ、すこしは現場の作業員の身になって考えたらいい!

Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・情報ポータル〕 必見!「原発事故 総まとめリンク集」 

 ⇒ http://www.scn-net.ne.jp/~onodak/news/index.html 

Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 高濃度放射性地下水 数年から数百年かけて太平洋を汚染 原発30キロ以遠は盆地のいわき、郡山市などに

 週刊現代 6月22日 ⇒
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9032?page=3 
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9032?page=4

 「週刊現代」によると、産業技術総合研究所地下水研究グループの丸井敦尚氏がこう指摘しているそうだ。

 「私たちの解析では、堆積層で地下水に混じった汚染水が海にすべて流れるのに5~10年かかります。粘土層に浸み込んだ水については数百年」

 記事はこう続く。

 4月上旬、東電が低濃度汚染水1万t余りを海に放出したとき、国際世論も含めて大騒ぎになったのは記憶に新しい。ところが今後、量こそ同程度だが、比べものにならないほど高濃度の汚染水が、数年から数百年かけて確実に海に放出されていくのだ。

 また、汚染水が地下水になるには、まったく別のルートもある。大気中に拡散した放射性物質が地表に落ち、雨水と共に地中に浸み込んで地下水に混じる、というものだ。そして地下水の流れに乗って内陸部で濃縮、あるいは拡散してゆく。

 丸井氏。「福島県の地下水環境を調べたところ、大まかに言って、原発から30km前後より遠くの場所では、地下水が原発の反対方向へ流れていきます。特に、盆地にあるいわき市や郡山市などに地下水が集まってゆく。そうなると中長期的な汚染が心配ですから、この両市の周辺では、汚染されにくい深い井戸を整備し、水供給システムを強化する必要があります」

 これを受け、「週刊現代」の記事は「ここでも地下水の移動速度は遅く、いわきや郡山では数十年、数百年後に汚染水がやってくることを心配しなければならない。原発事故とは、その直後だけでなく、数世紀後まで延々と人類を苦しめ続ける大災厄なのだ」と指摘している。

 空も土も海も地下水も死の灰でよごす原発事故の恐ろしさよ!

Posted by 大沼安史 at 11:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「ダイイチ」 風向きマップ

 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

 仙台は風下で雨。 

Posted by 大沼安史 at 11:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「もんじゅ」 風向きマップ

 ⇒ http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/?35.740419,135.987692

Posted by 大沼安史 at 10:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ロバート・ケリーIAEA元特別査察官(米国人原子力エンジニア) 「天野IAEA」を厳しく批判 「IAEA独自の放射能雲拡散予測を発表していれば、日本の避難民を助けることができた!」

 IAEAのイラク特別査察官を務めた米国の原子力エンジニアのロバート・ケリー氏は17日、「ブルームバーグ」通信の電話インタビューに応じ、「天野IAEA」を以下のように厳しく批判した。 ⇒ http://news.businessweek.com/article.asp?documentKey=1376-LN2BLU1A1I4H01-51O4KU6OVMMLHQ96S0QGJE0R5O&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 記事の該当箇所、次の通り。

 ① 「天野は情報共有が遅いといって日本の政府当局を避難しているが、IAEAがより透明性を発揮していれば、(フクシマの)原発事故で脅威にさらされている(日本の)人々の役に立っていただろう」とケリーは語った。「放射性物質がどこに降り積もるか気象予報マップを(天野IAEAが)発表していたら、日本の人々を助けることができたはずだ」

  While Amano blamed Japanese authorities for being slow to share information, more transparency by the UN agency itself would have benefited people threatened by the accident, Kelley said. Releasing weather maps forecasting where radioactive elements would be deposited could have helped the Japanese public, he said.

 ② 「(IAEAのような)技術に関する機関は予測的・解析的でなければならない」と、ケリーは語った。「フクシマは今回、IAEAが何より、加盟メンバーのための政治的な機関であることを曝け出した」
 
 “Technical organizations should be predictive and analytical,” said former IAEA Director and U.S. nuclear engineer Robert Kelley in a June 17 telephone call. “What Fukushima showed is that the IAEA is primarily a political organization beholden to its members.”

 大沼 ①はつまり、IAEAも日本政府のSPEEDⅠのような拡散解析モデルを持っており、「フクシマ」でも放射能雲の拡散予測を立てていた、との指摘だ。天野氏は「日本からの情報が遅い」とばかり言っていないで、独自の予測を発表して、「フクシマ」周辺の人々を助けることもできたのに、それをしなかった……痛烈な批判である。
 「フクシマ」の被曝難民は、日本政府ばかりか「天野IAEA」にも裏切られていた!

 ②は「天野IAEA」が結局、御用機関に過ぎなかった、との指摘である。日本の政府、マスコミ(一部)が「原子力村」の犬なら、「天野IAEA]も「国際原子力村」のポチだったわけだ。

Posted by 大沼安史 at 10:32 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NRC発表 「フォート・キャリフーン原発」 構内 60センチの浸水

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 米NRCが22日、発表したところによると、「フォート・キャリフーン原発」構内に増水したミズーリ川の水が流入し、多くの地点で高さ2フィート(60.96センチ)浸水している。
 ⇒ http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-030.iv.pdf

 The NRC has augmented its inspection staff at Fort Calhoun where there is now two feet of water in many areas onsite.

 同原発には高さ8フィート=2.438メートル、底の幅16フィート=4.87メートルの、水を詰めた「ダム」(バリアー、berm)が設けられ、6フィート=1.829メートルまでの構内浸水から炉などを守ることができる防護体制がとられている。
 同原発には非常用ディーゼル発電機(1機)、給水ポンプ(複数)、サンドバッグ(同)も運び込まれた。
 The licensee has erected a water-filled berm around the powerblock – vital areas including the containment and auxiliary buildings. The berm is eight feet tall and 16 feet wide at the base, and provides protection for up to six feet of water. The dam also protects several pieces of equipment which have been brought onsite, including an additional emergency diesel generator for supplying AC electrical power, water pumps, firefighting equipment and sandbagging supplies.

 NRCによると、同原発の非常発電用のディーゼル燃料タンクは満杯だが、追加で2基、燃料タンクを搬入している。(ディーゼル燃料が底を尽き)電源が完全喪失しても、(「フクシマ・ダイイチ」にはなかった――大沼)天然ガスで作動するポンプが、核燃料プール、及び炉心に冷却水を送り込むことができるとしている。

 Existing diesel fuel tanks have been topped off and two additional fuel tanks have been brought onsite. If there is a complete loss of power on site temporary pumps that run on natural gas can circulate cooling water through the spent fuel pool and reactor core. 

 一方、NRCの発表によると、「クーパー原発」の敷地とミズーリ川の水面の間にはまだ、2.5フィート=76.2センチの「余裕」がある。

 Cooper, located in Brownville, Neb., sits two and a half feet above current river levels.

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 | | トラックバック (0)

 〔フクシマ・NEWS〕 「フォート・キャリフーン」「クーパー」両原発 NRC ミズーリ川水位を「注意深く監視」 連邦ダム 8月半ばまで「記録的な放水」続行 「フクシマ」と同時並行で危機進行 フランスの原発は渇水危機 「破局の夏」をなんとしても回避せよ!

 ロイター電によると、米原子力規制委員会(NRC)は22日、「フォート・キャリフーン」「クーパー」両原発に関するプレス発表を行った。NRCは両原発が立地する「ミズーリ川の河川状態を注意深くモニター」している、としている。
 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/06/22/us-utilities-nrc-flood-nebraska-idUSTRE75L7L020110622

 NRCによると、クーパー原発はフル稼働中。フォート・キャリフーン原発は4月7日の燃料交換一時停電のあと運転を停止している。フォート・キャリフーン原発のオペレーター(電力会社は、洪水が退くまで運転を再開しない決定を行っている。

 "Cooper is operating at full power. Fort Calhoun shut down for a refueling outage on April 7 and operators have decided not to restart the plant until flood waters recede," the release said.

 (大沼 「洪水が退くまで運転を再開しない決定を行っている」?……ということは、フォート・キャリフーン原発の炉には新たな核燃料が装填されている、ということになる……)

 ロイター電によるとミズーリ州北西部で、堤防2ヵ所の決壊などにより、ひとつの町が避難を強いられている。

 ロイターの記事はとくにフォート・キャリフーン原発について、ミズーリ川上流の連邦ダムを管理する米陸軍工兵団が8月半ばまで「記録的な放水」をし続ける見通しなことから、洪水により運転再開が難しくなっている、としている。
 Flooding could complicate the restart of the Fort Calhoun plant as the U.S. Army Corps of Engineers expects record water release from the federal dams along the Missouri River to continue until mid-August, keeping river levels high.

 大沼 NRCのプレス発表報道から読み取れるのは、とくにフォート・キャリフーンが重大な危機に瀕している、ということだ。8月半ばまで「記録的な放水」を続けざるを得ない上流の連邦ダム群…… NASAの局長の「警告」とは、このことだったか! ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-d449.html

 ネブラスカの危機は始まったばかり。
 「フクシマ」と「ネブラスカ」で、原発危機が同時進行する、2011年夏のわれらが地球(テラ)!
 フランスの原発も渇水で運転停止を余儀なくされるはずだ。

 原発が終わるか、人類が終わるか、いままさに、岐路に立っている。

Posted by 大沼安史 at 08:59 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・内部被曝・レクチャー〕 琉球大学 矢ケ崎克馬・名誉教授 「基準内 食べてよい」は 「まったくの詭弁。国家によるダマシ」

 週刊朝日 ⇒ http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20110602-02/4.htm

 上記記事で琉球大学の矢ケ崎克馬・名誉教授(物性物理学)がこう指摘している。

 「内部被曝の恐ろしさは、1千万分の1グラムのヨウ素131が体内に8日間とどまっていた場合、1シーベルト被曝した計算になるほどなのです」

 記事はさらにこう続く。

 1シーベルトといえば、一般人の年間被曝上限である1ミリシーベルトの1千倍である。全身に浴びれば、遺伝子の自己修復が間に合わなくなり死亡者が出る可能性もあるほどの線量だ。

 そして矢ケ崎氏。「『基準内であれば食べてもいい』というのはまったくの詭弁。国家によるダマシです。少量であっても放射線が遺伝子を傷つけることは間違いない」

 ☆ ツイッター情報 @tatsuofujii  ⇒ http://twitter.com/#!/tatsuofujii

Posted by 大沼安史 at 08:00 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター〕 温度計は42℃超えてたぞ!血液が暑いのがわかるなんてなかなか無いよなぁ。

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 ただいまっ(^O^)あづいぃ(@_@)今日は今までで一番、ハンパない暑さだったよ。オイラ達のグループからは熱中症出なかったけど…。他の会社大丈夫だったかなぁ?温度計は42℃超えてたぞ!血液が暑いのがわかるなんてなかなか無いよなぁ。

 こんだけ暑いとクールベスト着ても、すぐホットなベストになって重さだけが体にのしかかってくる感じなんだ。こまめに休憩とるしかないんだけど…、工程がなぁ…。汚染水処理も相変わらず上手く行ってない。

 汚染水処理能力が100分の1だって、あり得ない!最初の計画は10000分の1だよ!こりゃみんな被曝してホントに作業員いなくなっちゃうぞ!サイトバンカー地下に移送してもリミットは多分7月4日位で雨が降るともっと早くなるはず。

 その後いまオイラ達が怖れてるのは、本来処理された低線量の汚染水を入れるタンクに直接高濃度の汚染水を入れなくてはならなくなるんじゃないかって事。そうなったら高線量で人が近づけなくなって漏れても手をつけられなくなるぞ。
 10時間前

 大沼 「ハッピー」さん、そしてほかの作業員のみなさん、ありがたいです。

Posted by 大沼安史 at 07:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 でかした、余市町議会! 泊原発停止とプルサーマル中止。更に脱原発を採決。 続け!北海道の全ての議会!

 「椴熊達(T.Tomioka)」さん ⇒ http://twitter.com/#!/ikeda_kayoko

 大沼 余市は果樹の町。ニッカのウイスキー工場もある。羊蹄山のふもとには、有島武郎の「有島農場」も。素晴らしい北の大地だ。ああ、、あの日、ふたりでドライブしたことを思い出す!

 積丹から古平にかけての海岸線も素晴らしい。昔はニシン場だった。吉田一穂の「海の聖母」につながる海だ。泊原発を廃炉にし、北海道を守れ!

Posted by 大沼安史 at 07:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・リンク〕 ストップ!サーマル・北陸ネットワーク

 ⇒ http://nosikagenpatsu.net/

  ★ ドイツ気象局の放射能雲拡散予報( 日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

Posted by 大沼安史 at 06:49 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-22

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 原発作業員「Tさん」(20代) 「現場は戦場」

 「覆面・音声変え」のインタビュー ⇒ http://fpaj.jp/news/archives/4477?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 ⇒ http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1125

Posted by 大沼安史 at 06:22 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 袋叩きに遭って自信喪失? 天野IAEA事務局長 怯えた表情で会見 6月22日 

 AFP ⇒ http://www.nzherald.co.nz/video/news/video.cfm?c_id=1501138&gal_cid=1501138&gallery_id=119655&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 記者会見のビデオだろう。

 これはあくまでも私(大沼)の印象だが、天野局長の口調にも、表情からも、「自信」を感じ取ることができない。自信喪失……。

 そこにあるのは失楽園の不安だ。怯えてさえいるような天野局長!
 閣僚会議では相当、コテンパンに叩かれたのではないか!

 天野氏は「フクシマ」で、「ビジネス」はいつもどおりではなくなった――などとといっているが、ビジネスどころか、生活の場が「死の灰」で汚染される事態が進行しているのだ。

 ポスト(後)・フクシマの時代を生きているだと?
 福島の被災者、および周辺に住むわれわれは、「フクシマの最中(in the middle of Fukushima)」に、これまでも、これからも、生き続けなければならない。

 「フクシマ」に終わりはない。

Posted by 大沼安史 at 06:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東電次期社長 西沢俊夫常務 「国が掲げれば脱原発も」

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0622/news3.html 

 ただし、福島県の「県復興ビジョン検討委員会」が「脱原発」を掲げたことについて。

Posted by 大沼安史 at 05:50 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS・訂正〕 以下の記事の「ネーション」、米誌のネーションではなく、パキスタン誌の誤りでした。お詫びして訂正します。

  「フォート・キャリフーン原発」 「破局的な冷却喪失 破局的メルトダウン」の危機 ロシア連邦原子力局(FAAE) IAEA情報を伝える オバマ政権 「完全な報道禁止」を命令

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-2763.html

Posted by 大沼安史 at 05:38 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマNEWS〕 ウェートマン調査団長 IAEAとして「海水注入開始のタイミング問題」に触れず

 IAEAの現地調査団のマイク・ウェートマン団長はウィーンで、ブルームバーグのインタビューに答え、

 ・IAEAとしては「フクシマ」における海水注入開始のタイミングが遅れたかどうかの問題に触れないことに決めている
 ・日本の独立調査委員会が遅れたかどうか判断を決めるべきことだ

 ――と語った。

 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-06-21/japan-must-decide-if-tokyo-electric-was-too-slow-to-flood-plant-un-says.html

 あの連中、何のために、日本に来たのだろうか?

Posted by 大沼安史 at 11:31 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマNEWS〕 「依然として時限爆弾」 ミチオ・カク教授 CNNで明言

 ⇒ http://inthearena.blogs.cnn.com/2011/06/21/fukushima-still-a-ticking-time-bomb/

 世界的に有名な日系理論物理学者のミチオ・カク教授は21日、CNNの番組に出演、「フクシマは依然として時限爆弾が時を刻んでいる状態。崖に爪の先でぶらさがっているようなものだ。来年まで冷温停止できず、強い余震が来たら、再び、イチから繰り返される」と明言した。

 「この2週間で以前言っていたことが完全にひっくり返った。彼らに嘘をつかれていたのだ……」

Posted by 大沼安史 at 11:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 ニューヨークの友人から。アメリカのジャーナリストが不思議がっていた、と。「なぜ日本の新聞は、独自で放射能の数値を測って、紙面に公表しないのか?政府や東電が嘘をついた、と後で言うくらいなら、なぜそれぞれが独自に自分たちが調べないのか。何のための報道機関なのか」と。本当にそうです。

 湯川れい子さん ⇒ http://twitter.com/#!/yukawareiko

Posted by 大沼安史 at 09:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 山下俊一アドバイザー解任署名開始 「(山下俊一アドバイザーの)言葉を信じた親たちは、いまようやく事実に気がついて、信じてしまった自分をほんとうに後悔して、子どもたちにたいする、ほんとうに罪悪感を感じながら生きています(「子どもを放射能から守る福島ネットワーク」中手聖一さん)」

 ⇒ http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1124

Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕「クーパー原発」は「フクシマ型」の老朽原発、4月に作業員が被曝事故

 「フォート・キャリフーン」「クーパー」両原発を危機に追い込んでいるミズーリ川の氾濫は20日夜からまた雨が降り、増水が進んでいるようだ。
 20日時点で一時水位が下がったと報じられていたが、また危機がぶりかえしたかたちだ。
 ⇒ http://nebraska.watchdog.org/13793/nppd-nuke-plant-could-shut-down-in-three-seconds-critics-still-worry/

Cooperonmonday

 ところで、「クーパー原発」(写真)は、運転歴37年の老朽原発で、米国の市民・科学者団体「ビヨンド・ニュークリア」が運転許可の停止を求めている、全米20の「フクシマ型(GE沸騰水型)原発のひとつだそうだ。

 4月3日には作業員が被曝する事故があり、NRC(米原子力規制委員会)が調査に乗り出していた。⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1110/ML111020025.pdf

 「ビヨンド・ニュークリア」は、「クーパー原発」の「プール」の使用済み核燃料は、「フクシマ」の4号機を上回るものと見ている。

 「ビヨンド・ニュークリア」によると、米国の原発の「プール」は非常用電源が求められておらず、この点も大きな不安材料だ。
 NRC……does not require US reactors' high-level radioactive waste storage pools to be connected to emergency back up power supplies.
 ⇒ http://www.beyondnuclear.org/home/2011/6/21/fukushimas-evil-twin-the-cooper-atomic-reactor-in-nebraska-a.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

★ ドイツ気象局の放射能雲拡散予報 (日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-21

〔フクシマ・NEWS〕 「フォート・キャリフーン原発」 NRCが昨年「イエロー警告」 オペレーター 対策講じる

 ニューヨーク・タイムズによると、ミズーリ川の氾濫で洪水の危機に瀕するネブラスカ州の「フォート・キャリフーン原発」について、米原子力規制委員会(NRC)が昨年、「洪水対策が不十分」だとして、最重大評価の一段下にあたる「イエロー(黄色)」カテゴリーの警告を発し、原発を運転するOPPD社が問題点を改善していた。⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/21/us/21flood.html

 同社は洪水対策を強化したあと、「繰り返しテストして来た」と、この3月に声明を発表していた。

 大沼 この洪水対策の強化で、今回の大洪水をしのげるかどうかは不透明だ。
 
 「フォート・キャリフーン」 (注・この表記は、アメリカの放送局の「発音」をもとにした表記です)がもし、日本の原発で、東電が運転していたら、規制当局が警告を発することも、すぐ対策をとられることもなかったろう。 

Posted by 大沼安史 at 08:02 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 21日午後7:00 仙台 銀色の雲の日暮れ

 気味の悪い空の色だ。金属粉まじりの、半ば固まったような灰色の雲。

 ★ ドイツ気象局の放射能雲拡散予報 (日本時間は9時間プラス)

 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

Posted by 大沼安史 at 07:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 AP通信が調査報道でスクープ アメリカの原発の4分の3から放射性トリチウムが漏れている 地下水にも漏れ出す 少なくとも37サイトで飲用水の基準超え

 米国のAP通信が1年がかりの調査の中でNRC(米原子力規制委員会)の記録を調べた結果、全米65の原発サイト(原子炉総計104機)のうち、すくなくとも48の原発サイトから、放射性トリチウムが漏出ししていることが分かった。
 このうち、少なくとも37の原発サイトから出た放射性トリチウムは米連邦政府の飲用基準を超える濃度に達している。
 ⇒ http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5jMJtwENmAbVuvg0IYHCgltaPQ7Sw?docId=98900916dccc4da49c5275700921980a

 イリノリ州の2つの原発サイトとミネソタ州の1つの原発サイトでは、基準を下回ったものの、周辺の一般家庭の飲用井戸水を汚染していることが分かった。

 またニュージャージー州の原発の漏出トリチウムは帯水層と排水運河を汚染していることが分かった。

 トリチウムは土壌も通過しやすく、トリチウムが発見された同じ地点で、より強力な放射性同位元素が検出されがちだという。

 目下、水没の危機に瀕するオマハ近郊の「フォート・キャルフーン原発」でも2007年、セシウム137とともに放射性トリチウムが検出されている。

 このトリチウムの漏洩問題はまた、原発の安全性(非常事態対策)にも疑問を投げかけるものだ。冷却用の地下パイプからの漏出が考えられるからである。

 地下パイプからの(冷却水の)漏洩は2000年から2009年までの間に、全米の原発の地下パイプで38件のも漏洩が起きている。2008年にはイリノイ西部の「クアド・シティーズ原発」で米国環境保護庁の「基準」を375倍、上回るトリチウム汚染が起きている。

 トリチウムの最大のリスクは飲用水を汚染することだ。米国環境保護庁は1リットルあたり2万ピコキューリーを超えてはならない、とする基準を設けている。これは数十年にわたって飲用した場合、20万人に7人が癌を発症するリスク確率だ。

 こうした地下パイプの漏洩は場合によって、何年もの間、気付かれずに放置されていることも、AP通信は確認した。

 「憂慮する科学者たち」が昨年9月に発表したところによると、米国原発史上、(トリチウムを含む)400件以上の放射性物質の漏洩が明らかになっている。

 トリチウム漏洩は中西部の原発にかぎらず、東部の原発でも起きている。ニュージャージー州南部の「オイスタークリーク原発」は全米で最も老朽化した原発(41年)だが、2009年4月、作業員が偶然に漏出を発見した。

 米国最大の原発オペレーターは「エクセロン」社(17機)だが、同社のプレゼン資料にはなんと、「100%の漏出防止は実際的ではない」と記されている。AP通信は、プレゼン資料の
コピーを入手した。
 同社は昨年、イリノイ州の基準違反(地下水汚染)を認め、120万ドルの解決金を支払った。

 こうした放射性物質の漏洩を続けておきながら、米国の原子力業界は公衆の健康ではなく、公衆への世論工作(PR)にかまけている、と厳しく批判している。

 大沼 AP通信の記事は全世界はもちろん、全米隅々の地方紙、放送局に配信されており、その影響力は測り知れない。

 「フクシマ」に続く、ネブラスカの原発の洪水災害の危機――そしてこの、放射性トリチウム漏洩問題……。

 アメリカでもまた「脱原発」に動かざるを得ない状況が生まれつつある。

 この原発からの放射性トリチウム漏洩問題、日本ではどうなっているのだろう? 

 なお、原子力資料情報室(CNIC)によると、トリチウム(水素-3)は、人工的には、リチウム-6(6Li、同位体存在比7.5%)と中性子の反応でつくられる。1954年3月1日にビキニ環礁でアメリカが実施した水爆実験では、2.0京ベクレル (2.0×1016Bq)以上が大気中に放出された――そうだ。

 ⇒ http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php?cat_id=1 

Posted by 大沼安史 at 07:04 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「精神的苦痛になぜ差」 賠償対象に疑問の声

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0621/news8.html

 福島市や郡山市など中通りでは他の地点に比べて高い線量が測定されており、学校生活などに影響が出ている。小学1年の長男がいる福島市の主婦(32)は「子どもの健康への影響を考えると心配は尽きない。避難していなくても、精神的な苦痛は十分被っているはずだが」と憤った。

Posted by 大沼安史 at 06:05 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 東電が賠償金を渋るから、みんな泣きを見てる。福島住民、食品業界、汚染食品を食わされる国民。それでいて東電はボーナス年金貰って、さらに電気料金値上げ、とどめに原発推進。のうのうとCMを流し、節電ジャパン。311前の東電に戻りたがってる。そんな東電を国が守ってる。許されるわけがない。

 「hourofra」さん ⇒ http://twitter.com/#!/hourofra

Posted by 大沼安史 at 06:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ドキュメント映画〕 フィンランドなどの合作 「100,000年後の安全」 原発から出される高レベル放射性廃棄物を地中深くに埋設する、フィンランドの国家施設「オンカロ」を描く

 

  予告編トレーラーつき ⇒ http://www.uplink.co.jp/100000/

 池田香代子さんのブログ ⇒ http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51797452.html

 カロとはカロンの舟のこと?……カロンにオン、カロンの舟に乗り、漕ぎ始める……?

 日本の原子力村の人々にお聞きしたい。

 日本の核廃棄物、10万年後の姿はもちろん「想定内」ですよね! 
 「10万年後」までの「工程表」もきっとおありのことでしょう。「10万年」先の未来に向けて、いますぐ、公表していただけませんか?

Posted by 大沼安史 at 05:57 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 政治学者 山口二郎さん 「原発利権共同体の実態を徹底的に明らかにすることこそ、政治生命最後の課題である」

 ⇒ http://twitter.com/#!/260yamaguchi

 菅さんは何と差し違えて辞めるのか。自民党なんかと差し違えるのは愚の骨頂。原発利権共同体の実態を徹底的に明らかにすることこそ、政治生命最後の課題である。辞めるというなら、まさに命を賭けてももったいないとは思わない、大きな問題にぶつかって討ち死にする姿を見せて欲しい。

 政治の対立軸は、「永田町+霞ヶ関」対国民というものである。民主党を含めて菅政権を終わらせて永田町の談合で話をまとめる方向に向かっているようだ。今こそ菅さんはケツをまくって、政治家や官僚が隠したい様々な嘘を徹底的に糾明すべきだ。永田町では短命に終わっても、歴史に残る仕事はできる。

 各紙の論調は、菅首相に潔く身をひけという流れが大勢。潔さそのものは美徳でも何でもない。むしろ、政治家として自分の政治生命と引き換えに最後に何をするのか、こそが問われなければならない。自然エネルギーや発送電分離は補正予算よりも大きなテーマである。

 もう一つ、菅首相は23日の沖縄慰霊の日に沖縄を訪問することが決まったようだ。そこで何を言うかにも注目したい。我々が特定の地域に矛盾を押しつけて平然としてきた、日本人の生き方そのものを反省する時である。

 肝心の菅首相まで、安全が「確認」された原発は再開しようと言い出した。そんな腰抜けで首相の地位に居座るなといいたい。地元自治体は今こそ原発再開に関して住民投票を行うべきである。住民投票を行えば、みんな本気になって地域の命運を考えるに違いない。それを説得できなければ原発停止しかない

Posted by 大沼安史 at 05:41 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・怒・ツイッター〕 「地下ダム」 「1000億円」 それが「壁」になっているのなら、本年度予算の原発推進地域買収費、「電源立地地域対策交付金」1088億円を充てよ 足りなければ辺野古対策費も回して、早急に対処せよ!

 毎日新聞 「東電、汚染水遮蔽壁の設置費公表せず 債務超過懸念」⇒ http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110620dde001040004000c.html

 毎日新聞によると、「東電は地下水の汚染防止のための遮蔽壁(地下ダム)の設置に関し、設置費用が1000億円レベルになるとの見通しを立てながら、公表しない意向を政府に伝えていたことが分かった。政府と東電の費用負担が明確でない中、東電が費用計上すれば債務超過に陥りかねないことを懸念したためだ。抜本的な汚染水対策の先送りとの批判の声も出てきそうだ」という。

 事ここに至って何をためらっている。とりあえず、政府が1000億円、立て替えて着工せよ!
 「財源」は前年度比1.3%増で今年度予算に計上されている「電源立地地域対策交付金」だ。これを流用する。原発推進の買収資金だが、いまや死に金だ。

 これでも足りないなら、辺野古移転をあきらめてその経費を回せ!
 それでも足りないなら、海に生き、海に楽しむ父子船、および釣り船を、よくもまあ見事「撃沈」してくれた、イージス艦と潜水艦を売り払って金をつくれ!

Posted by 大沼安史 at 05:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 英政府 チェルノブイリの倍近い 「リーズナブルな最悪ケース・シナリオ」を覚悟 992万テラベクレルを放出 放射能雲、東京、仙台を襲う メルトダウン爆発の「メカニズム」 なお存在 英紙ガーディアンが情報自由法で政府内部文書を入手

  英紙ガーディアンは「情報自由法」を使い、英政府機関が「フクシマ」事故をどう評価し、どんな対策をとっていたかを示す、非公開の公文書を入手し、内容を報じた。⇒ http://www.guardian.co.uk/science/2011/jun/20/japan-earthquake-and-tsunami-japan

 それによると、英政府は「リーズナブルな最悪ケース・シナリオ」として、フクシマで地震前まで運転していた3機の原子炉のすべてが将棋倒しで(ドミノ式に)破壊され、6基の「使用済み核燃料プール」の棒社製物質が放出される事態を想定。

 3機の原子炉からは炉心の放射性のヨウ素、セシウムの10%、プールからは放射性セシウムの3分の1が放出され、風向きによっては東京、仙台を襲う事態を覚悟していた。

 それによって大気中に放出される放射性ヨウ素(換算の放射性物質の)総量は、992万テラベクレル。チェルノブイリの520万テラベクレルの倍近い膨大なものになると予想していた。

 このため英国の日本大使館は、「重大な放出」が起きた時のための「アドバイス」を作成、事故後1週間以内にヨード剤を在日英国人に配給するとともに、「日本政府が退避の指示を出すか、英政府が指示したら服用するよう」指示していた。

 日本政府は4月になって「フクシマ」が「レベル7」の重大事故であったことを認めたが、英政府の「非常事態科学勧告グループ(Sage)」に同月、提出された原子力規制局などの政府機関合同の報告書は、「重大な放出に至りうるメカニズムに変化はない。すなわち、核燃料溶融物がプールや炉のコンクリートの基礎と接触し爆発がするメカニズムに変化はない」としている。

 (英政府の関係政府機関はその時点でも、チェルノブイリの倍近い放出の大爆発が起こり得ると、一致した見方をしていたわけだ)

 なかでも、ガーディアン紙が入手した非公開文書のひとつは、「使用済み核燃料が過熱して溶けてプールの底にたまり、「臨界」に至って、「フレッショな放射性物質の放出を、一定期間にわたって続ける」恐れを指摘している。

 ガーディアンの情報自由法による開示請求に対して、英政府はかなりの数の関係文書を「国際関係」に配慮して開示しなかった。
 (日本政府の対応のまずさなどを指摘した文書が含まれているようだ)

 同紙(電子版)の記事には、入手文書のひとつが添付されているが、それによると、英政府は日本のSREEDⅠと同じようなSEERという拡散モデルを使って、「フクシマ」発の放射能雲の行方を予測していた。⇒ http://www.scribd.com/fullscreen/58313487?access_key=key-1amf2uutax7h93geh699

 大沼 事故発生後、東京の英国大使館がバスを仕立て、一般車両通行禁止の東北自動車道を突っ切って、仙台まで英国人の救出に来た理由が、これでようやく分かった。

 チェルノブイリの倍近い最悪事故。

 その「メカニズム」にその後も変化なし、というのだから恐ろしい。

 仙台の在日英国人を必死になって救おうとした英国政府と、「爆発的事象」「ポン」などといい続け得て、大規模住民避難のため1台のバスも出さなかった日本政府と。

 「直ちに男」枝野長官らの罪は重く、大きい。

Posted by 大沼安史 at 12:48 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・ツイッター〕 マクドナルドでビッグマックセットをすでに食べてしまったらそれに加えてマックシェークやマックフルーリーを食べてもビッグマックセットのカロリーよりは低いので食べても構わないという医者がいたら皆さん信用しますか。各地の放射線「専門家」たちの言ってることはそれですよ。

 ノリマツ・サトコさん ⇒ http://twitter.com/#!/PeacePhilosophy

 放射線源が別であればそれぞれから年間1mSV浴びてもいいと言わんばかり、また各地放射線「講座」でも、年間2.4mSV浴びるのでそれより低い放射線ならいくらでも浴びてもいいかの謬論がまかり通っている。「すでに2.4浴びているのだからそれ以上浴びないようにすべき」とは誰も言わない。

Posted by 大沼安史 at 11:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 放射能雲 南半球にも急速に拡散

 権威ある世界的な科学誌「ネーチャー」によると、「フクシマ」の爆発事故で放出された放射性物質を全世界63ヵ所の観測所(日本国内は高崎観測所)で測定し、放射能雲の拡散予測に貢献した「CTBTO(包括的核実験禁止条約機関)」の「フクシマ検討会議」が今月(6月)8日から10日までの3日間、ウィーンで開かれた。

 「フクシマ」の事故発生後、CTBTOの観測所は放射性物質の追跡に成功し、「大気拡散モデル」もよく機能しそうだ。

 しかし、いまだによくわからない謎がいくつかあるという。
 その一つが、放射能が南半球に、急速に拡散したことだ―― 

 At a meeting held in Vienna from 8-10 June, scientists working with the CTBTO took a moment to reflect on the network's performance. Detection stations tracked the radiation from the accident, and atmospheric models worked well; yet questions remained. Why did the radiation spread so quickly to the Southern Hemisphere?
 ⇒ http://www.nature.com/news/2011/110613/full/news.2011.366.html

 大沼 「フクシマ」発の放射能は北半球に留まってはいなかったのだ!
 小出裕章さんのいうように、「もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はない」のである。

 なんと罪深い、日本の原子力村の「死の灰マフィア」どもよ!

 日本のマスコミはいまからでもいいから、この問題を追究してほしい。

Posted by 大沼安史 at 11:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米北西部 乳児の死亡 35%増 

 米国の黒人紙、「サンフランシスコ・ベイビュー」が報じたところによると、米国北西部で1歳未満の乳児の死亡が増加している。

 米疾病予防管理センター(CDC)の週報によると、シアトル、ポートランド。サンフランシスコなど北西部の8都市で、

 3月19日までの4週間に乳児37人(週平均、9.25人)
 3月28日まで10週間に乳児125人(同12.50人)

 ――が死亡した。

 これは通常時と比べ、35%もの増で、統計学的に有意の増加だ。(全米では2.3%の増加)

 •4 weeks ending March 19, 2011: 37 deaths (average 9.25 per week)
 •10 weeks ending May 28, 2011: 125 deaths (average 12.50 per week)

 This amounts to an increase of 35 percent – the total for the entire U.S. rose about 2.3 percent – and is statistically significant.

