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2011-05-18

〔フクシマ・NEWS〕 「ベント」のバルブ 制御室からのコマンド効かず 「手動」でのバルブ開放 1号機:放射線高すぎて断念 2号機:開放したはずなのに圧力下がらず 3号機:7回試みたが開かず ニューヨーク・タイムズが報道 

  東電経営陣(首脳部)が「ツナミに襲われてから17時間以上経ってから――政府の「ベント」命令が下ってから6時間経って」ようやく、「ベント」の開始を現場に命じたあと、どんなことが起きたか?

 前記のニューヨーク・タイムズの報道は、この模様をこう伝えている。

 「フクシマ」の原発運転員たちは、この新しい指令を早速、実行に移そうとした。しかし、彼らの前に一連の問題が滝のように待ち構えていた。

 「ベント」システムは制御室から動かせる設計になっていた。しかし、運転員たちは「ベント」システムを動かせなかった。

 最もあり得る原因は、死活的なバルブを開ける電気が切れていたことだ。そこで「1号機」の運転員たちは手動でバルブを開けようとしたが、もうそのときには、放射線が高すぎる状態だった。

 「2号機」の運転員たちは手動でバルブを開けようとした(大沼――1号機と違って、手動であける作業に着手した)。しかし、炉内の圧力は下がらなかった。「ベント」が手動で開いたかどうか、確認できなかった(東電の資料による)。

 「3号機」では運転員が「7回」、手動でバルブを開けようと試みた。しかしバルブは閉じたままだった(東電資料)。

 東電によれば、「マークⅠ型」の新型の「ベントシステム」は、「フクシマ」で2001年までに設置を終えていた。 

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/05/18/world/asia/18japan.html?pagewanted=2&hp

Posted by 大沼安史 at 11:58 午前 |