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2011-05-17

〔フクシマ・ノート〕 ニューヨーク・タイムズ 「ハマオカ」の長野栄一さん(90歳)と白鳥良香さん(78歳)を紹介 運転停止の原発を見渡す砂丘は道徳の高み 

 ニューヨーク・タイムズの前記記事は、「浜岡原発」反対運動のリーダー、長野栄一さん(90歳)と白鳥良香さん(78歳)を紹介している。⇒ http://www.nytimes.com/2011/05/17/world/asia/17japan.html?pagewanted=3&_r=1&partner=rss&emc=rss

 13日、中部電力は午前10時に浜岡原発の停止作業に入った。長野栄一さん(90歳)と白鳥良香さん(78歳)は、強風を衝いて海岸線を歩き始めた。白鳥さんが先導し、長野さんがあとに続く。風に負けまいと懸命な足取り。しかし、その歩みはどこか弾んでいる。2人は砂丘を一気に登った。「立入り禁止」の看板があるところへ出た。
 「私たちはもちろん喜んでいます」と長野さんは言った。「でも、私たちがもっとがんばっていれば、もっと声を大きくして叫んでいれば、フクシマ・ダイイチの事故は防げたかもしれません。フクシマが犠牲になることでハマオカの運転は停止されたのです」

 On Friday, as Chubu Electric began shutting down a reactor at 10 a.m., Eiichi Nagano, 90, and Yoshika Shiratori, 78, were battling strong winds on the shoreline leading to the plant here. Mr. Shiratori, a leader of the lawsuit, led the way as Mr. Nagano followed with a sprightly gait despite a bent back. The two men scrambled up a dune, stopping only before a “No Trespassing” sign.

“Of course, we’re pleased about the suspension,” Mr. Nagano said, as the strong wind seemed to threaten to topple him. “But if we had done more, if our voices had been louder, we could have prevented the disaster at Fukushima Daiichi. Fukushima was sacrificed so that Hamaoka could be suspended.”

 「私たちがもっとがっばっていたら、フクシマを防げたかも知れません……」―― 長野さんのこの言葉を読んで、涙がこぼれ落ちた。
 長野さんと白鳥さんが「ハマオカ」の様子を見に駆け上がった砂丘は、この老闘士たちが人生をかけて築きあげた「道徳の高み」である。

 「浜ネット」のホームページは ⇒ http://hamaokagenpatsu.web.fc2.com/

Posted by 大沼安史 at 10:25 午前 |

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