 記事は、「時間的なズレの問題も十分承知している」としながら、「フクシマ」との関連を慎重に分析している。 

 ⇒ http://sfbayview.com/2011/is-the-increase-in-baby-deaths-in-the-northwest-u-s-due-to-fukushima-fallout-how-can-we-find-out/?tm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

Posted by 大沼安史 at 10:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 小出裕章さん 「もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はない」

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/21/wgendai-july2/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 週刊現代7/2号に掲載された小出裕章氏のコメント。(Tomさんから、「非公式」まとめをされている方への情報)

Posted by 大沼安史 at 10:35 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕  丸山健二 「この国は破滅へと向かって突き進んでいるのかもしれない」

 小説家 丸山健二さん ⇒ http://twitter.com/#!/maruyamakenji

 この国は破滅へと向かって突き進んでいるのかもしれない。子孫たちは奇形の子として、欠陥の遺伝子を背負わされた子として、放射能だらけの島国に産声を上げ、子どもを作れないおとなになったかと思うと、その命も若くして癌に奪い取られてしまうのかもしれない。そんなおぞましい予感がしきりだ。

 あなたという存在をどこまでも蔑ろにし、とことんこけにしているのは、ひょっとするとあなた自身なのかもしれない。あなたの自由を封じてしまっているのは、いかなる場合においても追従の生き方を優先させ、ともあれ周囲と調子を合わせたがるあなたであって、ほかの誰かではないのかもしれない。

 属している国家や雇ってくれた企業にそれほどまでに恩義を感じなくてはならない根拠など、ひとつもありはしないのだ。国は税金を搾り取り、企業は搾取しただけのことであって、恩を感じてもらわなければならないのは、むしろあなたの側である。それにもかかわらず、何故にそこまで卑屈になるのか。

 隷従のなかでしか安住できない人間に成り下がってしまってはいないか。それは物心がついたときからすでにして始まっていたのではないか。自由をさかんに口にしながら、実際には自由をめざすことが苦痛なのではないか。そう、確かに自由は危険な道のりである。しかし、個人の自由こそが至宝なのだ。

Posted by 大沼安史 at 10:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・〕 オーストラリア ABCテレビ 「Fallout(死の灰)」 (19日放映 13分)

 ⇒ http://sixtyminutes.ninemsn.com.au/stories/8262363/fallout

 番組のリポーターのリズ・ヘイズさんが言っていた。フクシマの復興? 数年?、いや数百年かかるだろう――。

 日本政府、東電、および日本の原子力村の人々は、原発推進の流れに身をまかせ、自分たちの仕出かした、どんでもない「破局的災害の真実」と、きちんと向き合うべきだ。

 権力を持ったあなた方が変れば、日本はまともな方向に進む。たとえ数百年かかろうが、日本は再生する。その希望の可能性の息の根を、「原発再推進」で止めないでください。

Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕「IAEAがほんとうに教訓とすべきは、あらゆる事態に対処することは不可能ということだ」 「報告書」で英紙ガーディアンが指摘

 英紙ガーディアンに、環境問題担当キャップ、ダミアン・キャリントン記者が、IAEAの「フクシマ報告書」を分析した記事が掲載された。
 ⇒ http://www.guardian.co.uk/environment/damian-carrington-blog/2011/jun/20/nuclearpower-nuclear-waste

 キャリントン記者の結論はこうだ。

 IAEAがほんとうに教訓とすべきは、あらゆる事態に対処することは不可能ということだ。つまり原発は安全でない。また事故を起こした時の清掃コストを考えれば、安くもない。原発が温暖化ガス放出と気候変動への答えであるというのは、残念ながら幻想にすぎない。

 But the real lesson is that it is impossible to cover all eventualities. That means nuclear power is not safe or, given the colossal clean-up costs, cheap. Regretfully, I believe it is an illusory answer to the problem of rising greenhouse gas emissions and climate change.

 大沼 ガーディアンの記者は「大本営発表」を信じないし、提灯記事を書かない。

Posted by 大沼安史 at 09:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ミズーリ川 数日中に2メートル強もの水位上昇の恐れ 「フォート・キャリフーン」「クーパー」両原発 水没メルトダウンの懸念

  クーパー原発

Coopernuclearpowerstationne1993floo

Nukesnearearthquakezonesne  

米ネブラスカ州の「フォート・キャリフーン」「クーパー」両原発を危機に追い込んでいるミズーリ川の水位が今後数日間以内に、同州内で5~7フィート(1・524~2・134メートル)上昇する見通しであることが、AP通信の報道で分かった。⇒ http://today.msnbc.msn.com/id/43467007/ns/weather/

 AP電によると、洪水は米陸軍工兵団が増水のため上流6つのダムで放水。ミズーリ州内でミズーリ川が決壊したためで、土嚢不足が深刻化しているという。

 本ブログ既報の通り、危機に瀕する2基の原発のうち、「クーパー原発」は、あと0.92メートル水位が上昇、規定の45.5フィート(13.87メートル)に達するとと、原発の運転は停止される。

 一方、「フォート・キャリフーン原発」は、水位が海抜1014フィート(309.1メートル)に上昇するまでは防御できる態勢だが、17日付けのAP電(ニューヨーク・タイムズ掲載)によると、すでに1005.5フィート(306.5メートル)に達している。
 その差、わずかに2.6メール。

 「フォート・キャリフーン原発」では原子炉の周りにゴム製の高さ8フィート(2.438メートル)のバリアーを張り巡らしているという。

 「フォート・キャリフーン」は燃料の交換で炉の運転を停止しているが(ただし、核燃料がまだ炉内にあるかは不明)、先に配電盤の火災で一時的に冷却がとまり、その後、復旧したとされる(下記ブログにあるように、ロシア連邦原子力局は復旧を否定。破局的なメルトダウンに近づいている、としている)「プール貯蔵」の使用済み燃料のほか、海抜1009フィート(307.5メートル)の地点に「キャスク」入りの使用済み燃料があるという。
⇒ http://www.nytimes.com/aponline/2011/06/17/business/AP-US-Missouri-River-Flooding-Nuclear-Safety.html?_r=2&scp=1&sq=NRC&st=nyt

 ミズーリ川の洪水は8月まで続くものと見られており、ネブラスカ州のオマハを南北から挟む形で立地する両原発の、水没と水流破壊による完全メルトダウン化が懸念されている。

Posted by 大沼安史 at 09:07 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 訂正済み  「フォート・キャリフーン原発」 「破局的な冷却喪失 破局的メルトダウン」の危機 ロシア連邦原子力局(FAAE) IAEA情報を伝える オバマ政権 「完全な報道禁止」を命令

 パキスタン誌「ネーション」電子版が報じたところによると、ロシア連邦原子力局(FAAE)はIAEAから提供された情報をもとに、米ネブラスカ州の「フォート・キャリフーン原発」が6月7日、「使用済み燃料プール」のうちの一基で「破局的な冷却喪失(catastrophic loss of cooling)」事故を起こし、「破局的なメルトダウンの近づいている(the near catastrophic meltdown )」ことを明らかにした。

 訂正 「ネーション」は米国誌ではなく、パキスタン誌でした。お詫びして訂正します。

 FAAEはまた、同原発が「破局的なメルトダウンの近づいている」事態に関し、オバマ政権が「完全かつ完璧な報道禁止(a “total and complete” news blackout)」を命令したことも明らかにした。

 FAAEのロシア人科学者は、同原発を運転する電力会社のOPPDが、外部に影響をもたらすい「レベル4」の事態を否定していることについて、「真っ赤な嘘である」と批判している。

 FAAEの報告は、同原発からの「微量な放射性のガス」が検知されているという報道を確認し、オバマ政権が事故に蓋をし続けば、米国民から批判の吹き返しを受けることになる、と警告している。

 ⇒ http://nation.com.pk/pakistan-news-newspaper-daily-english-online/International/18-Jun-2011/US-orders-news-blackout-over-crippled-Nebraska-Nuclear-Plant-report

Posted by 大沼安史 at 08:27 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・ツイッター〕 宮城県、仙台市は真剣に放射能対策に取り組むなら、民間団体を取り込むべきだ。子を守るために蓄積してきた親たちの知識、精神を見くびってはいけない。何のしがらみもない者の強さを舐めてはいけない。決して常軌を逸した要求など、団体の中ですら通らない。現実的で優しい解決がそこから生まれる。

 菊地淳さん ⇒ http://twitter.com/#!/kikutijun

 大沼 同感です。県庁・市役所は県民と市民による、県民と市民のための、県民と市民とともにある組織に戻る必要がある。
 こども内部被曝を少しでも軽減するため、現実的な対策を、市民・県民とともに考えてゆくべきだ。
 ともに、考えてゆくべきだ。

Posted by 大沼安史 at 07:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・意見映像〕 浜通りはプルトニウム汚染地域?  枝野長官が南相馬市だけ「フラアーマー&放射能対応マスク」で、5分間だけ車を降りて視察活動した理由

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=I42g843fngw&feature=related

Posted by 大沼安史 at 07:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 宮崎駿監督 「福島県は全県避難しなければ駄目な状態になっている」 首相へのメッセージ (20110619)

  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=fOrIuDBaivI

 「自然エネルギー法案をぜひ通してください。辞めようが辞めまいがとにかく言いたいことどんどんやって、どんどん国民に訴えてください。福島県は全県避難しなければ駄目な状態になっている思います」

Posted by 大沼安史 at 07:18 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-20

〔フクシマ・NEWS〕 東京から「今度は小さい子どものいる家族を中心に外国人の第二の大脱出が始まったようだ」 フィナンシャル・タイムズ

 ⇒ http://news.goo.ne.jp/article/ft/business/ft-20110620-01.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

Posted by 大沼安史 at 08:42 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 M5.9 M3.7 M3.6 地震が続いている!

 □ 18日午後8時31分ごろ発生 震源地は福島県沖。震源の深さは30キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定。 南相馬市でも震度4を観測。

 □ 20日午前6時17分ごろ発生。福島県浜通りを震源とする地震があり、いわき市で震度3を観測。
 震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは3・7と推定。

 □ 同日午前6時55分ごろ発生。同じ震源の地震があり、いわき市で震度3を観測した。今度の震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは3・6と推定される。

 「フクシマ」で余震が続いている。何事もなければよいが……

Posted by 大沼安史 at 08:31 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 武田邦彦教授 大分で「「原発大崩壊!第2のフクシマは日本中にある」講演会 (6・19)

 大分合同新聞 ⇒ http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_130854882543.html

 「この4年間で福島、柏崎など四つの原発が地震により壊れたが、いずれも震度6以下だった。たとえ原子炉は守れても、電気系統や冷却機能などの耐震性は高くない」
 「日本の原発はほとんど同じ設計だから、震度6が来たらやられる。技術的に考えれば、大分に近い伊方も含め原発はすぐ止めるべきだ」

 「われわれの選択は、クーラーをやめて子どもたちを被ばくさせないか、クーラーをつけて被ばくさせるか」

Posted by 大沼安史 at 08:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 IAEA報告書 「日本の原子力当局はIAEAの基準に沿って周辺住民を迅速に避難させなかったと指摘」 ウォールストリート・ジャーナル紙

 ウォールストリート・ジャーナル日本版 ⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_251746 

 ……報告書は、危機が深刻化した際、福島第1原発から半径20キロから30キロの間に住む住民に屋内待機を命じる一方で、20キロ以内の住民には避難を要請した日本当局の勧告の仕方に疑問を投げ掛け、「長期的な屋内避難は有効なアプローチではない」と述べた。
 IAEAは、周辺住民に対しては放射線量が危険な水準に近づくなど具体的な基準に応じて避難勧告すべきだったとしている

 (報告書は日本の地震・津波対策の不備を指摘している)

 IAEAはさらに、日本の規制当局は一義的に最近の地震データに依存していたため、地震リスクを過小評価していたとし、IAEAガイドラインで勧告されているように、「歴史的および前史的な地震に関する古地震学・考古学上の情報」を検討すべきだったと結論している。

 また、2002年にIAEA主導の専門家チームが実施した点検の勧告に応じた「津波被害のための多層防御規定が不十分だった」とし、「こうした追加的な防御措置は日本の規制当局によって点検・承認されていなかった」と指摘している。

 この部分の英文記事は以下の通り。

 The IAEA concluded that Japanese regulators underestimated the earthquake risk because they primarily relied on "recent historical seismological data." Instead, nuclear regulators also should have considered "paleoseismic and archaeological information on historical and pre-historical earthquakes," as recommended in IAEA guidelines, the report found.

 The IAEA said it also found "insufficient defense-in-depth provisions for tsunami hazards" as per the recommendations of a review conducted by an IAEA-led team of experts in 2002. "Moreover, those additional protective measures were not reviewed and approved by the [Japanese] regulatory authority," the IAEA report says.

 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304887904576395673460547438.html?KEYWORDS=IAEA

 (日本政府は2002年に1AEAが指摘したことを検討も承認にしていなかったのだ。この罪は重い!)

 (これに対して、日本のNHKはどんな報じ方をしているか?)

 ……その一方で、津波の想定が過小評価され、深刻な事故への対応策が不十分だったことに加え、日本の規制当局がその対策の有効性を検証していなかったと指摘しています。
 「IAEA報告書 教訓など示す」
⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110620/t10013647041000.html

 (「有効性の検証をしていなかった」――だって!? それと、上記のNHKの「大本営発表」には「避難」のヒの字もないことも、覚えておくことしよう)

Posted by 大沼安史 at 08:12 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・大本営発表・For the Record〕 NHK IAEA閣僚会議 「事故の教訓を原子力の安全性の強化にどう生かしていくかが焦点」

 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110620/t10013646211000.html

 「東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、IAEA=国際原子力機関が各国の原子力担当の閣僚を集めて開く会議が、20日からオーストリアのウィーンで始まりました。世界を揺るがした“フクシマ”の事故への関心は高く、出席者は900人余りと過去最大の規模で、事故の教訓を原子力の安全性の強化にどう生かしていくかが焦点になります」

 ――のだそうだ。

 「日本政府を代表し、海江田経済産業大臣が事故の経緯や安全対策などを説明しました」そうだが、汚染水の処理装置が「5時間」で止まったことも報告したのかしら?……

 IAEAの会議の開幕にあわせたような、「汚染水処理開始(の失敗)」&「もんじゅ」(落し物吊り上げ)復旧作業の開始。

 「もんじゅ」でも変なこと(想定外)が起きて、IAEAの閣僚会議が騒然とならないことを祈る。

Posted by 大沼安史 at 07:50 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・For the Record〕 NHKが「大東電本営発表」を報道!「扉の開放で放射性物質が放出されても、環境への影響はほとんどない」

 東京電力福島第一原子力発電所の2号機では、原子炉建屋内の湿度が極めて高く、収束作業が進まないことから、東京電力は、建屋の外につながる扉の1つを19日夜に開放しました。
  東京電力は、建屋内の気体を入れ替えるために20日午前5時に扉を全開にしましたが、扉の開放で放射性物質が放出されても、環境への影響はほとんどないとしています。

 …… 東京電力は、扉の開放で放射性物質が放出されても、環境への影響はほとんどなく、これまでのところ、原発周辺の放射線量も目立った変化はないとしています。

 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110620/0615_2gouki.html

 大沼 上記のリンクの記事を「組み替え」すると、こうなる。

 「事故で爆発が起きたうえ、福島第一原発で最も多くの放射性物質を放出したとみられ」る「2号機」は、「格納容器や使用済み燃料プールから出たとみられる水蒸気の影響で、湿度が99.9%と極めて高く、収束作業が進まない状態が続いていま」したが、「建屋内の気体を入れ替えるために20日午前5時に扉を全開にしました」。「放射性物質が放出されても、環境への影響はほとんどないとしています」

 せめて、原子力安全委員会のコメントをとるのが、公共放送の責務だろうに……。

Posted by 大沼安史 at 05:15 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「フォート・キャリフーン原発」避難準備開始

 ミズーリ川の増水で危機に瀕する、米ネブラスカ州の「フォート・キャルフーン原発」の周辺住民の避難準備が始まったようだ。

 地元赤十字社は1万人の避難に備え、バス60台を確保しているという。

 同原発からすでに放射性物質が漏れているとの見方も出ている。
 ⇒ http://www.examiner.com/human-rights-in-national/project-flood-nuclear-warnings-10-000-evacuees-prep-60-buses-standby-vid
 

Posted by 大沼安史 at 01:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ミズーリ川洪水 ネブラスカ 「クーパー原発」も非常事態を宣言 

 ミズーリ川の増水による洪水で、米ネブラスカ州オマハ近くの「フォート・キャルフーン原発」が危機に立たされているが、同州ブラウンヴィル近郊の「クーパー原発」もミズーリ川の増水で19日午前4時(現地時間)、「非常事態(Notification of Unusual Event" )」を宣言した。

  ⇒ http://www.omaha.com/article/20110619/NEWS01/110619670/0

 「非常事態」は川の水位が基準の42.5フィート(12.95メートル)に達したため発生られた。水位が45.5フィート(13.87メートル)に上昇すると、原発の運転は停止される。

 同原発はオマハの南112キロにある。「フォート・キャルフーン」はオマハの北32キロ。

 「クーパー原発」を運転する電力会社は土嚢を積み上げる一方、バリケード用に5000トンの砂を運び込んでいる。

 「クーパー原発」は燃料交換で停止中だった「フォート・キャルフーン」と違って、現在、運転中。

 「クーパー原発」にも「フォート・キャリフーン」同様、使用済み核燃料プールが存在するとみられる。

 さらなる増水で両原発の電源が失われる事態にならないよう祈る。

Posted by 大沼安史 at 12:57 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 IAEA閣僚会議 「密室」開催に批判 米通信社「ブルームバーグ」 米情報自由法を使い公開請求 

 20日から始まったIAEAのフクシマ原子力安全閣僚会は、非公開の「密室」で行われる。「ブルームバーグ」の報道で分かった。
 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-06-20/fukushima-disaster-failures-kept-behind-closed-doors-at-un-atomic-meeting.html

 これについて、英国原子力局の元当局者のマルコム・グリムソン氏は「原発業界や規制当局が人々に公開するのは当然のことだ。今や明らかに、より大きな透明性が求められている」と語り、IAEAの「密室協議」を批判した。

 在ベルリンのカーネギー財団の上級原子力アナリストのマーク・ヒッブス氏も「閣僚協議は今後半年間に進められる独立した調査のため、全事実が確認される出発点とならなければならないのものだが、これでは出席閣僚の一般的な議論に終わってしまう」と指摘した。

 “People deserve openness from the industry and its regulators,” Malcolm Grimston, a former information officer at the U.K.’s Atomic Energy Authority who is a London-based policy adviser at Chatham House, said in a June 17 interview. “It is blindingly obvious that greater transparency is needed.”

 “This meeting should have been set up to establish a technical baseline assuring that the agency will have all the facts it needs in the next six months for an independent assessment,” said Mark Hibbs, a senior nuclear analyst at the Carnegie Endowment in Berlin, in a June 17 telephone interview. That probably won’t happen as ministers attending the sessions get bogged down in “expressing generalities,” he said.

 ブルームバーグはIAEAの密室協議の事態を踏まえ、協議に参加した米原子力規制委員会に対して、米情報自由法に基づき、同協議へのアクセスを求める法的手続きを行った。

 大沼 海江田経産相よ、日本の「原子力3原則」(民主・自主・公開)を捨て去ってはいけない。
 日本のマスコミよ、アマノIAEAの非公開に抗議せよ!

  ★ ドイツ気象局の放射能雲拡散予報 (日本時間は9時間プラス)
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

Posted by 大沼安史 at 12:25 午後 | | トラックバック (0)

2011-06-19

〔フクシマ・NEWS〕  2号炉の建屋2重扉 本日(19日)午後8時ごろ、開放作業に着手 明日(20日)午前4時ごろ以降、「全開」状態へ 福島市など「風下」に 首都圏を守る放出タイミング?

 東電は「本日(19日)午後8時頃より明日午前4時頃にかけて、(2号機の)原子炉建屋内のダストが舞い上がらないよう、原子炉建屋の二重扉を開度調整しながら開放し、その後、全開とすることといたします」と発表した。

 5月8日の「1号機」に続いて「2号機」も「全開」状態になる!

 日本気象協会のピンポント予想によると、福島市の風向きは午後9時に「南東」とされている。福島市は「フクシマ」の風下になるわけだ。同市の20日午前零時以降の風向きは午前6時まで「南」、その後、またしても「南東」となる。⇒ http://tenki.jp/forecast/point-367.html

 ドイツ気象局の放射能雲拡散予報(日本時間は9時間プラス)によると、今夜以降、2日ほど、「フクシマ」発の放射能雲は基本的に北方向に向かうと予測されている。
 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

 東京が風下にならないタイミングを見計らっての「全開」なのだろう。

Posted by 大沼安史 at 06:05 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・怒・ツイッター〕 ニッポン「原子力村」ついに「集団ヒステリー」 お代官のアルカイエダさま 判断力「完全メルトダウン」 「フクシマ・メルトスルー」暴走止まらず なのに「原発安全対策 適切に実施」のお達し 「フクシマ」戦犯 居直る! 「瑞穂の国」を「放射能全面テロ攻撃」する気?

 □ 橋下・大阪府知事 「“安全だ”というなら、海江田大臣をはじめ経産省の皆さんを強制的に原発の周りに住ませたらいい」

 □ 泉田・新潟県知事 「福島原発の事故原因の検証もないまま安全性確認と発表した。論評に値しない」
 日経 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E3EAE2E2908DE3EAE2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

 新潟県は原子力安全・保安院に新潟県内にある柏崎刈羽原発の安全性について質問しているが、泉田知事は「国からはなんら回答がなされていない」と指摘した。

 □ 「柏崎刈羽原発反対地元3団体」共同代表の高橋新一さん(「福島県民や国民の気持ちをどう思っているのか。福島の事故が収束した段階ならば分かるが、多くの避難者がいつ帰れるかわからない中で目先の電力需要だけを考えるのか。運転再開の前に、事故の収束や補償などやることがあるはずだ」。

 □ 「原子力発電に反対する福井県民会議」の小木曽美和子事務局長 「原発事故を受けた新たな安全基準や耐震設計審査指針などを具体的に何も示さず、なぜ運転を再開できると言えるのか」

 □ 核燃料再処理工場がある青森県六ケ所村、60代女性 「脱原発の流れが世界で高まっているのに、違和感を覚える。今後、核燃料が再処理工場へどんどん運ばれてくることになり恐ろしい」
 以上、毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110619ddm041010123000c.html

Posted by 大沼安史 at 09:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 イタリア人の「94.05%」が「集団ヒステリー(石原伸晃)」―― あ、いや「反原発」

 「秋元貴之 Takayuki Akimot」さんのツイッター速報

http://twitter.com/#!/thoton

  @thoton たった今、イタリア政府が国民投票の公式結果を内務省のウェブサイトに公開しました。

 イタリア内務省 ⇒ http://referendum.interno.it/RF000.htm
 
  ★ 放射能雲 拡散予報(ドイツ気象局 日本時間は9時間プラス)⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

Posted by 大沼安史 at 09:14 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-18

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 中国でも耳なしウサギ

 ⇒ http://newscontent.cctv.com/news.jsp?fileId=111944

 重慶で、だそうだ。
 ユーチューブには、「フクシマ」発の遺伝子異常だという英文タイトルのものが掲示されていある。⇒ http://www.youtube.com/watch?v=5MFpMf775c0&feature=youtu.be

Posted by 大沼安史 at 11:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 パリ シャルル・ド・ゴール空港 空輸の静岡茶からセシウム検出

 
 中日新聞 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011061890105936.html 
 AFP ⇒ http://www.20minutes.fr/article/743313/the-vert-japonais-radioactif-intercepte-aeroport-roissy

Posted by 大沼安史 at 11:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 お母さんたちが「活動家」に変身 「ガイガー・クラブ」を結成

 「母親たち、活動家に変身(Moms Turn Activists in Japanese Crisis)」――そんなタイトルの記事が、ウォールストリート・ジャーナル(17日付け)に掲載された。
 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303499204576389094076351276.html?KEYWORDS=kashiwa

 同紙の日本語電子版にほぼ内容が同一な邦訳記事が載っているが、こちらのタイトルは「立ち上がる日本の母親たち-原発事故受け」。⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_251116 )

 私(大沼)は「立ち上がる」よりも、「活動家に変身」の方が、事態をより適確な表現だと思う。切実な危機感をバネに、ソーシャル・ネットワーク・メディアでつながり合い、活動を繰り広げているからだ。

 千葉県柏市の2児の母、アキコさんもそんなひとり。オンラインでの署名活動に参加したそうだ。

 アキコさんはこの夏、子どもたちを連れてオーストラリアへ行く。コンピューター関係の仕事に就いて働く。

 母親は敏感で、強く、たくましいのだ! 

 ウォールストリート・ジャーナルの英語電子版には関連で、「ガイガー・クラブ 被曝沈黙のコンセンサスを撃つ(The Geiger Club: Mothers Bust Silent Radiation Consensus)」という記事も掲載されていた。⇒ http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/06/17/the-geiger-club-mothers-bust-silent-radiation-consensus/

 母親たちが被曝を心配するグループと、役所や教師のいうように、心配しないでフツーに暮らす(大多数の)グループに2分されているという。

 ガイガーカウンターを注文したユカさんは、「私たちはガイガー・クラブ」と冗談めかして言った。

Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 6月15日 山下俊一氏を直撃 100mSv「大丈夫とは言ってない」 被曝に閾値なし「私もそう考えている」

 ⇒ http://www.labornetjp.org/news/2011/1308276680518staff01

 東京の杉原浩司さんが15日午後、東京の青山ダイヤモンドホールで開かれた山下俊一(長崎大学教授・福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)の講演会終了後、同氏に直撃インタビュー。

 (杉原)あなたは福島県で事故直後から「年100ミリシーベルト以下なら大丈夫」と繰り返してきた。

 (山下)「大丈夫」とは言っていない。「わからない」「証明されていない」と言っている。

 (杉原)それは最近になってからで、初期には「大丈夫」と言って県内を回っていた。「大丈夫」と「わからない」は全く違う。初期に言って回った内容が県民に浸透してしまっている。そのため、自主避難しようとする人が家族、親族、職場などで孤立することになっている。あなたの言動が明らかに自主避難を妨害する役割を果たしていることに気づいていないのか。

 (山下)うーん。そうでしょうか‥‥。

 (杉原)既に3ヶ月が経った。初期に言っていたことを変えているのなら、公式に初期の説明を撤回すべきだ。

 (杉原)「低線量被ばくに、しきい値はない」というのが国際的コンセンサスになっているのではないか。

 (山下)私もそう考えている。

Posted by 大沼安史 at 10:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 3・11以降 「異常・異変」を総まとめ からだ・動物・植物

 ⇒ http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1118

 OurPlanet-TV が呼びかけている。

Posted by 大沼安史 at 10:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 スタジオジブリ 屋上に横断幕「原発ぬきの電気で映画をつくりたい」

 ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110617-00000301-alterna-soci

Posted by 大沼安史 at 10:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 小出裕章(京大助教)非公式まとめ 順調に再スタート 真夜中の放出ガス 「でもあのように光るという現象は何なのか私にも分からない」

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/17/s-mainichi-jun14/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 小出さんの「非公式まとめ」、バトンタッチがすんで、いよいよ再出発です。
 最初に立ち上げた方の努力に感謝! バトンを引き受けた人の決意に敬意!

 以下は17日(金)夜、FM79.7京都三条ラジオカフェ(環境市民、NPO京都コミュニティ放送)の原発災害特別番組への電話コメント
 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/17/fm797-jun17/

 ・(東電のライブカメラを見ていたら真夜中に白いガスが吹き出ていたが、水蒸気か?)私も見たが、不思議だと思った。正直なんだか分からない。かなり劇的に噴きだしており、光ってもいた。何かの反応が起きているはずだと思った。茨城の空間線量が上がったという情報もある。ひょっとすると放射能放出に結びつく現象があったかもしれない。マスコミが東電に確認すべきことだ。

・(吹き上げている様子をみると、放射性物質が出ていることは間違いない?)水蒸気だとしても含まれているはずで、それなりに出たことは間違いない。でもあのように光るという現象は何なのか私にも分からない。東電は当然知っているはずで、発表があってしかるべきだが、ない。マスコミも一切触れていない。本来マスコミが追及すべきだ。

Posted by 大沼安史 at 09:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 今まで知らなかっただけで日本人は日頃から被曝してる

 「MusaasuM」さん ⇒ http://twitter.com/#!/takoshi139

 滋賀県、愛知県、京都府で計測されている高い数値、やっぱ日本海側の原発由来か?なんのアナウンスもない。福島原発の事故でガイガーカウンターで測る人が増えて明らかになってきた、恒常的な原発からの放射性物質の飛散。今まで知らなかっただけで日本人は日頃から被曝してる

Posted by 大沼安史 at 09:22 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 現場の声 1ヶ月で循環冷却するって?どうして出来るのって思う

 「ハッピーさん」 ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790
 今日、工程が発表されたね。1ヶ月で循環冷却するって?どうして出来るのって思う。問題点全部挙げて解決策言って根拠示して欲しい。現場のオイラ達にはどうやったら1ヶ月で出来るのか解らないよ。(10時間前)

 きちんと循環ルートも確認してない状況でラインを繋いでホントに大丈夫?また無駄な設備、装置、線量を使うの?設備、装置は金で買えるけど被曝線量は命で金ですまないよなぁ(同)

 昨日はオイラのただのつぶやきに対して温かい言葉いっぱい貰って嬉しかったです。ありがとう(^O^)2ヶ月前から日記のつもりと納得いかない報道に対してつぶやきはじめたのがこんなになるなんて思わなかった。(同)

Posted by 大沼安史 at 09:03 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 NRC ヤツコ委員長 連邦議会証言 「ゆっくりと安定」し「現時点で新たな懸念はない」が「(東電の)測定機器の信頼性に疑い」 「80キロ避難圏」は撤回せず

 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は16日、連邦議会上院環境・公共事業委員会の公聴会で証言し、「ダイイチ」について、

 現時点で東電と日本政府はなお、事故の抑えこみに懸命になっている。原発の状態はゆっくりと安定しており、炉にも、使用済み核燃料プールにも現時点では新たな懸念をつくりだすような変化は見られない

 At the current time, TEPCO and the Japanese government are still in the active accident mitigation phase of their activities at the Fukushima Daiichi site. Plant conditions are slowly stabilizing and the reactors and spent fuel pools do not appear to be changing in a way that creates additional concern at this time.

 ――と語った。

 ヤツコ委員長はさらに、

 最近、より注目し注意深く見守るべき、いくつかの構造的な状態が特定された。4号機の使用済み燃料プールもそのひとつで、耐震力の補強が行われている

 Some structural conditions have recently been identified that are receiving increased focus and attention, such as the Unit 4 spent fuel pool, which is being shored-up to strengthen its resistance to earthquakes.

 ――と述べた。

 委員長はさらに、NRCの(現地)スタッフの原発の状態に対する理解は、事故によってひどく損傷した(測定)機器の有効性と疑問のある信頼性によって、挑戦に曝されてきている

 The NRC staff’s understanding of the plant conditions has been challenged by the availability and questionable reliability of plant instrumentation, which was badly damaged during the accident.

 ――と述べた。

  ヤツコ委員長は、米国内原発に設定されている10マイル(16キロ)の避難圏と比べ、5倍も広い、「フクシマ」の50マイル(80キロ)避難圏について、

 われわれは50マイル勧告を引き続き検証、再評価している
 We are continuing to review and re-evaluate the 50-mile recommendation.

 ――と述べるに止め、あらためて「50マイル=80キロ避難圏」を維持する考えを示した。

 ⇒ http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/congress-docs/congress-testimony/2011/ML11166A256.pdf 

 大沼・注 ヤツコ委員長のNRCが「フクシマ」に「50マイル避難圏」を設けたことで、米国内の反原発派は勢いづき、10マイル避難圏の拡大を求める事態になっている。これに対して、米国の原発業界など推進派は危機感を抱き、ヤツコNRCの追い落としに躍起となっている。

  ★ 放射能雲 拡散予報  (ドイツ気象局 日本時間は9時間プラス)⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_kon1.png

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-17

〔フクシマ・NEWS〕 米ネブラスカ州の「フォート・キャルフーン原発」 ミズーリ川の洪水で水没の危機 火災も発生 「使用済み核燃料プール」一時的に冷却停止 地元テレビ局 格納容器内を意図的に水没と報道

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 米ネブラスカ州オマハ近くにある「フォート・キャルフーン原発」で洪水との戦いが続いている。取水しているミズーリ川が氾濫したためだ。

 同原発は今月(6月)7日午前9時半ごろ、配電盤で火災が発生、「使用済み核燃料プール」への冷却が停止した。

 フクシマ・ダイイチと違って「ディゼール発電機」を高い場所に設置していたことから、構内へ浸水する事態にもかかわらず、90分ほどでプールの冷却を再開することに成功したという。プール内の水温は2度、上昇しただけだという。

 ミズーリ川は上流、ノースダコタのダムが増水で放流を強いられるなどで水位上昇が続いており、同ダムを運転する電力会社のOPPD社は土嚢を積み上げるなどして凌いでいる。

 同原発は4月から核燃料の交換作業のため、炉の運転を停止していた。
 
 地元テレビ局が14日に報じたところによると、OPPD社は格納容器を水没させ、燃料棒の冷却を続けているという。
 The facility was taken offline to refuel earlier this year so the containment building has been flooded by OPPD in order to cool the fuel rods
 ⇒ http://www.wowt.com/news/headlines/123878599.html

 同社のスポークスマンは放射性物質は漏れていないし、今後とも漏れることはない、としている。 

 米連邦航空局は同原発の半径2マイル以内への航空機の侵入を禁止している。

 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304778304576374011963022284.html?mod=googlenews_wsj

 http://news.lucaswhitefieldhixson.com/2011/06/fort-calhoun-nuclear-power-plant-spent.html

 http://www.dailykos.com/story/2011/06/10/984002/-Dam-Danger,-Flooding-and-Ft-Calhoun-Nuclear-Power-Plant

 大沼 「レベル4」の事故だそうだが、心配だ。ディーゼル発電機はどこまで水位上昇に耐えられるのか?

 同発電機が水没した場合、「使用済み核燃料」の冷却はどうなるのか?

 そもそも、「使用済み核燃料プール」が洪水で流されることはないのか?

 格納容器を水没させたという炉の燃料棒はどんな状態なのか?

  

Posted by 大沼安史 at 06:36 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター報告〕 「ハッピーさん」 16日夜から17日未明にかけての、ホッとしたつぶやき

 ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 2号機も政府と自治体の了解得たらいよいよ解放みたい。測定オーダーみてないからちょっと心配だけど…。開けない事には前に進めないから苦渋の決断だよなぁ。政府も東電もそんな現場の気持ちをしっかり国民に伝えて欲しいな。

 ただ何事も問題なく進むとはオイラには思えないんだ。フィルター交換の問題や線量問題、トラブル対応と第二期工事が重なった時の人の問題。考えれば考えるほど頭イタいっす。短時間で行った工事だから見えないミスが必ず出てくるんだよなぁ。なんとか上手くいって欲しいです。

 ただいまっ。今日も涼しく無事終わりました。4号機も上手くいってホッとしてます。ニュースには出てこないナァ。あと汚染水処理システムの方も帰る前までは異常なく進んでたよ。明日か明後日に本格稼働出来そうです。

 4号機のぞうさんの代わりの仮設ホース設置、無事終わったよ(^O^)ちょっと風が強くて大変だったみたいだけど…。ニュースになるかなぁ?

★ 放射能雲 拡散予報 (ドイツ気象局 日本時間は9時間プラス)⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_kon1.png

Posted by 大沼安史 at 05:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・SONG〕 加川良さん 「教訓1」

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI

 ♪ 青くなって 尻込みなさい 逃げなさい 隠れなさい

Posted by 大沼安史 at 02:18 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ ノート〕 北に流れる黒い雲

 いつものように、お昼にうどんを食べて、窓の外を眺めていたら、ツバメが飛んだ。
 たぶん、坂を下ったところにあるスーパーの軒先のツバメだ。
 子ツバメかも知れない。

 空を黒味がかった灰色の雲が北へ流れている。「フクシマ」からの雲だ。蒸気のなかに得体の知れないものを含んだ、不安をかきたてる雲だ。

  #

 ブログに書いたように、原発大国・フランスは大旱魃で、河川の水位が下がり、この夏、原発の冷却水が不足しかねない状況だ。

 一部の川はすでに干し上がっている。川から全く取水できなくなったら、どんなことになるのか?

 「地獄の季節」の到来?

  #

 米国では、NASAの長官が「気がかりなあることに気付いた」と言って、「あること」とは何なのか言わずに、警戒態勢をとるよう呼びかけた。

 米国内の原発に対するテロ攻撃があるとでもいうのか? 「フクシマ」関連の警告なのか?

  #

 先日、ニューヨーク・タイムズが、「フクシマ」をめぐる日本政府の初動対応に関して、ミステリーじみたことを書いていた。

 タイムズ紙は事故直後、日本政府が米国に対して「信頼を失っていた」、と明記していたのだ。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-d2c1.html

 震災が引きこした人災である「フクシマ」事故の何が、日本政府をして米国に対する信頼を失わせるものだったか?

 日本の民主党は世界の先進国で唯一、国会で、「9・11」に関する「陰謀疑惑」を追及した政党である。

 今回の大震災についても、「陰謀」めいた話を耳にしたから、アメリカに対する信頼を失った、とでも言うのか?

  #

 「フクシマ」も人災なら、大旱魃の「異常気象」も人災だ。

 いずれも、産業資本主義による「急成長」の限界で弾けた破局である。

 世界的に有名な米国人フリージャーナリスト、ダール・ジャメールさんの取材に対して、このブログでたびたび紹介して来た米国の原発専門家、アーニー(アーノルド)・グンダーセンさんが、「ヒロシマ」を「人類史上、最大の産業災害』(Fukushima is the biggest industrial catastrophe in the history of mankind)と指摘していたが、まったくもって、その通りである。
 ⇒ http://english.aljazeera.net/indepth/features/2011/06/201161664828302638.html 

 産業による環境被害のことを、日本では「公害」という。この「公害」という言葉を使えば、「フクシマ」は「人類史上、最大の公害」ということになる。
 
  #

 「異常気象」も全地球規模のものなら、「フクシマ」もグローバル規模の「地球汚染」を続ける、人類史上最大・最悪の公害発生源である。

 地球の北半球はいま、夏の太陽の季節を迎えようとしているが、気象は狂い、死の灰は降り止まない。海水に混じった死の灰は、海水浴の裸体を直接、汚染することになろう。

 今月末で退任することが決まったフランスの世界的な原子力企業、アレヴァ社の最高経営責任者(CEO)、アンヌ・ロベルジョン氏はついせんだって、仏経済紙のインタビューで、「核の冬」はありえない、などと強気の発言をしていた。

 ここでいう「核の冬」の「核」とは、もちろん原子力産業、あるいは原発のこと。「フクシマ」後も、「原発・冬の時代」はありえない、と自信たっぷり語っていたのだ。

  #

 「核の冬(nuclear winter )とは言うまでもなく、もともとは米国のカール・セーガン博士がつくった言葉だ。全面的な「核戦争」のあと、粉塵による日照不足で緑は枯れ果て、地球上に死の世界が広がると、私たち人類に警告するためにつくった言葉だ。

 しかし、このセーガン博士の警告の言葉は、「フクシマ」にもあてはまる言葉だ。

 夏が過ぎれば、北関東、南東北を中心とした汚染地帯にも実りの秋が来るが、大地が死の灰にまみれていると分かれば、そこはもはや枯れ野に等しい。

  #

 それにしても、米航空宇宙局(NASA)の長官の「気になること」とは何なのだろう?

 ボールデン長官はオバマ大統領に任命された人物で、ブッシュ時代におかしくされたNASAの建て直しに入った人だ。

 「警戒しろ」だなんて狼少年にようなことを、どうして言うのだ?

 黒い雲は去り、窓の外は明るくなった。でも、やっぱり、不安は消えない。 

Posted by 大沼安史 at 02:12 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 京都新聞 「原発と国家」第二部(3) そこはアメリカの植民地でもあった

 詩人の河津聖恵さん ⇒ http://reliance.blog.eonet.jp/default/2011/06/post-bf50.html

「大野駅は夕方になると、青い制服の東電社員であふれ返った。『すし屋のカウンターが社員であふれ返った。町民たちは小さくなって見守った』」。
 というところです。東電社員がいかに羽振りを利かせていたかが分かります。

 そしてまたそこはアメリカの植民地でもあったのです。
「敷地内には、プラントの製造を一括受注した米ゼネラル・エレクトリック社の家族が住む「GE村」が完成。小学校やテニスコートも設けられた。クリスマスやハロウィーンのパーティー。運動会が開かれ、町民と交流を深めた。」

Posted by 大沼安史 at 12:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 NASA長官 警戒を呼びかけ 「気がかりなあることに気付いた」

 米航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官が11日、NASAの職員に対して「警戒」を呼びかけるビデオ・メッセージを発した。

 ボールデン長官は次のように語った。

 「NASAは最近のFEMA(連邦緊急事態管理庁)の「イーグル・ホライズン(鷲の地平)」という名の演習に参加した。これは、われわれが年に一度、行っている「連邦政府継続訓練(COG)」の一環である。そして私は私たちNASAのファミリーの非常事態への準備態勢で、気がかりなあることに気付いた」

 NASA recently participated in a FEMA exercise called Eagle Horizon that was a part of a continuity of operations of government exercise that we do annually, and I became aware of some things that concerned me about family preparedness...

 COGとはあの9・11の際、実際に発動されたものだ。ことし2011年のCOG訓練は20日の週に行われることになっている。NASAはその前段の訓練に参加した、ということなのだろうが、「気がかりなあること」とは何なのか?

 長官は「西海岸から東海岸、メキシコ湾岸から五大湖地方」と地域を名指して警戒態勢を「全米」規模でとるべきだと強調。自然災害のことを思い起こせ、と勧告している。
 ペットをどうするか、要介護の家族をどうするか、考えろ、とまで言っている。

 長官のいうようにNASAは米国内だけでなく地球外まで守備範囲とする機関である。
 NASAの関心領域にはもちろん「日本」も含まれよう。

 「フクシマ」が絡んでいるのか? それとも、米本土の、たとえば原発に対するテロを想定しているのか?

 NASAは少なくとも2010年のCOGではこうして警告を発していない、という。

 大沼:私は、西海岸から東海岸まで、とだけ言えばそれでいいものを、長官がなぜ五大湖地方に言及したか気になる。ヘレン・コルディコット女史の新著に、シカゴ周辺には13基もの原発がある、と書いてあった。その部分を読んだから気になるのか……?

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 「私の顔が見たくないなら再生エネルギー促進法案を通せ」の流儀で行くなら、今国会で法案が通らない場合、ただちに衆議院を「脱原発解散」し、「脱原発選挙」をすべし。かつての小泉「郵政選挙」が前例。イタリアの如き国民投票法がない以上、民意から捩れた国会を糾す唯一の道。

 社会学者の宮台真司さん ⇒ http://twitter.com/#!/miyadai

Posted by 大沼安史 at 11:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 再生可能エネルギー促進法早期成立を求める提言 賛同議員202名のリスト

 ⇒ http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/188.html

 大沼 後藤祐一さんも、福島伸享さんもいる。経産省の官僚出身の若手が名を連ねている。
 仙台では郡和子さんも。

 ガンバッテほしい。「緑の日の丸」を掲げよう。日本を再生しよう!

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 菅首相 再生可能エネルギー促進法成立が退陣の条件 市民集会で表明

 ビデオニュース・ドットコム ⇒ http://www.videonews.com/press-club/0804/001933.php

 菅直人首相は15日、再生可能エネルギーの促進を目指す市民や超党派の議員らの集会で……「菅の顔だけはもう見たくないという人が結構いる。本当に見たくないなら、早くこの法案を通した方がいい」と語った。

Posted by 大沼安史 at 10:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「ベント」もなかった志賀原発

 富山新聞 ⇒ http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110615301.htm

 北陸電力は14日、志賀原発の「過酷事故」への対応策として、水素爆発を防ぐた、緊急時に原子炉格納容器から蒸気を抜く「ベント」の装置を新設する。

 「北陸電力は14日、福島第1原発事故を受け、志賀原発の炉心が損傷するなど設計上の想定を大幅に超える「過酷事故」への対応策を経済産業省に報告した。水素爆発を防ぐため、緊急時に原子炉格納容器から蒸気を抜く「ベント」の装置を新設するほか、がれきの撤去用としてコマツ製の重機を配備する」

 大沼 こんなものに「安全です判決」を出していた最高(低)裁よ、恥を知りなさい! 

 それにしても、「ベント」が設置されていなかったとは?……

 これは僕の憶測だが、問題があるとされた「旧式のベント」の取り付けを見送ったまま、新式ベントの設置をネグッていたのではないか?

 その「新式ベント」も「フクシマ」では手動でも作動しなかった!(ニューヨーク・タイムズ報道!)

Posted by 大沼安史 at 10:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 欧州 大旱魃 河川水位低下でフランス政府 監視委員会を立ち上げ 原発冷却水の取水 困難な危機的事態も

  ニューヨーク・タイムズ(9日付け)によると、欧州の記録的な旱魃は深刻の度を増しており、フランスでは河川の水位が低下し、原発冷却水の取水が困難になる恐れも出ている。
  ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/10/world/europe/10iht-drought10.html?_r=2

 このためフランス政府は河川の水位をモニタリングする監視委員会を立ち上げ、対策に乗り出した。
 同国エネルギー省は旱魃は「ただちに」原発の安全にかかわるものではないと主張している。

 しかし、原発反対派は酷暑の2003年の夏を思い起こし、批判を強めている。その夏、フランスの国内の河川の水位低下で、フランス政府は原発数基の運転を停止する事態に追い込まれたそうだ。

 France has also set up a monitoring committee for its energy industry, as the authorities are concerned about the impact on electricity supplies and the control of river flows. France is home to more than 50 nuclear power plants, which generate most of its electricity and use river water to cool their systems.

 The Energy Ministry has insisted that the drought does not present a safety problem. But critics recall that during the hot summer in 2003, low river waters forced the government to turn off several nuclear plants.

 大沼 「異常気象」があらためて、「原発」の危険性をあらわにした。フランスの原発だけが危ないのではない。 ニューヨーク・タイムズの記事は、記録的な旱魃は英国を含む、ドイツをはじめとする欧州全体の危機だと指摘している。
 農業が壊滅的な事態を迎える恐れとともに、河川立地の原発が冷却水を十分、取水できなくなる重大な恐れが、いよいよ現実味をまして来た。

 運転を停止するだけで済めばよいが、冷温停止も出来ない極端な水不足となった場合、いったい、どうなってしまうのか?

Posted by 大沼安史 at 09:58 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「原発で手足ちぎられ酪農家」

 東京新聞・社説 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011061602000069.html

 相馬市の酪農家が自死を遂げた。牛舎の黒板にこんな辞世の句を残していた。

Posted by 大沼安史 at 09:20 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 文科省 「水泳授業」積算被曝線量 6.1マイクロシーベルト 「常識的に問題なし」

 ヤフーNEWS ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110616-00000980-yom-soci

 文科省は、水泳の授業で児童が浴びる放射線量を〈1〉授業中30分間は1キロあたり10ベクレルの放射性物質が含まれる水の中にいる〈2〉15分間は空間放射線量が毎時1マイクロ・シーベルトのプールサイドにいる〈3〉プールの水を200ミリ・リットル誤って飲む、などの条件で15回授業をした場合、積算放射線量は6・1マイクロ・シーベルトになると算出した。

 大沼 まるで「被曝水泳学習指導要領」といった趣き。「統制教育」の締め付け金属臭がフンプンだ。
 水泳部の部活については、どういう判断なの?
 空中飛散・水中飛び込み型のストロンチウムなどホットパーティクルのことは、どう考えているの?

 小学生の「学習指導要領」に、「自己の能力に適した課題をもち、クロール及び平泳ぎの技能を身に付け、続けて長く泳ぐことができるようにする」と書いてあるけど、核の傘の下、死の灰は流れるプールで、どうやって「要領」を「達成」することができる、というの?

 文科省よ、福島の子どもたちに「安全なプール学習」をしてもらうために、SPEEDⅠで「屋外水泳注意報」を発したり、プール水の放射能測定を学校当局に義務付けたり、プール用の放射性物質濾過装置を至急、取り付けるのが、「義務教育」をあずかる君たちの義務ではないのか!

Posted by 大沼安史 at 09:12 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 これから劇的に世界と日本の旧体制が崩壊する。津波のように流され、あらゆる資産が紙屑に変わってゆく。流されずに残るものは生身の人間、人への愛情、もの作りの喜び、技術、企業も生産設備も消えるが意欲と技術さえ残れば十分だ。我々の本質は人と人への愛情なんだ。他のすべては虚構にすぎない

 「東海アマ管理人」さん ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

 大沼 僕も「東海アマ管理人」さんの、この意見に賛成です。強欲じゃなくて愛情、思いやり。ジョン・ラスキの経済社会が、いずれ来る。

Posted by 大沼安史 at 08:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕キエフ病院の子供たち 2011― 原発事故のもたらしたもの

  日本語字幕つき! ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=kFP-xx68q6Q&feature=youtu.be

 「原発よ、地獄へ落ちろ」と決めたイタリアの民衆を、自民党の石原伸晃幹事長は「集団ヒステリー」と言った。そのイタリアの人々が観た、イタリア国営放送のドキュメント。

  ★ 放射能雲 拡散予報 (ドイツ気象局 日本時間は9時間プラス)⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_kon1.png

Posted by 大沼安史 at 08:33 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-16

〔フクシマ・For the Record〕 「でっかいタラバガニ・クラスの放射能が出て来る」 ガレキ撤去の下請け会社、「北陸工機」の坂本正之社長(56歳)が現場の作業実態を証言

  ウォールストリート・ジャナール紙(6月13日付) :

 ……聞かされた注意事項で、ひとつだけ頭に残ったことがある。石をひっくり返す時は注意しろ、放射性物質が隠れているかもしれないから、ということだ。

 「海岸の岩場で岩をひっくり返すと、ちっちゃなカニがいたりするよな。ザリガニがいたり、おっきなタラバガニが出てくる。(岩、ひっくり返して)放射能、浴びたらよ、ザリガニだったらいいけどさ、時々、おっきなタラバが出て来るんだから」

 "It's like when you turn over rocks at the ocean, there may be crabs underneath," says Mr. Sakamoto. "They could be little crayfish or big king crabs. When you get hit by radiation, you hope it's a crayfish but sometimes a big king crab crawls out."

 日本語版 ⇒ http://jp.wsj.com/Japan/node_249817 

  英語版 ⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_kon1.png

★ 放射能雲 拡散予報 (ドイツ気象局 日本時間は9時間プラス)⇒ http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_kon1.png

Posted by 大沼安史 at 07:39 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「さようなら原発1000万人署名」 始まる

 ⇒ http://www.peace-forum.com/no_nukes/2011/06/110615sayounara-genpatu.html

Posted by 大沼安史 at 04:12 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 厚労省 仮払い補償金や義援金 生活再建に充てる額を超えた場合は「収入」 地元自治体 生保支給打ち切り

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/newspack/2011061601000342.html

 「収入」?――まさか仮払い補償金や義捐金に所得税を課税しているんじゃないだろうな?

Posted by 大沼安史 at 12:11 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕「 メルトダウン・MOX・プルトニウム」 日本のマスコミが消していた・消している言葉たち 宇宙飛行士 秋山豊寛さん 群馬に避難

 在京のフリーランス・ジャーナリスト、デイヴィッド・マクニールさんがCNNインターナショナルの「GO」サイトに、「誰がフクシマのメルトダウンの真実を告げているのか?(Who's telling the truth on the Fukushima meltdown?)」と題したエッセイを書いている。
 ⇒  http://www.cnngo.com/tokyo/life/tell-me-about-it/david-mcneill-whos-telling-truth-fukushima-448215

 一読――。ふたつ、書いておく。

 ひとつは、このエッセイで、マクニールさんが「日本のマスコミが消した・消している言葉たち」を紹介していることだ。

 まずは「メルトダウン」。3月11日~15日の時期に、消された言葉だ。

 続いて「MOX」あるいは「プルトニウム」。
 
 なるほど、「メルトダウン」はようやく使われるようになったが、「MOX」や「プルトニウム」はたしかにほとんど耳にしない。

 ふたつ目。

 マクニールさんの記事で、福島県田村市で農業を営んでいた、ジャーナリストの秋山豊寛さん(宇宙飛行士、元TBSワシントン特派員)が、事故発生後、車で群馬に避難していたことを知った。

 秋山さんは東京の外国人特派員協会が発行している「No1新聞」今月号のインタビューに応じているそうだ。

 無農薬農業をやっていた秋山さん。悔しいだろうな!

Posted by 大沼安史 at 10:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 放射能汚染被災地に広がる絶望 「私は穴を掘って潜り、悲鳴を上げたい」

 ロイター電(14日付)に20キロ圏内の立入禁止区域内が実際、どれだけ汚染されているかデータがほとんどない事実が指摘されていた。
 There is little data on how badly contaminated the now-abandoned area of forced evacuation is in the 20-kilometer (12-mile) zone around the Fukushima plant.
 ⇒ http://in.reuters.com/article/2011/06/14/idINIndia-57686420110614

 たしかにその通りだ。日本政府はどうして徹底した調査を行わないのだろう。20キロ圏外でもしかり。

 ロイター電はまた、こうも指摘する。

 データが不完全なものでしかないことが、この先何年もの時間と数百億ドルもの経費がかかるものとみられる原発災害に対する対策環境除染計画を錯綜させている。
 The incomplete data has complicated Japan's response to the disaster and planning for an enviromental clean-up expected to take years and cost tens of billions of dollars.

 これまた、その通り。死の灰による汚染の実態がハッキリしなければ、現実的・効果的な対策を立てることもできない。

 ロイター電は続いて、こうも指摘している。

 不完全なデータは、放射能被災地に、静かな絶望を広げている。
 It has also created a mood of quiet despair in already devastated communities.

 50キロ南、いわき市に住む63歳の女性、シュクコさんは、こう言ったそうだ。

 「放射能のことで何を聞かされても、私は信じません」「私は穴を掘って潜り、悲鳴を上げたい」

"I never believe anything I hear any more on radiation," said Shukuko Kuzumi, 63, who lives in Iwaki, about 50 km to the south of Fukushima." I want to dig a hole in the ground and scream."

 穴に逃げ込みたい……シュクコさんの言葉の意味は重い。重すぎる。

Posted by 大沼安史 at 09:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 放射線障害防止法51条により10年以下の懲役 菅も枝野、海江田、高木も責任者として当然刑事責任を負わねばならないだろう

 「東海アマ管理人」 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

 放射線障害防止法など放射線管理法では一般人立入禁止基準を90日1.3mSv、年間5mSv以上と定め管理区域と指定、妊婦子供達など絶対に立入させない。この法によりたくさんの逮捕処罰者が出ているが、国家が率先して破ってる。だが法の棚上げはなく菅・枝野は規制抵触犯罪者として摘発さるべき

 放射線管理法では、年間5ミリレムの管理区域に政府が安全と騙して無理矢理、国民を住まわせるなら、放射線障害防止法51条により10年以下の懲役が定められている。菅も枝野、海江田、高木も責任者として当然刑事責任を負わねばならないだろう

Posted by 大沼安史 at 08:41 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ブログ〕 福島第一原発の敷地である元特攻隊の基地を「磐城飛行場跡地」とも呼ぶそうです

 河津聖恵さんの「誌空間」 ⇒ http://reliance.blog.eonet.jp/default/2011/06/post-c2d7.html

 ブログの一部を引用する。

 福島第一原発の敷地である元特攻隊の基地を
 「磐城飛行場跡地」とも呼ぶそうです。
 そのことを刻んだ記念碑も彼地には残されているそうです(記事には上の写真が掲載されています)。

 原発が元特攻隊の基地だったり、
 原発誘致に至るまでの歴史には製塩業の衰退や、
 その原因として林業の衰退もあったというのは
 驚きでもあり
 この国の歴史の秘密のつながりを覗きみた気もしました。

 そう、今回の原発問題は、戦前からの歴史と多様に関係しているのです。
 あの断崖に立つ壊れた原発は
 この国に生きる一人一人の過去や歴史と
 どこかで深く結びついているのです
 原発事故までの歴史を重層的に知ることは
 原発という存在と問題を全体的に考えるために必要なことのはずです。

Posted by 大沼安史 at 08:19 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 OurPlanet-TV  6・11 新宿アルタ前広場に2万人 

  ⇒ http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1110
 
 「喜怒哀楽の喜怒怒怒怒怒哀楽の、もう怒んなくちゃいけないんですよ」

Posted by 大沼安史 at 08:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター報告〕 国旗が三本建ってた……真ん中に日本で右にアメリカ左にフランスだったよ。

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

  4号機だけどやっぱりいつもと変わらなかったよ。上部の壁は斜めになってて落ちそうで怖いけど、鉄筋と絡んでてすぐ落ちる感じではないよ。大きな余震が来るとわかんないけど…。

  あとモクモクだけど今日は空に雲があって見ずらかったせいかよく見えなかった。昨日注水したからかなぁ?

  あっ!そう言えば、ここ数日夜に光ってるとか爆発してるって噂あったけどオイラの知り合いのTさんに聞いたら「あっ、それは多分無人ヘリのTホークじゃないの」って言ってたよ。昼は人いっぱいいるから夜飛ばして撮影してるのかなぁ?そのヘリの照明が光ってて色んな噂がでてるんだね。

  汚染水処理システムの方はアレバもクリオンもなんとか頑張ってるみたい。頑張ってるのは日本の下請けだけど…。今日の夜に野鳥の森のタンクまで試験移送出きるかも、問題なければ明日ワンスルー試験して17日から本格稼働出来ると思うんだけど…。何事も起きませんように。

  今日汚染処理システムの制御システムのコンテナに行ったら国旗が三本建ってた(@_@)真ん中に日本で右にアメリカ左にフランスだったよ。いつかマスコミで報道されるんだね。

  青いデカタンク60個くらいになってた。いくつ来るんだろ。一個の長さ12mもあるんだよ。中はオイラの部屋よりデカいぞ!

  森を伐採してるのは構内に沢山のタンクを設置するためなんですよ。

Posted by 大沼安史 at 07:58 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-15

〔フクシマ・ノート〕 暮れる「核の未来」 昇る「緑の日の丸」

 ニューヨーク・タイムズが発行するインターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)紙(14日付け。ニューヨーク・タイムズ電子版にも掲載)に「暮れる核の未来(A Dimming Nuclear Future)」という展望記事が掲載された。⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/15/business/energy-environment/15iht-SREAGENCY15.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 欧州と米国の原子力の未来が不透明になる中、アジアだけが原子力業界の最後の希望になっている――のだそうだ。
 With nuclear power’s future in Europe and the United States looking uncertain, Asia may be the industry’s last hope.

 とくに中国が――。しかし、その中国さえ、安全問題を考えると、その未来は覚束ない。中国は、世界の新設原発の40%近くを占める建設計画の承認を、新たな安全基準を策定するまで見送っている。
 Even a future in Asia is not guaranteed for nuclear energy. In mid-March, China announced that it was suspending approval of its program of new nuclear plant construction — a program that accounted for almost 40 percent of the world’s planned reactors — until a new national safety standard could be developed

 ハーバード大学の中国人ポスドク・フェローが、こう指摘していた。

 「現時点で中国の規制当局は調査能力を持っていない。もし何か新しいことが起きても、中国は判断なり解決策を打ち出すことができないかも知れない」

  #

 暮れ行く原発の未来。
 
 私(大沼)は「世界の脱原発の流れ」を「決定づけた」のは、今回の「ソニーとトヨタの国のフクシマ」だと考えているが、「脱原発の世界の未来」を「決定付ける」のも「ハイテクの国のフクシマ」だと思っている。

 それだけ、憧れの先進国、「日本」で破局的な原発事故が起きた意味は重いのだ。

 おまけに「フクシマ」という「人類史上空前の悲劇」は、これから数年、数十年、数百年にわたって展開して行く大事件だ。おかげでかけがえのない地球環境が、「フクシマ」というたった1ヵ所の原発基地から放出される「死の灰」で着実に汚染されて行く。

 いまさら愚かな日本の政府に文句を言っても、事故が起きてしまった以上、「フクシマ発の死の灰」による「地球汚染」は止まらない。

 惑星規模の汚染が拡大・蓄積するにつれ、「フクシマ」はますます人類全体に対する脅威として全世界の人々から受け止められることなろう。

 そうなればなるほど、世界各地の他の原発に対する、人々の本能的恐怖も強まって行く。

 放射能による地球汚染をフクシマだけにとどめるには、グローバル規模で原発を廃棄するしかない――そういう世界世論がますます強固なものになって行くだろう。

  # 

 その場合、真っ先に槍玉に上げられるのは、日本の既存の原発だろう。世界から日本に対して、事故を起こした責任国として、率先して原発を止めろ、という圧力が強まるはずだ。

 日本政府が「原発(段階・全面)廃棄」を拒否した時、日本は再び「世界の孤児」になる……これは間違いない。

 原発の未来は暮れて行くのだから、原発による日本の明日はない。
 時代の明日の夜明けは、脱原発による夜明けでなければならない。

 その時はじめて、日本は斜陽を脱し、日の昇る国に生まれ変わるのだ。「フクシマ」を抱えながら、「フクシマ」によるダメージを最小限に抑えこみながら、「脱原発」で日本は再生する……それに賭けるしかない。。

 どんなに苦しくても、自然エネルギーを頼りに、生きて行く……私たちには最早、その道しか残されていない。

  #

 日本にも、世界にも、地球にも、「フクシマ後」はないのだ。「フクシマ」からの「死の灰」に染まりながら、汚染された環境の中で、もうこれ以上、汚染しない生き方で生きて行くしかないのだ。 

 灼熱の核燃マグマが赤々と燃える「フクシマ」とともに生き続けて行かねばならないからこそ、私たちは「脱原発」の新しい世界を――新しい日本を早急に目指さなければならない。

 西暦紀元「2011」年で、私たちは新しい、まるで違った時代を生きることになった。まるで違う世界に生きることになった。

  #
 
 私たちはかつて詩人の高村光太郎が言ったように、前に道はなく、あとに道が続く時代を迎えた。

 ならば、原発の未来が放射能に汚れた大地に暮れた新しい日本に昇るべきは、高村光太郎が脱出先のパリで目撃した、あの「緑の太陽」であるだろう。

 「ヒロシマ」「ナガサキ」――そして「フクシマ」。

 「原爆」と「原発」で2重にヒバクした唯一の被爆国の国民である私たちはいま、私たちの列島に、世界における「核の廃絶」を願いながら、そのためにこそ、「脱原発」の「緑の日の丸」を掲げなければならない。

Posted by 大沼安史 at 06:13 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 夏服の着用や教室の窓の開閉OK 県教委が通知 

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0615/news3.html

 県放射線健康リスク管理アドバイザー、神谷研二広島大教授が「空気中の放射線量調査などの結果から、夏服の着用は差し支えない」などと見解。

 一方で、風が強い時に土ぼこりが室内に入ることを防ぐことや、肌に土ぼこりが付いた場合は拭き取るなどの対応を取ることを求めている。
 

Posted by 大沼安史 at 12:44 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 飯舘 村の本屋さん 「ほんの森いいたて」 休店

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0615/news11.html

 大沼 僕も仙台で市民出版社「本の森」の創設に参加した出版人のはしくれだから、こういうニュースを聞くと、悲しくなる。

Posted by 大沼安史 at 12:38 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 14日午前零時過ぎ 4号機から大量の噴煙

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=2sE6050Vhh0&feature=player_embedded
 (1分30秒過ぎから注目)

 世界はいま、4号機を注目している……⇒ http://www.dailykos.com/story/2011/06/14/985207/-Breaking:Fukushima-Plant-Spewing-Smoke-or-Steam?via=blog_2&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

Posted by 大沼安史 at 12:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 原発天下り機関 「原子力安全基盤機構(JNES)」の内部告発者が復職を求め東京地裁に提訴 保安院に対しても「安全情報申告」 北海道電力・泊原発の試験データもみ消しに抗議して内部告発を決意 

 ウォールストリート・ジャーナルは14日、原発天下り機関との批判が出ている独立行政法人「原子力安全基盤機構(JNES)」の内部告発者、元検査官(inspector)、フジサワ・セツオさんの「62歳の抵抗と闘い」ぶりを報じた。
 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303654804576346821727192828.html

 昨年(2010年)3月、JNESを早期退職に追い込まれたというフジサワさんは、同年8月、JNESを相手取り、東京地裁に地位回復(復職)を求めて提訴して係争中。

 また、原子力安全・保安院の「原子力施設安全情報申告制度」を利用して、内部告発も行っている。

 この申告制度を使った内部告発は、電力会社や原発製造メーカーに対するものがあるが、行政機関を訴えたのものは、このフジサワ氏の申告が唯一、初めてのケースだ。

 フジサワさんが内部告発に踏み切ったのは、2009年3月、JNESのチームに加わり、北海道電力の泊原発に対して行った立入り検査がキッカケ。

 冷却水の試験で、(基準より)高い温度が出た(この、当時、記録として残されなかったデータは、JNESが東京地裁に提出した書面などには記載されているという)。

 テストは好ましい結果が出るまで繰り返された。フジサワさんの上司は最初のテスト結果を査察報告から除去するよう、フジサワさんに命じた。

 フジサワさんによれば、フジサワさんがこれに抗議すると、上司は能力評価を下げるなどと脅したという。

 このためフジサワさんは同年(2009年)7月、原子力安全・保安院に対して、この事実を申告したところ、JNESは最初のテストの値(温度)を泊原発に対する査察報告書に記載したという。

 フジサワさんによると、JENS(原子力安全基盤機構)の査察内部記録には、島根県の原発で、新しい冷却装置の取り付けの際、免許の期限が切れた溶接員による作業を容認したり、本来、2人で査察に入るべきところを1人で出かけたりしている事実が記載されているという。

 またJENSでは、IAEAが定めた国際基準に基づく査察報告書づくりがほとんど行われず(これまでわずか2件のみ、とウォールストリート・ジャーナルの記事は指摘している)、エクセルでつくったかんたんなもので済ませているという。

 フジサワさんは同紙に対して「私はドンキホーテになって声を上げる決心をしたのです。失うものは何もありませんから」と語っているそうだ。

 大沼 泊原発で、こんなことがあったんだ! 

 北海道電力はウォールストリート・ジャーナルの取材に対してコメントを拒否したそうだ。

 冷却水が(一度は)異常な高温を示した……これは見逃すわけにはいかない。地元紙、北海道新聞の出番である。

 それにしてもこの「JENS(原子力安全基盤機構)」という独立行政法人は、なんというところなのだろう。

 その「役員経歴 ⇒ http://www.jnes.go.jp/shoukai/keireki.html 」を見たら、理事長は通産(経産)官僚、3人いる理事の2人も通産官僚、2人いる監事は人事院と日航出身者と来ている。

 原発推進者の巣窟みたいなところが、どうして中立的な厳正な検査ができるか、不思議な気がする。

Posted by 大沼安史 at 11:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 作業員の肘があたり、電源喪失! 2号機 6月17日(ただし2010年)午後2時42分 冷却停止!

 ウォールストリート・ジャーナルが14日、報じたところによると、2010年6月17日午後2時42分、2号機の電源が突然、落ち、警報が制御室に響き渡った。

 数分後に制御棒が挿し込まれたが、電源喪失で給水ポンプが止まり、炉内の温度、圧力が上昇。
 オペレーターが素早い判断で非常用ディーゼル発電機、緊急炉心停止装置(ECCS)を手動で作動させ、事なきを得た。

 原因はメンテナンスをしていた下請け作業員の肘が、偶然、電源スイッチにあたったせい。

 いわき市議会の佐藤かずよし議員は、「この事故を聞いたとき、笑っていいのか泣いていいのか分からなかった」と語った。

 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303654804576348910944570204.html

 佐藤かずよし議員のブログ ⇒ http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/

 大沼 この2号機の昨年の事故そのものについて知られていたが、事故の原因が「無意識のヒジテツ」だったことが明らかにされたのは、これが初めてのように思う。「原発の安全」の、なんという脆さよ! 「ヒジのひと突き」で暴走開始とは……!

 事故発生当時、佐藤かずよし議員はブログ「風のたより」に、こう書いていた。

 「深刻な事態でした。東京電力は事実経過を明らかにしておらず、真相はまだ闇の中ですが、この事故は誠に重大です。原子炉緊急停止後、電源喪失が長引けば、燃料の崩壊熱を冷却する冷却水が給水されず、水位がさらに低下し、むき出しの燃料棒が崩壊熱により溶け、炉心溶融=あわやメルトダウンという、スリーマイル原発型の最悪の事態に至る可能性があったのです」

Posted by 大沼安史 at 09:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 "Mass Hysteria!" イタリアをはじめ全世界拡散用 驚きのイシハラ語録(英訳)

 LDP Secretary General Nobuteru Ishihara, called the Italian anti-nuclear decision after Fukushima Daiichi accidents "mass hysteria!"

Posted by 大沼安史 at 09:30 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 石原伸晃・自民党幹事長「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは心情的には分かる」

 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061401000865.html

 14日の記者会見で。原発再開の是非を問うイタリアの国民投票で反原発派が勝利したことについて。福島第1原発事故を念頭に。

Posted by 大沼安史 at 09:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター報告〕 「東海アマ管理人」氏が千葉から海沿いに北上 現地計測継続中

 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

  注 太字強調は大沼

 ・今日(14日)は千葉から海沿い一般道を通って計測しつつ広野町規制地まで。驚くようなことが分かった。いわき市平まで東京東部・松戸・柏より高い線量地はない。鉾田市が葛飾区と同じ高線量だが房総や鹿島市は軽い。いわき四倉から先は彼岸の世界。200CPM、2μSv/h台を初めて見た。警報止まらず

 ・200CPM台の出るいわき市四倉・久之浜の国道脇を登下校の小学生が楽しそうに歩いている。民家には車が駐まっている。人々が何の警戒心もなく普通に仕事してる。ここに住めば年間20ミリS被曝。胎児の一割が重度知的障害児になる。子供達の首にはやがてチェルノブイリネックレス。数年後は死の町

 ・R-DANとRADEX1503がフロントガラスの前でけたたましい警報を出し続け、いわき市から先、広野町まで警報の止まる場所がない。鳴りっぱなし。室内で100カウント、下車すれば200カウント、こんな凄まじい被曝環境に国民を平然と住まわせ続けてる。数年後には恐ろしい事態を知りながら

 ・四倉から先、久之浜で初めて鼻腔にピリピリ感を感じた。これが鼻血をもたらすのかと納得。確かに金属の味がする。採取したサンプルもぴーぴー鳴ってる。山下・中川・稲らは何の心配もない健康にいいと断言してる土だ。是非進呈したいものだが比較試料として大切に使おう。柏市の土壌も管理区域水準だ

Posted by 大沼安史 at 09:10 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター警告〕 本日未明から猛烈体感、希な耳鳴り。超大型前兆、昨夕東北は激しい赤焼けがあった。月齢13,明日が満月トリガー、オマケに黒点フレアがM1.4と最近では恐ろしいほど前兆が揃ってる。今夜から明日、東北大震災最大級余震の疑いが強い。カラスなど生物前兆も激しく事故多発の模様。みんな警戒しろ!

 「東海アマ管理人」さん ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

Posted by 大沼安史 at 09:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 6・11 新宿アルタビジョンに映写された地球俯瞰写真は宇宙ステーションから撮影した福島を中心とした東北地方の写真!

 ⇒ http://twitpic.com/5a402s
 誰かがビジョンの上の方に「ゲリラ投影」したんだそうだ。青い海、白い雲、茶と濃い緑の大地。「福・島」

Posted by 大沼安史 at 08:56 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 玄海原発周辺で白血病が増加 全国平均の6倍

 中村隆市氏のブログ「風の便り」⇒ http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-4139

 <11998~2002年の5年間平均> <2003~20077年の5年間平均>
全国平均     5~6人             5~6人     
佐賀県全体    8~9人           9~10人
唐津保健所管内 12~13人         15~16人
玄海町       30~31人        38~39人
(人口10万人あたりの白血病による死者数)

 大沼 この問題は佐賀の玄海原発やドイツの原発に限らない重大問題だ。日本国内の原発立地県の各議会は調査を開始しなければならない。

Posted by 大沼安史 at 08:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 菅原文太さん、西田敏行さん 原発NO!「三国同盟、国民投票を」

 毎日新聞 (スポニチを引用) ⇒ http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20110615spn00m200001000c.html

 14日、都内で行われた「NPOふるさと回帰支援センター」主催の東日本大震災被災者支援発表会見で。
 菅原さん(宮城県出身)「……ドイツもイタリアも脱原発を決めた。良い意味の三国同盟をつくってほしい」
 西田さん(福島県出身)「「原発の反対は現実的でないと言われてきたが、もろくも事故を引き起こした」

Posted by 大沼安史 at 08:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWSソース〕 重要発信源、発見!「カレイドスコープ」

 ⇒ http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-608.html

 アーニー・グンダーセンさんの発言などを詳報!

 大沼 「ダンディ・ハリマオ」さん、ガンバッテください!
    ♪ 轟きわたる雄叫びは 正義の人に味方する……思い出した。

Posted by 大沼安史 at 08:24 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 石原伸晃は「反原発は集団ヒステリー」とのたまわり、その元秘書の杉並区議は「デモは迷惑だから」とデモ規制を提案。伸晃の父・慎太郎に至ってはまた懲りずに東京にオリンピック誘致を宣言。どうしてこの人たちはいつもクレイジーなのだろう。

 「kijyoker」さん
 ⇒ http://twitter.com/#!/kijyoker

Posted by 大沼安史 at 08:16 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 本日(15日)夕 衆院議員会館で 「エネシフ・ナウ!」

 ⇒ http://static.ow.ly/docs/エネシフナウ4_gkd.pdf

 菅首相もショートスピーチ(午後7時予定)
 孫正義ソフトバンク社長「再生可能エネルギー促進法案成立に向けて」(5時半-6時25分)
  松田美由紀・小林武史・加藤登紀子・桃井貴子・飯田哲也・宮台真司 「ひとことスピーチ」

Posted by 大沼安史 at 08:08 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 4号機の発光と白煙の正体は……? 「プール」補強中

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790
  ん~なんですかねぇ?オイラにもわかりませんがライト反射とかじゃないんですね、建設グループは夜もやってますから…。

   蒸気が出るのは100℃じゃないですよ。お風呂だって43℃でも湯気が出るでしょ。それと同じです。今4号機の燃料貯蔵プールの温度は80℃前後位だと思います。

  今補強してるのは建屋全体ではなく燃料貯蔵プールの補強です。冷却水をプールいっぱいに入れると重さで持たない可能性があるからです。プールの補強が完成し満水になれば蒸気も出なくなると思いますよ。あくまでオイラのつぶやきですが…。

 大沼 4号機の「プール」の補強、お願いします! ガンバッテください!

Posted by 大沼安史 at 07:32 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-14

〔フクシマ・NEWS〕 村上春樹氏のカタルーニャ国際賞スピーチ 英紙ガーディアンが報道

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/books/2011/jun/13/murakami-japan-nuclear-policy

 英紙ガーディアンが村上春樹氏のカタルーニャ国際賞受賞スピーチを報じた。「ムラカミ 日本の原子力政策を嘆く(Murakami laments Japan's nuclear policy)」

 ……しかし「原子力(の安全性)に疑問を投げかける人々は『非現実的な夢想家』として周縁に追いやられていたのです」とムラカミは言った。

 But instead, "those who questioned (the safety of) nuclear power were marginalised as being 'unrealistic dreamers,'" said Murakami……

 9日、スペインのバルセロナでの受賞演説で村上春樹氏はつまり、「非現実的な夢想家」こそ「非夢想的な現実家」だった、と言ったのだ。

 バルセロナは「夢」を現実化しようと苦闘を続けて来た、夢想家たちの街だ。「エスクワイア・モデルナ」のフランシスコ・フェリエールの街だ。

 スペイン革命の街での村上春樹氏の、このスピーチ。

 それは日本で反原発を続けて来た少数派に対するオマージュであり、バルセロナを中心とするカタルーニャへの賛歌でもあっただろう。 
 〔追記〕
 カタルーニャ、そしてバルセロナを舞台にした小説に、カルロス・ルイス・サフォンの『風の影』(木村裕美訳、集英社文庫)というのがある。
 朝、ベッドで目覚め、村上春樹氏のバルセロナ・スピーチのことをあれこれ考えているうち、この小説のことを思い出した。

 私は英語版のペーパーバックで読んだのだが、この小説の中に、「ビクトル・ユーゴーの万年筆」が出て来る。

 説明は省く。読んでのお楽しみだが、村上春樹氏はたぶん、「見えない副賞?」として、カタルーニャ語を守るバルセロナの人たちに「ユーゴーの万年筆」をもらったのだ。
 あるいは逆に、バルセロナは「ユーゴーの万年筆」を贈るにふさわしい作家として村上春樹氏を評価したのだ。 

 ユーゴーのペンで書かれる、彼の次の作品に期待しよう。

 スピーチ全文
 ⇒ http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html?toprank=onehour
 ⇒ http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html

Posted by 大沼安史 at 06:39 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 命がけで撮影した4号機

 その写真は僕が命懸けで撮影した物です 地元に帰ってきてもいつも心に福島と東北がある 今日もお疲れ様ですという気持ちがある おやすみなさい

 あの時見た風景。その時の感情を風化させない為に僕が出来る事は伝える事だ。圏内で感じた恐怖や子供の為に流した涙は嘘じゃない 時代を生きてるのは自分 今何が起きてるか何をすべきか平和に見える日常から拾い上げて生きたい 
 
 「space safari」さん ⇒ http://twitter.com/#!/MijAH3
 「space safari」さんが撮影した4号機の写真 ⇒ http://yfrog.com/gz9q8idj

Posted by 大沼安史 at 04:54 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 ベルルスコーニ 「原発よ 永遠にお別れだ(Addio al nucleare)」

 伊コリエーレ・デラ・セラ紙 ⇒  ⇒ http://www.corriere.it/politica/11_giugno_13/13-referendum2-quorum-risultati_99788916-95bd-11e0-822f-1a3a3d1370d0.shtml

 «Addio al nucleare» Addio は、フランス語の「アデュー」の意味――つまり「決別」の意味。また、会おうねのアリデベルチではない。

 Lo stesso Silvio Berlusconi, in mattinata, a voto ancora in corso, aveva rotto il silenzio elettorale ammettendo che «dovremo dire addio al nucleare in seguito del voto popolare» e che «dovremo impegnarci sulle energie rinnovabili».

Posted by 大沼安史 at 12:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕  6・11 新宿アルタ前 集会の総括 日本政府に5項目要求

 ⇒ http://japannukecrisis.wordpress.com/2011/06/13/611-no-nukes-action-in-tokyo-report/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 英語でも全世界に拡散!

 The protesters made the five demands on the Japanese government:

 1.Stop the all operating nuclear power plants.
 2.Not to re-start reactors that are not currently operating for testing.
 3.Stop building a new nuclear reactor.
 4.Revoke the 20 millisievert per year radiation exposure limit for children.
 5.Change the nation’s energy policy from nuclear generation to renewable energy one.

Posted by 大沼安史 at 11:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 相馬の酪農業の男性(50代)が自殺

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/newspack/2011061401000285.html

 男性は11日に自宅近くの小屋の中で発見された。壁に「原発さえなければ。残った酪農家は原発に負けないで頑張ってください」などと記されていた。

 大沼 悔しい。

Posted by 大沼安史 at 11:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 きょう(14日)午前4時29分(?) 4号機の基部で「強い光」 その後、煙立ち上がる

 ⇒ http://www.scoop.it/t/tsunami-japon/p/202205053/live-fukushima-beaucoup-de-fumees-au-dessus-du-reacteur-n-4-webcam-tepco?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 このフランス人ウッチャーのポスティング時間、そして東電カメラの表示時刻から推測すると、「強い光」が観察されたのは、日本時間の本日午前4時29分ごろ(???)、となる……

 煙は、霧がたちこめていたが、目視できたそうだ。

Posted by 大沼安史 at 11:26 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・エッセイ〕 広島平和研究所教授・田中利幸さん(書き下ろし) 終わらぬ核被害の連鎖を断ち切るために: 広島で「2015年・核被害者世界大会」を!

 平和哲学センター ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/06/to-put-end-to-endless-chain-of-nuclear.html

Posted by 大沼安史 at 11:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 虹のカヤック隊 福島の子供たちを守る緊急署名を開始

 ⇒ http://ameblo.jp/nijinokayaker/

 瀬戸内の海、「田ノ浦」を「上関原発」から守る「虹のカヤック隊」が、福島の子どもたちを守る緊急署名活動を開始した!

 チェルノブイリ事故の後、ウクライナが定めた居住禁止地域=5ミリシーベルト/年
 日本の文科省が定めた子供の年間放射線許容限度=20ミリシーベルト/年

 チェルノブイリ原発から4キロメートルのプリピチャ市の空間線量=3~4マイクロシーベルト/時
 福島市で学校を通常通り開校し、子供たちを学ばせていいと定めた基準値=3.8マイクロシーベルト

 こんな状況で子供たちを守れるでしょうか?

  ……

 現在、福島および関東圏における子どもたちの安全を確保する上で、もっとも注意を払うべきなのは、長期的な低線量被ばくの影響です。山下俊一・長崎大学教授は、低線量被ばくのリスクを軽視し、「100ミリシーベルトまでは、妊婦も含めて安全」との言動を福島県内で繰り返しています。原子力安全委員会は、20ミリシーベルトを安全とする委員や専門委員はいないと述べていますが、山下氏の言動はこれに反しています。国際放射線防護委員会(ICRP)も含め、低線量被ばくであっても線量に応じて影響が出るとするモデルが国際的な常識であるのにもかかわらず、同氏は、それを無視しています。山下氏は医師向けの文書では「10~100ミリシーベルトの間で発がんのリスクを否定できない」と全く異なることを述べています。低線量被ばくを軽視する人物が、県民の健康をあずかるリスク・アドバイザーであることは、非常に問題です。県民のリスク・アドバイザーなどには、低線量の被ばくリスクを認識する立場をとる科学者が求められます。

 大沼 同感です。祝島を守る運動は、福島の子どもを守る運動でもある! 原発のない日本列島を目指して、今日もひと漕ぎ、明日もひと漕ぎ!

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 朝見たNHKの世論調査「原発減らすべきが47%で前回より増えて半数近くが減らすべき」とあったが、全廃すべきが18%なので「合わせて65%が脱原発を求めている」とするのが普通ではないか。「反対はまだ半数未満の印象を与えよう」という恣意がある報道ではないか。

 舞踏批評家の志賀信夫さん ⇒ http://twitter.com/#!/butohart

Posted by 大沼安史 at 10:37 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 日本のマスコミが「総シカト」したらしい 6・11 自然エネルギー 総理・有識者オープン懇談会(全編)

 ⇒ http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4972.html

 菅直人首相は「直筆ブログ」にこう書いている。⇒ http://kanfullblog.kantei.go.jp/

 自然エネルギーも省エネルギーも、皆が関わることで初めて前進できる《次の時代》のテーマです。そんな皆の参加を後押しできる“仕組み”を整備することが、政府という立場で「自分がすべき事」。その具体策として、固定価格買い取り制度を進めるための「再生可能エネルギー促進法」を、今国会に提出しています。ぜひ成立させて頂きたいと思います。

 また、

 そんな1人1人の思いを、(自省も込めて申しますが)政治やマスメディアが受け止めきれずにいる中で、インターネットというツールが、いよいよその力を発揮し始めているということも、昨日の会でハッキリと感じました。

 とも。

 大沼 そう、だから、「ネットでの発言」は――「ネット公約」は、軽くないのだ。

 発言の相手はマスコミュニケーション論のいう「不特定多数」ではない。発言の意味を探り、そこに真実の重みを見出す「人々」(マルチチュード)が相手である……。

 個人(特定)であり民衆(特定されない増殖性を備えた)でもあるという、社会=歴史創造の主体が、ネットの先で見守り、耳を澄ませている。

Posted by 大沼安史 at 10:16 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・ツイッター〕 六ヶ所村のげんきくん (非公式)

 ⇒ http://twitter.com/#!/genkikun_bot

 ボクの工場にはシヨウズミ核燃料が3000t!日本の原発で燃やす3年分の量だよ!想像してごらんハチちゃん!その燃料プールの冷却装置が全部止まったところ。

 ボク 六ヶ所村のげんきくん! ボクもいけだのぶおちゃんにトリチウム水を飲んでもらいたいな!

 ボク 六ヶ所村のげんきくん! 古い原発ベスト3は!第3位 島根原発! 1974年3月29日運転開始第2位 美浜原発! 1970年11月28日運転開始そしてぇ第1位は!敦賀原発! 1970年3月14日 運転開始!つるがくん!安全対策バッつるが?【げんきくん調べ】

Posted by 大沼安史 at 09:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 弁護士 高山俊吉 叫ぶ! 6・11 新宿アルタ前

 ⇒ http://no-saiban-in.org/news/2011/06/51611.html
 
 何だこのざまは。ふざけるんじゃない。
 警察官の君たちも被曝しているんだぞ、君たちの家族も被曝しているんだぞ。
 原発反対を言っているみんなは君たちの命を含めてみんなが死なないようにがんばっているんだ。
 東電の味方をして自分がもっと被曝したいのか。恥を知れだ。君たちは今何をしているのかわかっているのか。

 私は弁護士だ、法律家だ。いま表現の自由という言葉を聞いた。

 法律家として私は断言する。そのとおり、みんなに正義がある、彼らには絶対に正義がない。
 生きるか死ぬかの話の時に、何の規制か、何のルールか。
 私は弁護士として言う。みんなにはいうべきことを言う権利がある。そしてみんなに言いたい。
 政府も財界も司法権力も御用学者もみんな全然信用できない。政治家はもちろん信用できない。このとんでもない社会を根本から変えてゆくのは若いみんなだ。皆さんがこの社会を根本から変えてゆく。
 法律家が言うべきを言わないでいることを私は詫びる。でも、力の限りがんばろうとしている弁護士も少なくない。力をあわせてこの状況を根本から変えていこう。彼らに暴走させてはいけない。彼らが暴走すれば、ここはチュニジアやエジプトに必ずなるぞ。一緒に闘おう。以上です。

Posted by 大沼安史 at 09:31 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 地震国イタリア 原発に「No!」 オー・ソレ・見~よ! 

 ガーディアン ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/13/berlusconi-nuclear-power

 共同 ⇒ http://www.47news.jp/news/2011/06/post_20110614072547.html

  ワインで乾杯したくなった。

 アカンタレな菅直人よ、これが民意だ! 民衆の――ヒトという種の意志だ!

 菅直人よ、君の生き残りの道はローマに続く道だ。それしかない。菅よ、君も「脱原発」に踏み切り、勝利の歌を歌いたまえ! カンターレ! 菅! ベルルスコーニのように、アカンターレ! バカンターレ!――といわれないうちに!

Posted by 大沼安史 at 09:09 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 グンダーセン氏 「ホット・パーティクル(飛散粒子)」問題を警告 空気フィルターによる4月の調査で、東京で「1人平均1日10個を呼吸で吸引」と判明 福島では、その30~40倍(1日300~400個)を体内に吸収

 米国の原発専門家、アーニー・グンダーセン氏は12日付、「フェアウィンズ」サイトからのビデオ・レポートで、「フクシマ」から放出された「ホット・パーティクル(飛散熱粒子=放射性粒子)」問題を取り上げ、呼吸による人体への影響について、あらためて警鐘を鳴らした。
  ⇒ http://fairewinds.com/content/hot-particles-japan-seattle-virtually-undetectable-when-inhaled-or-swallowed?

 グンダーセン氏は「東京の独立した科学者」による空気フィルターによる検出調査で、東京の平均的市民が4月いっぱい、1日あたり10個の「ホット・パーティクル」を呼吸を通じ体内に吸引し続けたことが確認された、と報じた。

 グンダーセン氏はまた、福島現地であれば、おそらくその30~40倍(つまり300~400個)を毎日、吸引していたのではないか、との見方を示した。

 氏によると、「ホット・パーティクル」は米国西海岸のシアトルでも、空気フィルターを使った調査で検出されており、それによると、シアトル市民は4月、1日あたり平均で5個、吸引していたことになるという。

 「ホット・パーティクル」は測定器が検知するガンマ線と違って検知そのものが難しい。いったん体内に入ると、骨や生殖腺などに入り込み、体内被曝でガンなどを引き起こす恐れがある。

 日本ではよくやく当局が重い腰をあげ、ホールボディーカウンターによる内部被曝検査を始めようとする段階だが、空気フィルターによる検出が可能であるわけだがら、早急に、内部被曝を引き起こす「ホット・パーティクル」調査を、福島はもちろん、南東北、北関東、東京・神奈川など周辺地域でも行うべきだ。

 グンダーセン氏がこのビデオ・レポートに先立ち、CNNテレビのインタビューでも、太平洋をはさんだシアトルでも東京の半分、「1日5個」に達していたことを紹介しており、「フクシマ」由来の「ホット・パーティクル」問題は、対岸の北米においても、一般住民の健康問題に発展しそうな雲行きである。

 CNN ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=7r-awf_hnfs&feature=player_embedded#at=44

 (グンダーセン氏はCNNに出演する前に、米国のブログ誌のインタビューに答え、シアトルで「1日10個」と発言していた。その後、氏はCNNで「5個」と「訂正」。このため、大沼はどちらが正しいか明確にするよう、グンダーセン氏に求めていた)

   グンダーセン氏は最後に、日本から、呼吸の際、「金属味」がするという事例が報告されていることについて、スリーマイル島事故でもチェルノブイリ事故でも報告された現象で、CTスキャナーでも同じようなことが起きている、と指摘した。

 大沼:追記  だから「放射性物質排出薬」を緊急輸入承認するんだ!

 畏友・小笠原信之のブログで、先日、こんなニュース(時事電)が紹介されていた。

 厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事分科会の部会が、体内に取り込まれたプルトニウムなどの放射性物質を排出させる薬「ジトリペンタートカル」と「アエントリペンタート」を承認しても問題はないとする見解をまとめた。1カ月程度で同分科会で正式決定される見通しで、プルトニウムの排出薬としては国内初の承認となる。いずれも日本メジフィジックス(東京)が輸入販売する。事故などで放射性物質を体内に取り込んだ場合に注射すると、薬に含有されているカルシウムや亜鉛と置き換える形で、放射性物質を尿の中に排出することができる。

 なぜ国内製薬資本を守る経産省薬事局――あ、いや厚労省が承認を急いでいるのか?

 グンダーセンさんの警告と重ね合わせると、その恐ろしい意味がわかる!

Posted by 大沼安史 at 08:25 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-13

〔フクシマ・NEWS〕 ヘレン・コルディコット女史が警告 「日本の大半が住めなくなる」

 豪州出身の医師で世界的に有名な反核運動家のヘレン・コルディコット女史は、ネット紙「インディペント・オーストラリア」のインタビューに対し、以下のように警告した。⇒ http://www.independentaustralia.net/2011/media-2/fukushima-meltdown-caldicott-says-japan-may-become-uninhabitable-media-silent/

 「もしも予想通り、大きな余震が起きれば、(使用済み核燃料プールのある)4号機の建屋も他の号機同様、おそらく崩壊するだろう。そうなるとチェルノブイリ型の破局を引き起こす。風向きの変化によっては、前回のように海の方角に吹くのではなく、南の方向へ放射能雲が流れて行く。そうなると東京を含む日本の大半が住めなくなる」

 「第2のシナリオは号機のどれかの炉で水素爆発が起きることだ。これまたチェルノブイリ型の事態を引き起こしうるものだ。前述のような風向きの変化によっては、人の住めない日本という、同じ結果を生み出しうる」

 “If there is a very big aftershock, as there very well could be, Reactor 4 will probably collapse along with other buildings. This would create a Chernobyl type catastrophe which,  combined with a change in the wind – so its blowing the radiation to the South instead of out to sea as it is at the moment – could make almost all of Japan – including Tokyo –uninhabitable forever.”
 
 “The second possible scenario is that there could be hydrogen explosion blowing one of the reactors apart also creating a Chernobyl type event. This, combined with the wind change mentioned would create the same result—an uninhabitable Japan.”

Posted by 大沼安史 at 09:02 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・現場・ツイッター報告〕 4号機の現状

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 4号機の倒壊の恐れについてですが、確かに恐れはあると思います。墜ちそうな壁は来月くらいにも重機で落とす計画みたいです。中は先日建てた原子炉2階支柱の廻りをコンクリートで固め燃料プールを支えます。

 続き:4階はまだ瓦礫だらけで鉄筋やコンクリートが散乱してますから片付けないとダメみたい。一番上の5階は一部の床が抜けてて怖いです。でもいづれそこで作業しなきゃならないからなぁ。作業中に崩れないことを祈るしかないです。

Posted by 大沼安史 at 08:04 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ニューヨーク・タイムズが事故後の日本の迷走ぶりを調査報道 ・菅政権(なぜか)当初「対米不信」・官邸が「SPEEDⅠ」の存在を知ったのは、なんと事故が起きて5日後の3月16日のこと ・オバマ政権 北朝鮮の核開発監視用衛星などを使い放射能を測定 日本政府の「事故過小評価」を確信 情報共有の圧力をかけることを決定 ・あの自衛隊ヘリの「水投下」はワシントン向けのサイン 菅首相から電話を受けたオバマ大統領 その足でワシントンの日本大使館を初弔問 ・日米定例協議、21日になってようやく開催

 ニューヨーク・タイムズは12日、「原発危機に輪をかけた不信(In Nuclear Crisis, Crippling Mistrust)」と題する長文の記事を掲げた。

  ノリミツ・オオニシ、マーチン・ファクラー両記者による調査報道で、事故発生後の菅直人・官邸の動き、官僚機構や東電の動向など日本当局の迷走の全容が、危機感を深めた米政府の対応ぶりとともに明らかにされている。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/13/world/asia/13japan.html?emc=tnt&tntemail1=y

 以下、記事のハイライト部分を紹介する。

 頼りは原発を知らないひとにぎりのアドバイザー

 タイムズの記事は、官僚と産業界の融合に不信感を持つ菅直人首相が、事故発生直後、原発について知識を持ち合わせていない「一握りのアドバイザー」に頼った経過を確認している。

 これは菅直人首相の支持者も批判者も同様に指摘していることだが、これらのアドバイザーたちは、これだけの災害に対処したことのない人たちだったことから、菅直人首相が事故の重大さをいち早く把握するのを阻んでしまった。アドバイザーがいったいどこの誰に聞いたらいいかも分からない場面もしばしばあったそうだ。

 では、なぜ首相は「一握りのアドバイザー」に頼った(頼らざるを得なかった?――大沼)。
 これについてタイムズ紙は、以下の点を挙げている。

 ひとつは、草の根の市民活動家出身の菅直人首相が、官僚と業界の癒着関係に疑問を持ちながら政治家としてキャリアを積み重ねた人物で、なかでも原発の官界と業界の癒着を「最悪の癒着」(松本健一内閣官房参与)と見ていたこと。(厚生大臣時代のエイズ血液製剤事件における菅直人の実績についてもタイムズ紙は紹介している)

 もうひとつは、「なによりも東電から正確な情報が入って来なかった」(松本参与)ことで、首相の東電、及び官僚不信に拍車がかかったからだ。

 生かされなかった「危機管理システム」

 この結果として、米国のホワイトハウスのものをモデルに1986年に策定され、その後、修正が加えられて来た「危機管理システム」が生かされなかった。
 菅直人の支持者の間からさえ、この「危機管理システム」を使っていれば、より速く、より果敢な動きが出来ていたかも知れないとの指摘が出ているという。

 この点に関してタイムズ紙の記事は、放射能汚染拡散シュミレーションの「SPEEDⅠ」をめぐる、こんな事実を明らかにしている。

 寺田学ら首相アドバイザーらによると、官邸が「SPEEDⅠ」の存在を知ったのは、なんと事故が起きて5日後の3月16日のこと。

 民主党の川内博史議員が「SPEEDⅠ」を管理する文科省にどうして事故発生直後、官邸に知らせなかったのか問いただしたところ、文科省の答えは「官邸から言われたかったから」だった。

 川内議員は、原発周辺の住民の多くは、冬だから風向きは北と判断して、(放射能雲が流れた)北に逃げ、放射能雲にとらわれ、被曝を余儀なくされたと指摘している。(「SPEEDⅠ」が活用されていれば、被曝は回避できたかも知れない――大沼)

 「官邸のムード」で海水注入停止命令 菅首相「東電で信頼できるのは吉田所長だけ」

 タイムズの記事は「海水注入」のドタバタ劇についても触れている。3月12日、ツナミが襲来して28時間後、東電は海水注入を命じ、そのわずか21分後に注入中止を命じた。

 これは東電が(海水注入が再臨界を引き起こす、と班目・原子力安全委員長が言ったとか言わなかったという問題に起因する)「官邸のムード」を察したための注水停止命令だった。

 これは結局、現場の吉田昌郎所長による本店の命令を命令を無視する決断によって回避されることになったが、かつて内閣安全保障室長を務めた佐々淳行氏は同紙の取材に対して「ムードを見て決めたと……そんな冗談を。ムードで注水停止決断をしたって?」と痛烈に批判した。 

 タイムズの記事は吉田所長がこれによって「時ならぬ英雄」となったと書き、子ども時代の同級生の証言をとるなどして、吉田氏の真っ直ぐな人物ぶりに触れているが、菅直人首相が事故後、現場入りして対面して以来、同じ東工大卒ということもあって、吉田氏を信頼し、「東電で信用できるのは、吉田氏だけだ」と周囲に漏らしたこともあったという。(松本健一参与の証言)

 同紙の記事はさらに3月15日午前5時半の菅直人首相の東電本店入りし、「現場からの撤退は問題外。冗談いうんじゃない」と怒鳴り上げたことも紹介している。
 アドバイザーの一人によると、この東電視察で細野豪志を本店に常駐させたことで、「初めて東電が何を議論しているか、何を知っているか」首相官邸が把握することになった。
 内閣参与になった東工大の有富正憲教授は、「もっと速く動きべきだった。それでも東電は5月半ばまで、メルトダウンなどの重要情報を開示しなかった」と指摘している。

 米政権 「情報を共有しないなら、在日米軍本体を引き揚げる」

 菅政権と米国の関係も、菅首相が当初、米国からの支援の受け入れを渋ったことから、ギクシャクしたものとなった。

 寺田学補佐官によれば、「われわれは対米関係を損なう渦巻きに巻き込まれていた。われわれは米国に対する信頼を失っていた。そして東電はわれわれに対する信頼をなくしていた」
 (この部分の原文は、“We found ourselves in a downward spiral, which hurt relations with the United States,” said Manabu Terada, a lawmaker who served as an aide to Mr. Kan at that time. “We lost credibility with America, and Tepco lost credibility with us.” タイムズの記事には、なぜ菅直人政権が原発事故で米国に対する信頼を失ったか、に関する理由の説明はない。菅政権はなぜ、同盟国であるはずのアメリカに対する信頼を、一時的にせよ、なくしたか?――謎である)

 オバマ政権は事故発生後48時間以内にNRC(米原子力規制委員会)の専門家チームを日本に急派するとともに、ふだんが北朝鮮の核開発の監視に使っている米軍の偵察衛星や空母艦載機による測定で、トーキョー(TOKYO)が事故を過小評価していることを確信した。オバマ政権は菅直人政権に対し、情報を共有するよう圧力をかける決定を行い、3月16日には、米国人80キロ圏外避難をルース大使を通じて日本政府に通告、在日米軍基地から軍人家族の脱出を開始し、もしトーキョーが情報共有を拒み続けるなら、在日米軍のそのものの一部を引き揚げる可能性さえ示した。

 The Americans also began voluntary evacuations of nonessential personnel at their bases, and hinted at more drastic steps, even pulling out some essential military personnel, if Tokyo did not share more information, said this American official and Japanese officials, including Mr. Terada.

 こうした状況の中で菅直人首相は最大の努力を払っていることを、ワシントン及び日本国民に示すため自衛隊ヘリによる水の投下作戦を実施し、オバマ大統領に電話で報告。
 米側はこれを菅首相がオバマ大統領の支援受け入れを承認したサインと受け止め、オバマはその日のうちに、ワシントンの日本大使館で記帳を行い、震災犠牲者への弔意を明らかにした。

 日米の当局者、専門家が毎日顔を合わせて情報を交換、対策を話し合う定例協議が始まったのは3月21日。

 官邸で開かれた最初の協議には、米側からNRC、大使館、米軍当局者ら50人が参加、日本側からは政治家、関係する5つの省の担当者、保安院、東電関係者が出席した。

 この初回協議に先立ち、日本側の参加者は事前に1時間にわたって協議し、打ち合わせを行った。
 なんと、この事前の打ち合わせの場が、日本側の関係者が一堂に会して話し合った最初の場面だったという。

 この日米協議を調整した民主党の長島昭久代議士は「米国の苛立ちが日本側に危機管理を改善するチャンスを与えれくれた」と語った。

Posted by 大沼安史 at 06:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・書評〕 山谷賢量氏が拙著の新刊『世界が見た福島原発災害』(緑風出版)をブログで書評

 ⇒ http://web.me.com/mssanta/OBZOR00ROS/Obzor00Ros_Blog/Obzor00Ros_Blog.html

 私の北海道新聞の同僚で、モスクワ特派員を2度務め、「北方領土」に取材に入ったこともあるロシア問題エキスパート、山谷賢量氏(札幌在住)がブログで、拙著『世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――』に対する書評を書いてくれた。

 ブログ全文 ⇒ http://web.me.com/mssanta/OBZOR00ROS/Obzor00Ros_Blog/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC/2011/6/10_%5B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%9F%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%80%8D%EF%BC%88%E5%A4%A7%E6%B2%BC%E5%AE%89%E5%8F%B2%E8%91%97%E3%80%80%E7%B7%91%E9%A2%A8%E5%87%BA%E7%89%88%EF%BC%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%AA%AD%E3%82%92%E3%81%8A%E5%8B%A7%E3%82%81%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99.html

 北海道新聞の外報部(東京支社)で席を並べた山谷(やまや)氏は、モスクワ情勢を追いかけながら、気分転換に、ソーローの「森の生活」を読むようなたいへんな読書家だった。
 
 評価していただいた。メールで励ましの言葉ももらった。ありがたい。

 オンライン書店ビーケーワン ⇒ http://www.bk1.jp/product/03418603 

Posted by 大沼安史 at 03:29 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクシャー〕 小出裕章さん 6・11 兵庫県保険医協会主催学習講演会 講演と質疑応答 

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Kr9HlbBwyk4

 「こんな深刻なことが起きていることを、日本政府はみなさんに伝えているでしょうか? 日本のマスコミはこの事実というものを、この深刻さをみなさんに伝えているでしょうか?」
 (1時間15分過ぎ)

Posted by 大沼安史 at 03:08 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 「緑茶」を守るには「脱原発」で「緑の国」になるしかない!

 南ドイツ新聞が、日本のお茶の放射能汚染を報じていた。
 ⇒ http://www.sueddeutsche.de/panorama/folgen-von-fukushima-gruener-tee-radioaktiv-belastet-1.1107299

 日本茶をドイツ語では「緑茶」(Grüner Tee)というのだそうだ。

 グリューナー・テー。

 記事には、見事にきれないな緑の茶畑の写真が添えられていた。
 静岡の写真。若い女性が手入れをしている。

 考えてみれば、お茶は日本の生活文化の中心だ。
 茶道にもなった精神文化の中心だ。
「茶の本」はだから「日本文化の本」なのだ。

 その緑の茶を、「フクシマ」の死の灰は穢している。
 水を穢し、水田を穢し、こんどはお茶までも。

 次郎長が生きていたら、どうしているだろう。きっと東電や保安院に、ハナシをつけに行くはずだ。石松さんなら、今ごろ、切れているかもしれない。

 瑞穂と茶葉の国、日本は脱原発で緑の国として再生を目指すしかない。

 脱原発を決めたドイツの人たちと一緒に、安心して、天下一品の、おいしい「緑茶」をのめる日本に再生するしかない。

Posted by 大沼安史 at 11:46 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・NEWS〕 送電線を民衆の手に取り戻したら、その次はアートな送電オブジェに換えてゆこう!

 南ドイツ新聞 ⇒ http://www.sueddeutsche.de/leben/designer-strommasten-schoener-kabelsalat-1.1107312-5

 「デザイナー送電線(塔)構想」の国際コンペの写真アルバム。

 DNA型2重螺旋構造送電線もいいなあ~ 

 人間が立ってささえているのもいいなあな~ ⇒ http://www.sueddeutsche.de/leben/designer-strommasten-schoener-kabelsalat-1.1107312

 樹氷のようなのもきれいだ ⇒ http://www.sueddeutsche.de/leben/designer-strommasten-schoener-kabelsalat-1.1107312-6

Posted by 大沼安史 at 11:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真・NEWS〕 4号機 「使用済み核燃料プール」 鉄骨の柱で下支え

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 米国のネット誌「デイリー・コス」が4号機の使用済み核燃料プールの現状を分析する記事を掲げた。⇒ http://www.dailykos.com/story/2011/06/12/984424/-Fukushima-4-Spent-Fuel-Pool-in-Critical-Condition?via=siderec&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 記事に、建屋4階の「プール」を鉄骨の柱で支えている様子を写した写真が掲載されていた。
 
 見て、不安になった。こんなアネハ支え(?)で、M7強の激しい余震に耐えられるの?……

Posted by 大沼安史 at 10:52 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 死の灰 「見えない怪物(モンスター)」 米NBCテレビ 現地報告 6・8 

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rLB56eCEIxM

Posted by 大沼安史 at 10:26 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・For the Record〕 小熊英二さん 6・11 街頭アピール

  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Ki2KI9pmXto&feature=related

 大沼 小熊さんファンの僕としては、うれしい街頭あいさつだ。
    
 共生・民族主義(?)を標榜する僕としては、西尾幹二さんが「反原発」の姿勢を明らかにしたことも(小熊さんがそう言っていた)うれしい。
 瑞穂の国を死の灰でけがしてはならない。

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 「100」の現実 「20」の欺瞞 

 こんなツイッター情報がネットで独り歩きしている。

 「TBSラジオの武田記者」が「実は基準を高くして20msvにしてくれと言っているのは地元。基準を低くすると放射能汚染してることになり、ますます風評被害が広がるが、基準を高くすれば政府が安全と言ってるんだから大丈夫だと地元民に説明ができるからだ」と言ったというのだ。
 ⇒ http://twitter.com/#!/oha_miyazaki/status/65001615979057152

 「20msv」は、福島の「地元」の要望でそうなったとでも言いたげな「ツイッター情報」ではある。

  #

 でも、これはちょっとヘンだ。

 「20msv」は文科省が定めた、子どもたちに対する被曝強制基準。「風評被害」が出るとされる食品等の「基準」ではない。

 それに、この「20msv」に「上げて」くれと言っているのは「地元」だということになると、国(文科省)が「地元」の声に応え、法定の「1msv」を「20msv」に上げたことになる。

 まるで文科省の「強制被曝犯罪」を免罪するような「TBSラジオの武田記者」の「つぶやき報道」……。

 かりに「TBSラジオの武田記者」の実在の人物で、もしほんとうに「TBSラジオのツイッター」で、上記の発言をしていたとするなら、きわめて問題である。

 いくら「つぶやき」でも、ジャーナリズムの活動として(ジャーナリストとして)「情報」をこうまで「断定的」に伝えるなら、事実を確証してからにすべきだし、(匿名でもいいから)「ソース」を明らかにすべきである。

  #

 私は「TBSラジオの武田記者」と違って疑い深いから、文科省や官邸筋から「実は基準を20msvにしてくれと言っているのは地元」などと囁かれたら、すぐこう捻じ曲げて(?)て解釈する。

 政府としては福島県内の凄まじい汚染状況を踏まえ、無理くり「100msv」を基準にするつもりでいたが、国内外から批判が出るのは間違いないから、仕方なく「20msv」にした……。しかし「20msv」に下げてしまったことで、いろいろ無理が生じ、困ったことになっている……。福島県庁も、どうして「100」から「20」に下げたんだと政府を突き上げている……。

  #

 福島で今、問題になっているのは、子どもたちに対する「20msv被曝強制」だが、私たちが忘れてはならないのは、長崎大学の山下俊一教授が当初、「100msv大丈夫です」をしきりに触れ回っていたことだ。

 山下教授は政府と詰めた上で、福島現地に入り、講演活動を続けたはず。「100msv」とは、日本政府が当初、考えていた「福島被曝許容量」だったのではないか?

 「TBSラジオの武田記者」よりも「猜疑心」が強く、若い頃、「役所に嫌われる執念深い、嫌味な社会部記者」だった私は、あの小佐古氏の「涙の辞任」にしても、「福島の汚染は、ほんとうは100まで基準を引き上げなければならない水準。それなのに、20msvまでならない大丈夫といってゴマかそうとする」政府の2重、3重の欺瞞にガマンがならなかったのではないか――とついつい思ってしまう。

  #

 「TBSラジオの武田記者」よ、問題は「20」ではなく、あくまでも当初の基本線である「100」である。

 なぜ山下俊一教授は最初、「100」と言い続けたのか? 言い続けなければならなかったか?

 そこに迫ってほしい!    
 
 そして事実を――真実をつかんだなら、こんどは「つぶやき」でなく、「NEWS」として伝えてくれ!

 それがジャーナリストの職業的な責務である。 

Posted by 大沼安史 at 09:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 医師ジョバンニさん曰く、レントゲンを撮る際に妊婦には鉛のプロテクターをし、医師も被曝回避の努力をし、最小限にする努力を尽くす。福島の子を放置していいなら、医師もレントゲンの際に何の対策もせず被曝しても問題ないはず。自らを守り続け子供を被曝させ続ける御用学者はもはや犯罪者であると。

 菊地淳さん ⇒ http://twitter.com/#!/kikutijun

Posted by 大沼安史 at 07:57 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「放射線被曝から子どもを守る会」が12日、仙台で集会開く

 ブログ ⇒ http://ameblo.jp/miraie-for-children/

 同会のツイッター ⇒ http://twitter.com/#!/kikutijun

Posted by 大沼安史 at 07:55 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・被曝情報〕 あなたの測定値を地図に落とし公開してみませんか? 「放射線量地図表示システム」 スタート

 ⇒ http://haruto.s334.xrea.com/rc/index.php
 
 このサービスは、登録された放射線量の測定値を地図上に表示(可視化)する事ができるサービスです。放射線量を測定可能な方は、誰でも登録することができますので放射線量の記録等としてお使いください。地図上のマーカーをクリックする事で、登録された情報の詳細を閲覧することが可能です。

Posted by 大沼安史 at 07:51 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 現場の声

 ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790

 今必死に試験してるのは第一期工事でこのあと20日位から第二期工事が始まります。第二期工事は東芝、アレバの蒸発濃縮システムとまた日立の淡水化システムが出来るみたいです。あとサリーは第三期工事ですかね?

 今日(大沼注 12日)ファン付きマスクが東電から配布された。だけどオイラ達の現場では使えないと思う。重たいしファンの音が気になるし、只でさえマスクで声は通らないし聞きづらいのに…。電源は腰に付けなきゃならないし…。体をあまり動かさない作業とかしか使えないんじゃないかなぁ。

 大沼 「ハッピー」さん、ガンバッテください。

Posted by 大沼安史 at 07:42 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-12

〔フクシマ・ツイッター〕 「ハッピー」さん 現場からレポート 

 「ハッピー」さん ⇒ http://twitter.com/#!/Happy20790 

 今日も汚染水処理システム試運転出来ないかも、昼間見に行ったけど東電やクリオンのアメリカ人が図面見ながらドタバタしてた。見た感じ無理そうだったよ。オイラ達の工事は終わったけど最初の装置が動かないとなぁ。日本のメーカーだけでやればいいのに…。なんでクリオンとかアレバなんだ?

 4号機も計画変更だけど次の案が出たので工事始まりそうだよ。工事するには落ちそうな壁が邪魔だから先に建設グループで落とすみたいだけど怖いだろうなぁ。安全対策しっかりしないとヤバいよ

 厚労省がまたバカな指導をしてきた。7,8月の午後2時から5時は原則として作業しないようにだって。現場にいて一番暑い時間帯は午前11時から3時前で3時過ぎから7時位が午後グループの仕事の時間なのに!

Posted by 大沼安史 at 08:29 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ For the Record〕 「東電の不作為は犯罪的」 ブルーノ・ベロード IAEA元事務次長(スイスの原子力工学専門家)

 MSN産経 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110611/erp11061120230007-n1.htm?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 「東電は巨大で、すべてを知っていると思い込んでいた。神様のように尊大に振舞った。東電が原子力安全規制当局に提出していた資料には不正が加えられていた。これは東電が招いた事故だ」

 「福島で原発の建屋はクリスマスプレゼントの箱のように簡単に壊れたが、スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重するなど水素ガス爆発防止策を強化した」

Posted by 大沼安史 at 07:05 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・写真ニュース〕 「脱原発なめ猫」もデモ 強制被曝 なめんなよ!

 仏フィガロ紙 ⇒ http://www.lefigaro.fr/international/2011/06/11/01003-20110611DIMWWW00355-trois-mois-apres-le-seisme-le-japon-se-recueille.php

Posted by 大沼安史 at 06:56 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕  ドイツの報道機関によると、日本の6・11デモは「数万人」規模!

 ドイツ通信(DPA)⇒ http://newsticker.sueddeutsche.de/list/id/1166151
 フィナンシャル・タイムズ・ドイツ ⇒ http://www.ftd.de/politik/international/:drei-monate-nach-fukushima-zehntausende-japaner-marschieren-gegen-atomkraft/60064137.html

Posted by 大沼安史 at 06:49 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 伊達の「ホットスポット」 線量測定開始 

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0612/news7.html
 
 宮城県南でもメッシュ調査を行うべきだ。

Posted by 大沼安史 at 06:21 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ソング〕 「ダッ!ダッ! 脱・原発の歌」  6・11 新宿

  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Es75yjeaGII&feature=related

  安全だったらあなたが住めばいい

 みんなに迷惑かけちゃって 未熟な大人で恥ずかしいよね

 ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、脱原発を、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、大きな声で
 世界へ向けて叫ぼう
 危険な現実を~

 全歌詞 ⇒ http://yotayota515.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-6aff.html

Posted by 大沼安史 at 06:15 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 NHK 「6・11東京デモ」 「2400人が参加」

 NHK ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110611/k10013465901000.html

 このNHKの大本営発表報道は、ジャーナリズムの歴史にのこる「汚点」である。
 東京、わずか「2400人!」

 引用する。

 東日本大震災から3か月の11日、各地で原発の運転停止や国のエネルギー政策の転換を訴えるデモ行進などが行われました。

 このうち、東京では7つの市民グループが呼びかけて集会とデモ行進が行われ、およそ2400人が参加しました。 ……

Posted by 大沼安史 at 12:46 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 グリーンピースによる衝撃的報告。福島市で、45.1μSV毎時という極めて高い放射能が検出されたという。年換算で400ミリSV(45.1×24×365)であり、国が設定した限度値20ミリSVの20倍となる。

 
 「情報流通促進計画」 ⇒ http://twitter.com/#!/yamebun

 グリーンピースの発表 ⇒ http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/pr20110609/

Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ニューヨーク・タイムズ 「6・11反原発デモ」報道 記事全文(仮訳)

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/12/world/asia/12japan.html?_r=1&ref=asia&pagewanted=print

 以下は、ヒロコ・タブチ記者による、「抗議者たち、日本の原子力利用に挑戦(Protests Challenge Japan’s Use of Nuclear Power)」の全文(仮訳)。

  抗議者たち、日本の原子力利用に挑戦

 ドラムを叩く人。花をかざす人。抗議する人たちだ。東京をはじめ日本の主要都市で11日、「原子力の利用」に反対するデモが行われた。破局的な津波が原発危機を引きこして3ヵ月――。

 日本政府の福島原発事故の取り扱いに対して、ここ数週間、怒りが噴き出していた。原発の損傷具合や放射性物質の放出量が、前に考えられていたより、はるかにひどいと明らかになったからだ。母親たちは子どもたちの健康を心配している。農家や漁家はなりわいを破壊されてしまったから、菅直人首相の日本政府に対して、とりわけ批判的だ。

 原発災害は、破滅的な地震の歴史があるにもかかわらず、この国が原子力に大きく依存していることをめぐって議論を巻き起こし、原子力産業に対する一般民衆の根深い不信感を掻き立てた。菅氏は多分、ひたすら人気取りのために、原発を一ヵ所だけ、津波に対する防御ができるまで運転を停止するよう命じた。しかし、行き詰った国会運営をめぐる政治工作は人々の幻滅はますます強めている。

 「われわれは原子力に依存する危険を今や身にしみて知った。今こそ、変えるときだ」。この日のデモの組織者のひとり、ハジメ・マツモトさんは東京都心の広場で、集まった群衆に対し、こう呼びかけた。主催者によると、広場の群衆は約2万人に達した。

 マツモトさんはこうも叫んだ。「そうだよ、われわれは日本を変えることができるんだ」。轟きわたる同意の声。コブシが空に向かって突き上がる。

 東京や日本の多くの都市で一斉に行われた抗議行動――。サポーターたちは、この日のデモがすごいのは、参加者の数ではなく、服従や秩序に価値を置く、この日本という国で起きたことだと指摘する。

 「グリーンピース」のプログラム・ディレクターのジュンイチ・サトーさんは「日本人は少なくとも最近までは、あんまりプロテストしない人たちだった」と語った。それはサトーさん自身が、デモや集会を開くたびに思い知らされたことだった。「自分たちの声を聞いてもらおうと、いま、最初のステップを踏み出しているんだ」。実際、群衆の多くは生まれて初めてプロテストに立ち上がった人たちだった。

 「私はわが子のためにここに来たのです」と、3歳になるお嬢さんを連れて来たアキ・イシイさんは言った。「前の生活を取り戻したいだけです。水が安全で空気もきれいだった前の生活を」。アキさんのお嬢さんが手にしたプラカードに、こう書かれていた。「お願い、もう一度、外で遊ばせて」

 米を野菜づくりをしているヒロマサ・フジモトさんも、この日が初めてのプロテストだった。「私はみささんにこう言いたい。私は土のことが、水のことが、ほんとうに心配です。私はガイガーカウンターを片手に農作業をしているのです」

 そしてフジモトさんは、こう付け加えた。「これは正気の沙汰じゃないですよ」

 デモはいつものように整然と始まった。デモの組織者は、「みなさん、マナーを大切にしましょう」と呼びかけた。きれいに列を組んで歩き出した抗議者たちだが、デモ隊の群れは歩くにつれ怒りを募らせて行った。

 都心の数ヵ所でのデモ行進のあと、人々は広場に集まり集会を開いた。警官ともみあう場面もみられた。警察の当局者は自分の名前を名乗らず、息を切らしながら、この連中、広場での集会許可をとっていないんだ、と説明した。

 「ただちに解散しなさい」と警察の当局者が拡声器で叫ぶ。
 「うるせえ。お前らこそ消えろ」と叫び返す若い男性プロテスター。

 午後9時ごろになって警官隊が排除に乗り出した。小競り合いになったものの、乱闘になることはなかった。

 デモを組織したマツモトさんは興奮気味に語った。「これほどの人が参加するとは、予想もしなかった。日本に何か新しいことが起きようとしている。そんな気がします」

 しかし、通行人の何人かは覚めた表情で通り過ぎて行く。

 ボーイフレンドと買い物に来ていた21歳のアイリ・イシイさんは集会を眺めながら「何ができるっていうの? たしかに、楽しい。けど、これで何かが変るっていうの。甘すぎない」と語った。

Posted by 大沼安史 at 11:06 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 大飯原発から半径10キロ圏内で人口の半数が生活する福井県小浜市の市議会が「脱原発」の意見書を可決

 福井新聞 ⇒ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/28571.html

 福井県小浜市議会は9日の本会議で、議員提案された「原発からの脱却を求める意見書」を全会一致で可決した。
 「子孫に不安と危険を残さないため、期限を定めて原発から脱却する」▽30年を超す高経年化原発の運転延長を認めない▽防災対策重点実施地域(EPZ)をはじめとする安全基準の抜本的な見直し▽避難道路や避難施設などの早急な整備▽原子力安全・保安院の経済産業省からの分離と独立、権限強化―を求めた。

 意見書全文 ⇒ http://www1.city.obama.fukui.jp/obm/gikai/file/PDF/意見書/H23-6-9%20No.1.pdf

Posted by 大沼安史 at 09:42 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 6・11 神戸パレード 小出裕章さんが集会で発言

 ⇒ http://www.ustream.tv/recorded/15302217
 (21分ごろから)

Posted by 大沼安史 at 06:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「原発、いらない」「電力足りてる」「東電、嘘つき」「世界を変えろ」「原発卒業、えじゃないか} 6・11 全国 ユーチューブ

 6・11 全世界全日本脱原発1000万人デモ in 新宿
  (1) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=3bZDAXHZ3Ew
  (2) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=aUHB_T2G2ds
  (3) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=GMWJrvwHIv0
  (4) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=WwlC1-pgaeo

 新宿 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=nXRXbNGsrYs

      http://www.youtube.com/watch?v=qx4D4VJHJJo

      http://www.youtube.com/watch?v=7uh4h5P1l0E

      http://www.youtube.com/watch?v=plyqtw7F5NA&feature=related

      http://www.youtube.com/watch?v=oI1DZwk_qU4

 代々木 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=FjF-DHF_oQ4

       http://www.youtube.com/watch?v=56EJWg8tJVk

 仙台 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=ugnNHlRGrNo

 八ヶ山南麓(北杜市)⇒ http://www.youtube.com/watch?v=DKEf6p-o_lo

 名古屋 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=wSxHbSUfk3s

 福井 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=zFPns8EED_o

 大阪 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=pL1HeHWnDFY
    ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=X4tN_Hcjtz4

 京都 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=0b1gdYVoaVw

      http://www.youtube.com/watch?v=38FT22gdJQM

 伊勢 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=0Ze12mXE3hM

 奄美大島 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=WLSDfwxCpq8

Posted by 大沼安史 at 06:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 6・11 新宿西口

 ⇒ http://twitpic.com/59xbhv

Posted by 大沼安史 at 06:21 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 岩上安身さん 『6・11 脱原発 100万人アクション』完全ライブ中継プロジェクト

〔フクシマ・NEWS〕  岩上安身さん 『6・11 脱原発 100万人アクション』完全ライブ中継プロジェクト
 ⇒ http://www.ustream.tv/recorded/15299170#utm_campaign=synclickback&source=http://iwakamiyasumi.com/&medium=15299170
 

Posted by 大沼安史 at 06:16 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 6・11 in 新宿

 山本宗補さんの「雑記帳」 写真つき
⇒ http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/611100in-3a5e.html

Posted by 大沼安史 at 06:11 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-11

〔フクシマ・NEWS〕 山下俊一教授の「100ミリシーベルト」大丈夫&「放射能はハッピーで笑ってる人には来ない」驚愕発言 「デモクラシーNOW」で全世界に拡散 「グリーン・アクション」のアイリーン・ミオコ・スミスさんが証言 

 ⇒ http://www.democracynow.org/2011/6/10/as_japan_nuclear_crisis_worsens_citizen

 「グリーン・アクション」のアイリーン・ミオコ・スミスさんは「デモクラシーNOW」の討論番組に出演、山下俊一氏の「活躍ぶり」を全世界に紹介。

 アイリーンさんはまた、子どもたちに対する文科省の「20ミリシーベント」被曝強制問題も訴えた。

 「デモクラシーNOW」は全世界に視聴者を持っている。

 日本政府よ、日本のマスコミを沈黙させておけばなんとかなる時代は、とっくに過ぎ去っている。

 いまに世界中から裁判を起こされるぞ!

 アイリーンさんの英語の発言は、以下の通り。

 AILEEN MIOKO SMITH: Yes, we’re very concerned that a health study is starting at the end of this month. This is concerning the effects of the Fukushima residents, on the prefectural citizens. It’s headed by a Dr. Shunichi Yamashita, who’s at the Atomic Bomb Research Institute. He’s the radiological health safety risk management adviser for the prefecture. He’s widely shown on national TV. He speaks widely in the prefecture, always saying there’s absolutely no concern with the levels of radiation in Fukushima. He says that mothers, even mothers exposed to 100 millisieverts, pregnant mothers, will not have any effect, health effect. Remember the number 100. Compared to that, the Soviet Union required a mandatory evacuation during Chernobyl at five millisieverts. This doctor is quoted as saying, "The effects of radiation do not come to people that are happy and laughing. They come to people that are weak-spirited, that brood and fret." This is a direct quote. And he’s heading the study. And so, the citizens in Fukushima are very concerned.

 Yes. There’s been a big fight. The Fukushima residents, the parents, came down in busloads to Tokyo on March—excuse me, May 23rd and met with the Ministry of Education. The whole building was encircled by people, completely encircled, and these negotiations went on inside the building. It was very intense. And the parents made the ministry say that they would aim for returning to back down to the one millisievert standard as much as possible, compared to the twentyfold increase that they were allowing in Fukushima prefecture for the children. These levels that they have been allowing, it’s officially still in place. They’re huge levels. Twenty millisieverts is much higher than what triggers a radiation-controlled area inside nuclear power plants. For example, in Japan, workers have been recognized for compensation, getting leukemia or whatever, as low as five, a little bit over five millisieverts. And this standard for children is fourfold that annually. Anyway, we demanded that it be brought down as close to one. They agreed. And then it turns out that what they’re saying is, just during the time they’re a school, they can reach that maximum one. So, of course, you know, a child’s life is at school, going to and from school, etc., so the government is still allowing very high levels for children.

Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 東大法科大学院修了の Takanori Eto さん 日本政府を提訴 東電への免許取り消しを求める

 東大法科大学院を修了したエト・タカノリさんが「フクシマ」をめぐり、日本政府に東電への免許交付の取り消しを求める裁判を4月7日、東京地裁に起こした。
 エトさんは6月6日、東京の外国人記者協会に招かれ、日本政府を相手どって裁判を起こした理由を説明した。

  ⇒ http://www.fccj.or.jp/node/6646

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〔フクシマ・NEWS〕 原発サイトのワンチャン2匹を救出

 ⇒ http://gizmodo.com/5810659/animal-lovers-raid-fukushima-to-save-radioactive-dogs

 東電のライブカメラがとらえたワンチャン2匹を、動物愛護団体、「ハチ公連合(Hachiko Coalition )」の活動家たちが救出、除染に成功した模様だ。

 「ハチ公連合」が2匹のワンチャンを救出したのは、2匹を保護することはもちろんだが、被曝したこのワンチャンたちをそのままにしておくと、何も知らずに接触した人間も被曝してしまうため。

 「ハチ公連合」の活動家は防護服で救助作業にあたり、動物員に連れて行き、除染を行ったそうだ。

 大沼 ある外国の愛護団体の「フクシマ」サイトを見ていたら、こう書かれていた。

 救出され、ついに生きる闘いに「勝った」フクシマのワンチャンは、英語でWON!と吠えるのだと。
 Bang!ではなく、WON!(ワン!) つまり「勝った!」

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〔フクシマ・レポート〕 「見えないものが人々を分断している」 伊藤夏子さんの福島報告

 平和哲学センター ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/06/fukushima-report-by-journalist-natsuko.html

 ……到着したのは住宅地の中の小さな保育所である。早速、玄関の子どもの靴の裏を測定した。レンジを一番下の300に合わせると、針が降り切れた。裏がざらざらした靴が一番高く、700cpmであった。  小さな砂場は2000cpm。絶対に遊ばせないで下さいとTさんは言った。セシウム137換算で1000cpmは、放射線管理区域から持ち出し禁止レベルである。2000cpmとは、1分間に2000個の放射線の粒が測定器の表面めがけて飛んできているということだ。
 砂場のセシウムは雨で浸透してしまったようで、20センチ以上掘り、粘土層が出たところでも600cpmであった……

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〔フクシマ・NEWS〕 「初動ミスで余分な被曝」批判 小佐古氏 辞任直前に首相あて報告書を提出 「小児甲状腺がんの発症が予想される」 福島県と近県で「疫学調査が必須」 「被曝者手帳」の交付もとめる

 共同 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061001000977.html
 
 小佐古氏は、「不適切な初動」で放射性物質の拡散予測結果が十分に活用されず、住民に「余分な被ばく」を与えたと指摘していた!

 政府の初動ミスで住民が余計な被曝!……これは重大な告発である。

 小佐古氏のこの「直訴」を、では「NHK」はどう報じているか?

 例によって例のごとし。

 こんな調子だ。

 「元参与 小児がん疫学調査求める」

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、4月に内閣官房参与を辞任した東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、政府に提出した報告書の中で、福島県と近隣の県の子どもたちを対象に小児がんの疫学調査を行うべきだと指摘していたことが分かりました。

 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110611/t10013459381000.html

 「初動ミス⇒余計な被曝」についての言及はない!

 疫学調査の実施は当然のこと。問題は疫学調査を実施しなければならないほど、「初動ミス」のために「余計な被曝」を強いられた人々(子どもたち)がいることであり、小佐古氏が辞任会見で男泣きして、人間として学者として不当性を訴えように、20ミリシーベルトの被曝強制が今なお続いていることだ。

 NHKは「小佐古氏の指摘が政府内でどのように扱われたかは不明で、今後の事故対応の検証の中で取り上げられる可能性があります」と言っているが、君たちの「報道ぶり」もまた、「今後の事故対応の検証の中で取り上げられる可能性があります」と言っておく。

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〔フクシマ・ツイッター〕 官僚政治家マスメディアの壁に阻まれている肉声をネットでとの菅さんの作戦、秀抜。枝廣さんを除けば非専門家で自然エネルギー支持の発言をしている著名人を揃えた。このほうが自身発言しやすいと見たのでしょう。次回は専門家とのネット公開懇談会を。長年の主張、発送電分離までは政権維持を私は許す

 ドイツ文学者、池田香代子さん ⇒ http://twitter.com/#!/ikeda_kayoko

 首相有識者ネット中継懇談会、発表のタイミングも絶妙。今日の脱原発全国デモ、参加者は菅支持とは限らないどころか政権に不満を持つ人が大多数だと思うが「菅やめろ」とは言いにくくなる。それでいい。総理は私たちが「使い倒す」ためにいる。菅さんだってそれで本望でしょう。本物の政治家ならば

 大沼 同感です。

 種村先生も存命なら、横浜・野毛の叶屋か泰華楼あたりでいっぱいやりながら、愛弟子の池田さんの意見に同意なされているはず。

 菅直人よ、あなたは「送電線」を手に花道を歩き、国民へ、市民運動家へと戻るべきだ!
 せめて「送電線」だけでも手に戻って来い!
 戻って、池田香代子さんの花束を受けよ!

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〔フクシマ・NEWS〕 原発事故調「骨抜き」の動き 経産省画策、首相が拒否

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106100678.html

 朝日新聞によると、経産省は「事故調」を、(同省が事実上コントロールする)「国家戦略室」が事務局を務める「新成長戦略実現会議分科会・エネルギー・環境会議」の指揮下に置く骨抜きプランを示し、菅政権指導部がこれに反発して、葬り去ったことが判明した。

 「フクシマ」で、日本ばかりか、世界の北半分(北半球)の生息環境が破壊されようとしているのに、この経産省の、「原発国体護持」にしか目が向かない視界狭窄ぶりよ!

 スイスのサンモリッツで開かれる「ビルダーバーグ会議」で「脱原発」が決議されようとしてる(とみられる)今、日本の経産省のこのアナクロな体たらく……。

 経産省の若手改革派よ、「国体護持派」を追放し、日本人が誇ることのできる(世界に尊敬される)組織に再生せよ!

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2011-06-10

〔フクシマ・For the Record〕 福島市の側溝で毎時4マイクロシーベルト 原子力安全委 測定地点を隠蔽 ストロンチウム 県内11ヵ所で検出

 ★ 福島の側溝で高線量観測、県が低減策要請
 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0610/news10.html

 原子力安全委員会は9日までに、福島市内の環境放射線量についての調査で、街路近くの側溝などから、空間中の線量と比べて数倍の1時間当たり3~4マイクロシーベルトの放射線が観測される場所があったと発表した。……

 ……一方で調査結果には、具体的な地名や線量は記されず……

  (既報ですが……)
 ★ 放射性ストロンチウムを検出
 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0610/news2.html

 文科省は9日までに、県内の11地点の土壌から放射性ストロンチウムを検出。。
 原発から62キロ北西の福島市杉妻町で4月27日に採取した土壌からストロンチウム89を1キログラム当たり54ベクレル検出。最も高かったのは24キロ北西の浪江町赤宇木で5月6日に採取した土壌の同1500ベクレルだった。ほか飯舘村で同1100ベクレル、川俣町で同220ベクレル、広野町で同30ベクレルで、セシウムと同様に北西方向に分布する傾向。

Posted by 大沼安史 at 12:34 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター〕 ミヤギ(宮城県)から 

 仙台市在住の「菊地淳」さん ⇒ http://twitter.com/#!/kikutijun

 福島県伊達市長、市内の小中学生・幼稚園・保育園児約8000人にバッジ型積算線量計を配布。現在市内すべての園・小中学校で校庭の表面の土の除染も進めている。これは皆、宮城と隣接する地で起きている現実である。これでも宮城は少ないサンプル測定でお茶を濁し、放射能を見ないフリし続けるのか。

 阿武隈川では全面禁漁のヤマメ(福島県発表)が、阿武隈川水系の内川、白石川のヤマメは安全(宮城県発表)。セシウム基準値500ベクレルに対して、305ベクレル、114ベクレル。ヤマメ・ロンダリング。宮城県に泳ぎついた途端にヤマメは、危険から安全に変わる出世魚らしい。人間もそうか。

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〔フクシマ・NEWS〕 (ネットで全世界に拡散中です) グリーンピース 福島市からの「子ども・妊婦の即時避難」を呼びかけ 日本政府に経費を含む完全な支援を要求

 AFP ⇒ http://news.yahoo.com/s/afp/20110609/sc_afp/japandisasteraccidentnucleargreenpeace

 国際的な環境団体の「グリーンピース」は9日、「フクシマ」から約60キロにある福島市から、子どもたちや妊婦が避難するよう呼びかけた。

 グリーンピースは事故発生後、飯舘村で放射能汚染調査を行うなど、現地で測定活動を続けていた。来日した代表のクミ・ナイドー氏(南アフリカ)も福島市入りし、父母たちが表土を除去した幼稚園を訪れるなど、現地を見て回った。

 9日、東京で開いた記者会見で「グリーンピース」のヤン・ベルラネク氏は「チェルノブイリではソ連政府は年間5MSvを超す地域の人々を避難させた。日本政府が20mSvで無害だというのは、受け入れられるものではないし、正当化できるものではない」と語った。

 "After the accident in Chernobyl, the Soviet government decided to evacuate anyone living in a place where the annual dose was to exceed five millisieverts.

"In that sense it's really unacceptable and unjustifiable for the Japanese government to insist that 20 millisieverts is harmless."

 グリーンピースは日本政府に対し、「高度な汚染地域に住む妊婦、及び子どもたちの即時避難のため、完全な金銭的・後方的な支援を行うとともに、汚染地域の完全な除染を行うよう求めた」。

 It demanded Japan's government "provide full financial and logistical support for the prompt evacuation of pregnant women and children living in high-radiation areas and conduct a full clean-up of contaminated areas."

  フランス語の記事は ⇒ http://www.romandie.com/news/n/_Japon_Greenpeace_affirme_que_la_sante_des_enfants_est_menacee_a_Fukushima090620111206.asp

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〔フクシマ・For the Record〕 北海道がんセンター 西尾正道院長が警告

 現代ビジネス ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7191?page=5

 「チェルノブイリでは、10代で放射線を浴びた人が30代で子供を産んだら、奇形児や知的障害を抱えた子供が生まれた、という例が多数報告されています。医療従事者の中で、被曝する職場環境にいる人は個人線量計を付けていますが、それらの人達でも年間平均被曝量は0・21mSv。文科省の年間20mSvという基準はその100倍です。個人線量計も配布せずに職業被曝の限度と同じにするとは恐ろしい。しかもこれは外部被曝だけの話。内部被曝も通常より大幅に増えているので、合算した評価で対応する必要があります」

 (西尾氏は政府が公表している放射性物質の数値が、セシウムとヨウ素が中心であるのも疑問だという。実際には放出されているはずのプルトニウムやストロンチウムなどの数値は、ほとんど公表されていない。)

 「プルトニウムは政府が公表しているγ線の20倍の悪影響があるし、ストロンチウムは新陳代謝が活発な子供が骨に取り込むと、骨の成長の妨げになる。子供たちを、いま原発周辺の地域にいさせては絶対にダメなんです。安全性を確保できる場所へ脱出させるべきだと思います」

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〔フクシマ・For the Record〕5月23日 参議院の行政監視委員会 参考人 意見陳述

 現代ビジネス ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7191?page=2

 「今回の事故では人為的ミスが重なっている。シビアアクシデント(過酷な事故)が起きる可能性を『小さい』と言って無視してきた、原子力安全・保安院の責任は大きい。もし次に原発事故が起きれば日本は壊滅する。安全が確信できない限り、原発は段階的に止めていくしかない」(後藤政志氏・元東芝の原子炉設計者)

「日本は、ヨーロッパであれば絶対に原発を作らないような場所(地震多発地帯)に原発を作っている。日本の原発は、すべて〝地震付き〟の原発であることを忘れてはならない」(地震学者の石橋克彦・神戸大名誉教授)

「政府の放射線量の公表数値は、γ線の数値だけになっている。私は、α線とβ線も計れるガイガーカウンターを持っているが、それで東京都内を計ると、公表数値の2倍くらいの数値になる。政府はウソをついていないが、本当のことも言っていない」(孫正義・ソフトバンク社長)

 (小出裕章さんの意見陳述については ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/on-the-recor-21.html )

Posted by 大沼安史 at 11:45 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「子供に関しては少しくらい被害が出ると思っていたけど、出ていないんだ」(枝野官房長官)

 現代ビジネス ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7191

Posted by 大沼安史 at 11:39 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 地震調査委 「M7超」の大余震 これで「4号機 使用済み核燃料プール」 倒壊・爆発の恐れ 「想定内」に

 政府の地震調査委員会は9日に開いた定例会合後、3月に巨大地震が起きた三陸沖から茨城県沖にかけての海域では、今後もマグニチュード7を超える大きな余震の恐れがある、と発表した。
 これで余震による「フクシマ」各機――なかでも、世界的に不安が広がっている「4号機の使用済み核燃料プール」の倒壊に伴う爆発の可能性がますます「想定内」のものになった。

 M7超の大余震によって「フクシマ」はどのような影響を受けるか?
 避難体制の準備はどこまで進んでいるのか?
 東京の記者諸君は日本政府に問いただしてほしい!

 発表情報を「縦割り」で垂れ流さないでほしい。「フクシマ」の危機は進行中なのだから……。

Posted by 大沼安史 at 10:27 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 小出裕章さんをアドバイザーに「こども福島情報センター/市民放射能測定所」がスタート

  ⇒ http://blog.goo.ne.jp/kodomofukushima/e/26079c75fbbb8c970c9b2f185adf69c9

 ☆ 11日午前 福島のお母さんたちの、この声、世界へ届け、集会  
【日時】2011年6月11日(土) 09:30~12:00
【場所】福島テルサ・あぶくま(大会議室)
    福島市上町4-25 福島駅より徒歩10分
    http://www.f-shinkoukousha.or.jp/terrsa/access.html
【予約】先着120名(予約不要)
【持物】マイカップをお持ち下さい(柿茶などを用意しています)
【費用】無料

 ☆ 19日 6月19日(日曜日) 第一回こども健康相談会
 「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」(代表:山田真)
 6名の小児科医等による【第一回こども健康相談会】を開催

日 時:19日(日)10時~16時(予定)
場 所:ホリスティカかまた 福島県福島市鎌田字門丈壇4番1

内 容:0歳児~20歳の乳幼児・青少年の小児科医による健康相談、および 身長・体重・血圧測定。当日お渡しする健康調査アンケートにご記入下さい。『健康&行動記録 生活手帳』の配布も致します。

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2011-06-09

〔フクシマ・ビデオ・インタビュー〕 岩井俊二監督 「ほんとあのオウムがサリンつくったより性質(たち)の悪い話で」

 岩上安身さんのインタビュー ⇒ http://www.ustream.tv/recorded/15259674

 「とにかくまず、これをやり続ける限りは、もう何万年もの間、残る廃棄物が出るという、その片付け方がまた見出せてもいないっていう、もうこの一点で、やるべきことではないですよね。そんなことやるべきじゃないじゃないという……何の権限があって、そんなことをやっていいわけ、というような話で、そんなの、ほんとあのオウムがサリンつくったより性質の悪い話で……、あのう、まあ、それがひとつ……」 

 (上記の発言は57分過ぎから)

Posted by 大沼安史 at 09:03 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 作業員たちの一日の疲れを癒す温泉の一風呂、焼酎の一杯

 ニューヨーク・タイムズ東京支局のタブチ・ヒロコ記者が、「フクシマ」への前線基地となっている、いわき市の湯本温泉を訪ね、作業員たちから話を聞いた。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/09/world/asia/09japan.html?_r=1 

 朝の6時、温泉宿から集合した作業員たちはバスに乗って「フクシマ」に向かう。

 福岡から来た20歳もその一人。
 「フクシマ」で働く、2200人の下請け・孫請け( subcontractors and subsubcontractors  タイムズは日本のマスコミのように「協力会社」とは書かない)作業員の一人。(東電正社員は300人)

 この福岡の若者は、4号機の足場を組む作業に従事している。(4号機に足場を組む……ということは、「使用済み核燃料プール」の崩壊を防ぐ、いま最も重要な作業に従事している……)

 現場での「作業」時間は3時間。(これが「フクシマ」の一般的な作業時間だという)

 片道1時間の「通勤」時間はもちろん、休憩・準備時間などは、この「3時間」に含まれていない。

 「起きて、出かけて、働いて、帰ってきて、食べて風呂に入って寝るだけ」の毎日だ。

 浜岡から働きに来た人(35歳)もいる。「被曝も仕事のうち。消防士が火を怖がっていたら、仕事にならないのと同じ」

 湯本温泉には飲み屋さんもあるが、作業員の多くはビールや焼酎を部屋で飲んで、一日の疲れを癒す。(飲みには出ない。次の日がある……)
 
 防護服で汗まみれの作業。先日、60代の男性が搬送先で死亡したが、「熱中症ではないか」と作業員たちは言う。

 「温泉につかるのが一番の楽しみ」と作業員たちは言った。

 取材を受けた作業員たちはしかし、タブチ記者に賃金のことは語らなかったそうだ。
 記事で判断するかぎり、苛酷な作業実態についても、多くを語らなかったようだ。

 でも、作業員たちは「ひと風呂を浴び、焼酎で疲れを癒す」「喜び」については彼女に語った。

 この「喜び」に注目し、記事に書いたタブチ記者は偉い!

 どれだけシンドイ作業を続けているか、それだけで想像がついてしまうから……。
 
 こういう下請け・孫請けの作業員によって、「フクシマ」は最悪の破局の危機を、なんとかしのいで来ている。

 がんばってください、とお願いする。

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〔フクシマ・ツイッター情報〕 バンクーバー「平和哲学センター」の乗松聡子さんらが英語発信ツイッター・アカウントを開設

 ⇒ http://twitter.com/#!/FukushimaEng 国内情報を英語で全世界に発信! 

Posted by 大沼安史 at 01:16 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター情報〕 宮城県「牛の餌、奪い合い起きている」(河北新報)牧草から許容量を超えるセシウムが検出され使用が自粛要請されていることから、餌の奪い合い、高騰が起きている。自粛に耐えられない人が出るだろう。学校給食で毎日牛乳は出されている。いつも真っ先に被曝するのは子供であるのが、悲しいかぎりだ。

 仙台市の「菊地淳」さん ⇒ http://twitter.com/#!/kikutijun 

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〔フクシマ・告知〕 明日(10日)たんぽぽ舎+『週刊金曜日』「こどもたちを救おう~福島から2人のお母さんの訴え」 東京集会

 ⇒ http://www.kinyobi.co.jp/event/event_detail.php?no=2070&page=1  

  6月10日 (金) 午後6時(開場5時半)~8時半   東京・全電通ホール (JR御茶ノ水駅・地下鉄新御茶ノ水駅3分)出演:  宍戸隆子 陶山三枝子(福島から)落合恵子・佐高信の各氏。参加費:1000円 定員:  当日会場にて先着順400名   問い合せ:  『週刊金曜日』03-3221-8521 平日9時半~17時半)

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〔フクシマ・ノート〕 「日本流」にレッドカード 米国やドイツなどから厳しい「アマノ・ジャパン・バッシング」

 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙に衝撃的な記事が掲載された。(下記ブログ参照)英文記事は ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304906004576371781243470772.html?KEYWORDS=Amano
 日本語記事は ⇒ http://jp.wsj.com/World/node_247395

 日本政府がIAEAに送り込んだ外交官あがりの天野之弥・事務局長による「フクシマ」をめぐる対応に対して、主要先進国8ヵ国でつくる「G8」の間で不信感が募り、「原発安全基準策定」のプロセスから「アマノ IAEA」を排除する動きが、早くも始まっている、という。

 IAEAの天野事務局長は、本国政府と謀って「フクシマ」の事故の隠蔽を続けて来た……。そいいう男を、もう「原発の安全基準づくり」に関与させてはならない。新たな安全基準まで世界の人々から不信の目で見られてしまう……

 「アマノ IAEA」に対するこんな「不信任状」「告発状」が、よりによって「G8」の内部から突きつけられたわけだ。

  #

 それではいったい、「G8」の、どこから批判が出ているのか?

 WSJ紙の記事はこう述べている。

 「3カ国で原子力を担当する政府高官は、このところ、IAEAは東京電力福島第1原発の危険性について迅速かつ正確な分析を行なわなかったと声高ではないながらも批判している」

 Senior nuclear-affairs officials from the three nations in recent weeks have quietly criticized the IAEA for failing to provide quick and accurate analysis of the danger posed by the accident at the tsunami-stricken Fukushima Daiichi plant.

 つまり「アマノ・ジャパン・批判」は、「G8」の加盟国の中の「3ヵ国」から上がってわけだ。

 となると、この「3ヵ国」がどこなのか気になるが、G8の顔ぶれ――カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、英国、米国――を見れば、およそ想像がつく。WSJが「米国」の経済専門紙であることを考え併せれば、よりハッキリ見えて来る。

  #

 「トリオ」の一角はいうまでもなく、「フクシマ」のおかげで地方選で大敗北を喫し、180度の政策転換を迫られたドイツ(のメルケル政権)だろう。

 ドイツが日本を批判……これは日本政府として当然「想定内」のことだろうが、ドイツだけが「アマノ・ジャパン」を非難しているわけではない。

 実は頼みの「同盟国=米国」までがドイツをともに不信状を突きつけているので、日本政府当局者にとっては、このWSJの記事は超・衝撃的なのだ。

  #

 なぜ「米国」が「アマノ・ジャパン・バッシング」に加わっている、と言えるのか?
 記事にもあるように、米国は「公式の場」ではIAEA支持を表明している。その米国が「バッシング・トリオ」の一角を占めていると、なぜ言えるのか?

 これは拙著の新刊『世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実』(緑風出版)の「第10章 ウィキリークス」でも指摘したことだが、米国はもともと、原発安全対策をないがしろにする、日本政府がIAEAに送り込んだ幹部職員に対して、根深い不信感を持っていることがひとつ挙げられる。

 ウィキリークス国務省機密電で明らかになったところでは、たとえば通産OBの谷口富裕IAEA元事務局次長(安全担当責人者)を米外交官が厳しく批判している。

 しかしウィキリークスが暴いた、一連のウィーン発機密電はいずれも「フクシマ」以前のもの。「フクシマ」が起きた今なら、その「ジャパン・バッシング」は怒りさえ帯びたものになってはずだ。

 こうした米側の「アマノIAEA」、および日本政府に対する不信感は、米原子力規制委員会「フクシマ」小委員会(5月26日付)の議事録にも散見される。⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1114/ML11147A075.pdf 

 たとえば、その60頁で、参加者の一人は、こう述べている。

 情報公開は全面的ではない。これからもそうだろう。IAEAのようなところが(日本を含む)どんな国からも一連の事実を集めることができれば、もっとうまく行くはずなのに……
 (…… and not yet on getting that information out to everybody. I think that will happen over time. I think it's done more effectively if one organization like IAEA does it versus every country trying to get their set of facts.)

 もはやこれ以上、「状況証拠」を挙げる必要はないだろう。
 米国が「アマノ・ジャパン・バッシング」に加わっていることは、最早、明らかなことである。

  #

 それでは米国、ドイツに次ぐ、第3の国はどこか?

 これは、WSJの記事の以下のくだりに「答え」が隠されている。

 「特に先進2カ国の政府高官はIAEAが先週公表した福島原発事故に関する調査報告書の要約の一部について異論を唱えている。IAEAは報告書の中で、日本の危機管理が「模範的 」であるとしたが、この評価については日本の内外で批判が高まるものとみられる」
 (In particular, government officials from two Western countries disputed parts of a summary of IAEA findings on the Fukushima nuclear accident released last week, in which the U.N. agency found the Japan's crisis-management to be "exemplary," an assessment many critics inside and outside Japan would dispute. )

 ここでいう「特に」とは「3ヵ国のなかで特に」という意味だが、「1ヵ国」だけが、あの、歯の浮くような、「ヨイショ報告書」の批判の輪に加わっていない。

 この報告書批判を避けた「1ヵ国」とは、当然ながら英国だろう。フクシマを訪れ、報告書をまとめたIAEA調査団の団長は、英国の原子力監察官だから、これだけは非難の声を揃えるわけにはいかない。 

  #

 こうしてみると、「アマノ・ジャパン・バッシング・トリオ」とは米独英の「3ヵ国」ということになるが、ほかの国が「アマノ・ジャパン」支持かというと、まったくもって、そうではない。

 たとえばWSJの記事には、こうある。

 フランスのナタリー・コシウスコ=モリゼ環境担当相は……「……我々はIAEAの強化を望んでいる。IAEAのトップは我々が出した結論を現実のものとしてもらいたい」とも語った。
 (……said French Ecology Minister Nathalie Kosciusko-Morizet, who headed up the meeting. "On the contrary, we want to reinforce it and allow for their director to transform our conclusions into reality." )

  天野事務局長や日本政府の当局者としたら、「フランスよ、お前もか」と嘆きたい気持ちになるだろうが、それが世界の現実である。

 G8のほかの3ヵ国、カナダ、イタリア、ロシアも、(WSJが確かめていないだけで)きっと米独英仏の4ヵ国と同じで考えであろう。

  #

 「アマノ IAEA」は「フクシマ」の事故情報を速やかに国際社会に開示しなかったことで世界的な批判を受けているが、飯舘村の放射能測定値をめぐっても、いったんフローリー事務局次長(前述の谷口氏の後任)が「IAEAの避難基準の倍」と発表しておきながら、そのあと、「匿名のIAEAの当局者」が、日本のメディアに限って、「測定値を平均したら避難基準以下になりました」と「訂正発表」する、とんでもないことを仕出かしている。(前掲、拙著、「第二章 飯舘村」参照)

  #

 日本政府お得意の「報道統制」で国際社会も騙し通せると思ったのが運の尽き。

 天野氏に対する事実上の「退任勧告」ともいうべき WSJの報道は、日本政府に対する国際社会からのレッドカードでもある。

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〔★ フクシマ・NEWS〕 G8のうち3ヵ国が「アマノ IAEA」を批判 原発安全基準づくりから「隔離」

 ウォールストリート・ストリート・ジャーナル紙の日本語版・英語本版に、衝撃的ともいえるきわめて重要な記事が掲載された。

 日本版 「原発安全基準の策定でIAEA外しの動き」 ⇒ http://jp.wsj.com/World/node_247395
 英語版 「IAEA 日本の危機をめぐり批判浴びる(IAEA Draws Fire Over Japan Crisis)」 ⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304906004576371781243470772.html?KEYWORDS=Amano

 ふたつとも同一内容である(日本版は本版の日本語訳)。

 そにれよると、「フクシマ」をめぐる対応、および今度の「原発安全基準」づくりをめぐって、G8(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、英国、米国)のうちの「3ヵ国」の「政府高官が原発安全基準の策定議論からIAEAの天野之弥事務局長を外そうとしている」。

 記事はさらにこう続く。

 「3カ国で原子力を担当する政府高官は、このところ、IAEAは東京電力福島第1原発の危険性について迅速かつ正確な分析を行なわなかったと声高ではないながらも批判している」

 「これらの政府高官は特に、IAEAと日本の元外交官である天野事務局長が日本政府の核防災計画や事故発生後の対応について適切な追及を行なったかどうかを問題視している。

 「これら政府高官の一部は、2009年のIAEA事務局長選で天野氏を支持したが、現在では天野事務局長がいまだに日本政府の影響下にあるのではないかと危惧している」

 (対応する英文記事は、末尾に)

 WSJの記事はさらに、

 ① 「7日」、パリで開かれた「原子力の安全に関する閣僚級セミナー」がIAEAの定例理事会に重なったことから、天野事務局長が「閣僚級セミナー」に出席しなかったこと

 ②国連の潘基文事務総長が、ニューヨークで開催される第66回国連総会に合わせて「原子力の安全と核の安全保障に関する首脳級会合を開催する」ことを発表した「9月22日」も、IAEAの年次総会にぶつかっていること――を指摘し、

 原発安全協議の場から、「アマノIAEA」を外す動きが出ていることを示唆した。

 G8のうち3カ国の上級外交官によると、主要会議の日程が重なっているのは偶然ではないと指摘する。パリの閣僚セミナーに出席したある政府高官は、「天野氏が出席できないようにスケジュールが決められている。原子力の安全に関してIAEAの存在感を薄めようとしている」と述べた――という。

 Officials in three Western countries are attempting to sideline the head of the International Atomic Energy Agency from international nuclear safety discussions amid their growing concerns about the U.N. nuclear agency's handling of Japan's atomic crisis, say officials familiar with the matter.

 Senior nuclear-affairs officials from the three nations in recent weeks have quietly criticized the IAEA for failing to provide quick and accurate analysis of the danger posed by the accident at the tsunami-stricken Fukushima Daiichi plant.

 In particular, they have raised questions about whether the agency and its head, former Japanese diplomat Yukiya Amano, have adequately criticized Japan's nuclear disaster plans and response to the crisis.

 Some of these officials, who supported Mr. Amano's election to head the agency in 2009, now are concerned that Mr. Amano is still under Tokyo's sway.

Posted by 大沼安史 at 10:37 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマのお母さんの声〕 線量計バッチを配られたのはごく一部の場所の学校のみです。学校の先生が線量計を身に着けてます。マスク率も市内は高くありません。普通に生活している人も多いです。ウチは、カッパ着せて登校させてます。福島の夏は暑いです。そろそろみんなの我慢も限界になるんじゃないかな

 「かるてーか」さん ⇒ http://twitter.com/#!/karuteka

Posted by 大沼安史 at 09:47 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・情報〕 福島市内の中学校 35マイクロシーベルト/時

 ⇒ http://lockerz.com/s/108439577

 「nao」さんのツイッター ⇒ http://twitter.com/#!/kassanao

 福島市内の中学校で35μSv!!即避難レベルなんじゃないでしょうか!! なんでこの様な調査を日本がしないで、GreenPeaceにやってもらっているのでしょうか!もう怒り爆発!!

Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター・警告〕 「北東関東地域と宮城の大規模避難は避けられないだろう」

  「東海アマ管理人」氏 ⇒ http://twitter.com/#!/tokaiama

 東電も政府も「小田井人足」だ。仕事をやるフリだけして何もしない連中のこという尾張言葉だ。それは、本当は何をしても無駄と分かってるからだ。対策など存在しない。だが必要だった矢板工事もやらない。海と地下水に超高濃度汚染垂れ流し。これは明確な怠慢犯罪だ。4月には完成できたはずなのに

 福島原発事故は平穏に見えるが、毎日「再臨界」との戦いなんだ。勝てる見込みのない空しい抵抗だ。溶融マグマはボタボタ落下しながら一カ所に集積しようとする。周囲には水やベリリウム、硼酸入れても熱中性子濃度が下がるとは限らない。集積度上がれば必ず臨界起こす。持続すれば誰も近寄れなくなる

 核燃マグマが圧力容器の底にあるうちはハフニウム制御棒と接触し再臨界が抑制されてた。だが格納容器から落ちれば構造上一カ所に集積、嫌でも臨界条件上がる。反射材もある。硼素が溶融してマグマと混ざってくれる可能性は小さい。おそらくマグマ上部にスラグ化する。臨界条件は上がる一方で抑制不能

 地下に落ち込んだ核燃マグマが水脈と接触したときの挙動は大爆発以外にもあるかもしれないが最善でも小規模爆発持続が起きる。このとき環境大放出は絶対避けられない。これがあるから遷都ゾンビが復活した。おそらく北東関東地域と宮城の大規模避難は避けられないだろう。みんなが予想する千倍悪い事態

 大沼 「東海アマ管理人」氏は事故直後の3月12日以降、実に的確な指摘をしている。

Posted by 大沼安史 at 09:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 文科省が「ストロンチウム汚染」を、ようやく「明らかにした」

 朝日新聞 ⇒ http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106080682.html 

 福島市内を含む福島県内11ヵ所の土壌で「新たに」検出した……そうである。
 
 大沼 本ブログ既報の通りの状況になって来た。米プリンストン大学のスコロウ氏が警告した通りの展開になって来た。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/03/afterheat-b808.html

 半減期30年のセシウム137とストロンチウム90という、2つの厄介な核種が今度、至るところで検出されるだろう。「フクシマ」由来のものだ。そしての2つは、今生きている人々の生涯にわたって測定されるものだ。今後1世紀にわたり、貧しい人々は汚染された土地に住み、汚染された食べ物を食べ、汚染された汚染された家で暮らさなければならない。

 Notably, two rogue isotopes with 30-year half-lives, Cesium 137 and Strontium 90, will be found everywhere, both of them unmistakably attributable to the accident. They will be measurable throughout the lifetimes of everyone alive today. Throughout this century, the poor will live on the contaminated land, eat the contaminated food, and live in the contaminated buildings.

Posted by 大沼安史 at 08:48 午前 | | トラックバック (1)

2011-06-08

〔フクシマ・メモ〕 WSJ紙 事故直後の緊迫した日米間のやりとりを再現 「事故が起きて数時間の間、彼ら(日本の当局者)は状況の重大性を分かっていないようだった」*「首相官邸からの情報が遅く、断片的にしか届かないので、ルース大使は防衛省や外務省、果ては財務省の内閣レベルの当局者に電話をかけまくった」*「情報が入って来ないので米海軍は海軍機に搭載した測定器を使って(データを集め)放射能雲の拡散シミュレーションを行った」*キャンベル次官は藤崎大使に「お国の存亡がかかっていることではないか」と告げた

 7日付けのウォールストリート・ジャーナル(電子版)の報道で、事故直後の日米両政府間の緊迫したやりとりが明らかになった。⇒ http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304432304576369753543372860.html
 
 「日本 事故の重大さをようやく認める メルトダウン後、日米関係 緊張(Japan Concedes Severity of Blast:Nuclear Disaster Strained Relations With U.S. in Days After the Meltdown)」と題された記事のハイライトは以下の通り。

 *「事故が起きて数時間の間、彼ら(日本の当局者)は状況の重大性を分かっていないようだった。最初、彼らはわれわれ(アメリカ側)のどんなサジェスチョンも受け付けなかった」(在東京の米政府当局者の証言)

 "In those early hours, they didn't seem to understand the severity of the situation," said one U.S. official in Tokyo. "In the beginning, they weren't taking any suggestions from us at all."

 *「われわれは(事故数日にして)核燃料に重大な損傷が起きていることに、かなり自信を持っていました。損傷した燃料からだけ発生する高い放射線のレベルを示す、さまざまなインディーケーターがあったからです」(米原子力規制委員会=NRCのビル・ボルチャード事務局長、5月にニューヨークで語る)

 "We felt pretty confident [within a few days of the accident] that there was significant fuel damage," Bill Borchardt, the NRC's operations chief, said in New York late last month. "There were numerous indications of high radiation levels that can only come from damaged fuel at those kinds of levels."

 *事故発生後、数日間、アメリカのルース駐日大使は「24時間」、日本の当局者に対して電話をかけ続けた。首相官邸からの情報が遅く、断片的にしか届かないので、ルース大使は防衛省や外務省、果ては財務省の内閣レベルの当局者に電話をかけまくった(米当局者の証言)

 In the accident's early days, the U.S. ambassador in Tokyo, John Roos, made "around the clock" phone calls to Japanese officials, according to a U.S. official. Upset by the slow trickle of data from Prime Minister Naoto Kan's office, he began calling Cabinet-level officials representing the ministries of defense, foreign affairs and even finance, this official says.

 *情報が入って来ないので米海軍は海軍機に搭載した測定器を使って(データを集め)放射能雲の拡散シミュレーションを行った。原発の160キロ北東の大気中で低レベルの放射能汚染を検出したのを受け、第七艦隊は3月14日、再展開を行った。

 Worried by the data deficit, the U.S. Navy began running simulations of the radioactive plume using detectors on Navy aircraft. On March 14, the Navy's Seventh Fleet redeployed after detecting low-level contamination in the air about 100 miles northeast of the Daiichi plant.

 *米国がとくに懸念したのは、炉は停止しているものの燃料棒が貯蔵されている4号機の使用済み燃料プールだった。

 The U.S. was particularly worried about the spent-fuel pool at the plant's reactor No. 4, where active fuel rods were stored as the reactor was offline.

 *「われわれは(4号機の)使用済み燃焼プールに水がないと信じている」と、ヤツコNRC委員長は3月16日、連邦議会下院で証言した。この点について東電の当局者は、燃料棒が損傷し放射性物質の漏洩は続いているものの、プールに水が存在することを確認できている。

 "We believe … there is no water in the spent-fuel pool," Nuclear Regulatory Commission Chairman Gregory Jaczko told a House panel on March 16. Ultimately, Tepco officials were able to confirm the presence of water, although the fuel rods were damaged and leaked radiation.

 *ヤツコ委員長が下院で証言する数時間前まで、ルース大使は在日アメリカ人に対して「日本政府の12マイル(20キロ)圏外避難指示に引き続き従うよう」呼びかけていた。しかしその日のうちに米政府は在日アメリカ人に対して50マイル(80キロ)圏内から脱出するように告げた。米国務省は米国市民の日本旅行を止めるよう要請した」

 Hours before Mr. Jaczko's testimony, Mr. Roos, the U.S. ambassador in Tokyo, had said Americans in Japan should "continue to follow the advice of the Japanese government" on the 12-mile evacuation zone. But later that day, the U.S. told Americans within 50 miles of the plant to get out. The State Department also urged U.S. citizens to defer travel to Japan.

 *一方、米当局者によると、(ワシントンでは)国務省のカート・キャンベル次官が3月16日、長年の友人である日本の藤崎一郎大使のオフィスに4、5回、電話をかけた。キャンベル次官は藤崎に大使に、米国は(日本政府よりも)より広い避難圏を発令しているはずだ、と告げ、異なった避難圏が設定されると日本は困惑するとの大使の懸念を一蹴した。米当局者によると、キャンベル次官は藤崎大使に「あなたの国の存亡がかかっていることではないか」と告げた。

 A U.S. official said Assistant Secretary of State Kurt Campbell called Japanese Ambassador Ichiro Fujisaki, a longtime friend, to his office four or five times on March 16. Mr. Campbell told Mr. Fujisaki that the U.S. might have issue broader evacuation warnings, and brushed aside the ambassador's fears that the divergent views on evacuation could embarrass Japan.
 One U.S. official says Mr. Campbell told Mr. Fujisaki that "the survival of your nation" was at stake.

 *藤崎大使は事故を起こした原発から、情報が速やかに伝わらなかったことが障害になっていた、と当時を振り返った。大使は米国の支援と素早い対策に感謝した。3月18日、NRCの専門家たちは東電側と最初のミーティングを行った。NRCの専門家たちは東電が本店2階に設置した対策本部「戦闘司令室」に通されるず、別の階の会議質に案内され、2段階下級な東電の社員に紹介された。「東電は何の準備もしていないおようだった。まさにカオス状態だった」(長嶋由久・民主党代議士)

  Mr. Fujisaki recalls the sticking point was that information wasn't coming quickly enough from the stricken plant. He said Japan appreciated the U.S. help and quickly worked to take advantage of it. On March 18, NRC experts in Tokyo finally got their first meeting with Tokyo Electric Power, or Tepco. But instead of being taken to the second floor "war room" Tepco had set up to deal with the nuclear crisis, they were ushered into a conference room on another floor and introduced to two low-level employees. "Tepco [had] seemed to make no preparation. It was just chaos," said Mr. Nagashima, the ruling-party lawmaker.

Posted by 大沼安史 at 01:33 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 ワンちゃんが2匹いる!

 英紙ガーディアン電子版 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/video/2011/jun/07/animals-fukushima-dog-cats-video?INTCMP=SRCH

Posted by 大沼安史 at 11:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 オランダでフランス行き核燃料廃棄物輸送列車 阻止行動

 英紙ガーディアンによると、オランダで7日、フランスのラアーグ核燃料リサイクル工場に向かう貨物列車を阻もうと、「グリーピース」の活動家がタンクローリーを線路上に駐車し、自らを鎖でレールにつないだ。
 警察が出動して排除した。

 オランダの「ボールスセール原発」から出た「核のゴミ」を積んだ列車だった。

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/environment/2011/jun/07/greenpeace-protesters-train-nuclear-waste?INTCMP=SRCH

Posted by 大沼安史 at 11:29 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 送電網 だれもが自由に使える公共財

 東京新聞 社説 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011060802000072.html

 原発を推進し発送電分離もあいまいな(政府のエネルギー)素案は、電力業界に利益をもたらす地域独占、発送電一体は維持するという宣言にみえる。

Posted by 大沼安史 at 10:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS 〕 元気に育つ 耳なしウサギちゃんの身元判明!

 ツイッター情報 「Naohisa Kuriyama」さん ⇒ http://twitter.com/#!/clearart

 計画的避難区域福島•浪江町の今/東京新聞8日22面★“生まれつき耳のないウサギの動画が、ネットで飛び交ったのは5月初旬だった。動画をアップしたのは、福島県浪江町津島地区でキャンプ場を営む杉本祐子さん。ウサギはキャンプ場の一角で四月に生まれた十数羽の中の一羽”

Posted by 大沼安史 at 10:33 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 菅直人 「私と風力発電」

⇒ http://typecast.typepad.jp/t/typecast/321695/465847/42338562

  ……その為の大きなステップとなるのが、「自然エネルギーによって発電した電気を固定価格で買い取る」という制度です。これが出来れば、新人議員の時に私がぶつかった法の壁は、突破できます。そこで、固定価格買い取り制度の法案を、閣議決定にまで漕ぎ着けました。今年の3月11日のことです。しかし、その当日に、大震災は起こりました。

Posted by 大沼安史 at 10:05 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマの声〕 今回の避難劇でどれだけの老人が死んだと思っているのか。金の勘定しか関心のないやつには言葉がない……

 「廣田 真也(浜通りの風)」さん
 ⇒ http://twitter.com/#!/hama_kaze

 ・ 震災当日の夜。普段はほとんど車の往来がない我が家の前の道路を、引っ切りなしに走りゆく姿があった。現場にいた原発関係者はみな事態の深刻さを理解していたのであろう。私も直感していたが、家族親類最後の夜をどこまでも揺れ続ける余震の中で、ロウソクの灯りで過ごした。

 ・ 空の星が見たことのないような輝きだった。輝きというよりは、少女漫画のようなきらめきに近かった。あれも上空に放出されていた放射性物質の乱反射によるものだったのか。言葉なくじっと空を見上げ続けていた。あの景色を忘れることは出来ない。

 ・ 三号機、爆発のとききのこ雲出てるじゃん。核爆発でしょ。水素爆発じゃなくて。

 ・ しばらく前に、勝間和代さんが「まだ一人も亡くなっていない原発問題になぜそんなに目くじら立てるんだ」とかいう旨のテレビ発言を聞いた。たぶん目の前で話したら即ぶん殴るとは思うが、今回の避難劇でどれだけの老人が死んだと思っているのか。金の勘定しか関心のないやつには言葉がない、、、。

Posted by 大沼安史 at 10:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 政府の原発事故報告書(要旨)

  東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060701001131.html

 大沼 とりあえず、「ベント」に注目する。 「要旨」は2ヵ所で言及している。

 ・格納容器圧力が上昇して破損するのを防ぐため蒸気を大気中に逃がすベントを実施。1、3号機で水素爆発が発生して原子炉建屋を破壊。大量の放射性物質を放出した。 

 ・格納容器のベントシステムの操作性に問題があった。放射性物質の除去機能が不十分。

 「ベント」を「実施」したけれど、「操作性に問題」があった……

 しつこいようだが、これは「ベント」を手動で試みたが、3機ともだめだった、ということである。

 GEに損害賠償を請求すべきだ。

Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 送電線を国民の手に! 署名 呼びかけ

  ⇒ http://maketheheaven.com/japandream/

Posted by 大沼安史 at 09:16 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマの声〕 おやすみ福島 さよなら福島

 「space safari」さん ⇒ http://twitter.com/#!/MijAH3

 ・ コンチクショー!なめんじゃねー!二度と繰り返すんじゃねー!これから夫沢行くぞ!3号熱だしてんじゃねー 頑張れ 頑張れ 最後に残ったのは俺達しかいねー 誇り高き全てのホワイトソルジャーrespect

 ・ 明日最後に川俣町通りたいな 天使がいっぱいいる川俣町 一生忘れない 

 ・ 3ヶ月目の最後に遂に無茶苦茶になった四号基を目の当たりにした瞬間一生焼き付いて忘れない。あれは俺だけの風景だった。何故か頭の中でaudio activeのkind of greenが鳴っていた。勝手な人間の事、子供達の事、活動し続ける人達の事がよぎって悲しみという感情しかなかった

 ・ 今日活動続けていたダンプや重機はスクリーニングを受けそれぞれの場所に帰る準備をした。小高は側溝の土砂を排除し排水を良くする作業も今日で終了。24日目処で一部を除き撤退する。今まで支えた家族の皆さんお疲れ様でした。そして応援してくれたフォロワーの皆様ありがとうございました。

 ・ 福島で過ごす最後の夜になった。昨日はテントの中でDOMMUNE 福島再放送でハラカミさん、七尾さん圏内の歌染みた。子供達だけでもどこか遠くへ、、、そう最初現地に初めて来た時の事思い出してます。訳がわからなかったけど街になってきたよ。GAGLEもお疲れ様!おやすみ東北。おやすみ福島

 ・ おはよう!これから郡山行って昼には福島を去ります。皆さん本当にお疲れ様です。また会う日まで元気で!   群馬には1500時に着くので前から呟きたかった事を2つ呟いて今日はやめます
 

Posted by 大沼安史 at 09:13 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ツイッター報告〕 東京・銀座 雨の金曜日(10日) 「滅びかけた国とはかくも滑稽である」

 「copelkun」さん ⇒ http://twitter.com/#!/copelkun
 
 先週の金曜夕刻、東京銀座を歩いていると雨のなか東電本社近くで原発に反対するデモに出会った。すると横断歩道を渡れないでいる背広の若い男がなぜ取り締まらない迷惑だと交通整理の警官に文句を言っていた。デモを応援する人はおらず、冷笑している人が多かった。滅びかけた国とはかくも滑稽である。

Posted by 大沼安史 at 08:43 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 警告アラーム ⇒ なんと114マイクロシーベルト! 基準の50倍近く ⇒ 一緒に計測器をのぞき込んでいた、近所の主婦もも目を丸くした」 「安全区域(?)」で猛烈な線量 「飯舘村に負けてない」

 現代ビジネス ⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6830

 「原発から離れているのに、部分的に異常な高放射線量を示す場所を「ホットスポット」と呼ぶが、そうした地区が政府指定の避難区域外に出現しているのだ」

 南相馬市の市内「5ヵ所が国の安全基準である2・29マイクロシーベルトを超えた」

 「記者が、小林さんの自宅の周囲をガイガーカウンターで計測してみると、雨水が樋で流れ落ちる場所で、いきなり警告アラームが鳴り出した。数値をみると114マイクロシーベルト! なんと、基準の50倍近いではないか。一緒に計測器をのぞき込んでいた、近所の大岩順子さん(53)も目を丸くした」

 大沼 日本政府よ、自国民を守るのは君たちの最大の責務であることを忘れたのか?!

Posted by 大沼安史 at 08:34 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 キログラム・100万ベクレルを大幅に超える高濃度の放射能を(それも5地点=測定地7ヵ所のうち)で検出していた福島県庁 「公表」せず 翌日、別の場所で測った6千分の1ほどの低い測定値のみ「発表」 保安院にはファクスで通報 保安院・文科省とも発表せず

 朝日新聞 ⇒ http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201106040444.html 

 川俣町の国道114号と349号の交差点付近の雑草から放射性ヨウ素が1キロ当たり123万ベクレル、放射性セシウムが10万9千ベクレル。福島市の国道114号付近の雑草からヨウ素が119万ベクレル、セシウムが16万9千ベクレル。

Posted by 大沼安史 at 08:19 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-07

〔フクシマ・NEWS〕 6・5 東京 「脱原発」デモ

 ⇒ http://www.ustream.tv/recorded/15175451

 乳母車も混じったデモを守ってくれた警官隊のみなさんに感謝!

Posted by 大沼安史 at 09:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 豆腐屋さん 苦渋の「廃業」決断 「豆腐屋としては、大豆そのものは昨年度産ですので問題ないのですが、製造工程において空気中から放射性物質が混入する可能性は否定できません。このような状況において、豆腐を作る気力も売る熱意も失ってしまいました」

 ⇒ https://docs.google.com/document/d/1GBTholRH5_oGdn066B_e2LR6Nm1sV5LhmcVrkSaVBpY/edit?hl=ja&authkey=CNHW6MQN&pli=1#

 会津の「豆腐屋おはら」店主、小原直樹さん。10年かけて「地産地消型豆腐屋」をつくり上げた人だ。そこに、フクシマの原発事故!

 
 ……原発事故の発生以来、事故収拾の進展や会津地域の放射能汚染の状況を見守りながら、豆腐屋の今後の方針についてずっと考えてきました。これまで、会津産を中心として福島県産無農薬大豆100%の地産地消型豆腐屋の実現に向けて、パートナーの契約農家の皆様に様々な無理をお願いして、創業以来10年目にして昨年やっと達成することができました。しかしながら、福島県内の土壌汚染の実態が徐々に明らかになるにつれ、今年度の県内産大豆の使用を断念し、4月早々に契約農家さんに作付けをお願いしないことをお伝えしました。

 その後、会津地域においても、公式発表の数値を用いても年間積算量(=累積量)が一般人の法定基準の1mSvを超える見込みとなっています。 実際に計測された方々によると空間線量の値が国や県の公式発表の数値よりも実際は2-3倍以上高いこともわかっています。さらに、事故原発からは今も放射性物質が放出されていますし、1-3号機がメルトダウンしていることも正式に発表されました。すでに、会津も本来避難すべき地域となっています……。

Posted by 大沼安史 at 08:19 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・書評〕 『世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実』

 尊敬する「東海アマ管理人」氏ではないが、思わず「イエーイ!  (^^)V 」と叫びたくなる、超うれしい「書評」を、畏友・小笠原信之からもらった。

 彼のブログ「閑居愚考」に、拙著の新刊『世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実』(緑風出版)評を書いてくれたのだ。
 ⇒ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nbsn001/

 率直、うれしい。ほんと、うれしい。
 疲労困憊で絶不調の腎機能も、おかげでいっぺんに回復しそうだ!

 紀伊國屋BooKWeb ⇒ http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4846111083.html

Posted by 大沼安史 at 05:17 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ニューヨーク・タイムズが「被曝に閾値なし」のBIER報告を紹介

 ニューヨーク・タイムズが「日本にのしかかる知られざる被曝(Radiation’s Unknowns Weigh on Japan)という記事を掲載した。⇒ http://www.nytimes.com/2011/06/07/business/energy-environment/07radiation.html?_r=1&emc=tnt&tntemail1=y

 この中でタイムズ紙は、「被曝の影響は直線的で閾値というものはない」と結論づけた、全米科学アカデミー「電離放射線の生物影響に関する委員会(BIER委員会)」の第7次報告(ベイル Ⅶ、2006年、リチャード・マンソン委員長)を紹介している。

 ⇒ http://www.nap.edu/openbook.php?record_id=11340&page=1 

 http://www.nap.edu/openbook.php?record_id=11340&page=1

 http://dels-old.nas.edu/dels/rpt_briefs/beir_vii_final.pdf

 タイムズによると、「BIER Ⅶ」は主に、ヒロシマ、ナガサキの原爆攻撃の際、高エネルギーのガンマ線を浴びた、数千人に及びヒバクシャのデータから、この「線形・敷居なしモデル(linear, no threshold model)」の結論を引き出した。

 委員長のマンソン博士(ハーバード大学)は「それ以下のことを知ることのできないポイントというものはある。線引き(閾値を設定)で決めてしまうのは、単純きわまりないことだ」と語った。

 タイムズはまた、ヒロシマ・ナガサキと「フクシマ」の違いにも注目する。

 ヒロシマ・ナガサキの被曝は主に、急性の外部被曝だが、フクシマの場合は食べ物や水の摂取に伴う「内部被曝」が問題になっている――と。

 大沼 小出裕章さんが引用する「ベイル報告」を、ニューヨーク・タイムズが紹介した。
 線を引いて「基準」を設け、それを下回れば「安全」とするダイカトミー(2分法)は、たしかにあまりにも乱暴に過ぎることだ。

 福島における被曝実態の解明が進むにつれ、日本政府――とくに文科省の子どもたちに対する「トンデモ閾値」設定問題は、世界のアカデミズムから糾弾されることになろう。

Posted by 大沼安史 at 04:43 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 「ウッズホール海洋研究所」が太平洋の海洋放射能汚染調査を開始 「海のチェルノブイリ」の実態を究明へ

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 世界的な海洋研究機関である米国の「ウッズホール海洋研究所(WHOI)」(マサチューセッツ州ウッズホール)が「フクシマ」による太平洋の汚染調査を開始した。⇒ http://www.whoi.edu/page.do?pid=7545&tid=282&cid=103069&ct=162

 ハワイ大学の調査船、「カイミカイ・オ・カナロア」号に乗船した国際的な学際調査団は4日にフクシマ沖に出発、今後15日間にわたって、200×200キロの沖合いの海域で調査活動を行うとともに、黒潮の流れを追って観測活動を続ける。

 調査団にはカリフォルニア大学や東大などの各国研究機関の専門家が参加。東工大やオックスフォード大学などが後方支援する。

 調査は、半減期の長いアイソトープが海洋生物の食物連鎖の中でどう蓄積され、海洋環境の中で今度、どのような影響を及ぼして行くかを見究めるのが狙い。

 今回の調査は日本政府の許可を受け、(領海内の)沿岸部でもサンプリング調査を行うという。

 スチーブ・ジェインズ氏(WHOI)のチームは、浮遊漂流観測機などを使い、「フクシマ」沖からの潮の流れを解明。ニック・フィッシャー(ニューヨーク州立大学)のチームは、プランクトンなど汚染状況を測定し、食用の海洋生物への影響を調べる。

 大沼 「フクシマ」の事故は汚染水を太平洋に直接放流するなど、「海のチェルノブイリ」的な深刻な様相を深めている。

 「チェルノブイリ」の場合は、遠く離れたバルト海の汚染が問題になったが、「フクシマ」はすでにその汚染状況を倍も上回っているのではないか、との見方も出ている。

 米政府はEAP(環境保護庁)は「フクシマ」発の放射能の測定を打ち切るなど、事態の収拾・幕引きに懸命だが、ウッズホール(WHOI)のような民間の学術機関の調査まで抑え込むことはできない。

 WHOIの今回の調査で、「フクシマ」による太平洋の放射能汚染の深刻な実態が明らかになれば、日本政府は「垂れ流し」を続行できなくなるばかりか、公海の水産資源に対する汚染の責任を問われ、ますます苦しい立場に追い込まれることだろう。

 あれだけ「調査捕鯨」に熱心だった水産庁がいち早く、大掛かりな調査を実施し、結果を世界に公表しておけば、すこしは風あたりは弱まったものを……と思うと、残念である。

Posted by 大沼安史 at 03:52 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 アロハ~! 環境省のお役人たちは(福島の「熱地獄」をよそに)ハワイアンで涼しい夏 

 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japan-workers-ditch-their-suits-to-save-power-2293877.html

 環境を守るのが、みなさんの仕事であるなら、福島の子どもたちが置かれた苛酷な環境を一刻も早く改善するのも君たちの仕事だろう。

 被曝対策でアロハシャツも着ることのできない、フクシマの人々の環境を守る仕事に取り掛かりなさい!

Posted by 大沼安史 at 01:31 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 郡山市立橘小学校 ペットボトルを並べた「水の壁」で放射線を防護

 ⇒ http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0710015&frame=weblog&type=1&column_id=312625&category_id=8761

 郡山の橘小の教職員はがんばっている!

Posted by 大沼安史 at 01:27 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 7日午前5時59分ごろ 「ダイイチ」に「動物」が姿を現す 東電のライブカメラが撮影

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=i8sjafEK-4c

 犬だろうか? タヌキだろうか? このユーチューブはフランス人のアップロードのようだ。

 「ダイイチ」のライブ映像は世界中の人々が見守っている。

Posted by 大沼安史 at 12:18 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「砂場」を室内につくった幼稚園……悲しき映像 世界に拡散

 ⇒ http://www.japanprobe.com/2011/06/06/indoor-sandbox-for-fukushima-children/

 砂場の砂遊びはお日様の光を浴びてするものだろう……
 こういうことをさせている……日本とは、なんて非情な国!

Posted by 大沼安史 at 12:04 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 日本政府の「過小評価 → 訂正」発表サイクルに批判 TIME誌 

 ⇒ http://ecocentric.blogs.time.com/2011/06/06/fukushima-twice-as-bad-as-thought/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 「タイム」誌にこんな記事が掲載された。日本政府(保安院)が事故直後の放射性物質放出量の倍以上に上方修正したことを批判する記事だ。

 またも例のパターンが繰り返された。最初、(少なくとも公表のデータでは)過小評価しておいて、そのあと実はもっと深刻な状況でした、と訂正発表するパターンが……。

 日本の政府は隠蔽工作が行き詰まり、実態を少しずつ、小出しに(それもまだ低めに)発表して体裁を取り繕っているのだろうが、それにしても、ひどすぎる。

 こんな「政府」に税金を払っている私たち……!

Posted by 大沼安史 at 11:53 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 最大の放出源は使用済み燃料プール? MIT(マサチューセッツ工科大学)研究グループ 「フクシマ・ダイイチ」事故の技術的な教訓、および原子力産業のための改善対策:当面の評価(Technical Lessons Learned from the Fukushima-Daichii Accident and Possible Corrective Actions for the Nuclear Industry: An Initial Evaluation)」で指摘

  ⇒ http://mitnse.files.wordpress.com/2011/06/fukushima-lessons-learned-mit-nsp-025.pdf

 MITの原発推進派研究者グループによる技術的な事故総括(第一次)と対策の提案だが、それなりに参考になる。

 ざっと見て、以下の部分が目に飛び込んで来たので書いておく。
 10頁の「使用済み核燃料プール」の項に、こうある。

  「フクシマ」の放射性物質の最大の放出源は「使用済み核燃料プール」かも知れない。

 The largest radioactivity releases from the Fukushima plant may be from the spent fuel pools.

Posted by 大沼安史 at 11:37 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 文科省が(東京の)放射線量測定地“隠蔽” 

 産経 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/region/news/110606/tky11060622260016-n1.htm

 都内だけないかも知れない。

Posted by 大沼安史 at 11:18 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「松戸市における放射能汚染の解消を求める陳情」

 「松戸の未来を取り戻す会」⇒ https://ssl.form-mailer.jp/fms/c6c25a62153866

 私たちは、今の汚染された松戸を、このまま子どもたちに引き渡すことはできません。子どもたちの未来を、皆が安心して暮らせる松戸を取り戻すべく、以下の要請をいたします。

Posted by 大沼安史 at 11:15 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 福島大学の准教授12人 県知事に要望書 「被ばくの健康影響を矮小化しようとせず、むしろ、予防原則に則って危険の可能性を公に認め、被ばく線量を低減するための措置を積極的に講じることこそが、県民から信頼され愛される福島県を再び取り戻すための唯一の道であると、我々は確信します」

 ⇒ http://web.me.com/kumazawatoru1/kumatssite1/ESSAY_&_DIARY/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC/2011/6/6_6_6_%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%97%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%95%99%E5%93%A1%E6%9C%89%E5%BF%97%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%80%8C%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8%E3%80%8D%E3%82%92%E6%8F%90%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F.html
 
 荒木田岳、石田葉月、井本亮、遠藤明子、熊沢透、後藤忍、小山良太、澁澤尚、中里見博、永幡幸司、村上雄一、森良次の各氏。

Posted by 大沼安史 at 11:12 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・レポート〕 ジャーナリスト 高世仁さん チェルノブイリ 「フクシマ」への教訓

 〈1〉"終わりなき事故の後始末"  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=oSa-DtD8gy0&feature=channel_video_title

 〈2〉前編"立入禁止地区に暮らす" ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=v7TV6ae-u30&feature=relmfu

 〈2〉後編"立入禁止地区に暮らす" ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=UdqNWS4h_f4&feature=relmfu

 〈3〉"がんと生きる被ばく者の涙" ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=29F4psKbw_s&feature=related

  〈4〉後編"情報隠蔽と強制立退き" ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=3BLuJROZa84&feature=relmfu

  〈5〉"汚染土壌の再生に挑む" ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=sBikkPZHw1A&feature=relmfu

Posted by 大沼安史 at 11:02 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕「放射能から子どもを守ろう江東 Board」立ち上がる!

⇒ http://nhk-wm.qee.jp/koto_savechild/s_board.cgi

Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-06

〔フクシマ・NEWS〕 耳のない白ウサギ 南ドイツ新聞が報道

 元気に育つ、耳のない白ウサギの赤ちゃんが、ドイツでも話題になっている。有力紙の南ドイツ新聞が紹介したからだ。
 ⇒ http://www.sueddeutsche.de/panorama/2.220/japan-nach-der-atomkatastrophe-weiss-flauschig-und-ziemlich-verstoerend-1.1105439

 ちょっと辛いが、南ドイツ新聞の言っていることを書く。

 「チェルノブイリ」ではベラルーシやウクライナで水頭症の赤ちゃんが生まれて、悲劇のシンボルになったそうだ。
 この耳のないウサギは「フクシマ」のシンボルになるかも知れない。
 もしかしたら、この秋にこの世に生まれる、私たちの新しい命の前兆なのかも知れない……。

 記事は、こうも書いていた。「ほんと、とってもかわいい。ウールのようにやわらかな毛。ぴょんぴょん跳ねて、ボリボリ食べている」

 耳はないけど、付け根に傷跡もないようだ。

 僕はこのウサちゃんに、勝手に「フクちゃん」と名付けている。フクちゃん、がんばれ、元気に育て!

 ⇒ http://www.japannewstoday.com/?p=3811

Posted by 大沼安史 at 09:58 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 フランス人の77% 「原発にノン!」 62% 「段階的な脱原発」を支持 15%、「即廃絶」

 原発大国・フランスの人々のなんと6割が段階的な脱原発に賛成している――「フランス世論協会( Institut français d'opinion publique =IFOP)」の世論調査で、こうした結果が明らかになった。
 週刊「日曜ジャーナル(JDD)」(5日付)が報じた。

 それによると、フランス人の62%が25~30年かけた、段階的な脱原発に賛成している。

 すぐに廃炉に向かうべきだとする人も15%に達している。

  15+62=77% 77%が「反・脱原発」!

  「フクシマ」で世界は変わる。「フクシマ」で日本も変らなければならない。

 世論調査結果 ⇒ http://media.lejdd.fr/original/media/files/societe/rapport_fukushima.pdf

 JDD ⇒ http://www.lejdd.fr/Societe/Depeches/Nucleaire-les-Francais-veulent-une-sortie-progressive-JDD-325233/

 ルモンド ⇒ http://www.lemonde.fr/planete/article/2011/06/05/six-francais-sur-10-souhaitent-sortir-du-nucleaire_1532174_3244.html

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 3号機は「爆轟」 日本政府機関 「安全コード」で解析 いまごろようやく明るみに

 東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060690070521.html

 ……3号機で起きた水素爆発は、衝撃波が音速を超える「爆轟(ばくごう)」と呼ばれる爆発現象だったことが、財団法人エネルギー総合工学研究所(東京都港区)の解析で分かった。発生した水素の量の違いで、1号機より破壊力が高い爆発が発生したという。

 大沼 日本政府機関が、ようやく「爆轟」を認めた。
 米国の専門家、アーニー・グンダーセンさんらの指摘を、いまごろようやく認めた。

 本ブログ既報のようにグンダーセンさんは、「3号機」の核燃料が時速1600キロ以上の猛速で爆轟飛散したと解析している。
    ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-c696.html

 グンダーセンさんら欧米の専門家は3号機の「爆轟」が水素爆発ではなく、核爆発だと見ている。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-cfd4.html 

 ところで、東京新聞のこの記事は、エネルギー総合工学「研究所は、経済産業省から委託を受けて開発したシミュレーションソフトを使い、水素がどのように爆発したかを解析した」と書いている。

 この「シミュレーションソフト」こそ、いわゆる「安全コード」と呼ばれる、「原発事故」の実態(実像)を明らかにする「コンピューター事故解析モデル」である。

 日本政府は「放射能雲」の拡散モデル(SPEEDⅠ)だけでなく、この「安全コード」で把握していた「フクシマ・ダイイチ事故の真相」をも隠蔽して来たのだ。

 政府関係者は「フクシマ」がどれだけ重大な事故であるか、この「安全(セーフティー)コード」で最初からちゃんと分かっていたのである。

 拙著、『世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実』(緑風出版 ⇒ http://www.ryokufu.com/top.html )の第7章(「安全コード」)を参照。

Posted by 大沼安史 at 10:44 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-05

〔フクシマ・ソング〕 Visa Vid Vindens Ängar 緑の風が歌う歌

 僕はこのスウェーデンの歌が大好きだ。英語の直訳では Song by the wind's meadows となっているから、「緑の風が歌う歌」とでも訳すことができると思う。

 ドイツの人も Der Wind schreibt Liede (風が書いた歌)というドイツ語の歌詞で歌っている。

 まずは、スウェーデンの若手歌手、Alexander Rybak さんの歌唱を聴いていただきたい。英語の字幕が画面上についているので、歌の意味は見当がつく。
  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=nJfqPrbhBu8

 どお? いい歌でしょう? 夏の風が窓から吹き込んで来るような……

 この歌はもともと、スウェーデンの Mats Paulson さんがつくって歌った歌だ。

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=4KbdxNMO9LE

 いいでしょう? ついでに Mats Paulson さんの英語の歌詞の歌も。
 英語歌詞版 A Summer Wind and an Open Window  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Wr3-M5gZD24&feature=watch_response

 もひとつ、若いドイツ人の歌うドイツ語版もどうぞ。

 ドイツ語版 Der Wind schreibt Lieder  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=of3h2xsnJfQ

 スウェーデンは1980年の国民投票を経て、当時12基あった原子炉を2010年までに全廃すると決定した「脱原発」の先進国だ。それが昨年10月、中道右派の政権下、「原発復帰」にカジを戻しているが、「フクシマ」が起き、ドイツで「脱原発」が決まった以上、きっと「原発廃止」路線に復帰することだろう。

 なにしろ、こんないい歌がある国。
 緑の野や風を「死の灰」で汚していいなんて、誰も思うまい。

 僕はこの歌に、日本の「脱原発」のテーマソングになってほしい、と勝手に思うのだ。

 勝手ついでにもひとつ言うと、加藤登紀子さんにぜひ、日本語の訳詩を書いてもらい、歌ってほしいのだ。

 日本の未来の夏のために――過ぎ去ったフクシマの夏の思い出のために、歌ってほしいと思うのだ。

Posted by 大沼安史 at 08:44 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 シアトル市民 1日 10個の「フクシマ」発放射性物質を呼吸で吸引

 下記、アーニー・グンターセンさんのインタビューの中で、気になる発言があるので書いておく。

 グンダーセンさんによると、米西海岸のシアトルの平均的な市民が、4月に1日当たり10個の「フクシマ」発の放射性物質(hot particle)を呼吸で吸引した、との研究結果が近く公表されるそうだ。つまりそれだけ体内被曝し、現在も被曝し続けているわけである。
 ⇒ http://www.chrismartenson.com/martensonreport/part-2-arnie-gundersen-interview-protecting-yourself-if-situation-worsens

 Arnie Gundersen: Well, I am in touch with some scientists now who have been monitoring the air on the West Coast and in Seattle for instance, in April, the average person in Seattle breathed in 10 hot particles a day.

 (聞き手)Chris Martenson: What? I did not know that.

 Arnie Gundersen: Well, the report takes some time to make its way into the literature. The average human being breathes about 10 meters a day of air, cubic meters of air. And the air out in the Seattle area are detecting, when they pull 10 cubic meters through them, this is in April now, so we are in the end of May so it is a better situation now. That air filter will have 10 hot particles on it.

 IAEAの原発事故賠償条約に加盟していなかった日本政府がいまさら慌てているのは、たぶん、癌発症による健康被害、あるいは癌発症に対する精神的な負担に対する賠償を集団訴訟で米国内の裁判所で提起されるのを恐れているからだ……。

 「トヨタ」どころの騒ぎでなくなる。
 日本政府というのは、なんというバカものなのだろう!

Posted by 大沼安史 at 03:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 米国の「80キロ圏」設定は「4号機プール」爆発に対する備え それを知っていながら、日本政府はなぜ、放置しているのか?

 米政府はなぜ「フクシマ」の米国人立入禁止区域を「80キロ圏(50マイル圏)に設定し、いまなお維持しているのか?

 その理由を下記の、アーニー・グンダーセン氏のインタビューで知って愕然とした。

 事故発生時の放射性物質の拡散状況などを元に「80キロ圏」を設定したのではないか、と漠然と考えていたが、違っていた。

 グンダーセン氏によれば、「4号機」の「使用済み核燃料プール」の火災を懸念しての措置だという。

 米エネルギー省の研究機関である「ブルックヘイブン研究所」の1997年の研究によると、「使用済み核燃料プール」が火災を起こすと、周辺の18万7000人が癌で死亡する(長期にわたって)という。

 グンダーセン氏の主張、「80キロ圏」は「4号機のプール」を想定しての措置は、氏の勝手な想像の産物ではなく、事実としてたしかにそうだった。(僕が知らなかっただけのことだ!)

 ワシントンの政治専門紙「ポリチコ」はその3月16日の電子版で、以下のように報じている。⇒ http://www.politico.com/news/stories/0311/51456.html

 (80キロ圏を勧告した)NRC(原子力規制委員会)のグレゴリー・ヤツコ委員長は、「4号機の使用済み核燃料プールは空かもしれない(3号機のプールもひび割れしているかもしれない)。冷却を続けないと使用済み燃料は過熱し、爆発することもあり得る。放射性物質をまきちらし、だただでさえ抑えこみ困難な状況を複雑化してしまう」と語った。

  Nuclear Regulatory Commission Chairman Gregory Jaczko said the spent-fuel pools at Fukushima Daiichi's Unit 4 reactor may be empty and a crack may be present in the spent-fuel pool for the No. 3 reactor. Without proper cooling, spent-fuel rods will continue to heat and potentially ignite, dispersing radioactive elements and making an already complicated situation evermore difficult to contain.

 米政府は、NRCは「4号機プール」が新たな重大危機をもたらすと懸念して、80キロ圏を設定したのだ。そしてそれを今なお維持している。

 本ブログ既報のように、NRCは直近の5月31日の声明でも、「80キロ圏」を「最善の安全利益」にかなうものと改めて言明している。⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-2353.html

 もちろん、この米政府、およびNRCの見解は、日本政府も知っているはず。

 そうなると、なぜ日本政府は米側が提起している「4号機プール」問題を知りながら、避難圏を拡大せず、30キロ圏を維持しているのか?――という重大な問題が提起される。

 日本政府は余震による倒壊などで「4号機プール」がさらなる破局を引き起こすかも知れないという米政府の見解を知っていながら、どうして避難圏を同じ、80キロ圏に拡大し、福島市や郡山市の市民を避難させていないか――という重大な問題が提起される。

 それはなぜか?

 ふたつ、考えられる。

 ひとつは「4号機プール」の危険を知っていながら、(賠償などのコストを考え?)避難させずにいる……。

 もうひとつは「4号機プール」が絶対に「安全」である、米国が知らない確証を日本政府はつかんでいる……。

 日米は緊密な連携をとっているはずだから、後者であるはずがない。
 となると、答えは前者!

 これは恐ろしいことだ。

 日本のマスコミは「4号機のプール」問題を徹底して追究してほしい。米側の見解が正しいとすれば、避難圏を拡大するしかない。

 こどもたちへの20ミリ強制被曝といい、福島の人々が置かれた状況はすでに、あまりにも苛酷である。

 「4号機プール」で火災や爆発が起きないうちに、避難対策をとるべきだ。

 菅直人政権は米国を「トモダチ」だと持ち上げるなら、友人の警告に傾け、米政府がすみやかに取ったように「自国民を守る」対策をとるべきである。

 それとも、福島の人々はもはや「国民」ではないとでも考えているのだろうか?

Posted by 大沼安史 at 01:58 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 「フェアウィンズ」のA・グンダーセン氏が警告 3号機の炉「水蒸気爆発」の恐れ 4号機プール 余震で倒壊の可能性 その場合は「逃げる」しかない!

 米国の原発問題専門家、アーニー・グンダーセン氏は3日、ネット・メディア「クリス・マーテンセン・コム」のインタビューに答え、3号機の炉と4号機の使用済み燃料プールが危機的な状態にあることを、あらためて警告した。

 〔3号機の炉〕

 ① 3号機は圧力容器から核燃料の溶融物が漏出し、格納容器の底にある状態の1、2号機とは違って、まだ圧力容器の底にとどまっているようだ

 ② 3号機の燃料がそういう状態にあるということは(1、2号機と違って)「再臨界」が起き得る状態にあるということだ。呼吸するように、臨界に達しては元に戻るような状況にある可能性がある。

 ③ 3号機で恐ろしいのは、圧力容器の底が割れ、炉心の全てが突然、崩落することだ。そうなると100回に1回の確率で水蒸気爆発が起きる。

 ④ 米NRC(原子力規制委員会)は昨日、3号機について注入した海水による鋼の腐食問題に初めて言及した。NRCでは炉(心)の底が破壊するのを恐れている。文字通り、全面的な破壊が起こり、(溶融した核燃料が)放出されることを恐れている。

 〔4号機の使用済み燃料プール〕 

 ① (しかし、3号機のよりも危険な)最大の懸念は4号機の使用済み燃料プールだ。

 ② 米国の国立ブルックヘイブン研究所が1997年に行った研究によると、使用済み燃料プールが大気に露出し、火災を起こすと、18万7000人が死亡する。

 ③ NRCの委員長がアメリカ人にフクシマ80キロ圏内立入禁止を勧告したのは、4号機のプールが火災を起こすことを心配したからだ。

 ④ 4号機のプールは、スマトラ沖大地震の3ヵ月後に大規模な余震(M8.6)が起きたように、今後想定される大きな余震で倒壊する恐れがある。

 ⑤ もし、余震で4号機プールが倒壊したら、私の友人に対するアドバイスは「逃げろ」だ。

 ⇒ http://www.chrismartenson.com/blog/exclusive-arnie-gundersen-interview-dangers-fukushima-are-worse-and-longer-lived-we-think/58689

  対応する原文は以下の通り。

〔3号機の炉〕原文

 Unit 3 may not have melted through and that means that some of the fuel certainly is lying on the bottom, but it may not have melted through and some of the fuel may still look like fuel, although it is certainly brittle. And it's possible that when the fuel is in that configuration that you can get a re-criticality. It's also possible in any of the fuel pools, one, two, three, and four pools, that you could get a criticality, as well. So there’s been frequent enough high iodine indications to lead me to believe that either one of the four fuel pools or the Unit 3 reactor is in fact, every once in a while starting itself up and then it gets to a point where it gets so hot that it shuts itself down and it kind of cycles. It kind of breathes, if you will.

 I think it's a relatively significant amount – maybe a tenth of the nuclear reactor core starts back up and shuts back down and starts back up and shuts back down. And that’s an extra heat load; you are not prepared to get rid of one tenth of a nuclear reactor’s heat by pumping water in the top

Now, Unit 3 has another problem and the NRC mentioned it yesterday for the first time and it gets back to that saltwater and the effect on iron. They are afraid that the reactor bottom will break, literally just break right out and dump everything. Because it's now hot and it's got salt on it and it's got the ideal conditions for corrosion. So the big fear on Unit 3 is that it will break at the bottom and whatever else remains in it, which could be the entire core, could fall out suddenly. And if that happens, you can get something called a “steam explosion,” and this may be a one in a hundred chance. I don’t want your listeners to think it's going to happen tomorrow, but if the core breaks you will get a steam explosion, but we’re not sure the core is going to break. And that is a violent hydrogen explosion like the one we’ve already witnessed.

〔4号機プール〕原文

 Well, that’s two out of the three things they have to do. The other one is they can flood, if they can flood it from the outside – in other words, put water outside the pressure cooker, as well as inside the pressure cooker. They may be able to remove more heat that way and prevent the gross failure of the pressure vessel. But really, it's just hoping that you can put enough water in. And the other piece of that is and it relates to Unit 4 too, is a seismic event. If you put too much water in these reactors they get heavy, and they are not designed to sway when there is heavy – tens of tons of extra water in them. So they are really not designed to sway. So let’s say there is a severe aftershock, Unit 3 and Unit 4 are in real jeopardy. And if you remember the Sumatra earthquake, that was a nine plus about three or four years ago. The biggest aftershock occurred three months afterwards and that was an eight six, so aftershocks even though we are two months into this, if the Sumatra event is any indication, aftershocks are still possible.

 You are absolutely right and there is no reactor running there. Everything has been taken out and it was put in the spent fuel pool. But that means there is no containment either, so the entire spent fuel pool is visible literally. When they have those helicopter fly-overs, you can look down into this blown out shell of a building and see the fuel in the spent fuel pool. It's still relatively hot, because it only shut down in November. So there is still a lot of decay hear in that pool. Brookhaven National Labs did a study in 1997 and it said that if a fuel pool went dry and caught on fire, it could cause a hundred and eighty-seven thousand fatalities. So it's a big concern and probably the biggest concern. I now the Chairman of the NRC said that the reason he told Americans to get out from fifty miles out was that he was afraid that Unit 4 would catch fire, that exposed fuel pool would volatilize plutonium, uranium, cesium, and strontium. And if the Brookhaven Study is to be believed could kill more than a hundred thousand people, as a result.

 …… and now my concern and my advice to friends that if there is a severe aftershock and the Unit 4 building collapses, leave. We are well beyond where any science has ever gone at that point and nuclear fuel lying on the ground and getting hot is not a condition that anyone has ever analyzed.

Posted by 大沼安史 at 12:57 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・怒・ツイッター〕 30度を超す真夏日 「20ミリ強制被曝」の子どもたちも防護服の作業員たちも長袖・汗だく 大変だ 官邸や経産省はクーラーを止め、ステテコ・クールビズで仕事をしろ!

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0605/news4.html

Posted by 大沼安史 at 09:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 山本太郎さん 福島の父母の前に出て来ない文科省のトップについて 「ほんと20ミリが正しいと思うんだったら、目の前に現れてそれを説明すればいいじゃないですか」

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=urowwwJrOs4

Posted by 大沼安史 at 09:23 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「観光の町」どころか「死の町」になる 山口県・周防大島町議会は上関原発建設に反対へ

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/seibu/news/20110604sog00m040007000c.html?__from=mixi

Posted by 大沼安史 at 09:14 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-04

〔フクシマ・ソング〕 オレンジの口紅

 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog3/2011/06/post-4209.html

Posted by 大沼安史 at 08:57 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 飯舘村 高橋家から牛がいなくなった日

 野田雅也さんのレポート ⇒ http://fotgazet.com/news/000101.html

 牛がいなくなった牛舎には、クモの巣ばかりが目立った。静かな牛舎には、巣作りをする親ツバメだけがせわしく行き交っていた。「原発ボンですべてが終わった。突然にオレらはヒバクシャだっぺ。何もかもが信じられねえべやあ。もうあの日には戻れねえのか」。是仁さんは「あ〜終わった、終わった」と悔しさを隠すように、明るい声をあげた。

 大沼 淡々と書かれた、哀切きわまるルポルタージュだ。涙が流れる。

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〔フクシマ・資料〕 米原子力規制委員会(NRC) フクシマ小委員会 討議記録(5月26日)

 ⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1114/ML11147A075.pdf

Posted by 大沼安史 at 04:09 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 4号機の爆発原因 3号機からの水素 共用のベント排管(スタック)から流入 米エネルギー省 

 4号機の爆発原因について米エネルギー省は、3号機で発生した水素が共用のベント・スタック(排出管)をつたって4号機の建屋に充満したと見ていることが、米原子力規制委員会(NRC)が5月26日に公表した「フクシマ討議記録」に収録された、同省のパワーポイント資料で明らかになった。

 ⇒ http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1114/ML11147A075.pdf

 このPDF資料の164頁のあとに、エネルギー省パワーポイント資料が収録されている。その24頁参照。 

 4号機の爆発の謎については東京新聞 ⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011051002000183.html

Posted by 大沼安史 at 04:01 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「20mSv」強制被曝問題 米国の「コモンドリームズ」も報道

 日本政府の強制被曝に抗議する福島の父母たちの闘いを、米国のネット誌、「コモンドリームズ・オルグ」がジャパン・タイムズの記事を転載して取り上げた。
 ⇒ http://www.commondreams.org/headline/2011/06/03-1

 「コモンドリームズ」は米国の平和・市民運動の中軸メディア。世界的な影響力も持っている。「カンターパンチ」に次ぐ、連帯プロテスト!

 文科省の犯罪的な被曝強制に対し、国際的な批判が上がり出した。

Posted by 大沼安史 at 03:19 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・メモ〕 ドイツと日本 「合言葉」は「原発、いらない」

 「脱原発」に踏み切ったドイツ。このところ、新聞や雑誌に、こんな表現が目につく。

 Atomkraft, nein danke!

 原発、ノーサンキュー!

 日本語にすると、そう、若者たちが渋谷のデモで叫んだ、あの「原発、いらない!」

 6・11には全国各地で、きっと、「原発、いらない」の声が上がるはずだ。

 アトムクラフト、ナイン、ダンケ!

 日本もドイツに見習い、脱原発に進んでゆこう!

Posted by 大沼安史 at 02:52 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 ニューヨーク近郊にあるインディアン・ポイント原発でNRCが年次評価会議 参加住民が求めた「フクシマ」の被災者に捧げる1分間黙祷を拒否

 ニューヨーク郊外にある「インディアン・ポイント原発」のNRC(米原子力規制委員会)年次評価会議が2日、現地の会議場で開かれ、地域住民500人が参加した。

 グリーンピースによると、住民側は冒頭、フクシマの被災者に捧げる1分間の黙祷を認めるよう求めたが、NRC側はこれを拒否した。

 ニューヨークの大都市圏に近接した同原発は2つの活断層の上にあり、近くを老朽化したガスのパイプラインが走っている。

  ⇒ http://www.greenpeace.org/usa/en/news-and-blogs/campaign-blog/hundreds-of-new-yorkers-tell-the-nrc-shut-dow/blog/35129

大沼 フクシマの被災者と連帯するニューヨーカーたちがいる! うれしいことだ。

Posted by 大沼安史 at 02:37 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 耳のない赤ちゃん白ウサギ 全世界に拡散

 ⇒ http://mountainfirefall.newsvine.com/_news/2011/06/03/6780617-mutant-rabbit-born-near-fukushima-plant-rt?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 上記のブログでもわかるように、「フクシマ」で生まれて元気に育つ、耳のない白ウサギの赤ちゃんが世界中の関心事になっている。胎内被曝したのだろう。

 1986年の「チェルノブイリ」は、「ネット前」の事故だったが、「フクシマ」は違う。
 いくら主流マスコミを報道管制でおさえても、日本の権力者が情報の世界拡散を抑えることはできない。

 参考 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/06/post-6c9d.html

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 Fukushima Mother の訴え 「私たちの子どもたちにフツーの生活を返して(Give back normal life to our children!)英語に訳され全世界に拡散

 福島のお母さん、Sato Sachiko さんの訴えの英訳(Izumi Kaori さん訳))が、米国のネット誌「カウンターパンチ」に掲載され、全世界に拡散中だ。⇒ http://counterpunch.org/sato05312011.html

  「カウンターパンチ」は私が尊敬する英国のジャーナリスト、パトリック・コバーン氏らが寄稿する有力メディアで、世界中に読者を持っている。

 日本政府による「子ども被曝スキャンダル」はすでに欧州の人々の関心を呼び覚ましているが、「カウンターパンチ」が取り上げたことで、まさに世界的な大問題になろうとしている。

 五人の子の母のSachiko さんは言った。

 あなたがたは人間の命を数字で葬り去ろうというのですか? それは許されることですか?

 Are you buying human lives with the figure?  Can such a thing be accepted?

Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 小出裕章さん 「別にそんなことは生きるということとは関係ないことです」(6月2日 テレビ朝日「モーニングバード」)

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/02/tvasahi-jun2/

 (原発推進の研究者は研究費だけでなくいろいろ余禄もあるのでは、と聞かれて)

 「ま、あるでしょうね。別にそんなことは生きるということとは関係ないことです」

(助教という立場ですよね、ポストとしては。同期の方なんかで教授になっている方もきっといらっしゃるでしょうけど、そいいう自分の人生で、あれ、ちょっと損したかもしれないと思ったことはないんですか?)

 「一度もありません。37年間、最下層の教員なんですね。私はその最下層の教員でい続けたために誰にも命令しないで、自分のやりたいことをやり続けることができた――という意味で最高のポストだったと思っています」

 大沼 僕は小出さんを見ていると、お顔がルオーのキリストに見えて来るんだ!

 平和哲学センターの乗松聡子さんがツイッターで、「取材した人すごい」と取材者に対しても敬意を表していた。⇒ http://twitter.com/#!/PeacePhilosophy

 小出さんが「京大だからいられた。東大だったらいられなかった」と言ったのに映像の「東大」の部分は編集で落とされた、と番組中で暴露して仕返ししてる! 

 小出さんの研究者の倫理が取材者の倫理を呼び覚ましたのだろう。

Posted by 大沼安史 at 10:38 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 小出裕章さん 「原発を捨てるか、健康を捨てるかは国や文科省が決めるのではない。我々国民が選ぶのだ。国民が、自らの命をコントロールすべきなのである。国民投票を行なうことが必要だ」(SAPIO 6月15日号)

 ⇒ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/04/postseven-jun4/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

Posted by 大沼安史 at 10:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕原子力のエンジニアら IAEAに対し、「フクシマ」で「レベル8」創設を要求(Nuclear engineers urging IAEA to create “Level 8″ on INES scale)

 ⇒ http://enenews.com/nuclear-engineers-urging-iaea-to-create-level-8-on-ines-scale-for-fukushima
 ツイッター情報「にゃんこ」さん ⇒ http://twitter.com/#!/shizen888  
 とうとうレベル8へ。原子力エンジニアたちがINSE評価基準のレベル8をIAEAに創設を要請

 大沼 IAEAがこの要請に応じるかはともかく、「フクシマ」が「レベル7」を超えている、との指摘が出るとは……。

 このENENEWS の「速報」に対する、世界の読者の反応ぶりは凄い。

 フクシマ=レベル8。

 チェルノブイリは4号機の1機だけ。「フクシマ」はその「4倍(機)」だから、「レベル8」でもおかしくない……

Posted by 大沼安史 at 10:06 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 台湾 稼働中原発の運転延長取りやめ決定 順次廃炉へ

毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/today/news/20110524k0000m030082000c.html

 「台湾の馬英九政権は稼働中の原発6基について、老朽化による危険性を回避するため、運転期間を延長せず18~25年に順次廃炉とする方針を決めた」

Posted by 大沼安史 at 09:48 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 敦賀原発2号機 配管に33ヵ所の穴 3ヵ所の継ぎ手部分からも放射性ガス漏出 23年間点検せず放置

共同通信 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060301001054.html

 ボロボロなんだ!

Posted by 大沼安史 at 09:30 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 1号機 「ベント」前に核燃料1000度Cに 「テルル132」 現場から6キロ離れた浪江町内で3月12日朝、検出 保安院 「隠す意図はなかった。国民に示す発想がなかった」(西山審議官)

 読売 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110603-OYT1T01065.htm?from=tw

 大沼 「ベント」をしようとする前に6キロも離れたところで検出――ということは、炉・関連設備がすでに損傷していたことを示すものだ。

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-03

〔フクシマ・NEWS〕 「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」活動報告(6月2日)

 ⇒ http://bouhatsusoshi.jp/wp/wp-content/uploads/2011/06/report_110602.pdf
   http://bouhatsusoshi.jp/archives/440
 
 当方としては、東京電力の下請けとして作業をするつもりはなく、あくまで国家的プロジェクトチームとして東京電力とはイコール・パートナーとして活動する意向を表明しました。今後は、現地作業参加に向けての様々な環境整備を行うことになりました。

Posted by 大沼安史 at 05:36 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「辞めると言って辞めない ペテン師まがいのことをする」日本の宰相 

  鳩山由紀夫前首相:「不信任案が出る直前には『辞める』と言い、否決されたら『辞めない』と言う。こんなペテン師まがいのことを、時の首相がしてはいけない。不信任案に賛成しておくべきだった」
 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000473-yom-pol

 大沼 さすがの英紙インディペンデントもすっかり騙されてしまったようだ……。

Posted by 大沼安史 at 04:45 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 福島県庁原子力安全対策課 片寄久巳主幹 山下俊一アドバイザーの「100mSv安全発言」について、父母に対して「おかしいとは思わない」と言明

 5月31日、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」との交渉の席で。
 ⇒ http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1081
 (2分20秒過ぎ)
 
 大沼 福島県庁は5月下旬、県のホームページに掲載されているアドバイザーの講演の中で「100ミリは安全」と発言している部分を「10ミリ」の誤りだったと、以下のように訂正している。

 訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。
  ⇒ http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=6A027FEA894454F939E0C850C22D8C62?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23695

 にもかかわらず、県当局者にこの発言!

 県庁は国の下請け機関ではない。福島県民に責任を負う自治体のはずである。
 
 「フクシマ」を通じ、日本の地方自治の実態もまた顕になった。

Posted by 大沼安史 at 03:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・レクチャー〕 映画「東京原発」 「5000人の村でも1000万以上の大都市でも、そこに住んでいる住民一人ひとりにとって、背負う命のリスクは同じだろうと言ってるんだ。日本で一番電気を浪費して、その恩恵を授かっている東京都民がそのリクスを負わずに原発をよその土地に押し付けておいていいのか」(天馬都知事)

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=lewauGPAeDk&NR=1

Posted by 大沼安史 at 02:57 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 農水省担当者(2日 郡山市で) 警戒区域 「人も家畜も住めないような所」と発言

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0603/news3.html

 富岡町の畜産農家に対する「家畜の殺処分に関する説明会」での発言。「会場は安楽死同意に否定的な空気に包まれた」という。

Posted by 大沼安史 at 12:53 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「放射能の森」 林業を破壊

 毎日新聞 ⇒ http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2011/05/29/20110530k0000m040072000c.html

 森林組合の組合長は言った。「間伐などの作業ができない状況が1年以上続けば下草が伸び、植林したばかりの若木が日光不足で弱るなどして山が荒れ、木々が順調に育たない」

 大沼 この記事は英文でも報じられ、世界に拡散している。
    とくにドイツの人たちはこの記事を読んで、「原発やめる」決断をしてよかったと思っていることだろう。「黒い森」を守ることができると。

Posted by 大沼安史 at 12:10 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 「原発暴走阻止・老人行動隊」の 山田恭暉(やすてる)さん、BBCのインタビューに英語で答える! 「われわれはカミカゼではない。彼らは死のうとした。私たちは戻って来る」

 「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」の呼びかけ人、 山田恭暉(やすてる)さん(東大工学部卒。住友金属工業でプラント建設などを手がけた元エンジニア。元学生運動家)がBBCのインタビューに英語で答えていた。

 「カミカゼにはリスク・マネジメントはなかった。彼らは死のうとした。私たちは戻って来るつもりだ。私たちは決して死なない。私たちは仕事をしなければない。絶対、死なない。もちろん、そこにはリスクがある。しかし、われわれは死ぬために行くのではない」

 呼びかけに200人近い人々が応え、名乗りを上げて来たそうだ。

 「歌手だけど、いいか? もちろん、娯楽も必要だ」「料理人だが、参加できるか? もちろん、コックさんも必要だ」

 エンジニア以外の老人たちの応募もあるという。

 BBC ⇒ http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13598607

  「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」
⇒ http://bouhatsusoshi.jp/

Posted by 大沼安史 at 11:44 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 来日した英産業相 「全問題は制御不能の危険の中にある」

 英紙ガーディアンによると、「フクシマ」の放射性廃棄物の除去の売り込みに来日したヴィンス・ケーブル英産業相は2日、「フクシマ」の現状について、「現在、われわれが行っている最も重要な貢献は、科学的に合理的であることだ。この全問題は、制御不能になりつつある危険の中にある」と語った。

 "But the most important contribution we're making on the nuclear issue at the moment is being scientifically rational. This whole issue is in danger of getting out of control.

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/02/japan-naoto-kan-no-confidence-vote?INTCMP=SRCH

 大沼 「制御不能になりつつある危険の中にある(in danger of getting out of control)」……厳しい状況のようだ。
 「ダイイチ」の吉田所長以下、現場で奮闘する皆さんの健闘を祈る!

Posted by 大沼安史 at 11:11 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 菅直人 今月末までに辞任の見通し 英紙インディペンデント報道

 英紙インディペンデントは、菅直人は不信任決議を乗り切ったが、今月末までに辞任することになりそうだ、と報じた。

 Prime Minister Naoto Kan, under fire for his handling of Japan's worst disaster since the Second World War, has survived a no-confidence motion in his government but is likely to step down by end of this month.

 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japanese-pm-survives-noconfidence-vote-but-still-set-to-quit-over-nuclear-disaster-2292398.html

 大沼 英国大使館筋の情報をもとに報じたとものと見られる。

Posted by 大沼安史 at 10:44 午前 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 「日本でも市民は独立した放射線測定機関を持ち、身を守らなければならない」 CRIIRAD測定室長 ブルーノ・シャレイロン・クリラッド氏 記者会見(6月1日、日本記者クラブ)

 CRIIRAD(放射能独立調査情報委員会) ⇒ http://www.criirad.org/
  日本語 ⇒ http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/japonais.html

 招聘した「測定器47プロジェクト」のホームページ ⇒ http://www.pj47.net/

 大沼 欧州の友人からの連絡によると、CRIIRADの女性スタッフが近く来日し、CRIIRADの日本版(日本支部)を立ち上げる準備に入るそうだ。

Posted by 大沼安史 at 09:49 午前 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 原口一博氏(衆院議員) 「平成15年の自民党政権の時代に、ECCS(非常用炉心冷却装置)の中の冷却系の蒸発システムが取り外されていたんです」

  ⇒ http://news.livedoor.com/article/detail/5605632/

 原口氏:なぜ、そんなことをしたんでしょうか。「ベントするから大丈夫」というんです。

 大沼 その「ベント」が「フクシマ」では手動でも作動しなかった!

   参考: 「ベント」のバルブ 制御室からのコマンド効かず 「手動」でのバルブ開放 1号機:放射線高すぎて断念 2号機:開放したはずなのに圧力下がらず 3号機:7回試みたが開かず ニューヨーク・タイムズが報道 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/05/post-6c3d.html

 「冷却系の蒸発システム」が取り外されたのは、GM社製の新型「ベント」システムの取り付け(旧型との交換)に関係があるのかも知れない。

 この「新型」が今回の事故では「手動」でも作動しなかったわけである。

 

Posted by 大沼安史 at 09:23 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-02

〔新刊・発売中〕 世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――

 上記タイトルの拙著が、緑風出版(⇒ http://www.ryokufu.com/top.html )から発売されました。(46版 本文276頁、1700円+税)

 以下は、書き出し、「プロローグ」の、最初と終わりの部分です。
 こういう問題意識で書いた本です。

 「沈黙の春」または悲劇のプロローグ
 
 福島の原発被災地を通過した桜前線の後を追うように――そしてさらには、「フクシマ・ダイイチ」から噴出が続く「放射能雲」をかいくぐって、ヒラリー・クリントン米国務長官が来日したのは、四月十七日のことだった。韓国に十七時間滞在したあとの来日。東京での滞在時間は、わずか五時間だった。
 例によって、日本のマスコミは歌い上げた。

 「原発事故終息へ、ゆるぎなき支援」「復旧・復興に向け、日米の官民協力」「同盟関係の深化を協議」…………
 
 これに対して、ニューヨーク・タイムズはクリントン長官の来日をどう伝えたか?

 …………

 (中略)

 米紙、ボストン・グローブのコラムニストでもある作家のジェームズ・キャロル氏は、「核廃絶」を願って、『戦争の家(House of  War)』というノンフィクションの大著を書いた人だ。

 事故発生十日後の三月二十一日付の同紙に、「私たちの沈黙の春(Our silent spring)」というコラムを書いた。

 「フクシマ」を、レイチェル・カーソン女史の『沈黙の春』の視点でとらえ返したコラムだった。

 アメリカに最初の商用原発が建設されたのは、女史がDDTなど農薬による環境破壊を告発する『沈黙の春』の原稿を書いていた一九五八年のこと。以来、半世紀以上に及ぶ原発大増設の果てに「フクシマ」は起きた。

 「人間による自然に対する攻撃はここ数十年にわたってエスカレートするばかりだった。そして先週、ついに日本で破局が起きたのである。これは私たちに対する最も新しい警報である」

 キャロル氏もまた「フクシマ」の事故を聞いて言葉を失った一人だ。「人間の致命的な過ちの結果に」声を失し、しばし沈黙せざるを得なかったそうだ。「私たちの沈黙は、レイチェル・カーソン女史の『沈黙の春』と響き合うものである」

 ここでキャロル氏のいう「沈黙」とはもちろん、告発の言葉が生まれる源を指す言葉だ。カーソン女史が告発の本を書いたように、私たちもまた沈黙の後、言葉を発しなければならない。

 「アメリカの真ん中に町がありました。そこでは全ての命が環境と調和して生きていたのです。しかし、ある時、奇妙な影が忍び寄り、その瞬間、すべてが変わり始めたのです。悪しきものがそのコミュニティーに降り立っていたのです……」

 キャロル氏がコラムに書き写した、『沈黙の春』のこの書き出しは、「悪しきもの=死の灰」を放出し続ける「フクシマ」の描写にもなり得るものだ。

 私たちはいま、悪しきものが強いる「沈黙の強制」に抗し、告発の言葉を語り始めなければならない。

  # # # #

 章立ては以下の通りです。

 世界が見た福島原発災害――海外メディアが報じる真実――

                 大沼安史著 緑風出版
  (46版 本文276頁、予価 1700円+税)

 「沈黙の春」、または悲劇のプロローグ

 第1章 放射能雲

 第2章 飯舘村

 第3章 NRC秘密報告

 第4章 爆弾発言

 第5章 「料理されちゃうからね」

 第6章 再臨界
 
 第7章 「安全コード」

 第8章 アトミック・アンヌ

 第9章 死の灰・コトバ・桜

 第10章 ウィキリークス 

 第11章 原子力村

 第12章 サムライ

 第13章 カク・ミチオ教授の警告

 第14章 ミステリー

 第15章 校庭に原発が来た!

 終わりのないエピローグ

Posted by 大沼安史 at 08:42 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 耳のない赤ちゃん白ウサギ 元気に育つ 新ビデオ 全世界に拡散

 ⇒ http://www.japannewstoday.com/?p=3811

Posted by 大沼安史 at 08:28 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長 米国人「80キロ圏立入禁止」理由を改めて言明 「最善の安全利益」

 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は5月31日に発表した声明の中で、「フクシマ」の半径50マイル(80キロ)圏内を米国人の立入禁止区域に設定するよう勧告した理由について、

  「NRCスタッフらは、その訓練結果と手持ちデータの中の最善のもの、さらには二世紀にわたる原子力安全の経験を活かし、私(ヤツコ委員長)に対して、米国市民は事故を起こした福島原発の50マイル圏外にとどまるよう、日本政府のアドバイスとは違った勧告を行った。NRCのスタッフは原子力業界を喜ばせるかも知れないことに焦点を置くのではなく、最善の安全利益となる行動を勧告した」

 Using all of their training, the best available data, and centuries of combined nuclear safety experience, the staff recommended to me that we needed to advise American citizens to stay fifty miles away from the troubled nuclear site, recommendations that differed from the advice of the Japanese government. The staff did not focus on what might be popular with the nuclear industry but instead recommended action in the best interest of safety.

 ――と、改めて説明した。

 ⇒ http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/FTR_05-31-2011_oped.pdf

 大沼 米国は「50マイル=80キロ圏」を維持している。

 

Posted by 大沼安史 at 08:16 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ソング〕 遠藤ミチロウさん 「原発ブルース」  8・15に福島で音楽イベント開催!

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=fMEEjEKPU90&feature=share&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

 遠藤ミチロウさんは福島県二本松市出身だ。
 公式HP ⇒ http://apia-net.com/michiro/

 8月15日、福島で、音楽を中心としたフェスティバルを開く。タイトルは「FUKUSHIMA!」。

 ――「ノーモアフクシマ」でも「立ち上がれフクシマ」でもなく、なんの形容詞もつかない「FUKUSHIMA!」。現在の、ありのままの福島を見つめることから始めたい。 そんな思いで、福島で生まれ育ったゆかりの音楽家や詩人らの有志が集まりました。
 ⇒ http://www.pj-fukushima.jp/project.html

Posted by 大沼安史 at 07:35 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ビデオ・NEWS〕 南相馬の子どもたち

 米国人ドキュメンタリー映像作家(東京在住)のイアン・トーマス・アッシュさんによるビデオ・レポート ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=8jwC4lXwPx8&feature=player_embedded#at=219

 折り紙を折る30キロ圏内の南相馬の女の子たち。32キロの地点にある鹿島の小学校に通学を始める。
 32キロも30キロ圏内も放射線レベルは変らないと、通学先の校長は語る。

 イアンさんは放射能の測定で高い数値が出た飼い猫のこともレポートしている。
 テッシュで拭くか、シャンプーすれば大丈夫だとアドバイスされた飼い主のことを。

 イアンさんのこのビデオ・レポートはシリーズ3作目。

 第1作は ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=iGXy0XiFKw0

 第2作は ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=bW8kjRiUCkE&NR=1

Posted by 大沼安史 at 06:24 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・ノート〕 直接原因(?)とされる「津波」は原発本体ではなく岸壁際の非常発電用燃料タンクを破壊していた……!? 

 「津波を直接原因」としたIAEAの暫定報告で気になることが2点、あるので書いておく。

 ① ひとつは、これまで「一台だけ生き残っていた」とされていた非常用のディーゼル発電機が、「6B」(おそらく6号機のB。フクシマ・ダイイチには各号機に2台ずつ非常用のディーゼル発電機が設備されていた)というもので、これが「5、6号機間で共有される形で非常電源を供給する状況になっ」ていたことだ。つまり1~4号機の計8台の非常用ディーゼル発電機は「全停止」状態になっことが確認されたわけだ。

 ② ふたつ目は、「津波及びそれに伴う大きながれき」で「タンク」もまた「破壊」されたと明記されていることだ。
 (この2点目の「タンク」については政府(緊急災害対策本部)の資料にも「15時=午後3時45分 オイルタンク流出」と記録されており、IAEAが初めて確認したものではない)

 さて、問題は①の1~4号機の非常用ディーゼル発電機は何が原因で全停止したか、だが、これについて「IAEA暫定報告」は、こう書いている。

 「津波は、これらのユニット奥深くに到達し、緊急ディーゼル発電機の1台(6B)を除くすべての電源の喪失を引き起こし……」

 「IAEA暫定報告」は非常用ディーゼル発電機は「6B」を除き、津波をかぶって停止したような書き方をしている。8台とも全部が津波で止まったような書き方をしている。

 ほんとうだろうか?

 なぜ疑うか?

 「IAEA暫定報告」にはこう書かれている。「大規模な津波の第一波は、東京電力福島第一のサイトに地震発生から約46分後に到達した」

 地震発生は午後2時46分だから、大津波の第一波は午後3時32分ごろに到達したわけだ。(第一波は午後3時01分ごろ、だという説もある)

 ところで、東電の報告によると、「ディーゼル発電機が故障停止」したのは「午後3時41分」。これによって「1、2、および3号機のすべての交流電源が失われた」と明記されている。

 大津波の第一波が来たのが午後3時32分ごろで、ディーゼル発電機が故障停止したのが3時41分。

 この間、つまり10分間近くは、ディーゼル発電機は動いていたことになる。大津波をかぶっても(そのあと次々に押し寄せたとみられる津波をかぶったとしても)動いていたことになる。

 ここからディーゼル発電機は津波をかぶったかも知れないが、がんばってちゃんと動いていたのではないか?――という可能性(あくまでの可能性だが)が生まれる。津波の直撃(これもあったとしての話だが)にもめげず、ちゃんと発電を続けていた可能性が生まれる。

 では、何がディーゼル発電機を全停止させたか?

 東電が発表した津波襲来時の写真を見ていただきたい――以下に掲げる2枚を、見ていただきたい。

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 上の写真では、タンクが3つ並んでおり、そこに津波が押し寄せている。下の写真は、タンク3つのうち(水没しながらも流されなかったとみられる)「大型のタンク」1基のみが写っている。
 上の写真の3基のタンクのうち、小型の「重油タンク」2基は、下の写真では画面の枠に入っておらず、写されていない。

 上の写真が撮られた、ということは、このアングルの写真はほかにもあるはずである。にもかかわらず、津波が押し寄せた後、同じアングルで撮影された(はずの)写真は、なにゆえ発表されていないのか?

 その写真を公開すると、(1~4号機の非常用ディーゼル発電機に燃料を供給していた)小型の重油タンクが2基とも、そっくり津波でさらわれていたことが、バレてしまうからだ。(このタンク2基が津波でさらわれたことは、航空写真でも確認されている)

 津波の直撃を受けやすい岸壁の際に、最後の命綱のディーゼル発電機の燃料タンクを置いていた重大な「過失」がバレてしまうからだ。

 上記の②に指摘したように、「IAEAの暫定報告」も、「タンク」が「破壊」されたことを明言している。(1~4号機と離れた地点にある5、6号機のディーゼル発電機用の燃料タンクはおそらく、津波による破壊を免れたのであろう……)

 つまり、「フクシマ」の最終的な全電源喪失は、非常用ディーゼル発電機が津波をかぶって停止したからではなく、ディーゼル発電機に燃料を供給するタンクが2基とも津波でさらわれたことにより起きたのではないか?

 「IAEAの暫定報告」は、そんなシナリオの「可能性」を物語っているような気がする。

 ★ 以下は「暫定報告」の関係部分。
 
 津波は、最大5.7メートルの津波に持ち応えるよう設計されたに過ぎなかった東京電力福島第一の防御施設を圧倒した。同日、この施設に衝撃を与えた波のうち大きなものは14メートル以上と推定された。津波は、これらのユニット奥深くに到達し、緊急ディーゼル発電機の1台(6B)を除くすべての電源の喪失を引き起こし,施設内外に利用可能な電力源がなくまた外部からの支援の希望が殆どない状態をもたらした。

 東京電力福島第一における全交流電源喪失と、津波の衝撃は、1~4号機のすべての機器とコントロール・システムの喪失をもたらし、緊急ディーゼル発電機6Bは、5、6号機間で共有される形で非常電源を供給する状況になった。津波及びそれに伴う大きながれきは、東京電力福島第一において、ヒートシンクの喪失も含め、広範囲にわたり多くの建物、戸口、道路、タンクその他のサイトのインフラの破壊を引き起こした。

 The station blackout at TEPCO`s Fukushima Dai-ichi and impact of the tsunami rendered the loss of all instrumentation and control systems at reactors 1-4, with emergency diesel 6B providing emergency power to be shared between Units 5 and 6. The tsunami and associated large debris caused widespread destruction of many buildings, doors, roads, tanks and other site infrastructure at TEPCO`s Fukushima Dai-ichi, including loss of heat sinks.

 These tsunami waves overwhelmed the defences of TEPCO`s Fukushima Dai-ichi facility, which were only designed to withstand tsunami waves of a maximum of 5.7 meters high. The larger waves that impacted this facility on that day were estimated to be larger than 14 meters high. The tsunami waves reached areas deep within the units causing the loss of all power sources except for one emergency diesel generator (6B), with no other significant power source available on or off the site, and little hope of outside assistance.

Posted by 大沼安史 at 05:54 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 5月31日 4号機で爆発音 「使用済み燃料プール」崩落の観測も

 (旧聞です…)共同によると、日本時間31日午後2時30分ごろ、4号機で爆発音が聞こえた。
 当時、4号機建屋南側では放射性がれきを遠隔操作で撤去作業中だった。東電では地下に埋設されたガスタンクが作業重機により破壊され、爆発が起きたものとしている。
 ⇒ http://www.foxbusiness.com/industries/2011/05/31/sound-explosion-heard-fukushima-daiichi-nuclear-plant-kyodo/

 4号機については地盤沈下により建屋が傾き、使用済み燃料プールを支えている構造物が壊れ、プールが使用済み燃料もろとも崩落する危険が指摘されていた。
 爆発はこのプールの崩落に伴うものではないか、と見る観測も流れている。
 ⇒ http://hawaiinewsdaily.com/2011/05/tepco-reports-explosion-at-fukushima-nuclear-plant-did-the-reactor-4-fuel-pool-collapse/
 

Posted by 大沼安史 at 04:03 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 内閣不信任案提出で県民、政争に怒り

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0602/news11.html

Posted by 大沼安史 at 02:25 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・NEWS〕 「衣替え」だけど、児童ら長袖にマスク 長袖・長ズボンの「防護服」で酷暑に立ち向かう福島の子どもたち……

 福島民友 ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/0602/news9.html

 枝野官房長官はピンクの半袖姿のスーパー・クールビズ姿だそうだ。
 フクシマの子どもたちは長袖・長ズボンの「防護服」で酷暑に立ち向かわなければならない……。

Posted by 大沼安史 at 02:20 午後 | | トラックバック (1)

〔フクシマ・NEWS〕 大玉村立大山小学校 表土を削って子どもたちを守った学校

 英紙ガーディアンが二本松市と郡山市の間にある大玉村の小学校のルポ記事を掲載した。
 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/01/fukushima-effect-japan-schools-radiation?INTCMP=SRCH

 村立大山小学校の教師と父母は日本政府の「健康被害なし」の「確約」を無視し、校庭の表土を削り取った。

 その結果、地表の放射線量は1.32mSy時から0.25同に低下した。

 日本政府(文科省)の校庭被曝限度は3.8MSv時。それを下回ってはいるが、大山小では水泳授業を学校の屋外プールでは行わず、スポーツセンターの室内プールで行うという。

 ガーディアンによると、福島県内では大玉村のほか5つの自治体で、日本政府の「安全です」確約を無視し、表土削りを行った。

 同紙はまた、ここの子どもたちは衣替えできず、冬服のままだ、とも書いていた。

 大山小学校の安藤校長はこう言ったそうだ。

 「私たちが過剰反応していると政府は言っていますが、ここが私たちの住む場所なんです。ここが子どもたちが学校に通う場所なのです」

 "It is all very well the government telling us that we're over-reacting, but this is where we live. This is where our children go to school."

Posted by 大沼安史 at 02:16 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・資料〕 フランスIRSN報告でわかった福島の汚染・被曝状況の真相

 バンクーバー「平和哲学センター」 ⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/06/irsn-irsn-new-report-revealing.html

 米エネルギー省(DOE)・文科省の地図(下記 地図A)と、IRSNの地図(地図B)を比較検討した部分に注目!

 DOE・文科省がなぜか「薄い青(空色)」で表示した部分に、チェルノブイリ避難地域レベルの高濃度汚染区域が含まれることに注意!

 薄い青の地域は30-60万ベクレル/m2で、チェルノブイリだったら強制避難になっていた55.5万レベルの地域がある可能性があること、そして、80キロ圏ギリギリまで、人口密集している福島市、郡山市に帯のように降りかかっているような汚染地域をはっきり示したくなかったのではないかと思われます。

 よく見ると、30キロ圏内、「緊急時避難準備区域」になっている地域にはこの30-60万レべルを下回る地域(IRSNの地図では白い部分)もあるのです。文科省の地図はわざわざそこがわからないように「川内村」という字を乗せているように見えます。つまり、20-30キロ圏内ではかなりの地域が30-60万ベクレルの範囲か30万以下なのに「緊急避難準備区域」と指定しているにも関わらず、同じく30万ー60万ベクレルの汚染の帯が(下のISRN地図では濃い青)、伊達、福島、二本松、本宮、郡山、須賀川といった人口密集地帯にまで伸びているにも関わらず、何も方策を取らず放置しているのです。

 ☆ 地図A 米エネルギー省(DOE)・文科省の汚染地図

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  ☆ 地図B ISRN汚染地図

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Posted by 大沼安史 at 12:33 午後 | | トラックバック (0)

〔フクシマ・For the Record〕 IAEA調査団 暫定要旨

 日本語(仮訳) ⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu/2/20110601_211954.html
 英文 ⇒ http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu_img/20110601_01.pdf

 〔フクシマ・ノート〕 IAEA 「チェルノブイリ」に続き、「フクシマ」でまたも真相隠蔽報告 

  これは「IAEA」というものの本性を自ら曝け出した、恐るべき暫定報告である。これは記録に残しておかねばならない。

 今月下旬に出る「IAEAフクシマ(最終)報告書」は、あの悪名高い、IAEAの「チェルノブイリ報告」(重松逸造委員長)とともに、「原発事故の恐ろしさ」を隠蔽する、犯罪的な文書として記憶され、断罪されることになるだろう。

 広島の放射線影響研究所の重松逸造理事長が委員長を務めたIAEAの報告書(1991年5月発表)は「住民には……放射線被曝に直接原因があると見られる健康障害はなかった」と結論付けて批判を浴びたが、今回の「フクシマ報告書(暫定)」も、たとえば

 「避難を含め,公衆を保護するための日本政府の長期的な対応は見事であり、非常に良く組織されている」
  The Japanese Government’s longer term response to protect the public,
including evacuation, has been impressive and extremely well organized.

 ――と評価している。

 福島の子どもたちに「20MSv」も長期間にわたって強制被曝させ、これからも無期限に被曝させてゆく日本政府の「長期的な対応」のどこが「見事」だというのか?

 飯舘村に代表されるあの大混乱のどこが、「非常に良く組織された避難」なのか?

 原因についても、IAEAの暫定報告書要旨は、以下のように「津波」が原因だと言い張り、原発システムは「設計どおり作動」したとして、何の問題もなかったような書き方をしている。

 「しかし、大きな津波は、程度の差はあれ、これらの施設すべてに影響を与えた。その最も重大な結果が、東京電力福島第一で発生した」
  However, the large tsunami waves affected all these facilities to varying degrees, with the most serious consequences occurring at TEPCO`s Fukushima Dai-ichi.

 何ども繰り返すが、ニューヨーク・タイムズが報じた、「ベント」システムが(手動でも)作動しなかったことについては一切触れられていないし、地震時に起きたとみられる配管などの損傷についての言及もない。

 事故を起こした張本人(の仲間)が現場で検証するからこういうことになる。

 こうしたIAEAの姿勢について、小出裕章さんは「もちろん地震そのものも悪かったのだが、IAEAは津波が悪かったということにして、日本で原発を作りたいということ」「地震国の日本で原発が動いていること自体が問題なのだが、IAEAはそのことを問題にしたくない。津波のせいだけだということに押し込めたいと思っている」と指摘しているが、まったくもってその通りである。

 IAEAはしょせん、「原子力の(権益を守る)番犬」に過ぎない。今回の暫定報告で、独立性も客観性もない、その正体があらためて確認された。

 評論家の柳田邦男さんも加わった日本政府の事故調査委員会の調査活動に期待する。

Posted by 大沼安史 at 11:54 午前 | | トラックバック (0)

〔震災・NEWS〕 ハーバード大学が「東日本大震災デジタラアーカイブ」を構築 全農、全漁連、ヤマト運輸の資料も

 ⇒ http://archive-it.org/public/collection.html?id=2438

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 | | トラックバック (0)

2011-06-01

〔フクシマ・ノート〕 原因は……IAEA「津波」 米国の女性研究者「非常な愚かさと想像力の欠如」

 国際原子力機関(IAEA)の調査団は1日、首相官邸で総括会合を開き、政府に報告書骨子を文書で提出した。
 中日新聞 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060190133551.html

 マイク・ウェイトマン調査団長は取材団に「今回の事故は、津波が直接の原因だ」と述べた、という。

 しかし、この「直接」の意味はあくまでも「最終」であるはず。「最初」の原因は、もちろん「地震」である。
 
 「フクシマ」をめぐっては、「ベント」システムが3つの号機とも(手動でも)作動しなかった問題がニューヨーク・タイムズで暴露されるなど、機器それ自体の欠陥問題も浮上している。

 今回のIAEA調査団の「津波を直接の原因」とする見解は、「地震」その他の「原因」に蓋するもので、きわめて問題である。

  #

 ニューヨーク・タイムズが報じたロイター電によると、調査団が提出した報告書骨子は、たった3ページの要約だそうだ。
 ⇒ http://www.nytimes.com/reuters/2011/05/31/world/asia/news-us-japan-un.html?_r=1&hp

 それには、たしかに「津波の危険が過小評価されていた」と書かれており、これだけでも政府・東電は責任を免れない。

 しかしIAEA調査団もまた、地震に対する「原発」の脆弱性を過小評価している、といわざるを得ない。

 ロイター電によると、報告書の骨子は、「原発の設計・運転者はあらゆる自然災害のリスクを適切に評価し、防護対策をとらなければならない」と指摘している。
 しかしその「あらゆる自然災害」の中には「津波」だけでなく「地震」も含まれよう。
 "The tsunami hazard for several sites was underestimated," the report's three-page summary said.
 "Nuclear plant designers and operators should appropriately evaluate and provide protection against the risks of all natural hazards."

  #

 いくら原子力の推進機関とはいえ、IAEAの調査団の今回の調査、あまりにも駆け足、拙速に過ぎる。「フクシマ」の原発大災害に正面から向き合ったものとは到底、思えない。

 原因は津波、だから原発そのものの安全性には問題なし、とでも言いたいのだろうか?

 IAEAの調査団は今月(6月20~24日)にウィーンで開かれる閣僚級協議で正式の調査結果を発表する。
 その最終的な発表の中身次第では、IAEAの正当性さえ問われることになるだろう。 

  #

 このIAEA調査団の報告骨子に関連して、ロイター電は、来日して独自調査を行った米ミシガン大学の専門家、キム・キーフォートさんの、以下のようなコメントを紹介している。

 「今振り返ってみると、フクシマ原発は計画段階において、安全対策の面で非常に愚か(very stupid)で、想像力を欠くものだった」
 There are aspects of the planning for the safety of the Fukushima plant which are, in retrospect, very stupid, and show a lack of imagination," said Kim Kearfott, a University of Michigan nuclear safety expert who toured Japan on her own this week.

 「フクシマ」の事故の「最大の原因」は、彼女の言うように、日本政府と東電による「非常に愚かな」安全(?)対策である。これは最早、言うまでもない。

 「非常に愚か」でなければ――日本政府と東電が賢く、責任感を持っていたなら、津波でも何でも、「フクシマ」の悲劇は起きなかったはずである。

 千歩譲って、かりに「フクシマ」の「直接原因」が「津波」であったとしても、「根本原因」は自然の力をなめきった「非常な愚かさ」にある。

Posted by 大沼安史 at 06:22 午後 | | トラックバック (0)

〔スペイン・ビデオ・NEWS〕 私たちは草の根の改革ウイルスだ。根を下ろし、根を張る民衆ウイルスだ

 ガーディアン ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/video/2011/may/31/madrid-protests-video
 (2分45秒過ぎ)

 スペイン民主化「3・15」運動、広がる。ラテン・アメリカの風、イベリアに!

 日本の「3・11」運動も、脱原発・民主化のウイルスを草の根に広げなければならない。

Posted by 大沼安史 at 11:59 午前 | | トラックバック (0)